JP2013500669A - Mimoシステムについてのパイロットに基づくsinrの推定 - Google Patents

Mimoシステムについてのパイロットに基づくsinrの推定 Download PDF

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Abstract

MIMOシステムについて、パイロットに基づくSINRの推定を可能にするために、パラメトリックなアプローチ及びノンパラメトリックなアプローチの組合せが開示される。パイロットに基づくSINR推定の実施形態は、シングルストリームデータ送信又はマルチストリームデータ送信のいずれかの間に適用されるプリコーディングを考慮する。パイロットに基づくSINR推定の実施形態は、拡散符号がデータチャネル上で再使用される場合にマルチストリームデータ送信の間に起こる符号再使用の干渉も考慮する。したがって、プリコーディング及び/又は符号再使用のためにデータチャネルとパイロットチャネルとの間に存在する不適合は、ここで開示されるパイロットに基づくSINR推定の実施形態により本質的に考慮される。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して、無線ネットワークにおけるSINRの推定に関する。より具体的には、本発明は、MIMOシステムについてのパイロットに基づくSINRの推定に関する。
高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)は、高速パケットアクセス(HSPA)ファミリーの中の、強化された3G(第3世代)移動体電話通信のプロトコルである。HSDPAは、非常に速いデータレートを可能にするために、速いリンク適応及び速いユーザスケジューリングの両方を使用する。両方の技術は、UE(ユーザ機器)により観測されるダウンリンクチャネルの品質に関連する情報をNode B基地局にフィードバックすることを、UEに求める。典型的には、UEは、ダウンリンク共通パイロットチャネル(CPICH)上のSINR(信号対干渉雑音比)を推定し、ルックアップテーブルを使用してこれをチャネル品質指標に変換することにより、フィードバック情報を決定する。ルックアップテーブルは、トランスポートフォーマット(例えば、変調の種類、符号化率、符号数)へのSINRのマッピングを含み、3GPP TS25.214."Physical Layer Procedures (FDD)," バージョン7.9.0,リリース7,2008年7月において定義されている。
シングルアンテナシステムについて、典型的には、SINRは、以下のようにCPICHに基づくアプローチを使用して推定される。第1に、HS−DSCH(高速ダウンリンク共有チャネル)の復調に適した合成重み(combining weight)のセット(例えば、Rake、G−Rake)が定式化される。合成重みは、典型的には、ベクトルwにより示される。次に、共有パイロットは、合成重みを定式化するために使用したものと同じフィンガ位置(例えば、Rakeフィンガ、G−Rakeフィンガ、等)を使用して逆拡散(despread)される。単一のスロットの間の逆拡散ベクトルのシーケンスは、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(1)
iは、タイムスロットの間に送信されるK個のCPICHシンボル(K=10)を指し示す。ここで、以下のCp(i)は、UEにとって既知であるQPSK変調されたパイロット信号である。
Figure 2013500669
hは、正味チャネル応答(net channel response)である。また、x(i)は、干渉及び雑音からなる(ゼロ平均の)障害ベクトルである。干渉及び雑音は、ここでは単に雑音と呼ばれる。雑音共分散は、Rxと示される。
合成されたCPICHの逆拡散値は、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(2)
等式(2)の表現における第1の項は、以下の平均二乗値により与えられる電力を有する所望の信号成分である。
Figure 2013500669
(3)
等式(2)の表現における第2の項は、以下の分散により与えられる電力を有する雑音成分である。
Figure 2013500669
(4)
したがって、合成重みwを条件とする合成器の出力における真のSINRの値は、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(5)
真のSINRは、典型的に実際には受信機で計算されない仮定値である。受信機は、入手可能な正味チャネル応答h及び雑音共分散Rxの推定値のみを有し、真の値そのものを有するわけではないからである。しかしながら、正味チャネル応答及び雑音共分散の推定値h^及びR^xをそれぞれ使用して、SINRを推定することができる。バイアスのない(unbiased)推定値は、典型定期には、以下のような逆拡散されたCPICHから決定される(h^はhの上に^があることを示し、R^は、Rの上に^があることを示し、以下の同様の表現も同じ)。
Figure 2013500669
(6)
Figure 2013500669
(7)
従って、バイアスのない信号電力の推定値は、典型的には以下のように得られる。
Figure 2013500669
(8)
また、バイアスのない雑音電力の推定値は、以下のように得られる。
Figure 2013500669
(9)
等式(8)の表現の中の差分の項は、正味応答の推定値の中の、雑音に起因して発生するバイアスを、信号電力の推定値において取り除く役割を果たす。典型的には、信号電力及び雑音電力の平滑化がいくつかのスロットにわたって実行され、SINRの推定値がもたらされる。
Figure 2013500669
(10)
