JP2013255645A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013255645A
JP2013255645A JP2012132963A JP2012132963A JP2013255645A JP 2013255645 A JP2013255645 A JP 2013255645A JP 2012132963 A JP2012132963 A JP 2012132963A JP 2012132963 A JP2012132963 A JP 2012132963A JP 2013255645 A JP2013255645 A JP 2013255645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
cleaning
thread
nut
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012132963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5921965B2 (ja
Inventor
Masaru Wada
勝 和田
Yoshimasa Tameishi
芳正 為石
Masumi Nozu
真澄 野津
Keiichi Toga
圭一 栂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2012132963A priority Critical patent/JP5921965B2/ja
Publication of JP2013255645A publication Critical patent/JP2013255645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921965B2 publication Critical patent/JP5921965B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、ノズルヘッダに対するノズルナットの着脱を確実にした食器洗浄機を提供する。
【解決手段】食器洗浄機1においては、ノズルナット32に設けられたネジ山34は、鉛直軸線Lを中心とした巻回方向において、断続して形成され、ネジ山34の断続部分Sは、鉛直方向で整列させられているので、ノズルヘッダ31に対してノズルナット32を締め付けていくと、ノズルヘッダ31のネジ溝42に入り込んだ洗浄カスWは、ノズルナット32のネジ山34によって押し出されるように移動させられ、そして、洗浄カスWは、ネジ山34の断続部分Sから落下するように排出される。これによって、洗浄カスWの噛み込みを防止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗浄水流通管の端部に設けられたノズルヘッダに対して洗浄ノズルの着脱を可能にするノズルナットが具備された食器洗浄機に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2008−220497号公報がある。この公報に記載された食器洗浄機は、洗浄ノズルと濯ぎノズルとを有し、洗浄水流通管の端部には、食器洗浄機の洗浄室内に突出するノズルヘッダが設けられている。このノズルヘッダには、洗浄ノズルが回転自在に取り付けられ、ノズルヘッダには、ノズルナットが着脱自在に螺合されており、このノズルナットによって洗浄ノズルを回転自在に支持している。さらに、ノズルナットの中央には、回動自在な軸管が固定され、この軸管には、これを中心に回転するように濯ぎノズルが取り付けられている。洗浄ノズルから噴射される洗浄水は、ポンプによって再度、洗浄水流通管に戻されて、洗浄中は洗浄ノズルに供給され続ける。このとき、食器類に付着していた残菜等の大きな異物は、残菜フィルタによって捕獲されるので、洗浄ノズルの噴射口の目詰まりは起きない。
特開2008−220497号公報
しかしながら、前述した従来の食器洗浄機に利用されているノズルナットのネジ部は、JIS規格のメートルネジであり、山部の頂部やネジ溝の底部は尖っているため、ノズルヘッダやノズルナットのネジ部に水と一緒に付着した洗浄カス(洗浄水内に混入するゴマや唐辛子などのあらゆる細かい異物)が存在すると、締め付けていくうちに洗浄カスが噛み込んでいき、次第に締め込みが硬くなり、最後にはロックしてしまうような事態が起こっていた。そして、このような事態を繰り返すと、無理な螺着作業によって、ノズルナットのネジ山が潰れてしまって、ノズルナットをノズルヘッダに対して確実に螺着することができず、ノズルナットによって回動自在に支持されている洗浄ノズルにガタ付きや回転ムラを引き起こしてしまう。また、ユーザーは、日々のメンテナンスのとき、洗浄ノズルの噴射口に詰まっている洗浄カスを洗浄するために、ノズルナットを外す必要があるが、ノズルナットの締め込み時の洗浄カスの噛み込みによってノズルナットが外れない事態も起こっていた。また、ノズルナットの山部と山部との間に入り込んだ洗浄カスは手洗いだけでは除去し難く、ブラシなどで丁寧に洗う必要があるが、それでも前述したような事態を招来する虞がある。特に、ノズルナットを樹脂で成形した場合は、このような事態が起こり易い。
