JP2013257734A - 警報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不審者の侵入に伴う異常を検知した場合に、外部ネットワークを経由した通信機能を備えたスマート掃除ロボット等の移動体と連携して異常を報知可能とする。
【解決手段】監視領域への不審者の侵入に伴う窓開などを開閉検知器24で検知して第1通信プロトコルに従った異常検知信号を中継アダプタ28へ送信し、中継アダプタ28で第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換し、監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うスマート掃除ロボット10へ無線ルータ12を経由して送信する。スマート掃除ロボット10は中継アダプタ28から第2通信プロトコルに従った異常検知信号を、無線ルータ12を経由して受信した場合に、外部ネットワークのサーバ18を経由して利用者の携帯電話22へ異常検知信号を送信して侵入異常を報知させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、不審者の侵入に伴う異常を検知した場合に、外部ネットワークとの通信機能掃除ロボット等の移動体に設けた外部ネットワークと連携して異常を報知する警報システムに関する。
従来、住宅等における不審者の侵入を検知して警報する防犯監視システムが普及している。防犯監視システムは、外に面した部屋の窓などに例えばマグネット式の開閉検知器を設置し、外出する場合には、居間等に設置した監視装置を外出監視モードにセットすると、監視状態となり、監視状態で不審者が窓を開けて中に侵入しようとすると、開閉検知器が窓の開放を検知して異常検知信号を監視装置に無線送信し、これを受信して監視装置は大音量の警報音を出力して威嚇することで、不審者の侵入を未然に防ぐようにしている。
更に、近年の防犯監視システムにあっては、異常を検知した場合に警報音を出力すると共に、携帯電話網を経由して利用者の携帯電話に異常通知メールを送信し、利用者が異常を知って適切に対処することを可能としている。
また、住宅等における掃除を自立走行により行う掃除ロボットが実用化され、その普及が始まっている。このような掃除ロボットにあっては、自立走行による掃除機能に加え、カメラやマイク、スピーカといった入出力デバイスを備え、無線LAN通信機能により、各入出力デバイスをインターネット等の外部ネットワーク上のサーバと連携可能とし、利用者の保有するスマートフォン等の携帯端末を利用し、掃除ロボットとの間で様々なコミュニケーションを行うことを可能とし、所謂スマート掃除ロボットを実現可能としている。
特開2007−094719号公報 実用新案登録第3143139号公報 特開2009−140236号公報 特許第3387816号公報 特開2007−156884号公報
ところで、このような従来の防犯監視システムと、掃除ロボットに代表される家事サービスを課題としたロボットシステムは、背景と目的が異なることから、それぞれ別々のシステムとして開発が推し進められてきた。
このため、近い将来、家庭という同じ環境の中に、無線ネットワークを利用した防犯監視システムと別の無線ネットワークを利用したロボットシステムが別々に存在して機能することになる。このため防犯監視システムとロボットシステムについて例えば無線による家庭内での近距離ネットワークを共通にするといったような統合化が考えられる。しかし、両者の背景および目的が大きく相違し、また製品規格もそれぞれ固有のものがあり、統合化するためには工夫を要する。
例えば、防犯監視システムに設けた無線式の開閉検知器にあっては、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格に準拠した無線通信機能により異常検知信号を送信するようにしており、これに加えて掃除ロボットとの通信を可能とする無線LAN機能を追加することは、大幅な開閉検知器の変更を伴うことからコストが上昇する問題がある。
また既設の防犯監視システムに設けた無線式の開閉検知器については、無線LAN通信機能を設けることはできず、スマート掃除ロボットを導入しても、防犯監視システムと連携した警報システムとしての利用が十分にできない恐れがある。
本発明は、不審者の侵入に伴う異常を検知して警報する防犯監視システムと、家事サービスを行うロボットシステムを、それぞれの機能を損なうことなく連携して相互に機能を拡張可能とする警報システムを提供することを目的とする。
(警報システム1)
本発明は、警報システムに於いて、
監視領域への不審者の侵入に伴う所定の異常を検知して所定の第1通信プロトコルに従った異常検知信号を送信する異常検知手段と、
異常検知手段から異常検知信号を受信した場合に警報を出力する警報手段と、
