JP2013258265A - 太陽電池モジュールおよび太陽電池システム - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こることを抑制することが可能な太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】この太陽電池モジュールは、太陽光が入射する受光面10aを有する太陽電池パネル10と、太陽電池パネル10の縁部11bに設けられた横枠20bとを備え、受光面10aが傾斜した状態で配置される。また、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、横枠20bの枠片21bの外表面25bは、太陽電池パネル10の受光面10aと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、太陽電池モジュールおよび太陽電池システムに関し、特に、太陽光が入射する受光面を有する太陽電池パネルと、太陽電池パネルの縁部に設けられた枠体とを備えた太陽電池モジュールおよび太陽電池システムに関する。
近年、クリーンエネルギーとして、太陽電池モジュールおよび太陽電池システムが急速に普及しつつある。このような太陽電池モジュールは、主に、太陽電池パネルと、太陽電池パネルの縁部に設けられた枠材(枠体)とから構成されている。また、太陽電池モジュールは、一般的に太陽電池パネルの受光面を受光効率のよい南面に向けて設置される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、積雪が多い地域などで太陽電池パネルの受光面に雪が積もった場合(冠雪した場合)には、太陽電池パネルへの太陽光の入射が妨げられ、発電効率が大幅に低下する。このため、太陽電池パネルの受光面と設置面との角度を大きくすることにより、太陽電池パネルの受光面に積もった雪(氷雪)を滑落させて、発電効率の低下を抑制している。
また、太陽電池パネルの縁部に枠体が取り付けられた状態では、枠体の外表面は、太陽電池パネルの受光面よりも高くなっている(外側に張り出している)。すなわち、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間には、段差部が形成されている。この段差部に太陽電池パネルの受光面に積もった雪が引っかからないように、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間には、傾斜面が形成されている。
特開2003−229591号公報
しかしながら、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間に傾斜面が形成されることにより、太陽電池パネルの受光面に積もった雪が枠体(段差部)に引っかからないようにすることが可能である一方、太陽電池パネルの受光面に積もった雪が傾斜面上に溜まるという不都合がある。このため、積雪の多い場所に太陽電池モジュールを設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こりやすいという問題点がある。
本発明は、かかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こることを抑制することが可能な太陽電池モジュールおよび太陽電池システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の太陽電池モジュールでは、太陽光が入射する受光面を有する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの縁部に設けられた枠体とを備え、前記受光面が傾斜した状態で配置される構成を前提としている。また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面は、前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴としている。
上記のように、本発明の太陽電池モジュールによれば、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間に傾斜面が形成される場合と異なり、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面とを連続的に平坦面状に形成することができるので、太陽電池パネルの受光面に積もった雪(氷雪)を連続的に平坦面状に形成された表面に沿って枠体から滑落させることができる。これにより、積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こるのを抑制することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、好ましくは、前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面と前記太陽電池パネルの受光面とが傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置された状態で、前記枠体の内側面は、前記太陽電池パネルの外側面の少なくとも一部と接触するように配置されていることを特徴とする。