JP2013258073A - 発光装置および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた放熱性と部品点数の削減とを両立させる。
【解決手段】発光装置1は、発光体2と、発光体2が一面311側に配置された基板3と、発光体2を点灯させるための回路部品41を含む点灯回路部4と、発光体2および点灯回路部4を覆うカバー部5とを備える。点灯回路部4は、基板3に配置されている。基板3の少なくとも一部は外郭を構成する。すなわち、基板3は、外側に面する部位を含んでおり、外側に面する部位から発光体2および点灯回路部4で発した熱を外側に放出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光体を発光させる発光装置および照明器具に関する。
従来から、発光体を発光させる発光装置が種々開発され市販されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された発光装置では、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下「LED」という)が搭載されたLED基板の背面側に、点灯回路部品が搭載された回路基板が配置されている。LED基板と回路基板との各々は、放熱手段に接するように固定されている。
特開2010−129488号公報
特許文献1に記載された従来の発光装置は、上述のようにLEDおよび点灯回路部品からの熱を放熱させることができるものの、LEDおよび点灯回路部品が樹脂のみでしか覆われていなかった。このため、LEDと点灯回路部品とを保護するには、LEDおよび点灯回路部品を覆うための外郭が必要であった。すなわち、従来の発光装置では、優れた放熱性と部品点数の削減とを両立させることができなかった。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、優れた放熱性と部品点数の削減とを両立させることができる発光装置および照明器具を提供することにある。
本発明の発光装置は、発光体と、前記発光体が一面側に配置された基板と、前記発光体を点灯させるための回路部品を含み前記基板に配置された点灯回路部と、前記発光体および前記点灯回路部を覆うカバー部とを備え、前記基板は、少なくとも一部が外郭を構成することを特徴とする。
この発光装置において、前記点灯回路部は、前記基板において前記発光体が配置された領域の周囲であって前記カバー部と前記基板との間の空間に配置されていることが好ましい。
この発光装置において、前記回路部品は、前記基板上に実装されていることが好ましい。
この発光装置において、前記発光体は、少なくともLED素子を含むことが好ましい。
本発明の照明器具は、前記発光装置と、前記発光装置が取り付けられた器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明の発光装置および照明器具では、発光体および点灯回路部が配置された基板の少なくとも一部が外郭を構成しているので、放熱手段を介さずに基板から外部に放熱することができる。これにより、本発明の発光装置および照明器具は、基板が外郭を構成していない場合に比べて、発光体および点灯回路部からの熱の放熱性を高めることができる。
また、本発明の発光装置および照明器具は、基板とカバー部とで外郭を構成することができるので、基板およびカバー部とは別部材の外郭を設けなくてもよい。
したがって、本発明の発光装置および照明器具によれば、優れた放熱性と部品点数の削減とを両立させることができる。
実施形態1に係る発光装置の断面図である。 実施形態1に係る発光装置の正面図である。 実施形態1に係る照明器具の断面図である。 実施形態1に係る照明器具の他の例を示す断面図である。 実施形態1に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態1に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態1に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態1に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態2に係る発光装置の断面図である。 実施形態2に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態2に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態2に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態3に係る発光装置の断面図である。 実施形態3に係る発光装置の他の例を示す断面図である。 実施形態4に係る発光装置の断面図である。 実施形態4に係る発光装置の他の例を示す断面図である。
