JP2013502118A - スケジューリング情報を報告する方法 - Google Patents

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Abstract

マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法。各キャリアは、データ・チャネルを備える。本方法は、送信されるべき前記データの特性の表示を生成するステップと、各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するステップと、そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示と、送信されるべき前記データの特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するステップとを備える。各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージは、2つ以上のキャリアの上で基地局に対して送信される。

Description

本発明は、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワーク(multi−carrier wireless telecommunications network)において、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し送信する方法と、本方法を実行するように動作可能なユーザ装置と、本方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム・プロダクトとに関する。
無線電気通信システムが、知られている。知られているシステムにおいて、無線カバレッジ(radio coverage)は、セルとして知られている地理的地域によってユーザ装置、例えば、モバイル電話に対して提供される。基地局は、必要とされる無線カバレッジを提供する各セルの中に位置する。各セルの中のユーザ装置は、情報とデータとを基地局から受信し、情報とデータとを基地局に対して送信する。
基地局によってユーザ装置に対して送信される情報とデータとは、ダウンリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのチャネルの上で生ずる。ユーザ装置によって基地局に対して送信される情報とデータとは、アップリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのアップリンク・データ・チャネルの上で生ずる。
知られている単一アップリンク・キャリア無線電気通信システムにおいては、ユーザ装置は、データを基地局に対してパケットの形で送信するように動作可能である。そのような構成においては、1つまたは複数の拡張専用チャネル(Enhanced Dedicated Channel)(E−DCH)専用の物理データ・チャネル(E−DPDCH)を使用して、ユーザ装置から基地局へとデータを搬送する。特定のユーザ装置のデータ・スループットは、トランスポート時間間隔(transport time interval)(TTI)当たりに1つまたは複数のE−DPDCHチャネルによって搬送されるトランスポート・ブロック・サイズによって決定される。データ・チャネルの上で維持できるトランスポート・ブロック・サイズは、そのユーザ装置が、基地局によって使用する許可を認可されているパワーの割り付けられた量に依存する。より詳細には、ユーザ装置が、特定のチャネルの上で使用することが許可されるパワーの量は、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller)(RNC)と協力して基地局によって決定される。RNCは、ネットワークが動作するパラメータを設定し、また基地局は、ユーザ装置と通信して、ユーザ装置のオペレーションが、RNCによって設定されるパラメータを満たすように指示する。
ユーザ装置が、パワーと、それゆえにトランスポート・ブロック・サイズとをキャリアに対して割り付けるために、ユーザ装置は、基地局から無線リソースの「認可(grant)」を受信する必要がある。認可を計算するために、基地局は、ユーザ装置から初期情報を収集する。このタスクのためにユーザ装置から基地局へと送信される情報は、「スケジューリング情報」(SI)メッセージとして知られている。単一キャリア電気通信ネットワークの中のスケジューリング情報メッセージは、一般的に、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータの特性と、基地局に対するデータ伝送のために使用可能なユーザ装置が有するパワーを表す表示とに関連した情報を含んでいる。
知られているスケジューリング情報メッセージは、ユーザ装置によって基地局へと送信される符号化されたメッセージを備える。知られているSIメッセージは、一般的に18ビットを備える。18ビットは、ユーザ装置が、データ伝送のために使用することができる残りのパワーを示す5ビットを含んでいる。その情報は、ユーザ装置パワー・ヘッドルーム(user equipment power headroom)、またはUPHとして知られている。18ビットは、ユーザ装置の伝送バッファの中のデータの総量を示す5ビットをさらに備える。その情報は、合計拡張データ・チャネル・バッファ・ステータス(total enhanced data channel buffer status)(TEBS)として知られている。18ビット・メッセージは、ユーザ装置伝送バッファの中のデータを有するどの論理チャネルが、最高優先順位を有するかと、その優先順位の表示とを示す4ビットをさらに備える。その情報は、最高優先順位論理チャネルID(highest priority logical channel ID)(HLID)として知られている。SIメッセージはまた、最高優先順位を有する論理チャネルについてのバッファの中のデータの量を示す4ビットを備える。その情報は、最高優先順位論理チャネル・バッファ・ステータス(highest priority logical channel buffer status)(HLBS)として知られている。
合計拡張データ・チャネル・バッファ・ステータス(TEBS)と、最高優先順位論理チャネルID(HLID)と、最高優先順位論理チャネル・バッファ・ステータス(HLBS)とは、すべて、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連しており、また「ユーザ装置バッファ情報」として一括して知られている。ユーザ装置バッファ情報とユーザ装置パワー・ヘッドルーム(UPH)とから、基地局は、ユーザ装置ごとに許容可能なリソースを決定することができ、これは、間接的に、割付け可能なパワーと、ユーザ装置のデータ・チャネルによって送信され得るトランスポート・ブロック・サイズとを決定する。ユーザ装置は、その上でユーザ装置バッファの中の完全なデータを基地局に対して効率的に送信するためのスケジュールされたリソースであるようにするために、スケジューリング情報メッセージの中の符号化されるユーザ装置バッファ情報とUPHとを基地局に対して送信する。
