JP2013502247A - カプセルから活性成分を吸入するための吸入デバイス及び方法 - Google Patents

カプセルから活性成分を吸入するための吸入デバイス及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の欠点の少なくとも一部を解決する改良された吸入デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明はカプセルに含まれる少なくとも1つの活性成分を吸入するための吸入デバイスに関し、この吸入デバイスは、
カプセルを収容し、カプセル内容をかきまわすためのある渦チャンバー(15)と、
少なくとも1つの空気導入チャネル(13)と、
少なくとも1つの排気チャネル(14)を含み、
前記空気導入チャネル(13)と渦チャンバー(15)と排気チャネル(14)は流体的に連通しており、空気導入チャネル(13)と排気チャネル(14)は、少なくとも部分的に反対方向に延在する。
本発明は、更に、カプセルに含まれる活性成分を吸入する方法に関するものである。
【選択図】図3b

Description

本発明は、カプセル内に含まれる少なくとも1つの活性成分を吸入するための吸入デバイス及び方法に関する。
1つ以上の活性成分を吸入するための様々な所謂カプセルベースの吸入器は、広く知られている。この通常粉状の活性成分は、個別にキャリア物質に結び付かないで又は個別にキャリア物質に密接に結び付いて、入手することができる。
一般にカプセルは、各々1つの治療的に必要とされる活性成分服用量を含む。
このカプセルは、吸入の前に開封される吸入器に挿入される。吸入中、この吸入器を長手方向に流れて通過する気流が、作り出される。カプセル内に含まれる活性成分の少なくとも一部は、この気流と共にユーザの肺に運ばれる。
粉状の活性成分が肺への適用(投与)のために用いられるとき、別々に入手できる活性成分又はキャリア物質に結び付いた活性成分は、吸入中、このキャリア物質から切り離されて、微細に分かれた形状で肺に到達する。従って、この気流内の活性成分が肺の活動部位に到達することを、確保するのは可能である。複数の又は1つの活性成分の細かい分割及び/又は分離は、分散又は非かたまりと呼ばれもする。
公知の粉薬吸入器は、能動又は受動デバイスである。受動デバイスの場合、吸入は吸い込む人の呼吸によって行われる。これとは対照的に、能動デバイスは、呼吸に加えて、この吸入器の作動に応答して分散及び/又は非かたまりをサポートするメカニズムを使用する。例えば、圧力リザーバ(貯蔵部)は、追加的に、吸入に応じて開かれ、それによって解放される圧力は、この非かたまりをサポートする。能動吸入デバイスは、通常ある複雑で、従って高価な設計である。
(区別となる)特質、特徴は、また、所謂リザーバ吸入デバイスと予投薬システム間でなされる。
リザーバ吸入デバイスは、貯蔵部を含み、貯蔵部から個々の服用量が吸入中に取り出されて、患者に供給される。
この種のデバイスは、通常、設計が複雑であり、個々の服用量が切り離されるとき、所謂粉薬技術に対する要求を大きくする。この種の貯蔵部システムは、最高200個の個々の服用量を含み、これに符合して長期間用いられる場合、特に、そうである。
一方では、この種のシステムは、所与数の服用量が、投与され得ることを保証しなければならず、他方では、また、服用量は、投与される期間にかかわりなく等しく常に投薬されることを保証しなければならない。
加えて、更なる服用量がこの種の吸入デバイスにおいて入手可能かどうかが、患者に明らかでなければならない。この種の貯蔵部デバイスは、複雑な設計、従ってその製造が、高い経費を伴うほかに、製剤の複雑な開発とテストも付随する。
更にまた、この種の貯蔵部デバイスは、再利用することができないことがしばしばである。
所謂予投薬吸入デバイスは、すでにある適用、例えば、カプセルとして、又は、所謂ブリスターでの適用のための分割された粉薬製剤を有する。
ここでの(区別となる)特質、特徴は、所謂マルチ服用(multi-dose)吸入器と所謂シングル服用(single-dose)吸入器間でなされる。
マルチ服用吸入器は幾つかの別々に設けられた個々の服用量、例えば、ブリスター・ストリップ又はブリスター・ディスク上に分けられた服用量を含む。このブリスターは、必要に応じて、吸入デバイスと一体にされるか、吸入デバイスに挿入される。
従って、これらのデバイスは、しばしば、個々の服用量の吸入後に、ブリスターの更なる輸送に奉仕するメカニズムを提供する。
この種のデバイスは、再び設計が複雑であり、このブリスター・ストリップの製造に対する要求を大きくする。この製造も、高い経費を伴う。
加えて、この種のシングル服用/マルチ服用システムは、通常再利用することができない。
シングル服用吸入器は、正確に1つの単一服用量を、例えば、1つのカプセルで取ることができる。ユーザは、吸入の前にこの吸入デバイスに単一のカプセルを挿入する。
例えば、EP 1 245 243 A1は、カプセルを穿孔するか又はカットするための回転可能なカット/穿孔デバイスを有するピンのような小型の吸入器を開示している。WO 2007/093149 A1とUS 5,651,359は、カプセルが静止ナイフに押し付けられてカプセルを開き、そして、このカプセルの両端部が完全に切り取られる吸入デバイスを開示する。US 4,013,075は、カプセルが回転可能な刃によって開けられ、そして、気流が垂直にこの吸入デバイスを通る吸入デバイスを開示する。
更にまた、EP 0 666 085 A1は、カプセルが2本のナイフを通り越して回転可能なサポート内に導かれ、そして、空気がこの開けられクランプされたカプセルを通る吸入装置を開示する。US 4,889,114は、気流が垂直に通る管状のカプセル吸入器を開示する。
加えて、US 3,991,761は、カプセルがばね式ピンによって横方向に穿孔されるカプセル吸入器を開示する。最後に、WO 2007/098870 A1は、ハウジングに関して可動の開口デバイスがマウスピースに設けられるカプセル吸入デバイスを開示する。
