JP2013258264A - 太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システム - Google Patents

太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】フォークリフトの運転者単独でも太陽電池モジュールの架台への設置作業を可能若しくは容易とする。
【解決手段】太陽電池モジュール本体11と、太陽電池モジュール本体11の裏面に固定された支持レール12とを備え、設置面に設置された架台20の受け部25に支持レール12を載置することで架台20に支持される構造のサブユニット10において、太陽電池モジュール本体11の表面に、支持レール12の位置を示す目印28が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光を光電変換する太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システムに関する。
従来の太陽光発電システムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
この太陽光発電システムは、コンクリート製の細長形状の複数の架台を一定間隔で平行に並べて配置し、隣り合う2つの架台の長手方向の一方の端部間を第1連結部材で連結し、他方の端部間を第2連結部材で連結し、各架台間において、第1連結部材上及び第2連結部材上にそれぞれの太陽電池モジュールを載置して架け渡している。また、架台の上面両端部に形成されたそれぞれの段差に隣り合う各太陽電池モジュールの端部を配置して、押さえ具を架台の上面に載せて固定することにより、隣り合う各太陽電池モジュールの端部を押さえ具によって上側から押さえ付けて支持している。
また、従来の太陽光発電システムでは、太陽電池モジュール本体の裏面側にサポート部材を接着部材により接着し、このサポート部材を架台への取り付け部材として兼用する構造のものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の太陽光発電システムでは、サポート部材を傾斜方向に沿って(並行にして)架台上に設置する構成となっているが、サポート部材を傾斜方向に直交する方向に向けて架台上に設置する構成の太陽光発電システム(これを従来技術1とする。)も提案されている。
図19は、従来技術1の太陽光発電システムA1の設置構成を示している。
なお、以下の説明においては、正面(太陽電池モジュールの表面側)に向かって各基礎部21が並ぶ方向を左右方向Xとし、左右方向X及び垂直方向(上下方向)Zの双方に直交する方向を前後方向Yとし、縦桟23の傾斜している方向を上下斜め方向(以下、傾斜方向ともいう。)Wとする。
従来技術1の太陽光発電システムA1は、太陽電池モジュール本体11及びサポート部材の一例である支持レール12を備えた太陽電池モジュールとして作用するサブユニット10と、サブユニット10を支持する架台20とを備えている。
サブユニット10は、架台20に対して、傾斜方向Wにm段(mは1又は2以上の整数、ここではm=2)、左右方向Xにn列(nは1又は2以上の整数)のマトリクス状に並べられたm段×n列に設けられている。架台20は、左右方向Xにおいて複数(ここではn+1)個列設されている。ここで、左右方向Xにおける両端の架台20,20を除く中間位置に架台20がある場合は、中間位置にある架台20は、左右方向Xに隣り合う各サブユニット10,10の共通の架台とされている。
各架台20〜20は、サブユニット10の支持構造を構成し、コンクリート等からなる基礎部21、アーム部22及び縦桟23を備えている。アーム部22及び縦桟23は、何れも鋼板等の鋼材によって形成されている。
太陽光発電システムA1では、複数(ここではn+1)個の基礎部21〜21は、地面に左右方向Xに等間隔に敷設されており、各基礎部21にそれぞれアーム部22が固定される。
より詳しく説明すると、各基礎部21は、上面211の前後方向Yの中央部にそれぞれアーム部22の下端部を埋設して垂直方向Zに立設している。アーム部22は、上端部において縦桟23の前後方向Yの中央部がボルト・ナット等の連結部材Rによって連結されることにより、縦桟23を支持している。縦桟23は、前後方向Yにおいて後ろ側が高く、前側が低くなるように予め定めた所定の角度で傾斜した状態でアーム部22に設けられている。
サブユニット10における支持レール12は、左右方向Xに隣り合う各基礎部21,21における各アーム部22,22に設けられた縦桟23,23の間に左右方向Xに沿って架け渡されて縦桟23,23に設置されている。縦桟23,23は、m段(ここではm=2)のサブユニット10を傾斜方向Wに支持している。
具体的には、下段の列では、太陽電池モジュール本体11〜11の裏面に接着部材の一例である接着剤(図示省略)を介して接着固定された複数(ここでは2本)の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eが、縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aの前側複数箇所(ここでは2箇所)に取り付けられた受け部26〜26に嵌め入れられる構造となっている。また、上段の列では、下段の列と同様に、太陽電池モジュール本体11〜11の裏面に接着剤(図示省略)を介して接着固定された複数(ここでは2本)の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eが縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aの後側複数箇所(ここでは2箇所)に取り付けられた受け部26〜26に嵌め入れられる構造となっている。
図20は、支持レール12の設置端部12eが受け部26に嵌め入れられた状態を示す要部拡大斜視図である。
支持レール12は、長尺状の主板12a、主板12aの長辺側の両辺で折り曲げられた各側板12b,12b、及び、各側板12b,12bの下辺で内側に折り曲げられて更に上方に折り曲げられた折返し補強部12c,12cを有している。すなわち、支持レール12は、断面形状が略リップ溝形鋼の形状(U字状の断面形状)とされている。また、各側板12b,12bの両端部下側及び各折返し補強部12c,12cの両端部が設置端部12e,12eとなっている。
一方、受け部26は、縦桟23の搭載傾斜面23aに設けられる設置板26a、及び、傾斜方向Wにおいて設置板26aの両側の端部から僅かに両側に開くようにして上方に折り曲げられた各側板26b,26bを有している。また、設置板26aには、図示しない雄ねじを螺合する雌ねじ孔26eが設けられている。受け部26は、縦桟23の搭載傾斜面23aに配置された状態で、雄ねじが搭載傾斜面23aの下方側から図示しない貫通孔を通過して受け部26の雌ねじ孔26eと螺合することで、縦桟23の搭載傾斜面23aに固定されている。なお、図中の符号26hは、下方から雄ねじを挿通するための貫通孔である。
特開2011−165795号公報 特開2011−222930号公報