ユーザ装置が、複数のキャリアの上で同時に送信することを可能にすることが、提案される。各キャリアは、一般的に、独立してパワーを制御され、また独立して基地局によってスケジュールされる。そのような構成においては、ユーザ装置は、複数のキャリアの上で基地局に対して同時にデータを送信することができる可能性がある。ユーザ装置が、2つ以上のキャリアの上で同時に送信すること、または基地局が、2つ以上のキャリアの上で同時に送信することを可能にする無線電気通信ネットワークは、「マルチ・キャリア」ネットワークとして知られている。そのようなマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークは、2つのキャリアを提供することができ、また「デュアル・セル高速アップリンク・パケット・アクセス」(dual cell high speed up link packet access)(DC−HSUPA)ネットワークと称されることが可能である。2つ以上のキャリアを有するネットワークは、マルチ・セル高速アップリンク・パケット・アクセス(multi cell high speed up link packet access)(MC−HSUPA)ネットワークと称されることが可能である。本明細書において使用される用語「マルチ・キャリア」ネットワークは、DC−HSUPAネットワークとMC−HSUPAネットワークとの両方をカバーすることが予想される。
したがって、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークの中でユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化すること、および送信することに対する改善された技法を提供することが、望ましい。
第1の態様は、各キャリアが、データ・チャネルを備える、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法を提供し、前記方法は、送信されるべき前記データの特性の表示を生成するステップと、各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するステップと、そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示と、送信されるべき前記データの特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するステップと、2つ以上のキャリアの上で各キャリアについて前記符号化されたスケジューリング情報メッセージを基地局に対して送信するステップとを備える。
第1の態様は、無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置が、2つ以上のキャリア周波数の上でデータを同時に送信することを可能にすることにより、データ・アップリンク・スループットを増大させることが可能である。
そのようなマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置は、基地局に対して送信されるべきデータの特性と、また使用可能なキャリアのそれぞれのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーに関連した情報とに関連した情報を送信することが必要とされ、その結果、基地局は、各キャリアに対してリソースを割り付けることができるようになる。
一般的に、マルチ・キャリア・ネットワークにおける各キャリアは、独立してパワーを制御されることになる。さらに、各キャリアは、一般的に異なる無線状態を経験することになり、それゆえに基地局によってスケジュールされる異なるリソースを有することになる。キャリアによって経験される無線状態は、特定のキャリア周波数を有する無線信号によって経験される任意の環境の利点を示す傾向がある。特定のキャリアに対して基地局によってスケジュールされるリソースは、その基地局によってサーブされる(served)特定の地理的地域においてそのキャリアの上で無線電気通信ネットワークによって経験されるより広い状態のステータスの何らかの表示を提供する。
マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークが、効率的に機能するためには、基地局が、使用可能なキャリアのうちでも、どのようにして最良にパワーまたはデータを割り付けるべきかを考慮することが必要である。特に、ユーザ装置から基地局への効率的なデータ・スループットが、アップリンク・データ・チャネルの上で達成されることを試み、また保証することが必要である。ユーザ装置は、それゆえに、送信されるべきデータの1つまたは複数の特性と、各キャリアについて、そのユーザ装置の上のそのキャリアのチャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示とに関連した情報を送信することが必要とされる。ユーザ装置は、それゆえに、初期伝送を生成し、それを基地局に対して送信する必要があり、その伝送は、使用可能な各キャリアに関連した情報と一緒に共通バッファ・ステータスの特性を効率的に搬送するスケジューリング情報メッセージを備える。
マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいては、送信されるべきデータは、すべてのキャリアに対して共通になるが、各キャリアについての推定されたパワーに関連した情報は、異なることになる可能性が高いことが理解されるであろう。結果として、各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージは、異なることになる。
マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置によって提供されるアップリンク・キャリアのうちの1つは、一般的に、主要なキャリア、または「アンカー(anchor)」キャリアとして知られている。
単一の連結されたスケジューリング情報メッセージの中で2つ以上の独立なキャリアのユーザ装置パワー・ヘッドルーム表示(各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を表す)を送信することが可能である。それゆえに、ただ1つのキャリア、例えば、アンカー・キャリアの上で単一のスケジューリング情報メッセージを送信することが可能になり、このスケジューリング情報メッセージは、使用可能な各キャリアの上で使用可能なパワー・ヘッドルームに関連した情報を含んでいた。そのような方法は、一般的に、ユーザ装置によって送信されるべきデータの特性に関連した情報(上記で言及されたユーザ装置バッファ情報など)を一度だけ送信することになり、それゆえにその情報の冗長な再伝送をほぼ間違いなく回避する。事実上、そのような方法は、各キャリアのパワー・ヘッドルームに関連した情報を単一のスケジューリング情報メッセージへと連結させる。
しかしながら、そのような連結されたアプローチに従って、1つのスケジューリング情報メッセージの中の2つ以上の独立なユーザ装置のパワー・ヘッドルーム情報の伝送は、典型的なスケジューリング情報メッセージの知られているフォーマットに対するフォーマット変更を必要とすることになる。特に、使用可能な各キャリアの上で使用可能なパワーに関連したユーザ装置ステータスを十分に搬送することは、より多くのビットを必要とすることになる。さらに、ただ1つのキャリアが、何らかの理由でアクティブにされる場合、ユーザ装置は、新しい規格フォーマットのスケジューリング情報メッセージによって許容される他の任意のキャリアについての冗長な「空」ビットを送信するように強制されることになる。そのような方法は、一般的なマルチ・キャリア構成に対処するために簡単にスケール変更することができず、すなわち、キャリアの数が増大されるたびに、スケジューリング情報メッセージのサイズの増大と、特にメッセージが、各キャリアの上で使用可能なパワーの推定値を示す役割を担う部分とが、必要とされることになることが、理解されるであろう。
