JP2013255063A - 携帯情報端末用ケースの製造方法及び携帯情報端末用ケースの受注製造システム - Google Patents

携帯情報端末用ケースの製造方法及び携帯情報端末用ケースの受注製造システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとっての高級感、重厚感が得られる携帯情報端末用ケースであって、いわゆるオーダーメイド商品を容易に受注し、製造する。
【解決手段】スマートフォン4のケースを購入したい発注者は、パソコン3で受注者のホームページにアクセスし、スマートフォン4の機種、所望する模様や文字等の情報を含んだ発注情報を送信する。受注サーバ2が発注情報を受信すると、コンピュータ8により、ケース(前面枠及び装飾板)の形状モデルデータの作成を行う。機種に対応する設計上の必要な情報をデータベース7から読出し、装飾板のレイアウトを行い形状モデルデータを作成する。形状モデルデータがパソコン3に送信され、発注者はその形状モデルを確認した上で承認又は変更要求を送信する。承認された形状モデルデータに基づいて、切断加工装置9によりチタン板材から前面枠及び装飾板を切抜くレーザ切断工程を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の携帯情報端末用ケースの製造方法及び携帯情報端末用ケースの受注製造システムに関する。
近年、携帯電話機やスマートフォン等の携帯情報端末が普及してきており、そのためのアクセサリとしても、様々なものが供されてきている。例えば携帯電話機を収容する携帯電話機用ケースとしては、合成樹脂(塩化ビニル)製の柔軟素材からなる容器状(袋状)ものが知られていた(例えば特許文献1参照)。このものは、上端部に携帯電話機を出し入れするための出入口を有し、背面側にユーザのベルトに通すための固定部を有した形態に構成されていた。
特開2002−164984号公報
上記したような従来の携帯電話機用ケースでは、実用的ではあるが、ユーザにとっては、高級感や重量感に劣り、商品としての魅力に欠けるものとなっている。また、この種のケースは、大量生産品が一般的であるが、近年の消費者の嗜好の多様化に伴い、大量生産品つまり他人と同じものでは満足できず、オリジナルなものを所有したいと考えるユーザも多くなってきている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザにとっての高級感、重厚感が得られる携帯情報端末用ケースであって、いわゆるオーダーメイド商品を容易に受注し、製造することが可能な携帯情報端末用ケースの製造方法及び携帯情報端末用ケースの受注製造システムを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の携帯情報端末用ケースの製造方法は、携帯情報端末の表面側に配置されるチタン製の前面枠と、前記携帯情報端末の裏面側に配置され模様や文字等が切抜き形態に設けられるチタン製の装飾板とを、当該携帯情報端末を挟んだ状態で複数個所の連結部で連結して構成される携帯情報端末用ケースを製造する方法であって、前記装飾板に関しての発注者の所望した模様や文字等をレイアウトして形状モデルデータを作成するレイアウト工程と、作成された形状モデルデータに基づいて、レーザ切断加工により、チタン板材から前記装飾板を切抜くレーザ切断工程とを含むところに特徴を有する(請求項1の発明)。
上記構成においては、レイアウト工程において、携帯情報端末の裏面側に配置され模様や文字等が切抜き形態に設けられるチタン製の装飾板に関して、発注者の所望した模様や文字等をレイアウトして形状モデルデータが作成される。そして、レーザ切断工程において、作成された形状モデルデータに基づいて、レーザ切断加工により、チタン板材から装飾板が切抜かれる。従って、発注者の所望した模様や文字等がレイアウトされたチタン製の装飾板を備えた携帯情報端末用ケースを製造することができる。尚、前面枠及び装飾板はチタン製なので、比較的軽量でありながら、高い強度が得られ、汚れにくいなどの特長があり、ユーザにとって高級感、重厚感を得ることができる。
