JP2013254684A - 回路基板およびイオン発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低廉な方法で、音鳴りの発生が防止された回路基板およびイオン発生装置を提供する。
【解決手段】回路基板3は、表面を有する基板20と、主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと備え、基板20は、セラミックコンデンサが実装される実装領域31を含み、セラミックコンデンサは、セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含み、実装領域31の外周縁部は、第3側面に沿って延びる第3辺部と、第3辺部の第1端から第1側面に沿って延びる第1辺部と、第3辺部の第2端から第2側面に沿って延びる第2辺部とを含む。
【選択図】図4
【解決手段】回路基板3は、表面を有する基板20と、主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと備え、基板20は、セラミックコンデンサが実装される実装領域31を含み、セラミックコンデンサは、セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含み、実装領域31の外周縁部は、第3側面に沿って延びる第3辺部と、第3辺部の第1端から第1側面に沿って延びる第1辺部と、第3辺部の第2端から第2側面に沿って延びる第2辺部とを含む。
【選択図】図4
Description
本発明は、回路基板およびイオン発生装置に関する。
放電現象を利用した種々のイオン発生装置が実用化されている。一般的に、イオン発生装置はイオンを発生させるためのイオン発生素子と、イオン発生素子に高電圧を供給するための高圧トランスと、高圧トランスを駆動するための高電圧発生回路と、コネクタなどの電源入力部とを備える。
実用化されているイオン発生素子の一例としては、金属線、鋭角部を持った金属板、針形状の金属などを放電電極とし、大地電位の金属板やグリッドなどを誘導電極(対向電極)としたイオン発生素子が挙げられる。また、他の例としては、金属線、鋭角部を持った金属板、針形状の金属などを放電電極とし、誘導電極の代わりに大地を用いて特に誘導電極を配置しないイオン発生素子などを挙げることができる。
これらのイオン発生素子では、空気が絶縁体の役割を果たす。また、これらのイオン発生素子は、放電電極と誘導電極或いは大地との間に高電圧を印加した際に、放電電極の鋭角形状を有する先端で電界集中が生じ、その先端の極近部分の空気が絶縁破壊することで放電現象を得る方式でイオンを発生させる。
このような、高電圧を発生させてイオンを発生させる方式の一例が特許第4489090号公報(特許文献1)に開示されている。この特許第4489090号公報には、トリガーコイル(高電圧発生トランス)に与える電荷をコンデンサに蓄え、スイッチングによりトリガコイルの1次コイルに電流を流すことにより2次コイルに高電圧波形を発生させることが開示されている。また、特許第4489090号公報に記載された従来例として、コンデンサに蓄えた電荷をサイダックのスイッチングによりトランスの1次コイルに電流を流すことにより2次コイルに高電圧波形を発生させることが開示されている。
従来、高電圧発生トランスに電流を蓄えるためのコンデンサとして、フイルムコンデンサや電解コンデンサがよく用いられてきた。この理由は、コンデンサに蓄える電圧が数百Vと高電圧であったり、圧電特性を持つセラミックコンデンサを用いると高電圧を発生させる時にコンデンサからトランスに瞬間的に電流の放電をおこなうためセラミックコンデンサが収縮し、基板を振動させ、音鳴りの原因となるためである。セラミックコンデンサは電気的特性も良く、小型、低価格化が容易であるが、圧電現象を伴うので高電圧発生回路のように充放電を繰り返すような回路には不向きとされていた。しかし小型機器の場合、圧電現象を伴わないフイルムコンデンサや電解コンデンサはサイズが大きいため小型化が難しく、音鳴りの工夫をしてセラミックコンデンサを使用している。
このような音鳴りの対策の一例が特開2008−010621号公報に開示されている。この実施例ではコンデンサの電極部にコの字型に貫通穴やスリットを入れ、振動を貫通穴で吸収する技術が開示されている。
また、特開2004−153121号公報に開示されているように金属板をセラミックコンデンサの電極に取り付け、セラミックコンデンサを基板より浮き上がらせることにより、振動の伝播を減少させる技術が開示されている。
セラミックコンデンサに交流波形を印加しセラミックコンデンサの充放電を行うことにより圧電現象によりセラミックコンデンサが収縮し、音鳴りなどが発生することは既に公知の現象である。特開2008−010621号公報にも同様の現象が開示されている。
セラミックコンデンサによる音鳴りの根本原因は、セラミックコンデンサの圧電現象による収縮であるが、これを根本的に解決するにはセラミックコンデンサの材料などを変更し、圧電現象そのものをなくすことであるが、現在では有効な材料が見つかっていない。
また、セラミックコンデンサ単体の圧電現象による収縮は極わずかであり、リード線型セラミックコンデンサではリード線が収縮による振動を吸収してしまうため、ほとんど音鳴りは聞こえない。
音鳴りの主な原因としては、以下の要因が考えられる。1つ目の理由としては、セラミックコンデンサの収縮によりセラミックコンデンサが太くなったり戻ったりするが、表面実装型セラミックコンデンサの場合、太くなった時にセラミックコンデンサのボディと基板が接触し、接触部から基板全体に振動が伝わり音鳴りが発生する。2つ目の理由は、表面実装型セラミックコンデンサの収縮の力により基板に反りが発生し、その反りが振動となって基板全体に伝わり音鳴りが発生する。
