JP2013255963A - セーバソー用ブレード - Google Patents

セーバソー用ブレード Download PDF

Info

Publication number
JP2013255963A
JP2013255963A JP2012133270A JP2012133270A JP2013255963A JP 2013255963 A JP2013255963 A JP 2013255963A JP 2012133270 A JP2012133270 A JP 2012133270A JP 2012133270 A JP2012133270 A JP 2012133270A JP 2013255963 A JP2013255963 A JP 2013255963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
groove
saver saw
cutting
saver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012133270A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Saito
琢磨 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2012133270A priority Critical patent/JP2013255963A/ja
Publication of JP2013255963A publication Critical patent/JP2013255963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

【課題】
切断速度が低下することを防止し、切断ブレードの寿命をのばしたセーバソー用ブレーを提供する。
【解決手段】
ブレード2の両側側面に溝5を設けた。この溝5はブレード2の背部3に形成するもので、刃部4にまで連続して溝5を形成するようにしても良い。また、溝5はブレード2の長手方向に対し、ブレード2を取り付ける側とは別の先端側3cへ向かって傾斜するように形成する。このように溝5を形成することにより、木材あるいは金属の切断時に発生する切断屑や切断塵が、溝により案内されてブレード2から外部に効率良く吐き出すことができる
【選択図】図1