このように構成すれば、太陽電池パネルの受光面に積もった雪(氷雪)が、太陽電池パネルの外側面と枠体の内側面とが接触している部分から浸透するのを抑制しながら、枠体の外表面に沿って滑落させることができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、好ましくは、前記枠体の内側面と前記太陽電池パネルの外側面との間には、樹脂部材がさらに設けられ、前記太陽電池モジュールの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記樹脂部材の外表面は、前記枠体の外表面および前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴とする。このように構成すれば、太陽電池パネルの受光面に積もった雪(氷雪)が、樹脂部材により太陽電池パネルの外側面と枠体の内側面との間に浸透するのを抑制しながら、枠体の外表面に沿って滑落させることができる。また、樹脂部材を太陽電池パネルの外側面と枠体の内側面との間の緩衝部材として機能させることができるので、太陽電池パネルの外側面と枠体の内側面とが直接接触することに起因して太陽電池パネルに微小なクラック(ひび)が入るのを抑制することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、好ましくは、前記太陽電池パネルの受光面とは反対側の裏面には、前記太陽電池パネルを補強する補強部材がさらに設けられ、前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面と前記太陽電池パネルの受光面とが傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置された状態で、前記補強部材は、前記枠体と接続されていることを特徴とする。このように構成すれば、補強部材により太陽電池モジュールの裏面側からの風の吹き上げ等に起因する負荷重に対する強度を向上することができるので、太陽電池パネルが弓状に湾曲するのを抑制することができる。これにより、太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との高さが略同じ状態に維持されるので、受光面に積もった雪を確実に滑落させることができる。
本発明の太陽電池システムでは、複数の太陽電池モジュールが接続され、前記各太陽電池モジュールは、太陽光が入射する受光面を有する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの縁部に設けられた枠体とを備えるとともに、前記受光面が傾斜した状態で配置される構成を前提とする。また、本発明の太陽電池システムでは、前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面は、前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴とする。
上記のように、本発明の太陽電池システムによれば、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間に傾斜面が形成される場合と異なり、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面とを連続的に平坦面状に形成することができるので、太陽電池パネルの受光面に積もった雪(氷雪)を連続的に平坦面状に形成された表面に沿って枠体から滑落させることができる。これにより、積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こるのを抑制することが可能な複数の太陽電池モジュールを備える太陽電池システムを構成することができる。
本発明の太陽電池モジュールおよび太陽電池システムによれば、上記のように、積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネルの受光面への冠雪が起こることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による太陽電池モジュールの外観を示す図である。 第1実施形態による太陽電池モジュールの構造を示す分解斜視図である。 図1の200−200線に沿った断面図である。 図1の300−300線に沿った断面図である。 第1実施形態による太陽電池モジュールの縦枠と横枠との接続状態を示す図である。 第1実施形態の変形例による太陽電池モジュールを示す断面図である。 本発明の第2実施形態による太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の第3実施形態による太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の第4実施形態による縦長(縦置き)の太陽電池モジュールの裏面に補強部材を取り付けた例を示す裏面図である。 第4実施形態による補強部材の構造を示す斜視図である。 第4実施形態による太陽電池モジュールの縦枠と補強部材との接続状態を示す図である。 図9の400−400線に沿った断面図である。 図9の500−500線に沿った断面図である。 第4実施形態の変形例による横長(横置き)の太陽電池モジュールの裏面に補強部材が取り付けられた例を示す図である。 本発明の第5実施形態による複数の縦長(縦置き)の太陽電池モジュールにより構成された太陽電池システムの外観図である。 図15の600−600線に沿った断面図である。 図15の700−700線に沿った断面図である。 第5実施形態の変形例による複数の横長(横置き)の太陽電池モジュールにより構成された太陽電池システムを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態による太陽電池モジュール100の構成について説明する。
