JP2013503349A - 主要有害心イベントの予測のためのバイオマーカーおよびその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、患者における、急性冠症候群(ACS)の少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベント(MACE)を経験するリスクを決定する方法を包含する。この方法は、a)患者から試験試料を得る工程、b)試験試料におけるトロポニンI(TnI)、プロB型ナトリウム利尿ペプチド(プロBNP)またはその切断産物、高感度C反応性タンパク質(hsCRP)、ミエロペルオキシダーゼ(MPO)、胎盤増殖因子(PlGF)、推算糸球体濾過量(eGFR)、ホモシステイン(HCY)、コリン、虚血修飾アルブミン(IMA)、可溶性CD40リガンド(sCD40L)およびリポタンパク質関連ホスホリパーゼA2(LpPLA2)からなる群から選択される少なくとも3種類のバイオマーカーの量を決定する工程、ならびにc)少なくとも3種類のバイオマーカーの量をバイオマーカー標準試料と比較する工程を含み、リスクは比較の結果によって決定される。特に、これら少なくとも3種類のバイオマーカーは、例えば、プロBNPまたはその切断産物、PlGF、eGRFおよびホモシステインからなる群から選択されてよい。あるいは、少なくとも3種類のバイオマーカーは、例えば、プロBNPまたはその切断産物(例えば、BNPまたはNT−プロBNP)、PlGFおよびeGFRからなる群から選択される。さらに、少なくとも3種類のバイオマーカーは、例えば、cTnI、プロBNPまたはその切断産物およびPlGFからなる群から選択される。あるいは、少なくとも3種類のバイオマーカーは、例えば、cTnI、プロBNPまたはその切断産物、コリンおよびeGFRからなる群から選択される。試験試料は、血液、血清および血漿からなる群から選択されてよい。この結果は、患者がストレス試験を受けた後に、急性冠症候群の少なくとも1症状を呈して1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクの決定に用いられてよい。主要有害心イベントは、例えば、心筋梗塞、死亡および血行再建、血行再建反復、脳卒中、心不全およびリズム障害からなる群から選択される少なくとも1状態を含む。さらに、本発明は、患者から得られた試験試料におけるBNPレベルを評価する工程を含む、患者における、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクを決定する方法を含み、約150pg/mL以下のBNPレベルは、前記試験試料におけるPlGFレベルが評価される必要があることを示し、約150pg/mLを超えるBNPレベルは、患者のeGRFが評価される必要があることを示し、PlGFレベルが評価される必要がある場合、約19.5pg/mL以下のPlGFレベルは、試験試料におけるBNPレベルが再評価される必要があることを示し、BNPレベルが再評価される必要がある場合、約65pg/mL以下のBNPレベルは、患者がACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが低いことを示し、約65pg/mLを超えるBNPレベルは、患者がACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、eGFRが評価される必要がある場合、約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRレベルは、患者がACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、約68mL/min/1.73m2以下のeGRFレベルは、患者がACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが高いことを示す。特に、約150pg/mL以下のBNPレベルを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約6.4%の主要有害心イベント発生率を有する。また、約150pg/mLを超えるBNPレベルを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約27.6%の主要有害心イベント発生率を有する。さらに、約19.5pg/mL以下のPlGFレベルを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約2.4%の主要有害心イベント発生率を有する。さらに、約19.5pg/mLを超えるPlGF値を有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.5%の主要有害心イベント発生率を有する。また、約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.3%の主要有害心イベント発生率を有する。さらに、約68mL/min/1.73m2以下のeGFRを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約36.5%の主要有害心イベント発生率を有する。また、約65pg/mL以下のBNPレベルを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約1%未満の主要有害心イベント発生率を有する。さらに、約65pg/mLを超えるBNPレベルを有する患者は、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約12.1%の主要有害心イベント発生率を有する。
分析物(またはその断片)の存在、量または濃度に関して試験試料を測定法するためのキットもまた、本発明の範囲内に包含される。キットは、分析物(またはその断片)に関して試験試料を測定法するための少なくとも1種類の構成要素および分析物(またはその断片)に関して試験試料を測定法するための取扱説明書を含む。分析物(またはその断片)に関して試験試料を測定法するための少なくとも1種類の構成要素は、例えば、場合によって固相上に固定化された、バイオマーカー(またはその断片、変種もしくは変種の断片)に対する抗体を含む組成物を含むことができる。
本明細書に記載されている測定法等、測定法により試験試料における分析物の存在、量または濃度を決定するキット(またはその構成要素)および方法は、例えば、米国特許第5,089,424号および第5,006,309号明細書に記載され、例えば、ARCHITECT(登録商標)としてAbbott Laboratories(イリノイ州アボットパーク)により市販されている、様々な自動および半自動システム(固相が微粒子を含むシステム等)における使用に適応され得る。