監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うと共に、所定の第2通信プロトコルに従った信号を送受信することにより、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末との間で信号を送受信する移動体手段と、
異常検知手段から受信した第1通信プロトコルに従った異常検知信号を第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換して移動体手段に送信して所定の異常対処制御を行わせる中継手段と、
を備えたことを特徴とする。
(警報システム2)
また、本発明は、警報システムに於いて、
監視領域への不審者の侵入に伴う所定の異常を検知して所定の第1通信プロトコルに従った異常検知信号を送信する異常検知手段と、
監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うと共に、所定の第2通信プロトコルに従った信号を送受信することにより、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末との間で信号を送受信する移動体手段と、
異常検知手段から受信した第1通信プロトコルに従った異常検知信号を第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換して移動体手段に送信して所定の異常対処制御を行わせる中継手段と、
を備えたことを特徴とする。
(利用者端末による異常報知)
移動体手段は、中継手段から第2通信プロトコルに従った異常検知信号を受信した場合に、当該異常検知信号を外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末へ送信して異常を報知させる。
(異常発生場所に移動して画像撮影)
移動体手段は、撮像手段を備え、中継手段から異常検知信号を受信した場合に、異常検知手段が異常を検知した監視領域に移動し、当該監視領域の画像を撮像手段により撮像し、当該撮像した画像を、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末へ送信して表示させる。
(異常発生場所に移動して異常AND検知)
移動体手段は人を検知する人検知手段を備え、中継手段から異常検知信号を受信した場合に、異常検知手段が異常を検知した監視領域に移動し、人検知手段により人を検知した場合に、異常検知信号を、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末へ送信して異常を報知させる。
(利用者端末による移動体手段の遠隔制御)
移動体手段は、利用者端末からの制御指示信号を受信した場合に、当該制御指示信号に基づく制御を行う。
(監視情報のサーバ記録保存)
サーバに、移動体手段から送信された異常検知信号及び画像を含む監視情報を記録して保管する。
本発明の警報システムによれば、監視領域への不審者の侵入に伴う異常を検知した場合に異常検知手段から出力される異常検知信号を中継手段でプロトコル変換して移動体手段へ送信し、移動体手段から外部のネットワークのサーバを経由して利用者端末に異常検知信号を送信して異常を報知させるようにしたため、掃除ロボット等の移動体手段の導入に伴って構築したネットワークを活用して防犯監視システムの機能拡張が実現され、例えば利用者が外出中であっても、外出先で不審者の侵入に伴う異常を知って適切に対処することができる。
一方、掃除ロボットなどの移動体手段を用いた例えばロボットシステムにあっては、防犯監視システムとの連携により不審者の侵入に伴う異常を検知して警報するという新たな機能を追加することができ、このような機能拡張によりロボットシステムとして提供できるサービスが充実し、サービス利用者の利便性を向上すると共に、サービス利用者の加入拡大効果が期待できる。
防犯監視システムの開閉検知器とスマート掃除ロボットを連携する本発明による警報システムの設置例を示した説明図 本発明の警報システムを設置した住宅を示した見取り図 スマート掃除ロボットの機能構成の概略を示したブロック図 人感センサ部を搭載したスマート掃除ロボットの機能構成の概略を示したブロック図 開閉検知器の機能構成の概略を示した説明図 防犯監視装置の機能構成の概略を示した説明図 中継アダプタの機能構成の概略を示したブロック図
[警報システムの構成]
(システム構成の概略)
図1は本発明による警報システムの住宅に対する設置例であり、本発明の警報システムは、無線式の開閉検知器24、防犯監視装置26、中継アダプタ28、スマート掃除ロボット10、無線ルータ12、ゲートウェイ14、インターネット16、サーバ18、携帯電話ネットワーク20及び携帯電話22で構成する。
ここで、無線式の開閉検知器24と防犯監視装置26は防犯監視システムを構成し、スマート掃除ロボット10、無線ルータ12、ゲートウェイ14、インターネット16、サーバ18、携帯電話ネットワーク20及び携帯電話22はロボットシステムを構成している。
