JP2013255094A - アンテナ給電装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 小型であってアンテナの給電端子と基板の給電端子との接続状態を確実に維持できるアンテナへの給電装置を提供する
【解決手段】 基板30と、基板30に接続される信号ケーブル50と、基板30を収納するケース40と、ケース40にかぶせるカバー60とを具備するアンテナ給電装置10である。該ケース40は、基板30を固定するための基板固定爪41と、カバー60を嵌合するためのケース嵌合爪42とを有する。ケース40に基板30を装着する工程において、基板固定爪41は外側に撓んで基板30を受け入れ、基板30を装着した後、基板固定爪41により基板30を固定することができる。さらに、ケース40にカバー60をかぶせたとき、基板30の側部とカバー60の内側面とにより基板固定爪41が固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明はアンテナ給電装置に関し、特に、小型であってアンテナの給電端子と基板の給電端子との接続状態を確実に維持できるアンテナへの給電装置に関する。
従来から、アンテナ給電装置として、フレキシブルアンテナとピックアップアンプ筐体とを個別にし、フレキシブルアンテナを例えば自動車のフロントガラスに貼り付けた後、筐体を貼り付ける構造としたものと、フレキシブルアンテナの給電部をピックアップに挟み込むことでフレキシブルアンテナとピックアップとを一体化したものとが存在する。ここでは、従来技術を示す特許文献として、フレキシブルアンテナとピックアップとを一体化したものを例示する。
例えば、特許文献1の装置は、フレキシブルアンテナ部と絶縁性の筐体とからなる車搭載用アンテナ装置である。筐体内には回路基板が備えられている。回路基板は導電性突起を有し、筐体の内部でこの導電性突起をフレキシブルアンテナの給電部に圧接させる構成となっている。
また、特許文献2の装置は、フレキシブルアンテナ部と、このフレキシブルアンテナ部と信号ケーブルとを結合する結合装置とを備えた車載用アンテナ装置である。ここで、結合装置は、トップケースとボトムケースとからなる筐体と、筐体内に収納された回路基板とからなる。回路基板は電気的かつ機械的に接続された弾性端子を具備する。ボトムケースは、基板前端位置決め突起と一対の回路基板保持部とを有する。基板前端位置決め突起は、一対のリブとを有し、一対のリブ によって、弾性端子を給電端子に圧接させた状態で、信号ケーブルの一端部を圧入して保持する。また、一対の回路基板保持部の外壁には外方向へ突出する係合突起が設けられている。係合突起は、ボトムケースにトップケースを取り付ける際にトップケースの内壁に形成される係合凹部と係合する。これにより、トップケースがボトムケースから外れるのを防止している。
特開2007−74226号公報 特開2009−33460号公報
フレキシブルアンテナへの給電装置は、自動車のフロントガラスに装着される場合があるため、極力目立たぬようすることが求められる。そのため、フレキシブルアンテナは透明樹脂フィルム上に導電パターンを形成することで目立たぬよう作られている。また、基板を収納するケース及びカバーからなる給電装置は、目立たぬようできるだけ小型化する必要がある。ここで、基板については、基板上に実装される素子や回路パターンの制約からその大きさが決まる。したがって、基板の大きさが与えられたとき、基板、フレキシブルアンテナ、通信ケーブルを収納する給電装置をいかに小さくするかが課題となる。
しかし、特許文献1の装置では、回路基板に設けられた導電性突起とフレキシブルアンテナの給電部にある給電端子との接触圧を高めるために、筐体底部にクッション部材が設けられているので、筐体にはクッション部材を設けるための空間が必要となり、その分だけ筐体を大きくしなければならない。という問題がある