各キャリアについて独立なスケジューリング情報メッセージを符号化し、送信することも可能である。これらの独立なスケジューリング情報メッセージは、単一のキャリアの上で、一般的にはアンカー・キャリアの上で送信されることが可能である。そのような方法においては、各キャリアに関連した情報は、ユーザ装置から基地局に対して連続して送信される。そのような方法においては、使用可能な各キャリアについて計算されるユーザ装置パワー・ヘッドルームは、各キャリアについて生成される独立なスケジューリング情報メッセージの一部分を形成する。使用可能な各キャリアについてのこれらの独立なスケジューリング情報メッセージは、単一キャリアの上へと時分割多重化される。異なるキャリアの間で区別するために、特定の各キャリアに対して伝送シーケンス番号を割り付けることが可能である。そのような方法は、どのようなスケジューリング情報メッセージのフォーマット変更も必要としないことになる。
しかしながら、これらの連続したメッセージが送信されるキャリアが、何らかの理由で中断され、また基地局に到達することができない場合、その中断の間に送信される情報は、失われる可能性がある。
各キャリアの上で、そのキャリアだけのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を含む独立なスケジューリング情報メッセージを送信することができる可能性もある。しかしながら、1つのキャリアが中断される場合、そのキャリアの上の情報の伝送に関連した情報は、基地局に到達しない。
第1の態様は、マルチ・キャリア電気通信ネットワークの中で提供される各キャリアおよびあらゆるキャリアに関連した情報を受信する基地局の機会を最適化するために、少なくとも2つのキャリアの上で与えられた任意のキャリアに関連した符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信することは、最も効率的とすることができる。そのような構成は、周波数ダイバーシティが、各キャリアについての各スケジューリング情報メッセージのために十分に利用されることを保証する。1つのキャリアの上の伝送が、どのような理由であれ、基地局に到達しない場合、そのキャリアに関連したスケジューリング情報メッセージは、少なくとも1つのさらなるキャリアの上で送信されており、それによって情報が基地局によって受信されることになる可能性を増大させる。与えられたキャリアについて生成されるスケジューリング情報メッセージは、そのキャリアそれ自体の上で送信されてもよく、または送信されなくてもよい。
一実施形態においては、各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージは、すべてのキャリアの上で基地局に対して送信される。
すべてのキャリアの上の基地局に対する各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報の伝送は、基地局において受信される情報の機会が、増大されることを保証する。
一実施形態においては、各キャリアは、あらかじめ決定された送信時間間隔当たりに1つの、またはただ1つのスケジューリング情報メッセージを送信する。それに応じて、各キャリアは、符号化されたスケジューリング・メッセージで等しくロードされ、与えられた任意のキャリアの中断は、他の任意のキャリアの中断に比べて基地局によって受信されるこれらのメッセージの可能性に対してもはや有害ではない。
一実施形態においては、2つ以上のキャリアの上の基地局に対する各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送は、同時に生ずる。
一実施形態においては、2つ以上のキャリアの上の基地局に対する各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送は、連続して生ずる。
符号化されたスケジューリング情報メッセージの連続した伝送は、時間ダイバーシティを導入する。キャリアが、そのキャリアの上の伝送が基地局に到達しないように一時的に中断される場合、通信は、ユーザ装置がさらなるキャリアの上でスケジューリング情報を再送信するときまでに再確立され得る可能性がある。
一実施形態においては、前記2つ以上のキャリアの上の基地局に対する、各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送の開始は、あらかじめ決定された期間だけオフセットされる(off−set)。
前記2つ以上のキャリアの上の基地局に対する、各キャリアについての前記符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送の開始をあらかじめ決定された期間だけオフセットすることは、各キャリアについてのスケジューリング情報メッセージが、時間と周波数との両方で完全に多重化されることを保証する。そのような構成においては、2つ以上の独立したスケジューリング情報メッセージは、それぞれが、異なる時刻に、異なるキャリアの上で、送信される。一般的に、スケジューリング情報メッセージは、お互いに対するあらかじめ決定された時間遅延またはタイム・シフトを伴って送信される。すなわち、これらのスケジューリング情報メッセージは、時間的に相隔てられている可能性がある。その時間間隔は、構成可能であり、それがチャネル・コヒーレント・タイム(channel coherent time)よりも長い場合、時間ダイバーシティが、活用され得る。スケジューリング情報メッセージは、時間的にオーバーラップしていてもよく、上記で説明されるように連続していてもよく、または必要に応じて相隔てられていてもよい。
一実施形態においては、あらかじめ決定されたオフセット期間は、あらかじめ決定された送信時間間隔の一部分を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示を生成するステップと、各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するステップと、そのキャリアのチャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示と、送信されるべきデータの特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するステップとは、あらかじめ決定されたオフセット期間において反復される。
オフセット期間におけるこれらのステップの反復は、各スケジューリング情報メッセージの中で送信される情報が、ユーザ装置の中の最新のバッファ情報に対応することを保証する。ユーザ装置から基地局へと送信されるべき情報は、ユーザが、ユーザ装置を動作させるときに、しばしば変化する可能性がある。ユーザは、例えば、さらなる音声またはテキストのメッセージ情報を基地局に対して送信したいと望むかもしれない。上記にリストアップされたこれらのステップの反復のステップと協力して時間多重化された方法でスケジューリング情報メッセージを送信することは、ユーザ装置バッファ情報(すなわち、送信されるべきデータの特性)のより頻繁なアップデートを可能にし、これは、それゆえに伝送ビットを浪費しない。特に、それは、時代遅れの情報、または同じ情報を数回にわたってではなくて、基地局に対して送信される、送信されるべき前記データの最新の特性をもたらすことができる。同じ情報を数回にわたって送信することは、伝送ビットの浪費と見なされ得る。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべきデータの総量の表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべき最高優先順位データの表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべき最高優先順位データの量の表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべきデータの総量の表示と、送信されるべき最高優先順位データの表示と、送信されるべき最高優先順位データの量の表示とを備える。