開閉検知器24は、各部屋などの所定の監視領域への不審者の侵入に伴う所定の異常(侵入異常)を検知して所定の第1通信プロトコルに従った異常検知信号を送信する異常検知手段であり、防犯監視装置26は、異常検知手段から異常検知信号を受信した場合に警報を出力する警報手段であり、スマート掃除ロボット10は、監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うと共に、所定の第2通信プロトコルに従った信号を送受信することにより、外部ネットワークのサーバ18を経由して利用者端末となる携帯電話22との間で信号を送受信する移動体手段であり、中継アダプタ28は、異常検知手段から受信した第1通信プロトコルに従った異常検知信号を第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換して移動体手段に送信して所定の異常対処制御を行わせる中継手段である。
例えば、移動体手段となるスマート掃除ロボット10は、中継手段から第2通信プロトコルに従った異常検知信号を受信した場合に、当該異常検知信号を外部ネットワークのサーバ18を経由して利用者端末としての携帯電話22へ送信して不審者の侵入に伴う異常を報知させる。
(スマート掃除ロボットの導入環境)
図1において、住宅15にはスマート掃除ロボット10を導入しており、スマート掃除ロボット10は、予め記憶した掃除経路情報に基づき、予め設定した時間スケジュール又は利用者の操作指示を受け付け、掃除経路に従った自立走行により、搭載した吸塵部の駆動で床面のダストを吸引除去する掃除作業を行う。また掃除作業を行わない場合は、住宅の所定箇所に配置した充電ステーションに戻っており、充電ステーションで充電端子をステーション側に接続し、搭載した電池電源の充電を行っている。
図2はスマート掃除ロボット10を導入した住宅15の部屋割りの一例を示した見取り図であり、例えば、リビング兼用ダイニングLDの片隅に、充電ステーション(図示せず)を配置した場合、スマート掃除ロボット10は、そこに移動して充電しながら待機している。
スマート掃除ロボット10の自立走行による掃除作業は、充電ステーションを起点とした掃除経路を例えば台所、LD、洋室A〜C単位にメモリに予め記憶しておき、例えば掃除開始時刻を判別すると、スケジュールに従った部屋に移動し、部屋の隅から往復掃除経路に従って室内を隙間なく自立走行しながらダストを吸引し、もし掃除経路の途中に障害物があれば、超音波センサなどにより障害物を回避する経路を生成しながら自立走行による掃除を行う。掃除経路の自立走行が終了すると、次の部屋に移動し、所定の掃除経路に沿った自立走行により掃除作業を続ける。掃除作業の途中で電池電源の低下を検知した場合には、充電ステーションに戻って充電を行い、充電完了後に、掃除を中断した位置に戻って自立走行による掃除作業を続ける。
またスマート掃除ロボット10は、充電ステーションから作業する部屋へ移動する場合の経路、作業終了や充電のため充電ステーションに戻る経路は、壁際に沿って走行する壁際経路を記憶しており、この壁際経路に従った自立走行により充電ステーションと各部屋の間を行き来する。
またスマート掃除ロボット10は無線LAN通信機能を備えており、これに対応して住宅15にアクセスポイント(固定局)として機能する無線ルータ12を配置し、無線LANの通信環境を構築している。無線ルータ12はゲートウェイ14に接続し、ゲートウェイ14を介して外部ネットワークとなるインターネット16を介して、スマート掃除ロボット16に関連した各種のサービスを提供するサーバ18との通信接続を可能とし、また携帯電話ネットワーク20を経由して利用者の保有するスマートフォン等の携帯電話22との通信接続を可能としている。
ここで、アクセスポイント(固定局)として機能する無線LAN通信機能を備えたスマートフォンは、住宅15内では、無線ルータ12を経由することなく、スマート掃除ロボット10と携帯電話 22との間で無線LANによる通信接続を可能とする。
スマート掃除ロボット10は撮像手段としてカメラを搭載しており、カメラにより撮影した画像を、サーバ18を経由して携帯電話22へ送信して表示することができる。また携帯電話22にインストールしたロボット操作用のアプリケーションを使用し、携帯電話22の画面操作により、スマート掃除ロボット10の掃除作業の開始や停止操作、カメラによる撮像操作などを遠隔的に行うことを可能としている。
サーバ18には、住宅15に導入したスマート掃除ロボット10による掃除制御、カメラ制御等に対応した制御等所定のサービス機能を設けている。サーバ18のサービス機能としては、例えばスマート掃除ロボット10と携帯電話22との間の通信交換サービス、スマート掃除ロボット10によるセンシングデータの解析、携帯電話22からスマート掃除ロボット10への指示の伝達などがある。
(開閉検知器と防犯監視装置の配置)