以下の実施形態1〜4において、図1などに示す発光装置1は、発光体2と点灯回路部4とが基板3に配置された構造である。この発光装置1では、基板3の少なくとも一部が外郭を構成する。すなわち、発光装置1は、基板3とカバー部5とで外郭を構成する。また、外郭の一部を構成する基板3は、外側に面する部位から発光体2および点灯回路部4から発せられた熱を外側に放出する。以下、各実施形態について説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る発光装置1の正面図を図2に示し、図2のA−A線で切断した断面図を図1に示す。
実施形態1に係る発光装置1は、図1に示すように、発光体2と、発光体2が一面311側に搭載された基板3と、基板3の一面321側に配置された点灯回路部4と、発光体2および点灯回路部4を覆うカバー部5とを備えている。また、発光装置1は、外部電源(図示せず)と点灯回路部4との間を電気的に接続するための第1の導線81と、点灯回路部4と発光体2との間を電気的に接続するための第2の導線82とを備えている。図1は、複数の発光体2が基板3に搭載された例を示す。
発光体2は、図示しないが、LED素子と、LED素子からの光の取り出し効率を上昇させる透光性樹脂と、LED素子からの光を波長変換する蛍光体とを備えている。なお、発光体2は、LED素子と蛍光体とが一体となったLEDパッケージであってもよい。
LED素子は、例えば紫外、紫色、青色、緑色などの光を発する。このLED素子は、基板3に接着固定(ダイボンド)されており、ボンディングワイヤなどの導線(図示せず)によって基板3の配線層(図示せず)に電気的に接続されている。
透光性樹脂は、例えばシリコーンなどであり、LED素子の光放射側に設けられており、LED素子からの光の取り出し効率を上昇させる。
なお、発光体2は、赤色、緑色および青色のLED素子の組み合わせであってもよい。また、発光体2は、LED素子と蛍光体とに加えて、紫色、青色、緑色、黄色、橙色および赤色のうちいずれか1つ以上のLED素子を追加した組み合わせであってもよい。
基板3は、セラミック基板で形成されている。このセラミック基板は、窒化アルミニウム、アルミナ、ムライト、コージライトなどで形成されている。基板3は、発光体2が搭載された発光体配置部31と、点灯回路部4が配置された回路配置部32とを一体に備えており、図2に示すように円状に形成されている。基板3の中央部が発光体配置部31であり、この発光体配置部31の周囲部が回路配置部32である。本実施形態の基板3は、カバー部5の第1のカバー6および第2のカバー7との接触位置が回路配置部32の一面321にある。
基板3は、LED素子の搭載面すなわち一面311がLED素子からの光を高効率に反射するように形成されている。具体的には、厚さ1mmでの波長域380nm〜780nm(可視光域)の光の全光線反射率が85%以上であることが好ましい。
基板3の他面312,322の平面度は、0.01〜0.08であることが好ましい。基板3の他面312,322の平面度が0.08を超える場合、発光装置1が器具本体91(図3参照)に取り付けられたときに、器具本体91の取付面と基板3との間に熱抵抗が生じる。このため、LED素子で発生した熱を効率的に器具本体91に拡散させることが難しくなる。一方、基板3の他面312,322の平面度が0.01未満である場合、基板3の加工コストが大幅に高くなる。
基板3の平均表面粗さ(Ra)は0.3〜0.8であることが好ましい。基板3の平均表面粗さが0.8を超える場合、基板3の面上に形成される配線層(図示せず)の印刷性が悪くなり、ファインピッチの配線パターンを形成することが難しくなる。一方、基板3の平均表面粗さが0.3未満である場合、基板3と配線層との接合強度が低下するため、基板3から配線層が剥離しやすくなる。なお、基板3と器具本体91(図3参照)とは隙間が生じないように直接固定されることが望ましい。基板3と器具本体91との接合面の平均表面粗さ(Ra)および平面度が十分に確保されていない場合には、基板3と器具本体91との間に熱伝導部材を介在させてもよい。熱伝導部材としては、グリスなどがある。
