JP2013502845A - マルチラジオデバイスにおけるラジオ選択 - Google Patents

マルチラジオデバイスにおけるラジオ選択 Download PDF

Info

Publication number
JP2013502845A
JP2013502845A JP2012525673A JP2012525673A JP2013502845A JP 2013502845 A JP2013502845 A JP 2013502845A JP 2012525673 A JP2012525673 A JP 2012525673A JP 2012525673 A JP2012525673 A JP 2012525673A JP 2013502845 A JP2013502845 A JP 2013502845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interference
radio
radios
information
entity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012525673A
Other languages
English (en)
Inventor
ウィートフェルト、リチャード・ドミニク
ジャン、ドン−アン
クリシコス、ジョージ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013502845A publication Critical patent/JP2013502845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

ラジオのセットを有し、アプリケーションのセットをサポートするワイヤレスデバイスによる通信をサポートするための技法について説明する。一態様では、良好なパフォーマンスを得るために、干渉情報と追加情報とに基づいてラジオ選択が実行され得る。1つの設計では、ワイヤレスデバイス上での使用のために利用可能な複数のラジオが識別され得る。たとえば、干渉データベースまたは変換された干渉データベースから、複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報が取得され得る。また、ラジオ選択のために使用される追加情報が取得され得、追加情報は通信プロファイル、通信プリファレンス、アプリケーション要件、ラジオ能力などのための情報を含み得る。干渉情報と追加情報とに基づいて複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオが選択され得る。

