JP2013254665A - 照明光源用のコントローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】照射光の光量及び色温度を調整するために用いられる照明光源用のコントローラの小型化及び操作性向上を図る。
【解決手段】コントローラ1は、照明光源からの照射光の光量を調整するのに用いられる調光用ダイヤル6と、同照射光の色温度を調整するのに用いられる調色用ダイヤル7と、を備える。これら調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれ回動可能な円板状ノブにより構成され、かつ互いに積み重ねられて配置されている。調光用ダイヤル6を回動させることで光量が調整され、調色用ダイヤル7を回動させることで色温度が調整される。調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とが互いに積み重ねられているのでコントローラ1を小型化することができ、また、両ダイヤル6、7を回動させることで光量及び色温度を調整するので操作性が良い。
【選択図】図2
【解決手段】コントローラ1は、照明光源からの照射光の光量を調整するのに用いられる調光用ダイヤル6と、同照射光の色温度を調整するのに用いられる調色用ダイヤル7と、を備える。これら調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれ回動可能な円板状ノブにより構成され、かつ互いに積み重ねられて配置されている。調光用ダイヤル6を回動させることで光量が調整され、調色用ダイヤル7を回動させることで色温度が調整される。調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とが互いに積み重ねられているのでコントローラ1を小型化することができ、また、両ダイヤル6、7を回動させることで光量及び色温度を調整するので操作性が良い。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数色の光を発する照明光源からの照射光の光量及び色温度を調整するための照明光源用のコントローラに関する。
照射光の光量及び色温度は、人の心理に様々な影響を与える。照射光の光量及び色温度と人の心理との関係については、今までに多くの実験が報告されており、その中でも1941年にKruithofが示した「色温度によって快適照度(光量)の上限及び下限が変化する」という考えは、広く受け入れられている。
図9に示すように、Kruithofの実験によれば、色温度の高い光(例えば、昼白色の蛍光灯から照射されるような青白い光、色温度:〜5000K)は、その照度が高い場合には人に爽やかな印象を与えるが、その照度が低い場合には人に陰気な印象を与える。一方、色温度の低い光(例えば、白熱ランプから照射されるような赤っぽい光、色温度:〜2800K)は、その照度が高い場合には人に暑苦しい印象を与えるが、その照度が適度に調整されている場合には人に穏やかな印象を与える。このように、照射光の色温度によって、人が快適感や不快感を感じる照射光の照度は異なる。
近年では、RGB各色に発光するLEDを組み合わせることで照射光の色温度を任意に設定することができる照明光源、及びこのような照明光源からの照射光の光量及び色温度を各々調整するコントローラが知られている。この種のコントローラとして、例えば、上下移動可能かつ回動可能なダイヤルを備え、このダイヤルの上下移動操作によって照射光の光量が調整され、同ダイヤルの回動操作によって照射光の色温度が調整されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような照明光源用のコントローラでは、ダイヤルの上下移動操作により光量が調整されるので、ダイヤルを上下移動させるためのスペースが必要となる。そのため、コントローラを小型化しようとすると上記スペースも小さくなってしまい、光量の微調整が難しくなる。また、光量を調整するためにユーザがダイヤルを掴むと、ダイヤルを意図せず回動させてしまい色温度が変化してしまうことも起こり得る。
本発明は、上記課題を解決するものであって、小型化が可能で、かつ照射光の光量及び色温度を調整する際の操作性の良い照明光源用のコントローラを提供することを目的とする。
本発明の照明光源用のコントローラは、互いに異なる色の光を発する複数種の光源を有する照明光源の発光制御に用いられ、この照明光源からの照射光の光量を調整するために用いられる調光用ダイヤル及び同照射光の色温度を調整するために用いられる調色用ダイヤルを備え、前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、それぞれ回動可能な円板状ノブにより構成され、かつ互いに積み重ねられて配置され、照射光の光量は、前記調光用ダイヤルが回動されることで調整され、照射光の色温度は、前記調色用ダイヤルが回動されることで調整されることを特徴とする。
前記調光用ダイヤルは、前記調色用ダイヤルの上に積み重ねられて配置され、該調色用ダイヤル側に押し込まれることで該調色用ダイヤルと一体化して該調色用ダイヤルと一体操作可能となり、該調色用ダイヤル側に再度押し込まれることで該調色用ダイヤルから分離して該調色用ダイヤルとは独立して操作可能となることが好ましい。
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルが一体操作されるときに、該ダイヤルが回動されると、前記照明光源からの照射光の光量及び色温度は、光量と色温度とが相関して変化するように規定した調光調色カーブで定められた値に従って変化することが好ましい。
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、互いに同じ直径を有することが好ましい。
前記調色用ダイヤルは、前記調光用ダイヤルよりも大きな直径を有し、かつ該調光用ダイヤルが自身の方に押し込まれたときに該調光用ダイヤルを収容するための穴を有することが好ましい。