特開2008−010621号公報に開示されている構造では、セラミックコンデンサを基板に実装するための金属パターン部分に、複数の円形またはスリット上の貫通穴を配置する構造が開示してある。特開2008−010621号公報によれば、この貫通穴を設けることにより充放電によるセラミックコンデンサの振動が発生しても貫通穴が変形するため不要な共振音を低減できると開示されている。特許文献2の構造で音鳴りを低減するためには、セラミックコンデンサの収縮長さと同等の長さだけ基板を収縮させる必要があるが、電極部分にのみ貫通穴を開けても貫通穴が無い電極以外の部分の基板は収縮しないため、セラミックコンデンサの収縮長さと同等の長さだけ基板を収縮させることは困難である。
特開2004−153121号公報に開示されている構造は、セラミックコンデンサに電極板を取り付けセラミックコンデンサを基板から離すことにより基板への接触を回避し、セラミックコンデンサの収縮を金属板で吸収することにより基板の振動を低減させ、音鳴りを低減させている。しかし、特開2004−153121号公報に記載された方法では、金属板を取り付けたため外形が大きくなっており、且つ、金属板と金属板取り付けの工程が増えるため高価格の部品となっている。
また、一般的な音鳴りの対策方法として樹脂を塗布し振動を抑制する方法があるが、大きな基板の場合は効果が認められる場合があるが、小型基板の場合は振動が樹脂を通して基板全体に伝播してしまい逆効果となり、より大きな音鳴りが発生する場合がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、低廉な方法で、音鳴りの発生が防止された回路基板およびイオン発生装置を提供することである。
本発明に係る回路基板は、主表面を有する基板と、主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと備える。上記基板は、セラミックコンデンサが実装される実装領域を含む。上記セラミックコンデンサは、セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含む。上記実装領域の外周縁部は、第3側面に沿って延びる第3辺部と、第3辺部の第1端から第1側面に沿って延びる第1辺部と、第3辺部の第2端から第2側面に沿って延びる第2辺部とを含む。
好ましくは、上記第1辺部および第2辺部は、セラミックコンデンサの長手方向の長さよりも長い。
好ましくは、上記基板は、基板本体領域を含み、上記実装部は、基板本体の外周縁部から突出するように形成される。
好ましくは、上記基板は、基板本体領域を含み、実装領域は基板本体領域に囲まれる。上記基板には、第1側面に沿って延びる第1スリットと、第2側面に沿って延びる第2スリットと、第3側面に沿って延びると共に、第1スリットと第2スリットとを接続する第3スリットとが形成される。
好ましくは、上記第3辺部は、基板の外周縁部に位置する。上記第1辺部は、基板の外周縁部から延びる第1スリットによって形成される。上記第2辺部は、基板の外周縁部から延びる第2スリットによって形成される。好ましくは、上記第1辺部と第3辺部とは、基板の外周縁部に位置する。上記第2辺部は、基板の外周縁部から延びる第2スリットによって形成される。
好ましくは、上記第2辺部は、基板の外周縁部に位置する。上記基板には、基板の外周縁部から第3側面に沿って延びる第3スリットと、第3スリットに接続され、第1側面に沿って延びる第1スリットとが形成される。上記第3辺部は、第3スリットによって形成され、第1辺部は、第1スリットによって形成される。
本発明に係る回路基板は、他の局面では、主表面を有する基板と、主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサとを備える。上記基板は、セラミックコンデンサが実装される実装領域を含む。上記セラミックコンデンサは、セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含む。上記実装領域の外周縁部は、第1側面に沿って延びる第1辺部と、第1辺部に接続され、第3側面に沿って延びる第3辺部と、第1辺部に接続され、第4辺部に沿って延びる第4辺部と、第2側面に沿って延びると共に第3辺部の端部から第4辺部に向けて延びる第1延出辺部と、第2側面に沿って延びると共に第4辺部の端部から第3辺部に向けて延びる第2延出辺部とを含む。
本発明に係る回路基板は、他の局面では、主表面を有する基板と、主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサとを備える。上記基板は、セラミックコンデンサが実装される実装領域を含む。上記セラミックコンデンサは、セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含む。上記実装領域の外周縁部は、第3側面に沿って延びる第3辺部と、第4側面に沿って延びる第4辺部と、第1側面に沿って延びると共に第3辺部の端部から第4辺部に向けて延びる第3延出辺部と、第2側面に沿って延びると共に第3辺部の端部から第4辺部に向けて延びる第4延出辺部と、第1側面に沿って延びると共に第4辺部の端部から第3辺部に向けて延び出る第5延出辺部と、第2側面に沿って延びると共に第4辺部の端部から第3辺部に向けて延び出る第6延出辺部とを含む。