また、放熱性を高める観点から、基板3の熱放射率は0.9以上であることが好ましい。同じく、放熱性を高める観点から、基板3の熱伝導率(25℃)は19W/m・K以上であることが好ましい。
基板3の配線層(図示せず)は、例えば銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)、アルミニウム(Al)などの金属またはこれらを主成分とする導電材料であり、メッキ法や印刷法、蒸着などで形成されている。
点灯回路部4は、複数の回路部品41と、複数の回路部品41が搭載された回路基板42と、回路基板42を支持する複数の支柱43とを備えている。この点灯回路部4は、基板3において発光体2の周囲の一面321側に配置されている。
複数の回路部品41は、発光体2に給電して発光体2を点灯させるための点灯回路を構成する。
回路基板42は、例えばセラミック基板で形成されている。このセラミック基板は、窒化アルミニウム、アルミナ、ムライト、コージライトなどで形成されている。回路基板42の両面には、複数の回路部品41が搭載されている。一部の回路部品41は、回路基板42の他面422側に設けられており、回路基板42に形成された貫通孔に端子を通すことによって、回路基板42の一面421で固定されている。なお、回路部品41は、回路基板42の一面421側または他面422側のいずれか一方にのみ設けられているものであってもよい。また、回路基板42は、図2に示すように、円環状に形成されている。回路基板42の外径は基板3の外径よりも小さい。
支柱43は、回路基板42を基板3から離間させて支持する部材であり、回路基板42の複数の位置に設けられている。この支柱43は、一端において基板3に固定され、他端において回路基板42に固定されている。支柱43と基板3との固定には、接着剤などが用いられる。これにより、複数の回路部品41が搭載された回路基板42は、支柱43を介して基板3に固定されることになる。また、支柱43の高さh1は、回路部品41が基板3に接しない高さに設定されている。なお、回路部品41は、絶縁型の熱伝導シート(図示せず)を介在させて基板3に接してもよい。
なお、点灯回路部4は、電源回路を備えるものであってもよい。この場合、点灯回路部4は、外部の商用電源に接続して発光体2を点灯させることができ、照明器具9(図3参照)の外部からの給電を容易にすることができる。
本実施形態のカバー部5は、基板3の一面311,321側全体を覆う第1のカバー6と、点灯回路部4を覆う第2のカバー7とで構成されている。
第1のカバー6は、円板状(図2参照)に形成された上面部61と、上面部61の周縁から下方に突出して設けられた筒状の側面部62とを一体に備えており、有底筒状に形成されている。この第1のカバー6は、第1のカバー6の側面部62と基板3の周縁とにおいて、接着剤またはねじ止めなどによって基板3に固定されている。第1のカバー6は、少なくとも発光体2からの光が放射される部位が透光性を有する透明または光拡散性のガラスや合成樹脂などで形成されている。本実施形態の第1のカバー6は、光を拡散させる光拡散作用を有している。これにより、第1のカバー6が発光体2からの光を拡散させて外部に放射することができるので、色むらや粒々感を低減させることができる。なお、利用者が色むらや粒々感を気にしなければ、第1のカバー6は、光拡散作用を有する必要はなく、透明であってもよい。
なお、第1のカバー6には、LED素子からの光を波長変換する蛍光体が含まれていてもよい。
また、第1のカバー6は、平板状の部材と筒状の部材とを組み合わせたものであってもよい。この場合、平板状の部材を透光性の部材とし、筒状の部材を非透光性の部材とすることができる。
第2のカバー7は、円環状(図2参照)に形成された上面部71と、上面部71の外周縁から下方に突出して設けられた筒状の外側面部72と、上面部71の内周縁から下方に突出して設けられた筒状の内側面部73とを一体に備えている。この第2のカバー7は、有底筒状に形成されている。内側面部73は、テーパ状に形成されており、上面部71側(上側)から先端側(下側)に向かうにつれて内側に狭まっている。この第2のカバー7は、外側面部72の先端と基板3の周端および内側面部73の先端と基板3の一部とにおいて、接着剤またはねじ止めなどによって基板3に固定されている。また、第2のカバー7には、発光体2からの光が到達する部位に光反射部(高反射膜)74が形成されている。具体的には、上面部71および内側面部73の外面上に光反射部74が形成されている。これにより、発光体2からの光を光反射部74で反射させることができるので、発光体2からの光が第2のカバー7の内側すなわち点灯回路部4側に放射するのを防止することができる。