Description

本出願は、本発明の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2009年8月18日に出願された「COEXISTENCE-ASSISTED SYSTEM SELECTION FOR MULTI RADIO OPERATION」と題する米国仮出願第61/234,950号への優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信デバイスによる通信をサポートするための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレス通信デバイスは、様々なワイヤレス通信ネットワークとの通信をサポートするために、いくつかのラジオを含み得る。ワイヤレスデバイスは、異なる要件を有し得る、いくつかのアプリケーションをサポートし得る。良好なパフォーマンスが達成され得るように、ワイヤレスデバイス上のアクティブアプリケーションのための通信をサポートすることが望ましいことがある。
本明細書では、ワイヤレスデバイスによる通信をサポートするための技法について説明する。ワイヤレスデバイスは、無線通信をサポートすることができるラジオのセットを含み得る。任意の数のラジオおよび複数のラジオのうちのいずれか1つが、所与の瞬間において利用可能であり得る。ワイヤレスデバイスはまた、アプリケーションのセットをサポートし得る。任意の数のアプリケーションおよび複数のアプリケーションのうちのいずれか1つが、所与の瞬間においてアクティブになり得る。
一態様では、良好なパフォーマンスを得るために、干渉情報と追加情報とに基づいてラジオ選択が実行され得る。1つの設計では、ワイヤレスデバイス上での使用のために利用可能である複数のラジオが、たとえば、ワイヤレスデバイス内の接続マネージャによって識別され得る。複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報が取得され得る。また、ラジオ選択のために使用される追加情報が取得され得、追加情報は通信プロファイル、通信プリファレンス、アプリケーション要件、ラジオ能力などのための情報を備え得る。干渉情報と追加情報とに基づいて複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオが選択され得る。
1つの設計では、干渉データベースが、ラジオのセットのための干渉状態に関する情報をワイヤレスデバイス上に記憶し得る。干渉データベースは、ラジオ選択のためにより容易または簡単に使用され得る形式を有し得る、変換された干渉データベースに変換され得る。変換は、必要なときに(たとえば、ラジオ選択が実行されたときに)、または所定のレートで周期的に、および/またはラジオのセットのための干渉状態があらかじめ定義された基準を満たすときに実行され得る。干渉情報は、変換された干渉データベースに基づいて取得され得る。
本開示の様々な態様および特徴について以下でさらに詳細に説明する。
様々なワイヤレスネットワークと通信するワイヤレスデバイスを示す図。 ワイヤレスデバイスのブロック図。 アプリケーションのためのラジオ選択を実行するためのコールフローを示す図。 干渉情報を備える例示的なカラーチャートを示す図。 例示的な変換されたカラーチャートを示す図。 干渉情報を利用することのないラジオ選択を示す図。 干渉情報を利用することによるラジオ選択を示す図。 ラジオ選択のための様々なエンティティ間の相互作用を示す図。 ラジオ選択を実行するためのプロセスを示す図。
図1に、複数のワイヤレス通信ネットワークと通信することが可能なワイヤレス通信デバイス110を示す。これらのワイヤレスネットワークは、1つまたは複数のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)120および130、1つまたは複数のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)140および150、1つまたは複数のワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)160、1つまたは複数のブロードキャストネットワーク170、1つまたは複数の衛星測位システム180、図1に示していない他のネットワークおよびシステム、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換可能に使用される。WWANはセルラーネットワークであり得る。
セルラーネットワーク120および130は各々、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、または他の何らかのネットワークであり得る。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術またはエアインターフェースを実装し得る。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000はCDMA 1Xとも呼ばれ、IS−856はEvolution−Data Optimized(EVDO)とも呼ばれる。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、Digital Advanced Mobile Phone System(D−AMPS)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。セルラーネットワーク120は、カバレージ内のワイヤレスデバイスのための双方向通信をサポートすることができるいくつかの基地局122を含み得る。同様に、セルラーネットワーク130は、カバレージ内のワイヤレスデバイスのための双方向通信をサポートすることができるいくつかの基地局132を含み得る。
WLAN140および150は各々、IEEE802.11(Wi−Fi)、Hiperlanなどの無線技術を実装し得る。WLAN140は、双方向通信をサポートすることができる1つまたは複数のアクセスポイント142を含み得る。同様に、WLAN150は、双方向通信をサポートすることができる1つまたは複数のアクセスポイント152を含み得る。WPAN160は、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.15などの無線技術を実装し得る。WPAN160は、ワイヤレスデバイス110、ヘッドセット162、コンピュータ164、マウス166など、様々なデバイスのための双方向通信をサポートし得る。
ブロードキャストネットワーク170は、テレビジョン(TV)ブロードキャストネットワーク、周波数変調(FM)ブロードキャストネットワーク、デジタルブロードキャストネットワークなどであり得る。デジタルブロードキャストネットワークは、MediaFLO(商標)、Digital Video Broadcasting for Handhelds(DVB−H)、Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting(ISDB−T)、Advanced Television Systems Committee−Mobile/Handheld(ATSC−M/H)などの無線技術を実装し得る。ブロードキャストネットワーク170は、一方向通信をサポートすることができる1つまたは複数の放送局172を含み得る。
衛星測位システム180は、米国のGlobal Positioning System(GPS)、ヨーロッパのGalileoシステム、ロシアのGLONASSシステム、日本のQuasi−Zenith Satellite System(QZSS)、インドのIndian Regional Navigational Satellite System(IRNSS)、中国のBeidouシステムなどであり得る。衛星測位システム180は、測位のために使用される信号を送信するいくつかの衛星182を含み得る。
ワイヤレスデバイス110は、固定でも移動でもよく、ユーザ機器(UE)、移動局、モバイル機器、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス110は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、ブロードキャスト受信機などであり得る。ワイヤレスデバイス110は、セルラーネットワーク120および/または130、WLAN140および/または150、WPAN160内のデバイスなどと双方向に通信し得る。ワイヤレスデバイス110はまた、ブロードキャストネットワーク170、衛星測位システム180などから信号を受信し得る。概して、ワイヤレスデバイス110は、所与の瞬間において任意の数のワイヤレスネットワークおよびシステムと通信し得る。
図2に、ホストサブシステム210とラジオサブシステム230とを含む、ワイヤレスデバイス110の設計のブロック図を示す。図2に示す設計では、ホストサブシステム210は、ホストプロセッサ220とメモリ222とを含む。ワイヤレスデバイス110は、ボイス、パケットデータ、ビデオシェア、ビデオテレフォニー、電子メール、ブロードキャスト受信、インスタントメッセージング、プッシュツートークなどの異なる通信サービスを与え得る、L個のアプリケーション224a〜224lをサポートし得る。概して、Lは任意の値であり得る。L個のアプリケーション224のうちのいずれか1つが、所与の瞬間においてアクティブであり得る。アプリケーションプログラミングインターフェース(API)226は、ワイヤレスデバイス110のためのアプリケーション224とオペレーティングシステム(OS)228との間の通信をサポートし得る。オペレーティングシステム228は、ワイヤレスデバイス110の動作を制御し、ハイレベルオペレーティングシステム(HLOS)または他の何らかのオペレーティングシステムであり得る。ホストプロセッサ220は、アクティブアプリケーションを実行し、また、APIおよびオペレーティングシステムを実行し得る。メモリ222は、ホストプロセッサ220のためのプログラムコードおよびデータを記憶し得る。
図2に示す設計では、ラジオサブシステム230は、接続マネージャ(CnM:connection manager)240と、共存マネージャ(CxM:coexistence manager)260と、処理コア280と、CnMデータベース252と、CxMデータベース272と、R個のラジオ290a〜290rとを含み、Rは任意の値であり得る。ラジオサブシステム230は、モデムチップ、モデムチップセット、ワイヤレスデータカードなどであり得る。R個のラジオ290は、3GPP2セルラーネットワーク(たとえば、CDMA 1X、EVDOなど)、3GPPセルラーネットワーク(たとえば、GSM、GPRS、EDGE、WCDMA/UMTS、LTEなど)、WLAN、WiMAXネットワーク、GPS、Bluetooth、ブロードキャストネットワーク、近距離通信(NFC:Near Field Communication)、無線周波数識別情報(RFID:Radio Frequency Identification)などのためのものであり得る。