ところで、図19に示す設置構造では、図21に示すように、サブユニット10をフォークリフト100で持ち上げ、架台20の前方側から接近して、隣接する縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aに取り付けられた前後2箇所(計4箇所)の受け部26〜26に、太陽電池モジュール本体11の裏面に固定された前後2本の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eをそれぞれ嵌め入れ、その後、図示しない固定具によって支持レール12,12の設置端部12e,12eをそれぞれ受け部26〜26に固定するようになっている。
この場合、縦桟23は、所定の角度(太陽光を最も効率よく受光できる角度)θ1で傾斜されており、これに対しフォークリフト100で持ち上げられたサブユニット10は、フォークリフト100によって多少傾斜させて保持することができるが、その傾斜角度(チルト角)θ2は、縦桟23の傾斜角度θ1に比べると極めて小さい。そのため、サブユニット10を縦桟23,23に設置する際には、まず、サブユニット10の傾斜上方側に固定されている支持レール12の両側の設置端部12e,12eを、縦桟23,23の傾斜上方側に取り付けられている受け部26,26の上方位置に正確に位置決めし、その後、フォークリフト100を降下させて傾斜上方側の支持レール12の設置端部12e,12eを、傾斜上方側の受け部26,26に嵌め入れ、この後さらにフォークリフト100を降下させることで、サブユニット10を傾斜上方側の支持レール12を回動支点として下方に回動させることで、サブユニット10の傾斜下方側に固定されている支持レール12の両側の設置端部12e,12eを、縦桟23,23の傾斜下方側に取り付けられている受け部26,26に嵌め入れることになる。
この設置作業の際、図22に示すように、フォークリフト100の運転者にとっては、サブユニット10の両端から僅かに突出している支持レール12の設置端部12eがほとんど見えない(若しくは、全く見えない)状態となる。
一方、縦桟23,23もサブユニット10によって隠れてしまい、縦桟23の搭載傾斜面23aの縁部から僅かに横方向に飛び出した受け部26の端部もほんのわずかしか見えない状態となる。
そのため、このような状況で、サブユニット10の支持レール12の設置端部12e,12eを、縦桟23,23に取り付けられている受け部26,26の上方位置に正確に位置決めすることは、フォークリフト100の運転者にとっては極めて難しい作業となる。
そこで、従来は、縦桟23,23の横にそれぞれ補助作業者を配置し、フォークリフト100の運転者に細かく指示を出しながら、サブユニット10の支持レール12の設置端部12e,12eを、縦桟23,23に取り付けられている受け部26,26の上方位置に正確に位置決めする必要があった。
そのため、設置作業に時間がかかり、また、設置のための作業者も増員する必要があるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、フォークリフトの運転者単独でもサブユニットである太陽電池モジュールの架台への設置作業を可能若しくは容易とした太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の太陽電池モジュールは、太陽電池モジュール本体と、前記太陽電池モジュール本体の裏面に固定されたサポート部材とを備え、設置面に設置された架台の受け部に前記サポート部材を載置することで前記架台に支持される構造の太陽電池モジュールであって、前記太陽電池モジュール本体の表面に、前記サポート部材の位置を示す目印が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、太陽電池モジュールを架台に載置するとき、目印を架台の受け部に合わせるようにして載置することで、太陽電池モジュール本体の裏面に固定されているサポート部材が目視できなくても、サポート部材を受け部に容易に載置することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の表面に貼り付けられるシールを使用することができる。
目印を着脱自在なシールとすることで、太陽電池モジュールを架台に設置後にシールを取り除くことができる。これにより、例えばシールを受光面に貼ったとしても、その後の使用に際してシールを除去すれば、受光効率が低下することはない。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、前記目印は、前記太陽電池モジュール本体を形成する一つの工程においてパターン形成されたものであってもよい。
目印を、太陽電池モジュール本体を形成する一つの工程(例えば、トリミング工程)を利用してパターン形成することで、目印のための別部材を用意する必要がなく、材料コストを低減することができる。また、シールを貼り付けるといった工程も不要となる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の光電変換に寄与しない領域に形成されている。
目印を光電変換に寄与しない領域にパターン形成することで、設置後の使用に際しても、目印によって光電変換効率が低下することはない。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の外周縁部に設けられた構成としている。
目印を太陽電池モジュール本体の外周縁部に設けることで、設置後の使用に際しても、目印によって光電変換効率が低下することはない。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの設置方法は、太陽電池モジュール本体の裏面にサポート部材が固定された太陽電池モジュールを、設置面に設置された架台上に設置する太陽電池モジュールの設置方法であって、前記太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュール本体の表面に、前記サポート部材の位置を示す目印が設けられ、前記架台は、一方向に傾斜して設けられた桟部と、前記桟部に取り付けられた前記サポート部材を受け止める受け部とを備え、水平状態又は前記桟部と同方向に傾斜させた状態で前記太陽電池モジュールを保持する工程と、保持した状態の前記太陽電池モジュールの裏面に固定された前記サポート部材を、前記桟部の搭載傾斜面に対峙させる工程と、対峙させた状態で前記目印を、前記搭載傾斜面に取り付けられた前記受け部の位置に位置合わせする工程と、前記目印を前記受け部に位置合わせした状態で、前記太陽電池モジュール全体を降下させることにより、前記受け部に前記サポート部材を嵌め入れる工程と、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、太陽電池モジュールを架台に載置する際に、太陽電池モジュール本体の目印の位置を桟部の受け部の位置に合わせることで、サポート部材を受け部に対峙させることができるので、その後の設置作業をスムーズに行うことができる。すなわち、設置作業の作業性が向上する。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの設置方法において、前記受け部に載置された前記サポート部材を固定具によって固定する工程をさらに含む構成としている。