全般的に見て、従来技術から知られるこれらの吸入デバイスを扱い、清掃することは、しばしば困難である。これらは、通常、多くのコンポーネントを含む複雑な設計を有する。加えて、公知の吸入デバイスは、しばしば完全にカプセルを空にすることができない。
この背景には、上記の欠点の少なくとも一部を解決する改良された吸入デバイスを提供することが、この発明の目的である。
これらの目的は、この独立請求項の主題事項によって達成される。好ましい実施例は、従属請求項に示す。
本発明による吸入デバイスは、
カプセルを受容し、このカプセルの内容をかきまわすための渦チャンバと、
少なくとも1つの空気導入チャネルと、
少なくとも1つの排気チャネルを含み、
前記空気導入チャネルと渦チャンバと排気チャネルは、流体的に連通し、
前記空気導入チャネルと排気チャネルは、少なくとも部分的に反対方向に延びている。
吸い込まれた空気は、前記空気導入チャネルを通して前記渦チャンバに導入され、前記排気チャネルを通して排出される。
本発明によれば、1つ以上の空気導入チャネル及び/又は排気チャネルが、通常設けられる。しかしながら、1つの空気導入チャネルと1つの排気チャネルを設けるだけであることが好ましい。なぜならば、単純な手段によって規定された、再生可能な気流を得ることが可能だからである。少なくとも部分的に反対方向に延びる、の空気導入チャネルと排気チャネルの配置と設計は、空気が、吸入中に環状に通過するので、特に有益な空気路を達成する。
本発明は、また、本発明による吸入デバイスを用いる吸入方法を提供する。
この方法は、
渦チャンバに配置、形成されるカプセルを吸入デバイスのカプセルサポートに導入するステップと、
カッティング・デバイスによってこのカプセルを切り開くステップと、
空気導入チャネルと排気チャネルを介してマウスピースを通して空気を吸い込むステップを含み、
前記カプセルは、振動、回転せしめられ、前記渦チャンバ内部の気流の結果として、このカプセルを空にする方法である。
更に有益な実施例を、以下に説明する。
この空気導入チャネルは、あらゆる幾何学的配列で構成することができ、吸入デバイスの下部に少なくとも部分的に形成され得る。本発明による吸入デバイスの空気導入チャネルは、わずかに触れる程度に少なくとも部分的にこの渦チャンバへと延びる。
本発明による吸入デバイスは、また、排気チャネルと流体的に連通しているマウスピースを含む。
更にまた、この空気導入チャネルのための吸気口開口は、あらゆる位置でこの下部に作成され得る。本発明による吸入デバイスのこの空気導入チャネルは、また、好ましくはマウスピースに隣接して、又は、その近くで、吸入中、ユーザが保持/握持するために設けられる領域外の吸入デバイスの領域に配置される入口を有することもできる。
外部の空気がマウスピースの方向から導入される(即ちこの吸入器の前方側から来ている)時、吸入している患者は、手及び/又は指で通常の仕方でこの吸入デバイスを握持し、保持しながら、通常この吸気口開口、従ってこの空気導入チャネルを閉じることができない。この吸入デバイスの完全な機能は、従って確保される。
この気流は、基本的にあらゆる側及び位置からこの渦チャンバに導入することができる。
本発明による吸入デバイスのこの空気導入チャネルは、この渦チャンバの下部に及び/又は渦チャンバの横に開口している排気口を有することもできる。
従って、外側から吸引される空気は、この渦チャンバに下及び/又は横から、導入することができる。
このカプセルへとの有益な気流は、このような方法で作り出され得る。
この気流は、それから、この渦チャンバにおいて収容されるカプセルの特に下端に作動する。そして、前記下端はこの吸気口に面している。
この気流は、この渦チャンバの垂直な内部の湾曲に沿って、堂々巡りして、また、この空気導入チャネルの延長部に、部分的に流れる。下から導入されるこの気流は、このカプセルを持ち上げ、従って、下からエネルギーを供給して、このカプセルを振動し、回転させる。その結果、このカプセルは、持ち上げられて、エアクッションとして作動している気流渦によって、下から担持することができる。
本発明による吸入デバイスの排気チャネルは、入口を有することもできる。この入口は、この渦チャンバ上部の領域及び排気口と流体的に連通し、そして、排気チャネルは、アーチ状又はS字形で入口と排気口との間に延びる。
この渦チャンバから排気チャネルへの移行は、まず最初に、直接この渦チャンバへ垂直に上方に、それからマウスピースの方に、アーチ状及び/又はS字状で拡がる。
例えば、この気流は、まず最初に通過し及び/又は吸入中にこの渦チャンバから上方へ吸引される。その結果、追加的な力は解放され、この乱流は強化される。
従って、このカプセルは、例えば、旋風のような気流によって上方へ有利には吸引され、例えば、エアクッションの仕方で、この気流によって下からサポートされる。
従って、非かたまりは更に改良され、このカプセルを完全に空にすることが確保される。
このマウスピースの方へのアーチ状又はS字状での空気路は、追加的な流れ領域(フィールド)によって上述した効果を強化する。
この気流に含まれる粒子は、ほぼ180°で幾らか偏向する、従って、この渦チャンバの側面の上部クロージャに、そして、排気チャネルの規定の壁に衝突し、次々に、粒子へ力を及ぼすことになる。これは、次々に更にかきまわしと非かたまりを強化する。
渦チャンバと排気チャネル間のこの移行は、フリーに保たれる。
また、本発明による吸入デバイス内において、格子を、排気チャネルの入口の始めの部分に、配置することができる。
この格子は、カプセルが切断されて排気チャネルに入るとき、従って患者の肺に入るときに、断片が形成されるのを妨げる。
更に、活性成分とキャリア物質は部分的にこの格子と衝突し、有利には、次々にこの非かたまりをサポートする。
この排気チャネルは、均一な断面積からなるようにすることができる。