接続マネージャ240は、利用可能なラジオを介したアクティブアプリケーションのための通信をサポートするために様々な機能を実行し得る。接続マネージャ240内で、CnM API 242は、以下で説明するように、接続マネージャ240と、共存マネージャ260と、アプリケーション224との間の通信を容易にし得る。システムポリシーマネージャ244は、ラジオに関連するポリシーを管理し、イベントに応答してラジオをアクティブおよび非アクティブにし、ワイヤレスネットワーク間のハンドオフを管理し得る。ポリシーは、任意の所与のアプリケーションにどの(1つまたは複数の)ラジオを使用すべきかを判断するために使用され得る。システムポリシーマネージャ244は、3GPP2における好適ローミングリスト(PRL:preferred roaming list)、3GPPにおける好適なパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)のリストなどによって提供され得るネットワーク事業者ルールに基づいて動作し得る。システムリソースマネージャ246は、競合解消、電力管理、リンクサービス品質(QoS:quality of service)、承認制御などのリソース管理を実行するために、システムポリシーマネージャ244とインターフェースし得る。ラジオインターフェースマネージャ248は、呼を管理し、電話設定を変更し、付加サービスを登録/登録解除し、呼状況、電話の状態/状況、およびサービス状況に関してアプリケーションに通知し得る。ラジオインターフェースマネージャ248はまた、モバイルインターネットプロトコル(MIP:Mobile Internet Protocol)、ネイバーチャネル測定値、より良いシステム検出、事前認証およびセキュリティキー交換、ならびにボイスおよびデータサービスのための他の機能ユニットを使用してサービス継続性を管理し得る。ラジオインターフェースマネージャ248はまた、ワイヤレスデバイス110と他のワイヤレスデバイスとの間のピアツーピア通信をサポートし得る。CnMコントローラ250は、接続マネージャ240の全体的な制御を担当し得る。CnMコントローラ250は、どのアプリケーションがアクティブであるかを判断し、アクティブアプリケーションの要件を取得し、利用可能なまたは選択されたラジオに関する情報を提供するために、CnM APIを介してアプリケーション224と通信し得る。CnMコントローラ250はまた、たとえば、共通バス258を介して交換されるメッセージを通して、接続マネージャ240内の他のマネージャおよびコントローラの動作を調整し得る。
共存マネージャ260は、ラジオ290とインターフェースし、ラジオの動作を制御し得る。共存マネージャ260は、アクティブラジオから入力を受信し、これらのラジオ間の干渉を緩和し、できる限り多くのラジオのための良好なパフォーマンスを達成するためにアクティブラジオの動作を制御し得る。共存マネージャ260内で、CxMコントローラ270は、共存マネージャ260の全体的な制御を担当し得る。ルックアップテーブル(LUT:look-up table)262は、現在の動作シナリオに基づいてデータベースの関係部分を取り出すためにCxMデータベース272に関連付けられ得る(およびインターフェースし得る)。ハードウェアアクセラレータ(HWA:hardware accelerator)264は、いくつかの機能の効率的な処理を行い、メモリストアに直接アクセスするために直接メモリアクセス(DMA:direct memory access)モジュール266を使用し得る。
プロセッサコア280は、ラジオサブシステム230内のユニットの処理を実行し得る。処理コア280内で、中央処理装置(CPU)282は、接続マネージャ240および共存マネージャ260によって要求される処理を実行し得る。CPU282はまた、ラジオ290を介して送信または受信されるデータの処理を実行し得る。各ラジオ290の処理は、そのラジオによってサポートされる無線技術に依存し、符号化、復号、変調、復調、暗号化、解読などを含み得る。メモリ284は、接続マネージャ240および共存マネージャ260のためのプログラムコードおよびデータを記憶し得る。DMA/ファブリックコントローラ286は、ローカルまたは外部システムメモリまたは他のサブシステムとのデータ転送をサポートし得る。バスコントローラ288は、データバス258を介する通信を調整し得る。
1つの設計では、処理コア280は、たとえば、ラジオ選択、システム選択、およびラジオ間のハンドオフに関した機能について、共存マネージャ260および接続マネージャ240の処理を実行することができる。CPU282は、ラジオサブシステム230内に配置された組込みプロセッサであり得る。CPU282および関連メモリ284は、CnMおよびCxM機能をホスティングするために単一の集中型の環境をもたらすことができる。これにより、接続マネージャ240は、局所型の環境中のすべてのアクティブラジオのリアルタイム管理を提供することが可能になり得る。これにより、接続マネージャ240は、任意の数のラジオをサポートするためにスケーラブルなインフラストラクチャを提供することも可能になり得る。CPU282は、CnMおよびCxM機能を実行する際に電力節約を提供するために、必要とされるパフォーマンスが従来のCPUよりも低い、低電力プロセッサであり得る。さらに、CPU282は、接続マネージャ240および共存マネージャ260が必要なときに機能することができるように「常時オン(always on)」環境を提供し得る。この「常時オン」機能は、電力消費量を低減するために、適切なときにCPU282がスリープすることを同時に可能にしながら確保され得る。
CxMデータベース272は、異なる動作シナリオにおける異なるラジオの組合せのパフォーマンスに関する情報を備え得る、干渉データベースを記憶することができる。干渉データベースは、カラーチャートまたは何らかの他のフォーマットの形式であり得る。ラジオの動作は、ラジオの許容できるパフォーマンスを取得するために干渉データベースに基づいて制御され得る。
CnMデータベース252は、アプリケーションのためのラジオを選択するために使用され得る、様々なタイプの情報を記憶し得る。たとえば、CnMデータベース252は、(i)接続性を取得するために使用され得るプロファイルのプロファイルデータベース、(ii)異なるワイヤレスネットワークのための情報のネットワークデータベース(たとえば、PRL、好適なPLMNリストなど)、(iii)ワイヤレスデバイス110に接続性を与えるためのラジオを選択するために使用される情報のポリシーデータベース、(iv)現在の動作シナリオに基づいてアプリケーションのためのラジオを選択するために使用される情報の変換された干渉データベース、および/または(v)ワイヤレスデバイス110のための他の情報の他のデータベースを記憶し得る。
図2に、ワイヤレスデバイス110のためのラジオサブシステム230と、接続マネージャ240と、共存マネージャ260と、処理コア280との例示的な設計を示す。ラジオサブシステム230と、接続マネージャ240と、共存マネージャ260と、処理コア280とは、より少数の、異なる、および/または追加のマネージャ、コントローラ、およびデータベースをも含み得る。概して、ラジオサブシステム230は、(i)任意の数の機能のための任意の数のマネージャおよびコントローラ、ならびに(ii)通信をサポートするために有用であり得る任意のタイプの情報のための任意の数のデータベースを含み得る。
1つの設計では、ワイヤレスデバイス110のための接続性を与えるためにプロファイルが使用され得る。プロファイルは、ワイヤレスデバイス110が接続性を取得するために実行すべき特定のアクションのプリファレンスを含み得る。たとえば、プロファイルは、他のラジオよりもあるラジオへのプリファレンス、ある条件の下での特定のラジオへのプリファレンスなどを識別し得る。ユーザ、ネットワーク事業者、相手先商標製造会社(OEM)またはワイヤレスデバイス製造業者などの異なるエンティティによって、異なるプロファイルが定義され得る。プロファイルは、異なるエンティティの要件への適合を可能にし得る。
いくつかのプロファイルが定義され得る。1つの設計では、以下のプロファイルのうちの1つまたは複数が定義され得る。
・ユーザプロファイル−ユーザによって定義された接続性のプリファレンスを記憶する、
・事業者プロファイル−ネットワーク事業者によって定義された接続性プリファレンスを記憶する、
・OEMプロファイル−OEMによって定義された接続性プリファレンスを記憶する、
・アプリケーションプロファイル−アプリケーションのための接続性プリファレンスを記憶する、および
・学習されたプロファイル−ワイヤレスデバイス110の学習されたパターンおよび動作(behavior)に基づいて判断された接続性プリファレンスを記憶する。
ユーザプロファイルは、コスト、プライバシ、バッテリー使用など、様々な考慮事項に基づいてユーザによって定義された、接続性についてのプリファレンスを記憶し得る。ユーザ定義のプリファレンスは、アプリケーションに接続性を与えるためのラジオを選択するために使用され得る。たとえば、ユーザプロファイルは、ユーザが自宅にいるときにホームWLANを選択し、職場にいるときに会社のWLANを選択し、バッテリー電力を節約するために車中ではWLANのスイッチを切り得る。
事業者プロファイルは、ネットワーク事業者によって定義された接続性のプリファレンスを記憶し得る。ネットワーク事業者は、いくつかのラジオがワイヤレスデバイス110内で利用可能であるとき、ワイヤレスデバイス110に他のラジオよりもあるラジオを使用してもらいたいことがある。たとえば、ネットワーク事業者は、事業者の好適なネットワークを介してトラフィックデータをルーティングするか、または、たとえば、ネットワーク事業者のWLAN中で、アクセスポイントが利用可能であるとき、トラフィックデータをオフロードすることを好み得る。事業者プリファレンスは、3GPP2ネットワークについてのPRL、3GPPネットワークについての好適なPLMNリスト、および/または好適なワイヤレスネットワークのリストに基づいて定義され得る。
OEMプロファイルは、ワイヤレスデバイス110のOEMまたは製造業者によって定義された接続性のプリファレンスを記憶し得る。OEMプロファイルは、どの特定のラジオがワイヤレスデバイス110に含まれるか、ワイヤレスデバイス110において利用可能なリソースなどに依存し得る、ワイヤレスデバイス110の能力に基づいて定義され得る。利用可能なリソースは、ラジオ能力、処理能力、メモリ容量、バッテリー電力などによって与えられ得る。OEMプロファイルは、利用可能なリソースに基づいてルール/プリファレンスを記憶し得る。OEMプロファイルにおけるすべてのルールに基づいて、異なる決定が行われ得る。
アプリケーションプロファイルは、ワイヤレスデバイス110上のアプリケーションのための接続性のプリファレンスを記憶し得る。アプリケーションは、(たとえば、QoSについての)いくつかの要件を有し得、各ラジオは、いくつかの能力を有し得る。プリファレンスは、アプリケーションの要件、ラジオの能力、および/または他のファクタに基づき得る。プリファレンスは、アプリケーションに接続性を与えるための適切なラジオを選択するために使用され得る。
学習されたプロファイルは、ワイヤレスデバイス110の過去のアクティビティまたは動作に基づいて判断された接続性のプリファレンスを記憶し得る。ワイヤレスデバイス110のパターンおよび動作が、収集され、新しいプロファイルを作成するかまたは既存のプロファイルを更新するために使用され得る。学習されたプロファイルはまた、ワイヤレスデバイス110のロケーションなど、ローカル条件によって確立され得る。