本発明によれば、設置作業がスムーズに行えるため、その後の固定作業も容易に行うことができる。
また、本発明の太陽光発電システムは、上記各構成の太陽電池モジュールの前記サポート部材が前記架台の前記受け部に載置固定されていることを特徴としている。本発明によれば、設置の作業性に優れた太陽光発電システムを提供することができる。
本発明は上記構成としたので、太陽電池モジュールを架台に載置するとき、目印を架台の受け部に合わせるようにして載置することで、太陽電池モジュール本体の裏面に固定されているサポート部材が目視できなくても、サポート部材を受け部に容易に載置することができる。
本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュール本体を一体に組み付けた太陽電池モジュールを架台に設置した状態の太陽光発電システムの全体構成を示す概略斜視図である。 図1に示す太陽光発電システムAの概略左側面図である。 太陽電池モジュールを架台に設置する前の状態を示す概略分解斜視図である。 サブユニットを受光面側から視た概略斜視図である。 サブユニットを受光面とは反対側の裏面側から視た概略斜視図である。 サブユニットを裏面側から視た状態において一つの太陽電池モジュール本体を分解して示す概略斜視図である。 支持レールの概略構成を示す概略斜視図である。 支持レールの概略構成を示す概略断面図である。 受け部の構成例1を示す斜視図である 受け部の構成例1を示す断面図である。 受け部の構成例2を示す斜視図である 受け部の構成例2を示す断面図である。 受け部の構成例3を示す斜視図である 受け部の構成例3を示す断面図である。 構成例3の受け部に支持レールを載置する様子を示す断面図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットの架台への設置工程を模式的に示す説明図である。 傾斜上方側の支持レールの設置端部が傾斜上方側の受け部に嵌まる様子を示す説明図である。 傾斜下方側の支持レールの設置端部が傾斜下方側の受け部に嵌まる様子を示す説明図である。 縦桟に受け部が取り付け固定される状態を斜め上から視た概略斜視図である。 縦桟に受け部が取り付け固定される状態を斜め下から視た概略斜視図である。 縦桟に受け部が取り付け固定された状態を示す図14及び図15のH1−H1線に沿った概略断面図である。 縦桟に固定された受け部に対して左右方向に隣り合う各支持レールの設置端部が突き合わされて固定具で固定される状態を斜め上から視た概略分解斜視図である。 縦桟に固定された受け部に対して左右方向に隣り合う各支持レールの設置端部が突き合わされて固定具で固定された状態を示す図14及び図15のH2−H2線に沿った概略断面図である。 サブユニットを従来の架台に設置した状態の太陽光発電システムの全体構成を示す概略斜視図である。 サブユニットを従来の架台へ設置する工程を模式的に示す説明図である。 サブユニットを架台に設置する様子をフォークリフトの運転者から見た状態を示す説明図である。 縦桟に取り付けられた受け部に支持レールの載置端部を載置した状態を斜め上から視た概略斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<太陽光発電システムの全体構成の説明>
まず、本発明の実施の形態に係る太陽光発電システムAの全体構成について図1乃至図3を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュール本体11を一体に組み付けたサブユニット10を架台20に配設した状態の太陽光発電システムAの全体構成を示す概略斜視図である。図2は、図1に示す太陽光発電システムAの概略左側面図である。また、図3は、サブユニット10を架台20に設置する前の状態を示す概略分解斜視図である。
なお、以下の説明においては、図19に示した従来技術1の太陽光発電システムA1と同様、正面(太陽電池モジュールの表面側)に向かって各基礎部21が並ぶ方向を左右方向Xとし、左右方向X及び垂直方向(上下方向)Zの双方に直交する方向を前後方向Yとし、縦桟23の傾斜している方向を傾斜方向Wとする。また、太陽電池モジュール本体11の長手方向を縦方向Nとし、太陽電池モジュール本体11の短手方向を横方向Tとする。
図1に示す太陽光発電システムAは、例えば、ソーラー発電所として利用可能な構成とされている。
太陽光発電システムAは、太陽電池モジュール本体11及び支持レール12(サポート部材の一例)を備えた太陽電池モジュールとして作用するサブユニット10と、サブユニット10を支持する架台20とを備えている。
サブユニット10は、架台20に対して、傾斜方向Wにm段(mは1又は2以上の整数、ここではm=2)、左右方向Xにn列(nは1又は2以上の整数)のマトリクス状に並べられたm段×n列に設けられている(図1参照)。架台20は、左右方向Xにおいて複数(ここではn+1)個列設されている。ここで、左右方向Xにおける両端の架台20,20を除く中間位置に架台20がある場合は、中間位置にある架台20は、左右方向Xに隣り合う各サブユニット10,10の共通の架台とされている。
各架台20〜20は、サブユニット10の支持構造を構成し、コンクリート等からなる基礎部21、アーム部22及び縦桟(桟部)23を備えている。アーム部22及び縦桟23は、何れも鋼板等の鋼材によって形成されている。
太陽光発電システムAでは、複数(ここではn+1)個の基礎部21〜21は、地面に左右方向Xに等間隔に敷設されており、各基礎部21にそれぞれアーム部22が固定される。
より詳しく説明すると、各基礎部21は、上面211の前後方向Yの中央部にそれぞれアーム部22の下端部を埋設して垂直方向Zに立設している。アーム部22は、上端部において縦桟23の前後方向Yの中央部がボルト・ナット等の連結部材R(図1及び図3参照)によって連結されることにより、縦桟23を支持している。縦桟23は、前後方向Yにおいて後ろ側が高く、前側が低くなるように予め定めた所定の角度で傾斜した状態でアーム部22に設けられている。
サブユニット10における支持レール12は、左右方向Xに隣り合う各基礎部21,21における各アーム部22,22に設けられた縦桟23,23の間に左右方向Xに沿って架け渡されて縦桟23,23に設置されている。縦桟23,23は、m段(ここではm=2)のサブユニット10を傾斜方向Wに支持している(図1参照)。
具体的には、下段の列では、太陽電池モジュール本体11〜11の裏面に接着部材の一例である接着剤30(後述する図6参照)を介して接着固定された複数(ここでは2本)の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eが、縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aの前側複数箇所(ここでは2箇所)に取り付けられた受け部25〜25に嵌め入れられる構造となっている。また、上段の列では、下段の列と同様に、太陽電池モジュール本体11〜11の裏面に接着剤30(後述する図6参照)を介して接着固定された複数(ここでは2本)の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eが縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aの後側複数箇所(ここでは2箇所)に取り付けられた受け部25〜25に嵌め入れられる構造となっている。