好ましくは、上記基板は、基板本体領域を含み、上記基板本体領域を覆う樹脂部をさらに備える。上記セラミックコンデンサおよび実装領域は、樹脂部から露出する。本発明に係るイオン発生装置は、上記回路基板を備える。本発明に係るイオン発生装置は、上記回路基板を収容する収容ケースをさらに備え、上記セラミックコンデンサおよび実装領域は、収容ケースから間隔をあけて配置される。
本発明に係る回路基板およびイオン発生装置によれば、音鳴りの発生を抑制することができる。
図1から図14を用いて、本実施の形態に係るイオン発生装置1およびこのイオン発生装置1に搭載された回路基板3について説明する。なお、イオン発生装置1は、空間にイオンを放出して室内環境を改善する装置である。当該イオン発生装置1は、主として閉空間(家屋内、ビル内の一室、病院の病室や手術室、車内、飛行機内、船内、倉庫内、冷蔵庫の庫内等)で使用される空気調和機、除湿器、加湿器、空気清浄機、冷蔵庫、ファンヒータ、電子レンジ、洗濯乾燥機、掃除機、殺菌装置などに適用することができる。
(実施の形態1)
図1は、イオン発生装置1を示す斜視図であり、図2は、イオン発生装置1を示す平面図である。図1および図2に示すように、イオン発生装置1は、ケース2と、このケース2内に収容されると共に、ケース2の内周面から間隔をあけて配置された回路基板3とを備える。
図1は、イオン発生装置1を示す斜視図であり、図2は、イオン発生装置1を示す平面図である。図1および図2に示すように、イオン発生装置1は、ケース2と、このケース2内に収容されると共に、ケース2の内周面から間隔をあけて配置された回路基板3とを備える。
図3は、ケース2を示す平面図である。図1から図3に示すように、ケース2の上面には、穴部5と、穴部6とが形成されている。ケース2には、ケース2の周面から上面に亘って延びる窓部7が形成されており、ケース2には、この窓部7を閉塞する蓋部8を含む。
図1に示すように、穴部5から負イオン発生電極21が外部に露出し、穴部6から正イオン発生電極22が露出している。
図4は、回路基板3を示す平面図である。この図4に示すように、回路基板3は、主表面を有する基板20と、主表面上に設けられた複数の搭載部品とを含む。
基板20は、基板本体(基板本体領域)30と、基板本体30から離れた周縁部を有する実装部(実装領域)31と含む。
実装部品としては、基板本体30上に実装された負イオン発生電極21と、正イオン発生電極22と、高圧トランス23と、スイッチング素子24と、パルス発生IC26と、実装部31上に実装された複数のセラミックコンデンサ25とを含む。
図5は、イオン発生装置1の回路を示すブロック図である。この図5に示すように、イオン発生装置1の回路は、入力電源に接続された入力回路10と、高圧トランス23を介して入力回路10に接続された出力回路11とを含む。
入力回路10は、入力電源に接続されたパルス発生IC26および直流電源回路27と、直流電源回路27からのON/OFF制御パルスによって駆動されるスイッチング素子24と、高圧トランス23と直流電源回路27との間に配置されたセラミックコンデンサ25とを含む。セラミックコンデンサ25の一方の電極は接地されている。直流電源回路27およびスイッチング素子24は、高圧トランス23の一次入力に接続されている。
出力回路11は、高圧トランス23の二次出力に接続された高電圧回路28と、高電圧回路28に接続された正イオン発生電極22および負イオン発生電極21とを含む。
図6は、セラミックコンデンサ25およびその周囲に位置する構成を示す平面図であり、図7は、VII−VII線における断面図である。
図6および図7においては、実装部31上に2つのセラミックコンデンサ25A,25Bが実装されている。セラミックコンデンサ25Aおよびセラミックコンデンサ25Bは、いずれも、同様の構成であり、いずれも直方体形状に形成されている。
セラミックコンデンサ25Aとセラミックコンデンサ25Bとは、セラミックコンデンサ25A,25Bの短手方向(幅方向)に間隔をあけて配置されている。
セラミックコンデンサ25Aは、図7に示す実装部31に実装される実装面46と、実装面46の外周縁部に接続された周面と、周面に接続された上面とを含む。
図6において、セラミックコンデンサ25Aの周面は、セラミックコンデンサ25Aの短手方向に配列する長側面40および長側面41と、セラミックコンデンサ25Aの長手方向に配列する短側面42および短側面43とを含む。なお、セラミックコンデンサ25Aを平面視すると、長側面40および長側面41は、短側面42および短側面43よりも長い。短側面42には電極44が形成され、短側面43には、電極45が形成されている。
セラミックコンデンサ25Bの周面は、セラミックコンデンサ25Bの短手方向に配列する長側面50および長側面51と、セラミックコンデンサ25Bの長手方向に配列する短側面52および短側面53とを含む。
短側面52には、電極54が形成され、短側面53には電極55が形成される。電極44と電極54とには、配線58が接続され、短側面43および短側面53には、配線59が接続されている。
実装部31の外周縁部は、セラミックコンデンサ25A,25Bの周囲を取り囲むように連続して延びる。実装部31の外周縁部は、セラミックコンデンサ25A,25Bの短側面42,52に沿って延びる辺部60と、辺部60の一方の端部に接続され、セラミックコンデンサ25Bの長側面51に沿って延びる辺部61と、セラミックコンデンサ25Aの長側面40に沿って延びる辺部62とを含む。
辺部61および辺部62の長さは、セラミックコンデンサ25A,25Bの長手方向の長さよりも長い。
このため、セラミックコンデンサ25A,25Bは、辺部61の端部32と、辺部62の端部33よりも基板20の外周縁側に位置している。