図1において、住宅15の各部屋の外に面した窓や引き戸などの開閉部25には、不審者の侵入に伴う異常を検知する異常検知手段として、例えば開閉検知器24を設置している。開閉検知器24は、検知器本体を例えば内側に位置する引き戸の合わせ部分の戸枠に固定し、これに対向して他方の引き戸の戸枠にマグネットを配置し、引き戸を開閉する場合のマグネットによる磁気の低下を検出器本体で検知し、所定の第1通信プロトコルにし従った異常検知信号としての侵入検知信号を無線により防犯監視装置26へ送信する。
防犯監視装置26は例えばリビングなどの操作し易く且つ見易い位置に配置している。防犯監視装置26は例えば外出する場合に、警戒モードのセット操作を行うことで監視状態となる。防犯監視装置26は監視状態で開閉検知器24の何れかから侵入検知信号を受信した場合、スピーカから警報音を大音量で出力する。
また、防犯監視装置26に対しては図示しないリモコン装置を設けており、外出する場合に利用者がリモコン装置を携帯し、玄関を出て戸締りした状態で、防犯監視装置26に対し警戒モードのセットを遠隔操作で行い、また、帰宅した場合に、玄関扉を開く前に、警戒モードの解除を遠隔操作で行って入るような使い方をする。また、防犯監視装置26のセット操作に伴う監視状態への切替えは、就寝する場合に行うようにしても良い。
開閉検知器24と防犯監視装置26の間は所定の第1通信プロトコルに従った通信経路13となり、開閉検知器24はこの通信経路13を介して防犯監視システムに固有なグループ符号を含めた侵入検知信号を送信する。
(中継アダプタの配置とスマート掃除ロボットとの連携)
図1の警報システムは、防犯監視システムの開閉検知器24をスマート掃除ロボット10と連携するため、例えば開閉検知器24に対応して中継アダプタ28を配置している。中継アダプタ28は、開閉検知器24から受信した第1通信プロトコルに従った侵入検知信号を無線LAN通信プロトコルとなる第2通信プロトコルに従った侵入検知信号に変換してアクセスポイントとなる無線ルータ12を経由してスマート掃除ロボット10へ送信する。当該侵入検知信号を受信したスマート掃除ロボット10は、受信した侵入検知信号を、無線ルータ12、ゲートウェイ14及びインターネット16を経由してサーバ18へ侵入検知信号を送信する。
サーバ18には、住宅15に導入したスマート掃除ロボット10による掃除制御、カメラ制御等に対応した所定のサービス機能に加え、開閉検知器24との連携に伴い所定の防犯対処制御機能を設けている。
サーバ18はスマート掃除ロボット10から送信した侵入検知信号を受信すると、防犯対処制御機能により、防犯報知情報を含む侵入検知信号を生成し、当該侵入検知信号を、インターネット16及び携帯電話ネットワーク20を経由して利用者の携帯電話20に送信し、当該侵入検知信号を受信した携帯端末22は防犯報知示画面の表示やスピーカからの発音出力等により防犯警報を出力する。
またスマート掃除ロボット10は、開閉検知器24から侵入検知信号を中継アダプタ28によるプロトコル変換及び無線ルータ12を経由して受信した場合、侵入者を検知した部屋に移動し、そこの画像をカメラにより撮像し、無線ルータ12、ゲートウェイ13、インターネット16、サーバ18、インターネット16及び携帯電話ネットワーク20を経由して利用者の携帯電話22へ送信して表示させることもできる。
またスマート掃除ロボット10は、開閉検知器24から侵入検知信号を中継アダプタ28によるプロトコル変換及び無線ルータ12を経由して受信した場合、或いは携帯端末22からの遠隔制御により、スマート掃除ロボット10のスピーカから警報音や警告メッセージなどを出力し、侵入検知を警報すると共に侵入者を威嚇することもできる。
なお、以下の説明では、無線ルータ12、ゲートウェイ14、インターネット16及び携帯電話ネットワーク20のネットワーク機器については、必要に応じてその説明を省略する場合がある。
[スマート掃除ロボット10の構成]
図3はスマート掃除ロボットの機能構成の概略を示したブロック図である。図3において、スマート掃除ロボット10は、制御部30、アンテナ34を接続した無線LAN通信部32、カメラ部36、音声入出力部38、操作表示部40、自立走行センサ部42、走行駆動部44、充電部46及び吸塵部48を備え、図示しない電池電源により動作する。
制御部30は、例えばプログラムの実行により実現される機能である。ハードウェアとしてはCPU、メモリ、USBポートを含む各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用する。
無線LAN通信部32は、無線ルータ12との間で第2通信プロトコルとなる所定の無線LAN通信プロトコルに従って信号を送受信する。この無線LAN通信プロトコルは例えばIEEE802.11b/gに準拠する。また無線LAN通信部32は、住宅15内に利用者の携帯電話22がある場合(無線LAN通信可能エリアにある場合)、携帯電話22が無線LAN通信のアクセスポイント機能を備えていれば、無線ルータ12を経由することなく、携帯電話22との間で無線LAN通信プロトコルに従って信号を送受信する。