Description

本発明は、セーバソー等の電動工具にとりつけられ、木材あるいは金属等のパイプを切断するためのセーバソー用ブレードに関するものである。
一般に、木造建築、あるいは配管業、解体業等における、木材板あるいは金属パイプの切断、金属片を含む複合材の切断、解体等を行う場合、電動工具のセーバソーに鋸刃様の鋼材からなるブレードを取付けて切断作業を行う。この作業時には、木材の切断屑、金属の切断屑が発生するが、この切断塵が切断溝から効率良く吐き出されることで、切断作業は早く効率良く行われる。しかし、切断屑が上手く吐き出されない場合、切断速度も次第に遅くなり、また切断ブレードの寿命も次第に悪くなる。この切断能力の向上、寿命の向上のための改良は十分行われてきたが、更に切断速度を持続させ、ブレードの寿命を長くしてほしいという要望が多い。
切断速度あるいは切断寿命を向上させる策として、例えば、特許文献1に示されているようにセーバソー用ブレードの刃部を湾曲状にすることで、通常の直線からなるブレードと比較して、切れ味ないしは切削性能及び耐久性を向上させた技術が知られている。
特許第3431557号公報
従来の一般的なセーバソー用ブレードは、直線形状で刃部及びセーバソーに取り付ける接続部を有し、セーバソーに取り付け、直線方向に往復動を行うことで、木材板、金属パイプ等の切断を行うことができる。また、特許文献1の技術では、直線状のブレードを湾曲状にすることで、被切断材に湾曲部位が直線状の刃部形状よりも食い込みやすくなることで切断速度が速くなる。さらに、湾曲状の刃部は直線状の刃部よりも被切断材から離れやすく冷却効果が高いため、切断寿命も長くなる。ここで、木材あるいは金属の切断時には切断屑が発生するが、この切断塵が切断溝から効率良く吐き出すことができれば切断作業は早く効率良く行われる。逆に、切断屑が上手く吐き出されない場合は、切断速度が次第に低下して切断時間を要するため、切断ブレードの寿命が次第に悪くなってしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的はセーバソーの切断速度を持続させて、寿命を長くしたセーバソー用ブレードを提供することにある。
本発明の他の目的は、木材あるいは金属の切断時に発生する切断屑や切断塵を、切断溝から効率良く吐き出すことができるセーバソー用ブレードを提供することにある。
本発明では、電動等のモータにより先端が往復動する機構を備えたセーバソーにおいて、往復動する先端にセーバソー用ブレードが装着可能となっており、木材板や金属パイプ等を適正なブレードを選択することで切断することができる。このブレードの側面に溝を設けた。溝はブレードの刃部から、ブレードの背部まで連続した溝として形成するのが好ましく、溝はブレードの厚みを部分的に薄くすることにより形成し、ブレードの長手方向に対してブレードを取り付ける側とは別の先端側へ向かって傾斜している状態でブレードの刃部からブレードの背部まで形成すると良い。
ブレード側面の溝は、左側面と右側面がブレード長手面対称に形成することができる。また、左側面に形成するが、その面対称位置の右側側面には形成しないようにしても良い同様にして、右側面に溝を形成して、その面対称位置の左側面には形成しないようにしても良い。また、左側面に形成した際に、面対称の右側面は溝ではなく、凸状の張り出しとして形成しても良く、同様に右側面に溝を形成して、面対称の左側面には凸状の張り出しを形成しても良い。
ブレード側面の溝は、ブレードの長手方向に対し、ブレードを取り付ける側へも向かって傾斜している状態でブレードの刃部からブレードの背部まで形成することができる。また、ブレードの刃部からブレードの背部まで形成し、ブレードの長手方向に対し、ブレードの先端方向へ向かって傾斜している溝と、ブレードを取り付ける側へ向かって傾斜している溝が交差するように構成しても良い。ブレード側面の溝は、ブレードの刃部のあさりの張り出しをなくするように形成することもできるし、あるいはブレードの刃部のあさりの張り出しを残しながら、あさりの部分の背方向に向かった終わり部分から形成することもできる。
本発明によれば、ブレードの側面に溝又は凹部を設けることで、木材板あるいは金属パイプの切断時に発生する切断屑が、切断された壁とブレード側面との間に詰まらずにこの切断屑に入り込み、溝に沿って切断屑が吐き出され、スムーズな切断が行われることから、切断速度の落ち込みが少なく、また、スムーズな切断により、刃部における負荷も少なく、寿命が向上することとなる。