本発明は、ノズルヘッダに対するノズルナットの着脱を確実にした食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は、洗浄水流通管の端部に設けられたノズルヘッダに対して洗浄ノズルが回転自在に取り付けられ、洗浄ノズルを回転自在に支持するノズルナットがノズルヘッダに対して着脱自在に螺着されている食器洗浄機において、
ノズルナット及び/又はノズルヘッダに設けられたネジ山及びネジ溝は、鉛直軸線を中心とした巻回方向において、断続して形成され、ネジ山及びネジ溝の断続部分は、鉛直方向で整列させられていることを特徴とする。
洗浄時にあって、残菜等の大きな異物は、フィルタによって捕獲されるが、洗浄カス(洗浄水内に混入するゴマや唐辛子などのあらゆる細かい異物)は、洗浄水と一緒に循環し続ける。これによって、ノズルヘッダやノズルナットには、洗浄カスが付着し易く、それに伴ってノズルヘッダやノズルナットのネジ部に水と一緒に洗浄カスが付着する可能性が高い。そこで、本発明に係る食器洗浄機においては、ノズルナット及び/又はノズルヘッダに設けられたネジ山及びネジ溝は、鉛直軸線を中心とした巻回方向において、断続して形成され、ネジ山及びネジ溝の断続部分は、鉛直方向で整列させられているので、ノズルヘッダに対してノズルナットを締め付けていくと、ネジ部のネジ溝に入り込んだ洗浄カスは、ネジ山によって押し出されるように移動させられ、そして、洗浄カスは、ネジ山の断続部分から落下するように排出される。これによって、洗浄カスの噛み込みを防止する。また、洗浄カスが噛み込んだ状態で、無理にノズルヘッダにノズルナットを螺着させると、洗浄カスの影響でノズルナットがロックしてしまうが、本発明では、このような事態を回避させることができる。よって、本発明では、ノズルヘッダに対するノズルナットの着脱を確実に行うことができる。また、洗浄カスの噛み込みを低減させることができるので、衛生面でも有利である。
また、ネジ山の頂部とこのネジ山が入り込む相手側のネジ溝の底部との間には、断続部分に連通する空隙部が設けられている。
このような構成を採用すると、ノズルヘッダに対してノズルナットを締め付けていく際に、ノズルヘッダやノズルナットのネジ部に洗浄カスが付着していても、洗浄カスを空隙部でも捕獲することができ、洗浄カスを圧縮することによる噛み込みによって起こるノズルナットのロックを確実に防止することができる。
また、各ネジ山の長手方向の両端は、締め付け方向において始端をなす第1の端面と、緩め方向において始端をなす第2の端面と、からなり、第1及び第2の端面は、傾斜面として形成され、第1の端面の第1の傾斜角は、第2の端面の第2の傾斜角より大きく、第1の端面の第1の傾斜角は、70度〜80度であり、第2の端面の第2の傾斜角は、30度〜40度である。
このような構成を採用すると、第1の端面によって、相手側のネジ溝内に入り込んだ洗浄カスをノズルナットの締め付け時に移動させ易くして、断続部分から落下させ易くし、第2の端面によって、相手側のネジ溝内に入り込んでいる洗浄カスの噛み込み抵抗を低減させることができる。
本発明によれば、洗浄カスの影響を少なくして、ノズルヘッダに対するノズルナットの着脱を確実にできる。
本発明に係る食器洗浄機の一実施形態を示す断面図である。 図1に示された上側洗浄ノズルと上側濯ぎノズルとノズルヘッダとノズルナットとを示す斜視図である。 図2の要部拡大断面図である。 ノズルヘッダとノズルナットとを示す斜視図である。 ノズルナットの要部拡大斜視図である。 図5の側面図である。 図5の平面図である。 ノズルナットとノズルヘッダとの螺合状態を示す断面図である。 ノズルナットの要部拡大平面図である。 他のノズルナットを示す要部拡大側面図である。 図10の平面図である。 更に他のノズルナットとノズルヘッドとの噛合状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る食器洗浄機用噴射ノズルの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示されるように、食器洗浄機1は、ステンレス製の洗浄機本体2を有している。この洗浄機本体2は、洗浄室3が形成された上側部分2aと、機械室4が形成された下側部分2bとに仕切られている。さらに、洗浄機本体2の背面側におけるコーナ部には、上側部分2aと下側部分2bとに渡って上下方向に延びる支柱6が配置され、左右一対の支柱6間には背面パネル5が延在している。