辺部60は、基板20の外周縁部の一部である。基板20には、基板20の外周縁部から長側面51に沿って延びるスリット65と、基板20の外周縁部から長側面40に沿って延びるスリット66とが形成されている。スリット65によって辺部61が形成されており、スリット66によって辺部62が形成されている。
そして、スリット65(辺部61)の端部32と、スリット66(辺部62)の端部33と間で実装部31は、基板本体30に接続されている。このため、実装部31は、基板本体30に片持ち状態で接続されており、基板20のうち、スリット65の端部とスリット66の端部との間に位置する部分が実装部31と基板本体30とを接続する接続部34となる。なお、自由端である辺部60と、接続部34とは、セラミックコンデンサ25A,25Bの長手方向に配列する。
回路基板3は、基板本体30の上面を覆うように形成された樹脂部70を含む。実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bは、樹脂部70から露出している。
上記のように構成されたイオン発生装置1において、イオン発生装置1が駆動すると、セラミックコンデンサ25A,25Bに周期的に高電圧が印加され、蓄電と放電とが繰り返される。
セラミックコンデンサ25A,25Bに高電圧が印加されると、セラミックコンデンサ25A,25Bは方向D1に収縮する。その後、セラミックコンデンサ25A,25Bに蓄積された電荷が放電されることで、セラミックコンデンサ25A,25Bは収縮した状態から元に戻る。なお、セラミックコンデンサ25A、25Bが収縮する方向は、主に、セラミックコンデンサ25A,25Bの長手方向であり、短手方向よりも長手方向に大きく収縮する。
図7において、セラミックコンデンサ25A,25Bが収縮すると、実装部31は、図中の破線で示すように湾曲する。そして、セラミックコンデンサ25A,25Bが繰り返し収縮することで実装部31も繰り返し撓み変形して、実装部31が振動する。
この際、実装部31と基板本体30とを接続する接続部34が、実装部31の撓み変形の支点(固定点)となる。その結果、基板本体30に実装部31の振動が伝播しにくくなっている。
さらに、樹脂部70は、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bに形成されておらず、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bは、樹脂部70から露出している。このため、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bの振動が樹脂部70に直接伝播することが抑制されている。このため、樹脂部70を通して、回路基板3全体に振動が伝播することが抑制される。
図8は、比較例に係るイオン発生装置1の一部を示す断面図である。この図8に示す例においては、セラミックコンデンサ25A,25Bと、実装部31の上面とは、樹脂部70によって覆われている。この図8に示す例において、イオン発生装置が駆動して、セラミックコンデンサ25A,25Bが繰り返し収縮すると、実装部31は振動する。この際、樹脂部70は、セラミックコンデンサ25A,25Bを覆うと共に、実装部31の上面上に形成されているため、セラミックコンデンサ25A,25Bの収縮振動と、実装部31の撓み振動とが樹脂部70に伝播する。樹脂部70は、基板20の全面に形成されているため、樹脂部70から基板20の全面に振動が伝播する。
これに対して、上述のように、本実施の形態においては、セラミックコンデンサ25A,25Bと、実装部31は樹脂部70から露出しているため、比較例のように、振動が基板20前提に伝播することが抑制されている。これにより、音鳴りの発生が抑制される。
なお、樹脂部70を形成する際には、図1に示す窓部7が形成された周面が上方に向くようにイオン発生装置1を立てる。そして、樹脂を窓部7からケース2内に注入する。この際、辺部61,62が埋まらないように樹脂の注入量を調整する。また、負イオン発生電極21および正イオン発生電極22に樹脂が塗布されないように、図示しない部材がケース2内に設けられている。
回路基板3は、ケース2内周面から間隔をあけて配置されているため、仮に、回路基板3が振動したとしても、ケース2に振動が伝播することが抑制されている。特に、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bは、ケース2の内表面から間隔をあけて配置されており、セラミックコンデンサ25A,25Bの振動や実装部31の振動がケース2に伝播することが抑制されている。
なお、実装部31の外周縁部が3つの辺部から形成された例について説明したが、実装部31の外周縁部の形状としては、曲線であっても、多角形形状であってもよい。
(実施の形態2)
図9を用いて、本実施の形態2に係るイオン発生装置について説明する。なお、図9に示す構成のうち、図1から図8に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図9を用いて、本実施の形態2に係るイオン発生装置について説明する。なお、図9に示す構成のうち、図1から図8に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図9は、本実施の形態2に係るイオン発生装置に設けられたセラミックコンデンサ25およびその周囲の構成を示す平面図である。この図9に示すように、実装部31は、基板本体30の外周縁部から突出するように形成されている。換言すれば、実装部31の外周縁部は、基板20の外周縁部である。実装部31の連続する外周縁部は、セラミックコンデンサ25の周囲を取り囲むように形成されている。