演算子<・>は、時間平均(即ち、平滑化)を示す。そして、SINRの推定値は、CQI値にマッピングされ、アップリンクHS−DPCCH(高速専用物理制御チャネル)上でフィードバックされて、ダウンリンクチャネル品質をNode Bに通知する。
特に、逆拡散されたCPICHは全ての品質を推定するために使用されるので、SINRの推定値は、CPICHチャネルに割り当てられた電力により暗黙にスケーリングされる。しかしながら、信頼性の高いリンク適応及びスケジューリングの決定を行うために、Node Bは、HS−DSCH(データ)チャネル上で経験(experience)されるSINRの推定値を必要とする。データ及びパイロットのSINRは、NodeBにとって既知であるデータ対パイロット電力比及びNode Bにとって既知であるデータ及びパイロットチャネル上の拡散率の比の関数であるスケールファクタ(scale factor)により関連付けられる。そのため、Node Bは、既知のスケールファクタを適用して、パイロットのSINRを、対応するデータのSINRへ変換する。
上述した従来のSINRの推定アプローチは、完全にノンパラメトリックである。すなわち、CPICHが使用されて、SINRが測定され、したがって、明示的にモデル化することなく、瞬間的なセル内干渉、セル間干渉、雑音、RF障害等が考慮される。しかしながら、上述した純粋にノンパラメトリックなCPICHに基づくSINRの推定技術は、マルチアンテナシステムには向かない。
MIMOシステム(マルチインプット、マルチアプトプット)は、通信性能を改善するために送信機及び受信機の両方で複数のアンテナを使用する。例えば、2×2のMIMOシステムは、リリース7のHSDPAについて標準化された。リリース7のHSDPAにおける標準化された2×2のMIMO方式は、2重送信適応アレイ(D−TxAA)と呼ばれる。D−TxAAを、クローズドループモード−1(CL−1)と呼ばれる以前に標準化された送信ダイバーシチ方式の拡張として、みなすことができる。当該CL−1では、各データストリームに使用されるプリコーディングベクトルが、CL−1に使用するものと同一の符号表(codebook)から取り出される。しかしながら、CL−1と対照的に、D−TxAAは、シングルストリームモード及びデュアルストリームモードという2つの動作モードを有する。シングルストリームモードでは、CL−1の符号表からの4つのプリコーディングベクトルの候補のうちの1つが、シングルデータストリームに適用される。デュアルストリームモードでは、プリコーディングベクトルの2つの直交ペアのうちの1つが、2つの異なるデータストリームに適用される。デュアルストリーム送信の場合には、チャネライゼーション符号の同一のセットが、各データストリームに使用される。
上述した従来のCPICHに基づくSINRの推定アプローチには、MIMOシステムに適用される場合に、様々な問題が存在する。第1の問題であり、かつ最も重要な問題は、デュアルストリームモードの場合にHS−DSCH(データ)チャネル上での拡散符号の再使用により生成される追加の干渉である。当該いわゆる符号再使用の干渉(code-reuse interference)は、各アンテナで送信されるパイロットは直交なのでCIUCH(パイロット)チャネル上には存在しない。そのため、上述した従来のCPICHに基づくSINRの推定アプローチの使用は、データチャネル品質の過大評価を生み出す。当該過大評価は、過度に高いブロック誤り率につながり、したがって過大に低減されたスループットにつながる。さらに、プリコーディングはHS−DSCH上で使用され、一方、いずれのプリコーディングもCPICH上で使用されない。プリコーディングもSINRに影響する。そのため、上述した従来のCPICHに基づくSINRの推定アプローチを使用して算出されるSINR値は、SINRが単に導かれるパイロットチャネル上ではプリコーディングが採用されないので、データチャネル品質のさらにより不正確な表現を生み出す。
ここで開示される方法及び装置によれば、MIMOシステムについて、パイロットに基づくSINRの推定を可能にするために、パラメトリックなアプローチ及びノンパラメトリックなアプローチの組合せが開示される。MIMOシステムにおいて、プリコーディングは、シングルストリームデータ送信又はマルチストリームデータ送信のいずれかに適用されることが可能である。ここで開示されるパイロットに基づくSINRの推定技術は、MIMOシステムにおいて、信号品質上でデータストリームのプリコーディングがもつ影響を考慮(account for)する。マルチストリームデータ送信について、符号再使用の干渉は、拡散符号がデータチャネル上で再使用される場合に起こる。ここで開示されるパイロットに基づくSINRの推定技術は、MIMOシステムにおいて、信号品質上で符号再使用の干渉がもつ影響をさらに推定する。
一実施形態において、雑音電力は、ノンパラメトリックな手法で、逆拡散されたパイロットシンボルに基づいて推定される。追加のパラメトリックな項は、シングルストリームモード又はマルチストリームモードのいずれでUEがSINRの推定値を算出するかに応じて提供される。追加のパラメトリックな項は、マルチストリームモードの中で構成される場合に、データチャネル上に存在する符号再使用の干渉を推定する。パラメトリックな項は、データチャネルに割り当てられる符号ごとの電力及び各データストリームにより「とらえられる(seen)」推定される実効正味応答(effective net response)のの関数である。実効正味応答は、データチャネル上で使用されるプリコーディングを考慮する。プリコーディングは、パイロットチャネル上では発生しない。信号電力も、推定された実効正味応答に応じて、拡散されたパイロットシンボルに基づいて推定される。このように、プリコーディング及び符号再使用の干渉のためにデータチャネルとパイロットチャネルとの間に存在する不適合は、ここで開示されるSINR推定の実施形態により本質的に考慮される。