そして、左右方向Xにおいて隣り合う各サブユニット10,10の支持レール12,12の設置端部12e,12eは、受け部25内で互いに突き合わされて、サブユニット10の載置構造を構成する固定具24(固定部の一例、後述する図27及び図28参照)により固定されている。なお、かかる載置構造については後ほど詳述する。
<太陽電池モジュールの説明>
次に、本実施の形態に係るサブユニット10の全体構成について図4乃至図8を参照しながら以下に説明する。
図4乃至図8は、本実施の形態に係るサブユニット10の概略構成を示している。図4は、サブユニット10を受光面側から視た概略斜視図であり、図5は、サブユニット10を受光面とは反対側の裏面側から視た概略斜視図である。また、図6は、サブユニット10を裏面側から視た状態において一つの太陽電池モジュール本体11を分解して示す概略斜視図である。また、図7は、図1乃至図6に示す支持レール12を示す概略斜視図であり、図8は、図1乃至図6に示す支持レール12を示す概略断面図である。なお、図7及び図8では、支持レール12の延びている方向を長手方向L、これに直交する方向を短手方向Mとする。
サブユニット10は、1又は複数(ここでは左右方向Xに連設した3個)の太陽電池モジュール本体11〜11と、架台20への取り付け具を兼ねた1又は複数(ここでは短手方向Tに平行になるように長手方向Nに列設した2本)の支持レール12,12とで構成されている。
太陽電池モジュール本体11は、矩形平板状のものとされており、本実施の形態では、図6に示すように、受光面ガラス11bと裏面ガラス11cとの間に太陽電池セル群11aを挟み込み、両ガラス11b,11cの端部を封止した構造となっている。すなわち、本実施の形態では、太陽電池モジュール本体11は、合わせガラス構造の薄膜太陽電池モジュールとされており、フレームレス構造となっている。但し、太陽電池モジュール本体11は、合わせガラス構造に限定されるものではなく、裏面ガラス11cに代えてフィルム状のバックシートを用いた裏面バックシートタイプのものであってもよい。
支持レール12は、図7及び図8に示すように、長尺状の主板12a、主板12aの短手方向Mにおける長辺側の両辺で折り曲げられた各側板12b,12b、及び、各側板12b,12bの下辺で内側に折り曲げられて更に上方に折り曲げられた折返し補強部12c,12cを有している。すなわち、支持レール12は、断面形状が略リップ溝形鋼の形状(U字状の断面形状)とされている。また、支持レール12は、主板12aの上面12a1が接着剤を塗布する接着面となっており、各側板12b,12bの両端部下側及び各折返し補強部12c,12cの両端部が設置端部12e,12eとなっている。かかる構成を備えた支持レール12は、鋼板を打ち抜いて折り曲げ、その表面にメッキを施すことで形成することができる。
本実施の形態に係るサブユニット10は、上記構成の支持レール12を、太陽電池モジュール本体11の裏面(ここでは裏面ガラス11cの外表面)に、太陽電池モジュール本体11の横方向Tに沿って配置固定されたものである。
より詳しく説明すると、サブユニット10は、複数(ここでは3個)の太陽電池モジュール本体11〜11が横方向Tに並べられて配設されており、複数(ここでは2本)の支持レール12,12が横方向Tに隣り合う各太陽電池モジュール本体11,11の境界の方向と直交して、縦方向Nに一定の間隔をあけて互いに平行に配設されている。そして、サブユニット10は、接着剤30(図6参照)を介して各太陽電池モジュール本体11〜11の裏面(ここでは裏面ガラス11cの外表面)と支持レール12,12の太陽電池モジュール本体11側の面とが重ねられて接着され、各太陽電池モジュール本体11〜11が支持レール12,12により連結支持されるようになっている。ここで、横方向Tに隣り合う各太陽電池モジュール本体11,11の間に、互いの接触による損傷を避ける観点から僅かな隙間(例えば1cm程度)を設けてもよいし、横方向Tに隣り合う各太陽電池モジュール本体11〜11を互いに接触させてもよい。また、接着剤30としては、例えば2液性のシリコーン接着剤を用いることができる。
このように、複数(ここでは2本)の支持レール12を太陽電池モジュール本体11の横方向Tに沿って平行に配置することで、サブユニット10を架台20に載置したとき、縦方向Nのがたつきなく、安定して、サブユニット10を架台20上に載置固定することができる。
支持レール12は、太陽電池モジュール本体11の縦方向Nに一定の間隔をあけて、横方向Tに沿って平行に配設されているが、本実施の形態では、太陽電池モジュール本体11の裏面において、縦方向Nの中央の位置を通る横方向Tに平行な中央線α(図5参照)に対して対称又は略対称の位置に設けられている。詳しく説明すると、支持レール12の配設位置は、太陽電池モジュール本体11の縦方向Nにおける両端縁から予め定めた所定の距離t(図5参照)だけ縦方向Nの内側に寄せた位置とされている。
このように、支持レール12,12を太陽電池モジュール本体11の縦方向Nにおける両端縁から距離tだけ縦方向Nの内側に寄せた位置に配設することで、支持レール12,12にかかる太陽電池モジュール本体11の重量をバランス良く分散させることができ、これにより、支持レール12,12への重量配分を均一にすることが可能となる。
具体的な数値を例示すると、太陽電池モジュール本体11は、縦方向Nの長さが約1400mm、横方向Tの長さが約1000mmの平面視長方形状とされている。各支持レール12,12は、太陽電池モジュール本体11の縦方向Nにおける両端縁から縦方向Nの内側に約300mmの距離tだけ互いに近づけた位置に配置されている。但し、これらの数値に限定されるものではない。
なお、支持レール12の配設位置は、太陽電池モジュール本体11の縦方向Nにおける両端縁と中心線αとの中央の位置とされていることが好ましい。こうすることで、支持レール12,12にかかる太陽電池モジュール本体11の重量をさらにバランス良く分散させることができ、これにより、支持レール12,12への重量配分をさらに均一にすることが可能となる。
また、図4に示すように、各支持レール12,12は、サブユニット10における横方向Xの長さd1が、サブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11全体の横方向Tの長さd2よりも若干長くなっている。各支持レール12,12は、サブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11の接着部の略全域にわたって接着され、各太陽電池モジュール本体11〜11との接着面積をできるだけ大きくしている。そして、サブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11全体の横方向Tにおける両端位置から突き出した、各支持レール12,13の横方向Tにおける両端部の付き出し量d3を互いに一致させている。