点灯回路部4からの第1の導線81は、基板3とカバー部5(第1のカバー6、第2のカバー7)との間に形成されたギャップ(図示せず)を通して、外部電源(図示せず)に接続されている。また、点灯回路部4からの第2の導線82は、基板3の配線層(図示せず)を介して発光体2に電気的に接続されている。これにより、点灯回路部4は、外部電源からの給電を受けて、発光体2に給電して発光体2を点灯させることができる。
なお、点灯回路部4と外部電源との接続は、外部電源と電気的に接続するための電極(図示せず)が基板3の一面321に形成され、第1の導線81が点灯回路部4と基板3との間を配線するような方法であってもよい。この場合、基板3の配線層および電極を介して、点灯回路部4と外部電源とを電気的に接続させることができる。また、上記電極が基板3の他面322に形成されてもよい。この場合、一面321と他面322とを結ぶ貫通電極(図示せず)を用いて点灯回路部4と外部電源とを電気的に接続させることができる。
以上説明した発光装置1は、図3に示すように、器具本体91に取り付けられて照明器具9として用いられる。照明器具9は、例えばダウンライトなどの住宅・店舗用照明器具である。なお、照明器具9は、上記の用途に限らず、他の用途に適した器具であってもよい。
器具本体91は、例えば金属製であり、図3(a)に示すように、円状の平板部911と、平板部911の周縁から下方に突出して設けられた側面部912と、側面部912の先端から外方に突出して設けられた先端部913とを一体に備えている。側面部912は、テーパ状に形成されており、平板部911側から先端部913側に向かうにつれて外側に広がっている。この器具本体91は、天井固定ばね94によって天井93に固定される。
器具本体91は、平板部911において、基板3との接触面、少なくとも発光体2の直下が光反射性を有するように、Alダイキャスト品が研磨された部材である。なお、高反射膜が器具本体91の表面に形成されてもよい。上記高反射膜としては、銀(Ag)やアルミニウム(Al)などの無機金属、または、硫酸バリウムなどの有機物などがある。
器具本体91の平板部911と発光装置1との固定は、ねじ92で行われている。発光装置1の基板3における第1のカバー6の外側には、ねじ92が挿通するねじ孔(取付孔)11が形成されている。平板部911には、ねじ92と螺合するねじ溝が形成されている。なお、上記の固定は、ボルトおよびナットで行われてもよい。また、発光装置1に口金が設けられ、器具本体91にソケット状の支持部が設けられ、上記口金が上記支持部に挿入され、螺合または嵌め合い(バヨネット、引掛爪等)によって、器具本体91と発光装置1とが固定されてもよい。
器具本体91は、図3(b)のような形状であってもよい。図3(b)の器具本体91は、円状の平板部914と、平板部914の周縁から上方に突出して設けられた側面部915と、側面部915の先端から外方に突出して設けられた先端部916とを一体に備えている。側面部915は、平板部914側から先端部916側に向かうにつれて外側に広がっており、途中からさらに外側に広がっている。図3(b)の器具本体91は、図3(a)の器具本体91に比べて、高さが低く、扁平な形状である。
また、本実施形態の照明器具9の他の例として、図4(a)(b)に示すようにヒートシンク95をさらに備えている構造がある。ヒートシンク95は、器具本体91に設けられている。図4の照明器具9では、発光装置1が器具本体91に取り付けられたときに、発光装置1の基板3がヒートシンク95に直接接触するので、基板3から放熱させやすくすることができる。
次に、本実施形態に係る発光装置1の他の例について説明する。図5の発光装置1aでは、第1のカバー6が発光体2のみを覆い、第2のカバー7が点灯回路部4のみを覆う構造である。このような構造でも、カバー部5は、発光体2および点灯回路部4を覆っていることになる。図5の第1のカバー6は、側面部62を備えておらず、上面部61の中央部611から下方に突出して設けられた筒状の突出部63を上面部61と一体に備えている。この第1のカバー6は、突出部63で囲まれた領域に発光体2が収納されるように、基板3に固定されている。また、第1のカバー6は、上面部61の周縁が第2のカバー7の嵌合部731に嵌合している。なお、図5では、ねじ孔11(図1参照)が形成された部分を省略する。後述の図6〜8においても同様である。