本発明の携帯情報端末用ケースの受注製造システムは、携帯情報端末の表面側に配置されるチタン製の前面枠と、前記携帯情報端末の裏面側に配置され模様や文字等が切抜き形態に設けられるチタン製の装飾板とを、当該携帯情報端末を挟んだ状態で複数個所の連結部で連結して構成される携帯情報端末用ケースを、発注者からの注文を受けて製造するものであって、発注者が操作する発注者端末と、この発注者端末と通信手段を介して接続される受注サーバとを備える携帯情報端末用ケースの受注製造システムであって、受注者側は、オペレータによる前記模様や文字等のレイアウト操作に基づいて前記装飾板の形状モデルデータを作成するモデルデータ作成手段と、前記形状モデルデータに基づいて、レーザ切断加工によりチタン板材から前記装飾板を切抜く切断加工装置とを備えており、発注者は、前記発注者端末の操作により、少なくとも前記装飾板に関する所望の模様や文字等を含んだ発注情報を入力し、その発注情報を前記受注サーバに送信し、受注者側では、前記受注サーバが受信した発注情報に基づいて、前記モデルデータ作成手段により、前記所望の模様や文字等をレイアウトして前記装飾板の形状モデルデータを作成し、当該装飾板の形状モデルデータを、前記受注サーバから前記発注者端末に対して送信し、前記発注者は、前記発注者端末が受信した前記装飾板の形状モデルデータを画面表示し、その形状モデルを確認した上で、承認又は変更要求を前記受注サーバに対して送信し、前記受注者側では、前記変更要求を受信した場合には、その要求に応じて、前記モデルデータ作成手段によりレイアウトを変更して形状モデルデータを再度作成して、前記発注者端末に対して送信すると共に、形状モデルデータが承認された場合には、当該形状モデルデータに基づいて、前記切断加工装置による前記装飾板の製作を行うところに特徴を有する(請求項2の発明)。
上記構成においては、発注者が発注者端末を操作して、少なくとも装飾板に関する所望の模様や文字等を含んだ発注情報を入力し、その発注情報を受注サーバに送信すると、受注者側では、前記発注情報に基づいて、モデルデータ作成手段により、発注者の所望した模様や文字等をレイアウトして装飾板の形状モデルデータを作成する。その装飾板の形状モデルデータは、受注サーバから発注者端末に対して送信され、発注者は、その装飾板の形状モデルデータを画面表示し、その形状モデルを確認することができる。そして、発注者がレイアウト等を変更したい場合には、変更要求を受注サーバに対して送信することにより、受注者側でレイアウトを変更して形状モデルデータを再度作成し、発注者端末に対して送信する。発注者が形状モデルデータを承認した場合には、当該形状モデルデータに基づいて、受注者側で、切断加工装置による装飾板の製作が行われる。従って、発注者の所望した模様や文字等がレイアウトされたチタン製の装飾板を備えた携帯情報端末用ケースを、受注者側で製造することができる。
また、本発明の携帯情報端末用ケースの受注製造システムにおいては、前記発注者が入力して送信する前記発注情報には、ケースの使用対象である携帯情報端末の機種を指定したデータを含み、受注者側は、前記携帯情報端末の機種毎の外形及びサイズ、表面部品配置等のデータを記憶したデータベースを備えており、前記モデルデータ作成手段により形状モデルデータを作成する際には、前記データベースから、指定された携帯情報端末の機種に対応する情報を読出して、前記前面枠及び装飾板の外形、サイズ、開口位置、並びに連結部の位置を自動で設定するように構成することができる(請求項3の発明)。
これによれば、前面枠及び装飾板の外形、サイズ、開口位置、並びに連結部の位置に関しては、発注者が発注情報において機種の指定を行うことにより、データベースに記憶されたデータに基づいて自動で設定することができる。これにより、製作の工程の簡略化を図ることが可能となる。
