JP2013255644A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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博 高橋
Yasunori Imamoto
泰範 今本
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Abstract

【課題】クラウン部と、バック側、トウ側及びヒール側のサイド部とを繊維強化熱硬化性樹脂製とした中空ゴルフクラブヘッドにおいて、繊維強化樹脂製部分の製造が容易なゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】フェース部2、ソール部3、サイド部4、クラウン部5及びホゼル部6を有する中空のゴルフクラブヘッドを、金属製部分10とBMC成形体よりなる繊維強化樹脂製部分20とを結合して構成する。繊維強化樹脂製部分のクラウン部21の前端面に溝21aが設けられ、金属クラウン部15の薄肉部15aが溝21aに差し込まれて接着されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、中空ゴルフクラブヘッドに係り、特に金属製部分と繊維強化樹脂製部分とを複合させたゴルフクラブヘッドに関するものである。
ドライバーやフェアウェーウッドなどのウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中空の金属製のものが広く用いられている。一般に、中空のウッド型のゴルフクラブヘッドは、ボールをヒットするためのフェース部と、ゴルフクラブヘッドの上面部を構成するクラウン部と、ゴルフクラブヘッドの底面部を構成するソール部と、ゴルフクラブヘッドのトウ側、バック側及びヒール側の側面部を構成するサイド部と、ホゼル部とを有している。このホゼル部にシャフトが挿入され、接着剤等によって固定される。なお、最近では、ユーティリティクラブと称されるゴルフクラブも多く市販されており、このユーティリティゴルフクラブの1種として、上記ウッド型ゴルフクラブヘッドに類似した(即ち、フェース部、ソール部、サイド部及びクラウン部並びにホゼル部を有した)中空ヘッドを有するゴルフクラブも各種市販されている。
この中空ゴルフクラブヘッドを構成する金属としては、アルミニウム合金、ステンレスやチタン合金が用いられているが、近年は特にチタン合金が広く用いられている。
中空ゴルフクラブヘッドの体積を大きくすることにより、スイートスポットを拡大することが可能となる。体積を大きくすることに伴うゴルフクラブヘッドの重量増加を防ぐために、ゴルフクラブヘッドの構成材として、上記金属よりもさらに比重が小さい繊維強化樹脂を採用することが考えられている。この場合、ボールをヒットするフェース面は、強度を確保するために金属製とする必要があるので、フェース部以外の部分を繊維強化樹脂製とすることになる。
特開2003−339920には、フェース部を金属製とし、その他を炭素繊維強化熱硬化性樹脂製としたゴルフクラブヘッドが記載されている。
特開2006−130065には、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、該クラウン部の主要部が繊維強化樹脂製であり、少なくともフェース部と、該フェース部に連なる、クラウン部の前縁部と、ソール部の少なくともトウ・ヒール方向の中央部とが金属製であり、ロフト角が14〜25°であり、ヘッド体積が100〜220ccであり、該繊維強化樹脂製部分の重量がゴルフクラブヘッドの重量の6〜20%であるゴルフクラブヘッドが記載されている。
特開2003−339920 特開2006−130065
上記特許文献1,2のゴルフクラブヘッドの繊維強化樹脂製部分は、プリプレグシートを積層して成形したものとなっている。このようにプリプレグを積層する作業は手間がかかり、ゴルフクラブヘッドがコスト高となる。
本発明は、クラウン部と、バック側、トウ側及びヒール側のサイド部とを繊維強化熱硬化性樹脂製とした中空ゴルフクラブヘッドにおいて、繊維強化樹脂製部分の製造が容易なゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドであって、該クラウン部の主要部が繊維強化樹脂製であり、少なくともフェース部と、該フェース部に連なる、クラウン部の前縁部と、ソール部の少なくともトウ・ヒール方向の中央部とが金属製であるゴルフクラブヘッドにおいて、該繊維強化樹脂製部分がBMC成形体よりなるものである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、繊維強化樹脂製部分がBMC成形体よりなるため、製造が容易である。
このBMC成形体の繊維の平均長さを35〜80mmとすることにより、BMC成形体の強度が高くなる。