本発明による吸入デバイスの排気チャネルは、また、渦チャンバの下流をより大きい又はより小さい横断面とすることもできる。従って、この排気チャネルは、その断面積が先細り(テーパー状)及び/又は末広(ワイド)になる。
この横断面を先細りにすることは、この気流の流速を上昇させる役目をする。この横断面を末広にすることは、この気流の流速を遅くする役目をする。例えば、この流れ横断面は、有利には、マウスピースの方へ広がり、患者への移行での比較的低い流速を有する大量の気流を提供する。
この気流が渦チャンバから出て、排気チャネルへと通過するときに、この横断面は、この場所で高い流速で等量の気流が起こるように、先細りになる。
このパルス効果は特にこの領域において大きく、次々にこの非かたまりを強化する。
加えて、1つ以上の凹部及び/又は突出構造を、空気導入チャネル及び/又は排気チャネル及び/又は渦チャンバに、配置及び/又は形成することができる。
この凹部及び/又は突出構造は、空気導入チャネル及び/又は排気チャネル及び/又は渦チャンバにおける非かたまりを強化する。ここで、この凹部及び/又は突出構造は、例えば、散逸器(dissipater)、あらゆる幾何学的配列の突出部及び/又は所謂邪魔板(baffle)として製作でき、活性成分とキャリア物質は、これらと、この気流を通して衝突して、偏向する。
この空気導入チャネル及び/又は排気チャネル及び/又は渦チャンバのこの種の設計は、有利には、気流のかきまわしを強化し、活性成分及びキャリア物質に追加的なパルス効果を結果的にもたらす。これは、次々にこの粉薬分散を改良する。
本発明による吸入デバイスは、また、追加的な気流を生成するための排気チャネルを少なくとも部分的に囲む少なくとも1つの追加的なチャネルを含むこともできる。この追加的なチャネルは、追加的な気流がかきまわされた活性成分を含む気流を封ずるように、配置され、設計され得る。
この目的のために、この排気チャネルと少なくとも1つの追加的なチャネルは少なくとも部分的に平行して延びることができ、この追加的なチャンネルは、気流を上から及び/又は横から、又は、環状に排気チャネルの端へと通す。更に説明した非かたまり及びかきまわし効果を改良すること並びに口腔咽頭での活性成分堆積を減らすことが、従って可能である。
カプセルは、渦チャンバ内に挿入されるだけである。これは、例えば、カプセルが外部カッティング・デバイスを介して開けられたとき、又は保護フィルムが剥ぎ取られたとき、有益である。
本発明による吸入デバイスの渦チャンバは、カプセルを受容するためのサポートを含むこともできる。このカプセルサポートは、カプセルと同じサイズにすることができるし、また、このカプセルより大きくすることもできる。
加えて、本発明による吸入デバイスのこのサポートは、カプセルが積極的な及び/又は摩擦によって生じる係合において保持するように、設計することができる。このカプセルは、有利には、規定された位置に固定される。
吸入中に、この空気導入チャネルを通して供給される気流は、この渦チャンバ内に挿入された球体を動かし、カプセルが勢いよく回転し、振動するように、強烈に動かす。この渦チャンバは、あらゆる幾何学的配列を有することができる。
自由に可動するカプセルは、例えば、静止カプセルより、顕著に多くの乱流領域に導く。
結果として、より大きな力は、起こり、一方では、カプセルを空にすることをサポートし、他方では、活性成分の非かたまり及び/又は分散が吸入されるのをサポートする。
この空気路は、従ってカプセルの加速と動きをサポートし、また、活性成分とキャリア物質の加速と動きをもサポートする。
説明したように、カプセルがすでに開いているときに、例えば、外部のカッティング機構(カッティング・デバイス)によって保護フィルムを取り払ったり、開けたりした後に、カプセルは本発明によってこの吸入デバイスに挿入することができる。
代わりに、吸入デバイスにおいて開けることができる。この目的のために、本発明による吸入デバイスは、カプセルを開けるためのカッティング装置が設けられ得る。それは、この上部に配置することができる。このカッティング・デバイスが吸入デバイスに組み込まれると、有利なことに、開いたカプセルからの活性成分の輸送損失はない。
このために、本発明による吸入デバイスのカッティング・デバイスは、少なくとも1つの可動カッティング部材を含むことができる。2つの平行したカッティング部材の使用は、特別な効果がある。
例えば、ナイフ又は刃が、カッティング部材として用いられることができる。
それらは、有利には、カプセル断片の形成を回避する役目をし、ピンと比較して、なめらかな切断又は穿刺端(stab edges)を達成する役目をする。
他の開口手段の欠点、例えば、断片の形成及び/又は断片によって及び/又は開口手段に含まれる活性成分によって穿孔されたカプセル表面のクロージャの形成も、妨げられる。
このカッティング部材は、吸入デバイスの上部に挿入されるように設計することができ、好ましくは、吸入デバイスの上部に、例えば、接着したり、機械的に接続したり又は製造中に、上部に一体的に形成して固定される。ある機械的接続の場合、ナイフは、好ましくは交換可能である。
一般に、本発明による吸入デバイスの少なくとも1つのカッティング部材は、あらゆる金属又はそれらの合金から作ることができるが、セラミック等の他の適切な材料からも作ることができる。
例えば、使用する材料は、例えば、窒化方法によって、表面処理されるか又は硬度処理される高い合金鋼であり得る。
刃は、例えば、放電加工(spark erosion)技術を使用して、正確にカットすることができる。
このカッティング部材は、好ましくは、製薬アプリケーションに対して認められている鋼種、例えばANSI316Lから成る。
このカプセル端部は、有利には、2つの平行なカッティング部材によって両側が切られる。
この目的のために、刃は、カプセル両端部を切り取らないで、ただカプセルの両端部を、部分的に、又は、完全に切るように、設計し、配置することができる。その結果、不規則な切刃及びカプセルの両端部のトラッピングが、回避される。