音声入出力部38は、マイク、その増幅回路、スピーカ、その駆動回路を備え、制御部30の指示に基づき、利用者との間で予め定めた音声を認識して音声会話を行うための音声入出力を行う。また制御部30の指示に基づき防犯警報音や警告メッセージの出力も可能である。
操作表示部40は、スマート掃除ロボット10の動作に必要な各種の設定操作、動作に伴う各種表示を行う。また操作表示部40はリモコン受信部を備え、遠隔操作を受け付ける。
自立走行センサ部42は、スマート掃除ロボット10の自立走行に必要な情報を検知するもので、例えば超音波センサ、接触センサ、光学センサなどを使用する。超音波センサは自立走行中の障害物を検知して回避する制御に使用する。接触センサは自立走行中の障害物との接触を検知して反対方向に折り返す制御等に使用する。光学センサは検知方向を床面に向けて配置し、例えば充電ステーションの床面側に配置した光ビーコンを検知してそれぞれの充電端子を位置合せして接続する制御に使用する。なお、スマート掃除ロボット10は、これ以外に温度センサを備え、温度センサで観測した室内の温度を、携帯電話22からの確認要求に応じて送信して画面表示させることを可能とする。
走行駆動部44は、ロボット本体に設けた左右の駆動輪を個別に回転駆動するモータを備え、直進走行は左右の車輪を同一速度で回転駆動し、旋回走行は左右の車輪の一方の回転を早くし、他方の回転を遅くすることで行う。なお、ロボット本体には左右の駆動輪に加え、左右の補助輪を設けている。
充電部46は充電ステーションに移動して充電端子を相互に接続した状態で、充電ステーションから充電電力を受け、図示しない電池電源を充電する。
吸塵部48は、ロボット本体の下面両側に配置したサイドブラシによりゴミを集め、下面中央に配置した回転ブラシによりサイドブラシで集めたゴミを取り込み、内蔵したファンの回転により吸引し、フィルタを通してダストを除去してロボット本体の上方へ排気すると共にフィルタで除去したダストをダストボックスに収納する。
制御部30は、CPUのプログラム実行などにより実現する機能であり、次の掃除制御カメラ制御、音声認識制御及び防犯連携制御を行う。
(掃除制御)
制御部30による掃除制御には、例えば自動モード、壁際モード、局所モードがある。自動モードはメモリに予め記憶した掃除経路に従って部屋の床を自動で掃除する。壁際モードは、メモリに予め記憶した壁際経路に従って部屋の壁際を集中的に掃除する。局所モードは、メモリに予め記憶した所定半径の床面を例えばスパイラル経路に従って集中的に掃除する。
また、制御部30は、利用者が操作したリモコンからの操作信号に基づき、操作表示部40のリモコン受信部で受信した自動モード、壁際モード又は局所モードに従った掃除制御を行う。
(カメラ制御)
また、制御部30は、無線LAN通信部32を介して、外出先の利用者の携帯電話22の操作による撮影指示信号を受信した場合、カメラ部36に指示し、撮影動作により部屋の画像を取得し、利用者の携帯電話22へ送信して画像表示させる制御を行う。
また、制御部30は、無線LAN通信部32を介して、室内にいる利用者の携帯電話22の操作による撮影指示信号を受信した場合、カメラ部36により部屋の様子を撮影した画像を取得し、当該画像を利用者の携帯電話32へ送信して表示させる制御行う。この場合、携帯電話32の画面には、掃除ロボット10の走行操作釦が表示され、携帯電話22からの指示に基づき、制御部30は走行駆動部44に指示し、掃除ロボット10を直進、旋回又は後進させる制御を行い、例えばカメラ部36で撮影した部屋の画像を見ながら、物を捜したり、ペットを見つけたりするといった利用を可能とする。
(音声認識制御)
制御部30は、掃除制御を行っていない状態で、音声入出力部38のマイクを介して入力した音声を認識し、認識結果に基づき操作指示を判断して対応する制御を行う。また、制御部30は、入力した音声の認識結果から予め定めた所定の会話入力を判断し、対応する応答音声を音声入出力部38のスピーカから出力する制御を行う。
(防犯連携制御)
制御部30は、無線LAN通信部32を介して、図1に示した中継アダプタ28によるプロトコル変換及び無線ルータ12を経て、開閉検知器24で異常者の侵入に伴う異常を検知した場合に送信される侵入検知信号を受信した場合、無線LAN通信部32に指示し、当該侵入検知信号を無線ルータ12、ゲートウェイ14、インターネット16を経由してサーバ18へ送信し、当該侵入検知信号を受信したサーバ18による防犯連携制御機能により防犯報知情報を含む侵入検知信号を生成し、当該侵入検知信号をインターネット16及び携帯電話ネットワーク20を経由して利用者の携帯電話22へ送信し、防犯警報画面を表示すると共に防犯警報音を出力させる制御を行う。