本明細書における「バイオマーカー」は、正常な生物学的過程、発病過程または治療介入に対する薬理学的反応の指標として客観的に測定および評価される特性または実体である。これは、血圧または心拍数等、生理学的指標を含むことができ、身体によって産生され、血流中に放出される、測定可能で定量化可能なタンパク質、ペプチドまたは小分子等、化合物または生体物質も意味し得る。この定義には、クレアチニン、アルブミン、血中尿素窒素、年齢、性別、民族および体重に基づいてよい、推算糸球体濾過量(eGFR)等のバイオマーカーに基づくパラメータも含まれる。
本明細書における「ミエロペルオキシダーゼ」または「MPO」は、白血球に貯蔵された血液タンパク質であり、広範囲の生物に対する生体防御機構において機能する。白血球の活性化は、過酸化水素の介在によるハロゲン化物イオンの過酸化を触媒するMPOの分泌をもたらす。これらの産物は、炎症部位における酸化ダメージを促進する。MPOは、炎症ならびに初期内皮細胞機能不全、プラーク惹起および進行、不安定プラークの発達およびそれに続く動脈硬化性プラークの合併症に関与するイベントと関連付けられてきた。MPOは、心イベントのリスクがあるトロポニン陰性患者を同定し(Baldusら、Circulation.2003;108:1440−1445)、他の従来マーカーよりも的中率を増す(Brennanら、NEJM.2003;349:1595−604)ことを示した。
用語「多価結合タンパク質」は、2以上の抗原結合部位を含む結合タンパク質を表すよう本明細書において用いられている。多価結合タンパク質は、好ましくは3以上の抗原結合部位を有するよう操作され、一般に自然発生的な抗体ではない。
前向き、盲検、多施設コホート治験を行った。この試験の目的は、バイオマーカーの濃度が単独または様々な組み合わせのいずれかにより予後値を提供するか決定して、ACSを示唆する虚血性症状を呈する患者における死亡、非致死的MIまたは血行再建の必要性を予測(陽性的中率)または除外(陰性的中率)することである。加えて、試験は、非心臓性原因による心虚血のために胸痛を呈した患者の識別にバイオマーカーを用いることができるか決定するよう調査した。試験は、心不全、血行再建反復の必要性、ACSによる再入院または生命に関わるリズム障害等、二次イベントの予測における、これらのバイオマーカーの有用性の決定も調査した。
598名の患者を試験に登録した。新規のNSTEMI/ACSを示唆する虚血性症状を発症した適格患者が救急医療部に来院した際に補充した。入院中の臨床特性、心臓手術および心イベントに関するデータを収集した。登録後30日および約1年目に電話による追跡調査を行い、一次および二次エンドポイントを評価した。欧州心臓病学会(European Society of Cardiology)/米国心臓病学会(American College of Cardiology)合同委員会の心筋梗塞の定義(Alpert JS、Thygesen Kら、Eur Heart J、2000;21:1502−13)を利用した地域委員会によりMIを判定した。したがって、次の判断基準の内いずれか1項は、急性、発展中または最新のMIの診断を満たす。
1)次の内少なくとも1項を伴う、心筋壊死の生化学マーカーの典型的な上昇およびゆるやかな低下(トロポニン)またはより急速な上昇および低下(CK−MB)
a)虚血性症状
b)ECGにおける病的Q波の発生
c)虚血を示唆するECG変化(ST上昇または下降)
d)冠動脈インターベンション(例えば、冠動脈形成術)
2)急性MIの病理的所見
試験に登録されるには、患者は次の要件を満たさなければならない。
1.試験に向けた活動の開始前に署名した同意書
2.妊娠が判明していない出産可能年齢の女性
3.年齢:最低でも18歳
4.それに先立つ12時間以内に最新の胸痛を伴う虚血の少なくとも1種類の徴候および/または症状の呈示。虚血の徴候および/または症状を次に挙げる。
・首、顎、肩、背中または片方もしくは両方の腕に放散する痛み;または胸部不快感を伴う可能性のある原因不明の消化不良もしくは「胸焼け」、げっぷ、心窩部痛、吐き気および/または嘔吐;および/または付随する呼吸困難、および/または付随する発汗。
・カテーテル処置、血行再建または心筋梗塞の病歴に記録された冠疾患。
・虚血と一致したECG所見;例として、次のものが挙げられる。
○少なくとも0.05mVのST下降の新規所見、または
○少なくとも0.1mVの一過的(<20分間)ST上昇、または
○少なくとも2導出におけるT波逆転
次の要件を満たす場合、患者は試験に登録しなかった。
1.少なくとも0.1mVの持続的(>20分間)ST上昇
2.試験の目的を理解できない
3.患者が18歳未満である
4.患者が囚人である
登録時、4から8時間後、その時点で入院していれば登録12−16時間後に患者の血液試料を得た。血液を採取および処理して、5種類の異なる検体型(ヘパリンリチウム血漿、ヘパリンリチウム全血、EDTA血漿、EDTA全血および血清)を得た。解析前に試料を主に−70℃で保存した。
患者の病歴または指示された治療に関する知識を持たず、心臓バイオマーカーを決定した。表1に示す臨床試料により評価したバイオマーカーは、心筋トロポニンI(cTnI)、B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)、N末端プロBNP(NT−プロBNP)、C反応性タンパク質(hsCRP)、ミエロペルオキシダーゼ(MPO)、胎盤増殖因子(PlGF)、コリン、リポタンパク質関連ホスホリパーゼA2(LpPLA2)、虚血修飾アルブミン(IMA)、可溶性CD40リガンド(sCD40L)およびホモシステイン(HCY)を含む。これらのバイオマーカーを検査して、濃度増加が、患者集団における死亡、非致死的MIまたは血行再建の必要性を予測する(陽性的中率)か決定した。これらのバイオマーカーの、将来的な死亡、非致死的MIまたは血行再建の必要性を除外する(陰性的中率)能力も決定した。
合計598名の患者を試験に登録したが、55名の患者は追跡調査の情報を利用できなかった。バイオマーカーの予後有用性にさらに焦点を合わせるため、発症後最初の24時間に主要有害心イベントを患う別の40名の患者は解析セットから除外した。全患者における各バイオマーカーの有用性を評価するため、実験室からバイオマーカー値が失われたため別の53名の患者を除外した。これにより、評価のために合計449名の患者が残った。表2は、この患者集団のベースライン特性を示す。この患者群において47例(10.5%発生率)の複合型主要有害心イベントが存在した。主要有害心イベントは、19例の死亡(4.2%発生率)、7例の心筋梗塞(1.6%発生率)および21例の血行再建(4.7%発生率)からなる。
