JP2013500042A - 植物工場システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、複数のLEDモジュールを投光パネルに挿設してスリムパネル形態に形成することにより、空間占有を最小化して植物栽培空間を極大化し、構成が簡単で設置及び取扱管理が顕著に簡便であり、コストの節減を図る植物工場システムに関する。
これを実現するための本発明は、外部環境と遮断される栽培室に設けられ、養液が循環移動するベッドと、上記ベッドを支持するための棚式フロアが複層備えられる複数の棚式構造物と、各フロアの上部空間に設けられる照明器具とを含み、上記照明器具は、PCB(Printed Circuit Board)に複数のLED(Light Emitting Diode)が配列実装された一つ以上のLEDモジュールを含む光源部と、上記LEDモジュールを挿設するために一つ以上のLEDモジュール設置溝がライン形態に形成される投光パネルと、上記LEDモジュールのPCBに接するように設けられる放熱部材とを含む平板型LED照明器具で構成されることを特徴とする。

Description

本発明は、複数のLEDモジュールを投光パネルに挿設してスリムパネル形態に形成することにより、空間占有を最小化して植物栽培空間を極大化し、構成が簡単で設置及び取扱管理が顕著に簡便であり、コストの節減を図る植物工場システムに関する。
植物工場は、外部環境と遮断される栽培室において、図13に示されているように、棚式フロア105が複層備えられた棚式構造物を設置し、各フロアに養液107が循環する培養トレイ106または培養ベッドと照明器具とを利用して植物を水耕栽培するものであって、光や温度、湿度、二酸化炭素濃度などが人工的に調節されるため、天気の変化などにより凶作や生産過剰になることなく高品質野菜を安定的に供給可能であり、一貫した形、味、栄養素の管理が可能であるという長所がある。
このような植物工場の主な構成要素のうちの一つは、植物の光合成及び生育に必要な光を提供する照明器具である。
植物は、その種類及び生育状態によって各々適する光の波長が異なり、植物工場では植物の光に対する特性を最大限利用して、植物が必要とする波長の色光を適切に供給しようとする照明器具が利用されている。
既存の植物工場の照明器具は、光合成を助ける特定波長の青色光が特殊蛍光灯101として設けられ、これと共にLEDランプ102がチューブ形態などに構成されて設けられている。
しかしながら、上記蛍光灯101及びチューブ形態のLEDランプ102は、垂直方向に空間を大きく占めるため、層間植物栽培空間を蚕食し構成が複雑になるなどの問題がある。
即ち、棚式構造物において各々のフロアは植物が育つことができるように層間空間を最大限大きく確保するべきであるが、蛍光灯及びチューブ形態のLEDランプは垂直方向に相当な空間を占有するため、植物が垂直方向に育つことができる空間を蚕食する上に、一つのフロアに多数の蛍光灯及びチューブ形LEDランプが別個設けられるため、コストの浪費になり設置作業が複雑で取扱管理が不便という問題がある。
また、栽培室の温度と湿度は恒温恒湿器によって自動で最適の状態に調節され、清浄空気及び植物の光合成に必要な二酸化炭素が供給及び循環されるようにするが、従来は栽培室の上部から一括的に空気を供給し他の一側へ排出させる一括循環方式になっており、このような空気の一括循環方式は植物の大きさが小さい生育初期には大きな問題にならないが、生育が進んで葉が繁茂する場合、ベッドと植物との間の空間は繁茂した葉によって空気移動に支障が生じ湿度の高い空気が停滞する。
このように湿度の高い空気の停滞は、植物にかび、バクテリアが繁殖する湿害を発生させて、作物の商品性が低下し収穫量が減るという致命的な問題点がある。
また、栽培室には多数の棚式構造物が設けられるが、それぞれの棚式構造物の間に、植物の移植、管理、収穫のために管理者及び台車が接近するための通路が必要である。
従来技術では、棚式構造物が底に固着状態で設けられるため、上記通路を棚式構造物間毎に形成しなければならず相当な面積が蚕食され、植物工場の面積対比の効率及び生産性を低下させる問題点がある。
本発明は、上記の問題点を解消するためのもので、
本発明の目的は、照明器具がスリム形パネル形態に形成されることにより、棚式構造物の層間空間占有を最小化して植物栽培空間の拡張及び生産性を向上させ、多様な波長帯の照明がコンパクトな単一体の平板型LED照明器具で構成されることにより、設置及び取扱管理が顕著に簡便でありコストの節減を図る植物工場システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、空気を植物の下方から上向きに噴射させることによって、ベッドと植物下方との間の空間層の空気停滞を防止して植物の湿害を未然に防ぐようにする植物工場システムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、植物栽培ベッドが支持される棚式構造物をモービルラックタイプに構成することによって、空間活用性を極大化させて同一面積により多い数量の棚式構造物を設置可能にし、植物工場の単位面積当たりの生産性を顕著に向上させる植物工場システムを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明による植物工場システムは、
