JP2013255587A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】クラウン部と、バック側、トウ側及びヒール側のサイド部とを繊維強化熱硬化性樹脂製とした中空ゴルフクラブヘッドにおいて、繊維強化樹脂製部分の製造が容易なゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】フェース部2、ソール部3、サイド部4、クラウン部5及びホゼル部6を有する中空のゴルフクラブヘッドを、金属製フェースプレート2Pと、BMC成形体よりなるBMC部分10と、プリプレグシートの積層成形品よりなるUD部分20とで構成されている。BMC部分10とUD部分20とは接着されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、中空ゴルフクラブヘッドに係り、特にクラウン部及びサイド部等を繊維強化樹脂製としたゴルフクラブヘッドに関するものである。
ドライバーやフェアウェーウッドなどのウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中空の金属製のものが広く用いられている。一般に、中空のウッド型のゴルフクラブヘッドは、ボールをヒットするためのフェース部と、ゴルフクラブヘッドの上面部を構成するクラウン部と、ゴルフクラブヘッドの底面部を構成するソール部と、ゴルフクラブヘッドのトウ側、バック側及びヒール側の側面部を構成するサイド部と、ホゼル部とを有している。このホゼル部にシャフトが挿入され、接着剤等によって固定される。なお、最近では、ユーティリティクラブと称されるゴルフクラブも多く市販されており、このユーティリティゴルフクラブの1種として、上記ウッド型ゴルフクラブヘッドに類似した(即ち、フェース部、ソール部、サイド部及びクラウン部並びにホゼル部を有した)中空ヘッドを有するゴルフクラブも各種市販されている。
この中空ゴルフクラブヘッドを構成する金属としては、アルミニウム合金、ステンレスやチタン合金が用いられているが、近年は特にチタン合金が広く用いられている。
中空ゴルフクラブヘッドの体積を大きくすることにより、スイートスポットを拡大することが可能となる。体積を大きくすることに伴うゴルフクラブヘッドの重量増加を防ぐために、ゴルフクラブヘッドの構成材として、上記金属よりもさらに比重が小さい繊維強化樹脂を採用することが考えられている。この場合、ボールをヒットするフェース面は、強度を確保するために金属製とする必要があるので、フェース部以外の部分を繊維強化樹脂製とすることになる。
特開2003−339920には、フェース部を金属製とし、その他を炭素繊維強化熱硬化性樹脂製としたゴルフクラブヘッドが記載されている。
特開2003−339920
上記特許文献1のゴルフクラブヘッドの繊維強化樹脂製部分は、プリプレグシートを積層して成形したものとなっている。このようにプリプレグを積層する作業は手間がかかり、ゴルフクラブヘッドがコスト高となる。
本発明は、フェース部以外の主要部を繊維強化熱硬化性樹脂製とした中空ゴルフクラブヘッドにおいて、繊維強化樹脂製部分の製造が容易なゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部に金属製のフェースプレートが設けられており、該フェース部に後続する部分がBMC成形体よりなり、クラウン部の後部がプリプレグシートの積層成形品よりなるものである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、繊維強化樹脂製部分の主要部がBMC成形体よりなるため、製造が容易である。
本発明のゴルフクラブヘッドは、クラウン部の後部がプリプレグシートの積層成形品よりなるため、ボールヒット時にクラウン部が撓み易く、ボールの打ち出し角が高くなる。
BMC成形体の繊維の平均長さを35〜80mmとすることにより、BMC成形体の強度が高くなる。
実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール側の側面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの底面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのトウ側の側面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール側の斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのBMC部分の正面図である。 図1のVIII−VIII線拡大断面図である。 フェースプレートの背面側からの斜視図である。
以下、図1〜9を参照して実施の形態について説明する。
このゴルフクラブヘッド1は、図1〜4の通り、フェース部2、ソール部3、サイド部4、クラウン部5及びホゼル部6を有した中空ゴルフクラブヘッドである。
フェース部2はボールをヒットする面であり、図示はしないが溝(スコアライン)が設けられている。フェース部2は、周縁部を除き、チタンなどの金属よりなるフェースプレート2Pによって構成されている。
ソール部3はゴルフクラブヘッドの底面部を構成し、サイド部4はトウ側及びヒール側並びにバック(後面)側の側面部を構成している。クラウン部5はゴルフクラブヘッドの上面部を構成している。ホゼル部6には、シャフトが差し込まれ、接着剤により該シャフトが固着される。
このゴルフクラブヘッド1のフェース部2に後続する部分は、BMC成形体よりなるBMC部分10と、炭素繊維等の補強繊維を含むプリプレグによって成形され、補強繊維が配向しているUD(Uni Direction)部分20で構成されている。
BMC部分10は、図6,7の通り、フェースフレーム部12と、BMCソール部13と、BMCサイド部(トウ)14と、BMCクラウン部15と、BMCサイド部(ヒール)16と、BMCサイド部(バック)17と、ホゼル部6とを有する。