利用できる全時点の最大バイオマーカー値をその後の解析に用いた。各バイオマーカーおよび検査値をいくつかの二値変数(10%区間により規定)に独立的に分類して、1年目における主要有害心イベントの発生率との最も強い関連を明らかにする二分法を同定した。カイ二乗検定を用いて最適カットオフを決定した。次に、最適カットオフにおける各バイオマーカーに対する相対リスクを決定した。最適カットオフ、カイ二乗値および相対リスクを有する各バイオマーカーの二分法を表3に示す。
CART(分類と回帰木(Classification and Regression Tree))解析(Muller R.Clin Chim Acta.2008;394:1−6を参照)を複数マーカーの解析に利用した。BNPは、最高のカイ二乗値を有し、したがって患者の予後またはリスク層別化に最も有意に関連する。図1に示す通り、第一の分割に150pg/mLのBNPカットオフを用いた。150pg/mL以下のBNP値を有する6.4%の主要有害心イベント発生率の362名の患者および150pg/mLを超えるBNP値を有する27.6%の主要有害心イベント発生率の87名の患者が存在する。次に、推算GFR(eGFR)を用いて、150pg/mLを超えるBNP値により87名の患者をさらに区別化する。68mL/min/1.73m2のeGFRカットオフを用いると、52名の患者は36.5%の主要有害心イベント発生率を有する高リスクカテゴリーに入り、35名の患者は、68mL/min/1.73m2を超えるeGFRを有し14.3%の主要有害心イベント発生率を有する。
Claims (28)
- a)患者から試験試料を得る工程、
b)前記試験試料における、心筋トロポニンI(cTnI)、プロB型ナトリウム利尿ペプチド(プロBNP)またはその切断産物、高感度C反応性タンパク質(hsCRP)、ミエロペルオキシダーゼ(MPO)、胎盤増殖因子(PlGF)、推算糸球体濾過量(eGFR)、ホモシステイン(HCY)、コリン、虚血修飾アルブミン(IMA)、可溶性CD40リガンド(sCD40L)およびリポタンパク質関連ホスホリパーゼA2(LpPLA2)からなる群から選択される少なくとも3種類のバイオマーカーの量を決定する工程、ならびに
c)前記少なくとも3種類のバイオマーカーの量をバイオマーカー標準試料と比較する工程
を含み、リスクは前記比較の結果によって決定される、
患者における、急性冠症候群(ACS)の少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベント(MACE)を経験するリスクを決定する方法。 - 前記少なくとも3種類のバイオマーカーが、プロBNPまたはその切断産物、PlGF、eGRFおよびホモシステインからなる群から選択される、請求項1の方法。
- 前記少なくとも3種類のバイオマーカーが、プロBNPまたはその切断産物、PlGFおよびeGFRからなる群から選択される、請求項1の方法。
- 前記少なくとも3種類のバイオマーカーが、cTnI、プロBNPまたはその切断産物およびPlGFからなる群から選択される、請求項1の方法。
- 前記少なくとも3種類のバイオマーカーが、cTnI、プロBNPまたはその切断産物、コリンおよびeGFRからなる群から選択される、請求項1の方法。
- 前記試験試料が、血液、血清および血漿からなる群から選択される、請求項1の方法。
- 前記切断産物がBNPまたはNT−プロBNPである、請求項1の方法。
- 前記患者がストレス試験を受けた後に、急性冠症候群の少なくとも1症状を呈して1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクの決定に前記結果が用いられる、請求項1の方法。
- 前記主要有害心イベントが、心筋梗塞、死亡、血行再建、血行再建反復、脳卒中、心不全およびリズム障害からなる群から選択される少なくとも1状態を含む、請求項1の方法。
- 患者から得られた試験試料におけるBNPレベルを評価する工程を含み、
約150pg/mL以下のBNPレベルは、前記試験試料におけるPlGFレベルが評価される必要があることを示し、約150pg/mLを超えるBNPレベルは、前記患者のeGRFが評価される必要があることを示し、前記PlGFレベルが評価される必要がある場合、約19.5pg/mL以下のPlGFレベルは、前記試験試料におけるBNPレベルが再評価される必要があることを示し、前記BNPレベルが再評価される必要がある場合、約65pg/mL以下のBNPレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが低いことを示し、約65pg/mLを超えるBNPレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、eGFRが評価される必要がある場合、約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、約68mL/min/1.73m2以下のeGRFレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが高いことを示す、
患者における、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクを決定する方法。 - 約150pg/mL以下のBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約6.4%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約150pg/mLを超えるBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約27.6%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約19.5pg/mL以下のPlGFレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約2.4%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約19.5pg/mLを超えるPlGF値を有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.5%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.3%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 