第1実施形態による太陽電池モジュール100は、図1に示すように、略矩形平板状の縦長(縦置き)の太陽電池パネル10を備えている。この太陽電池パネル10は、太陽光を受光して発電する受光面10aを備えている。また、太陽電池パネル10の外周部分である縁部11には、縁部11を保持するための枠体20が取り付けられている。この枠体20は、アルミニウムなどの金属からなるとともに、表面にアルマイト加工などが施されている。また、縁部11は、縦方向(長辺)の縁部11aと、横方向(短辺)の縁部11bとを含んでいる。また、枠体20は、長辺となる2つの縦枠20aと、短辺となる2つの横枠20bとを含んでいる。
また、太陽電池モジュール100の裏面側には、太陽電池モジュール100を設置面G(地面など)に設置する際に、太陽電池モジュール100を支持するための4つの脚部30が設けられている。この太陽電池モジュール100の受光面10aは、設置面Gに対して所定の角度θ傾斜した状態で配置されている。すなわち、4つの脚部30の長さが調節されることにより、太陽電池モジュール100の受光面10aが設置面Gに対して傾斜した状態で配置される。これにより、太陽電池モジュール100の受光面10aを受光効率のよい南面に向けて設置することが可能となる。さらに、積雪が多い地域などで太陽電池パネル100の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)には、受光面10aの傾斜方向Aに沿って雪(氷雪)を滑落させることが可能となる。
太陽電池パネル10は、図2に示すように、裏面封止材12、EVA(エチレンビニルアセテート)シート13、セルストリング14、EVAシート15およびガラス16が下から順に積層されることにより構成されている。裏面封止材12は、PET(ポリエチレンテレフタレート)などにより形成されている。セルストリング14は、複数の太陽電池セルから構成されており、これらの太陽電池セルは、単結晶シリコン太陽電池や多結晶シリコン太陽電池などである。また、上記太陽電池は、ガリウムヒ素、インジウムリン、銅インジウムセレン、銅インジウムガリウムセレン、カドミウムテルル等の化合物半導体太陽電池、薄膜系シリコン太陽電池、有機薄膜型太陽電池や有機色素増感型太陽電池などであってもよい。また、太陽電池セルは、タンデム型やトリプル型のように複数の太陽電池を積層した構造であってもよい。
また、太陽電池パネル10は、封止部材40aを介して縦枠20aに保持されているとともに、封止部材40bを介して横枠20bに保持されている。封止部材40aは、縦枠20aと略同じ長さを有しているとともに、封止部材40bは、横枠20bと略同じ長さを有している。
縦枠20aは、図3に示すように、太陽電池パネル10の受光面10aに対向する枠片21aと、太陽電池パネル10の外側面10bに対向する枠片22aと、太陽電池パネル10の裏面10cに対向する枠片23aと、枠片23aを基端として枠片21aとは反対側の方向へ延びる側壁24aとを有している。また、太陽電池パネル10と、縦枠20aとの間には、略C字形状の断面を有する封止部材40aが設けられている。具体的には、太陽電池パネル10の受光面10a、外側面10bおよび裏面10cは、それぞれ封止部材40aを介して、縦枠20aの枠片21a、枠片22aおよび枠片23aに保持されている。
横枠20bは、図4に示すように、太陽電池パネル10の外側面10bに対向する枠片21bと、太陽電池パネル10の裏面10cに対向する枠片22bと、枠片22bを基端として下方に延びる壁部23bおよび壁部24bとを有している。また、太陽電池パネル10と横枠20bとの間には、略L字形状の断面を有する封止部材40bが設けられている。具体的には、太陽電池パネル10の外側面10bおよび裏面10cは、それぞれ封止部材40bを介して、横枠20bの枠片21bおよび枠片22bに保持されている。
また、太陽電池パネル10の外側面10bは、封止部材40bと隙間なく接触しているとともに、横枠20bの内側面26bは、封止部材40bと隙間なく接触している。また、太陽電池パネル10の裏面10c(裏面封止材12の裏面)は、封止部材40bと隙間なく接触しているとともに、横枠20bの枠片22bの内側面は、封止部材40bと隙間なく接触している。
ここで、第1実施形態では、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の下方(下端部)に位置する縁部11bにおいて、太陽電池パネル10の受光面10aは、横枠20bの外表面25bと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置されている。また、太陽電池パネル10の受光面10a(ガラス16の表面)および横枠20bの外表面25bは、封止部材40bの外表面41bと略同じ高さになるように配置されている。言い換えると、太陽電池パネル10の受光面10aと、封止部材40bの外表面41bと、横枠20bの外表面25bとは、連続的に平坦面状に形成されており、いわゆる面一の状態に配置されている。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、傾斜面(封止部材40bの外表面41bおよび横枠20bの外表面25b)に沿って滑落させることが可能となる。