なお、各支持レール12,12は、サブユニット10における横方向Tの長さd1が、サブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11全体の横方向Tの長さd2と同一又は略同一の長さとされていてもよい。この場合、各支持レール12,12における両端位置とサブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11全体の横方向Tにおける両端位置とを互いに一致させることができる。ここで、横方向Tに隣り合う各サブユニット10,10の間(横方向Tの左端又は右端にある太陽電池モジュール本体11の間)に、互いの接触による損傷を避ける観点から僅かな隙間(例えば1cm程度)を設けてもよいし、横方向Tに隣り合う各サブユニット10,10(横方向Tの左端又は右端にある太陽電池モジュール本体11)を互いに接触させてもよい。また、縦方向Nに隣り合う各サブユニット10,10(縦方向Nの上端又は下端にある太陽電池モジュール本体11)の間も、横方向Tの場合と同様に、互いの接触による損傷を避ける観点から僅かな隙間(例えば1cm程度)を設けてもよいし、縦方向Nに隣り合う各サブユニット10,10(縦方向Nの上端又は下端にある太陽電池モジュール本体11)を互いに接触させてもよい。
上記構成において、本実施の形態では、図1乃至図4に示すように、サブユニット10を構成する太陽電池モジュール本体11の表面に、支持レール12の位置を示す目印28を設けた構成としている。
上記したように、支持レール12は、サブユニット10における横方向Xの長さd1が、サブユニット10における各太陽電池モジュール本体11〜11全体の横方向Tの長さd2よりも若干長くなっている程度である。そのため、上記解決課題で説明したように、フォークリフトの運転者からは、支持レール12の位置がほとんど見えない状態となる。そのため、本実施の形態では、サブユニット10の表面に支持レール12の位置を示す目印28を設けている。これにより、サブユニット10を架台20に載置するとき、目印28を架台20の受け部25に位置合わせして載置することで、支持レール12が運転者からは目視できなくても、支持レール12を受け部25に容易に載置することができる。
本実施の形態では、図1乃至図4に示すように、目印28は、左右両側に配置されている太陽電池モジュール本体11の両外側にのみ設けられている。しかも、傾斜方向Wにおいて、傾斜下方側に位置している支持レール12に対応する左右両側の太陽電池モジュール本体11の両外側の表面には、目印28が設けられていない。これは、後述するが、サブユニット10を架台20に載置するとき、傾斜上方側の支持レール12と受け部25との位置を合わせれば、傾斜下方側の支持レール12はサブユニット10を降下させるだけで受け部25に自然に嵌め込まれるため、傾斜下方側の支持レール12に対応する位置に目印28を設ける必要がないからである。ただし、傾斜下方側の支持レール12に対応する位置にも目印28を設けてよいことは当然である。上下両側に設けることで、支持レール12と受け部25との位置合わせがらさに容易となる可能性がある。
ここで、目印28は、太陽電池モジュール本体11の表面(ガラス面)に例えば粘着テープ等によって着脱可能なシール部材で構成してもよい。すなわち、目立つ色で着色されたフィルム基材の裏面に接着部材を塗布した構造のシール部材を目印28として使用することができる。そして、サブユニット10を形成したときに、作業者が(若しくは自動貼付機等で自動的に)太陽電池モジュール本体11の表面にシール部材である目印28を貼り付けるようにすればよい。このように、目印28を着脱自在なシール部材で構成することで、サブユニット10を架台20に設置後に、目印28であるシール部材を取り除くことができる。これにより、例えばシール部材を受光面の受光領域に貼ったとしても、その後の使用に際してシール部材を除去しておけば、受光効率が低下することはない。
また、目印28は、太陽電池モジュール本体11を製造する一つの工程(例えば、トリミング工程等)を利用してパターン形成することで設けるようにしてもよい。このように、製造する一つの工程において目印28も同時に形成することで、目印28を設けるための別部材を用意する必要がなく、材料コストを低減することができる。また、貼り付ける工程も不要となることから、製造工程を簡略化することも可能となる。
ただし、目印28を製造工程中の一つの工程において同時に形成する場合には、目印28は、太陽電池モジュール本体11の光電変換に寄与しない領域(すなわち、図1乃至図4に示すように、太陽電池モジュール本体11の外周縁部)に設ける必要がある。このように、目印28を光電変換に寄与しない領域にパターン形成することで、設置後の使用に際しても、目印28によって光電変換効率が低下することはない。
<受け部25の説明>
図9A及び図9Bは、受け部25の構成例1を示す斜視図及び断面図である。
受け部25は、縦桟23の搭載傾斜面23aに設けられる設置板25aと、設置板25aの傾斜上方側の辺25a1から搭載傾斜面23aに対して上方に延設された上方側板25bと、設置板25aの傾斜下方側の辺25a2から搭載傾斜面23aに対して上方に延設された下方側板25cとを備えている。また、設置板25aには、中央部に後述する雌ねじ孔25eが設けられており、この雌ねじ孔25eを介して両側の対称位置に、後述する貫通孔25h,25hがそれぞれ設けられている。
上記構成において、構成例1では、上方側板25bの傾斜上方側の辺25a1に直交する方向(すなわち、傾斜方向W)の長さm1は、下方側板25cの傾斜下方側の辺25a2に直交する方向(すなわち、傾斜方向W)の長さm2より長くなるように(m1>m2)構成している。
このように、上方側板25bの長さm1を長くすることで、搭載傾斜面23aに傾斜して設けられている受け部25に、傾斜前方側(図9A及び図9B中左側)からサブユニット10を載置する際、上方側板25bがサブユニット10の支持レール12を設置板25a上まで案内する案内板としての役目を果たすことができる。これにより、サブユニット10の支持レール12を設置板25a上に正確に位置合わせしなくても、上方側板25b上のどこかの位置にサブユニット10の支持レール12が位置していればよく、正確な位置合わせが不要となることから、設置作業をスムーズに行うことが可能となる。また、サブユニット10を架台20に載置する際に、支持レール12を受け部25の上方側板25bに当接させることでおおよその載置位置を決めることができるため、サブユニット10の架台20(正確には縦桟23)への位置合わせが容易となり、この点からも設置作業をよりスムーズに行うことができ、作業性が向上することになる。
また、構成例1では、上方側板25bの搭載傾斜面23aに対する高さh1は、下方側板25cの搭載傾斜面23aに対する高さh2よりも高くなるように(h1>h2)構成している。