外部環境と遮断される栽培室に設けられ、養液が循環移動するベッドと、上記ベッドを支持するための棚式フロアが複層備えられる複数の棚式構造物と、各フロアの上部空間に設けられる照明器具とを含み、
上記照明器具は、PCB(Printed Circuit Board)に複数のLED(Light Emitting Diode)が配列実装された一つ以上のLEDモジュールを含む光源部と、上記LEDモジュールを挿設するために一つ以上のLEDモジュール設置溝がライン形態に形成される投光パネルと、上記LEDモジュールのPCBに接するように設けられる放熱部材とを含む平板型LED照明器具で構成されることを特徴とする。
本発明による一実施例として、上記ベッドに沿って設けられ、気体が植物の下方から上向きに噴射されるように設定間隔で複数の噴射口が上向きに形成されたエア管と、上記エア管へ清浄空気又は二酸化炭素のうち何れか一つ以上の気体を供給するブロー装置とを含むエア供給手段が更に備えられることを特徴とする。
本発明による一実施例として、上記棚式構造物の移動のための複数のレールが栽培室の底に平行設置され、上記棚式構造物は複数のローラーを含む移動手段が備えられるモービルラックタイプに構成されることを特徴とする。
上記の構成を有する本発明による植物工場システムは、
先ず、照明器具がスリム形パネル形態に形成されることにより、棚式構造物の層間空間占有を最小化して植物栽培空間の拡張及び生産性を向上させる顕著な効果がある。
二つ目に、多様な波長帯の照明がスリム形パネル形態のコンパクトな単一体の平板型LED照明器具で構成されることにより、設置及び取扱管理が簡便でありコストの節減を図る効果がある。
三つ目に、エア管が植物の下方から空気を上向きに噴射するように設けられることにより、空気停滞を防止し過湿による植物の湿害を未然に防止する顕著な効果がある。
四つ目に、棚式構造物がモービルラックタイプに構成されることにより、栽培室で通路の占める面積を最小化させて植物工場の面積当たりの効率及び生産性を向上させる効果がある。
図1は、本発明による一実施例の構成を示す一部切開斜視図である。 図2は、本発明による一実施例の構成を示す底面図である。 図3は、図2のA−A線に沿った断面の一部拡大図である。 図4は、図3の一部拡大部の分解図である。 図5は、本発明による一実施例の構成を示す底面図である。 図6は、本発明による一実施例の構成図である。 図7は、図6のB−B線に沿った断面の拡大図である。 図8は、図7の分解図である。 図9は、図6のC−C線に沿って切断して示した一部省略図である。 図10は、本発明による一実施例のエア供給手段を示す一部抜粋図である。 図11は、本発明による一実施例の構成を示す平面図である。 図12は、図11の側面図である。 図13は、従来技術の構成図である。
以下、本発明の植物工場システムに対する実施例を添付図面を参照しながらより詳しく説明する。
本発明による一実施例の植物工場システムは、図1乃至図4に示されているように、外部環境と遮断される栽培室に設けられ、養液が循環移動するベッド220と、上記ベッドを支持するための棚式フロア211が複層備えられる複数の棚式構造物210と、各フロアの上部空間に設けられる照明器具とを含み、上記照明器具は、PCB(Printed Circuit Board)13に複数のLED(Light Emitting Diode)11が配列実装された一つ以上のLEDモジュール10を含む光源部Lと、上記LEDモジュール10を挿設するために一つ以上のLEDモジュール設置溝31がライン形態に形成される投光パネル30と、上記LEDモジュールのPCB13に接するように設けられる放熱部材40とを含む平板型LED照明器具1で構成される。
ここで、上記平板型LED照明器具1は、光源部Lが青色LED11a、赤色LED11b及び白色LED11cを含んで構成されることが望ましい。
また、上記青色LED11a、赤色LED11b及び白色LED11cは多様な設定割合で混合配列されるが、望ましくは、青色:赤色:白色LEDが3:2:2の割合で混合される(図2参照)。
しかし、このような割合は、各波長帯の色光を出すLEDの品質によって変わり得る。
また、上記割合を形成する色光LEDの配列及び組合せは、図2に示されているように、青色LED11a、赤色LED11b、白色LED11c、青色LED11aの順次的配列をワンサイクル10aとして連続配列するなど、多様に可能である。
また、上記LEDは、青色LED11aと赤色LED11bだけの組み合わせからなることもでき、この場合は、青色:赤色が3:1または2:1の割合で形成されることができる。