本発明の携帯情報端末用ケースの製造方法及び携帯情報端末用ケースの受注製造システムによれば、ユーザにとっての高級感、重厚感が得られる携帯情報端末用ケースであって、いわゆるオーダーメイド商品を容易に受注し、製造することができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施例を示すもので、携帯情報端末用ケースの受注製造システムの構成を概略的に示す図 切断加工装置の構成を概略的に示す図 ケースの分解斜視図 前面枠の(a),(b),(c)3種類の例を示す正面図 装飾板のレイアウトのいくつかの例(a)〜(d)を示す背面図 受注製造の手順を示すシーケンス図 発注画面(a)及びデザイン確認画面(b)の例を示す図
以下、本発明を携帯情報端末としてのスマートフォン用のケースに適用した一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る携帯情報端末用ケースの受注製造システム1の全体構成を概略的に示している。この受注製造システム1は、発注者(ユーザ)が操作する発注者端末と、受注者(メーカ)側に設けられた受注サーバ2とを備えている。図1では、前記発注者端末として、パソコン3及び携帯情報端末としてのスマートフォン4とを例示している。
前記パソコン3は、通信手段としてのインターネット5を介して前記受注サーバ2と接続されるようになっており、また、前記スマートフォン4は、通信手段としての携帯電話網6及びインターネット5を介して、前記受注サーバ2と接続されるようになっている。尚、前記スマートフォン4は、後述するケースの使用対象であっても良いし、それとは異なるスマートフォンをケースの使用対象としても良い。図示はしないが、パソコン3やスマートフォン4以外にも、携帯電話機等を発注者端末とすることもできる。
前記受注サーバ2は、インターネット5に接続され、販売する携帯情報端末用ケースを紹介するためのホームページを提供し、そのホームページから発注者の注文を受付けるようになっている。また、受注サーバ2には、データベース7が接続されると共に、モデルデータ作成手段としてのコンピュータ8が接続されている。さらに、受注者側には、切断加工装置9や、図示しない塗装装置等の製造装置(システム)が設けられている。
前記データベース7には、現在販売されているスマートフォン4の機種毎の外形及びサイズ、表面部品配置等のデータが記憶・蓄積されており、このデータが後述するケースの形状等の設定(レイアウト)に用いられる。尚、現時点(2012年6月)において、日本国内の通信事業者(三社)から、70種類以上のスマートフォン4が発売されており、データベース7には、それら全機種についてのデータが記憶されている。
このとき、図3〜図5に示すように、スマートフォン4は、やや縦長の矩形パネル状をなす本体の前面(表面)側に、タッチパネルを有するディスプレイ10や操作キー11、送話部、受話部等を備えている。また、本体の背面(裏面)側には、図5に示すように、カメラ(レンズ)12等が設けられている。更に、詳しく図示はしないが、本体の周囲の側面部には、別の操作キーや、赤外線通信部、アンテナ、コネクタ(ジャック)、メモリ挿入用のスロット等が設けられている。
前記コンピュータ8は、後述するケースの注文を受けた際に、受注者側のオペレータが、例えばCADを利用して、ケース(前面枠及び装飾板)の形状モデルデータ作成を行うために用いられる。このとき、詳しくは後述するように、オペレータは、発注者の所望した模様や文字等をレイアウトすることにより、装飾板の形状モデルデータを作成する。また、ケースの形状モデルデータを作成するにあたっては、前記データベース7に記憶されたデータも用いられる。
前記切断加工装置9は、図2に示すように、作成された形状モデルデータ(切断データ)に基づいて、レーザ切断加工により、チタン板材13から、ケース(前面枠及び装飾板)を切抜くものである。この切断加工装置9は、周知のように、前記チタン板材13がセットされ、該チタン板材13を水平(前後及び左右)方向に自在に移動させるXYテーブル14や、その上方に位置し前記チタン板材13に向けてレーザ光を照射するレーザ加工ヘッド15、それらを制御する図示しない制御装置等を備えて構成されている。