図6の発光装置1bは、カバー部5として第2のカバー7を備えておらず、第1のカバー6のみを備えている。このような構造でも、カバー部5は、発光体2および点灯回路部4を覆っていることになる。図6の第1のカバー6も、図5の第1のカバー6と同様、上面部61の中央部611から下方に突出して設けられた筒状の突出部63を上面部61と一体に備えている。この第1のカバー6は、突出部63で囲まれた領域に発光体2が収納されるように、基板3に固定されている。第1のカバー6において、発光体2と点灯回路部4とを隔てる部位すなわち突出部63の外面上には、光反射部64が形成されている。光反射部64としては、銀(Ag)やアルミニウム(Al)などの無機金属、または、硫酸バリウムなどの有機物である高反射膜がある。
図5,6の発光装置1a,1bでは、第1のカバー6において、発光体2の上方の部位65がレンズとしての役割を担っている。よって、第1のカバー6と別途レンズを設ける場合に比べて部材を削減することができる。
さらに、図6の発光装置1bでは、カバー部5として第2のカバー7を備えておらず、第1のカバー6のみを備えていることで、図5の発光装置1aに比べて部材を削減することができる。
図7の発光装置1cでは、第1のカバー6において、発光体2から発せられた光が外部に出力される部位に蛍光体層66が形成されている。この蛍光体層66では、発光体2からの光が波長変換される。発光体2は、透光性樹脂67で充填されている。透光性樹脂67としては、例えばシリコーン樹脂が用いられている。なお、発光体2から発せられた光が外部に出力される部位には、蛍光体層66に代えて、蛍光体シートが設置されてもよい。この場合、蛍光体層66や蛍光体シートに含まれる蛍光体を任意に調整することで、発光体2からの光を任意の波長に波長変換することができる。
図8の発光装置1dでは、点灯回路部4が基板3ではなく、第2のカバー7に搭載されている。すなわち、点灯回路部4は、第2のカバー7に搭載されていることによって、基板3の一面321側に配置されている。よって、点灯回路部4が基板3に搭載されている場合に比べて、発光体2で発生した熱を点灯回路部4に伝達させにくくすることができる。なお、支柱43の高さh1は、回路部品41が第2のカバー7に接しない高さに設定されている。
以上説明した本実施形態の発光装置1,1a〜1dでは、発光体2および点灯回路部4が配置された基板3の少なくとも一部が外郭を構成しているので、放熱手段を介さずに基板3から外部に放熱することができる。これにより、本実施形態の発光装置1,1a〜1dは、基板が外郭を構成していない場合に比べて、発光体2および点灯回路部4からの熱の放熱性を高めることができる。
また、本実施形態の発光装置1,1a〜1dは、基板3とカバー部5とで外郭を構成することができるので、基板3およびカバー部5とは別部材の外郭を設けなくてもよい。
したがって、本実施形態の発光装置1,1a〜1dによれば、優れた放熱性と部品点数の削減とを両立させることができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る発光装置1eは、図9に示すように、基板3に凹凸が形成されている点で、実施形態1に係る発光装置1(図1参照)と相違する。なお、実施形態1の発光装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図9では、ねじ孔11(図1参照)が形成された部分を省略する。後述の図10〜12においても同様である。
本実施形態の基板3は、発光体配置部31および回路配置部32から下方に突出して設けられた突出部34を発光体配置部31および回路配置部32と一体に備えている。なお、実施形態1の基板3(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
突出部34は、基板3の厚み方向から見て円状に形成されており、基板3の外側の表面積(放熱面積)および体積を拡大させている。
本実施形態に係る発光装置1eの他の例として、図10に示す構造がある。図10の発光装置1fは、基板3の他面312,322がフィン構造になっている。すなわち、他面312,322には、複数のフィン35が形成されている。これにより、基板3の他面312,322側の表面積すなわち放熱面積を拡大することができる。