別の効果は、気流がおそらく切り取られたカプセルの両端部によって妨げられないということである。このカプセルに含まれる粉薬は、このカッティングによって渦チャンバにて空にされ得る。
従って、このカッティングコースは、空気路と密接に相関する。
これらのナイフは、あらゆる適切な刃を備えることができる。
例えば、これらのナイフは、1.28cmの曲率半径を有し、丸められた、片側に刃が付いた二重溝刃を有して作ることができる。
それらは、好ましくは、直線の、両側に刃の付いた、二重溝刃で各々80°の刃取付角度を有して、又は直線の、片側に刃の付いた、二重溝刃で67°の刃取付角度を有して、又は直線の、二重溝刃で0°の刃取付角度を有して作られる。
直線の、片側に刃の付いた、単一溝刃又は二重溝刃で35°の刃取付角度を有する刃が、特に好まれる。
本発明による吸入デバイス内のカプセルは、基本的にカッティング・デバイスへ移動することができる。しかしながら、そのカッティング部材は、有利には、固定された静止カプセルに対して、押し付けられる。
カプセルはカプセルサポートに固定されるので、このカプセルの動きは、開ける間、回避され、このカプセルは常にこの同じ位置にある。
従って、カプセルのカッティングコースとカッティングポイントは所望通りに再生することができ、誤切断(ミスカット)は回避される。
本発明による吸入デバイスの少なくとも1つのカッティング部材は、また、最初に刃の尖端でカプセルを切ることもできる。
このカッティング部材の尖端が最初にカプセルの表面と接触すると、カプセルの変形は、有利には、回避することができ、正確なカットが達成できる。
カプセルを開けるために、このカッティング部材は上方からこのカプセルに接近し、カプセルは上方から縦に切られる。このカッティング角は、カプセルの縦軸に対して0°〜90°であり、好ましくは、10°、より好ましくは、0°である。
このカプセルは、基本的にあらゆる材料から成る。しかしながら、寧ろ高い力が、例えば、ゼラチン・カプセルを開けるのに必要とされる。特に、この湿度が低いと、ゼラチン・カプセルは、追加的に脆くなる及び/又は分裂する傾向がある。
しかしながら、湿度は高いと、ゼラチン・カプセルは柔らかくなって、それ故に、変形する傾向がある。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースを主成分としたカプセルは、本発明によって吸入デバイスに特に適しているために示した。この材料は特に容易に開けることができ、殆ど断片を形成しないという点で、それ自体を特徴づける。この材料は、また、広範囲にわたる湿度に対して説明した特性を保ち続けるので、カプセルの変形又は断片形成の危険度が低い。
本発明による吸入デバイスは、また、カッティング部材を作動させるための作動部材を含むこともできる。この作動部材は、有利には、空気路と別であるようにこの吸入デバイスの上部に配置される。リークが起こらないように、かつ、カッティング・デバイスが吸入中、この気流に対して不利な影響を与えないように、全ての通風コンポーネントの積極的な係合は、従って確保される。
加えて、本発明による吸入デバイスは、このカッティング・デバイスを撤退位置に偏奇(バイアス)するように保つバネ部材を含むことができる。この作動部材は、少なくとも1つのガイド部材によって案内され得る。それは、この作動部材の、従ってこのカッティング部材の正確な案内を確保する。このガイド部材は、ガイドレール、ガイドグルーブ又は他のあらゆる適切なガイド・メカニズムとして設計され得る。従って、このナイフとそのカッティング角のガイダンスは、有利には、どうであれ再生可能である。
一般に、この作動部材は、あらゆる適切な操作メカニズムを介して作動することができる。
例えば、この作動部材は、この上部に配置されるスレッドと協働するスレッドを含むことができる。カプセルに切り込むために、この作動部材は、回され、即ち、吸入デバイスにねじ込まれ、このカッティング部材は、カプセルに対して押し付けられ、その両端部に切り込む。
更にまた、少なくとも1つのカッティング部材は、この撤退位置においてこの上部にすっかり収容され得る。このナイフによる損傷の危険は、従って有利には減らされる。この気流は、吸入中、このカッティング・デバイスによって妨げられないことが、また、確保される。
この作動部材は、少なくとも1つのカッティング部材は、下部部材に接触することなくカプセルを開けるように、少なくとも1つのガイド部材によって渦チャンバ内に移動することができるように、バネ部材の力に抗して作動位置に作動することができる。
全般的に見て、本発明による吸入デバイスのカッティング・デバイスは、有利には、このカッティング部材によるカットの再現性を最大に確保する。
この断片形成とカプセル変形は、カッティングステップの間、回避されるので、吸入中の空にするステップは再生することもできる。これは、次々に均一な服用量の投与を可能にする。
更にまた、この活性成分がカプセルからほぼすっかり空にされることを、確保する。
ただ最小限の活性成分が、吸入デバイスに残される。このカッティング・デバイスは、また、通風コンポーネントの寸法と設計を最適化し、かつ、キャリア部材からの活性成分の分離及び/又は活性成分の分散を最適化する。これは、投与量の失敗又は最悪のケースの不十分な投与量などの服用量変動を回避する役目をする。
本発明による吸入デバイスは、相互に接続している上部と下部を含むこともできる。この目的のために、例えば、スナップ動作又はロックデバイス又は他のあらゆる適切なメカニズムも、用いることができる。
基本的に、あらゆる開動作のメカニズムを、設けることができる。
本発明による吸入デバイスの上部と下部は、好ましくは、上部がカプセルを取り除くか又は受容する開位置と吸入のための閉位置の間で移動することができるように、旋回可能に接続することもできる。この目的のために、例えば、あるヒンジ配置を、用いることができる。
この吸入デバイスは、カプセルを取り除くか又は受容する規定された開位置と、吸入のための規定された閉位置間で旋回することができる。この旋回位置は、加えて、規定することができて、例えば、スナップイン(nap-in)接続によって固定することができる。