また、洗浄機本体2の上側部分2aには、洗浄室3の開閉を行うための箱型のドア7が設けられている。このドア7は、左右一対のステンレス製支柱6よりも内側に配置された左右一対のガイドレール(図示せず)により上下方向に案内されると共に、前方において水平方向に延在するハンドル8によって上下動させることができる。このハンドル8の両端には左右一対の回動アーム10の先端が固定され、各回動アーム10はドア7の側面に沿って斜めに配置されている。そして、ハンドル8の回動運動に対してドア7を上下運動させる必要があるので、回動アーム10には、ドア7の側面に沿って配置されたリンク部(図示せず)の上端が回動自在に連結され、そして、リンク部の下端は、軸ピンを介してドア7に連結されている。なお、洗浄機本体2の底面の四隅には脚部9が取り付けられており、食器洗浄機1の安定した設置が可能となっている。
上述した洗浄室3内には、跳ね上げ式のラックレール11が着脱自在に配置されており、このラックレール11上に、飲食後の食器類が並べられた格子状の食器ラック(図示せず)が載置される。更に、洗浄室3内の上部には、放射状に延びる3本のアームを有する回転自在な上側洗浄ノズル12と、一直線状に延びる2本のアームを有する回転自在な上側濯ぎノズル13とが同心的に配置されている。同様に、洗浄室3内の下部には、回転自在な下側洗浄ノズル14と下側濯ぎノズル15とが同心的に配置されている。
また、洗浄室3の底部には、機械室4内に膨出するような洗浄水タンク17が形成されており、洗浄室3と洗浄水タンク17との間には、残菜フィルタ18が着脱自在に配置されている。この洗浄水タンク17の前面には、洗浄水タンク17内に吸込口及び吐出口が位置するような洗浄水ポンプ19が直付けされている。この洗浄水ポンプ19の吐出口には洗浄水流通管21が接続され、この洗浄水流通管21は、洗浄水タンク17内及び洗浄室3内を通って上側洗浄ノズル12と下側洗浄ノズル14まで延在し、洗浄水を上側洗浄ノズル12と下側洗浄ノズル14に供給している。
更に、機械室4内には、外部の給湯器(図示せず)から濯ぎ水が供給される濯ぎ水タンク22が収容されており、この濯ぎ水タンク22には、吸込管23を介して濯ぎ水供給ポンプ(以下「濯ぎポンプ」という)24が接続されている。この濯ぎポンプ24は、縦置き状態で設置されており、機械室4内のスペースの有効利用が図られている。この濯ぎポンプ24の吐出口には吐出管26が接続され、この吐出管26の端部26aは洗浄水タンク17内に延在している。
そして、吐出管26の端部26aには濯ぎ水流通管27が接続され、この濯ぎ水流通管27は、洗浄水タンク17内及び洗浄室3内を通って、上側濯ぎノズル13と下側濯ぎノズル15まで延在し、濯ぎ水を上側濯ぎノズル13と下側濯ぎノズル15に供給している。なお、機械室4内には、食器洗浄機1の動作全般を制御するマイクロコンピュータ等が内蔵された電装ボックス(図示せず)等も収容されている。
図2〜図4に示されるように、前述した食器洗浄機1に適用される上側洗浄ノズル12の中央にはボス部12aが設けられ、このボス部12aの中央開口には、リング状の軸受部30が固定されている。この軸受部30の上部30aは、洗浄水流通管21の端部に固定されたノズルヘッダ31の軸部31aの周囲に配置され、軸受部30の下部30bは、ノズルヘッダ31に螺着されたノズルナット32の軸部32aの周囲に配置されている。そして、上側洗浄ノズル12は、軸受部30を介してノズルヘッダ31とノズルナット32とで回動自在に支持され、洗浄ノズル12から噴射される洗浄水の噴射圧力によって回動する。また、軸受部30は、軸部31a,32aよりも少しだけ大きく形成されていて、軸受部30と軸部31a,32aとの間には僅かな隙間があり、洗浄ノズル12に洗浄水の噴射反力が加わったときでも、軸受部30が洗浄ノズル12と一緒に軸部31a,32aの周りを回動できるようになっている。
ノズルナット32の中央には、ノズルヘッダ31に設けられた雌ネジ部31bに螺合する雄ネジ部32bが設けられ、洗浄ノズル12の着脱を自在にしている。ノズルナット32には、これ自体の回転作業を容易にするフランジ状の把持部32cが設けられている。さらに、ノズルナット32には、円筒状の軸部33が上下方向に貫通し、この軸部33には、上側濯ぎノズル13が回動自在に装着されている。そして、この軸部33の上端は濯ぎ水流通管27に連通し、軸部33の下端は濯ぎノズル13に連通している。
図4〜図8に示されるように、樹脂からなるノズルナット32の雄ネジ部32bには、鉛直軸線Lを中心に巻回された断面台形をなすネジ山34及びネジ溝35が形成されている。このネジ山34及びネジ溝35は、周方向において断続しており、ネジ山34の断続部分Sは、鉛直軸線Lの延在方向で整列させられ、この断続部分Sは、平坦な面としてノズルナット32の雄ネジ部32bの外周面に周方向で等間隔に8箇所形成されている。また、ネジ山34の螺着始端34dは、断続部分Sを超えて長く形成され、ノズルナット32が誤って斜めに取り付けられた場合のネジ山34の潰れやカジリによるロックを防止することができる。