また、封止部材40aおよび40bは、例えばエラストマー等の弾性材からなり、約1mmの厚みを有している。この封止部材40aおよび40bは、機械的な衝撃から太陽電池パネル10を保護する機械的緩衝材として機能させることが可能である。封止部材40aおよび40bは、機械的緩衝材として機能させる以外に、枠体20から太陽電池パネル10への熱伝導を抑制する熱的緩衝材として、または、太陽電池パネル10と枠体20との熱膨張率の相違に起因する熱割れを防止する緩衝材として機能させることが可能である。また、封止部材40aおよび40bと、セルストリング14とは、所定の間隔を隔てて配置されている。
図5に示すように、横枠20bは、2つのネジ部材50により、縦枠20aと固定されている。具体的には、横枠20bの端部には、2つのネジ挿入穴201bが形成されている。また、縦枠20aの側端部には、略C字形状を有する2つのネジ取付穴201aが形成されている。これにより、ネジ部材50が横枠20bの2つのネジ挿入穴201bを介して、縦枠20aのネジ取付穴201aに取り付けられることにより、横枠20bと縦枠20aとが固定される。
以上説明したように、第1実施形態による太陽電池モジュール100によれば、以下に列記するような効果が得られる。
第1実施形態では、上記のように、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、横枠20bの枠片21bの外表面25bを、太陽電池パネル10の受光面10aと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置する。これにより、太陽電池パネルの受光面と枠体の外表面との間に傾斜面が形成される場合と異なり、太陽電池パネル10の受光面10aと横枠20bの枠片21bの外表面25bとを連続的に平坦面状に形成することができるので、太陽電池パネル10の受光面10aに積もった雪(氷雪)を連続的に平坦面状に形成された表面に沿って枠体から滑落させることができる。その結果、積雪の多い場所に設置した際に、太陽電池パネル10の受光面10aへの冠雪が起こるのを抑制することができる。
(第1実施形態の変形例)
次に、図6を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。この第1実施形態の変形例では、太陽電池パネルの受光面の角部および横枠の枠片の角部に面取り部が形成された太陽電池パネル110(太陽電池モジュール100a)について説明する。
第1実施形態の変形例による太陽電池パネル110では、図6に示すように、太陽電池パネル110の受光面10aの縁部11bの角部に、面取部10dが形成されている。また、横枠120bの枠片21bの外表面25bのうち太陽電池パネル10側の角部と、太陽電池パネル10側とは反対側の角部とには、それぞれ面取部251bが形成されている。
この第1実施形態の変形例による太陽電池パネル110では、上記第1実施形態と同様に、太陽電池パネル110の傾斜方向Aに沿った方向の下方(下端部)に位置する縁部11bにおいて、太陽電池パネル110の受光面10aは、封止部材40bの外表面41bおよび横枠120bの枠片21bの外表面25bと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置されている。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、傾斜面(封止部材40bの外表面41bおよび横枠120bの枠片21bの外表面25b)に沿って滑落させることが可能である。また、受光面10aの面取部10dおよび横枠120bの枠片21bの面取部251bは、太陽電池パネル110の受光面10aから外側方向に突出したものではないので、太陽電池パネル10の受光面10a上の雪(氷雪)の滑りやすさを維持することが可能である。なお、第1実施形態の変形例のその他の構成および効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態)
次に、図7を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、太陽電池パネルの外側面の全面が封止部材を介して横枠に保持されるように配置された上記第1実施形態とは異なり、太陽電池パネルの外側面の一部が横枠に接触するように配置された太陽電池モジュール100bについて説明する。
第2実施形態による太陽電池モジュール100bは、太陽電池パネル10と、太陽電池パネル10の下方の縁部11bに取り付けられた横枠220bとを備えている。横枠220bは、太陽電池パネル10の外側面10bに対向する枠片21bと、太陽電池パネル10の裏面10cに対向する枠片22bと、枠片22bを基端として下方に延びる壁部23bおよび壁部24bと、枠片21bと太陽電池パネル10とを接続する接続部27bとを有している。この接続部27bは、枠片21bに対して屈曲する方向に延びている。