また、特許文献2の装置では、ボトムケースの回路基板保持部の外壁に、トップケースを取り付けるための係合突起が設けられているので、その分ボトムケースの寸法が大きくなる。また、外壁に係合突起に係止するときにトップケースが外側に広がるので、トップケースの側面が破損しやすい。という問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、基板を収納するケース及びカバーからなる給電装置を小型化し、かつ、振動等の外乱があってもフレキシブルアンテナの給電端子と基板の給電端子との接続状態を確実に維持できるアンテナ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るアンテナ給電装置は、基板と、基板に接続される信号ケーブルと、前記基板を収納するケースと、前記ケースにかぶせるカバーと、を具備するアンテナ給電装置であって、前記基板は、信号ケーブルに接続されると共に、フレキシブルアンテナと導通する給電部を有し、前記ケースは、前記基板を固定するための基板固定爪と、カバーを嵌合するためのケース嵌合爪とを有し、前記カバーは、前記ケース嵌合爪と嵌合するカバー嵌合爪とを有し、前記ケースに前記基板を装着する工程において、前記基板固定爪は外側に撓んで前記基板を受け入れ、前記基板を装着した後、前記基板固定爪により前記基板を固定することができ、さらに、前記ケースに前記カバーをかぶせたとき、前記基板の側部と前記カバーの内側面とにより該基板固定爪が固定されることを特徴とする。
ここで、前記ケースは、前記ケースに前記基板を装着する工程において前記基板がケース底面に接触することを防止するための、ストッパーをさらに具備することもできる。
また、前記フレキシブルアンテナの給電部と前記基板とを前記ケースに収納したとき前記ケース嵌合爪の上辺は前記基板の下面より低い位置になるようにし、さらに、前記カバー嵌合爪と嵌合させるとき、前記ケース嵌合爪は、前記ケースの内側に撓むようにすることもできる。
ここで、フレキシブルアンテナは、フィルムアンテナのみならず、ガラスに印刷または貼り付けしたアンテナ、あわせガラスに埋め込まれたアンテナ、樹脂等のルーフに配設されたアンテナも含む。
本発明に係るアンテナ給電装置によれば、ケースに前記基板を装着する工程において、前記基板固定爪は外側に撓んで前記基板を受け入れ、前記基板を装着した後、前記基板固定爪により前記基板を固定することができ、さらに、前記ケースに前記カバーをかぶせたとき、前記基板の側部と前記カバーの内側面とにより該基板固定爪が固定されるので、回路基板からフレキシブルアンテナへの給電を確実にするためにクッション部材を設ける必要がなく、装置を小型化することが可能となる。
また、ケースを小さくしても、基板を装着するスペースは従来と変わらないため、相対的に、基板を装着するスペースを広くすることができる。
さらに、ケースにストッパーを具備することにより、ケースに前記基板を装着する工程において前記基板上の部品がケース底面に接触し、つぶされてしまうことを防止することができる。
また、ケース嵌合爪を基板の下面より低い位置におき、カバー嵌合爪と嵌合させるとき、ケース嵌合爪をケースの内側に撓むようにすることにより、カバーが外側に拡がることなくカバーとケースとを嵌合させることができる。これにより、カバーの側面の破損を防止することができると共に、装置を小型化することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置の分解斜視図である。 図1のアンテナ給電装置のケース部分を抜き出した斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置の基板固定用爪の動作を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置のケース嵌合爪の動作を説明するための断面図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置10の分解斜視図である。本発明の第1の実施の形態では、フィルムアンテナ20はケース40の内側に収納される。
図1に示すとおり、第1の実施の形態に係るアンテナ給電装置10は、ケース40と基板30とカバー60とで構成され、ケース40の中にフィルムアンテナ20の給電部21が収納されている。