5つのタイプのプロファイルについて上記で説明した。より少数の、異なる、および/または追加のプロファイルも、定義され、接続性を与えるために使用され得る。プロファイルは、静的で1度に定義され、半静的で時々変更され、または動的で、周期的にまたは非同期的に更新されることがあり得る。プロファイルは、ユーザ、内部学習エンティティを介してワイヤレスデバイス110などの他のエンティティ、ワイヤードまたはワイヤレス接続を介して別のユーザ、事業者ネットワーク、サービスサーバなどによって更新され得る。プロファイルは、ユーザ関与なしに自動的にワイヤレスデバイス110にロードされるか、またはロードのためのユーザ承認を必要とし得る。
1.CnM−CxM動作
一態様では、接続マネージャ240および共存マネージャ260は、良好なパフォーマンスが達成され得るように、アクティブアプリケーションのためのラジオを選択するために協働し得る。1つの設計では、接続マネージャ240は、共存マネージャ260のための制御エンティティとして働き得、ラジオを選択し、ラジオ間のハンドオフを実行するために共存マネージャ260の動作を制御し得る。1つの設計では、共存マネージャ260は、単一ラジオのシナリオと複数ラジオのシナリオの両方を認識させられることができ、検討中のシナリオのために1つまたは複数のラジオを選択し得る。たとえば、共存マネージャ260は、複数のラジオが同じ通信スレッドの一部であるシナリオ、たとえば、ボイス呼の一部としてセルラープラスブルートゥース、を通知され得る。共存マネージャ260は、次いで、通信スレッドのために適切なラジオを選択し得、選択されたラジオの適切な同時動作を確実にすることができる。
接続マネージャ240は、ラジオを選択するために使用されるルール/パラメータを確立し得る。たとえば、ルールは、干渉による競合の場合のラジオ間の解決、ラジオの優先順位などに関係し得る。ルールは、通信のプロファイルおよびプリファレンス、アクティブアプリケーションの要件、ラジオの異なる組合せの共存状態などに基づいて定義され得る。プロファイルおよびプリファレンスは、CnMデータベース252に記憶され得、必要に応じて取り出され得る。アプリケーション224の要件は、QoS、エアインターフェースなどに関係し得る。アプリケーションは、いくつかの無線技術によってサポートされ得る、いくつかのQoS要件を有し得る。たとえば、Videoshareアプリケーションは、EVDOによって満たされ得るいくつかの要件を有し得る。ユーザがEVDOネットワークを出て、WLANに入った場合、アプリケーションを無効化することまでを含めて、Videoshareアプリケーションのための特定のアクションが取られ得る。
1つのシナリオでは、単一のアプリケーションがアクティブであり得、特定のラジオに割り当てられ、それによってサポートされ得る。別のシナリオでは、複数のアプリケーションが同時にアクティブであり得、(たとえば、QoSについての)異なる要件および好適なラジオを有し得る。このシナリオでは、利用可能なラジオは、アクティブアプリケーションの要件に基づいて優先順位を付けられ得る。ラジオ間の干渉が増加すると特定のラジオのQoSが減少し得るので、QoSはラジオ共存に関係し得る。両方のシナリオについて、接続マネージャ240は、1つまたは複数のアクティブアプリケーションの要件が満たされ得るように、1つまたは複数の適切なラジオを選択し得る。
図3に、アクティブアプリケーションのためのラジオ選択を実行するためのコールフロー300の設計を示す。第1のアプリケーション224aは、アクティブになり、接続マネージャ240に接続要求を送ることができる(ステップ1)。接続マネージャ240は、接続要求を受信し、アプリケーション224aのためのラジオ選択のために使用される情報を取得することができる(ステップ2)。このラジオ選択情報は、アプリケーション224aのための適用可能なプロファイルおよび/またはプリファレンス、アプリケーション224aの要件、ワイヤレスデバイス110のステータスなどを備え得る。接続マネージャ240は、アプリケーション224aのために使用され得るラジオと、場合によっては、ラジオ選択情報に基づいてアプリケーション224aのための好適な1つまたは複数のラジオとのリストを生成し得る。接続マネージャ240は、「オン」または「待機」状態にあり得、ローカル干渉環境に影響を及ぼし得るラジオを含む、ワイヤレスデバイス110上で現在利用可能なラジオおよび/またはアプリケーション224aのための要求されたラジオのための干渉情報を取り出すことができる(ステップ3)。干渉情報は、以下で説明するように、着目したラジオによって観測される干渉状態を示し得、様々な形式で与えられ得る。干渉情報は、共存マネージャ260によって維持される干渉データベースから取得され得る。
接続マネージャ240は、ラジオ選択情報と干渉情報とに基づいてラジオの優先順位を設定することができる(ステップ4)。接続マネージャ240は、次いで、ラジオの優先順位と利用可能な情報とに基づいてアプリケーション224aのための1つまたは複数のラジオを選択することができる(ステップ5)。接続マネージャ240は、選択された(1つまたは複数の)ラジオを設定して所望のパフォーマンスを得るために、共存マネージャ260と通信することができる(ステップ6)。共存マネージャ260は、選択された(1つまたは複数の)ラジオのための干渉状態を周期的に監視し、干渉状態が所定の量だけ変化したときはいつでも、接続マネージャ240に報告を返すことができる(ステップ7)。アプリケーション224aは、選択された(1つまたは複数の)ラジオに接続されることができる(ステップ8)。
一例として、アプリケーション224aは、ステップ1において接続するために最良のシステムを要求し得るボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)アプリケーションであり得る。接続マネージャ240は、ステップ2において、2.5GHzのLTEまたは800MHzのCDMA 1XがVoIPアプリケーションをサポートすることができると判断し得る。LTE上のVoIPが接続マネージャ240によって好まれ得る。しかしながら、2.4GHzのWLANが現在アクティブであり得、ステップ3における共存マネージャ260からの干渉情報が、2.5GHzのLTEが2.4GHzのWLANによって大きく干渉されることを示し得る。接続マネージャ240は、次いで、干渉を回避し、より良いユーザエクスペリエンスを与えるために、ステップ5においてVoIPアプリケーションのために800GHzのCDMA 1Xを選択し得る。代替的に、接続マネージャ240は、(可能な場合)2.4GHzのWLANからの干渉を緩和しようと試み得、次いで、VoIPアプリケーションのために2.5GHzのLTEを選択し得る。いずれの場合も、VoIPアプリケーションのためのラジオ選択情報と干渉情報とに基づいて、VoIPアプリケーションのための最も好適なラジオが選択され得る。
その後、第2のアプリケーション224bがアクティブになり得、接続マネージャ240に接続要求を送り得る。アプリケーション224aについて上記で説明したステップは、アプリケーション224bに対して繰り返され得る。しかしながら、共存マネージャ260から取得された干渉情報は、他のアクティブアプリケーションのために選択された(1つまたは複数の)ラジオ、ならびにアプリケーション224bのために使用され得るラジオに依存し得る。アプリケーション224bのためのラジオ選択情報と干渉情報とに基づいて、利用可能なラジオの中から1つまたは複数のラジオがアプリケーション224bのために選択され得る。アプリケーション224bは、それの選択された(1つまたは複数の)ラジオに接続され得る。
図3に、2つのアプリケーションがラジオ接続を順次要求する例を示す。概して、任意の数のアプリケーションがラジオ接続を要求し得る。要求は、図3に示すように順次、または並列に受信され、処理され得る。並列処理は、すべてアプリケーションの要件の同時評価を可能にし、したがってラジオがより効率的な方法で選択され、割り当てられ得る。
2.変換された干渉データベース
別の態様では、アクティブアプリケーションのためのラジオを選択するために、1つまたは複数の干渉データベースが接続マネージャ240と共存マネージャ260とによって使用され得る。1つの設計では、共存マネージャ260は、ワイヤレスデバイス110によってサポートされるすべてのラジオによって定義され得る、所与のマルチラジオプラットフォームのための干渉データベース(たとえば、カラーチャート)を生成し得る。干渉データベースは、ラジオを選択するため、および同時に動作しているアクティブラジオ間の干渉を低減するために使用され得る。1つの設計では、干渉データベースは、現在の干渉状態に基づいて頻繁に(たとえば、1ミリ秒ごとにまたはそれより少なく)更新され得る。接続マネージャ240は、所与の時間においてどの(1つまたは複数の)ラジオを選択すべきかを判断するために使用され得る、干渉データベースのためのクライアントエンティティであり得る。
1つの設計では、干渉データベースは、初期接続および/またはハンドオフのためのラジオ選択のための使用により好適であり得る、変換された干渉データベースに変換され得る。ラジオは、一般に半静的な方法で選択され、変更は、比較的まれ(たとえば、ミリ秒ではなく分または時間のオーダー)で行われ得る。変換は、様々な方法で(たとえば、処理コア280内のCPU282によって)実行され得る。1つの設計では、変換は、好適な時定数(たとえば、約1秒)の移動平均フィルタを用いて実施され得る。この設計は、ラジオによって観測される干渉状態のより正確な表示を与え得る。1つの設計では、干渉データベースは、(たとえば、デシベル(dB)値をもつ)あるフォーマットから、(たとえば、カラーコード化されたインジケータ、またはスループット値、および/または他の情報をもつ)別のフォーマットに変換され得る。この設計は、ラジオ選択のための干渉情報の使用を簡略化し得る。
1つの設計では、変換は、接続マネージャ240によって設定され得るか、または接続マネージャ240と共存マネージャ260との間でネゴシエートされ得る、所定のレートで周期的に実行され得る。別の設計では、共存マネージャ260が要求されたアクションを接続マネージャ240に与えることができるように、コールバックまたは警告機構が使用され得る。たとえば、共存マネージャ260は、2つのラジオXとYとの間の干渉状態があらかじめ定義された基準を満たすとき、接続マネージャ240に警告を出し得る。
図4に、ラジオを選択するために使用される干渉データベースの1つの設計であるカラーチャート400の設計を示す。カラーチャート400では、水平軸は、送信機ラジオのためのものであり得、(異なる周波数チャネルではなく)異なる周波数帯域をカバーし得る。帯域は、いくつかの周波数チャネルをカバーし得る。各帯域中の特定の数の周波数チャネルは、無線技術、帯域などに依存し得る。垂直軸は、受信機ラジオのためのものであり得、やはり異なる帯域をカバーし得る。