本発明による吸入デバイスは、この開位置においてこの作動部材の作動を妨げることができる安全メカニズムを含むこともできる。例えば、それは、ロックピンでありえる。
加えて、又は、代わりに、本発明による吸入デバイスは、この作動部材の作動に応じて吸入を妨げることができる更なる安全メカニズムを含むことができる。この目的のために、例えば、この作動部材は、この安全メカニズムに機械的にリンクすることができる。不適当な投与量は、有利には、このような方法で回避されることができる。
本発明による吸入デバイスは、あらゆる特性デバイス抵抗を含むこともできる。
好ましくは、本発明による吸入デバイスは、0.027から0.050のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗を含み、この吸入デバイス(1)を介して4kPaの圧力降下を有する40から75L/minの流速になる。
好ましくは、0.031〜0.044のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗の場合は、この吸入デバイス(1)を介して4kPaの圧力降下を有する45から65L/minの流速になる。
より好ましくは、0.036〜0.040のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗の場合は、この吸入デバイス(1)を介して4kPaの圧力降下を有する50から55L/minの流速になる。
これらの中〜高のデバイス抵抗は、有利には、多くの患者によってより良い感じであると考えられ、これは、患者の遵守に対して積極的な効果を有する。この範囲においては、また、全ての患者グループが吸入のために必要とされる流速を得ることが可能である。
このように達成された気流が、低い気流速度において低い抵抗を有し、かつ、高い乱流吸入ゾーンにおいて粉薬のより長い滞在時間を有するデバイスと比較して得られる。これは、活性成分とキャリアの改良された分離となる。このカプセルは、また、延長された期間の間乱気流に晒される。これは、カプセルを空にすることに対する積極的な効果となる。従って、低くて非常に高い抵抗で動作する吸入器の欠点は、有利には解決される。
全般的に見て、この好ましい実施例は、可撓性でコンパクトな吸入デバイスと吸入方法を提供する。本発明による吸入デバイスは、シングル服用カプセル吸入器として特に作られる。
本発明による吸入デバイスは、容易に操作することができ、有利には、患者が清掃することができる。本発明による吸入デバイスは、また、ただ少しのコンポーネントを含み、設計もシンプルで、安価に作ることができる。加えて、市販のカプセルで走査することができる。これらのカプセルは、有利には、粉薬技術に関して比較的低い要求で済み、それらの製造は安価である。
このカプセルは、基本的に、あらゆる位置で空にするために開けることができる。
しかしながら、このカプセルがこの両端部で開くと、有利には、カプセル開口は、回転カプセルの場合、最大の遠心力の部位で発見される。
このカプセルの動きと開位置のこの種の組合せの結果、この力は、静止カプセル及び他の開口位置を有するシステムと比較して、顕著に強化される。
この力は、カプセルを空にすること及び活性成分の非かたまり又は吸入されるべき活性成分の分散をサポート及び/又は最大にする。
全般的に見て、このカプセルをほぼすっかり空にすることは、有利には達成することができる。
この活性成分は、また、ほんの少しの粉薬残留物だけが吸入デバイスの通風部において残され及び/又は、カプセルと活性成分とキャリア部材は、できるだけ広範囲に分離されるように、かきまわされる。
この非かたまり及び/又は分散は、カプセルの開口と通風コンポーネントの寸法と設計と相関がある。全てのこれらの要因は、本発明によって最適化される。
このカプセルの強度の移動及び通風部の寸法は、本発明による吸入デバイスにおいて最大の乱気流を確保する。これは、次に、有利には、規定された気流を経て空にする再生可能なカプセルを達成する。
本発明は、添付図面を参照して好ましい実施例によって説明される。異なる図において対応する部材は、同一の参照番号を持つ。
本発明による吸入デバイスの長手方向の断面図を示す。 図1の吸入デバイスの上部の長手方向の断面図である。 下から見た図2aの上部の上面図を示す。 図1の吸入デバイスの下部の断面図を示す。 上から見た図3aの下部の上面図を示す。 本発明による吸入デバイスの断面図を示す。 本発明による更なる吸入デバイスの下部の長手方向の断面図を示す。
以下で使用する上、下、前、後ろ、右、左などの位置呼称は、読者の前に配置される吸入デバイスの読者の図の見方に関するものである。
図1は本発明による吸入デバイス1を示し、カプセルベースの粉薬吸入器として設計されている。
この吸入デバイス1は、上部3と下部5を含む。両方とも、あるヒンジ装置7を介して相互に接続している。上部3は、開位置(図示せず)と閉位置間で下部5に関して旋回することができる。
開位置では、ユーザは、渦チャンバ15にカプセルを挿入したり、そこから空になったカプセルを取り除くことができる。このカプセルは、1個又は複数の吸入されるべき活性成分を含み、それらは、1個又は複数のキャリア物質と組み合わせることができる。
挿入されたカプセルは、吸入中に引き起こされる気流を介して渦チャンバ15内で動き、回転及び/又は振動する。開位置では、全てのコンポーネントは容易にアクセス可能で、従って、この吸入デバイスを清掃することは容易である。
図1は、その閉位置における吸入デバイスを示す。
上部3は、ハウジング23を含み、その中にカッティング・デバイス11が配置される。
吸入の前に、ユーザは、このカッティング・デバイス11(図2a、2b及び3参照)で、挿入されたカプセルを開ける。この目的のために、このカッティング・デバイス11は、図示の実施例におけるナイフとして作られる2つの平行なカッティング部材27と同様に、ピンのようなボタンとして作られる作動部材25を含む。