ここで、本実施例におけるスマートフォン4用のケース16について、図3〜図5を参照して述べる。図3に示すように、このケース16は、スマートフォン4の本体の表面側に配置される前面枠17と、前記スマートフォン4の本体の裏面側に配置される装飾板18とを、当該スマートフォン4の本体を前後から挟んだ状態で複数個所(4つのコーナー部分)の連結部19で連結して構成される。前記前面枠17及び装飾板18は、例えば厚みが1.5mmのチタンの薄板から構成され、レーザ切断加工により製造される。
そのうち前面枠17は、図4にも示すように、全体として、外形がスマートフォン4の前面外形より一回り大きく、内側の矩形開口がスマートフォン4の前面外形より小さく且つディスプレイ10や操作キー11全体を露出する形態の矩形枠状をなしている。また、前面枠17の4つのコーナー部(角部)17aは、外側に膨らむように幅広になり且つ丸みを帯びた形状に構成され、このコーナー部17aに、各2個ずつの連結用のねじ挿通孔17bが形成されている。
更に本実施例では、前面枠17の左右の側辺部の外縁部には、ユーザが握りやすくするための、緩やかな波形をなすグリップ形状20が設けられる。この場合、図4に示すように、グリップ形状20を、前面枠17の左側のみに設ける(a)、右側のみに設ける(b)、両側に設ける(c)、設けない、のいずれかを、発注者が選択できるようになっている。尚、スマートフォン4の機種ごとに、本体の大きさ(外形)や、前面の部品配置位置が異なるためが、前面枠17は、スマートフォン4の機種に合わせた寸法(大きさ)や形状に製作される。
前記装飾板18は、図5にも示すように、外周縁部に位置する枠部21と、その枠部21の内側において、該枠部21と複数個所でつながった形態で設けられる装飾部22とを一体に有して構成される。枠部21については、前記前面枠17とほぼ対称的(鏡面対称)な形態で設けられている。従って、枠部21のコーナー部21aは、外側に膨らむように幅広になり且つ丸みを帯びた形状に構成されている。そして、このコーナー部21aに、各2個ずつの連結用のねじ穴21bが形成されている。
そして、前記装飾部22は、発注者が所望した所定の文字や模様等を、意匠上の工夫が施された図案で、枠部21の内側領域にレイアウトして切抜かれた形態を備えている。図5(a)〜(d)では、例えばスマートフォン4の所有者の名前等を表す複数個の文字(ローマ字)をレイアウトした例を示している。図5(d)は、横型デザインの例である。それら以外にも、会社のロゴマークと所有者の名前とをレイアウトするといったように、様々なデザインが可能となっている。このとき、スマートフォン4の本体の背面側に配置されたカメラ12やその他の部品等の必要な(遮蔽してはいけない)部分を避けるように、模様のレイアウトがなされることは勿論である。
図3に示すように、前記連結部19は、本実施例では、前記前面枠17(コーナー部17a)と装飾板18(コーナー部21a)との間において所定の間隔を確保するスペーサとなるステンレス製のパイプ23と、前面枠17と装飾板18とを連結するステンレス製のねじ(ビス)24とから構成される。各ねじ24は、前面枠17のコーナー部17aのねじ挿通孔17bに対して前方から通され、スペーサとしてのパイプ23に挿通された状態で、装飾板18の枠部21のコーナー部21aのねじ穴21bに対してねじ込まれることにより、前面枠17と装飾板18とが連結される。
この場合、パイプ23及びねじ24は、スマートフォン4の4つのコーナー部に位置して、各2本(2組)ずつの、合計8本が設けられている。このときの連結部19の位置も、スマートフォン4としての機能(ユーザによるキー操作やコネクタの接続等)の妨げになることのないように、スマートフォン4の機種毎に決まる。パイプ23及びねじ24の長さ寸法も、スマートフォン4の厚みよって決まる。尚、詳しく図示はしないが、ねじ24の頭部に形成される穴は、特殊形状例えば星形とされており、そのねじ24専用のL字型の棒レンチが付属品として提供されるようになっている。