図2に示すとおり、ケース40の長方形の底面の4隅のうち3つの隅に基板固定爪41とケース嵌合爪42が設けられ、1つの隅に同軸ケーブル用開口部45が設けられている。また、底面の中央部にはフィルムアンテナ20の給電部21の位置決め用突部46が設けられている。さらに、ケース40に基板30を装着する工程において、ケース底面に基板が接触しないためのストッパー43がケース40底面の端部に設けられている。基板固定爪41は、ケース40の底面の長方形の角部の長辺側に底面と垂直に、そして、固定爪41の爪が、ケース40底面の短辺と平行方向にケースの内側に向くよう取り付けられている。すなわち、3つある固定爪41の内の2つは、爪がお互いに向き合っており、残りの1つは同軸ケーブル用開口部45に向いている。固定爪41は合成樹脂等の可撓性のある素材でできている。すなわち、固定爪41の頂部は内側に傾斜がつけられ、ケース40に基板30を装着する工程において、基板30を固定爪41の間に押し付けたとき、固定爪41は外側に撓んで基板30を収納することができる。その後、ケース40にカバー60をかぶせると、固定爪41は基板30の端部とカバー60の内側面にはさまれ固定されるようになっている。
ケース嵌合爪42は、門型形状をしておりケース40の底面の長方形の角部の短辺側に底面と垂直に、そして、門の通り抜け方向がケース40底面の長辺と平行な方向になるよう設置されている。すなわち、3つある嵌合爪42の内の2つは、ケース40の長方形状の底面の短辺と平行な中心線に対して対称な位置に設けられている。残りの1つは、同軸ケーブル用開口部45と干渉しない位置に設けられている。嵌合爪42は合成樹脂等の可撓性のある素材でできている。すなわち、ケース40にカバーをかぶせたとき、カバー60の側面に設けられたカバー嵌合爪61により、ケース嵌合爪42は内側に撓んでカバー嵌合爪61が門型形状の開口部に入ることによりカバー嵌合爪61とケース嵌合爪42とが嵌合するようになっている。
ストッパー43a、43b、43cは、ケース40の底面の長辺に沿って底面と垂直に取り付けられている。このストッパー43a、43b、43cは、基板30を装着したとき又は装着する工程において、基板30(給電端子31を除く)がケース40の底面に接触しないように設けられるものである。ここで、同軸ケーブル用開口部45と反対側の長辺はフィルムアンテナ20のアンテナ素子部22が通り抜けるスペースを必要とする。したがって、この長辺に沿って取り付けるストッパー43a、43bは、長辺中央部にスペースを隔てて2つ設けられる。これらのストッパー43a、43b、43cの高さは、基板固定爪41の爪下端の高さより基板30の厚み分だけ低く、ケース40に基板30を装着したとき、ストッパー43a、43b、43cと基板固定爪41によって基板30が挟まれるようになっている(図4参照)。
基板30には、増幅回路等が形成されており、給電部21を介してフィルムアンテナ20に給電するための給電端子31と、信号ケーブルと接続するための接続端子(不図示)とが設けられている。該接続端子には信号ケーブルとして同軸ケーブルの一方の端が半田付けされている。同軸ケーブル他端にはコネクタが設けられコネクタを介してチューナ等に接続される。給電端子31はパンタグラフ形状となっており、フィルムアンテナ20の給電部21に基板30が押し付けられたとき、圧縮されたパンタグラフの伸張しようとする力により、給電端子31がフィルムアンテナ20の給電部21に所定の圧力で押し付けられ、基板30とフィルムアンテナ20とを電気的に接続する。
フィルムアンテナ20は、アンテナ給電部21とアンテナ素子部22とアンテナグランド部23とからなる。アンテナ給電部21にはグランド側給電端子24とホット側給電端子25とが設けられている。フィルムアンテナ20の給電部21に基板30が押し付けられたとき、基板30に設けられたパンタグラフ形状の給電端子31の押圧力により、これらの給電端子24、25は基板30に設けられた給電端子31と電気的に接続される。アンテナ素子部22には、ホット側給電端子25と電気的に接続する導体パターンが形成されている。また、アンテナグランド部23には、グランド側給電端子24と電気的に接続する導体パターンが形成されている。
カバー60には、カバー嵌合爪61と同軸ケーブル用開口62とが設けられている。カバー嵌合爪61はカバー60側面内側の、ケース嵌合爪42に対応する位置に設けられている。
次に、基板固定爪41の作用について図4を参照して説明する。
図4において、(a)は基板30をケース40に装着している途中の状態を示す。(b)は基板30をケース40に装着した後、カバー60をかぶせている途中の状態を示す。(c)はカバー60をケース40にかぶせた後の状態を示す。