また、制御部30は、無線LAN通信部32を介して中継アダプタ28によるプロトコル変換及び無線ルータ12を経て開閉検知器24が送信した侵入検知信号を受信した場合に、当該侵入検知信号から侵入異常を検知した開閉検知器24を識別し、走行駆動部44に指示し、開閉検知器24が侵入に伴う異常を検知した監視領域となる部屋に移動すると共に、カメラ部36に指示し、侵入異常を検知した部屋の画像を撮像し、サーバ18を経由して利用者の携帯電話22へ送信して表示させる制御を行う。
ここで、制御部30による侵入を検知した部屋に掃除ロボット10を移動する制御は、メモリに予め記憶した巡回経路に基づいて行う。巡回経路は、例えば図2の見取り図を例にとると、開閉検知器24を設置している部屋や場所ごとに、部屋を撮影する監視ポイントP0〜P7を予め設定する。ここで監視ポイントP0は充電ステーションであり、原点となる。また監視ポイントP1〜P7は、各部屋を掃除ロボット10のカメラ部36で撮影した場合、部屋全体が撮影できる位置に設定する。
巡回経路情報は、原点P0を起点に監視ポイントP1〜P7の至る点線で示す直線経路と変針点を設定し、直線経路の走行距離と変針点の変針方向及び変針角度とを組み合わせた情報を生成してメモリに記憶する。
また、原点P0から監視ポイントP1〜P7を通って元に戻る巡回経路の生成は、リモコンによりスマート掃除ロボット10を実際に移動させる操作を行い、このときの走行駆動部44の走行制御情報(直線経路の走行距離と変針点の変針方向及び変針角度の組合せ)をメモリに記憶しても良い。
制御部30は、受信した侵入検知信号に含まれる送信元符号から侵入異常を検知した開閉検知器24を特定することができるので、開閉検知器24の送信元符号と監視ポイントP0〜P7の対応関係を予めメモリに記憶し、受信した侵入検知信号の送信元符号に基づき侵入異常を検知した場所の監視ポイントを取得し、そこへ至る巡回経路情報に基づき掃除ロボット10を侵入異常を検知した監視ポイントに移動させる制御を行う。
(巡回制御)
制御部30は、予め定めた時間スケジュール或いは利用者のリモコン操作又は携帯電話22からの操作指示に基づき、例えば図2に点線で示した巡回経路に沿って住宅15内を防犯監視のために巡回する巡回制御を行う。この巡回制御において、制御部30は、監視ポイントP0〜P7で一時停止し、カメラ部36に指示し、その部屋を撮影して撮影画像をサーバ18へ送信し、巡回情報として保存させる。また監視制御布30は、外出により利用者が防犯監視モードを設定している場合には、巡回開始と巡回終了を利用者の携帯電話22へ送って巡回を報告する制御を行う。
[人感センサ部を備えたスマート掃除ロボット10]
図4はスマート掃除ロボット10の他の実施形態を示したブロック図であり、この実施形態にあっては、図3の実施形態に、更に、人検知手段として機能する人感センサ部50を設けたことを特徴とする。それ以外の構成及び機能は、図3の場合と同様であることから、同じ符号を付して、その説明を省略する。
人感センサ部50は、人を検知する赤外線センサ等を使用する。人感センサ部50を設けた場合、制御部30は、無線LAN通信部32を介して中継アダプタ28から無線ルータ12を経由した侵入検知信号を受信し、これに基づき侵入異常を検知した場所の監視ポイントへ巡回経路情報に基づき移動した場合、監視ポイントにおいて人感センサ部50の検知信号により侵入者の有無を判断し、侵入者を判断した場合に侵入異常を確定し、侵入検知信号を生成し、無線LAN通信部32に指示し、当該侵入検知信号をサーバ18へ送信させ、サーバ18で侵入検知信号を生成して利用者の携帯電話22へ送信させて防犯報知画面を表示すると共に警報音を出力して報知させる制御を行う。
即ち、本実施形態にあっては、制御部30は、開閉検知器24による侵入異常の検知と、人感センサ部50による侵入者検知のAND条件(論理積条件)が成立した場合に侵入異常を確定して利用者に侵入異常の発生を報知する。このため開閉検知器24が侵入異常を検知して防犯監視装置26から防犯警報音を出力しても、掃除ロボット10が侵入異常の発生場所に移動して人感センサ部50の検知信号により侵入者の不存在を判断した場合には、利用者の携帯電話22へ侵入信号は送信せず、不要な混乱を回避できる。なお、この場合、開閉検知器24が働いたことを利用者の携帯電話22から報知するようにしても良い。
[開閉検知器24の構成]
図5は開閉検知器12の機能構成の概略を示したブロック図である。図5において、開閉検知器24は、制御部60、磁気検知部62、アンテナ68を接続した通信部66を備え、図示しない電池電源により動作する。
磁気検知部62は磁気検知素子として例えばホール素子を備え、外部に配置したマグネット64の磁気を検知し、例えばマグネット64との距離が開いてホール素子による磁気検知信号が所定の閾値以下に低下した場合に、開検知信号を制御部60に出力する。