さて、詳しくは後の作用説明でも述べるように、上記した携帯情報端末用ケース16の受注製造システム1においては、スマートフォン4のケース16を購入したいユーザ(発注者)は、自分のパソコン3(或いはスマートフォン4)を操作して、インターネット5を介して受注者が提供するホームページにアクセスし、ホームページ上で注文することができる。
このとき、ホームページ上には、図7(a)に示すような発注画面が準備されており、例えばパソコン3の画面3aに表示される。発注者はこの発注画面において、必要事項(発注情報)を入力して、発注(発注情報の受注サーバ2への送信)を行う。この発注情報には、使用するスマートフォン4の機種、所望するケース16の色(例えば、ナチュラル、ホワイト、ブラック、シャイニーゴールド、シャイニーピンクの5種類の中から選択する)、グリップ形状20の種類(4種類から選択)、発注者が入力した所望する模様や文字の情報が含まれる。
受注者側では、受注サーバ2が発注情報を受信すると、コンピュータ8により、ケース16(前面枠17及び装飾板18)の形状モデルデータの作成を行う。このとき、発注情報にはスマートフォン4の機種情報が含まれているので、データベース7から、指定されたスマートフォン4の機種に対応する情報を読出して、前記前面枠17及び装飾板18の外形、サイズ、開口位置、並びに連結部19の位置が自動で設定される。そして、受注者側のオペレータは、自動設定された形状モデルに加えて、発注者の所望した模様や文字等をレイアウトして、装飾板18(装飾部22)の形状モデルデータを作成するレイアウト工程を実行する。
形状モデルデータが作成されると、その形状モデルデータが受注サーバ2からパソコン3(或いはスマートフォン4)に対して送信される。発注者は、パソコン3(或いはスマートフォン4)が受信したケース16の形状モデルデータを画面表示し、その形状モデルを確認した上で、承認又は変更要求を受注サーバ2に対して送信する。この場合、例えばパソコン3の画面3aには、図7(b)に例示するように、ケース16を前面から見たイメージと背面から見たイメージとを並べて示すデザイン確認画面が表示される。
受注者側では、変更要求を受信した場合には、その要求に応じて、レイアウトを変更して形状モデルデータを再度作成し、その形状モデルデータを、発注者側に再度送信する。これを繰返すことにより、最終的に形状モデルデータが承認された場合には、当該形状モデルデータ(切断データ)に基づいて、切断加工装置9による前面枠17及び装飾板18の製作の工程(レーザ切断工程)が実行される。この後、前面枠17及び装飾板18の研磨や穴加工等の仕上げ工程、前面枠17及び装飾板18に対する塗装工程が実行され、発注者に対して商品が発送される。
次に、上記構成の作用について、図6も参照して説明する。図6のシーケンス図は、上記受注製造システム1にあって、発注者側及び受注者側において実行される相互間の通信を含んだ処理の流れを示している。即ち、上記したように、スマートフォン4のケース16を購入したいユーザ(発注者)は、例えばパソコン3を操作して受注者のホームページにアクセスし、画面3aに表示された発注画面にて発注情報を入力し送信する(ステップS1)。図7(a)に示すように、このときの発注情報には、対象となるスマートフォン4の機種(70種類以上から選択)、所望するケース16の色(5色から選択)、所望するグリップ形状20の種類(4種類から選択)、装飾部22に入れたい模様や文字の情報が含まれる。
発注者のパソコン3から発注情報が送信され、受注者側で受注サーバ2がその発注情報を受信すると(ステップT1)、選択されたスマートフォン4の機種に基づき、データベース7からその機種情報が読出される(ステップT2)。引続き、コンピュータ8を用いたケース16の形状モデルデータの作成処理が実行される(ステップT3)。このとき、ケース16のうち前面枠17の設計に関して、選択されたスマートフォン4の機種とグリップ形状20とから、形状、寸法、ねじ挿通孔17bの位置、グリップ形状20の位置(有無)等が自動的に決定される。連結部18(パイプ23及びねじ24)の長さ寸法についても、スマートフォン4の機種から自動的に決定される。
