JP2013501554A5 - - Google Patents

Description

キャップ１０の内部スペース１０ａには第一のレセプタクル１２が配列され、その中に予備針３２又は予備針を含む箱を誘導することができる。第一のレセプタクルは、キャップ１０の第一の端部、即ち、遠位端Ｅ１に位置する第一の端部、即ち、底部４１、及び底部４１からキャップ１０の第二の端部、即ち、近位端Ｅ２に向かって伸びる距離をおいて第二の端部、即ち、近位端に位置する開口部４２を有する。開口部４２又はその上には、カバー３６ａを含んでなる開閉デバイス３６が配列され、それは開位置及び閉位置の間を動くことができる。図１においては、カバー３６ａは閉位置にて示され、図２においては、カバー３６ａは開位置にて示されている。第一の閉鎖ユニットの開状態において、予備針は第一のレセプタクル１２に導入することができ又はそこから除去され得る。開閉デバイス３６は、使用者によってキャップ１０の外側から操作される。

第一のレセプタクル１２は、予備針３２又は予備針を含む箱がレセプタクル１２の中に所定の方向にのみ配向して収容できるように設計することができる。開口部４２は、開口部１４（図１〜３）に向かって配向することができ、又はキャップ１０の遠位端Ｅ１に配置することができる。

或いは、又はこれに加えて、キャップ１０の内部に、少なくとも１つの使用済み針３３を受け入れるための又は保管するための第二のレセプタクル１３を備えることができる。レセプタクル１２は、特に、第二のレセプタクル１３の開口部５３に配列される被覆デバ
イス３４ａ、及びそれによって被覆デバイス３４ａが、開口部５３が少なくとも部分的に閉じられている第一の位置と開口部５３が開いている第二の位置との間を可動の、開閉デバイス３４を含む。開口部５３は、キャップ１０の遠位端Ｅ１から近位端Ｅ２に向かって距離をおいて配列される、レセプタクル１３の端部に位置する。

被覆デバイス３４ａは、使用済み針３３を第二のレセプタクル１３に導入することはできるが、使用者が被覆デバイス３４ａを経由して第二のレセプタクルから除去することはできないように設計される。図１に示される実施例に記載の被覆デバイス３４ａは、２つの開口部３４ｂ、３４ｃを含み、そのそれぞれはカバー３４ｄ、３４ｅによって閉じられ、その両者は、使用済み針３３を使用者が押し込むことができるように、そしてレセプタクル１３に挿入された針３３を使用者がそこから実質的に除去することができないように設計される。

Claims (15)