本発明の実施例に係るセーバソー用ブレードを示す図であり、(1)は部分側面図であり、(2)は部分底面図、(3)は(1)のA−A部の部分断面図である。 本発明の第2の実施例に係るセーバソー用ブレードを示す図であり、(1)は部分側面図であり、(2)は部分底面図である。 本発明の第2の実施例に係るセーバソー用ブレードの部分側面図である。 セーバソーとブレードを用いた切断作業の様子を示す図である。 従来のセーバソー用ブレードを示す図であり、(1)は部分側面図であり(2)は部分底面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本明細書においてはブレードの前後左右、上下の方向は図5に示す方向であるとして説明する。まず図4を用いてセーバソーとブレードを用いた切断作業の様子を説明する。セーバソー101の先端往復動部101aには、被切断材113を切断するためのブレード102が装着される。図4にて示すブレード102は従来から用いられている公知のものであって、ブレード102の左右両側には溝が形成されていないタイプである。作業者は左手でセーバソー101のハンドル部分を把持し、右手でセーバソー101のハウジング前方部分を把持して、ブレード102を木材板等の被切断材113に所定の角度を持って当てながら、切断作業を行う。
図5は従来のセーバソー用ブレードを示す部分拡大図で、(1)は部分側面図であり(2)は部分底面図である。ブレード102は刃部104と背部103から構成されており、セーバソー101に装着される側から遠ざかる部分である先端部103cは、先細りの形状となっている。また刃部104には左右にあさりを持つ刃が存在し、たとえば(2)に示すように左あさり刃104aと右あさり刃104bが構成されており、ボディ部分(背部103)の厚さdより左側又は右側側面に張り出している。
このような従来例のブレード102に対して本実施例にかかるブレード2を示すのが図1である。図1(1)は本実施例に係るブレード2を示す部分側面図である。ブレード2は上下方向において背部3と、背部3の下側に形成される刃部4によって形成されるが、本実施例ではブレード2の側面に溝5を設けた。溝5は所定の幅を持って上から下方向に斜めに形成すると好ましく、この斜めの状態は、溝5の上から下方向にいくにつれて後方になるように形成し、背部3から刃部4まで連続するように形成すると良い。図1(2)はブレード2の部分底面図であり、左右対称の位置に複数の溝5が形成されることにより、ブレードの部分的な肉厚が薄くなっていることが理解できるであろう。また、溝5を刃部4にまで連続するように形成されるため、複数有する右あさり刃4bと左あさり刃4aのうちいくつかの肉厚(左右方向の長さ)が薄く形成される。図1(3)は図1のA−A部の断面図である。溝5は中央部5aの前後方向両端の段差部は、斜めになるように形成され、切断溝に対して干渉しにくくて切断屑が溝5のエッジ部分に引っかかりにくいように構成される。このように本実施例では溝5を複数本平行に、側面視で斜めになるように形成することにより、刃部4の切断により発生した切断屑(図示せず)は、側面の溝5a及び5bに入り込むことで、切断溝からスムーズに吐き出される。
次に図2を用いて本発明の第2の実施例に係るブレード22を説明する。ブレード22においては、左右側面に形成される溝の幅(前後方向長さ)や間隔が第1の実施例と異なる。また、ブレード22においては溝25の形成される本数が多い上、溝25は背部23にだけ形成され、刃部24には形成されない。図2(2)はブレード22の底面図であり、この形状は図5(2)で示した従来のブレード102の刃部104の形状と全く同一であることが理解できるであろう。このように、側面の溝25は刃部4の先端(下端)から設けずに背部23にだけ形成するようにしても良く、この場合は左右のあさり24a及び24bが損なわれることがない上、溝25を介して切断により発生した切断屑が効果的に排出されるので、より早く切断可能である。
次に図3を用いて本発明の第3の実施例に係るブレード42を説明する。ブレード42においては、第2の実施例と溝部45の形状が異なる。図5(1)に示すように、溝部45は、刃先43cから後方側に延びる溝として、上端43aから刃先側(下端)に向かっていく溝45aと、その逆で刃先側(下端)から上端43aに向かっている溝45bが交差するようにして形成される。つまり、溝部45は側面視で斜め格子状に形成した。溝部45は背部43の左右面に対称に形成しても良く、また左右を前後方向にずらして形成しても良い。
このように格子状の溝部45を形成した場合でも、切断屑が往復動に対応し、切断溝からスムーズに吐き出されることが可能となる。尚、第3の実施例においても第2の実施例と同様に刃部44まで溝部45が到達しないように構成したが、第1の実施例と同様に刃部44にまで溝部45を形成しても良い。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では刃部がストレート状のセーバソー用ブレードで説明したが、刃部を湾曲状にしたセーバソー用ブレードに同様に適用しても良い。
2、22、42 ブレード
3、23、43 (ブレードの)背部
3a、23a、43a (ブレードの)上端
3c、23c、43c (ブレードの)刃先
4、24、44 (ブレードの)刃部
4a、24a (刃部の)左あさり刃
4b、24b (刃部の)右あさり刃
5、25、45a、45b (ブレードの)溝
45 (ブレードの)溝部
101 セーバソー
101a (セーバソーの)先端往復動部
102 ブレード
103 (ブレードの)背部
103c (ブレードの)先端部
104 ブレード刃部
104a (刃部の)左あさり刃
104b (刃部の)右あさり刃
113 被切断材