図8に示されるように、ノズルヘッダ31の雌ネジ部31bには、ノズルナット32の雄ネジ部32bのネジ山34及びネジ溝35に嵌合する断面台形をなすネジ山41及びネジ溝42が形成されている。ノズルナット32の雄ネジ部32bのネジ山34及びネジ溝35を大型化し、ネジピッチを大きくし、ネジ山34の頂部の角部をR面取り(不図示)することで、ノズルナット32が誤って斜めに取り付けられた場合のネジ山34の潰れやカジリによるロックを防止することができる。また、締め込みトルクの低減を可能にし、ノズルナット32を誤って床に落としても、ネジ山34の欠けや潰れを防止することができる。ノズルナット32は、ユーザーによって繰り返し脱着されるので、ノズルヘッダ31の雌ネジ部31bを前述したような形状にすると良好な効果が得られる。
洗浄時にあって、残菜等の大きな異物は、残菜フィルタ18によって捕獲されるが、洗浄カス(洗浄水内に混入するゴマや唐辛子などのあらゆる細かい異物)Wは、洗浄水と一緒に循環し続ける。これによって、ノズルヘッダ31やノズルナット32には、洗浄カスWが付着し易く、それに伴ってノズルヘッダ31やノズルナット32のネジ山34,41及びネジ溝35,42に水と一緒に洗浄カスWが付着する可能性が高い。
そこで、前述した食器洗浄機1においては、ノズルナット32に設けられたネジ山34は、鉛直軸線Lを中心とした巻回方向において、断続して形成され、ネジ山34の断続部分Sは、鉛直方向で整列させられているので、ノズルヘッダ31に対してノズルナット32を締め付けていくと、ノズルヘッダ31のネジ溝42に入り込んだ洗浄カスWは、ノズルナット32のネジ山34によって押し出されるように移動させられ、そして、洗浄カスWは、ネジ山34の断続部分Sから落下するように排出される。これによって、洗浄カスWの噛み込みを防止する。
また、洗浄カスWが噛み込んだ状態で、無理にノズルヘッダ31にノズルナット32を螺着させると、洗浄カスWの影響でノズルナット32がロックしてしまうが、前述した食器洗浄機1ではこのような事態を回避させることができる。よって、ノズルヘッダ31に対するノズルナット32の着脱を確実に行うことができる。また、洗浄カスWの噛み込みを低減させることができるので、衛生面でも有利である。
さらに、ノズルナット32の雄ネジ部32bのネジ山34の頂部34aとこのネジ山34が入り込むノズルヘッダ31の雌ネジ部31bのネジ溝42の底部42aとの間には、断続部分Sに連通する空隙部Rが設けられている。このような構成を採用すると、ノズルヘッダ31に対してノズルナット32を締め付けていく際に、ノズルヘッダ31やノズルナット32のネジ山34,41及びネジ溝35,42に洗浄カスWが付着していても、洗浄カスWを空隙部Rでも捕獲することができ、洗浄カスWを圧縮することによる噛み込みによって起こるノズルナット32のロックを確実に防止することができる。
図9に示されるように、ノズルナット32の各ネジ山34の長手方向の両端は、締め付け方向Aにおいて始端をなす第1の端面34bと、緩め方向Bにおいて始端をなす第2の端面34cと、からなり、第1及び第2の端面34b,34cは、傾斜面として形成され、第1の端面34bの第1の傾斜角αは、第2の端面34cの第2の傾斜角βより大きく、第1の傾斜角αは、70度〜80度であり、第2の傾斜角βは、30度〜40度である。
このような構成を採用すると、第1の端面34bによって、ノズルナット32の相手側をなすノズルヘッダ31のネジ溝42内に入り込んだ洗浄カスWをノズルナット32の締め付け時に移動させ易くして、断続部分Sから落下させ易くし、第2の端面34cによって、ノズルヘッダ31のネジ溝42内に入り込んでいる洗浄カスWの噛み込み抵抗を低減させることができる。ノズルナット32の相手側をなすノズルヘッダ31は、普段のメンテナンス時に取り外しが行われず、雌ネジ部31bを清掃し難いので、ネジ山41及びネジ溝42に洗浄カスWが付着している場合が多い。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、図10及び図11に示されるように、他のノズルナット50に形成されているネジ山51は、長短のネジ山51a,51bが交互に形成されると共に、鉛直軸線Lを中心とした巻回方向において、断続して形成されている。そして、長いネジ山51aと短いネジ山51bとの間に形成された断続部分Sは、鉛直方向で整列させられ、この断続部分Sは、平坦な面としてノズルナット50の外周面に周方向で4箇所形成されている。また、長短のネジ山51a,51bには、ノズルナット32と同様に、締め付け方向Aにおいて始端をなす第1の端面34bと、緩め方向Bにおいて始端をなす第2の端面34cと、が形成され、ネジ山51の断面形状もノズルナット32と同様である。
図12に示されるように、ノズルヘッダ60に形成されているネジ山61は、鉛直軸線Lを中心とした巻回方向において、断続して形成されている。そして、ネジ山61の断続部分S1は、鉛直方向で整列させられ、この断続部分S1は、ノズルヘッダ60の内周面に形成されている。また、このネジ山61には、ノズルナット32と同様に、締め付け方向Aにおいて始端をなす第1の端面(不図示)と、緩め方向Bにおいて始端をなす第2の端面(不図示)と、が形成され、ネジ山61の断面形状もノズルナット32と同様である。さらに、ノズルヘッダ60のネジ山61の頂部61aと、このネジ山61が入り込むノズルナット32Aのネジ溝35Aの底部35aとの間には、断続部分S1に連通する空隙部R1が設けられている。