この構成によれば、サブユニット10をほぼ水平状態で移動(図9B中、白抜きの矢符で示す。)させて搭載傾斜面23aの前方側から縦桟23に接近させるとき、サブユニット10の裏面に固定された支持レール12を、下方側板25cとの接触を避けて上方側板25bに接近又は当接させることが容易となる。
このように、上方側板25bを縦桟23の傾斜方向Wに沿って上方に伸設することで、上方側板25bを十分長くすることができるので、支持レール12を案内する領域、すなわち支持レール12を当てて位置決めする領域を広く(傾斜方向Wに長く)することができる。そのため、支持レール12を多少ずれて縦桟23に載置した場合でも、支持レール12を受け部25の上方側板25bに確実に接近又は当接させることができ、かつ、上方側板25b上を滑らせて設置板25a上まで確実に案内することができる。
また、構成例1では、上方側板25bは、設置板25aの辺25a1側から先端側に向かって縦桟23側(すなわち、搭載傾斜面23a側)に凹んだ湾曲状に形成されている。このように、上方側板25bを湾曲状に形成することで、上方側板25bに当接させた支持レール12を、上方側板25b上を滑らせながら設置板25aまでスムーズに案内することができる。
図10A及び図10Bは、受け部25の他の構成例(構成例2)を示している。図9A及び図9Bに示す構成例1の受け部25と、図10A及び図10Bに示す構成例2の受け部25との違いは、上方側板25bが湾曲状に形成されているのか、直線状に形成されているのかの違いだけであり、その他の構成は両者とも同じである。
図10Cないし図10Eは、受け部25のさらに他の構成例(構成例3)を示している。構成例3の受け部25は、構成例1の受け部25(構成例2の受け部25でもよい。)において、支持レール12の設置端部12eが当接する上方側板25bの上端縁部25b1に、ゴムシート等の弾性部材27を断面U字状に巻き付けるように貼り付けた構成としている。ここで、弾性部材27は、粘着材と発泡ゴムが積層された部材が好ましい(例えば、日東電工株式会社製EC140が挙げられる)。粘着材により受け部に貼り付けることができ、発泡ゴムが太陽電池モジュールと受け部の接触時に受け部から太陽電池を保護することができる。
この構成によれば、図10Eに示すように、サブユニット10をほぼ水平状態で移動(図10E中、白抜きの矢符で示す。)させて搭載傾斜面23aの前方側から縦桟23に接近させたとき、または、接近させた状態からサブユニット10を水平状態のまま若干降下させたとき、サブユニット10の裏面である裏面ガラス11cが受け部25の上方側板25bの上端縁部25b1に当たったとしても(図10E中、実線により示す)、弾性部材27がクッションとなって上端縁部25b1への直接の接触を回避できるため、裏面ガラス11cの破損を防止することができる。
<サブユニット10の架台20への設置方法の説明>
次に、サブユニット10を架台20に設置する方法について、図11A乃至図11F及び図12,図13を参照して説明する。ただし、図11A乃至図11Fは、設置工程を模式的に示す説明図、図12及び図13は、支持レール12を受け部25に嵌め入れる様子を示す説明図である。
まず、図11Aに示すように、図示しない保管場所に保管されていたサブユニット10をフォークリフト100で持ち上げ、水平状態又は縦桟23と同方向に傾斜させた状態でサブユニット10を保持する。
このとき、縦桟23は、所定の角度(太陽光を最も効率よく受光できる角度)θ1で傾斜されており、これに対しフォークリフト100で持ち上げられたサブユニット10は、フォークリフト100によって多少傾斜させて保持することができるが、その傾斜角度θ2は、縦桟23の傾斜角度θ1に比べると極めて小さい。
次に、図11Bに示すように、この保持状態において、架台20の前方側から接近して、隣接する縦桟23,23の搭載傾斜面23a,23aの傾斜上方側に取り付けられた前後2箇所(計4箇所)の受け部25,25に、サブユニット10に固定された前後2本の支持レール12,12の両側の設置端部12e,12eを対峙させる。
このとき、上記したように、縦桟23の傾斜角度θ1とサブユニット10の傾斜角度θ2とは異なるため、まず、図11Cに示すように、保持した状態のサブユニット10の裏面に固定された傾斜上方側の支持レール12(図11C中、右側の支持レール12)を、搭載傾斜面23aの傾斜上方側の受け部25(図11C中、右側の受け部25)の上方側板25bに接近又は当接させる。
このとき、上記従来技術で説明したように、フォークリフト100の運転者にとっては、縦桟23,23がサブユニット10によって隠れてしまい、縦桟23の搭載傾斜面23aの縁部から僅かに横方向に飛び出した受け部25の端部もほとんど見えない状態となっており、さらに、サブユニット10の両端から僅かに突出している支持レール12の設置端部12eもほとんど見えない状態となっている。
しかし、本実施の形態では、サブユニット10の表面(正確には、太陽電池モジュール本体11の表面)に、支持レール12の位置を示す目印28が設けられているので、フォークリフト100の運転者は、この目印28の位置を、わずかに見えている縦桟23の傾斜上流側の受け部25の位置に目視により合わせるようにしながら、サブユニット10を縦桟23にゆっくりと接近させることで、支持レール12の設置端部12eを受け部25の上方側板25bに容易に接近若しくは当接させることができる。このとき、支持レール12の設置端部12eが受け部25の上方側板25bに当接した場合には、多少の反動がサブユニット10側に伝わることで(又は、僅かな当接音を聞き取ることで)、運転者は、その反動又は当接音を確認して、支持レール12の設置端部12eが受け部25の所定の位置に有ることを認識することができる。
このとき、サブユニット10の裏面ガラス11cが受け部25の上方側板25bの上端縁部25b1に当たったとしても、図10Cないし図10Eに示した構成例3の受け部25(すなわち、上方側板25bの上端縁部25b1に弾性部材27を貼り付けた構成の受け部25)を用いることで、裏面ガラス11cが上端縁部25b1に直接接触することを回避できるため、裏面ガラス11cの破損を確実に防止することができる。
そして、この状態でサブユニット10全体を降下させることにより、図11Cから図11Dに示すように、傾斜上方側の支持レール12の設置端部12eが傾斜上方側の受け部25の上方側板25bに当接する部分Q(図12参照)を支点として、サブユニット10を降下方向に回動させる。このとき、図12に示すように、降下過程において、傾斜上方側の支持レール12は、上方側板25b上を滑って設置板25a上までスライド移動して、受け部25に嵌め入れられる。
その結果、図13に示すように、サブユニット10の裏面に固定された傾斜下方側の支持レール12も、搭載傾斜面23aの傾斜下方側に取り付けられている受け部25に向かって降下し、最終的に設置板25a上に載置されて嵌め入れられる。
以上により、上段側のサブユニット10が架台20の縦桟23に設置される。
この後、フォークリフト100をさらに降下させた後(図11E参照)、フォークリフト100を後退させることで(図11F参照)、架台20の上段側に載置されたサブユニット10の下からフォークリフト100の爪が抜き出される。以上により、上段側のサブユニット10が設置されたので、次に、フォークリフト100にて次のサブユニット10を持ち上げ、上記と同様にして下段のサブユニット10を架台20の縦桟23の下段側に設置する。