図4に示す設計では、カラーチャート400は、送信機ラジオの特定の帯域と受信機ラジオの特定の帯域とをカバーする各帯域の組合せについての6つのセルを含む。所与の帯域の組合せについて、左列中の3つのセルは感度シナリオ(sensitivity scenario)(Sen)についてのパフォーマンスを与え、右列中の3つのセルは公称シナリオ(nominal scenario)(Nom)についてのパフォーマンスを与える。一番上の行中の2つのセルは、(緑色によって指定された)許容できるパフォーマンスのチャネル組合せの割合を示し、中間の行中の2つのセルは、(黄色によって指定された)限界のパフォーマンスのチャネル組合せの割合を示し、一番下の行中の2つのセルは、(赤色によって指定された)許容できないパフォーマンスのチャネル組合せの割合を示す。たとえば、2.4GHz帯域中のブルートゥース送信機と、2.6GHz帯域中のLTE受信機とをカバーするブロック410において、すべての周波数チャネルの組合せのうちの47パーセントが感度シナリオについて許容できるパフォーマンスを有し、すべての周波数チャネルの組合せのうちの10パーセントが限界のパフォーマンスを有し、すべて周波数チャネルの組合せのうちの43パーセントが許容できないパフォーマンスを有する。カラーチャート400中の情報は、(i)所与のシナリオ(たとえば、感度または公称)について各周波数チャネルの組合せについてのパフォーマンス(たとえば、許容できる、限界、または許容できない)を判断することと、(ii)各パフォーマンスレベルについての周波数チャネルの割合を判断することとによって取得され得る。概して、任意の数のパフォーマンスレベルが定義され得、カラーチャート400は、各パフォーマンスレベルについてのチャネル組合せの割合を与え得る。
別の設計では、カラーチャートは、異なる送信機ラジオと受信機ラジオとについてのいくつかの動作状態のためのいくつかのセルを含み得る。ラジオは、ラジオからの干渉を緩和するようにおよび/またはラジオのパフォーマンスを改善するように調整され得る1つまたは複数の設定可能なパラメータを有し得る。設定可能なパラメータは、増幅器、フィルタ、アンテナ、アンテナアレイなど、ラジオ内の物理構成要素に関するものであり得る。設定可能なパラメータはまた、送信電力レベル、周波数チャネル、トラフィックチャネル、スケジュールされた期間など、動作パラメータに関するものであり得る。受信電力レベルはまた、たとえば、異なるアンテナおよび/またはより多くのアンテナを選択することによって変更され得る場合、設定可能なパラメータであり得る。各設定可能なパラメータは、そのパラメータに適用可能な複数の可能な設定/値のうちの1つに設定され得る。ラジオは、各設定可能なパラメータのための特定の設定によって定義され得る動作状態を有し得る。設定可能なパラメータは「ノブ(knob)」と呼ばれることもあり、設定可能なパラメータの設定は「ノブ設定」と呼ばれることもあり、動作状態は「ノブ状態」と呼ばれることもある。
カラーチャートは、送信機ラジオが動作することができる各周波数チャネルのための列のセットを含み得る。各列セットは、送信機ラジオの異なる動作状態のためのいくつかの列を含み得る。カラーチャートはまた、受信機ラジオが動作することができる各周波数チャネルのための行のセットを含み得る。各行セットは、受信機ラジオの異なる動作状態のためのいくつかの行を含み得る。セルは、送信機ラジオと受信機ラジオとの動作状態の各一意の組合せに対して定義され得る。セル(i、j)は、送信機ラジオの動作状態iと受信機ラジオの動作状態jとに対応し得る。セル(i、j)は、送信機ラジオが動作状態iにあり、受信機ラジオが動作状態jにある場合の受信機ラジオのパフォーマンスレベル(たとえば、許容できる、限界、または許容できない)で充填され得る。送信機ラジオの動作状態および/または受信機ラジオの動作状態は、所望のパフォーマンスを得るために、必要に応じて変更され得る。
干渉データベースのために使用され得る2つの例示的なカラーチャートについて上記で説明した。また、ラジオ間の干渉に関する情報がカラーチャートまたは干渉データベース中で他の方法でキャプチャおよび提示されることができ、たとえば、他の方法で量子化され、他のフォーマットまたは構造を使用して提示されることができる。
図5に、ラジオを選択するために使用される変換された干渉データベースの1つの設計である変換されたカラーチャート500の設計を示す。カラーチャート500では、水平軸は、送信機ラジオの異なる周波数帯域をカバーし得、垂直軸は、受信機ラジオの異なる帯域をカバーし得る。図5に示す設計では、変換されたカラーチャート500は、送信機ラジオの特定の周波数帯域と受信機ラジオの特定の周波数帯域とをカバーする各帯域の組合せについての1つのセルを含む。所与の帯域の組合せについてのセルは、その帯域の組合せについての送信機ラジオと受信機ラジオとのパフォーマンスが許容できる(緑)のか、限界である(黄)のか、または許容できない(赤)のかを示し得る。このパフォーマンスは、帯域の組合せによってカバーされる異なるチャネルにわたっておよび/または好適な持続時間にわたって、送信機ラジオと受信機ラジオとのパフォーマンスを平均化することによって取得され得る。
図5に、図4に示したカラーチャートに基づき得る例示的な変換されたカラーチャートを示す。概して、変換は、様々な方法で実行され得、元のカラーチャートのフォーマットに依存し得る。
1つの設計では、変換された干渉データベースは数値形式またはコード化された形式で与えられ得る。数値形式は、dBの単位で与えられ得、干渉の量を示し得る(たとえば、干渉による感度低下(desense)の場合は「+5dB」)。コード化された形式は、異なるインジケータ(たとえば、「緑」、「黄」、および「赤」のインジケータ)によって与えられ得る。インジケータは、たとえば、いくつかのプロファイル設定に従って、干渉メトリックに基づいて定義され得る。たとえば、緑のインジケータは、「許容できる」パフォーマンス、または、対応するラジオの組合せがラジオ干渉による影響を受けないことを示し得る。黄のインジケータは、それのプロファイルデータベース中の接続マネージャ240の動作パラメータ内での「限界」のパフォーマンスを示し得る。赤のインジケータは、「許容できない」パフォーマンスまたは「厳しい」ラジオ干渉を示し得る。この場合、接続マネージャ240は、可能な場合、代替ラジオを選択するか、またはユーザに通知するなど他のアクションを取り得る。
図6Aに、干渉情報を利用することのない接続マネージャ240によるラジオ選択の設計を示す。(接続マネージャ240によって実施され得る)ラジオ選択アルゴリズム610は、(i)CnMデータベース252からのアプリケーション、ネットワーク事業者、およびユーザについてのプロファイル、(ii)(たとえば、QoSについての)アクティブアプリケーションの要件、コスト、利用可能なバッテリー電力などの他の情報など、様々な入力を受信し得る。ラジオ選択アルゴリズム610は、入力のすべてに基づいて動作ルールを判断し得る。動作ルールは、ラジオを選択すること、アクティブアプリケーションを選択されたラジオにマッピングすることなどのために使用され得る。ラジオ選択アルゴリズム610は、次いで、動作ルールに基づいて1つまたは複数のアクティブアプリケーションのための1つまたは複数の最良のラジオを選択し得る。
図6Bに、干渉情報を利用することによる接続マネージャ240によるラジオ選択の設計を示す。共存マネージャ260は、CxMデータベース272内に干渉データベースを維持し得、干渉データベースを周期的に更新し得る。干渉データベースの全部または一部は、接続マネージャ240によって要求されたとき、またはいくつかのイベントによってトリガされたときなどに、変換された干渉データベース274に変換され得る。(接続マネージャ240によって実施され得る)ラジオ選択アルゴリズム620は、(i)CnMデータベース252からのアプリケーション、ネットワーク事業者、およびユーザについてのプロファイル、(ii)変換された干渉データベース274からの干渉情報、(iii)(たとえば、QoSについての)アクティブアプリケーションの要件、コスト、利用可能なバッテリー電力などの他の情報など、様々な入力を受信し得る。ラジオ選択アルゴリズム620は、入力のすべてに基づいて動作ルールを判断し得、動作ルールに基づいて1つまたは複数のアクティブアプリケーションのための1つまたは複数の最良のラジオを選択し得る。接続マネージャ240は、(1つまたは複数の)ラジオの選択を改善するために、たとえば、ワイヤレスデバイス110内で、または近隣デバイス(たとえば、ブルートゥースヘッドセット)に対して高い干渉を生じない(1つまたは複数の)ラジオを選択するために、干渉情報を利用し得る。
図7に、ラジオ選択をサポートするための接続マネージャ240と共存マネージャ260との動作を示す。ワイヤレスデバイス110上のL個の全アプリケーションのうちK個のアプリケーションがアクティブであり得、ただしK≧1である。接続マネージャ240は、K個のアクティブアプリケーションから1つまたは複数の接続要求を受信し得る。接続マネージャ240は、Q個の全プロファイルのうちP個のプロファイルが適用可能であると判断し得、ただしPおよびQは任意の値であり得る。接続マネージャ240はまた、R個の全ラジオのうちN個の利用可能なラジオのための干渉情報を受信し得、ただしN>1である。接続マネージャ240はまた、ワイヤレスデバイス110の動作状態、利用可能なリソース、および/またはロケーションを示す情報を受信し得る。接続マネージャ240は、P個の選択されたプロファイルと、干渉情報と、ワイヤレスデバイス110のための他の情報とに基づいて動作ルールを判断し得る。
接続マネージャ240は、N個の利用可能なラジオのうちM個を選択して、K個のアクティブアプリケーションのための接続性を与え得、ただしM≧1である。接続マネージャ240は、次いで、動作ルールに基づいて、K個のアクティブアプリケーションをM個の選択されたラジオにマッピングし得る。図7に示す例では、動作ルールに基づいて、第1のアクティブアプリケーションは、第1の選択されたラジオにマッピングされ得、第2のアクティブアプリケーションは、第2の選択されたラジオにマッピングされ得、第3のアクティブアプリケーションは、第2の選択されたラジオと第3の選択されたラジオとにマッピングされ得る。各アクティブアプリケーションは、所望の通信サービスを取得するために任意のエンティティと通信し得る。アプリケーションのためのエンドポイントは、インターネットであり得る「クラウド」中に示されている。
アクティブアプリケーションは、変化し得る。さらに、1つまたは複数の選択されたラジオが(たとえば、移動性により)もはや利用可能ではないこと、および/または他のラジオが利用可能になるか、またはより好適であることがある。共存マネージャ260は、利用可能なラジオおよびラジオ環境の変化により干渉データベースおよび変換された干渉データベースを更新し得る。接続マネージャ240は、アクティブアプリケーション、干渉情報、利用可能なラジオ、適用可能なプロファイル、デバイス動作状態、利用可能なリソース、および/または他のファクタの変化により、選択されたラジオを更新し得る。
1つの設計では、ラジオ選択は、次のように実行され得る。各アクティブラジオの動作状態は、所与の時間インスタンスにおいてサンプリングされ、記憶され得る。この情報は、干渉データベース中の1つまたは複数の値をルックアップするために使用されることができ、それは、共存メトリックまたはカラー、たとえば、受信機ラジオのための感度低下量(dB単位)を戻すことができる。意思決定プロセスが開始され得、ラジオのノブが、共存メトリックを改善するために変更され得る。これらのステップは、所望の共存メトリックが取得されるまで反復的に繰り返され得る。