Claims (11)

  1. 電動モータ等により先端を往復駆動するセーバソーに取付けられ、木材、金属パイプ等を切断するブレードにおいて、前記ブレードの側面に背部から延びる溝を設けたことを特徴とするセーバソー用ブレード。
  2. 前記溝は、前記ブレードの長手方向に対し、傾斜するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のセーバソー用ブレード。
  3. 前記溝は、前記ブレードの長手方向に対し、刃部側から背部側へ向かうにつれて先端側へ向かって傾斜するように形成されることを特徴とする請求項2に記載のセーバソー用ブレード。
  4. 前記溝は、前記ブレードの刃部から背部まで連続して形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のセーバソー用ブレード。
  5. 前記溝は、左側面と右側面が前記ブレードの長手面に対して面対称に形成されることを特徴する請求項1から4のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
  6. 前記溝は、左側面に形成されている時、その面対称位置の右側側面には形成されず、また、右側面に溝が形成されている場合、その面対称位置の左側面には形成されないことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
  7. 前記溝は、左側面に形成されている時、面対称の右側面は溝ではなく、凸状の張り出しが形成され、また右側面に溝が形成されている時、面対称の左側面には凸状の張り出しが形成されることを特徴とする請求項6に記載のセーバソー用ブレード。
  8. 前記溝は、前記ブレードの長手方向に対し、刃部側から背部側へ向かうにつれて前記ブレードを取り付ける側へも向かって傾斜している状態で前記ブレードの刃部から前記ブレードの背部まで形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
  9. 前記溝は、前記ブレードの刃部から前記ブレードの背部まで形成され、前記ブレードの長手方向に対し、刃部側から背部側へ向かうにつれて前記ブレードの先端方向へ向かって傾斜している溝と、前記ブレードを取り付ける側へ向かって傾斜している溝が交差するように形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
  10. 前記溝は、前記ブレードの刃部のあさりの張り出しをなくすように形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
  11. 前記溝は、前記ブレードの刃部のあさりの張り出しを残しながら、あさりの部分の背方向に向かった終わり部分から形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のセーバソー用ブレード。
JP2012133270A 2012-06-12 2012-06-12 セーバソー用ブレード Pending JP2013255963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012133270A JP2013255963A (ja) 2012-06-12 2012-06-12 セーバソー用ブレード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012133270A JP2013255963A (ja) 2012-06-12 2012-06-12 セーバソー用ブレード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013255963A true JP2013255963A (ja) 2013-12-26

Family

ID=49952851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012133270A Pending JP2013255963A (ja) 2012-06-12 2012-06-12 セーバソー用ブレード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013255963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110899842A (zh) * 2019-12-09 2020-03-24 浙江宏恩智能装备技术有限公司 一种组合带锯条及其制造方式
WO2020099267A1 (de) * 2018-11-14 2020-05-22 Robert Bosch Gmbh Sägewerkzeug, insbesondere sägeblatt

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020099267A1 (de) * 2018-11-14 2020-05-22 Robert Bosch Gmbh Sägewerkzeug, insbesondere sägeblatt
CN113015592A (zh) * 2018-11-14 2021-06-22 罗伯特·博世有限公司 锯切工具、尤其是锯片
CN110899842A (zh) * 2019-12-09 2020-03-24 浙江宏恩智能装备技术有限公司 一种组合带锯条及其制造方式
CN110899842B (zh) * 2019-12-09 2023-12-15 辽宁东铄新材料科技有限公司 一种组合带锯条及其制造方式

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11141805B2 (en) Saw blade
US10722961B2 (en) Reciprocating saw blade
AU2011242551A1 (en) Saw blade
US20130133501A1 (en) Cutting element for oscillating power tool
JPWO2002042028A1 (ja) 鋸刃
US20060130341A1 (en) Saw blade and a hand saw
US20110277612A1 (en) Bi-directional cutting saw blade
JP2013255963A (ja) セーバソー用ブレード
US20220072639A1 (en) Reciprocating Saw Blade for a Machine Tool
US8826790B2 (en) Saw blade
US10414063B2 (en) Handsaw
US10245747B2 (en) Handsaw
TW201343292A (zh) 工具機用的曲線鋸或軍刀鋸的鋸片
EP2431117B1 (en) Hand-saw blade, hand-saw having the same and method of manufacturing the hand-saw blade
AU2005244598B2 (en) A saw blade and handsaw
JPH06297403A (ja) チェンソー用案内板
JP3202834U (ja) 絨毯用切断刃体
AU2014205923A1 (en) Blade for a reciprocating saw and handsaw
SE1050528A1 (sv) Bi-directional cutting saw blade
KR20120008482U (ko) 수동 접이식 톱의 톱날구조
JP3137936U (ja) 合成樹脂板加工用ルータービット
JP2004181571A (ja) 鋸刃