ある実施形態によれば、シングルデータストリームが、複数のアンテナから送信され、又は、マルチデータストリームが、全てのストリームについて拡散符号の同一のセットを使用して複数のアンテナから送信される。その時点で送信されるストリームの数にかかわらず、シングルストリーム送信及びマルチストリーム送信の両方についてのSINRの推定値が求められる。シングルデータストリーム及びマルチデータストリームについてのSINRを推定する方法は、送信の前の対応するデータストリームに適用されたプリコーディングを考慮する、シングルデータストリーム及びマルチデータストリームの各データストリームの信号電力の推定値を算出することを含む。雑音電力の推定値は、シングルデータストリームについて、雑音共分散に応じて算出され、マルチデータストリームの各データストリームについて、雑音共分散、及び拡散符号の同一のセットを使用して送信されるマルチデータストリームに関連付けられる符号再使用の干渉に応じて、算出される。シングルデータストリーム及びマルチデータストリームの各データストリームについてのSINRの推定値は、対応するデータストリームについて算出される信号電力の推定値及び雑音電力の推定値に基づいて算出される。別の実施形態によれば、SINR推定の方法を実行するのベースバンドプロセッサを含む無線受信機が提供される。
当然ながら、本発明は、上記特徴及び利点に限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を見ることで、追加の特徴及び利点を認識するであろう。
無線送信機及び無線受信機を含むMIMOシステムの実施形態のブロック図を説明する。 図1の受信機のベースバンドプロセッサに含まれ又は当該ベースバンドプロセッサに関連付けられる受信信号処理モジュールの実施形態のブロック図を説明する。 図1の受信機のベースバンドプロセッサに含まれ又は当該ベースバンドプロセッサに関連付けられるシングルストリームSINR推定モジュールの実施形態のブロック図を説明する。 図1の受信機のベースバンドプロセッサに含まれ又は当該ベースバンドプロセッサに関連付けられるマルチストリームSINR推定モジュールの実施形態のブロック図を説明する。
図1は、MIMOシステム100の実施形態を説明する。MIMOシステム100は、Node B基地局のような送信機110及びUEのような受信機120を含む。送信機110及び受信機120の各々は、MIMO通信を実装するための複数のアンテナ102、103、122、123を有する。データは、通信モードに応じたチャネル上で送信機110から受信機120へシングルストリーム又はマルチストリームで送信されることが可能である。容易に説明するために、送信機110及び受信機120の動作を、シングルストリームデータ送信及びデュアルストリームデータ送信に関して次に説明する。しかしながら、ここで説明するSINRの推定の実施形態は、MIMOシステムにおけるいずれの数のデータストリームの送信にも広く適用可能であり、MIMOシステムにより採用される送信アンテナ及び受信アンテナの数に応じて容易に拡張可能である。
この理解の上で、送信機の動作をD−TxAAのMIMO送信方式に関して次に説明する。送信機110は、データ送信モードに応じて各アンテナ102、103に関連付けられる符号化&拡散ブロック106、108へのデータのフローを制御するデマルチプレクサ104を含む。符号化&拡散ブロック106、108は、データの符号化及び変調を実行する。シングルストリームデータ送信について、シングルデータストリームは、第1の符号化&拡散ブロック106により符号化され、変調され、乗算器の第1のセット112を介してプリコーディングされ、両方のアンテナ102、103を通して送信される。デュアルストリームデータ送信について、第1のデータストリームは、第1の符号化&拡散ブロック106により符号化され、変調され、第2のデータストリームは、同様に、第2の符号化&拡散ブロック108により符号化され、変調される。プリコーディングは、乗算器の第1のセット112を介して第1のデータストリームに適用され、乗算器の第2のセット114を介して第2のデータストリームに適用される。第1のデータストリームの第1のプリコーディング部分は、第1の信号合成器116を介して、第2のデータストリームの第1のプリコーディング部分と合成される。第1のデータストリームの第2のプリコーディング部分は、同様に、第2の信号合成器118を介して、第2のデータストリームの第2のプリコーディング部分と合成される。そして、両方のデータストリームは、同一の直交拡散符号で送信され、したがって、符号再使用の干渉を受けやすい。
シングルストリームモード及びデュアルストリームモードの両方において、システムを改善するために、プリコーディングは送信前に各データストリームに適用される。例えば、シングルストリームモードにおいて、同一のデータストリームは、例えば{b11, b21}のようなストリーム固有のアンテナ重みの1つのセットを使用して、両方のアンテナ102、103を通して送信される。デュアルストリームモードにおいて、両方のデータストリームは、例えば、第1のストリームについての{b11, b21}及び第2のストリームについての{b12, b22}のようなストリーム固有のアンテナ重みの2つのセットを使用して、両方のアンテナ102、103を通して送信される。両方のデータ送信モードにおいて、受信機120により決定されて、送信機110にフィードバックされることが可能なストリーム固有のアンテナ重みは、送信アンテナ102、103から発するビームが概ね直交になるように選択される。いずれかの種類の適した線形の又は非線型のプリコーディングを、送信機110で使用することができる。そして、送信データは、受信機120へのチャネル上で搬送される。