食器洗浄機1にあって、ノズルナット32,32A,50の断続部分Sと、ノズルヘッダ60の断続部分S1とは、何れか一方を採用しても、両方採用してもよい。同様に、空隙部Rと空隙部R1とは、何れか一方を採用しても、両方採用してもよい。
食器洗浄機1における下側洗浄ノズル14にあっても、上側洗浄ノズル12と同様にノズルナットとノズルヘッダとで挟まれるようにして回動自在に洗浄室3内に配置されている。
1…食器洗浄機、12…洗浄ノズル、21…洗浄水流通管、31…ノズルヘッダ、32…ノズルナット、34,41…ネジ山、34a…ネジ山の頂部、34b…第1の端面、34c…第2の端面、35,42…ネジ溝、42a…ネジ溝の底部、L…鉛直軸線、S,S1…断続部分、R,R1…空隙部、A…締め付け方向、B…緩め方向、α…第1の傾斜角、β…第2の傾斜角、W…洗浄カス。

Claims (3)

  1. 洗浄水流通管の端部に設けられたノズルヘッダに対して洗浄ノズルが回転自在に取り付けられ、前記洗浄ノズルを回転自在に支持するノズルナットが前記ノズルヘッダに対して着脱自在に螺着されている食器洗浄機において、
    前記ノズルナット及び/又は前記ノズルヘッダに設けられたネジ山及びネジ溝は、鉛直軸線を中心とした巻回方向において、断続して形成され、前記ネジ山及び前記ネジ溝の断続部分は、鉛直方向で整列させられていることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記ネジ山の頂部とこのネジ山が入り込む相手側のネジ溝の底部との間には、前記断続部分に連通する空隙部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記各ネジ山の長手方向の両端は、締め付け方向において始端をなす第1の端面と、緩め方向において始端をなす第2の端面と、からなり、前記第1及び第2の端面は、傾斜面として形成され、前記第1の端面の第1の傾斜角は、前記第2の端面の第2の傾斜角より大きく、前記第1の端面の第1の傾斜角は、70度〜80度であり、前記第2の端面の第2の傾斜角は、30度〜40度であることを特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
JP2012132963A 2012-06-12 2012-06-12 食器洗浄機 Active JP5921965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012132963A JP5921965B2 (ja) 2012-06-12 2012-06-12 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012132963A JP5921965B2 (ja) 2012-06-12 2012-06-12 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013255645A true JP2013255645A (ja) 2013-12-26
JP5921965B2 JP5921965B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=49952629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012132963A Active JP5921965B2 (ja) 2012-06-12 2012-06-12 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5921965B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022258A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 横河電子機器株式会社 洗浄機
JP2016171922A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 ホシザキ株式会社 洗浄機
JP2019122810A (ja) * 2019-03-27 2019-07-25 株式会社中西製作所 洗浄機
US10743740B2 (en) 2018-07-19 2020-08-18 Whirlpool Corporation Dishwasher with spray system assembly

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11166614B2 (en) 2018-04-03 2021-11-09 Whirlpool Corporation Dishwasher with spray system assembly