実装部31の外周縁部は、辺部60,61,62を含み、基板20のうち、辺部61の端部32と、辺部62の端部33との間に位置する部分は、基板本体30と実装部31とを接続する接続部34である。このように、本実施の形態2に係るイオン発生装置1においても、実装部31は、基板本体30に片持ち状態で接続されている。
そして、自由端である辺部60と、接続部34とは、セラミックコンデンサ25の長手方向に配列している。
このように形成されたイオン発生装置1においても、イオン発生装置1が駆動すると、セラミックコンデンサ25が方向D1に収縮する。このため、本実施の形態2においても、実装部31は、上記実施の形態1と同様に、図7に示されるように撓み変形する。この際、図9に示す接続部34が撓み変形の固定点として機能するため、実装部31の振動が基板本体30に伝達されることを抑制することができる。
また、本実施の形態2に係るイオン発生装置1においても、実装部31およびセラミックコンデンサ25は、樹脂部70から露出しているため、セラミックコンデンサ25および振動や実装部31の振動が樹脂部70を介して基板20全体に伝播することが抑制されている。また、回路基板3は、ケース2から間隔をあけて配置されているため、ケース2に振動が伝播することが抑制されている。
(実施の形態3)
図10を用いて、本実施の形態3に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図10に示す構成のうち、図1から図9に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を書略する場合がある。図10は、本実施の形態3に係るイオン発生装置1のセラミックコンデンサ25A,25Bおよびその周囲の構成を示す平面図である。
図10を用いて、本実施の形態3に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図10に示す構成のうち、図1から図9に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を書略する場合がある。図10は、本実施の形態3に係るイオン発生装置1のセラミックコンデンサ25A,25Bおよびその周囲の構成を示す平面図である。
この図10に示すように、実装部31は、基板本体30によって囲まれている。換言すれば、基板20を平面視すると、実装部31は、基板本体30内に位置している。
基板20には、端部32から端部33に連続して延び、セラミックコンデンサ25A,25Bの周囲を取り囲むように形成されたスリット67が形成されている。このスリット67によって実装部31の外周縁部が形成され、実装部31の外周縁部は、セラミックコンデンサ25A,25Bの周囲を取り囲むように形成されている。実装部31の外周縁部は、辺部61と、辺部60と、辺部62とを含む。辺部61は、セラミックコンデンサ25Bの長側面51に沿って延びる。辺部60は、辺部61の端部に接続され、セラミックコンデンサ25A,25Bの短側面42,52に沿って延びる。辺部62は、セラミックコンデンサ25Aの長側面40に沿って延びる。
そして、基板20のうち、端部32と端部33との間に位置する接続部34によって実装部31と基板本体30とが接続されている。
このため、この図10に示す例においても、実装部31は、基板本体30に片持ち状態で接続されている。そして、自由端とされた辺部60と、接続部34とがセラミックコンデンサ25A,25Bの長手方向に配列するように形成されている。
このため、図10に示す例においても、イオン発生装置1が駆動して、セラミックコンデンサ25A,25Bが方向D1に収縮すると、実装部31は、接続部34を支点(固定点)として、撓むように変形する。実装部31と基板本体30との接続部34は、実装部31が振動する際に、固定点となるため、実装部31の振動が基板本体30に伝達されることが抑制される。このため、この図10に示す例においても、イオン発生装置1が駆動したとしても基板20全体に振動が伝播されることを抑制することができ、音鳴りの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態3においても、実装部31と、セラミックコンデンサ25Aと、25Bとは、樹脂部70から露出するように形成されている。このため、セラミックコンデンサ25A,25Bの振動および実装部31の振動が樹脂部70を通して、基板20全体に伝播することが抑制されている。また、本実施の形態3においても、基板20は、ケース2から離れるように設けられている。このため、ケース2にセラミックコンデンサ25A,25Bおよび実装部31の振動が伝播することが抑制されている。
(実施の形態4)
図11および図12を用いて、本実施の形態4に係るイオン発生装置について説明する。なお、図11および図12に示す構成のうち、図1から図10に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図11および図12を用いて、本実施の形態4に係るイオン発生装置について説明する。なお、図11および図12に示す構成のうち、図1から図10に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図11は、本実施の形態4に係るイオン発生装置の実装部31およびその周囲の構成を示す平面図である。この図11に示す例においても、基板20を平面視すると、実装部31は、基板本体30内に位置している。