また、横枠220bと太陽電池パネル10との間には、略L字形状の断面を有する封止部材140bが設けられている。接続部27bの内側面271bは、太陽電池パネル10の外側面10bのうちの受光面10a側の部分(一部)と接触している。太陽電池パネル10の外側面10bのうちの受光面10a側とは反対側の部分(受光面10aから遠い部分)および太陽電池パネル10の裏面10cは、封止部材140bと接触している。また、封止部材140bは、横枠220bの接続部27bと太陽電池パネル10とにより覆われているので、封止部材140bが外光によって劣化するのを抑制することが可能である。また、横枠220bの枠片21bおよび枠片22bは、封止部材140bと接触している。
ここで、第2実施形態では、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の下方(下端部)に位置する縁部11bにおいて、太陽電池パネル10の受光面10aは、横枠220bの接続部27bの外表面272bと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置されている。言い換えると、太陽電池パネル10の受光面10aと、横枠220bの接続部27bの外表面272bとは、連続的に平坦面状に形成されており、いわゆる面一の状態に配置されている。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、傾斜面に沿って滑落させることが可能となる。
以上説明したように、第2実施形態による太陽電池モジュール100bによれば、以下に列記するような効果が得られる。
第2実施形態では、上記のように、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、横枠220bの接続部27bの外表面272bと太陽電池パネル10の受光面10aとが傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置された状態で、横枠220bの接続部27bの内側面271bを、太陽電池パネル10の外側面10bの一部と接触するように配置する。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに積もった雪(氷雪)が、太陽電池パネル10の外側面10bと、横枠220bの接続部27bの内側面271bとが接触している部分から浸透するのを抑制しながら、横枠220bの接続部27bの外表面272bに沿って滑落させることができる。
(第3実施形態)
次に、図8を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、太陽電池パネルと横枠との間に封止部材のみが配置された上記第1実施形態とは異なり、横枠と封止部材との間に防水部材が配置された太陽電池モジュール100cについて説明する。
第3実施形態による太陽電池モジュール100cでは、太陽電池パネル10は、封止部材240bおよび防水部材60を介して横枠20bに保持されている。なお、防水部材60は、本発明の「樹脂部材」の一例である。また、横枠20bの枠片21bの内側面26bおよび枠片22bの表面上には、略C字形状の断面を有するとともに、シリコーンゴムなどからなる防水部材60が設けられている。この防水部材60の上端部には、枠片21bと太陽電池パネル10とを接続する接続部60aが形成されている。また、防水部材60と太陽電池パネル10との間には、略L字形状の断面を有する封止部材240bが設けられている。封止部材240bは、防水部材60の接続部60aおよび太陽電池パネル10により覆われている。防水部材60の接続部60aは、太陽電池パネル10の外側面10bのうちの受光面10a側の部分(一部)と接触している。太陽電池パネル10の外側面10bのうちの受光面10a側とは反対側の部分(受光面10aから遠い部分)および太陽電池パネル10の裏面10cは、封止部材240bと接触している。
ここで、第3実施形態では、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った下方(下端部)に位置する縁部11bにおいて、太陽電池パネル10の受光面10aは、横枠20bの外表面25bおよび防水部材60の接続部60aの外表面60bと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置されている。言い換えると、太陽電池パネル10の受光面10aと、横枠20bの外表面25bと、接続部60aの外表面60bとは、連続的に平坦面状に形成されているとともに、いわゆる面一の状態に配置されている。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、傾斜面に沿って滑落させることが可能となる。
以上説明したように、第3実施形態による太陽電池モジュール100cによれば、以下に列記するような効果が得られる。
第3実施形態では、上記のように、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、防水部材60の外表面60bを、横枠20bの外表面25bおよび太陽電池パネル10の受光面10aと傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置する。これにより、太陽電池パネル10の受光面10aに積もった雪(氷雪)が、防水部材60により太陽電池パネル10の外側面10bと横枠20bの内側面26bとの間に浸透するのを抑制しながら、横枠20bの外表面25bに沿って滑落させることができる。また、防水部材60を太陽電池パネル10の外側面10bと横枠20bの枠片21bの内側面26bとの間の緩衝部材として機能させることができるので、太陽電池パネル10の外側面10bと横枠20bの内側面26bとが直接接触することに起因して太陽電池パネル10に微小なクラック(ひび)が入るのを抑制することができる。また、太陽電池パネル10の受光面10a側のガラス16(図2参照)として、強化ガラスを用いた場合、側面にクラック(ひび)が入ると全面に広がりやすく、ガラス16が破砕しやすい。このガラス16の破砕を防ぐという効果も有する。