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489024A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH06313418A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Toopura:Kk 塗装取りボルト
JP2003278729A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Aoyama Seisakusho Co Ltd 切欠付きねじ部品及びその製造方法
JP2008220497A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 食器洗浄機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489024A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH06313418A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Toopura:Kk 塗装取りボルト
JP2003278729A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Aoyama Seisakusho Co Ltd 切欠付きねじ部品及びその製造方法
JP2008220497A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 食器洗浄機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022258A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 横河電子機器株式会社 洗浄機
JP2016171922A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 ホシザキ株式会社 洗浄機
US10743740B2 (en) 2018-07-19 2020-08-18 Whirlpool Corporation Dishwasher with spray system assembly
US11311169B2 (en) 2018-07-19 2022-04-26 Whirlpool Corporation Dishwasher with spray system assembly
JP2019122810A (ja) * 2019-03-27 2019-07-25 株式会社中西製作所 洗浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5921965B2 (ja) 2016-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5921965B2 (ja) 食器洗浄機
CN206315567U (zh) 滤芯清洗机
CN106562749A (zh) 一种洗碗机自清洗系统及洗碗机
CN214484439U (zh) 洗碗机过滤系统和洗碗机
JP2015009011A (ja) 食器洗浄機用ノズル及び食器洗浄機
CN106378325A (zh) 一种无人机用清洗装置
CN108057682A (zh) 超声波清洗槽
CN210931254U (zh) 一种高效清洗消毒装置
CN110859566A (zh) 喷臂组件及具有其的洗涤电器
KR101264372B1 (ko) 식기세척기의 세척수 분사장치
KR20060064576A (ko) 업소용 식기세척기의 세척수 공급관 구조
CN107374542A (zh) 一种洗碗机
KR20110042429A (ko) 치아 세정기
KR101088313B1 (ko) 식기 세척기용 세척수 분사노즐
JP5275728B2 (ja) 食器洗浄機及び洗浄ノズル及び濯ぎノズルの取付方法
JP6564210B2 (ja) 洗浄機
CN219689372U (zh) 一种3-异色满酮废水过滤装置
CN201042279Y (zh) 一种可组合式的清洗器刷板构件及刷柄构件
JP2012036709A (ja) 吐水ヘッド
CN214913908U (zh) 一种pac加药装置过滤器自动清洗装置
CN220426123U (zh) 一种格栅冲洗装置
CN217772245U (zh) 用于辅助清洗拖把的甩水结构及拖把桶
JP2009279115A (ja) 食器洗い機
JPH10153470A (ja) 水位検知器
CN214229661U (zh) 一种牛肉加工用的清洗装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350