受信機120は、受信信号をフィルタリングし、ベースバンド信号にダウンコンバートするフロントエンド回路124を含む。受信機120は、ベースバンドプロセッサ126も有する。ベースバンドプロセッサ126は、ベースバンド信号を処理する受信信号処理モジュール128、及びパイロットチャネル情報に基づいてSINRの推定値を生成するSINR推定モジュール130を含む。D−TxAAのようなMIMO方式において存在する符号再使用及びプリコーディングの両方の影響を暗黙に考慮する、シングルストリームデータ送信モード及びデュアルストリームデータ送信モードの両方についてベースバンドプロセッサ126により実装されるSINR推定の実施形態を、次により詳細に説明する。ここで既に述べたように、容易に説明するために、シングルストリームデータ送信及びデュアルストリームデータ送信の方式について、SINR推定の実施形態を説明する。しかしながら、MIMOシステムにおけるいずれの数のデータストリームの送信にもSINRの推定技術を広く適用することができる。
容易に説明するために、ここで説明する実施形態は、2つの送信アンテナの場合であって送信ダイバーシチ又はMIMOのいずれかが構成される場合について定められるいわゆるダイバーシチパイロットモードでパイロット方式が構成されると仮定する。このモードでは、2つの送信アンテナ102、103の各々から送信されるパイロット信号は、同一のチャネライゼーション符号を利用する。しかしながら、パイロットシンボルのパターンは、2つのシンボル期間にわたって直交であり、以下に定められる。代わりに、パイロット方式は、第1のアンテナでプライマリ共通パイロット(P−CPICH)を使用し、第2の送信アンテナでセカンダリ共通パイロット(S−CPICH)を使用して、構成されてもよい。この場合に、P−CPICH及びS−CPICHで使用されるチャネライゼーション符号は、直交である。当業者は、本発明の基本原理がどちらのパイロット方式にも広く適用できることを認識するであろう。
ここで仮定されるダイバーシチパイロットモードについて、以下のCp,1(i)を、第1の送信アンテナ102で送信される一定の値のパイロットシンボルシーケンスとする。
Figure 2013500669
第2の送信アンテナ103で送信されるパイロットシンボルシーケンスCp,2(i)は、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(11)
シーケンスm(i)は、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(12)
このパイロット方式を使用して、受信機120のベースバンドプロセッサ126は、以下のアプローチを使用して、プリコーディング及び符号再使用の干渉を考慮したストリームごとのSINRを推定することができる。
図2は、受信機のベースバンドプロセッサ126に含まれ、又は当該ベースバンドプロセッサ128に関連付けられる受信信号処理モジュール128の実施形態を説明する。受信信号処理モジュール128は、データチャネル(例えば、HS−DSCH)の復調に適した合成重みの2つのセットを生成する合成重み算出部202を含む。wsingleと示される合成重みの第1のセットは、シングルストリームデータ送信の場合に適用される。{wdual,1,wdual,2}と示される合成重みの第2のセットは、デュアルストリームデータ送信の場合に適用される。デュアルストリームデータ送信について、wdual,1は第1のデータストリームに適用され、wdual,2は第2のデータストリームに適用される。デュアルストリームモードについて重みは符号再使用に起因する干渉を抑えるように設計され、シングルストリームモードについて符号再使用の干渉は存在しない、という点で、シングルストリームモードについての合成重み及びデュアルストリームモードについての合成重みは異なる。2008年2月25日に出願された米国特許出願第12/036323、2008年2月25日に出願された米国特許出願第12/036337、及び2008年8月27日に出願された米国特許出願第12/198973に開示される合成重みの算出技術等の、任意の適した技術が、重みを決定するために合成重み算出部202により採用されることが可能である。これら出願の各々の内容は、全体の参照により本明細書に含まれる。
受信信号処理モジュール128のパイロットサンプル逆拡散部コンポーネント204は、合成重みを定式化するために使用されたものと同じフィンガ位置を使用して、共通パイロット(例えば、CPICH)を逆拡散する。単一のスロットについてパイロットサンプル逆拡散部204により生成される逆拡散ベクトルのシーケンスは、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(13)
iは、スロットの間に送信されるK個のCPICHシンボル(例えば、K=10)を指し示す。h1およびh2は、それぞれ第1の送信アンテナ及び第2の送信アンテナに対応する正味チャネル応答である。x(i)は、干渉及び雑音からなる(ゼロ平均の)障害ベクトルである。以降、干渉及び雑音を単に雑音と呼ぶ。雑音共分散は、ここではRxと示される。
受信信号処理モジュール128のチャネルサンプル生成部コンポーネント206は、逆拡散ベクトルのシーケンス及び既知のパイロットに基づいて、2つの異なる長さK/2のシーケンスを算出する。長さK/2の上記シーケンスは、y1(i)及びy2(i)と示され、ここでは、それぞれ第1のアンテナ及び第2のアンテナに対応する「チャネルサンプル」と呼ばれる。それぞれのチャネルサンプルは、以下のように算出される。
Figure 2013500669
(14)
Figure 2013500669
(15)
チャネルサンプルに基づいて、受信信号処理モジュール128の平均算出部コンポーネント208、210は、それぞれの正味チャネル応答のバイアスのない推定値を、以下のように生成する。
Figure 2013500669
(16)