フェースフレーム部12は、フェースプレート2Pを取り囲む枠状であり、該フェースフレーム部12の内側は開口12a(図7)となっている。フェースフレーム部12の内周縁12bの前面側には、内周縁部から若干離隔した位置に溝12cが設けられている。溝12cは、開口12aのほぼ全周にわたって設けられているが、ホゼル部6付近では設けられていない。
フェースプレート2Pの背面の周縁には、図9の通り、ホゼル部6の近傍を除いて凸条2fが設けられている。この凸条2fを溝12cに係合させながら、フェースプレート2Pの周縁部がフェースフレーム部12の縁部12bに接着により固着されている。
図8の通り、フェースプレート2Pは、その中央部が厚く、周縁部が薄い構成となっている。
クラウン部5の前縁部を構成するBMCクラウン部15は、BMCサイド部(トウ)14及びBMCサイド部(ヒール)16とに連なっている。BMCサイド部(トウ)14及びBMCサイド部(ヒール)16並びにBMCサイド部(バック)17はそれぞれBMCソール部13に連なっている。該BMCクラウン部15、BMCサイド部14,16及びBMCソール部13はフェースフレーム部12に連なっている。
BMCクラウン部15の後縁側は、前縁側15cよりも厚さが小さい薄肉部15aとなっている。該薄肉部15aの前縁は、BMCクラウン部15の上面から立ち下がる段差面となっている。
BMCソール部13の前部と後部にそれぞれ浅い凹部が形成されている。前側の凹部に純チタン又はチタン合金よりなるソールプレート31が接着により設けられている。このソールプレート31は、ソール部3が芝や練習マットなどと擦れたときの傷付きを防止するためのものである。後側の凹部には、タングステン、タングステン合金、ステンレスなどよりなるウェイト材32が接着により設けられている。ソールプレート31とウェイト材32とは若干離隔しており、両者の間にBMC部分10が介在している。
図6の通り、BMCサイド部(トウ)14、BMCサイド部(ヒール)16、BMCバック部17の上縁は、それぞれ肉薄部14a,16a,17aとなっており、各肉薄部14a,16a,17aの下辺部には外面から立ち下がる段差部が形成されている。
BMC部分10は、平均長さ35〜80mm特に40〜60mmの炭素繊維等の補強繊維を含有したBMCを金型を用いて成形した繊維強化合成樹脂よりなるものであり、その平均厚さは0.8〜3.0mm特に1.0〜1.5mmであることが好ましい。合成樹脂としてはエポキシなどが好適である。
UD部分20は、FRPクラウン部20kと、FRPサイド部(トウ)20tと、FRPサイド部(ヒール)20hと、FRPサイド部(バック)20bとを有している。このUD部分20は、炭素繊維の長繊維等の補強繊維を一方向に配向させたUDプリプレグシートを複数層積層し、金型によって加圧加熱して成形した積層成形品である。プリプレグシートを積層するに際しては、補強繊維が直交方向や斜め45°方向など交差方向に配向されるように積層する。
このUD部分20とBMC部分10とを係合させ、接着剤によって接着すると共に、フェースプレート2Pを接着し、その後、必要に応じ研磨や塗装などの仕上処理を施すことにより、ゴルフクラブヘッド1が構成される。なお、フェースプレート2Pは、予めBMC部分10に接着しておいてもよい。
UD部分20とBMC部分10とを係合させる場合、UD部分20の下縁内面をBMC部分10の肉薄部14a,15a,16a,17aに重ねる。UD部分20の周縁とBMC部分10の段差部との間に生じる隙間に接着剤やパテ(図示略)を充填する。
このゴルフクラブヘッド1においては、BMC部分10がBMC成形体よりなるため、形状が複雑であっても、その成形が容易である。また、BMCを成形する場合、マトリックス樹脂と補強繊維とが一体となって流動するので、金型の厚肉部分の成形用キャビティから薄肉部分の成形用キャビティへBMC材料が流れても材料分離せず、薄肉部と厚肉部とで補強繊維含有率に差異がなく、薄肉部の強度が保たれる。
この実施の形態では、クラウン部5の後部がUD部分20となっており、ボールヒット時に撓み易いので、ボールの打ち出し角が大きくなる。
このゴルフクラブヘッド1では、ホゼル部6及びその近傍もBMC製であり、金属部材はフェースプレート2Pとソールプレート31及びウェイト材32のみとなっている。ソール部のソールプレート31は、擦過傷を防ぐためのものであり、0.4〜1.2mm程度の薄いもので足りる。そのため、ゴルフクラブヘッドを軽量化することができる。また、ゴルフクラブヘッド重量に占めるウェイト材32の割合を多くし、重心深度を深くしたり、重心高さを低くしたりすることができる。
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
2P フェースプレート
2f 凸条
3 ソール部
4 サイド部
5 クラウン部
6 ホゼル部
10 BMC部分
12 フェースフレーム部
13 BMCソール部
14,16,17 BMCサイド部
15 BMCクラウン部
14a,15a,16a,17a 薄肉部
20 UD部分
31 ソールプレート
32 ウェイト材

Claims (3)

  1. フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部に金属製のフェースプレートが設けられており、該フェース部に後続する部分がBMC成形体よりなり、クラウン部の後部がプリプレグシートの積層成形品よりなることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1において、前記BMC成形体の繊維の平均長さが35〜80mmであることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項1又は2において、フェース部の背面の周縁部に、ホゼル部を除いて凸条が設けられており、BMC成形体の前面に設けられた溝に該凸条が係合していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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