また、上記光源部Lは、制御部によって点滅されるのが望ましい。
光の点滅にあたって、連続光の場合と対比したとき、電源断続回数及びこれによる光の点滅回数が増加するほど光合成量が増加し、エネルギーが節減される付随的な効果もある。
本発明による一実施例として、上記平板型LED照明器具1は、LEDの光拡散のためにLEDモジュール設置溝31の先端部に断面がV形のV溝311が形成されることが望ましい(図3、図4参照)。
上記V溝311は、照射角が狭いLED11の光を拡散させ、光拡散のためにLEDモジュール設置溝31にレンズ部(図示せず)が形成され得る。
本発明による一実施例として、上記平板型LED照明器具1は、放熱部材40としてLEDモジュールのPCB13上部に個別放熱シート41が熱伝導特性を持つ接着剤またはサーマルパッドを通して接合設置され、その上に投光パネル30の全体を覆う放熱カバー43が設けられ、上記投光パネル30と放熱カバー43とを結束させ光源部Lを密閉・防水するための防水テープ51がテーピングされることが望ましい。
上記LEDモジュール設置溝31は、LEDモジュール挿設時、上部にPCB13が突出されるように形成される(図3参照)。
上記個別放熱シート41及び放熱カバー43は、アルミニウムなどからなり、上記放熱カバー43は熱を拡散及び放出する機能とカバー機能を兼ねて行なう。
また、上記投光パネル30の上部には反射部材53が設けられるのが望ましい。
上記投光パネル30の上部に設けられる反射部材53は、密接シート形態または裏面に接着剤が塗布された反射テープなどからなるのが望ましい。
また、上記防水テープ51は、裏面に接着剤が塗布され、上記放熱カバー43の周縁と投光パネル30の側面に沿って密閉するように接着され、投光パネルの電線入口には防水パッキング55が備えられるのが望ましい(図1参照)。
本発明による一実施例の平板型LED照明器具1Aとして、図5に示されているように、上記光源部Lは、上記LEDモジュール10と一つ以上の冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)20とを複合的に備えてなり、上記投光パネル30には上記冷陰極蛍光ランプ設置溝33がライン形態に形成されることが望ましい。
そして、冷陰極蛍光ランプ20の周囲には、冷陰極蛍光ランプ20から光が照射される下方を除いた周りを取り囲む形態の反射部材が設けられることが望ましい(図示せず)。
上記構成を有する本発明による平板型LED照明器具1の作用状態を考察する。上記平板型LED照明器具1は、光源部Lが投光パネル30に形成されるライン形態のLEDモジュール設置溝31に挿設されることにより、照明器具がパネル形態にスリムに形成されて棚式構造物の層間空間占有を最小化し(図6参照)、これにより植物栽培空間が拡張されて生産性を向上させる。
また、多様な波長帯の色光を発する照明がコンパクトな単一体に構成されることにより、設置及び取扱管理が簡便で、照明によるコストを節減する。
また、光源部Lが青色LED11a、赤色LED11bの他に白色LED11cを組合せてなることにより、葉緑素の光合成進行及び植物の生育を良好にして生産性を増大させる。
白色LEDを含む光源部Lの作用状態を調べるために、赤芥子菜、突山芥子菜、レッドケール、ビートなど15種類の野菜類にどのような影響を及ぼすか生長形態を調べる実験を多様に実施したところ、次のような結果が出た。
1.青色LEDと赤色LEDだけを組み合わせる場合、3:1または2:1の割合の時、生長が良好であった。
2.青色LED、赤色LEDと共に白色LEDを混合した場合、青色と赤色だけからなる場合よりも良好で、特に青色:赤色:白色LEDを3:2:2の割合で組合せた時、生長が優れていた。
3.葉に赤色を帯びる種類のうち赤芥子菜、レッドケール、赤キャベツ、サニーレタスなどは、青色光の割合が高い時に赤色がよく表れ、ビートは赤色光の割合が高い時に赤色がよく表れた。
4.赤色光が多いと植物が大きくなりすぎて垂れ下がり、青色光が多いと丈夫に育った。
また、青色LED、赤色LED及び冷陰極蛍光ランプ(CCFL)20を組合せる場合が、青色、赤色LEDだけからなる場合よりも良好であった。
このように本発明による光源部は、青色LED、赤色LEDの他に白色LEDまたは冷陰極蛍光ランプを組合せることにより、植物生長においてより良好な効果を上げられるようにする。
水耕栽培植物工場に設けられる照明器具は光源部の防水、防湿がより厳しく求められるが、光源部Lが投光パネル30に形成される設置溝に挿設され、その上に放熱カバー43が覆われてから、全周を防水テープ51などを用いて密閉結束させることにより、防水・防湿処理が容易になされる。
また、点灯時、各々のLEDモジュールから発生される熱は、PCBに接合設置された個別放熱シート41へ伝達され、個別放熱シートと接し広い面積を有する放熱カバー43へ伝達拡散されて放熱が円滑になされる。
上記において個別放熱シートを排除し放熱カバー43がPCBに直接接する構成も可能である。