受信信号処理モジュール128の共分散算出部コンポーネント212、214及び合計部216は、以下のように、チャネルサンプルに基づいてそれぞれの雑音共分散の推定値を生成する。
Figure 2013500669
(17)
受信信号処理モジュール128の有効正味チャネル応答生成部コンポーネント218は、例えばD−TxAAで使用される場合に、プリコーディングされた異なるデータストリームにより「とらえられる」実効正味チャネル応答を推定することにより、データストリームのプリコーディングを考慮する。送信機110で第1のストリームに適用されるプリコーディングベクトルは、b1=[b11 b21]Tと示され、第2のストリームに適用されるプリコーディングベクトルは、b2=[b12 b22]Tと示される。有効正味チャネル応答生成部218は、対応するプリコーディングベクトルに基づいて、それぞれの実効正味チャネル応答を算出する。逆拡散されたパイロットサンプルから導かれるそれぞれの正味チャネル応答のバイアスのない推定値は、以下により与えられる。
Figure 2013500669
(18)
rpは、第2の送信アンテナ103に割り当てられるパイロット電力に対する、第1の送信アンテナ102に割り当てられるパイロット電力の比である。パイロット電力は、送信アンテナにわたって均衡を保つことが多い。この場合に、rp=1である。リリース7のMIMOについて、UEは、Node Bで適用されるプリコーディングの重みを推奨する。この推奨は、例えばHS−DPCCHアップリンク制御チャネル上で、SINRとともにフィードバックされる。そのため、等式(18)に従って算出される実効正味チャネル応答は、シングルストリーム送信モード又はマルチストリーム送信モードのいずれかにおいてデータストリームに適用されるプリコーディングを考慮する。シングルストリームモードでは、第1の実効正味応答のみが関連する。
プリコーディングに加えて、マルチストリームデータ送信について、符号再使用から起こる干渉も解決することができる。第1のデータストリームを復調する場合に、符号再使用の干渉は、例えばデュアルストリームモードにおける第2のストリームのような、別のデータストリームに起因する。これは、第2のストリームについての実効正味応答及び第2のストリームに割り当てられる符号ごとの電力(power per-code)の外積の関数である適応項を雑音共分散行列に導入する。第2のストリームについての符号ごとの電力スケーリング(power per-code scaling)は、αPC,2で示される。符号電力推定部220は、各データストリームに関連付けられる符号ごとの電力スケーリング係数を算出する。2008年2月25日に出願された米国特許出願第12/036368及び2008年2月25日に出願された米国特許出願第12/036425で開示される技術等の、任意の適した技術が、符号ごとの電力スケーリング項を推定するために、符号電力推定部220又はSINR推定モジュール130により用いられる。これら出願の各々の内容は、全体の参照により本明細書に含まれる。SINR推定モジュール130は、受信信号処理モジュール128により提供されるパラメトリックな情報及びノンパラメトリックな情報に基づいて、SINRの推定値を生成する。
図3は、シングルストリームデータ送信モードに適合されるように、受信機のベースバンドプロセッサ126に含まれ、又は当該ベースバンドプロセッサに関連付けられるSINR推定モジュール130の実施形態を説明する。SINR推定モジュール130の信号電力算出部コンポーネント302は、スロットごとの信号電力のバイアスのない推定値を、以下のように算出する。
Figure 2013500669
(19)
SINR推定モジュール130の雑音電力算出部コンポーネント304は、バイアスのない雑音電力の推定値を、以下のように算出する。
Figure 2013500669
(20)
等式(8)のように、等式(19)の中の差分の項は、信号電力の推定値において、実効正味チャネル応答の推定値の中の、雑音に起因して発生するバイアスを取り除くことを表す。
SINR推定モジュール130の信号平滑化コンポーネント306、308は、例えば時間平均により、いくつかのスロットにわたって信号電力の推定値及び雑音電力の推定値をそれぞれ平滑化できる。信号分割部310は、シングルストリームのSINRの推定値を以下のように生み出す。
Figure 2013500669
(23)
シングルストリームのSINRの推定値は、逆拡散されたCPICHサンプルのような逆拡散されたパイロットサンプルに基づく測定により、ノンパラメトリックな手法の中で得られる。従来のCPICHに基づくSINR推定技術とは異なり、プリコーディングは、ここで説明されたシングルストリームのSINR推定の実施形態に従って考慮される。SINR推定モジュール130は、シングルストリームデータ送信の前に用いられるデータストリームのプリコーディングを考慮することにより、プリコーディングを用いるデータチャネル(例えば、HS−DSCH)とプリコーディングを用いないパイロットチャネル(例えば、CPICH)との間の、プリコーディングにより引き起こされる不適合を低減する。
図4は、マルチストリームのデータ送信に適合するようなSINR推定モジュール130の実施形態を説明する。シングルストリームデータ送信の場合と対照的に、マルチストリーム送信についてのSINRの推定は、ノンパラメトリックなアプローチ及びパラメトリックなアプローチの組合せである。パラメトリックなアプローチは、マルチストリームのデータ送信モードにおいて発生する符号再使用の干渉を暗黙に考慮する。この干渉は、データチャネル(例えば、HS−DSCH)上でのみ発生する。パイロットチャネル(例えば、CPICH)上には存在しないこの干渉を考慮するために、SINR推定モジュール130は、パラメトリックな手法で、データストリーム上で符号再使用の干渉がもつ影響を合成する項を含むように雑音電力の推定値を修正する。