このボタン25は、例えば、ネジ又はピン等のアタッチメント手段を介して、上部3にリンクされる。加えて、このカッティング・デバイス11は、バネ部材37を具備し、このバネ部材37はボタン25を偏奇し、ナイフ27を初期位置に置く。このバネ部材は、あらゆるスプリング(例えば、圧縮又は渦巻ばね)でありえる。この初期位置において、このナイフ27は、ハウジング23内に配置される。
この開状態において損傷の危険を防止するために、上部3は、完全には旋回可能でないが、カプセルの除去又は挿入及び/又はこの吸入装置1の清掃が、容易に可能である程度に、設計することができる。代わりに、又は、更に、開位置においてカッティング装置(カッティング・デバイス)11の作動を妨げる安全メカニズム(図示せず)を、設けることができる。
ナイフ27は、次のようなあらゆる刃29を備えることができる。
例えば、1.28cmの曲率半径を有し、丸められた、片側に刃が付いた二重溝刃、
好ましくは、直線の、両側に刃の付いた、二重溝刃で各々80°の刃取付角度を有する刃、又は、
直線の、片側に刃の付いた、二重溝刃で67°の刃取付角度を有する刃、又は、
直線の、二重溝刃で0°の刃取付角度を有する刃などである。
直線の、片側に刃の付いた、単一溝刃又は二重溝刃で35°の刃取付角度を有する刃が、特に好まれる。
ナイフ27は、あらゆる寸法を有することもできる。幅3mm、厚さ0.6mm及び長さ35mmのナイフが、特に好まれる。
カプセルに孔を開けるために、ユーザは、作動ボタン25を押す。すると、ナイフ27は上向きのスプリング力に抗してこの下部5の方へ押し下げられ、カプセルは動作位置になる。この目的のために、この刃サイズに適応するこの開口部のうちの2つは、この上部3の底面に形成され、この開口部を通してナイフ27は下部5へと移動し、カプセルサポート15に挿入されているカプセルに達する。この刃29の尖端33は、最初、カプセルの表面に当たり、次いで、これに切り込み、そして、カプセルの両端部を貫通する。
作動ボタン25は、両側に配置される2つのガイド部材39によって、摺動可能に導かれる。
あらゆる公知のガイド・メカニズムを、このガイダンスとして設けることができる。
本願明細書(図1及び図2a参照)において図示した実施例において、このガイド部材は、作動ボタン25が縦に摺動可能であるスライドレール39として作られている。
幾つかのスライドレール39は、この上部3のある円周位置にマウントすることもできる。
本願明細書においてこの図示した実施例において、このスライドレール39は、この上部3の周りに環状に形成される。
この点について、この作動ボタン25のスリーブのような部分は、内部からの内部スライドレール39と外側からの外部のスライドレール39によって囲まれている。
このスライドレール39は、正確なガイダンスを確保して、この作動ボタン25のジャミングを阻止する。これにより、次々にこの固定されたナイフ27の均一で正確なガイダンスを確保している。
代わりに、この作動ボタン25は、例えば、ある舌及び溝システムのようなスプリング・ガイダンスとかみ合うスプリングなどの手段とすることもできる。
このカッティング角は、ナイフ27の配置を介して規定され、所望通りに作ることができる。
カッティング角は、カプセルの長手軸に基づいて90°、好ましくは、10°、より好ましくは、0°が特に好ましい。
カプセルをカットしている間、このナイフは、このカプセルの下端を越え、カプセルを通して、カプセルサポート9の底側に形成される2つの凹部35へと移動する。
これらの凹部35は、このナイフのサイズに対応する、又は、幾分大きく作り、刃29の尖端33が下部5と接触しないようにすることができる。
カプセルが開いたら、ユーザは、この作動ボタン25を解放する。
このスプリング37は、この作動ボタン25に力を及ぼして、これを動かし、従ってこのナイフ27をこの初期位置に移動する。このナイフ27は、するとハウジング23にすっかり引っ込められる。
加えて、この作動ボタン25が押下されている間、吸入を阻止する、例えば、空気チャネルを遮断する、更なる安全メカニズム(図示せず)を、設けることができる。この吸入デバイス1の不正確な使用、又は、不適当な投与量は、従って回避することができる。
この吸入デバイス1が閉じられるときに、この上部3のこの底面の一部は、この下部5との積極的な適合によって、渦チャンバ15の上部クロージャと、更に、部分的にマウスピース21にある排気チャネル14の頂部側とを閉じる。
残りの空気導入チャネル13及び/又は排気チャネル14がこの下部5において形成されているので、この吸入デバイス1が閉じられると、この通風チャネル13及び14のシール(封止)は確保される。この吸入デバイス1が閉じられると、この渦チャンバ15と排気チャネル14間の接続は従って確立される。
加えて、別の安全メカニズム、例えば、あるスナップアクションデバイス(図示せず)を設けて、上部3と下部5の間に積極的な適合を確保することができる。そうすれば、吸入中、この吸入デバイス1の開口を阻止することができる。
代わりに、この空気導入チャネル13及び/又はこの排気チャネル14を、完全に下部5に配置、設計し、上部3によるカバーを要らなくすることもできる。これらのチャネル13、14は、すると、例えば、マウスピース21を通して清潔にされる。
図3a、図3b及び図4は、この下部5の更なる詳細を示す。
この空気導入チャネル13、カプセルサポート9及び渦チャンバ15の下部は、下部5に配置されて、形成される。渦チャンバ15の寸法は、所望通りに、作ることができる。例えば、高さは、7〜9mmが、特に適切には、8mmがこの渦チャンバ15の寸法として適切である。
このカプセルサポート9は、この渦チャンバ15の底部に形成される。このカプセルサポート9の寸法は、カプセルが、その中に、固定され得るようにカプセル・サイズに適応する。