ケース16の装飾板18の設計のうち、枠部21の形状、寸法等(ねじ穴21bの位置を含む)については、前面枠17と同様にスマートフォン4の機種から自動的に決定される。そして、装飾板18のうち装飾部22に関しては、オペレータが、コンピュータ8を用いて、発注者の所望する模様や文字をレイアウトする(レイアウト工程)。このとき、オペレータによるデザイン上の工夫がなされると共に、文字をカメラ(レンズ)12の邪魔にならないように配置する等の考慮がなされることは勿論である。
レイアウト工程が終了すると、作成された形状モデルデータが、発注者のパソコン3に送信される。発注者は、形状モデルデータを受信すると、パソコン3の画面3aに、図7(b)に示すような、ケース16のデザインを表すデザイン確認画面を表示させる(ステップS2)。発注者は、そのデザイン確認画面を見て、ケース16の仕上がり状態の確認を行う事ができ、これで良い(承認する)か、あるいは、装飾部22のレイアウトの変更を求めるかを判断する(ステップS3)。変更を要求する場合(ステップS3にてYes)、デザイン確認画面にて変更要求を入力し、そのデータを受注サーバ2に送信する(ステップS4)。
受注サーバ2側では、変更要求のデータを受信した場合には、その変更要求に従って、装飾部22のレイアウトを変更して形状モデルデータを作成し、再度送信する(ステップT4)。受注者側では、変更された形状モデルデータを受信すると、ステップS2からの処理を繰返す。受注者が、形状モデルデータを承認する場合には(ステップS3にてNo)、承認情報が受注サーバ2に送信される(ステップS5)。尚、変更要求なしで、1回目の形状モデルデータで承認される場合があることは勿論である。
受注サーバ2側では、承認情報を受信すると、その形状モデルデータが最終的なデータとして決定され(ステップT5)、ケース16の製作の工程に進む。ケース16を製造するにあたっては、切断加工装置9により、形状モデルデータ(切断データ)に従って、チタン板材13から前面枠17を切抜き、更に、チタン板材13から装飾板18を切抜くレーザ切断工程が実行される(ステップT6)。
この後、前面枠17及び装飾板18に対する仕上げ工程が実行される(ステップT7)。この仕上げ工程では、切抜かれた前面枠17の研磨や、ねじ挿通孔17bの穴加工が行われると共に、切抜かれた装飾板18の研磨やねじ穴21bの穴加工が行われる。この後、前面枠17及び装飾板18に対する塗装工程が実行され(ステップT8)、前面枠17及び装飾板18が、発注者の選択した色に彩色される。しかる後、製品の発送が行われる(ステップT9)。
以上のように、本実施例のスマートフォン4のケース16の受注製造システム1(製造方法)によれば、発注者の所望した模様や文字等がレイアウトされたオーダーメイドのチタン製の装飾板18を備えた、つまり発注者にとって世界に一つしか存在しないオリジナルのケース16を、容易に受注し、製造することができる。しかも、本実施例のケース16は、前面枠17及び装飾板18がチタン製なので、比較的軽量でありながら、高い強度が得られ、汚れにくいなどの特長があり、ユーザにとって高級感、重厚感のある魅力的な商品とすることができる。
また、特に本実施例では、発注者が発注情報においてスマートフォン4の機種の指定を行うことにより、データベース7に記憶されたデータに基づいて、前面枠17の設計や、装飾板18のうちの枠部21の設計がほぼ自動的になされるので、製作の工程の簡単化を図ることができるといったメリットを得ることができる。