SINR推定モジュール130の第1の符号再使用干渉合成部コンポーネント402()は、第1のストリームを復調する観点から符号再使用の干渉を合成するために使用されるパラメトリックな項を、以下に与えられるように算出する。
Figure 2013500669
(22)
等式(22)の中の差分の項は、実効正味チャネル応答の推定値の中の雑音に起因して発生するバイアスの除去に対応する。第2の符号再使用干渉合成部404は、第2のストリームを復調する観点から符号再使用の干渉を合成するために使用されるパラメトリックな項を、以下に与えられるように同様に算出する。
Figure 2013500669
(23)
等式(22)及び(23)の中の項αPC,1及びαPC,2は、それぞれ第1のデータストリーム及び第2のデータストリームに割り当てられる符号ごとの電力スケーリングを表す。
SINR推定モジュール130の第1の信号電力算出部コンポーネント406及び第2の信号電力算出部コンポーネント408は、それぞれ、以下のように与えられる、第1のストリーム及び第2のストリームについてのスロットごとの信号電力の推定値を生成する。
Figure 2013500669
(24)
SINR推定モジュール130の第1の雑音電力算出部コンポーネント410及び第2の雑音電力算出部コンポーネント412は、バイアスのないそれぞれの雑音電力の推定値を、以下に与えられるように生成する。
Figure 2013500669
(25)
等式(25)の雑音電力の表現の中で、符号再使用の干渉の影響は、符号再使用の干渉を暗黙に考慮するために、測定された雑音共分散R^xにそれぞれの項R^CR,1及びR^CR,2を可算することにより合成される。したがって、マルチストリームのSINR推定の実施形態は、ノンパラメトリックなアプローチ及びパラメトリックなアプローチの組合せである。SINR推定モジュールのそれぞれの平滑化コンポーネント414、416、418、420は、は、例えば時間平均により、いくつかのスロットにわたる対応する信号電力及び雑音電力を平滑化できる。信号分割部422、424は、それぞれ第1のデータストリーム及び第2のデータストリームについてのデュアルストリームのSINRの推定値を、以下に与えられるように生み出す。
Figure 2013500669
(26)
以下のステップは、シングルストリーム及びデュアルストリームの両方のSINR推定値を生成するために、受信機120のベースバンドプロセッサ126により実行される。ベースバンドプロセッサ126は、シングルストリームの合成重みwsingle並びにデュアルストリームの合成重みwdual,1及びwdual,2、並びにSINRおの推定値が基づくべきプリコーディングベクトルb1及びb2を得る。パイロットチャネル(例えば、CPICH)は、等式(13)により与えられる長さKの逆拡散ベクトルのシーケンスy(i)を生成するために、合成重みを生成するために使用されるものと同一のフィンガ位置を使用して逆拡散される。等式(14)及び(15)を使用して、チャネルサンプルy1(i)及びy2(i)の2つの長さK/2のシーケンスは、逆拡散ベクトルのシーケンスy(i)及び2つのアンテナについての既知のパイロットシーケンスcp,1(i)及びcp,2(i)に基づいて算出される。正味チャネル応答の推定値h^1及びh^2は、チャネルサンプルの平均を介して算出される(等式16)。雑音共分散の推定値R^xは、チャネルサンプルの共分散を介して算出される(等式17)。実効正味応答の推定値h^eff,1及びh^eff,2は、対応する推定された正味応答h^1及びh^2並びにプリコーディングベクトルb1及びb2に基づいて算出される(等式18)。
シングルストリームのSINRの推定値は、シングルストリームの合成重みwsingle、実効正味応答h^eff,1、並びに推定された雑音共分散R^xに基づいて、スロットごとの信号電力の推定値及び雑音電力の推定値を算出することにより生成される(等式19及び20)。オプションで、スロットごとの信号電力の推定値及び雑音電力の推定値を平滑化することができる。シングルストリームのSINRの推定値は、オプションで、平滑化された信号電力の推定値及び平滑化された雑音電力の推定値を使用して算出される(等式21)。
デュアルストリームのSINRの推定値は、それぞれ第1のデータストリーム及び第2のデータストリームに関連付けられる、符号ごとの電力スケーリングファクタの推定値αPC,1及びαPC,2を得ることにより生成される。符号再使用の干渉の項R^CR,1及びR^CR,2は、対応する実効正味応答の推定値h^eff,1及びh^eff,2、推定される符号ごとの電力αPC,1及びαPC,2、並びに推定される雑音共分散R^xに基づいて合成される(等式22及び23)。スロットごとの信号電力の推定値及び雑音電力の推定値は、デュアルストリームの合成重みwdual,1及びwdual,2、実効正味応答の推定値h^eff,1及びh^eff,2、推定される符号再使用の干渉の項R^CR,1及びR^CR,2、並びに推定される雑音共分散R^xに基づいて、第1のデータストリーム及び第2のデータストリームについてそれぞれ算出される(等式24及び25)。オプションで、スロットごとの信号電力の推定値及び雑音電力の推定値を平滑化することができる。各データストリームについてのデュアルストリームのSINRの推定値は、オプションで、平滑化された信号電力の推定値及び雑音電力の推定値を使用して算出される(等式26)。