制御部60は、ハードウェアとしてCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用し、例えばCPUのプログラム実行などにより実現する機能であり、磁気検知部62から開検知信号が得られた場合、通信部66に指示し、所定の第1通信プロトコルに従った侵入検知信号を生成し、通信部66に指示し、当該侵入検知信号を防犯監視装置26へ送信させる制御を行う。
この第1通信プロトコルは、日本国内の場合には、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30(小電力セキュリティシステム無線局の無線設備標準規格)又はSTD−T67(特定小電力無線局テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備の標準規格)に準拠する。この侵入検知信号は、送信元を示す送信元符号、グループ符号、事象符号、制御コマンド等を含む形式とする。
なお、不審者の侵入に伴う異常を検知する検知器としては、開閉検出器24以外に、窓ガラスの破壊に伴う振動を検知する振動検知器や人体から発する赤外線を検知する盗難検知器など適宜の検出器を含む。
[防犯監視装置26の構成]
図6は防犯監視装置26の機能構成の概略を示したブロック図である。図6において、防犯監視装置26は、監視制御部70、アンテナ74を接続した通信部72、報知部76、操作部78を備え、図示しない電池電源により動作する。
監視制御部70は、例えばプログラムの実行により実現される機能である。ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用する。
報知部76は、スピーカ、液晶ディスプレイ及びそれぞれの駆動回路を備え、必要に応じ監視制御部70の指示によりスピーカから警報音を出力すると共に液晶ディスプレイに外出モードなどの動作状態等の表示を行う。操作部78は、外出モードを設定する外出スイッチ、在宅モードを設定する在宅スイッチ、各モードの解除スイッチなどの各種スイッチを備える。
通信部72は、開閉検知器24から第1通信プロトコルに従った侵入検知信号を受信する。この第1通信プロトコルは、図5の通信部66の場合と同様である。
監視制御部70は、CPUのプログラム実行などにより実現する機能であり、次の防犯監視制御等を行う。
(防犯監視制御)
監視制御部70は、操作部78による外出監視モードの設定操作の受付けを検知した場合、防犯監視制御を開始し、開閉検知器24から侵入検知信号を受信した場合、報知部76に指示し、大音量で所定の侵入警報音を出力させる。
また、監視制御部70は、利用者の就寝する場合に行う操作部78による在宅監視モードの設定操作の受付けを検知した場合、防犯監視制御を開始し、開閉検知器24から侵入検知信号を受信した場合、報知部76に指示し、大音量で所定の侵入警報音を出力させる。
また、監視制御部70は、外出監視モード又は在宅監視モードによる防犯監視制御中に、操作部78による解除操作の受付けを検知した場合、防犯監視制御を解除する制御を行う。即ち、防犯制御を解除すると、監視制御部70は、開閉検知器24から侵入検知信号を受信しても、警報出力を行わない。
また、監視制御部70は、通信部72を介してリモコン装置から送信した外出監視モードの設定信号又は解除信号の受信を検知した場合、それぞれに対応して防犯監視制御を開始し、また解除する制御を行う。
[中継アダプタ28の構成]
図7は中継アダプタ28の機能構成の概略を示したブロック図である。図7において、中継アダプタ28は、アンテナ84を接続した連動通信部82、中継制御部80及びアンテナ88を接続した無線LAN通信部86を備え、図示しない電池電源により動作する。中継制御部80は、例えばプログラムの実行により実現される機能である。ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用する。
連動通信部82は、図6の防犯監視装置26に設けた通信部72の場合と同様であり、第1通信プロトコルに従った侵入検知信号を受信する。無線LAN通信部86は、図3のスマート掃除ロボット10に設けた無線LAN通信部32の場合と同様であり、第2通信プロトコルである無線LAN通信プロトコルに従い、アクセスポイントとなる無線ルータ12を経由して掃除ロボット10へ信号を送信する。
中継制御部80は、連動通信部82を介して受信した開閉検知器24からの第1通信プロトコルに従った侵入検知信号を、第2通信プロトコルである無線LAN通信プロトコルに従った侵入検知信号に変換し、無線LAN通信部86に指示し、無線ルータ12を経由してスマート掃除ロボット10へ送信させる制御を行う。
[本発明の変形例]
上記の実施形態にあっては、防犯監視システムに防犯監視装置26を設けているが、開閉検知器24からの侵入検知信号を、中継アダプタ28及び無線ルータ12を経由してスマート掃除ロボット10で受信した場合に、スマート掃除ロボット10のスピーカから警報音を出力するようにすれば、防犯監視装置26を不要とすることができる。即ち、スマート掃除ロボット10に、防犯監視装置26の機能を持たせるようにしても良い。