(第4実施形態)
次に、図9〜図13を参照して、第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、太陽電池パネルの裏面側に補強部材が設けられていない上記第1実施形態とは異なり、太陽電池パネルの裏面側に補強部材が設けられた太陽電池モジュール100dについて説明する。
この第4実施形態による太陽電池モジュール100dでは、図9に示すように、縦長(縦置き)の太陽電池パネル10の裏面10cには、太陽電池モジュール100dを補強するための2つの補強部材80が取り付けられている。この2つの補強部材80は、端子ボックス70に当接しないように略T字形状を有するように取り付けられている。この補強部材80は、アルミニウムなどの金属材料からなる。2つの補強部材80のうち一方は、縦枠20aと縦枠20aとを接続するように太陽電池パネル10の短辺方向に沿って配置されている。2つの補強部材80のうち他方は、2つの補強部材80のうち一方の中央部近傍と、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の下方に位置する横枠20bとの間に長辺方向に沿って配置されている。
補強部材80は、図10に示すように、軽量性および剛性を向上させるために、上下のフランジ部81およびフランジ部82と、フランジ部81とフランジ部82とを連結する連結部83とを有している。この補強部材80は、略H字形状の断面を有している。フランジ部81の表面81aには、粘着部材84が設けられている。この粘着部材84は、例えばEPDM発泡体などにより形成されている。粘着部材84の上面の粘着層84aは、太陽電池パネル10の裏面10cと接着されている。粘着部材84は、補強部材80のフランジ部81の表面81a全体に設けられていても良く、一部の領域のみでも良い。
図9および図11に示すように、補強部材80は、ネジ部材90により縦枠20aまたは横枠20bと固定されている。具体的には、図11および図12に示すように、縦枠20aには、ネジ部材90を挿入するためのネジ挿入穴202aが形成されている。補強部材80には、ネジ部材90を取り付けるための略C字形状を有するネジ取付穴80aが形成されている。これにより、ネジ部材90がネジ挿入穴202aを介して、補強部材80のネジ取付穴80aに取り付けられることにより、縦枠20aと補強部材80とが固定される。このとき、補強部材80は、太陽電池パネル10の延びる方向と略平行に配置される。また、縦枠20aの底部25aの内側端251aは、補強部材80のフランジ部82の端部と接触するように配置される。
また、図13に示すように、横枠20bの壁部23aおよび壁部24bには、それぞれネジ部材90を挿入するためのネジ挿入穴202bが形成されている。補強部材80には、ネジ部材90を取り付けるための略C字形状を有するネジ取付穴80aが形成されている。これにより、ネジ部材90が壁部23a(壁部24b)のネジ挿入穴202bを介して、補強部材80のネジ取付穴80aに取り付けられることにより、横枠20bの壁部23b(壁部24b)と、補強部材80とが固定される。このとき、補強部材80は、太陽電池パネル10の延びる方向と略平行に配置される。また、横枠20bの底部28bの内側端281bは、補強部材80のフランジ部82の端部と接触するように配置される。なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
以上説明したように、第4実施形態による太陽電池モジュール100dによれば、以下に列記するような効果が得られる。
第4実施形態では、上記のように、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、横枠20bの枠片21bの外表面25bと太陽電池パネル10の受光面10aとが傾斜方向Aに沿って略同じ高さになるように配置された状態で、補強部材80を、横枠20bの壁部23b(壁部24b)と接続する。これにより、補強部材80により太陽電池モジュール100dの裏面側からの風の吹き上げ等に起因する負荷重(風圧)に対する強度を向上することができるので、太陽電池パネル10が弓状に湾曲するのを抑制することができる。さらに、負荷重が非常に大きい場合、太陽電池パネル10のガラス16が脱落することもあったが、このガラス16の脱落を抑制することができるという効果も有する。
また、太陽電池パネルの10傾斜方向Aに沿った方向の縁部11bにおいて、太陽電池パネル10の受光面10aと横枠20bの枠片21bの外表面25bとの高さが略同じ状態に維持されるので、受光面10aに積もった雪を確実に滑落させることができる。また、雪(氷雪)の滑落する方向に配置された横枠20bと補強部材80とをネジ部材90により固定することにより、太陽電池モジュール100dと枠体20との接着強度を向上することができる。言い換えると、補強部材80がない場合には、縁部11bにおいて2箇所でネジ部材90により固定することになる一方、補強部材80がある場合には、縁部11bにおいて3箇所でネジ部材90により固定することになる。雪(氷雪)が滑降する際に、横枠20bは、太陽電池パネル10からはずれる方向の力が加わることになるが、3箇所で固定することにより、横枠20bをはずれにくくすることができる。