ここで開示されたMIMOのSINR推定の実施形態は、非MIMOシステムについての従来のCPICHに基づくアプローチと同じ桁(order of magnitude)の複雑さをもちつつ、より正確なデータストリームのSINRの推定値を生み出す。さらに、ここで開示されたSINR推定の実施形態は、セル間干渉、RF障害等のモデリングされていない影響を本質的に考慮する正確なSINRの推定値を生み出すノンパラメトリックなCPICHに基づくアプローチの利点をもつ。ここで開示されるSINR推定の実施形態は、SINRの推定値の対象であるデータチャネル(例えば、HS−DSCH)と、SINR推定値の基礎として使用されるパイロットチャネル(例えば、CPICH)との間の不適合も除外する。これは、プリコーディング及び/又は符号再使用の干渉に起因して起こる不適合を補う正確なSINR推定値を生み出す。ここで開示されるSINR推定の実施形態は、それぞれプリコーディングベクトルをb1=[1 0]及びb2=[0 1]に設定することにより、プリコーディングを用いないMIMOシステムに容易に適用可能である。この場合に、各データストリームに関連付けられる実効正味チャネル応答が、各物理的な送信アンテナに対応する正味チャネル応答と等しくなる、即ち、h^eff,1=h^1、h^eff,2=h^2等になるので、算出ステップの多くが単純化される。各追加のデータストリームに関する追加の適切な項を算出することにより、ここで開示されたSINR推定の実施形態を、デュアルストリームデータ送信の方式を超えて容易に拡張することもできる。
変形及び応用の上記範囲を考慮して、本発明は上記説明により限定されずまた添付の図面により限定されないということが、理解されるべきである。代わりに、本発明は、以下の特許請求の範囲及びそれらに等価なものによってのみ限定される。

Claims (22)

  1. 複数のアンテナから送信されるシングルデータストリーム、及び拡散符号の同一のセットを使用して前記複数のアンテナから送信されるマルチデータストリームについての、信号対干渉雑音比(SINR)を推定する方法であって:
    送信の前に対応するデータストリームに適用されるプリコーディングを考慮する、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについての信号電力の推定値を算出することと;
    雑音共分散に応じて前記シングルデータストリームについての雑音電力の推定値を算出し、前記雑音共分散、及び前記拡散符号の同一のセットを使用して送信される前記マルチデータストリームに関連付けられる符号再使用の干渉に応じて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての雑音電力の推定値を算出することと;
    対応するデータストリームについて算出される前記信号電力の推定値及び前記雑音電力の推定値に基づいて、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについてのSINRの推定値を算出することと;
    を含む方法。
  2. 対応するデータストリームのために導かれる合成重みのセット、及びプリコーディング後の当該対応するデータストリームにより経験されるチャネルを表す実効正味チャネル応答の推定値に応じて、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記信号電力の推定値を算出すること、を含む請求項1の方法。
  3. 前記複数のアンテナの各々に関連付けられる正味チャネル応答の推定値、及び前記対応するデータストリームに関連付けられるプリコーディング情報に応じて、前記シングルストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームにより経験される前記実効正味チャネル応答を推定すること、を含む請求項2の方法。
  4. 対応するアンテナから送信されたパイロットサンプルであって、逆拡散された当該パイロットサンプルに基づいて、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる前記正味チャネル応答の推定値を算出すること、を含む請求項3の方法。
  5. 前記雑音共分散、及び前記シングルデータストリームのために導かれる前記合成重みのセットに基づいて、前記シングルデータストリームについての前記雑音電力の推定値を算出すること、を含む請求項2の方法。
  6. 前記雑音共分散、前記符号再使用の干渉、及び前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームのために導かれる前記合成重みのセットに基づいて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記雑音電力の推定値を算出すること、を含む請求項2の方法。
  7. 前記マルチデータストリームのうちの他のデータストリームの各々に関連付けられる符号ごとの電力のスケールファクタ、及びプリコーディング後の前記マルチデータストリームのうちの前記他のデータストリームの各々により経験されるチャネルを表す実効正味チャネル応答の推定値に応じて、前記マルチデータストリームの各データストリームに関連付けられる前記符号再使用の干渉を推定すること、を含む請求項1の方法。
  8. 前記複数のアンテナの各々に関連付けられる正味チャネル応答の推定値、及び前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームに関連付けられるプリコーディング情報に応じて、前記マルチデータストリームのうちの各データストリームにより経験される前記実効正味チャネル応答を推定すること、を含む請求項7の方法。
  9. 対応するアンテナから送信されたパイロットサンプルであって、逆拡散された当該パイロットサンプルに基づいて、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる前記正味チャネル応答の推定値を算出すること、を含む請求項8の方法。
  10. 対応する前記実効正味チャネル応答の推定値の中の、雑音に基づき発生するバイアスを、各符号再使用の干渉の推定値から取り除くこと、を含む請求項7の方法。