(a)に示すように、基板30をケース40に装着している途中は、基板固定爪41は基板30を収容するために外側に撓んでいる。(b)に示すように、基板30の収容が完了すると、基板固定爪41の撓みは元に戻る。一方、パンタグラフ形状の給電端子31が基板30に設けられているので、給電端子31の伸張による上方向へ押し上げる力が基板30に働くが、基板固定爪41により基板30の動きが抑えられる。さらに、ケース40の底面に設けられたストッパー43により、基板30の下方向への動きが封じられ、結果的に基板30はストッパー43と基板固定爪41とに挟まれ固定される。その後、(c)に示すとおり、嵌合カバー60をケース40にかぶせ、後述するようにカバー嵌合爪61とケース嵌合爪42とを嵌合させる。これにより、基板固定爪41はケース40の内側面と基板30の側部に挟まれ固定される。
このように、基板30が基板固定爪41により押し付けられるので、フィルムアンテナ20の給電部21に給電端子31を押し付けるためクッション部材を、アンテナ給電装置10内に設置する必要がない。したがって、そのためのスペースが必要でなくなるため、アンテナ給電装置10を小さくすることができる。また、基板30が基板固定爪41及びストッパー43とにより固定されるので基板30に設けられたパンタグラフ形状の給電端子31が振動により伸縮することがなくなる。したがって、フィルムアンテナ給電部21の給電端子24,25と基板30上の給電端子31との信頼性の高い電気的接続が得られる。
次に、ケース嵌合爪42とカバー嵌合爪61の作用について図5を参照して説明する。
図5において、(a)と(b)は、カバー60をかぶせている途中の状態を示す。(c)はカバー60をケース40にかぶせた後の状態を示す。
(a)に示すように、カバー60に設けられたカバー嵌合爪61は、ケース40に設けられたケース嵌合爪42に対応する位置に設けられている。ここで、カバー60をケース40に押し込んでゆくと、(b)に示すように、ケース嵌合爪42はカバー嵌合爪61により内側に撓む。さらにカバー60を押し込んでゆくと、カバー嵌合爪61が門型のケース嵌合爪42の開口部に到達し、ケース嵌合爪42を内側に撓める力が解放されるのでケース嵌合爪42撓みは元に戻り、カバー嵌合爪61とケース嵌合爪42とが嵌合する。
このように、ケース嵌合爪42を内側に撓めることによりカバー60とケース40とを嵌合させるので、嵌合時にケース40が外側に広がることがない。したがって、ケース40の側面が破損する恐れがなくなる。また、ケース嵌合爪42の高さをストッパー43の高さより低くしているので、ケース嵌合爪42の高さは基板30の下面より低くなる。したがって、ケース嵌合爪42を可能な限り基板30に近づけて、あるいは、ケース嵌合爪42の一部又は全部が基板30の内側に入り込む位置に設置することができるので、アンテナ給電装置10を小さくすることができる。
なお、本実施の形態において、基板30に設けられた給電端子31はパンタグラフ形状のものを採用したが、このような形状に限定されるものではない。他の弾力性有する材質・形状をもつ給電端子を用いてもよい。さらに、給電端子31は弾力性のない非接触端子とすることもできる。弾力性のない非接触端子を用いる場合は、給電端子31の弾性力による基板30を上方向へ押し上げる力が働かないが、基板30は基板固定爪41とストッパー43とにより固定される。
さらに、本実施の形態において、基板固定爪41の数は3個としたが、3個に限定されない。例えば、ケースの一方の側にスライドガイド等を設け、その反対側に基板固定爪を1個だけ設け、基板を固定することも可能である。
また、本実施の形態において、ケース嵌合爪42は門型形状としたが、このような形状に限定されるものではない。カバー嵌合爪61と嵌合可能な形状であればどのような形状でもかまわない。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態では、フレキシブルアンテナはケース40の外側に設置される。
本発明の第2の実施の形態において、アンテナ給電装置の特徴的部分、すなわち、ケース40に設けられた基板固定爪41及びケース嵌合爪42の構造・作用・効果については本発明の第1の実施の形態と同じなので、省略し、第1の実施の形態と異なる点について説明する。
第1の実施の形態では、フィルムアンテナの給電部21をアンテナ給電装置10の内側に収納したが、第2の実施の形態では、アンテナ給電装置10の外部に設けたフレキシブルアンテナの給電部にアンテナ給電装置10を貼り付け、アンテナ給電装置10からフレキシブルアンテナに給電を行うものである。ここで、基板30に設けられた給電端子31は非接触端子を用いる。