特に、BMC成形体に厚さが部分的に大きい厚肉部が存在する場合であっても、厚肉部の繊維含有率が他の部分の繊維含有率と差異がなく、厚肉部の強度が高い。
実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール側の側面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの底面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのトウ側の側面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール側の斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの金属製部分の斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのトウ側部分の分解斜視図である。 図6のIX−IX線断面図である。 図1のX−X線断面図である。 図10のXI部分の拡大図である。 図10のXII−XII線断面図である。
以下、図1〜12を参照して実施の形態について説明する。
このゴルフクラブヘッド1は、図1〜4の通り、フェース部2、ソール部3、サイド部4、クラウン部5及びホゼル部6を有した中空ゴルフクラブヘッドである。
フェース部2はボールをヒットする面であり、図示はしないが溝(スコアライン)が設けられている。ソール部3はゴルフクラブヘッドの底面部を構成し、サイド部4はトウ側及びヒール側並びにバック(後面)側の側面部を構成している。クラウン部5はゴルフクラブヘッドの上面部を構成している。ホゼル部6には、シャフトが差し込まれ、接着剤により該シャフトが固着される。
このゴルフクラブヘッド1はチタン合金などよりなる金属製部分10と、BMC成形体よりなる繊維強化樹脂製部分20とからなる。
金属製部分10は、図6,7の通り、フェース部2と、金属ソール部13と、金属サイド部(トウ)14と、金属クラウン部15と、金属サイド部(ヒール)16と、ホゼル部6とを有する。
クラウン部5の前縁部を構成する金属クラウン部15は、金属サイド部(トウ)14及び金属サイド部(ヒール)16とに連なっている。金属サイド部(トウ)14及び金属サイド部(ヒール)16はそれぞれ金属ソール部13に連なっている。該金属クラウン部15、金属サイド部14,16及び金属ソール部13はフェース部2に連なっている。
金属クラウン部15の後縁側は、前縁側15cよりも厚さが小さい薄肉部15aとなっている。厚肉の前縁側15cと該薄肉部15aとの境界は、金属クラウン部15の上面から立ち下がる段差面15bとなっている。
金属ソール部13の前部は、ゴルフクラブヘッドのトウ側からヒール側にまで跨る全幅状となっている。この金属ソール部13は、該前部から後方に向って徐々に細幅となっている。金属ソール部13の後部は、ゴルフクラブヘッドのトウ・ヒール方向の中央部に配置されている。
図7の通り、金属サイド部(トウ)14及び金属サイド部(ヒール)16には、それぞれ、後方に延出する2個の凸形部14a,14b及び16a,16bが設けられており、該金属サイド部14,16の後縁は前後に蛇行しながら延在している。凸形部14a,14b,16a,16bの先端は丸みをおびていてもよい。
金属部分10は、一体に鋳造されている。なお、フェース部2を鍛造又はプレス成形により形成されたフェースプレートにより構成し、金属製部分10のその他の部分を鋳造により製造し、(この鋳造品は、フェース部が開口となっている。)この開口にフェースプレートを嵌合し、カシメ、溶接などにより固着しても良い。
フェース部2は、その中央部が厚く、周縁部が薄い構成となっている。
繊維強化樹脂製部分20は、このゴルフクラブヘッド1の外面のその他の部分を構成している。即ち、繊維強化樹脂製部分20は、クラウン部5の略全体と、サイド部4の後半部と、ソール部3の金属ソール部13以外の部分を構成する大きさを有している。
繊維強化樹脂製部分20は、平均長さ35〜80mm特に40〜60mmの炭素繊維等の補強繊維を含有したBMCを金型を用いて成形した繊維強化合成樹脂(FRP)よりなるものであり、その平均厚さは0.8〜3.0mm特に1.0〜1.5mmであることが好ましい。合成樹脂としてはエポキシなどが好適である。
繊維強化樹脂製部分20は、FRPクラウン部21と、FRPサイド部(トウ)22と、FRPサイド部(ヒール)23と、FRPサイド部(バック)24と、FRPソール部25とを有している。このFRPソール部25は、金属ソール部13の周縁に沿うように底面視形状が略U字状である。
FRPサイド部(トウ)22及びFRPサイド部(ヒール)23の前縁側は、薄肉部22a,23aとなっている。この薄肉部22a,23aと、それらよりも後方の厚肉部22c,23cとの境界部は、繊維強化樹脂製部分20の外面から立ち下がる段差面22b,23bとなっている。各段差面22b,23bは、前後に蛇行しながら延在している。段差面22b,23bの蛇行形状は、金属サイド部(トウ)14及び金属サイド部(ヒール)16の蛇行形状と合致している。