実装部31と基板本体30との間には、スリット76が形成されている。スリット76は、端部32から端部33に達するように連続して延びるように形成されており、セラミックコンデンサ25Aおよびセラミックコンデンサ25Bの周囲を取り囲むように形成されている。そして、基板20のうち、端部32と端部33との間に位置する部分が実装部31と基板本体30とを接続する接続部34である。
実装部31の外周縁部は、スリット76によって形成され、実装部31の外周縁部も、端部32から端部33に連続して延び、セラミックコンデンサ25A,25Bの周囲を取り囲むように形成されている。
実装部31の外周縁部は、セラミックコンデンサ25Aの長側面40に沿って延びる辺部71と、辺部71の一端に接続され、短側面42,52に沿って延びる辺部72と、辺部71の他端に接続され、短側面43,53に沿って延びる辺部73と、辺部72の端部に接続され、辺部73の端部に向けて延びる延出辺部74と、辺部73の端部に接続され辺部72の端部に向けて延びる延出辺部75とを含む。
ここで、辺部72と、辺部73とは、方向D1に配列しており、辺部72および辺部73は、自由端である。
このように形成されたイオン発生装置において、イオン発生装置1が駆動すると、セラミックコンデンサ25A,25Bが方向D1に収縮する。図12は、図11に示すXII−XII線における断面図である。この図12において、セラミックコンデンサ25A,25Bが方向D1に収縮すると、実装部31の辺部72および辺部73が撓み方向D3に撓む。そして、セラミックコンデンサ25A,25Bの長さが元に戻ると、実装部31のも元に戻る。このように、実装部31は振動する。この際、図11において、実装部31は、接続部34を通り方向D1に垂直な方向に延びる仮想線を中心線として振動する。このため、接続部34では大きな振動は生じておらず、実装部31の振動が基板本体30に伝達されることが抑制されている。このため、本実施の形態4に係るイオン発生装置1においても、イオン発生装置1が駆動したとしても、音鳴りが生じることが抑制されている。
(実施の形態5)
図13および図14を用いて、本実施の形態5に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図13および図14に示す構成のうち、図1から図12に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図13および図14を用いて、本実施の形態5に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図13および図14に示す構成のうち、図1から図12に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図13に示す例においても、基板本体30を平面視すると、実装部31は、基板本体30内に位置している。基板本体30と実装部31との間にはスリット77と、スリット78とが形成されている。スリット77およびスリット78は、略U字形状となるように形成されており、互いに開口部が向き合うように配置されている。
スリット77は、端部32から端部35に連続して延びるように形成されており、スリット78は、端部33から端部36に連続して延びるように形成されている。
実装部31の外周縁部は、スリット77とスリット78とによって形成されている。実装部31の外周縁部は、セラミックコンデンサ25A,25Bの短側面42,52に沿って延びる辺部72と、短側面43,53に沿って延びる辺部73とを含む。実装部31の外周縁部は、辺部72の一端から辺部73の一端に向けて延びる延出辺部74と、辺部72の他端から辺部73の他端に向けて延びる延出辺部80とを含む。実装部31の外周縁部は、辺部73の一端から辺部72の一端に向けて延びる延出辺部75と、辺部73の他端から辺部72の他端に向けて延びる延出辺部81とを含む。
なお、延出辺部74,80は辺部72の端部から端部32,35に達するように形成され、延出辺部75,81は、辺部73の端部から端部33,36に達するように形成されている。
そして、基板20のうち、端部32と端部33との間に位置する部分が接続部34であり、端部35と端部36との間に位置する部分が接続部37である。接続部34および接続部37によって、実装部31と基板本体30とが接続されている。なお、接続部34と接続部37とは、方向D1に直交する方向に配列している。
このように形成されたイオン発生装置1において、セラミックコンデンサ25A,25Bが収縮すると、セラミックコンデンサ25A,25Bは、方向(セラミックコンデンサの長手方向)D1に収縮する。
これにより、図14に示すように、辺部72および辺部73は、上方に向けて変位して、実装部31が撓む。この際、実装部31は、接続部34および接続部37を通る仮想線を中心として、実装部31が変形する。そして、セラミックコンデンサ25A,25Bが繰り返し収縮すると、実装部31が振動する。このように、接続部34および接続部37は、実装部31が振動するときの支点(固定点)となるため、実装部31が変形したとしても接続部34および接続部37の変形量は小さい。
このため、接続部34,37から実装部31の振動が基板本体30に伝達されることが抑制されている。なお、本実施の形態5においても、実装部31と、セラミックコンデンサ25A,25Bは、樹脂部70から露出しており、樹脂部70を通じて基板20全体に振動が伝播することが抑制されている。
(実施の形態6)