例えば、カプセルはカットされている間移動したり又はスリップすることができない、従って、最大の再現性はこのナイフ27によるカッティングに対して確保される。
導入チャネル13は、吸入デバイス1の前方側から横方向に渦チャンバ15へと延在する。この空気導入チャネル13の適切な断面積は、例えば、11.8のmm2、17.7mm2又は特に23.6mm2が特に好まれる。
この空気導入チャネル13の吸気口は、マウスピース21と、下部にあるカプセルサポート9との間の領域の任意の位置に配列し、設計することができる。
図示の実施例において、この空気導入チャネル13の吸気口は、マウスピース21と上部3との間に形成される。この吸入器の前方側から来ている配置は、この吸入デバイス1が握持されて、通常通り保持されるときに、吸入者がこの空気導入チャネル13を閉じることができないという効果がある。
吸入の場合、この気流は、吸気口を介して空気導入チャネル13を通して導入され、丸い渦チャンバ15の下部領域へと横方向に流れる。
この気流は、カプセルの特に下端部に、部分的に作用し、吸気口に向かって、この渦チャンバ15の垂直な外部の湾曲に沿って、空気導入チャネル13の延長部を、円を描く仕方で部分的に流れる。
この気流は、カプセルを持ち上げ、このカプセル支持9から気流により、カプセルが振動し、回転する渦チャンバ15の上部の領域に、それを伝達する。
このカプセルサポート9におけるカプセルのためのこのクリアランスは、大きく、クランプすることができない又は他のいかなる仕方にもおいても妨害することができない。
結果としての吸入は、カプセルの回転運動と振動を介して、粉薬が周りの渦チャンバ15へ入らないことを確保する。
格子17は、渦チャンバ15と排気チャネル14の間の移行(トランジション)に配置される。
一方では、このネットワーク17は、粉薬の断片化をサポートし、他方では、このカプセルが排気チャネル14に入ることからカットされるときに、形成することがありえる断片を妨げる。
この格子は、あらゆる寸法を有することができる。フリー領域が51mm2、より好ましくは、36mm2、最も好ましくは21mm2及び隆起幅が1.30mm、より好ましくは、0.86mm、最適には0.42mm、であることが、適切であると証明された。
マウスピース21に通じている排気チャネル14は、格子17から始まるように配置され、形成される。この排気チャネル14は、渦チャンバ15の下流で、縦に上向きに延在する。
このマウスピース21に延在するアーチの形の移行領域が、続く。
この空気導入チャネル13と排気チャネル14は、従って少なくとも部分的に平行して逆の方向に延在する。この空気導入チャネル13によって導入される気流は、この渦チャンバ15の中を流れた後に排気チャネル14に上向きに吸引される。
これは、この気流が殆ど180°によって偏向して、従ってこの排気チャネル14のアーチ形の領域を通してこの空気導入チャネル13におけるこの気道の反対側に部分的に少なくとも導かれる場所である。ここでの気流は、マウスピース21に1つ又は幾つかの活性成分を運搬し、ここで、この気流は、この吸入デバイス1を離れて、患者の肺に取り込まれる。
この振動し、回転するカプセルは、この気流によって上向きに吸い込まれて、下からエアクッションのように持ち上げられる。
更に、この排気チャネル14の長手方向の領域は、その横断面に関して先細り(テーパー状)及び/又は末広(ワイド)になる。
この渦チャンバ15から排気チャネル14へのこのトランジションで、吸入中、高流速で等しい空気量があるように、横断面にはテーパーがつく。この出て行く気流が低流速で高い空気量を構成するように、この横断面はマウスピース21の方へ向かって末広となる。
図5は、追加的なチャネル41を有する本発明による更なる吸入デバイス1の下部5の長手方向断面図を示す。この追加的なチャンネル41は、部分的に排気チャネル14に平行に延在して、この排気チャネル14の端に、環状に気流を通す。吸入中、追加的な気流はこの追加的なチャネル41を介して作り出される。そして、前記流れがかきまわされた活性成分を含む気流を囲む。
従って、説明した非かたまり及びかきまわし効果は、一層改良され、口腔咽頭でのこの活性成分堆積は減らすことができる。
本発明の更なる実施例および変更は、当業者には添付請求項から知れよう。
1 吸入デバイス
3 吸入デバイスの上部
5 吸入デバイスの下部
9 カプセルサポート
11 カッティング・デバイス
13 空気導入チャネル
14 排気チャネル
15 渦チャンバ
17 グリッド
21 マウスピース
25 作動部材
27 カッティング部材
29 刃
33 刃の尖端
35 凹部
37 バネ
39 スライドレール

Claims (23)

  1. カプセルによって投与される少なくとも1つの活性成分を吸入するための吸入デバイス(1)であって、
    渦チャンバー(15)と、
    少なくとも1つの空気導入チャネル(13)と、
    この空気導入チャネル(13)に反対方向において部分的に少なくとも延在している少なくとも1つの排気チャネル(14)を含み、
    吸入中、前記渦チャンバー(15)を通って流れる流体が前記カプセルとこのカプセルによって投与される前記活性成分とをかきまわすように、前記渦チャンバー(15)は、前記カプセルを受けるように設計され、前記空気導入チャネル(13)と排気チャネル(14)に流体的に連通していることを特徴とする、前記吸入デバイス。
  2. 前記空気導入チャネル(13)は、前記渦チャンバー(15)にわずかに触れる程度に少なくとも部分的にこの渦チャンバー(15)まで延在することを特徴とする、請求項1に記載の吸入デバイス。
  3. 更に、前記排気チャネル(14)と流体的に連通しているマウスピース(21)を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の吸入デバイス。