よりハードウェア中心であり得る1つの設計では、上記で説明したステップの一部または全部が、ソフトウェアではなく(たとえば、プログラマブル状態機械またはハードウェアアクセラレータによって)ハードウェアで実行され得る。ハードウェア中心の設計では、図2のルックアップテーブル262は、CxMデータベース272中のより大きい干渉データベースのより小さいバージョンであり得るデータベースを記憶し得る。ルックアップテーブル262は、影響を受けるラジオのみにとって利用可能であり得る小さいメモリ上に実装され得る。ルックアップテーブル262は、好適なアドレス指定方式を使用して設定可能なパラメータ/ノブを介して状態機械によってアクセスされ得、(1つまたは複数の)共存メトリックを与え得る。状態機械は、ラジオのノブ設定を変更し得、所望の結果が取得されるまで反復的にルックアップテーブル262にアクセスし得る。DMAモジュール266は、上記の動作を容易にするために、ローカルおよび/または外部メモリへのデータ経路を与え得る。
よりソフトウェア中心であり得る1つの設計では、ソフトウェアベースのモジュールが、プログラム的にノブ設定を変更し、テーブルルックアップを実行し、所望の結果まで反復的に駆動し得る。
3.API
さらに別の態様では、接続マネージャ240は、APIを介して他のエンティティと通信し得る。1つの設計では、APIは、接続マネージャ240とアプリケーション224と接続マネージャ240より上位の他のエンティティとの間の通信をサポートするために定義され得る。このAPIは、この他のエンティティが接続マネージャ240および/または共存マネージャ260にとって利用可能な情報にアクセスすることを可能にし得る。1つの設計では、APIは、接続マネージャ240と共存マネージャ260との間の通信をサポートするために定義され得る。このAPIは、共存マネージャ260によって維持される情報への容易なアクセスを可能にし得る。
たとえば、接続マネージャ240は、変換された干渉データベース、干渉データベースのためのパラメータ、および/または他の情報をAPIを介して要求および/または受信し得る。接続マネージャ240と共存マネージャ260と間のAPIは、接続マネージャ240の動作に基づいてフレキシブルな方法で定義され得る。いくつかのAPI呼出は、「必要に応じて」モードのためのものであり得、接続マネージャ240が情報を要求し、それを共存マネージャ260から即時に受信することを可能にし得る。いくつかのAPI呼出は、「変更時」モードのためのものであり得、ある状態、たとえば、特定の変化によってトリガされたときに、接続マネージャ240が共存マネージャ260から情報を受信することを可能にし得る。「変更時」モードは、「コールバック機能」または「制限付きコールバック」と呼ばれることができ、「制限付き」は、コールバックのための特定の状態を指すことができる。
1つの設計では、たとえば、表1に示すようにポリシー/プロファイルを設定するためにAPI呼出のセットが定義され得る。アプリケーションまたは接続マネージャ240は、CnMデータベース252中のプロファイルを取り出すまたは更新するためにこのセット中のAPI呼出を使用し得る。たとえば、API呼出は、アプリケーションのラジオへの好適なマッピングを伝達するアプリケーション対ラジオ順序付きリストを取得するために発信され得る。
Figure 2013502845
1つの設計では、たとえば、表2に示すように接続性に関係するアクションのためのAPI呼出のセットが定義され得る。接続マネージャ240は、1つまたは複数のラジオ接続を使用するアプリケーションセッションを確立するためにこのセット中のAPI呼出を使用し得る。たとえば、接続マネージャ240は、異なるラジオの組合せのための干渉情報を取り出すこと、ラジオの優先順位を設定すること、選択されたラジオを選択および設定すること、ラジオ接続を確立または解放することなどを行い得る。
Figure 2013502845
1つの設計では、たとえば、表3に示すようにラジオの設定のためのAPI呼出のセットが定義され得る。接続マネージャ240は、たとえば、帯域幅、レイテンシ、QoSなどについてラジオの設定を取り出すまたは更新するためにこのセット中のAPI呼出を使用し得る。
Figure 2013502845
1つの設計では、たとえば、表4に示すように接続ステータスを取得し、コールバック/通知をサポートするためにAPI呼出のセットが定義され得る。接続マネージャ240は、たとえば、ラジオが特定のレベルを下回って劣化したときに通知すべき、ラジオのステータスに関するコールバック通知について登録するためにこのセット中のAPI呼出を使用し得る。
Figure 2013502845
接続マネージャ240および共存マネージャ260と通信するために使用され得るいくつかの例示的なAPI呼出について上記で説明した。たとえば、追加の機能をサポートするために、接続マネージャ240および共存マネージャ260と通信するための他のAPI呼出も定義され得る。
図8に、ラジオ選択を実行するためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、ワイヤレスデバイス内の1つまたは複数のエンティティによって実行され得る。ワイヤレスデバイス上での使用のために利用可能な複数のラジオを識別することができる(ブロック812)。複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報を取得することができる(ブロック814)。ラジオ選択のために使用される追加情報をも取得することができる(ブロック816)。干渉情報と追加情報とに基づいて複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオを選択することができる(ブロック818)。
追加情報は、(たとえば、アプリケーション、ネットワーク事業者、ユーザなどのための)少なくとも1つの通信プロファイル、または少なくとも1つの通信プリファレンス、または少なくとも1つのアプリケーションの要件、または前記複数のラジオの能力、またはコスト、またはワイヤレスデバイス上で利用可能なバッテリー電力、または何らかの他の情報、またはそれらの組合せのための情報を備え得る。ブロック816の1つの設計では、少なくとも1つのアクティブアプリケーションの少なくとも1つの要件が取得され、少なくとも1つのラジオを選択するために使用され得る。少なくとも1つの要件は、少なくとも1つのQoS要件(たとえば、遅延要件)、少なくとも1つのスループット要件、何らかの他の要件、またはそれらの組合せを備え得る。別の設計では、複数のラジオのQoS能力が取得され、ラジオの優先順位を判断するために使用され得る。少なくとも1つのラジオは、複数のラジオの優先順位にさらに基づいて選択され得る。概して、1つまたは複数のルールは、干渉情報と追加情報とに基づいて判断され得、少なくとも1つのラジオを選択するために使用され得る。
1つの設計では、干渉情報は、ラジオのセットための干渉状態に関する情報を記憶する干渉データベースに基づいて取得され得る。ラジオのセットのための干渉状態に関する情報は、経験的に判断されるか、またはワイヤレスデバイスによって測定されるか、または外部ソースからダウンロードされるか、またはそれらの組合せであり得る。1つの設計では、干渉データベースは、利用可能なラジオのための現在の干渉状態を反映するために周期的に(たとえば、1秒に1回またはそれより少ないレートで)更新され得る。
1つの設計では、干渉データベースは、変換された干渉データベースに変換され得、干渉情報は、変換された干渉データベースに基づいて取得され得る。干渉データベースは、第1の形式で情報を記憶し得る。変換された干渉データベースは、第1の形式とは異なり得る、第2の形式で情報を記憶し得る。概して、各干渉データベースは、数字形式のインジケータ(たとえば、dB値、スループット値など)またはコード化された形式のインジケータ(たとえば、緑、黄色、赤)、または何らかの他のインジケータ、またはそれらの組合せを含み得る。第2の形式は、ラジオ選択のためにより容易に使用され得る。変換は、移動平均フィルタおよび/または第2の形式を取得するための第1の形式の何らかの他の関数に基づき得る。変換は、必要なときに(たとえば、ラジオ選択が実行されたときに)、または所定のレートで周期的に、および/またはラジオのセットのための干渉状態があらかじめ定義された基準を満たすときに実行され得る。
干渉情報は、良好なパフォーマンスを得るために、ラジオを選択するためおよび/またはラジオの動作を制御するために使用され得る。1つの設計では、干渉情報がラジオと残りのラジオとの間の許容できる干渉影響を示すラジオが使用のために選択され得る。干渉情報がラジオと少なくとも1つの他のラジオとの間の許容できない干渉影響を示すラジオは選択され得ない。代替的に、1つまたは複数のラジオの動作は、ラジオ間の干渉を緩和するために(たとえば、周波数、送信電力レベルなどを変更することによって)改変され得る。
1つの設計では、第1のエンティティ(たとえば、接続マネージャ)が第2のエンティティ(たとえば、共存マネージャ)から干渉情報を取得し得、少なくとも1つのラジオを選択し得る。第1のエンティティは、第2のエンティティに干渉情報についての要求を送り得る。第2のエンティティは、要求に応答して干渉情報を即時に送り得る。追加または代替として、第2のエンティティは、干渉状態の変化があらかじめ定義された基準を満たすとき、干渉情報を送り得る。また、第1のエンティティと第2のエンティティとは、ラジオ選択を実行するために他の方法で相互作用し得る。
1つの設計では、第1および第2のエンティティは、干渉情報を取得するために、または干渉データベースのパラメータを制御するために、および/または他の目的のために、APIを介して通信し得る。1つの設計では、第1のエンティティは、ラジオ選択のために使用される追加情報のうちの少なくともいくつかを取得するために、APIを介して第1のエンティティより上位の少なくとも1つのエンティティと通信し得る。各場合のAPIは、異なるエンティティが、互いから情報を取り出すこと、および/または別のエンティティの動作を制御することを可能にし得る。
1つの設計では、第1および第2のエンティティの処理が、ワイヤレスデバイス上の組込み専用プロセッサ(たとえば、図2のCPU282)によって実行され得る。したがって、図8のステップは専用プロセッサによって実行され得る。他の設計では、図8のステップは、ワイヤレスデバイス上の任意の場所に位置し得る1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換可能性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末内に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書には、参照のため、およびいくつかのセクションの位置を特定するのを助けるために見出しが含まれる。これらの見出しは、その下で説明される概念の範囲を限定するものではなく、これらの概念は、本明細書全体にわたって他のセクションにおいて適用性を有し得る。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (36)