一実施形態においては、各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報メッセージは、18ビットを備える。
知られているスケジューリング情報メッセージ・フォーマットを全体的に、または部分的に利用することは、特定の大幅なアップデートまたは変更が基地局において必要とされないことを保証する。とりわけ、符号化されたスケジューリング情報メッセージが、18ビットを備え、または18ビットから成ることを保証することは、無線通信ネットワーク・システム・アーキテクチャに対する最小の変更をもたらすことになることが、理解されるであろう。さらに、第1の態様による方法において、知られている長さのスケジューリング情報メッセージを維持することは、本方法が、任意の数のキャリアを有するマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークに対して簡単にスケーラブルであることを保証する助けをすることができることが、分かる。
一実施形態においては、各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示は、5ビットに符号化される。
各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示は、5ビットに符号化されることを保証することは、第1の態様の方法が、既存の基地局インフラストラクチャを変更する必要なしに、任意の数のキャリアを有する無線電気通信ネットワークを受け入れるようにスケーラブルであることを保証する。
一実施形態においては、各キャリアは、パイロット・チャネルをさらに備え、また各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示は、そのキャリアのパイロット・チャネルにあらかじめ割り付けられたパワーに対するデータ伝送のためのユーザ装置の使用可能なパワーの比を備える。
パイロット・チャネルは、「専用物理制御チャネル」または「DPCCH」としても知られている。データが送信されるチャネルは、「E−DCH専用の物理データ・チャネル(E−DCH Dedicated Physical Data Channels)」または「E−DPDCH」として知られている。
ユーザ装置のキャリアの一般的なオペレーションは、一般的に、基地局から受信される情報と信号とに基づいてユーザ装置によって制御される。キャリアのパイロット・チャネルは、専用物理制御チャネルとしての役割を果たし、またユーザ装置と基地局との間の連絡を維持するために必要である。パイロット・チャネルに割り付けられるパワーは、基地局から受信される情報に基づいてユーザ装置によって決定される。キャリアのパイロット・チャネルを設定する、ユーザ装置と基地局との間の全般的なパワー制御は、「内部ループ」パワー制御として知られている。内部ループ・パワー制御プロセスは、ユーザ装置の電源から各キャリアに対して独立にパワー・レベルを決定し、あらかじめ割り付ける。
ユーザ装置が、基地局に近く、またはキャリアが、特に有利な無線伝送環境を経験している場合、そのキャリアのパイロット・チャネルにあらかじめ割り付けられるパワーは、一般的に比較的低くなる。キャリアの上で提供される他のチャネルに割り付けられるパワーは、一般的に、パイロット・チャネルに関連して制御される。したがって、内部ループ・パワー制御プロセスによってパイロット・チャネルに対してあらかじめ割り付けられるパワー・レベルは、そのキャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信することに関連する推定されたパワー要件を表す可能性が高いことが、理解されるであろう。すなわち、低パワーが、キャリアのパイロット・チャネルに対してあらかじめ割り付けられている場合、低パワーは、そのキャリアと基地局との間で連絡を維持するために必要とされる。結果として、キャリアは、有利な無線伝送環境を経験しており、それゆえにそのキャリアの上でデータを送信するために必要とされるパワーもまた低くなるという可能性が高い。
前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能なパワーを推定するユーザ装置の使用可能なパワーの表示と組み合わせてパイロット・チャネルのあらかじめ割り付けられたパワーを使用することは、便利であり、また基地局がリソース割付けの基礎を置くことができる妥当な近似(approximation)である。
一実施形態においては、本方法のステップは、定期的に反復される。
一実施形態においては、それらのステップは、ユーザ装置から基地局へと送信されるべき新しいデータが存在するときはいつでも、反復される。
本方法が、送信されるべき新しいデータが存在するときはいつでも反復されることを保証することは、送信されるべきデータの特性の表示に対する任意の変更と、そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーに対する任意の変更とが、使用可能な最新の情報であることを保証する。次いで、基地局は、ユーザ装置から受信される最新の情報を考慮に入れて、適切な方法でリソースを割り付けることができる。
第2の態様は、各キャリアが、データ・チャネルを備えるマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化するように、また送信するように動作可能なユーザ装置を提供し、ユーザ装置は、送信されるべきデータの特性の表示を生成するように、また各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するように動作可能な計算論理と、そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示と、送信されるべきデータの特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するように動作可能な符号化論理と、2つ以上のキャリアの上で基地局に対して各キャリアについて符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信するように動作可能な実施論理とを備える。
一実施形態においては、実施論理は、すべてのキャリアの上で基地局に対して各キャリアについて符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信するように動作可能である。
一実施形態においては、実施論理は、さらに、各キャリアが、あらかじめ決定された送信時間間隔当たりに1つのスケジューリング情報メッセージを送信することを保証するように動作可能である。
一実施形態においては、実施論理は、さらに、各キャリアが、あらかじめ決定された時間間隔当たりにたった1つのスケジューリング情報メッセージを送信することを保証するように動作可能である。
一実施形態においては、実施論理は、2つ以上のキャリアの上で同時に基地局に対して各キャリアについて符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信するように動作可能である。
一実施形態においては、実施論理は、2つ以上のキャリアの上で連続して基地局に対して各キャリアについて符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信するように動作可能である。
一実施形態においては、実施論理は、あらかじめ決定されたオフセット期間により、2つ以上のキャリアの上で基地局に対して各キャリアについて符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送を開始するように動作可能である。