尚、上記実施例では、スマートフォン4用のケース16を製造する場合を具体例としたが、本発明は、スマートフォン以外の、タブレット端末、携帯型ナビゲーション、ブックリーダ等の他の携帯情報端末のケースの製造にも適用することができる。その他、ケースの連結部の構造や、グリップ形状等についても様々な変更が可能であるなど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は受注製造システム、2は受注サーバ、3はパソコン(発注者端末)、4はスマートフォン(携帯情報端末)、5はインターネット、7はデータベース、8はコンピュータ(モデルデータ作成手段)、9は切断加工装置、13はチタン板材、16はケース、17は前面枠、18は装飾板、19は連結部を示す。

Claims (3)

  1. 携帯情報端末の表面側に配置されるチタン製の前面枠と、前記携帯情報端末の裏面側に配置され模様や文字等が切抜き形態に設けられるチタン製の装飾板とを、当該携帯情報端末を挟んだ状態で複数個所の連結部で連結して構成される携帯情報端末用ケースを製造する方法であって、
    前記装飾板に関しての発注者の所望した模様や文字等をレイアウトして形状モデルデータを作成するレイアウト工程と、
    作成された形状モデルデータに基づいて、レーザ切断加工により、チタン板材から前記装飾板を切抜くレーザ切断工程とを含むことを特徴とする携帯情報端末用ケースの製造方法。
  2. 携帯情報端末の表面側に配置されるチタン製の前面枠と、前記携帯情報端末の裏面側に配置され模様や文字等が切抜き形態に設けられるチタン製の装飾板とを、当該携帯情報端末を挟んだ状態で複数個所の連結部で連結して構成される携帯情報端末用ケースを、発注者からの注文を受けて製造するものであって、
    発注者が操作する発注者端末と、この発注者端末と通信手段を介して接続される受注サーバとを備える携帯情報端末用ケースの受注製造システムであって、
    受注者側は、オペレータによる前記模様や文字等のレイアウト操作に基づいて前記装飾板の形状モデルデータを作成するモデルデータ作成手段と、前記形状モデルデータに基づいて、レーザ切断加工によりチタン板材から前記装飾板を切抜く切断加工装置とを備えており、
    発注者は、前記発注者端末の操作により、少なくとも前記装飾板に関する所望の模様や文字等を含んだ発注情報を入力し、その発注情報を前記受注サーバに送信し、
    受注者側では、前記受注サーバが受信した発注情報に基づいて、前記モデルデータ作成手段により、前記所望の模様や文字等をレイアウトして前記装飾板の形状モデルデータを作成し、当該装飾板の形状モデルデータを、前記受注サーバから前記発注者端末に対して送信し、
    前記発注者は、前記発注者端末が受信した前記装飾板の形状モデルデータを画面表示し、その形状モデルを確認した上で、承認又は変更要求を前記受注サーバに対して送信し、
    前記受注者側では、前記変更要求を受信した場合には、その要求に応じて、前記モデルデータ作成手段によりレイアウトを変更して形状モデルデータを再度作成して、前記発注者端末に対して送信すると共に、形状モデルデータが承認された場合には、当該形状モデルデータに基づいて、前記切断加工装置による前記装飾板の製作を行うことを特徴とする携帯情報端末用ケースの受注製造システム。
  3. 前記発注者が入力して送信する前記発注情報には、ケースの使用対象である携帯情報端末の機種を指定したデータを含み、
    受注者側は、前記携帯情報端末の機種毎の外形及びサイズ、表面部品配置等のデータを記憶したデータベースを備えており、
    前記モデルデータ作成手段により形状モデルデータを作成する際には、前記データベースから、指定された携帯情報端末の機種に対応する情報を読出して、前記前面枠及び装飾板の外形、サイズ、開口位置、並びに連結部の位置を自動で設定することを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末用ケースの受注製造システム。
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