また、投光パネル30の上面に磁石を設けることができ(図示せず)、この場合、設置対象構造物である鉄材フロアに対する付着設置が簡便になされ、設置による空間損失が発生しないという長所がある。
本発明による一実施例として、図6乃至図10に示されているように、上記ベッド220に沿って設けられ、気体が植物の下方から上向きに噴射されるように設定間隔で複数の噴射口311が上向きに形成されたエア管310と、上記エア管310へ清浄空気または二酸化炭素のうち何れか一つ以上の気体を供給するブロー装置330とを含むエア供給手段300が更に備えられることが望ましい。
ここで、上記ベッド220とエア管310は一体に並列形成されてエア管一体型ベッドGとして形成され、エア管一体型ベッドGのエア管310の一側端に、ブロー装置330と連結される連結管320が結合されることが望ましい。
上記エア管一体型ベッドGは単一フロア211上に複数ライン配設され、複数ラインのエア管一体型ベッドGが配設された上部に、各ラインのベッド220とエア管の噴射口311に対応して、植物が植えられるポットホール351とエアホール353とが配列形成されたマットレス350が載せられる。
また、上記マットレス350は発泡スチロールからなり、上記ポットホール351とエアホール353とは相互にずれて連続的に形成されて一つのポットホール351を中心にエアホール353が四方に形成される形態からなることが望ましい(図9、図10参照)。
また、上記ブロー装置330は、ブロワ及びフィルタが内設され、栽培室内部空気または外気を吸入して清浄空気に浄化させてから連結管320及び棚式構造物の各フロアのエア管310へ供給し、二酸化炭素タンク360(図10参照)から流入される二酸化炭素を混合するためのミキサーが備えられるのが望ましい。
また、上記各フロアのベッド220に連結される養液循環管420と、養液が保存される養液タンク410とが備えられる。
このような構成を有するエア供給手段300の作用状態を考察すると、下記の通りである。
外気または内部空気が流入するブロー装置330内でフィルタを通して空気が浄化され、浄化された清浄空気と二酸化炭素タンク360から流入される設定量の二酸化炭素とが混合された気体(以下、“空気”という)が、連結管320及び連結管から分岐されるエア管310を通して分配供給される。
このようなエア管310が植物の下方に位置され、噴射口311が上向きに形成されて空気が上向きに噴射されるように設けられることにより、上記ベッド220と植物との間に形成される空間の空気停滞を防止し、過湿による植物の湿害を未然に防止する。
即ち、植物とベッド220との間に形成される空間層は、繁茂した植物の葉によって空気移動が干渉されて空気が停滞し、これによって湿度が非常に高い環境になるが、植物の下方から空気を上向きに噴射させることにより、植物の下方空間の空気移動を触発させ湿気を拡散させて植物の生育を円滑にすると共に湿害を未然に防止する。
また、このように植物の下方から空気を上向きに噴射するエア管310がベッド220と一体に並列形成されるエア管一体型ベッドGとして形成されることにより、エア供給手段300の設置及び管理が簡便になる。
本発明による一実施例として、図11及び図12に示されているように、上記棚式構造物210の移動のための複数のレール250が栽培室の底に平行設置され、上記棚式構造物210は、複数のローラー231を含む移動手段230が備えられるモービルラックタイプに構成されることが望ましい。
上記移動手段230は、棚式構造物210の一側に設けられるハンドル233と、上記ハンドル233の回転力を上記ローラー231へ伝達する動力伝達部とから構成されることが望ましい。
本発明による一実施例として、上記移動手段230は、電動モーターと、電動モーターの回転力を上記ローラー231へ伝達する動力伝達部と、上記電動モーターを制御する制御部とから構成されることが望ましい。
また、上記棚式構造物210は、下方両側角に、養液が移動される養液管またはエア管の配線のための配線空間215が形成されることが望ましい。
このように、モービルラックタイプに構成される棚式構造物210は、底に設けられたレール250に乗って移動する移動手段230が備えられるもので、多数の棚式構造物に対して管理者及び台車の通路が一つだけ確保されれば充分であるため、栽培室の単位面積当たりの生産性を向上させる。
一方、植物栽培用棚式構造物の移動時、養液のこぼれ又は飛散による照明器具の防水が心配され得るが、本発明は上記の通り防水処理が綿密になされる平板型LED照明器具を備えているため、照明器具の防水問題に対する心配が不要なモービルラックタイプの棚式構造物を具現する。
以上、本発明の望ましい実施例を添付図面を参照しながら説明した。ここで、本明細書及び特許請求の範囲に用いられた用語や単語は、通常的又は辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。よって、本明細書に記載の実施例と図面に示された構成は、本発明の最も望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないため、本出願時点においてこれらに代わることができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解するべきである。