一実施形態においては、あらかじめ決定されたオフセット期間は、あらかじめ決定された送信時間間隔の一部分を備える。
一実施形態においては、ユーザ装置は、あらかじめ決定されたオフセット期間内に生成ステップと、決定ステップと、符号化ステップとを反復するように計算および符号化の論理に指示するように動作可能な反復論理をさらに備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべきデータの総量の表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべき最高優先順位データの表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべき最高優先順位データの量の表示を備える。
一実施形態においては、送信されるべきデータの特性の表示は、送信されるべきデータの総量の表示と、送信されるべき最高優先順位データの表示と、送信されるべき最高優先順位データの総量の表示とを備える。
一実施形態においては、符号化されたスケジューリング情報メッセージは、18ビットを備える。
一実施形態においては、各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示は、5ビットへと符号化される。
一実施形態においては、各キャリアは、パイロット・チャネルをさらに備え、また各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示は、そのキャリアのパイロット・チャネルにあらかじめ割り付けられるパワーに対するデータ伝送のためのユーザ装置の使用可能なパワーの比を備える。
一実施形態においては、ユーザ装置は、第1の態様のステップを定期的に反復するように動作可能な反復論理をさらに備える。反復論理は、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータが存在するときはいつでもトリガされることが可能である。反復論理は、生成される符号化されたスケジューリング情報メッセージが、送信されるべき前記データの最新の特性を反映するように、送信されるべき前記データの特性の表示を生成するステップを反復するように動作可能とすることができる。
第3の態様は、コンピュータの上で実行されるときに、第1の態様の方法ステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。
さらなる特定の態様、および好ましい態様は、添付の独立請求項、および従属請求項の中で述べられる。従属請求項の特徴は、必要に応じて、また特許請求の範囲の中で明示的に述べられる組合せ以外の組合せの形で、独立請求項の特徴と組み合わされることが可能である。
本発明の実施形態が、次に、さらに添付図面を参照して説明されることになる。
一実施形態による電気通信ネットワークの主要コンポーネントを示す図である。 一態様に従って、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信するための主要な処理ステップの概略表現である。 一態様に従って、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法を実行するように動作可能な論理を含むユーザ装置の概略表現である。 スケジューリング情報メッセージの概略説明図である。 マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置へ基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法の一実施についての図示された例である。
図1は、一実施形態による無線通信システム10を示すものである。ユーザ装置50は、無線電気通信システムを通してローミングする(roam)。それぞれのマクロセル30をサポートする基地局20が、設けられる。地理的に分散されて、ユーザ装置50に対して広域のカバレッジを提供する、いくつかのそのような基地局20が、設けられる。ユーザ装置50が、基地局によってサポートされるマクロセル30の内部に位置するときに、通信は、関連する無線リンクの上でユーザ装置と基地局との間で確立されることが可能である。各基地局は、一般的に、いくつかのセクタ(sectors)をサポートする。
一般的に、基地局内の異なるアンテナは関連するセクタをサポートする。それに応じて、各基地局20は、複数のアンテナを有し、また異なるアンテナを通して送信される信号は、セクタ化されたアプローチを提供するために電子的に重みが付けられる。もちろん、図1は、典型的な通信システムにおいて提示され得るユーザ装置と基地局との総数のうちの小さなサブセットを示すことが理解されるであろう。
無線通信システムは、無線ネットワーク制御装置(RNC)40によって管理される。無線ネットワーク制御装置40は、バックホール通信リンク60の上で複数の基地局と通信することにより無線通信システムのオペレーションを制御する。ネットワーク制御装置はまた、基地局を経由してユーザ装置と通信し、それゆえに無線通信システムのオペレーションを効果的に管理する。
マルチ・キャリア・システムにおいて、基地局によってサーブされる各セクタは、それらに関連する「キャリア周波数」として知られてもいるいくつかのキャリアを有することができる。キャリアまたはセルは、同じ地理的領域をセクタとしてカバーする。各セルは、異なるキャリア周波数によってサーブされる。それゆえに、単一のキャリア・システムにおいて、セクタが、1つのセルまたはキャリア周波数を有するにすぎないので、セルは、セクタと同等であることが理解されるであろう。マルチ・キャリア・システムにおける基地局は、複数のキャリアの上で同時に送信するように動作可能である。
無線ネットワーク制御装置60は、基地局20によってサポートされるセクタの間の地理的関係についての情報を含む近隣リストを保持する。さらに、無線ネットワーク制御装置60は、無線通信システム10内のユーザ装置50のロケーションに関する情報を提供するロケーション情報を保持する。無線ネットワーク制御装置は、回路交換網とパケット交換網とを経由してトラフィックを経路指定するように動作可能である。それゆえに、無線ネットワーク制御装置が通信することができるモバイル交換局が、提供される。モバイル交換局は、公衆交換電話網(public switched telephone network)(PSTN)70などの回路交換網と通信することができる。同様に、ネットワーク制御装置は、サービス汎用パッケージ無線サービス・サポート・ノード(service general package radio service support nodes)(SGSN)、およびゲートウェイ汎用パケット・サポート・ノード(gateway general packet support node)(GGSN)と通信する。GGSNは、例えば、インターネットなどのパケット交換コア(packet switch core)と通信することができる。
ユーザ装置50は、一般的に、情報とデータとを基地局20に対して送信し、その結果、それは、無線電気通信ネットワーク内で再経路指定され得るようになる。ユーザ装置は、例えば、テキスト・メッセージ、ユーザが装置を使用して電話通話を行うときの音声情報、または他のデータを中継するために基地局に対してデータを送信する必要がある可能性がある。
基地局20は、無線ネットワーク制御装置40によって設定されるパラメータと組み合わせて、無線電気通信ネットワーク10のオペレーションを最適化することを目指すようにしてユーザ装置に対してリソースを割り付ける。
本明細書において説明される態様の一実施形態が、次に以下の図面を参照して説明される。