1. 医薬製剤を遠位方向に投薬するための針、針を取り付けるためのフロント部及び針取り付け部（２１）を含んでなる携帯用医薬品送達デバイス（１）用のキャップ（１０）で、遠位端（Ｅ１）及び近位端（Ｅ２）を画成する軸方向（Ｘ１）を有し：
   - 医薬品送達デバイス（１）のフロント部（２）を受け入れるためのキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）における開口部（１４）；
   - 医薬品送達デバイス（１）の針取り付け部（２１）を受け入れるためのソケット（１１）；
   を含んでなるキャップ（１０）であって、
   - キャップ（１０）の内部（１０ａ）において、キャップ（１０）の内部（１０ａ）に少なくとも１つの針（３２）を保管するように設計される少なくとも１つのレセプタクル（１２）が形成され、ここで、レセプタクル（１２）は、キャップ（１０）の遠位端に位置する底部（４１）、及び底部（４１）からキャップ（１０）の近位端（Ｅ１）に向かって伸びる距離をおいて位置する開口部（４２）を有する；
   ことを特徴とする、上記キャップ（１０）。
2. 開閉デバイス（３６）が第一のレセプタクル（１２）の開口部（４１）に配列され、閉鎖デバイス（３６）は、開口部（４１）が閉じられる第一の位置及び開口部（４１）が開かれる第二の位置の間を可動のカバー（３６ａ）を含んでなり、そしてその逆も含んでなり、閉鎖デバイスは、その閉位置にある場合は予備針（３２）が第一のレセプタクル（１２）内に保たれ、その開位置にある場合は予備針（３２）が第一のレセプタクル（１２）に挿入され得るか、又は第一のレセプタクル（１２）から除去され得るように閉鎖デバイスが設計される、請求項１に記載のキャップ（１０）。
3. キャップ（１０）の内部（１０ａ）が、少なくとも１つの使用済み針（３３）を保管するように設計されるレセプタクル（１３）を含んでなり、レセプタクル（１３）は、レセプタクル（１３）の開口部（５３）に配列された被覆デバイス（３４ａ）、並びに開口部
   （５３）が少なくとも部分的に被覆される第一の位置及び開口部（５３）が開かれる第二の位置の間を可動の開閉デバイス（３４）を含んでなる、請求項１又は２に記載のキャップ（１０）。
4. 第二のレセプタクル（１３）の被覆デバイス（３４ａ）が、使用者によって使用済み針（３３）を第二のレセプタクル（１３）の中に導入することはできるが、被覆デバイス（３４ａ）を経由して第二のレセプタクル（１３）から除去することはできないように設計される、請求項２に記載のキャップ（１０）。
5. 第二のレセプタクル（１３）が開口部（５２）を含んでなり、その上に、使用者によって使用済み針（３３）を押し込むことができるように設計されるカバーが伸びる、請求項４に記載のキャップ。
6. 被覆デバイス（３４ａ）が弾性材料で作られ、かつ開口部を含んでなり、その上に弾性カバーが伸び、開口部が使用済み針（３３）を押し込むことができるスロットを含む、請求項５に記載のキャップ。
7. 被覆デバイス（３４ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）が、キャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に配列された第一の端部（５１）、及びキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に向かう軸方向（Ｘ１）に沿って距離をおいて配列された第二の端部（５２）を有し、被覆デバイス（３４ａ）がキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に配列される、請求項４〜６のいずれか１項に記載のキャップ（１０）。
8. 被覆デバイス（３４ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）が、キャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に配列された第一の端部（５１）、及びキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に向かう軸方向（Ｘ１）に沿って距離をおいて配列された第二の端部（５２）を有し、被覆デバイス（３４ａ）がキャップ（１０）の第二の端部（Ｅ２）に配列される、請求項４〜６のいずれか１項に記載キャップ（１０）。
9. 被覆デバイス（３４ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）が、キャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に配列された第一の端部（５１）、及びキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に向かう軸方向（Ｘ１）に沿って距離をおいて配列される第二の端部（５２）を有し、被覆デバイス（３４ａ）が、キャップ（１０）の被覆デバイス（３４ａ）及び側壁（１０ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）の部分の内部から伸びる側面開口部に配列される、請求項４〜６のいずれか１項に記載キャップ（１０）。
10. 被覆デバイス（３４ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）が、キャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に配列された第一の端部（５１）、及びキャップ（１０）の第一の端部（Ｅ１）に向かう軸方向（Ｘ１）に沿って距離をおいて配列される第二の端部（５２）を有し、被覆デバイス（３４ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）が、開口部、及び開口部（５３）に配列された開閉デバイス（３４）を含んでなり、それにより被覆デバイス（３４ａ）が、開口部（５３）が少なくとも部分的に被覆される第一の位置及び開口部（５３）が開かれる第二の位置の間を可動である、請求項４〜９のいずれか１項に記載キャップ（１０）。
11. 開閉デバイス（３４）が配列される開口部（５３）が、レセプタクル（１３）の第一の端部（５１）に位置する、請求項１０に記載のキャップ（１０）。
12. 開閉デバイス（３４）が配列される開口部（５３）が、レセプタクル（１３）の第二の端部（５２）に位置し、開閉デバイス（３４）が被覆デバイス（３４ａ）を含んでなり、
    そして開閉デバイス（３４）が、被覆デバイス（３４ａ）が開位置及び閉位置の間を動き得るように設計される、請求項１１に記載のキャップ（１０）。
13. 開閉デバイス（３４）が配列される開口部（５３）がキャップ（１０）の側面開口部に位置し、側面開口部がキャップ（１０）の被覆デバイス（３４ａ）及び側壁（１０ａ）を含んでなるレセプタクル（１２）の部分の内部から伸びる、請求項１２に記載のキャップ（１０）。
14. キャップ（１０）がロック・デバイス（７０）を含み、それが開閉デバイス（３４）をロックするためのロック状態及び開閉デバイス（３４）を開けるための開放状態の間を可動である、請求項１０〜１３のいずれか１項に記載のキャップ。
15. 針をハウジング（２）上に取り付けるための針取り付け部（３）、及び針取り付け部（２１）に取り付けられた場合、針（３１）を経由して送達すべき薬剤を保管するためのレセプタクル（４）を有するハウジング（２）を含んでなる医薬品送達デバイス（１）であって、針取り付け部（３）が請求項１〜１４のいずれか１項に記載のキャップによって被覆され得ることを特徴とする、上記医薬品送達デバイス（１）。