上記の構成を有する本発明による植物工場システムは、照明器具がスリム形パネル形態に形成されることにより、棚式構造物の層間空間占有を最小化して植物栽培空間の拡張及び生産性を向上させ、コンパクトな構成により設置及び取扱管理が簡便で、コストの節減を図る。
また、エア管が植物の下方から空気を上向きに噴射するように設けられることにより、空気停滞を防止し過湿による植物の湿害を未然に防止し、棚式構造物がモービルラックタイプに構成されることにより、栽培室において通路の占める面積を最小化させて植物工場の面積当たりの効率及び生産性を向上させる。

Claims (12)

  1. 外部環境と遮断される栽培室に設けられ、養液が循環移動するベッドと、上記ベッドを支持するための棚式フロアが複層備えられる複数の棚式構造物と、各フロアの上部空間に設けられる照明器具とを含み、
    上記照明器具は、PCB(Printed Circuit Board)に複数のLED(Light Emitting Diode)が配列実装された一つ以上のLEDモジュールを含む光源部と、上記LEDモジュールを挿設するための一つ以上のLEDモジュール設置溝がライン形態に形成される投光パネルと、上記LEDモジュールのPCBに接するように設けられる放熱部材とを含む平板型LED照明器具で構成されることを特徴とする、植物工場システム。
  2. 上記平板型LED照明器具は、光源部が青色LED、赤色LED及び白色LEDを含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  3. 上記平板型LED照明器具は、LEDの光拡散のためにLEDモジュール設置溝の先端部に断面がV形のV溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  4. 上記平板型LED照明器具は、放熱部材としてLEDモジュールのPCB上部に個別放熱シートが熱伝導特性を持つ接着剤またはパッドを通して接合設置され、その上に投光パネルの全体を覆う放熱カバーが設けられ、
    上記投光パネルと放熱カバーとを結束させ光源部を密閉・防水するための防水テープがテーピングされることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  5. 上記投光パネルの上部には反射部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  6. 上記光源部は、上記LEDモジュールと一つ以上の冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)とを複合的に備えてなり、
    上記投光パネルには上記冷陰極蛍光ランプ設置溝がライン形態に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  7. 上記ベッドに沿って設けられ、気体が植物の下方から上向きに噴射されるように設定間隔で複数の噴射口が上向きに形成されたエア管と、上記エア管へ清浄空気又は二酸化炭素のうち何れか一つ以上の気体を供給するブロー装置とを含むエア供給手段が更に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  8. 上記ベッドとエア管は一体に並列形成されてエア管一体型ベッドとして形成され、エア管一体型ベッドのエア管一側端に、ブロー装置と連結される連結管が結合されることを特徴とする、請求項7に記載の植物工場システム。
  9. 上記エア管一体型ベッドは単一フロア上に複数ライン配設され、
    複数ラインのエア管一体型ベッドが配設された上部に、各ラインのベッドとエア管の噴射口に対応して、植物が植えられるポットホールとエアホールとが配列形成されたマットレスが載せられることを特徴とする、請求項8に記載の植物工場システム。
  10. 上記棚式構造物の移動のための複数のレールが栽培室の底に平行設置され、上記棚式構造物は、複数のローラーを含む移動手段が備えられるモービルラックタイプに構成されることを特徴とする、請求項1に記載の植物工場システム。
  11. 上記移動手段は、棚式構造物の一側に設けられるハンドルと、上記ハンドルの回転力を上記ローラーへ伝達する動力伝達部とから構成されることを特徴とする、請求項10に記載の植物工場システム。
  12. 上記移動手段は、電動モーターと、電動モーターの回転力を上記ローラーへ伝達する動力伝達部と、上記電動モーターを制御する制御部とから構成されることを特徴とする、請求項10に記載の植物工場システム。
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