図15を用いて、本実施の形態6に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図15に示す構成のうち、図1から図14に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図15を用いて、本実施の形態6に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図15に示す構成のうち、図1から図14に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図15は、実施の形態6に係るイオン発生装置1の一部を示す平面図である。この図15に示す例においては、実装部31は、基板20の角部に形成されている。基板本体30と、実装部31との間には、スリット66が形成されている。スリット66は、基板20の外周縁部からセラミックコンデンサ25Aの長側面40に沿って延びる。
実装部31の外周縁部は、辺部60と、辺部61と、辺部62とを含む。辺部60は、基板20の外周縁部に位置し、辺部60も基板20の外周縁部に位置する。辺部62は、スリット66によって形成されている。
辺部62は、端部33から基板20の外周縁部に達するように延び、端部33は、セラミックコンデンサ25A,25Bの短側面43,53よりも辺部60から離れた位置に位置している。
そして、基板20のうち、端部33と、辺部61側の基板20の外周縁部との間に位置する部分が、基板本体30と実装部31とを接続する接続部34である。このように、図15に示す例においても、実装部31は、基板本体30に片持ち状態となるように形成されている。
なお、本実施の形態においても、セラミックコンデンサ25A,25Bは、短側面42,52および短側面43,53が、辺部60および接続部34の配列方向に配列するように配置されている。
このように構成されたイオン発生装置1において、セラミックコンデンサ25A,25Bに高電圧が印加されると、セラミックコンデンサ25A,25Bは、方向D1に収縮する。これにより、辺部60が図15の紙面上方に向けて変位するように実装部31が変形する。
そして、セラミックコンデンサ25A,25Bに周期的に高電圧が印加されることで、実装部31が振動する。この際、接続部34が振動の支点(固定点)となるため、実装部31の振動が基板本体30に伝播されることが抑制される。
なお、本実施の形態においても、イオン発生装置1は、樹脂部70を含み、セラミックコンデンサ25A,25Bおよび実装部31は、樹脂部70から露出するように形成されている。
このため、樹脂部70に実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bの振動が伝達されることを抑制することができる。なお、本実施の形態においても、基板20は、ケースから間隔をあけて設けられており、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25の振動が伝達されることを抑制することができる。
(実施の形態7)
図16を用いて、本実施の形態7に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図16に示す構成のうち、上記図1から図15に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。図16は、実施の形態7に係るイオン発生装置1の一部を示す平面図である。
図16を用いて、本実施の形態7に係るイオン発生装置1について説明する。なお、図16に示す構成のうち、上記図1から図15に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。図16は、実施の形態7に係るイオン発生装置1の一部を示す平面図である。
この図16に示すように、基板20には、基板本体30と実装部31との間に位置する屈曲スリット82が形成されている。
屈曲スリット82は、基板20の外周縁部からセラミックコンデンサ25A,25Bの短側面42,52に沿って延びるスリット68と、スリット68に接続され、セラミックコンデンサ25Aの長側面40に沿って延びるスリット69とを含む。
実装部31の外周縁部は、辺部60,61,62を含む。辺部61は基板20の外周縁部に位置する。辺部60は、スリット68によって形成され、辺部62は、スリット69によって形成されている。
基板20のうち、辺部62およびスリット69の端部33と、辺部61が位置する基板20の外周縁部との間に位置する部分が、基板本体30と実装部31とを接続する接続部34である。
セラミックコンデンサ25A,25Bは、短側面42,52および短側面43,53が辺部60および接続部34の配列方向に配列するように配置されている。スリット69および辺部62の端部33は、セラミックコンデンサ25A,25Bの短側面43,53よりも辺部60から離れた位置に位置している。
このように形成されたイオン発生装置1においても、セラミックコンデンサ25A,25Bに高電圧の電圧が周期的に印加されることで、セラミックコンデンサ25A,25Bが方向D1に収縮したり、元の長さに戻ったりする。
これに伴い、実装部31は、辺部60が上方に変位するように変形することを繰り返し、実装部31が振動する。この際、接続部34は、振動の支点(固定点)となり、実装部31の振動が基板本体30に伝達されることを抑制することができる。