(第4実施形態の変形例)
次に、図14を参照して、第4実施形態の変形例について説明する。この第4実施形態の変形例では、縦長(縦置き)の太陽電池パネルの裏面に補強部材を取り付けた上記第4実施形態とは異なり、横長(横置き)の太陽電池パネルの裏面に補強部材を取り付けた太陽電池モジュール100eについて説明する。
この第4実施形態の変形例による太陽電池モジュール100eでは、図14に示すように、横長(横置き)の太陽電池パネル10の裏面10cには、太陽電池モジュール100eを補強するための2つの補強部材80が太陽電池パネル10の短辺方向に沿って取り付けられている。この補強部材80は、アルミニウムなどの金属材料からなり、端子ボックス70に当接しないように配置されている。具体的には、各補強部材80の一方端は、傾斜方向Aの上方に配置される横枠20bと接続されているとともに、各補強部材80の他方端は、傾斜方向Aの下方に配置される横枠20bと接続されている。また、各補強部材80は、太陽電池パネル10の裏面10cを長辺に沿って等間隔で分割するように配置されている。
また、横枠20bと補強部材80とは、上記した第4実施形態と同様に、太陽電池パネル10の傾斜方向Aに沿った方向の下方に位置する縁部11において、ネジ部材90がネジ挿入穴202bを介して、補強部材80のネジ取付穴80aに取り付けられることにより固定される。なお、第4実施形態のその他の構成および効果は、上記第4実施形態と同様である。補強部材80がない場合には、縁部11bにおいて横枠20bを2箇所でネジ部材90により固定することになる一方、補強部材80がある場合には、縁部11bにおいて4箇所でネジ部材90により固定することになる。よって、太陽電池パネル10と横枠20bとの接着強度を向上させることができる。
(第5実施形態)
次に、図15〜図17を参照して、第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、1つの太陽電池パネル(太陽電池モジュール)について説明した上記第1実施形態とは異なり、複数の太陽電池パネル(太陽電池モジュール)により構成された太陽電池システム(太陽電池アレイ)101について説明する。
この第5実施形態による太陽電池システム101は、図15に示すように、縦長(縦置き)の6つの太陽電池モジュール100(横方向に3つ、縦方向に2つ)を備えている。太陽電池システム101は、各太陽電池モジュール100が隣接して配置されることにより構成されている。具体的には、図16に示すように、太陽電池システム101の傾斜方向Aに直交する方向Bにおいては、各太陽電池モジュール100の縦枠20aの枠片22aの外側面221a同士が接触して隙間なく配置されているとともに、各太陽電池モジュール100の縦枠20aの壁部24aの外側面241a同士が接触して隙間なく配置されている。
また、太陽電池システム101の傾斜方向Aにおいては、図17に示すように、各太陽電池モジュール100の横枠20bの枠片21bの外側面211b同士が接触するように配置されているとともに、各太陽電池モジュール100の横枠20bの壁部23bの外側面231b同士が接触するように配置されている。これにより、図15に示すように、太陽電池システム101の傾斜方向Aに沿った方向の各太陽電池モジュール100間(境界部分)には、段差部が形成されない。すなわち、太陽電池システム101の傾斜方向Aに沿った方向の各太陽電池モジュール100同士によって、一体的に平坦面部101aが形成されることとなる。これにより、太陽電池システム101の各太陽電池モジュール100の受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、平坦面部101aに沿って滑落させることが可能となる。よって、各太陽電池モジュール100にかかる負荷を低減させ、破損を防ぐことができる。なお、第5実施形態のその他の構成および効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態の変形例)
次に、図18を参照して、第5実施形態の変形例について説明する。この第5実施形態の変形例では、縦長(縦置き)の太陽電池モジュールが複数個設けられた太陽電池システムを示した上記第5実施形態とは異なり、横長(横置き)の太陽電池モジュールが複数個設けられた太陽電池システム(太陽電池アレイ)102について説明する。
この第5実施形態の変形例による太陽電池システム102は、図18に示すように、横長(横置き)の4つの太陽電池モジュール100f(横方向に2つ、縦方向に2つ)を備えている。太陽電池システム102は、各太陽電池モジュール100fが隣接して配置されることにより構成されている。太陽電池システム102の傾斜方向Aに直交する方向Bにおいては、各太陽電池モジュール100fの縦枠20a同士が接触して隙間なく配置されている。また、太陽電池システム102の傾斜方向Aにおいては、各太陽電池モジュール100の横枠20b同士が接触して隙間なく配置されている。なお、各太陽電池モジュール100fの縦枠20a同士が接触している状態、および、各太陽電池モジュール100の横枠20b同士が接触している状態の詳細な構成は、上記した第5実施形態と同様であるので、説明を省略する。