図2は、一態様に従って、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信するための主要な処理ステップの概略表現である。
図3は、一態様に従って、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法を実行するように動作可能な論理を含むユーザ装置の概略表現である。
図4aは、スケジューリング情報メッセージの概略説明図であり、また図4bは、マルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいてユーザ装置へ基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法の一実施についての図示された例である。
図3は、概略的にユーザ装置50を示すものである。ユーザ装置50は、一般に、データ・ストア(data store)300と、電源310と、出力アンテナ320と、制御装置論理330とを備える。ユーザ装置50が、基地局20に対して送信するデータを有するときに、そのデータは、データ・ストア300の一部分を形成する。より詳細には、基地局20に対して送信されるべきデータは、優先順位に従ってデータ・ストア300に収集される。与えられたデータに対して割り付けられる優先順位は、例えば、そのデータが、基地局に対して転送されるべき音声情報に関連するか、基地局に対して転送されるべきテキスト・メッセージ情報に関連するか、または基地局に対して送信されるべき他のデータに関連するかに依存することになる。したがって、データ・ストア300は、本質的にデータ・ストアの組であることを理解することができる。基地局に対して送信されるべきデータは、そのデータに割り付けられる優先順位に従って量的に分類される。
ユーザ装置50はまた、電源310を備える。電源310は、例えば、バッテリと電力増幅器とを備えることができ、またその電源により、ユーザ装置50は、様々な機能を実行することができるようになる。ユーザ装置50の制御装置論理330は、ユーザ装置のオペレーションを制御する。特に、制御装置論理は、計算論理340と、符号化論理350と、実施論理360とをさらに備える。
出力アンテナ320は、無線信号を基地局20に対して送信するように動作可能である。図示された実施形態においては、出力アンテナ320は、図3の中の矢印によって概略的に示される2つのキャリア周波数の上で送信することができ、参照番号C1とC2とを割り付けられる。一般的に、これらのキャリア周波数のうちの一方は、アンカー周波数(この場合にはC1)と称される。
制御装置論理330は、図2に関連してより詳細に説明される方法を実行するように動作可能である。
基地局20によりユーザ装置50に対して送信される情報とデータとは、ダウンリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのチャネルの上で生じる。ユーザ装置により基地局に対して送信される情報とデータとは、アップリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのアップリンク・データ・チャネルの上に位置する。示される特定の実施形態においては、ユーザ装置は、パケットの形でデータを基地局に対して送信する。この実施形態においては、1つまたは複数のE−DCH専用の物理データ・チャネル(E−DPDCH)を使用して、ユーザ装置から基地局へとデータを搬送する。ユーザ装置のデータ・スループットは、トランスポート時間間隔(TTI)当たりの1つまたは複数のE−DPDCHチャネルによって搬送されるトランスポート・ブロック・サイズによって決定される。与えられたデータ・チャネルの上で維持できるトランスポート・ブロック・サイズは、そのユーザ装置が、基地局によって使用すべき許可を認可されているパワーの割り付けられた量に依存している。より詳細には、ユーザ装置が、特定のチャネルにおいて使用することを許可されるパワーの量は、RNC40と協力して基地局20によって決定される。RNC40は、内部でネットワーク10が、動作すべきパラメータを設定し、また基地局20は、ユーザ装置50と通信して、ユーザ装置50のオペレーションが、RNC40によって設定されるパラメータを満たすように指示する。
与えられたユーザ装置50に対してパワーと、それゆえにトランスポート・ブロック・サイズとを割り付けるために、基地局20は、そのユーザ装置50から初期情報を収集する。このタスクについて、ユーザ装置から基地局へと情報を送信する方法は、図2に関連して説明される。
ユーザ装置に対してリソースを割り付けるためにユーザ装置から基地局20へと送信される情報は、スケジューリング情報(SI)メッセージとして知られている。本発明に従って、スケジューリング情報メッセージを生成するために、以下のステップ、すなわちユーザ装置50の計算論理340が、使用可能な各キャリアのデータ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定する役割を果たすことが、起こる。示される実施形態においては、2つのキャリアC1とC2とが、存在する。推定されたパワーの表示を決定するステップ(図2におけるステップ200)は、ユーザ装置のパワー・ヘッドルーム(UPH)として知られているものを計算するステップを備える。ユーザ装置50の各キャリアC1、C2は、パイロット・チャネルを備える。パイロット・チャネルはまた、「専用物理制御チャネル」または「DPCCH」としても知られている。データが送信されるチャネルは、「E−DCH専用物理制御チャネル」または「E−DPDCH」として知られている。
キャリアのパイロット・チャネルは、専用物理制御チャネルとしての役割を果たし、ユーザ装置と基地局との間の連絡を維持するために必要である。パイロット・チャネルに割り付けられるパワーは、基地局20から受信される情報に基づいてユーザ装置50によって決定される。キャリアのパイロット・チャネルを設定するユーザ装置と基地局との間の全般的なパワー制御は、「内部ループ」パワー制御として知られている。内部ループ・パワー制御プロセスは、ユーザ装置の電源310から各キャリアC1、C2に対して独立してパワー・レベルを決定し、あらかじめ割り付ける。
ユーザ装置のパワー・ヘッドルーム(UPH)は、ユーザ装置50が拡張専用チャネルデータ伝送のために使用することができる電源310からの残りのパワーの表示(パイロット・チャネルにあらかじめ割り付けられたパワーに対する比として表される)である。
計算論理40はまた、ユーザ装置50から基地局20へと送信されるべきデータの特性の表示を生成するように動作する。特性の表示のその生成は、図2のステップ210において起こる。
図2、3および4bに示される実施形態において、送信されるべきデータの特性の表示は、3つの情報を備える。その情報は、データ・ストア300と通信することによりステップ210において計算論理340によって生成される。生成されるこれらの3つの情報は、ユーザ装置50のデータ・ストア300の中のデータの総量を示す合計E−DCHバッファ・ステータス(TEBS)を含んでいる。特性の表示はまた、データ・ストア300の中のデータを有する最高優先順位論理チャネルを示す最高優先順位論理チャネルID(HLID)の表示を含んでいる。例えば、送信されるべき音声情報が、存在せず、またデータ・ストア300の中のすべてのデータが、より低い優先順位を有する可能性がある。HLIDは、最高優先順位を有し、データを含む論理チャネルを示す。最後に、送信されるべきデータの特性は、どれだけ多くのデータが、HLIDの中に示されるその最高論理チャネルの中にあるかについての表示を含んでいる。この1つの情報は、最高優先順位論理チャネル・バッファ・ステータス(HLBS)として知られている。
一括して、TEBS、HLBSおよびHLIDは、ユーザ装置のバッファ情報として知られている。この実施形態においては、それは、ステップ210において生成されるユーザ装置のバッファ情報である。