さらに、本実施の形態では、(n+1)個の架台20が横方向に配置されているので、上記と同様の処理を横方向にも順次移動しながら行うことで、多数のサブユニット10が上下2段の状態で、横方向にn個連続して載置されることになる。
この後、受け部25に載置されたサブユニット10の設置端部12eを後述する固定具24を用いて縦桟23の受け部25に固定する。
本発明の設置方法によれば、サブユニット10の支持レール12の設置端部12eを、縦桟23に取り付けられた受け部25の上方側板25bに当接させるだけで、設置端部12eを受け部25の設置板25a上に嵌め入れるための位置決めが行えるので、サブユニット10を架台20に設置する作業をスムーズに行うことができる。
<サブユニット10の架台20への固定構造の説明>
最後に、上記のようにして架台20上に設置したサブユニット10を、固定具24を用いて架台20に固定する構造について説明する。すなわち、左右方向Xに隣り合う各サブユニット10,10の設置端部12e,12eを架台20の縦桟23に取り付けられた受け部25に接合する接合構造について、図14乃至図18を参照して以下に説明する。
図14は、縦桟23に受け部25が取り付け固定される状態を斜め上から視た概略斜視図である。なお、一つの縦桟23には、複数(ここでは4個)の受け部25が設けられるが、縦桟23及び受け部25の取り付け構成は、何れも実質的に同様の構成とされているため、図14及び後述する図15乃至図18において、1箇所の縦桟23及び受け部25の取り付け構成に代表させて示している。
図15は、縦桟23に受け部25が取り付け固定される状態を斜め下から視た概略斜視図である。図16は、縦桟23に受け部25が取り付け固定された状態を示す図14及び図15のH1−H1線に沿った概略断面図である。図17は、縦桟23に固定された受け部25に対して左右方向Xに隣り合う各支持レール12,12における設置端部12e,12eが突き合わされて固定具24で固定される状態を斜め上から視た概略分解斜視図である。また、図18は、縦桟23に固定された受け部25に対して左右方向Xに隣り合う各支持レール12,12における設置端部12e,12eが突き合わされて固定具24で固定された状態を示す図14及び図15のH2−H2線に沿った概略断面図である。
図14乃至図18に示すように、縦桟23の搭載傾斜面23aを構成する上側の側板23bの受け部25を設ける位置に、雄ねじS1を通過させる貫通孔23cが設けられている。
受け部25は、上記したように、設置板25a、上方側板25b、及び下方側板25cを備えている。設置板25aには、雄ねじS1のねじ部S1aを螺合する雌ねじ孔25eが設けられている。縦桟23の貫通孔23cは、雄ねじS1と螺合する受け部25の雌ねじ孔25eのサイズよりも大きく、かつ、雄ねじS1の頭部S1bのサイズよりも小さいサイズとされている。この構成によれば、受け部25は、縦桟23における上側の側板23bの搭載傾斜面23aに配置された状態で、雄ねじS1が側板23bの下方側から貫通孔23cを通過して受け部25の雌ねじ孔25eと螺合することで、縦桟23の上側の側板23bに確実に固定される。
より詳しく説明すると、設置板25aの底面25a1(図15及び図16参照)には、傾斜方向Wにおける受け部25の移動を許容する一方、左右方向Xにおける受け部25の移動を規制する規制リブ25d(図15及び図16参照)が設けられている。規制リブ25dは、左右方向Xにおいて縦桟23における上側の側板23bの左右方向Xの幅と同程度の間隔をおいて設けられている。雌ねじ孔25eは、左右方向Xにおいて間隔をおいて設けられた規制リブ25d〜25dの間に位置している。この構成によれば、受け部25は、縦桟23における上側の側板23bに配置されて規制リブ25d〜25dにより左右方向Xへの移動を規制された状態で、雄ねじS1が側板23dの下方側から側板23dの貫通孔23cを通過して受け部25の雌ねじ孔25eと螺合することで、縦桟23における上側の側板23b(より正確には、側板23bの搭載傾斜面23a上)に確実に固定される。具体的には、規制リブ25d〜25dは、傾斜方向Wにも間隔をおいて設けられている。規制リブ25d〜25dは、ここでは、左右方向Xに2箇所、傾斜方向Wに2箇所の合計4箇所設けられている。雌ねじ孔25eは、4箇所の規制リブ25d〜25dを通る対角線の交点の中心に位置している。こうすることで、縦桟23の上側の側板23bにおける貫通孔23cと受け部25の設置板25aにおける雌ねじ孔25eとの位置合わせを行い易くすることができ、それだけ取り付け作業性を向上させることが可能となる。
図17及び図18に示すように、固定具24は、底板24aと、傾斜方向Wにおける底板24aの対向2辺で斜め上方外側に折り曲げられた各傾斜板24b,24bと、各傾斜板24b,24bの上辺24c,24cで下方に折り曲げられた各側板24d,24dとを有している。このような構成を備えた固定具24は、鋼板を打ち抜いて折り曲げ、その表面にメッキを施すことで形成することができる。本実施の形態では、各側板24d,24dの下端24eが左右方向Xに沿って多数の三角山形状(三角歯状)に形成されている。こうすることで、支持レール12,12の設置端部12e,12eを受け部25に確実に保持固定させることができる。
また、固定具24の底板24aには、雄ねじS1のねじ部S1aを通過させる貫通孔24fが設けられている。また、固定具24の底板24aには、貫通孔24fを介して左右方向Xの両側の対称位置に、二つの雄ねじS2,S2とそれぞれ螺合する二つの雌ねじ孔24g,24g(図17参照)が設けられている。
一方、受け部25には、固定具24に設けられた二つの雌ねじ孔24g,24gにそれぞれ螺合される二つの雄ねじS2,S2のねじ部S2a,S2aを通過させる二つの貫通孔25h,25h(図17参照)が、雌ねじ孔25eを介して左右方向Xの両側の対称位置に設けられている。二つの貫通孔25h,25hは、それぞれ、二つの雌ねじ孔24g,24gのサイズよりも大きく、かつ、二つの雄ねじS2,S2の頭部S2b,S2bのサイズよりも小さいサイズとされている。この構成によれば、固定具24は、受け部25の設置板25aに載置されて突き合わされた左右方向Xに隣り合う各支持レール12,12の設置端部12e,12e上に載置された状態で、二つの雄ねじS2,S2が受け部25の二つの貫通孔25h,25hをそれぞれ通過して固定具24の二つの雌ねじ孔24g,24gと螺合することで、受け部25に固定された固定具24により左右方向Xに隣り合う各支持レール12,12の設置端部12e,12eを、受け部25に確実に固定することができる。
より詳しく説明すると、二つの雌ねじ孔24g,24gは、それぞれの中心が貫通孔24fの中心β(図17参照)を間にして左右方向Xの両側において左右方向Xに平行で中心βを通る仮想直線γ(図17参照)上に位置している。片方の雌ねじ孔24gと貫通孔24fの中心βとの距離及びもう片方の雌ねじ孔24gと貫通孔24fの中心βとの距離は同一距離とされている。