本実施の形態では、また、フィルムアンテナの給電部21をアンテナ給電装置10の内側に収納しないので、ストッパー43a、43b、43cを省略し、ケース40の底面と基板固定爪41との間に基板30を挟み固定することとしてもよい。また、ケース40の底面に開口を設け、給電端子31を露出する構造とすることもできる。
このように、本発明の第2の実施の形態では、基板に設けられた給電端子として非接触端子を用いるので、給電端子の弾性反発力が強過ぎた場合に、その反発力によって筐体が剥離しやすくなるという問題や、弾性反発力が弱過ぎた場合に、給電端子の接触圧が不十分となり、車両走行時などにおける信頼度が低下するというような問題が生じなくなる。
また、第1の実施の形態の場合と同様、基板固定爪41の数は3個に限定されず、例えば、ケースの一方の側にスライドガイド等を設け、その反対側に基板固定爪を1個だけ設け、基板を固定することも可能である。
なお、ここではフィルムアンテナの例を記載したが、フレキシブルアンテナはフィルムアンテナに限定されることはなく、ガラスに印刷または貼り付けしたアンテナ、あわせガラスに埋め込まれたアンテナ、樹脂等のルーフに配設されたアンテナに、本発明に係るアンテナ給電装置10を適用することもできる。
10 アンテナ給電装置
20 フィルムアンテナ
21 アンテナ給電部
22 アンテナ素子部
23 アンテナグランド部
24 グランド側給電端子
25 ホット側給電端子
30 基板
31 給電端子
40 ケース
41 基板固定爪
42 ケース嵌合爪
43 ストッパー
44 ストッパー兼基板位置決め
45 同軸ケーブル用開口
46 位置決め用突部
50 同軸ケーブル
60 カバー
61 カバー嵌合爪
62 同軸ケーブル用開口

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板に接続される信号ケーブルと、
    前記基板を収納するケースと、
    前記ケースにかぶせるカバーと、
    を具備するアンテナ給電装置であって、
    前記基板は、信号ケーブルに接続されると共に、フレキシブルアンテナと導通する給電部を有し、前記ケースは、前記基板を固定するための基板固定爪と、カバーを嵌合するためのケース嵌合爪とを有し、前記カバーは、前記ケース嵌合爪と嵌合するカバー嵌合爪とを有し、
    前記ケースに前記基板を装着する工程において、前記基板固定爪は外側に撓んで前記基板を受け入れ、前記基板を装着した後、前記基板固定爪により前記基板を固定することができ、さらに、前記ケースに前記カバーをかぶせたとき、前記基板の側部と前記カバーの内側面とにより該基板固定爪が固定されることを特徴とするアンテナ給電装置。
  2. 前記ケースは、前記ケースに前記基板を装着する工程において前記基板が前記ケースの底面に接触することを防止するためのストッパーをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ給電装置。
  3. 前記フレキシブルアンテナの給電部と前記基板とを前記ケースに収納したとき前記ケース嵌合爪の上辺は前記基板の下面より低い位置にあり、さらに、前記カバー嵌合爪と嵌合させるとき、前記ケース嵌合爪は、前記ケースの内側に撓むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ給電装置。
  4. 前記ケース嵌合爪および前記基板固定爪は、前記ケースにおける、前記基板の角部に相当する部分に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のアンテナ給電装置。
  5. 前記ケース嵌合爪の形状はゲート形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアンテナ給電装置。
  6. 前記カバーは、3方にフレキシブルアンテナ用開口と、一方に信号ケーブル用開口とを具備することを特徴とする請求項請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のアンテナ給電装置。
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