ユーザ装置の制御装置論理330の符号化論理350は、図2に示される方法のステップ220を実行するように動作可能である。方法ステップ220において符号化論理350により各キャリアについて生成されるスケジューリング情報は、非常に特殊なフォーマットを有する。この実施形態においては、生成されるスケジューリング情報メッセージの合計サイズは、18ビットである。5ビットは、UPHに専用である。残りの13ビットは、ユーザ装置のバッファ情報、すなわちTEBS(5ビット)、HLBS(4ビット)およびHLID(4ビット)に専用である。
特に図3から、キャリアC1とC2とが、同じユーザ装置のデータ・ストア300を共用することが、理解されるであろう。すなわち、ユーザ装置のバッファ情報(TEBS、HLBSおよびHLID)は、キャリアC1とC2とのそれぞれについて生成されるスケジューリング情報メッセージについて共通になる可能性が高い。ユーザ装置のパワー・ヘッドルーム(UPH)は、各キャリアC1とC2とについて異なっている可能性が高い。すなわち、ステップ200は、キャリアC1とC2とのそれぞれについて異なっている可能性が高い。この実施形態によって生成されるスケジューリング情報メッセージの特定のフォーマットは、一般に図4aに示され、また上記に説明されている。図4aに示される18ビットのメッセージは、UPH情報400と、ユーザ装置のバッファ情報410とを備える。
ひとたび、ユーザ装置50の符号化論理350が、各キャリアについてのスケジューリング情報メッセージを符号化した後に、実施論理360は、ユーザ装置50が、2つ以上のキャリアの上で各キャリアについての符号化するスケジューリング情報を基地局に対して送信することを保証するように動作可能である。その方法ステップ230は、実施論理360によって実行される。実施論理360は、適切な信号を電源310とデータ・ストア300とに対して送信し、それによってそれらは、出力アンテナ320と通信して、図4bに示されるように両方のキャリアの上で符号化されたスケジューリング情報メッセージ(各キャリアについての)を送信する。
図4bは、どのようにして図3のユーザ装置が、各キャリアについての符号化されたスケジューリング情報信号を送信するように動作する可能性があるかを概略的に示している。図4bは、時間と周波数とで多重化されたスケジューリング情報メッセージの報告スキームを示している。この解決法においては、2つの独立したスケジューリング情報メッセージ420、430が、送信される。1つのスケジューリング情報メッセージが、各キャリアの上で送信される。スケジューリング情報メッセージ420、430は、それらの間のX個の送信時間間隔と共に送信される。値Xは、構成可能であり、またそれが、チャネル・コヒーレント・タイムよりも大きい場合、時間ダイバーシティが、周波数ダイバーシティに加えて、活用され得る。各スケジューリング情報メッセージ420、430の上で送信されるバッファ情報410aと410bとは、データ・ストア300の中の最新のユーザ装置のバッファ情報に対応することができる。スケジューリング情報メッセージが、定期的に送信される場合、それは、基地局20に対するバッファ情報のより頻繁なアップデートを可能にし、それゆえに、ほぼ間違いなくどのような伝送ビットも浪費しない。UPH情報400aおよび400bについての周波数ダイバーシティは、図4bに示されるように各キャリアの上でメッセージの中の400aと400bとを交互に入れ替えることにより達成される。
示される方法は、時間ダイバーシティと周波数ダイバーシティとを利用する。さらに、その方法は、関連のある情報を送信するために既に知られている方法と比べて、スケジューリング情報およびメッセージのフォーマット変更を必要としない。この特定の実施形態は、ただ2つのキャリアに関連して使用されているが、本方法は、簡単にマルチ・キャリア・パケット・ネットワークへとスケーラブルであることが分かる。図4bに示される実施形態においては、ユーザ装置50の特定の一部分についてのスケジューリング情報は、あらかじめ決定された送信時間間隔(T_SIGTTI)ごとに一度、定期的に送信するように設定される。この場合には、キャリアの上の伝送の開始は、期間、Xだけオフセットされる。アップデートされた情報は、「バッファ’、UPH’、およびバッファ”」によって示される。この場合に、Xは、T_SIG/2に設定されるが、一般には、オフセットは、構成可能であり、この値である必要はない。この実施形態においては、各キャリアについてユーザ装置のバッファ情報と、ユーザ装置のパワー・ヘッドルームとを再決定するステップが、反復され、またスケジューリング情報メッセージを符号化することが、期間Xにおいて反復されるので、ユーザ装置のバッファ情報410aと410bとは、たとえ各キャリアが、依然としてT_SIGTTIごとに1つのスケジューリング情報メッセージを送信するとしても、T_SIG/2ごとにアップデートされる。
当業者は、様々な上記説明された方法のステップが、プログラムされたコンピュータによって実行され得ることを簡単に認識するであろう。本明細書において、いくつかの実施形態は、プログラム・ストレージ・デバイス、例えば、デジタル・データ・ストレージ媒体をカバーするようにも意図され、これらのプログラム・ストレージ・デバイスは、マシンまたはコンピュータにより読取り可能な、そしてエンコード・マシン実行可能またはコンピュータ実行可能な命令のプログラムであり、そこで前記命令は、前記の上記説明された方法のステップの一部または全部を実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、例えば、デジタル・メモリ、磁気ディスクや磁気テープなどの磁気ストレージ媒体、ハード・ドライブ、または光学的読取り可能なデジタル・データ・ストレージ媒体とすることができる。実施形態はまた、上記に説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされるコンピュータをカバーするようにも意図される。
「プロセッサ」または「論理」としてラベルが付けられる任意の機能ブロックを含めて、図に示される様々な要素の機能は、専用のハードウェア、ならびに適切なソフトウェアと関連してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通して提供され得る。プロセッサによって提供されるときに、それらの機能は、単一の専用のプロセッサにより、単一の共用のプロセッサにより、または複数の個別プロセッサによって提供されることが可能であり、これらのいくつかは、共有されてもよい。さらに、「プロセッサ」または「制御装置」、あるいは「論理」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的に意味するように解釈されるべきではなく、また限定することなく、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)(DSP)ハードウェアと、ネットワーク・プロセッサと、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit)(ASIC)と、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array)(FPGA)と、ソフトウェアを記憶するためのリード・オンリー・メモリ(read only memory)(ROM)と、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory)(RAM)と、不揮発性ストレージとを暗黙のうちに含むことができる。他のハードウェアもまた、従来のもの、および/またはカスタムのものも、含まれていてもよい。同様に、図に示されるどのようなスイッチも、概念的なものにすぎない。それらの機能は、プログラム論理のオペレーションを通して、専用の論理を通して、プログラム制御と専用の論理との相互作用を通して、あるいは手動によってさえも実行されることが可能であり、特定の技法は、文脈からもっと詳細に理解されるように実施者によって選択可能である。