68mL/min/1.73m2以下のeGFRを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約36.5%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約65pg/mL以下のBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約1%未満の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 約65pg/mLを超えるBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約12.1%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項10の方法。
- 患者から得られた試験試料におけるBNPレベルを評価する工程を含み、
約150pg/mL以下のBNPレベルは、前記試験試料におけるPlGFレベルが評価される必要があることを示し、約150pg/mLを超えるBNPレベルは、前記患者のeGRFが評価される必要があることを示し、前記PlGFレベルが評価される必要がある場合、約19.5pg/mL以下のPlGFレベルは、前記試験試料におけるHCYレベルが評価される必要があることを示し、19.5を超えるPlGFレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、前記eGFRが評価される必要がある場合、約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、約68mL/min/1.73m2以下のeGRFレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが高いことを示し、前記HCYレベルが評価される必要がある場合、約12.5μmol/L以下のHCYレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが低いことを示し、約12.5μmol/Lを超えるHCYレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示す、
患者における、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験する発生率を決定する方法。 - 約150pg/mLを超えるBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約27.6%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約150pg/mL以下のBNPレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約6.4%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約19.5pg/mLを超えるPlGF値を有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.5%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約19.5pg/mL以下のPlGFレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約2.4%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約14.3%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約68mL/min/1.73m2以下のeGFRレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約36.5%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 12.5μmol/L以下のHCYレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約1%未満の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 約12.5μmol/Lを超えるHCYレベルを有する患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に約10%の主要有害心イベント発生率を有する、請求項19の方法。
- 患者が約0.015ng/mL以下の心筋トロポニンIレベルを有するかどうか決定する工程、および前記患者が約0.015ng/mL以下の心筋トロポニンIレベルを有する場合、前記患者から得られた試験試料におけるBNPレベルを評価する工程を含み、
約150pg/mL以下のBNPレベルは、前記試験試料におけるPlGFレベルが評価される必要があることを示し、約150pg/mLを超えるBNPレベルは、前記患者のeGRFが評価される必要があることを示し、前記PlGFレベルが評価される必要がある場合、約19.5pg/mL以下のPlGFレベルは、前記試験試料におけるBNPレベルが再評価される必要があることを示し、前記BNPレベルが再評価される必要がある場合、約65pg/mL以下のBNPレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが低いことを示し、約65pg/mLを超えるBNPレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、eGFRが評価される必要がある場合、約68mL/min/1.73m2を超えるeGFRレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが中程度であることを示し、約68mL/min/1.73m2以下のeGRFレベルは、前記患者が、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクが高いことを示す、
慢性腎疾患であると診断された患者における、ACSの少なくとも1症状を呈してから1年以内に主要有害心イベントを経験するリスクを決定する方法。
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