上記の構成により、太陽電池システム102の傾斜方向Aに沿った方向の各太陽電池モジュール100f間(境界部分)には、段差部が形成されない。すなわち、太陽電池システム102の傾斜方向Aに沿った方向の各太陽電池モジュール100f同士によって、一体的に平坦面部102aが形成されることとなる。これにより、太陽電池システム102の各太陽電池モジュール100fの受光面10aに雪(氷雪)が積もった場合(冠雪した場合)に、平坦面部102aに沿って滑落させることが可能となる。なお、第5実施形態の変形例のその他の構成および効果は、上記第5実施形態と同様である。
−他の実施形態−
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、太陽電池パネルの受光面を設置面(地面)に対して脚部を用いて傾斜した状態で配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、脚部を用いずに太陽電池パネルの受光面を傾斜した状態で家屋の屋根上に配置してもよい。この場合においても、受光面に積もった雪(氷雪)を効果的に滑落させることが可能である。
また、上記実施形態では、太陽電池パネルと横枠との間に封止部材や防水部材を設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、太陽電池パネルの受光面と横枠の外表面との高さが略同じであれば、太陽電池パネルと横枠とを直接接触するように配置してもよい。
また、上記実施形態では、太陽電池パネルと横枠との間に封止部材や防水部材を設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、太陽電池パネルと横枠との間に封止部材や防水部材以外の部材を設けることも可能である。
また、上記実施形態では、太陽電池システムの一例として、6つまたは4つの太陽電池モジュールを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、太陽電池システムを構成することが可能であれば、6つまたは4つ以外の数の太陽電池モジュールを用いてもよい。
10、110、太陽電池パネル
10a 受光面
11a、11b 縁部
100、100a、100b、100c、100d、100e、100f 太陽電池モジュール
101、102 太陽電池システム
20 枠体
20a 縦枠
20b、220b 横枠
25b、272b 外表面
271b 内側面
272b 外表面
41b 外表面
60 防水部材(樹脂部材)
60b 外表面
80 補強部材

Claims (5)

  1. 太陽光が入射する受光面を有する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの縁部に設けられた枠体とを備え、前記受光面が傾斜した状態で配置される太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面は、前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面と前記太陽電池パネルの受光面とが傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置された状態で、前記枠体の内側面は、前記太陽電池パネルの外側面の少なくとも一部と接触するように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記枠体の内側面と前記太陽電池パネルの外側面との間には、樹脂部材がさらに設けられ、
    前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記樹脂部材の外表面は、前記枠体の外表面および前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池パネルの受光面とは反対側の裏面には、前記太陽電池パネルを補強する補強部材がさらに設けられ、
    前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面と前記太陽電池パネルの受光面とが傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置された状態で、前記補強部材は、前記枠体と接続されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 複数の太陽電池モジュールが接続された太陽電池システムにおいて、
    前記各太陽電池モジュールは、太陽光が入射する受光面を有する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの縁部に設けられた枠体とを備えるとともに、前記受光面が傾斜した状態で配置され、
    前記太陽電池パネルの傾斜方向に沿った方向の下端部において、前記枠体の外表面は、前記太陽電池パネルの受光面と傾斜方向に沿って略同じ高さになるように配置されていることを特徴とする太陽電池システム。
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