  11. 前記雑音共分散、前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームについて推定される前記符号再使用の干渉、及び前記マルチデータストリームのうちの前記対応する1つのデータストリームのために導かれる合成重みのセットに基づいて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記雑音電力の推定値を算出すること、を含む請求項7の方法。
  12. 複数のアンテナから送信されるシングルデータストリーム、及び拡散符号の同一のセットを使用して前記複数のアンテナから送信されるマルチデータストリームについての、信号対干渉雑音比(SINR)を推定する無線受信機であって:
    送信の前に対応するデータストリームに適用されるプリコーディングを考慮する、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについての信号電力の推定値を算出し;
    雑音共分散に応じて前記シングルデータストリームについての雑音電力の推定値を算出し、前記雑音共分散、及び前記拡散符号の同一のセットを使用して送信される前記マルチデータストリームに関連付けられる符号再使用の干渉に応じて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての雑音電力の推定値を算出し;
    対応するデータストリームについて算出される前記信号電力の推定値及び前記雑音電力の推定値に基づいて、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについてのSINRの推定値を算出する;
    ベースバンドプロセッサを備える無線受信機。
  13. 前記ベースバンドプロセッサは、対応するデータストリームのために導かれる合成重みのセット、及びプリコーディング後の当該対応するデータストリームにより経験されるチャネルを表す実効正味チャネル応答の推定値に応じて、前記シングルデータストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記信号電力の推定値を算出するSINR推定モジュール、を含む、請求項12の無線受信機。
  14. 前記ベースバンドプロセッサは、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる正味チャネル応答の推定値、及び前記対応するデータストリームに関連付けられるプリコーディング情報に応じて、前記シングルストリーム及び前記マルチデータストリームの各データストリームにより経験される前記実効正味チャネル応答を推定する、受信信号処理モジュール、を含む、請求項13の無線受信機。
  15. 前記受信信号処理モジュールは、対応するアンテナから送信されたパイロットサンプルであって、逆拡散された当該パイロットサンプルに基づいて、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる前記正味チャネル応答の推定値を算出する、請求項14の無線受信機。
  16. 前記SINR推定モジュールは、前記雑音共分散、及び前記シングルデータストリームのために導かれる前記合成重みのセットに基づいて、前記シングルデータストリームについての前記雑音電力の推定値を算出する、請求項13の無線受信機。
  17. 前記SINR推定モジュールは、前記雑音共分散、前記符号再使用の干渉、及び前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームのために導かれる前記合成重みのセットに基づいて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記雑音電力の推定値を算出する、請求項13の無線受信機。
  18. 前記SINR推定モジュールは、前記マルチデータストリームのうちの他のデータストリームの各々に関連付けられる符号ごとの電力のスケールファクタ、及びプリコーディング後の前記マルチデータストリームのうちの前記他のデータストリームの各々により経験されるチャネルを表す実効正味チャネル応答の推定値に応じて、前記マルチデータストリームの各データストリームに関連付けられる前記符号再使用の干渉を推定する、請求項12の無線受信機。
  19. 前記受信信号処理モジュールは、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる正味チャネル応答の推定値、及び前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームに関連付けられるプリコーディング情報に応じて、前記マルチデータストリームのうちの各データストリームにより経験される前記実効正味チャネル応答を推定する、請求項18の無線受信機。
  20. 前記受信信号処理モジュールは、対応するアンテナから送信されたパイロットサンプルであって、逆拡散された当該パイロットサンプルに基づいて、前記複数のアンテナの各々に関連付けられる前記正味チャネル応答の推定値を算出する、請求項19の無線受信機。
  21. 前記SINR推定モジュールは、対応する前記実効正味チャネル応答の推定値の中の、雑音に基づき発生するバイアスを、各符号再使用の干渉の推定値から取り除く、請求項18の無線受信機。
  22. 前記SINR推定モジュールは、前記雑音共分散、前記マルチデータストリームのうちの対応する1つのデータストリームについて推定される前記符号再使用の干渉、及び前記マルチデータストリームのうちの前記対応する1つのデータストリームのために導かれる合成重みのセットに基づいて、前記マルチデータストリームの各データストリームについての前記雑音電力の推定値を算出する、請求項18の無線受信機。
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