さらに、本実施の形態においても、実装部31およびセラミックコンデンサ25A,25Bは、樹脂部70から露出するように形成されており、樹脂部70を介して実装部31の振動が基板20全体に伝播することが抑制されている。なお、本実施の形態においても、基板20は、ケース2から離れた位置に設けられており、ケース2に実装部31などの振動が伝達されることが抑制されている。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 イオン発生装置、2 ケース、3 回路基板、5,6 穴部、7 窓部、8 蓋部、10 入力回路、11 出力回路、20 基板、21 負イオン発生電極、22 正イオン発生電極、23 高圧トランス、24 スイッチング素子、25,25A,25B セラミックコンデンサ、27 直流電源回路、28 高電圧回路、30 基板本体、31 実装部、32,35,36 端部、34,37 接続部、40,41,50,51 長側面、42,43,52,53 短側面、44,45,54,55 電極、46 実装面、58,59 配線、60,61,62,71,72,73 辺部、65,66,67,76,77,78 スリット、70 樹脂部、74,75,80,81 延出辺部。
Claims (12)
- 主表面を有する基板と、
前記主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと、
を備え、
前記基板は、前記セラミックコンデンサが実装される実装領域を含み、
前記セラミックコンデンサは、前記セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、前記セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含み、
前記実装領域の外周縁部は、前記第3側面に沿って延びる第3辺部と、前記第3辺部の第1端から前記第1側面に沿って延びる第1辺部と、前記第3辺部の第2端から前記第2側面に沿って延びる第2辺部とを含む、回路基板。 - 前記第1辺部および前記第2辺部は、前記セラミックコンデンサの長手方向の長さよりも長い、請求項1に記載の回路基板。
- 前記基板は、基板本体領域を含み、
前記実装領域は、前記基板本体領域の外周縁部から突出するように形成された、請求項1または請求項2に記載の回路基板。 - 前記基板は、基板本体領域を含み、
前記実装領域は前記基板本体領域に囲まれ、
前記基板には、前記第1側面に沿って延びる第1スリットと、前記第2側面に沿って延びる第2スリットと、前記第3側面に沿って延びると共に、前記第1スリットと前記第2スリットとを接続する第3スリットとが形成された、請求項1に記載の回路基板。 - 前記第3辺部は、前記基板の外周縁部に位置し、
前記第1辺部は、前記基板の外周縁部から延びる第1スリットによって形成され、
前記第2辺部は、前記基板の外周縁部から延びる第2スリットによって形成された、請求項1に記載の回路基板。 - 前記第1辺部と前記第3辺部とは、前記基板の外周縁部に位置し、
前記第2辺部は、前記基板の外周縁部から延びる第2スリットによって形成された、請求項1に記載の回路基板。 - 前記第2辺部は、前記基板の外周縁部に位置し、
前記基板には、前記基板の外周縁部から前記第3側面に沿って延びる第3スリットと、前記第3スリットに接続され、前記第1側面に沿って延びる第1スリットとが形成され、
前記第3辺部は、前記第3スリットによって形成され、前記第1辺部は、前記第1スリットによって形成された、請求項1に記載の回路基板。 - 主表面を有する基板と、
前記主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと、
を備え、
前記基板は、前記セラミックコンデンサが実装される実装領域を含み、
前記セラミックコンデンサは、前記セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、前記セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含み、
前記実装領域の外周縁部は、前記第1側面に沿って延びる第1辺部と、前記第1辺部に接続され、前記第3側面に沿って延びる第3辺部と、前記第1辺部に接続され、前記第4側面に沿って延びる第4辺部と、前記第2側面に沿って延びると共に前記第3辺部の端部から前記第4辺部に向けて延びる第1延出辺部と、前記第2側面に沿って延びると共に前記第4辺部の端部から前記第3辺部に向けて延びる第2延出辺部とを含む、回路基板。 - 主表面を有する基板と、
前記主表面上に設けられた略直方体形状のセラミックコンデンサと、
を備え、
前記基板は、前記セラミックコンデンサが実装される実装領域を含み、
前記セラミックコンデンサは、前記セラミックコンデンサの短手方向に対向する第1側面および第2側面と、前記セラミックコンデンサの長手方向に対向する第3側面および第4側面とを含み、
前記実装領域の外周縁部は、前記第3側面に沿って延びる第3辺部と、前記第4側面に沿って延びる第4辺部と、前記第1側面に沿って延びると共に前記第3辺部の端部から前記第4辺部に向けて延びる第3延出辺部と、前記第2側面に沿って延びると共に前記第3辺部の端部から前記第4辺部に向けて延びる第4延出辺部と、前記第1側面に沿って延びると共に前記第4辺部の端部から前記第3辺部に向けて延び出る第5延出辺部と、前記第2側面に沿って延びると共に前記第4辺部の端部から前記第3辺部に向けて延び出る第6延出辺部とを含む、回路基板。 - 前記基板は、基板本体領域を含み、
前記基板本体領域を覆う樹脂部をさらに備え、
前記セラミックコンデンサおよび前記実装領域は、前記樹脂部から露出する、請求項1から請求項9のいずれかに記載の回路基板。 - 請求項1から請求項10のいずれかに記載の回路基板を備えた、イオン発生装置。
- 前記回路基板を収容する収容ケースをさらに備え、
前記セラミックコンデンサおよび前記実装領域は、前記収容ケースから間隔をあけて配置された、請求項11記載のイオン発生装置。
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