  1. 使用のために利用可能な複数のラジオを識別することと、
    前記複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報を取得することと、
    ラジオ選択のために使用される追加情報を取得することと、
    前記干渉情報と前記追加情報とに基づいて前記複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオを選択することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. ラジオ選択のために使用される前記追加情報が、少なくとも1つの通信プロファイル、または少なくとも1つの通信プリファレンス、または少なくとも1つのアプリケーションの要件、または前記複数のラジオの能力、またはコスト、または利用可能なバッテリー電力、またはそれらの組合せのための情報を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 追加情報を前記取得することが、少なくとも1つのアクティブアプリケーションの少なくとも1つの要件を判断することを備え、前記少なくとも1つのラジオが、前記少なくとも1つのアクティブアプリケーションの前記少なくとも1つの要件に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのアクティブアプリケーションの前記少なくとも1つの要件が、少なくとも1つのサービス品質(QoS)要件、または少なくとも1つのスループット要件、または両方を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのラジオを前記選択することが、
    前記複数のラジオのサービス品質(QoS)能力に基づいて前記複数のラジオの優先順位を判断することと、
    前記複数のラジオの前記優先順位にさらに基づいて前記少なくとも1つのラジオを選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 干渉情報を前記取得することが、ラジオのセットのための干渉状態に関する情報を記憶する干渉データベースに基づいて前記干渉情報を取得することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ラジオのセットのための干渉状態に関する前記情報が、経験的に判断されるか、またはワイヤレスデバイスによって測定されるか、または外部ソースからダウンロードされるか、またはそれらの組合せである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記干渉データベースが、1秒に1回またはそれより少ないレートで更新される、請求項6に記載の方法。
  9. 前記干渉データベースが、数値形式のインジケータ、またはコード化された形式のインジケータ、または両方を含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記干渉データベースを変換された干渉データベースに変換することをさらに備え、前記干渉情報が、前記変換された干渉データベースに基づいて取得される、請求項6に記載の方法。
  11. 前記干渉データベースが、第1の形式で情報を記憶し、前記変換された干渉データベースが、前記第1の形式とは異なる第2の形式で情報を記憶する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の形式が、カラーコード化されたインジケータ、またはスループット値、または両方を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記変換することが、移動平均フィルタに基づいて前記干渉データベースを前記変換された干渉データベースに変換することを備える、請求項10に記載の方法。
  14. 前記変換することが、1つまたは複数のラジオのための干渉状態があらかじめ定義された基準を満たすとき、前記干渉データベースを前記変換された干渉データベースに変換することを備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記干渉情報が、第1のエンティティによって第2のエンティティから取得され、前記少なくとも1つのラジオが前記第1のエンティティによって選択される、請求項1に記載の方法。
  16. 干渉情報を前記取得することが、
    前記第1のエンティティから前記第2のエンティティに干渉情報についての要求を送ることと、
    前記要求に応答して前記第2のエンティティによって送られた前記干渉情報を受信することと
    を備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記干渉情報を取得することが、干渉状態の変化があらかじめ定義された基準を満たすとき前記第2のエンティティによって送られる前記干渉情報を受信することを備える、請求項15に記載の方法。
  18. 少なくとも1つのラジオを前記選択することが、
    前記干渉情報がラジオと前記複数のラジオのうちの残りのラジオとの間の許容できる干渉を示す、前記ラジオを選択すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  19. 少なくとも1つのラジオを前記選択することが、
    前記干渉情報がラジオと前記複数のラジオのうちの少なくとも1つの他のラジオとの間の許容できない干渉を示す、前記ラジオの選択を回避すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記干渉情報を取得するために、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して前記第1のエンティティと前記第2のエンティティとの間で通信すること
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  21. 前記第2のエンティティによって維持される干渉データベースのパラメータを制御するために、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して前記第1のエンティティと前記第2のエンティティとの間で通信すること
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  22. ラジオ選択のために使用される前記追加情報のうちの少なくともいくつかを取得するために、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して前記第1のエンティティと前記第1のエンティティより上位の少なくとも1つのエンティティとの間で通信すること
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  23. 前記複数のラジオを前記識別することと、干渉情報を前記取得することと、追加情報を前記取得することと、少なくとも1つのラジオを前記選択することとが、ワイヤレスデバイス上の組込み専用プロセッサによって実行される、請求項1に記載の方法。
  24. 使用のために利用可能な複数のラジオを識別するための手段と、
    前記複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報を取得するための手段と、
    ラジオ選択のために使用される追加情報を取得するための手段と、
    前記干渉情報と前記追加情報とに基づいて前記複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオを選択するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  25. 追加情報を取得するための前記手段が、少なくとも1つのアクティブアプリケーションの少なくとも1つの要件を判断するための手段を備え、前記少なくとも1つのラジオが、前記少なくとも1つのアクティブアプリケーションの前記少なくとも1つの要件に基づいて選択される、請求項24に記載の装置。
  26. 少なくとも1つのラジオを選択するための前記手段が、
    前記複数のラジオのサービス品質(QoS)能力に基づいて前記複数のラジオの優先順位を判断するための手段と、
    前記複数のラジオの前記優先順位にさらに基づいて前記少なくとも1つのラジオを選択するための手段と
    を備える、請求項24に記載の装置。
  27. 干渉情報を取得するための前記手段が、ラジオのセットのための干渉状態に関する情報を記憶する干渉データベースに基づいて前記干渉情報を取得するための手段を備える、請求項24に記載の装置。
  28. 前記干渉データベースを変換された干渉データベースに変換するための手段をさらに備え、前記干渉情報が、前記変換された干渉データベースに基づいて取得される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記干渉情報が、第1のエンティティによって第2のエンティティから取得され、前記少なくとも1つのラジオが前記第1のエンティティによって選択され、干渉情報を取得するための前記手段が、
    前記第1のエンティティから前記第2のエンティティに干渉情報についての要求を送るための手段と、
    前記要求に応答して前記第2のエンティティによって送られた前記干渉情報を受信するための手段と
    を備える、請求項24に記載の装置。
  30. 使用のために利用可能な複数のラジオを識別することと、前記複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報を取得することと、ラジオ選択のために使用される追加情報を取得することと、前記干渉情報と前記追加情報とに基づいて前記複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオを選択することとを行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサが、少なくとも1つのアクティブアプリケーションの少なくとも1つの要件を判断することと、前記少なくとも1つのアクティブアプリケーションの前記少なくとも1つの要件に基づいて前記少なくとも1つのラジオを選択することとを行うように構成された、請求項30に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数のラジオのサービス品質(QoS)能力に基づいて前記複数のラジオの優先順位を判断することと、前記複数のラジオの前記優先順位にさらに基づいて前記少なくとも1つのラジオを選択することとを行うように構成された、請求項30に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサが、ラジオのセットのための干渉状態に関する情報を記憶する干渉データベースに基づいて前記干渉情報を取得するように構成された、請求項30に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記干渉データベースを変換された干渉データベースに変換することと、前記変換された干渉データベースに基づいて前記干渉情報を取得することとを行うように構成された、請求項33に記載の装置。
  35. 前記干渉情報が、第1のエンティティによって第2のエンティティから取得され、前記少なくとも1つのラジオが前記第1のエンティティによって選択され、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のエンティティから前記第2のエンティティに干渉情報についての要求を送ることと、前記要求に応答して前記第2のエンティティによって送られた前記干渉情報を受信することとを行うように構成された、請求項30に記載の装置。
  36. 少なくとも1つのコンピュータに、使用のために利用可能な複数のラジオを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のラジオ間の干渉を示す干渉情報を取得させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ラジオ選択のために使用される追加情報を取得させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記干渉情報と前記追加情報とに基づいて前記複数のラジオの中から通信のために使用するための少なくとも1つのラジオを選択させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
JP2012525673A 2009-08-18 2010-08-18 マルチラジオデバイスにおけるラジオ選択 Pending JP2013502845A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23495009P 2009-08-18 2009-08-18
US61/234,950 2009-08-18
US12/822,026 2010-06-23
US12/822,026 US8379551B2 (en) 2009-08-18 2010-06-23 Radio selection in a multi-radio device
PCT/US2010/045932 WO2011022506A1 (en) 2009-08-18 2010-08-18 Radio selection in a multi-radio device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013502845A true JP2013502845A (ja) 2013-01-24