また、上記の実施形態では、侵入検知信号を開閉検知器24からとる例を取ったが、開閉検知器以外に人体検出器を用いても良い。
また、上記の実施形態に設けた防犯監視装置26に、インターネット又は携帯電話ネットワーク等の外部ネットワークとの通信手段を設け、外部ネットワークを経由して警備会社等に侵入異常を示す侵入異常検知信号を送信して報知するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、電池電源によって動作する開閉検知器、防犯監視装置、中継アダプタを例に取ったが、電池電源以外の電源で動作するものにも本発明を適用できる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:スマート掃除ロボット
12:無線ルータ
14:ゲートウェイ
16:インターネット
18:サーバ
20:携帯電話ネットワーク
22:携帯電話
24:開閉検知器
26:防犯監視装置
28:中継アダプタ
30:制御部
32,86:無線LAN通信部
36:カメラ部
38:音声入出力部
40:操作表示部
42:自立走行センサ部
44:走行駆動部
46:充電部
48:吸塵部
50:人感センサ部
60:制御部
62:磁気検知部
64:マグネット
66,72,82:通信部
70:監視制御部
76:報知部
78:操作部
80:中継制御部

Claims (7)

  1. 監視領域への不審者の侵入に伴う所定の異常を検知して所定の第1通信プロトコルに従った異常検知信号を送信する異常検知手段と、
    前記異常検知手段から異常検知信号を受信した場合に警報を出力する警報手段と、
    前記監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うと共に、所定の第2通信プロトコルに従った信号を送受信することにより、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末との間で信号を送受信する移動体手段と、
    前記異常検知手段から受信した第1通信プロトコルに従った異常検知信号を前記第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換して前記移動体手段に送信して所定の異常対処制御を行わせる中継手段と、
    を備えたことを特徴とする警報システム。
  2. 監視領域への不審者の侵入に伴う所定の異常を検知して所定の第1通信プロトコルに従った異常検知信号を送信する異常検知手段と、
    前記監視領域を含む所定の作業領域を自立走行しながら所定の作業を行うと共に、所定の第2通信プロトコルに従った信号を送受信することにより、外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末との間で信号を送受信する移動体手段と、
    前記異常検知手段から受信した第1通信プロトコルに従った異常検知信号を前記第2通信プロトコルに従った異常検知信号に変換して前記移動体手段に送信して所定の異常対処制御を行わせる中継手段と、
    を備えたことを特徴とする警報システム。
  3. 請求項1又は2記載の警報システムに於いて、前記移動体手段は、前記中継手段から第2通信プロトコルに従った異常検知信号を受信した場合に、当該異常検知信号を前記外部ネットワークのサーバを経由して利用者端末へ送信して前記異常を報知させることを特徴とする警報システム。
  4. 請求項1又は2記載の警報システムに於いて、前記移動体手段は、撮像手段を備え、前記中継手段から異常検知信号を受信した場合に、前記異常検知手段が異常を検知した監視領域に移動し、当該監視領域の画像を前記撮像手段により撮像し、当該撮像した画像を、前記外部ネットワークのサーバを経由して前記利用者端末へ送信して表示させることを特徴とする警報システム。
  5. 請求項1又は2記載の警報システムに於いて、前記移動体手段は人を検知する人検知手段を備え、前記中継手段から異常検知信号を受信した場合に、前記異常検知手段が異常を検知した監視領域に移動し、前記人検知手段により人を検知した場合に、前記異常検知信号を、前記外部ネットワークのサーバを経由して前記利用者端末へ送信して異常を報知させることを特徴とする警報システム。
  6. 請求項1又は5記載の警報システムに於いて、前記移動体手段は、前記利用者端末からの制御指示信号を受信した場合に、当該制御指示信号に基づく制御を行うことを特徴とする警報システム。
  7. 請求項1乃至5の何れかに記載の警報システムに於いて、前記サーバに、前記移動体手段から送信された異常検知信号及び画像を含む監視情報を記録して保管することを特徴とする警報システム。
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