本明細書における任意のブロック図は、本発明の原理を実施する例示の回路の概念図を表すことが、当業者によって理解されるべきである。同様に、任意のフロー・チャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどは、コンピュータまたはプロセッサが、明示的に示されているか否かにかかわらず、コンピュータ読取り可能媒体の中で実質的に表され、またそのようにしてそのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行され得る様々なプロセスを表すことが理解されるであろう。
説明および図面は、単に本発明の原理を示すにすぎない。したがって、当業者は、本明細書において明示的に説明され、または示されてはいないが、本発明の原理を実施し、またその精神および範囲の内部に含まれる様々な構成を工夫することが可能になることが、理解されるであろう。さらに、本明細書において列挙されるすべての例は、主として、本発明の原理と、当技術を推進するために本発明者(単数または複数)が寄与する概念とを理解するに際して読者を支援する教育上の目的のためだけであるように明示的に意図され、またそのように特に列挙された例と状態とだけに限定しないものとして解釈されるべきである。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態、ならびにその特定の例を列挙している、本明細書におけるすべての記述は、その同等物を包含するように意図される。

Claims (15)

  1. 各キャリアが、データ・チャネルを備えるマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化し、送信する方法であって、
    送信されるべき前記データの特性の表示を生成するステップと、
    各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するステップと、
    そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの前記表示と、送信されるべき前記データの前記特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するステップと、
    2つ以上のキャリアの上で各キャリアについての前記符号化されたスケジューリング情報メッセージを前記基地局に対して送信するステップと
    を備える方法。
  2. 各キャリアは、あらかじめ決定された送信時間間隔当たりに1つのスケジューリング情報メッセージを送信する、請求項1に記載の方法。
  3. 各キャリアについての前記符号化されたスケジューリング情報メッセージは、すべてのキャリアの上で前記基地局に対して送信される、請求項1に記載の方法。
  4. 2つ以上のキャリアの上の、各キャリアについての前記基地局に対する前記符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送は、同時に起こる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 2つ以上のキャリアの上の、各キャリアについての前記基地局に対する前記符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送は、連続して起こる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記2つ以上のキャリアの上の、各キャリアについての前記基地局に対する前記符号化されたスケジューリング情報メッセージの伝送の開始は、あらかじめ決定された期間だけオフセットされる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記あらかじめ決定されたオフセット期間は、あらかじめ決定された送信時間間隔の一部分を備える、請求項6に記載の方法。
  8. 送信されるべき前記データの前記特性の表示を生成する前記ステップと、
    各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定する前記ステップと、
    そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの前記表示と、送信されるべき前記データの前記特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化する前記ステップと
    は、前記あらかじめ決定されたオフセット期間において反復される、請求項6または請求項7に記載の方法。
  9. 送信されるべき前記データの前記特性の前記表示は、
    送信されるべき全データの量の表示、または送信されるべき最高優先順位データの表示、あるいは送信されるべき前記最高優先順位データの量の表示
    を備える、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記符号化された各スケジューリング情報メッセージは、18ビットを備える、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの前記表示は、5ビットへと符号化される、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 各キャリアは、パイロット・チャネルをさらに備え、また各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの前記表示は、そのキャリアの前記パイロット・チャネルにあらかじめ割り付けられるパワーに対するデータ伝送のためのユーザ装置により使用可能なパワーの比を備える、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記ステップは、定期的に反復される、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 各キャリアが、データ・チャネルを備えるマルチ・キャリア無線電気通信ネットワークにおいて、ユーザ装置から基地局へと送信されるべきデータに関連した情報を符号化するように、また送信するように動作可能な前記ユーザ装置であって、
    送信されるべき前記データの特性の表示を生成するように、また各キャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの表示を決定するように動作可能な計算論理と、
    そのキャリアの前記データ・チャネルの上でデータを送信するために使用可能な推定されたパワーの前記表示と、送信されるべき前記データの前記特性とから生成されているスケジューリング情報メッセージを各キャリアについて符号化するように動作可能である符号化論理と、
    2つ以上のキャリアの上の各キャリアについての前記基地局に対する前記符号化されたスケジューリング情報メッセージを送信するように動作可能な実施論理と
    を備えるユーザ装置。
  15. コンピュータの上で実行されるときに、請求項1乃至13のいずれか1項の前記方法ステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム・プロダクト。
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