Family

ID=43033223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012525673A Pending JP2013502845A (ja) 2009-08-18 2010-08-18 マルチラジオデバイスにおけるラジオ選択

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8379551B2 (ja)
EP (1) EP2468069A1 (ja)
JP (1) JP2013502845A (ja)
KR (1) KR20120064074A (ja)
CN (1) CN102484892A (ja)
TW (1) TW201116116A (ja)
WO (1) WO2011022506A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502473A (ja) * 2014-11-14 2018-01-25 モトローラ モビリティ エルエルシーMotorola Mobility Llc 移動体デバイスにインストールされたアプリケーションのトラフィックをルーティングするための方法およびデバイス

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8385483B2 (en) 2008-11-11 2013-02-26 Isco International, Llc Self-adaptive digital RF bandpass and bandstop filter architecture
US8918062B2 (en) * 2009-12-08 2014-12-23 Qualcomm Incorporated Combined intelligent receive diversity (IRD) and mobile transmit diversity (MTD) with independent antenna switching for uplink and downlink
US20110250926A1 (en) * 2009-12-21 2011-10-13 Qualcomm Incorporated Dynamic antenna selection in a wireless device
US20110223953A1 (en) * 2010-03-15 2011-09-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for direct communication in a wireless system and method thereof
US8451789B2 (en) 2010-06-15 2013-05-28 Nokia Corporation Method to request resources in TV white spaces type environment
US8385286B2 (en) 2010-09-03 2013-02-26 Nokia Corporation Resource sharing between secondary networks
US8412247B2 (en) 2010-09-03 2013-04-02 Nokia Corporation Method for generating a coexistence value to define fair resource share between secondary networks
US11405969B2 (en) * 2010-09-29 2022-08-02 International Business Machines Corporation Enabling interface aggregation of mobile broadband network interfaces
US20120106364A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 Nokia Corporation Heterogeneous coexistence management in secondary networks
US8363602B2 (en) 2011-01-14 2013-01-29 Nokia Corporation Method, apparatus and computer program product for resource allocation of coexistent secondary networks
US8310991B2 (en) * 2011-03-07 2012-11-13 Nokia Corporation Method, apparatus and computer program for controlling coexistence between wireless networks
CA2830852C (en) * 2011-03-24 2020-10-06 Research In Motion Limited Device-empowered radio resource selection
WO2012126081A1 (en) 2011-03-24 2012-09-27 Research In Motion Limited Device-empowered radio resource assignment
US8514802B2 (en) 2011-05-04 2013-08-20 Nokia Corporation Method to evaluate fairness of resource allocations in shared bands
US8929831B2 (en) 2011-07-18 2015-01-06 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for wireless network discovery based on geographical location
JP2013034149A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Sony Corp 端末装置、通信制御装置、無線通信システム及び通信制御方法
US9008616B2 (en) * 2011-08-19 2015-04-14 Google Inc. Point of sale processing initiated by a single tap
WO2013030779A1 (en) * 2011-09-02 2013-03-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device and method for controlling a node of a wireless network
US9390414B2 (en) 2011-09-18 2016-07-12 Google Inc. One-click offline buying
CN102332950A (zh) * 2011-10-26 2012-01-25 中国电子科技集团公司第五十四研究所 卫星ip网络中基于网口进行限速和优先级调度的方法
US9019909B2 (en) 2011-12-06 2015-04-28 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for coexistence management
CN104160751A (zh) * 2011-12-29 2014-11-19 英特尔公司 多无线电接入技术网络中的小区关联
US20130210481A1 (en) 2012-02-15 2013-08-15 Sachin Sane Methods and apparatus for intelligent wirless technology selection
US9820158B2 (en) 2012-03-07 2017-11-14 Qualcomm Incorporated Multi-radio interference mitigation via frequency selectivity
US9433003B2 (en) * 2012-03-07 2016-08-30 Qualcomm Incorporated Multi-radio coexistence via timing controls for radios using the same radio access technology
US8909274B2 (en) 2012-03-12 2014-12-09 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for resource allocation conflict handling in RF frequency bands
US9473946B2 (en) 2012-03-12 2016-10-18 Nokia Technologies Oy Method, apparatus, and computer program product for temporary release of resources in radio networks
WO2014008441A2 (en) * 2012-07-06 2014-01-09 Qualcomm Incorporated Configurable host interface using multi-radio device and architecture for wlan offload
US9420613B2 (en) * 2012-07-06 2016-08-16 Qualcomm Incorporated Configurable host interface using multi-radio device and architecture for WLAN offload
EP2884789B1 (en) 2012-08-13 2021-05-19 Sony Corporation Communication control device, terminal device, and communication control method
US8942701B2 (en) 2012-08-14 2015-01-27 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for transferring responsibility between network controllers managing coexistence in radio frequency spectrum
US9107089B2 (en) 2012-11-09 2015-08-11 Nokia Technologies Oy Method, apparatus, and computer program product for location based query for interferer discovery in coexistence management system
US10602367B2 (en) * 2012-11-12 2020-03-24 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Wireless communication apparatus, wireless communication system, and wireless communication method
US20140256247A1 (en) * 2013-03-05 2014-09-11 Qualcomm Incorporated Dynamic interface selection in a mobile device
US9319916B2 (en) 2013-03-15 2016-04-19 Isco International, Llc Method and appartus for signal interference processing
US9907006B2 (en) * 2013-06-03 2018-02-27 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Cross radio access technology access with handoff and interference management using communication performance data
US9888422B2 (en) * 2013-06-03 2018-02-06 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. System and method for adaptive access and handover configuration based on prior history in a multi-RAT environment
US9049613B2 (en) * 2013-06-06 2015-06-02 Seven Networks, Inc. Radio or network evaluation for selection based on measurements using application layer protocols at a mobile device
CN105612778A (zh) * 2013-06-06 2016-05-25 七网络有限责任公司 基于移动设备应用层协议测量值的无线电或网络评估选择方法
US20150031408A1 (en) * 2013-07-25 2015-01-29 Qualcomm Incorporated System and Methods for Controlling Transmit Power on Multi-SIM Devices in Compliance with Specific Absorption Rate Limits
US9668223B2 (en) 2014-05-05 2017-05-30 Isco International, Llc Method and apparatus for increasing performance of communication links of communication nodes
US9652020B2 (en) 2014-06-18 2017-05-16 Qualcomm Incorporated Systems and methods for providing power savings and interference mitigation on physical transmission media
WO2016178778A1 (en) 2015-05-04 2016-11-10 Isco International, Llc Method and apparatus for increasing performance of communication paths for communication nodes
US9844065B2 (en) * 2015-06-30 2017-12-12 Qualcomm Incorporated Optimizing the reach of a message beacon device
US9966993B2 (en) 2015-07-15 2018-05-08 Cisco Technology, Inc. Interference suppression in full duplex cable network environments
US9912464B2 (en) * 2015-07-15 2018-03-06 Cisco Technology, Inc. Interference relationship characterization in full duplex cable network environments
US10033542B2 (en) 2015-07-15 2018-07-24 Cisco Technology, Inc. Scheduling mechanisms in full duplex cable network environments
US9942024B2 (en) 2015-07-15 2018-04-10 Cisco Technology, Inc. Full duplex network architecture in cable network environments
US10497078B2 (en) 2015-11-04 2019-12-03 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for resource pairing
US10499260B2 (en) 2016-01-08 2019-12-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Adaptive profiles with SDR
US10797750B2 (en) 2016-02-24 2020-10-06 Cisco Technology, Inc. System architecture for supporting digital pre-distortion and full duplex in cable network environments
CA3024175C (en) 2016-06-01 2024-06-11 Isco International, Llc Method and apparatus for performing signal conditioning to mitigate interference detected in a communication system
KR102472989B1 (ko) * 2016-11-30 2022-12-01 삼성전자주식회사 통신 제어 방법 및 전자 장치
US10298279B2 (en) 2017-04-05 2019-05-21 Isco International, Llc Method and apparatus for increasing performance of communication paths for communication nodes
US10812121B2 (en) 2017-08-09 2020-10-20 Isco International, Llc Method and apparatus for detecting and analyzing passive intermodulation interference in a communication system
US10284313B2 (en) 2017-08-09 2019-05-07 Isco International, Llc Method and apparatus for monitoring, detecting, testing, diagnosing and/or mitigating interference in a communication system
KR20210017030A (ko) 2019-08-06 2021-02-17 삼성전자주식회사 전력 소모를 줄이기 위한 전자 장치 및 그의 동작 방법
KR102502191B1 (ko) * 2018-11-21 2023-02-22 삼성전자주식회사 어플리케이션에 따라 무선 네트워크 서비스를 스케줄링하는 전자 장치 및 그 동작 방법
US11122638B2 (en) 2019-12-25 2021-09-14 Intel Corporation Apparatus, system and method of concurrent multiple band (CMB) network access
US11223970B2 (en) 2019-12-25 2022-01-11 Intel Corporation Apparatus, system and method of concurrent multiple band (CMB) wireless communication
US20240162926A1 (en) * 2021-03-05 2024-05-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Interference detection mechanisms for microwave radio link transceivers
US20230070361A1 (en) * 2021-09-03 2023-03-09 Nvidia Corporation 5g-nr software interface

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094001A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Ntt Docomo Inc 移動通信システムおよび周波数帯割当装置ならびに周波数帯割当方法
JP2009060250A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Ntt Docomo Inc 移動通信端末、無線通信システム、及び周波数割当方法
JP2009514433A (ja) * 2005-10-31 2009-04-02 インテル コーポレイション 複数の無線通信装置のプラットフォーム共存システムを提供する方法及び装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08256102A (ja) * 1995-01-19 1996-10-01 Sony Corp セルラーシステム
JP2986388B2 (ja) * 1995-10-19 1999-12-06 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 移動通信におけるとまり木チャネル設定方法
JP3078216B2 (ja) * 1995-12-13 2000-08-21 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局選択方法
JP4433126B2 (ja) * 2001-05-17 2010-03-17 日本電気株式会社 基地局選択方法、移動局及び基地局
JP4299082B2 (ja) * 2002-10-18 2009-07-22 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動局、移動通信システム、及びセル選択方法
CN100464516C (zh) * 2002-12-23 2009-02-25 联想(北京)有限公司 自适应选择网络的方法
GB2407454B (en) * 2003-10-20 2005-12-28 Motorola Inc An apparatus and method of radio access management for a radio communication system
US7610057B2 (en) 2004-04-23 2009-10-27 Microsoft Corporation Selecting a wireless networking technology on a device capable of carrying out wireless network communications via multiple wireless technologies
EP1813063A4 (en) 2004-11-19 2009-08-12 Stevens Inst Technology END UNIT WITH MULTI-ACCESS AND THE POSSIBILITY OF SIMULTANEOUS CONNECTIVITY TO MULTIPLE COMMUNICATION CHANNELS
WO2006123916A1 (en) 2005-05-20 2006-11-23 Electronics And Telecommunications Research Institute Multi-mode user equipment and routing controlling method thereby
JP2007096522A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Fujitsu Ltd 無線接続方式
US20070255797A1 (en) 2006-04-28 2007-11-01 Dunn Douglas L Method for selecting an air interface using an access list on a multi-mode wireless device
US8923852B2 (en) 2006-11-01 2014-12-30 Seven Networks, Inc. System, method, and computer-readable medium for user equipment decision-making criteria for connectivity and handover
EP2421306B1 (en) 2008-02-15 2013-05-01 Research In Motion Limited Policy-based data routing for a multi-mode device
ATE535118T1 (de) * 2008-03-12 2011-12-15 Sequans Comm Verfahren zum steuern der interferenz, die von einer mobilstation auf nachbarbasisstationen erzeugt wird
US8433248B2 (en) * 2009-06-08 2013-04-30 Intel Corporation Dynamic RFI detection using signal strength values

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094001A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Ntt Docomo Inc 移動通信システムおよび周波数帯割当装置ならびに周波数帯割当方法
JP2009514433A (ja) * 2005-10-31 2009-04-02 インテル コーポレイション 複数の無線通信装置のプラットフォーム共存システムを提供する方法及び装置
JP2012100278A (ja) * 2005-10-31 2012-05-24 Intel Corp 複数の無線通信装置のプラットフォーム共存システムを提供する方法及び装置
JP2009060250A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Ntt Docomo Inc 移動通信端末、無線通信システム、及び周波数割当方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502473A (ja) * 2014-11-14 2018-01-25 モトローラ モビリティ エルエルシーMotorola Mobility Llc 移動体デバイスにインストールされたアプリケーションのトラフィックをルーティングするための方法およびデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US20110149764A1 (en) 2011-06-23
TW201116116A (en) 2011-05-01
US8379551B2 (en) 2013-02-19
WO2011022506A1 (en) 2011-02-24
CN102484892A (zh) 2012-05-30
KR20120064074A (ko) 2012-06-18
EP2468069A1 (en) 2012-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8379551B2 (en) Radio selection in a multi-radio device
US9185719B2 (en) Method and apparatus for mapping applications to radios in a wireless communication device
JP5944545B2 (ja) ラジオを選択し、無線デバイス上でラジオにアプリケーションをマッピングするための方法および装置
US8750178B2 (en) Connection manager for a wireless communication device
KR101473794B1 (ko) 무선 디바이스에 의한 프랙셔널 시스템 선택을 수행하기 위한 방법 및 장치
KR101760631B1 (ko) Wlan 선택의 관리
US11234178B2 (en) High data mode for enhanced user experience in cellular networks
TW201828734A (zh) 執行流量導向的通信裝置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130709

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130717

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140204