本実施の形態では、複数の太陽電池モジュール本体11が平行に連接されており、支持レール12,12は、複数の太陽電池モジュール本体11〜11の裏面に接着剤30〜30を介して接着されている。これにより、簡単な構成でサブユニット10の大型化を実現することが可能となる。
そして、サブユニット10〜10を設置するにあたっては、隣り合う各サブユニット10,10を概ね隙間なく隣接させて配置した状態で、受け部25の設置板25aと各太陽電池モジュール本体11〜11の裏面との間に設けられる隙間を通じて、各支持レール12〜12の設置端部12e,12eを固定具24により架台20に固定するための作業を行うことができる。これにより、隣り合う各サブユニット10,10を概ね隙間なく隣接させて配置した状態で各サブユニット10,10を確実に固定することができる。従って、隣り合う各サブユニット10,10の間のスペースを削減しつつ発電効率を増大させることが可能となる。また、各サブユニット10,10の裏面側においては、固定具24や架台20のサイズ等を格別に制約することなく、固定具24や架台20の強度を維持することができ、これにより、サブユニット10〜10の安定した支持構造及び支持強度を確保することができる。
なお、受け部25の設置板25aに載置されて突き合わされた左右方向Xに隣り合う各支持レール12,12の設置端部12e,12e上へ固定具24を裏側から載置する載置作業は、次のようにして行うことができる。
すなわち、受け部25に載置された一方の支持レール12の設置端部12eの近傍において、支持レール12の折返し補強部12c,12cに囲まれて下方に開放する開口12f(図8及び図17参照)から、固定具24を支持レール12の長手方向(左右方向X)に沿わせた状態で斜めに傾斜又は90°回転させて開口12fに挿入し、支持レール12内で固定具24を元の姿勢に戻してから、左右方向Xに移動させて受け部25上に位置させ、受け部25の雌ねじ孔25eに螺合されて上方に突出している雄ねじS1のねじ部S1aに固定具24の貫通孔24fを上方から嵌め合わせることで、固定具24を受け部25に載置(より正確には、固定具24の各側板24d,24dを支持レール12,12の設置端部12e,12eの折り返し補強部12c,12cの内面に載置)させることができる。
これにより、固定具24の二つの雌ねじ孔24g,24gと受け部25の二つの貫通孔25h,25hとの位置がほぼ一致するので、後は、受け部25の下側から二つの雄ねじS2,S2のねじ部S2a,S2aを受け部25の二つの貫通孔25h,25hをそれぞれ通過させて固定具24の二つの雌ねじ孔24g,24gに螺合させることで、支持レール12,12の設置端部12e,12eを受け部25、すなわち縦桟23に固定することができる。
また、支持レール12の左右方向Xにおける隣にサブユニット10が存在しない側(終端位置)の設置端部11dの受け部25への固定は、ここでは、支持レール12の終端位置の設置端部11dのみを受け部25に載置して固定具24を取り付けることで行っている。
以上により、複数のサブユニット10が上下2段の状態で、横方向に連続して載置固定された2段×n列の太陽光発電システムAを構築することができる。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
A 太陽光発電システム
10 太陽電池モジュール(サブユニット)
11 太陽電池モジュール本体
11a 太陽電池セル群
11b 受光面ガラス
11c 裏面ガラス
12 支持レール(サポート部材)
12a 主板
12a1 上面(接着面)
12b 側板
12c 折り返し補強部
12e 設置端部
12f 開口
20 架台(太陽電池モジュール用架台)
21 基礎部
22 アーム部
23 縦桟(桟部)
23a 搭載傾斜面
23c 貫通孔
24 固定具
25 受け部
25a 設置板
25a1 底面
25b 上方側板
25b1 上端縁部
25c 下方側板
25d 規制リブ
25e 雌ねじ孔
25h 貫通孔
27 弾性部材
28 目印
30 接着剤(接着部材)
100 フォークリフト
S1,S2 雄ねじ
S1a,S2a ねじ部
S1b,S2b 頭部

Claims (8)

  1. 太陽電池モジュール本体と、前記太陽電池モジュール本体の裏面に固定されたサポート部材とを備え、設置面に設置された架台の受け部に前記サポート部材を載置することで前記架台に支持される構造の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池モジュール本体の表面に、前記サポート部材の位置を示す目印が設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の表面に貼り付けられるシールであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記目印は、前記太陽電池モジュール本体を形成する一つの工程においてパターン形成されたものであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の光電変換に寄与しない領域に形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記目印は、前記太陽電池モジュール本体の外周縁部に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 太陽電池モジュール本体の裏面にサポート部材が固定された太陽電池モジュールを、設置面に設置された架台上に設置する太陽電池モジュールの設置方法であって、
    前記太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュール本体の表面に、前記サポート部材の位置を示す目印が設けられ、
    前記架台は、一方向に傾斜して設けられた桟部と、前記桟部に取り付けられた前記サポート部材を受け止める受け部とを備え、
    水平状態又は前記桟部と同方向に傾斜させた状態で前記太陽電池モジュールを保持する工程と、
    保持した状態の前記太陽電池モジュールの裏面に固定された前記サポート部材を、前記桟部の搭載傾斜面に対峙させる工程と、
    対峙させた状態で前記目印を、前記搭載傾斜面に取り付けられた前記受け部の位置に位置合わせする工程と、
    前記目印を前記受け部に位置合わせした状態で、前記太陽電池モジュール全体を降下させることにより、前記受け部に前記サポート部材を嵌め入れる工程と、を含むことを特徴とする太陽電池モジュールの設置方法。
  7. 請求項6に記載の太陽電池モジュールの設置方法であって、
    前記受け部に載置された前記サポート部材を固定具によって固定する工程をさらに含むことを特徴とする太陽電池モジュールの設置方法。
  8. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールの前記サポート部材が前記架台の前記受け部に載置固定されていることを特徴とする太陽光発電システム。
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