図6,9,10に明示の通り、FRPクラウン部21の前縁部には、前端面から凹設されたスリット状の溝21aが設けられている。
図6の通り、FRPサイド部(ヒール)23の後部には、凹部27が設けられ、ウェイト材30(図3,5,6)が接着されている。
FRPサイド部(トウ)22の後部には、浅い凹部28(図9,10)が設けられており、この凹部28に銘板31(図3)が接着剤、両面テープなどにより取り付けられている。凹部27,28の形状は、図9に示すように、金型を抜き易いように抜き方向が滑らかとなっていることが好ましい。
この繊維強化樹脂製部分20と金属製部分10とを係合させ、接着剤によって接着し、その後、必要に応じ研磨や塗装などの仕上処理を施すことにより、ゴルフクラブヘッド1が構成される。
繊維強化樹脂製部分20と金属製部分10とを係合させる場合、金属クラウン部15の薄肉部15aの上下両面に接着剤を塗布し、繊維強化樹脂製部分20の溝21aに差し込み、上片21b及び下片21cを薄肉部15aに接着させる。FRPクラウン部21の溝21aよりも上側の上片21bの先端と金属クラウン部15の段差面15bとの間に生じる隙間を接着剤又はパテ20t(図11)で埋めてある。この接着剤又はパテ20tは金属クラウン部15及びFRPクラウン部21の上面よりも凹んでいるが、面一状とされてもよい。
FRPサイド部22,23にあっては、それらの薄肉部22a,23aを金属サイド部14,16の内面に重ね合わせて接着する。この際、図12の通り、段差面22b、23bと金属サイド部14,16の後縁との間に生じる隙間を接着剤又はパテ20tで埋める。
FRPソール部25は、金属ソール部13の周縁部の上面に重ね合わせて接着する。
このゴルフクラブヘッド1においては、繊維強化樹脂製部分20がBMC成形体よりなるため、繊維強化樹脂製部分20の成形が容易である。また、BMCを成形する場合、マトリックス樹脂と補強繊維とが一体となって流動するので、金型の厚肉部成形用キャビティから薄肉部成形用キャビティへBMC材料が流れても材料分離せず、薄肉部と厚肉部とで補強繊維含有率に差異がなく、薄肉部の強度が保たれる。
この実施の形態では、繊維強化樹脂製部分20のFRPクラウン部21の前縁の溝21aに金属クラウン部15の薄肉部15aが差し込まれているので、金属クラウン部15とFRPクラウン部21との結合が強固である。ボールヒット時にクラウン部が上方へ膨出するように撓んでも、下片21cが薄肉部15aの下面側に重なっているので、金属クラウン部15とFRPクラウン部21との結合強度の低下が防止される。
また、この実施の形態では、図11のように、ソール側の繊維強化樹脂製部分20と金属製部分10との継目部分にあっては、繊維強化樹脂製部分20の端縁が金属製部分10よりも若干ヘッド内部側に退いている。そのため、該継目部分が他部材や地面などと擦れたときに繊維強化樹脂製部分20の端縁に剥離力が作用せず、ゴルフクラブヘッド1の耐久性が良好となる。
なお、本発明では、繊維強化樹脂製部分20を、クラウン部とソール部とを別個に製造し、接着剤で接着して構成してもよい。この接着強度を高めるために、図9のように、両者の突き合わせ面の肉厚を少し厚くすることが好ましい。
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
3 ソール部
4 サイド部
5 クラウン部
6 ホゼル部
10 金属製部分
13 金属ソール部
14,16 金属サイド部
15 金属クラウン部
15a 薄肉部
20 繊維強化樹脂製部分
21 FPRクラウン部
21a 溝
22,23,24 FPRサイド部
25 FPRソール部
27 開口
28 凹部
30 ウェイト材
31 銘板

Claims (3)

  1. フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドであって、
    該クラウン部の主要部が繊維強化樹脂製であり、
    少なくともフェース部と、該フェース部に連なる、クラウン部の前縁部と、ソール部の少なくともトウ・ヒール方向の中央部とが金属製であるゴルフクラブヘッドにおいて、
    該繊維強化樹脂製部分がBMC成形体よりなることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1において、前記BMC成形体の繊維の平均長さが35〜80mmであることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項1又は2において、前記BMC成形体は厚さが部分的に大きい厚肉部を有していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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