図11,12の発光装置1g,1hは、基板3の他面322側の凹所323に点灯回路部4が設けられている。凹所323の深さd1は、凹所323に収納されている点灯回路部4が凹所323から出ないように設計されている。なお、凹所323は樹脂で充填されていてもよい。
また、図11,12の発光装置1g,1hは、カバー部5として、第2のカバー7だけではなく、基板3の他面322側に配置された点灯回路部4を覆うための第2のカバー7aをさらに備えている。第2のカバー7aは、円環状の下面部75と、下面部75の外周縁から上方に突出して設けられた筒状の側面部76とを一体に備えている。第2のカバー7aは、下面部75の内周端が基板3の嵌合部341に嵌合している。これにより、基板3と第2のカバー7aとを接続しやすくすることができる。
図11の発光装置1gは、突出部34の他面342が第2のカバー7aの下面部75と同じ高さであるのに対し、図12の発光装置1hは、突出部34の他面342が第2のカバー7aの下面部75よりも下方に突出している。
以上説明した本実施形態の発光装置1e〜1hによれば、基板3の外側の表面積(放熱面積)および基板3の体積(熱容量)の少なくとも一方を拡大することができる。これにより、放熱性をさらに高めることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る発光装置1iは、図13に示すように、基板3が側面部33を備えている点で、実施形態1に係る発光装置1(図1参照)と相違する。なお、実施形態1の発光装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図13では、ねじ孔11(図1参照)が形成された部分を省略する。後述の図14においても同様である。
本実施形態の基板3は、回路配置部32の周縁から上方に突出して設けられた側面部33を発光体配置部31および回路配置部32と一体に備えている。側面部33は、筒状に形成されており、第1のカバー6と嵌合する嵌合部331が先端に形成されている。これにより、本実施形態の基板3は、外郭の底面だけではなく、側面を兼用する。なお、実施形態1の基板3(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態のカバー部5は、第2のカバー7を備えておらず、第1のカバー6のみを備えている。本実施形態の第1のカバー6は、側面部62を備えておらず、上面部61と突出部63とを一体に備えている。第1のカバー6は、上面部61の周端が側面部33の嵌合部331に嵌合することによって、基板3に固定されている。なお、実施形態1の第1のカバー6(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置1iの他の例として、図14に示す構造がある。図14の発光装置1jは、基板3の他面322側の凹所323に点灯回路部4が設けられている。これにより、発光装置1jにおける発光体2が設けられている側の厚みを薄くすることができる。図14の発光装置1jは、カバー部5として、第2のカバー7だけではなく、基板3の他面322側に配置された点灯回路部4を覆うための第2のカバー7aをさらに備えている。第2のカバー7aは、下面部75のみで構成され、円環状に形成されている。第2のカバー7aは、外周端が側面部33の嵌合部332に嵌合し、かつ、内周端が突出部34の嵌合部341に嵌合することによって、基板3に固定されている。これにより、基板3と第2のカバー7aとを接続しやすくすることができる。
以上説明した本実施形態の発光装置1i,1jによれば、基板3の外側の表面積(放熱面積)を拡大することができるので、放熱性をさらに高めることができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る発光装置1kは、図15に示すように、複数の回路部品41が支柱43を介さずに基板3上に直接実装されている点で、実施形態1に係る発光装置1(図1参照)と相違する。なお、実施形態1の発光装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図15では、ねじ孔11(図1参照)が形成された部分を省略する。後述の図16においても同様である。