  4. 好ましくは前記マウスピース(21)に隣接して、または、その近くで、前記空気導入チャネル(13)は、吸入中、ユーザによって保持/握持するために設けられる領域外の吸入デバイスの領域に配置される吸気口を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  5. 前記空気導入チャネル(13)は、前記渦チャンバー(15)の下部におよび/または横にこの渦チャンバー(15)に通じている排気口を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  6. 前記排気チャネル(14)は、排気口と同様に前記渦チャンバー(15)の上部と流体的に連通している吸気口を有し、かつ、前記排気チャネル(14)はアーチまたはS字形の形状をして、前記吸気口と排気口との間に延在することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  7. 格子(17)が、前記排気チャネル(14)の吸気口の始めの部分に配置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  8. 前記排気チャネル(14)は、前記渦チャンバー(15)の下流方向においてより大きいおよび/またはより小さい横断面を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  9. 1つ以上の凹部および/または突出構造を、空気導入チャネル(13)および/または排気チャネル(14)および/または渦チャンバー(15)に、配置および/または形成することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  10. 追加的な気流を生成するために、前記排気チャネル(14)を少なくとも部分的に囲む少なくとも1つの追加的なチャネル(41)を含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  11. 前記渦チャンバー(15)は、カプセルを受容するためにサポート(9)を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  12. 前記サポート(9)は、積極的なおよび/または摩擦によって生じる係合において、カプセルを保持することを特徴とする、請求項11に記載の吸入デバイス。
  13. カプセルを開けるためのカッティング・デバイス(11)を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  14. 前記カッティング・デバイス(11)は、少なくとも1つの可動カッティング部材(27)を含むことを特徴とする、請求項13に記載の吸入デバイス。
  15. 少なくとも1つの前記カッティング部材(27)は、まず最初に刃(29)の尖端(33)で前記カプセルに切り込むことを特徴とする、請求項14に記載の吸入デバイス。
  16. 前記カッティング部材(27)を作動する作動部材(25)を含むことを特徴とする、請求項14または15に記載の吸入デバイス。
  17. 前記カッティング・デバイス(11)を撤退位置に偏奇(バイアス)するように保つバネ部材を含むことを特徴とする、請求項13〜16のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  18. 相互に接続される上部(3)と下部(5)を含むことを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  19. 前記上部(3)と下部(5)は、旋回可能に接続し、好ましくは、前記上部(3)がカプセルを取り除いたりまたは受容したりするための開位置と吸入のための閉位置間で動くことができることを特徴とする、請求項18に記載の吸入デバイス。
  20. 前記開位置において作動部材(25)の作動を阻止することができる安全機構を含むことを特徴とする、請求項16に従属する請求項19に記載の吸入デバイス。
  21. 前記作動部材(25)の作動に応じて、吸入を阻止することができる更なる安全機構を含むことを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  22. 0.027から0.050のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗を含み、この特性デバイス抵抗の場合は、吸入デバイスを介して4kPaの圧力降下を有する40から75L/minの流速になり、
    好ましくは、0.031〜0.044のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗の場合は、この吸入デバイスを介して4kPaの圧力降下を有する45から65L/minの流速になり、
    より好ましくは、0.036〜0.040のkPa0.5L/minの特性デバイス抵抗の場合は、吸入デバイスを介して4kPaの圧力降下を有する50から55L/minの流速になることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  23. カプセルに含まれる少なくとも1つの活性成分を吸入するための吸入方法であって、この方法は、
    請求項1〜22のいずれか一項に記載の吸入デバイス(1)の、渦チャンバーに配置、形成されるカプセルサポート(9)にカプセルを導入するステップと、
    請求項12〜18のいずれか一項に記載のカッティング・デバイス(11)によって前記カプセルを切り開くステップと、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の空気導入チャネル(13)と排気チャネル(14)を介してマウスピースを通して空気を吸い込むステップを含み、
    前記カプセルは、振動、回転せしめられ、前記渦チャンバー内部の気流の結果として、このカプセルを空にする、前記吸入方法。
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