本実施形態の複数の回路部品41は、回路基板42ではなく、基板3上に実装されている。すなわち、複数の回路部品41と発光体2とが同一の基板3上に実装されている。これにより、複数の回路部品41が回路基板42に実装されている場合に比べて、回路部品41を配置するために必要な空間を小さくすることができる。
本実施形態の基板3は、回路配置部32の周縁から上方に突出して設けられた側面部33を発光体配置部31および回路配置部32と一体に備えている。側面部33は、筒状に形成されており、第1のカバー6と嵌合する嵌合部331が先端に形成されている。これにより、本実施形態の基板3は、外郭の底面だけではなく、側面を兼用する。なお、実施形態1の基板3(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態の第1のカバー6は、側面部62を備えておらず、上面部61の周端が側面部33の嵌合部331に嵌合することによって、基板3に固定されている。なお、実施形態1の第1のカバー6(図1参照)と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置1kの他の例としては、図16に示す構造がある。図16の発光装置1lでは、基板3は、回路配置部32の周縁から上下方向に突出して設けられた側面部33を発光体配置部31と回路配置部32と一体に備えている。側面部33は、筒状に形成されており、第1のカバー6と嵌合する嵌合部331が上端に形成され、後述の第2のカバー7aと嵌合する嵌合部332が下端に形成されている。
また、図16の発光装置1lは、カバー部5として、第2のカバー7だけではなく、基板3の他面322側に配置された回路部品41を覆うための第2のカバー7aをさらに備えている。第2のカバー7aは、下面部75のみで構成され、円環状に形成されている。第2のカバー7aは、外周端が側面部33の嵌合部332に嵌合し、かつ、内周端が突出部34の嵌合部341に嵌合することによって、基板3に固定されている。これにより、基板3と第2のカバー7aとを接続しやすくすることができる。
なお、各実施形態の発光装置1a〜1lは、発光装置1と同様に、図3,4に示す器具本体91に取り付けられて照明器具9として用いることができる。器具本体91の平板部911と発光装置1a〜1lとの固定は、ねじ孔11にねじ92が挿通されることによって行われてもよいし、ボルトおよびナットで行われてもよい。また、発光装置1a〜1lに口金が設けられ、器具本体91に支持部が設けられ、上記口金が上記支持部に挿入され、螺合によって、器具本体91と発光装置1a〜1lとが固定されてもよい。また、器具本体91および発光装置1a〜1lに凹状の部材および凸状の部材のいずれかが形成され、それらの部材が嵌まり合うことにより、器具本体91と発光装置1a〜1lとが係止等により固定されてもよい。
また、器具本体91と発光装置1,1a〜1lとの間の電気的接続は、発光装置1,1a〜1lから給電線を導出させて器具本体91に接続することにより行ってもよいし、発光装置1,1a〜1lにピン等の給電端子を設けて、器具本体91と接続することにより行ってもよい。
1,1a〜1l 発光装置
2 発光体
3 基板
31 発光体配置部
311 一面
32 回路配置部
321 一面
4 点灯回路部
41 回路部品
5 カバー部
9 照明器具
91 器具本体

Claims (5)

  1. 発光体と、
    前記発光体が一面側に配置された基板と、
    前記発光体を点灯させるための回路部品を含み前記基板に配置された点灯回路部と、
    前記発光体および前記点灯回路部を覆うカバー部とを備え、
    前記基板は、少なくとも一部が外郭を構成する
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記点灯回路部は、前記基板において前記発光体が配置された領域の周囲であって前記カバー部と前記基板との間の空間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記回路部品は、前記基板上に実装されていることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
  4. 前記発光体は、少なくともLED素子を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記発光装置が取り付けられた器具本体と
    を備えることを特徴とする照明器具。
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