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、それぞれ一定範囲内で回動し、この回動範囲内において照射光の光量及び色温度の調整範囲の上限及び下限が設定されていることが好ましい。
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤル各々の回動加速度を検知する加速度センサを更に備えているときには、前記加速度センサにより検知された前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤル各々の回動加速度の大きさと、前記照明光源からの照射光の光量及び色温度の変化量の大きさと、が互いに比例するように構成されていることが好ましい。
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルが互いに独立して操作されるときに、前記調光用ダイヤル又は調色用ダイヤルにより設定された任意の光量又は色温度に応じて、最適な色温度又は光量を自動で設定するためのオススメボタンを更に備えることが好ましい。
本発明によれば、調光用ダイヤルと調色用ダイヤルとが互いに積み重ねられているのでコントローラを小型化することができ、また、両ダイヤルを回動させることで光量及び色温度を調整するので操作性を良くすることができる。
本発明の実施形態に係る照明光源用のコントローラについて図1乃至図5を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態のコントローラ1は、照明システム10の一部を構成している。照明システム10は、コントローラ1に加えて、照明光源2と、照明光源2への電力供給を制御する電源ユニット3と、を更に備える。コントローラ1は、ユーザからの入力に基づいて電源ユニット3の動作を制御するための制御信号を生成する。この制御信号を受信した電源ユニット3は、照明光源2への通電を調整することで照明光源2を発光制御する。
照明光源2は、互いに異なる色の光を発する複数種の光源を有し、図例では、赤色光を発する赤色光源2R(R:Red)と、緑色光を発する緑色光源2G(G:Green)と、青色光を発する青色光源2B(B:Blue)と、を有する。赤色光源2Rは、互いに直列に接続された複数の赤色LEDにより構成されている。緑色光源2Gは、互いに直列に接続された複数の緑色LEDにより構成されている。青色光源2Bは、互いに直列に接続された複数の青色LEDにより構成されている。
コントローラ1は、例えば、照明システム10が設置される部屋の壁面に固定され、矩形の箱型形状とされるハウジング11を有する。ハウジング11の一面には、照明光源2をオンオフ制御するための電源スイッチ12と、照明光源2からの照射光の光量及び色温度を調整するために用いられる回動可能なダイヤル4と、ダイヤル4の回動位置を示すための複数のマーク5と、が設けられている。電源スイッチ12は、押釦スイッチにより構成され、交流電源ACから電源ユニット3への給電経路を開閉する。マーク5は、ダイヤル4を時計に見立てると、ダイヤル4の6時の位置に設けられたマーク51と、ダイヤル4の4時の位置に設けられたマーク52と、により構成されている。
また、ハウジング11の内部には、照明光源2からの照射光の光量と色温度とが相関して変化するように規定した所定の調光調色カーブ(後述参照)を記憶する記憶部13が設けられている。
図2に示すように、ダイヤル4は、照明光源2からの照射光の光量を調整するために用いられる調光用ダイヤル6と、照明光源2からの照射光の色温度を調整するために用いられる調色用ダイヤル7と、により構成されている。これら調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれ回動可能な円板状ノブにより構成され、互いに同じ直径を有し、かつ互いに積み重ねられて配置されている。図例では、調光用ダイヤル6が、調色用ダイヤル7の上に積み重ねられている。ダイヤル6、7は、スムーズに回動されるように構成されていてもよいし、回動させたときにクリック感が得られるように構成されていてもよい。
調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれその表面に自身の回動位置を示すための目盛り61、71を有する。調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれ一定範囲内で回動し、この回動範囲内において照射光の光量及び色温度の調整範囲の上限及び下限が設定されている。図例では、調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、それぞれの目盛り61、71がマーク51から時計回りにマーク52の範囲まで略300度回動するように構成されている。
調光用ダイヤル6は、その目盛り61がマーク51に合っているときに照明光源2からの照射光の光量が最小となるように構成され、目盛り61がマーク52に合っているときに照明光源2からの照射光の光量が最大となるように構成されている。また、調色用ダイヤル7は、その目盛り71がマーク51に合っているときに照明光源2からの照射光の色温度が最低となるように構成され、目盛り71がマーク52に合っているときに照明光源2からの照射光の色温度が最高となるように構成されている。
図2は、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とが互いに分離した状態を示している。この状態では、調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、互いに独立して回動操作可能となっている。
図3に示すように、調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7は、可逆的に一体化可能に構成されている。この一体化は、調光用ダイヤル6を調色用ダイヤル7側に押し込むことで成され、再度調光用ダイヤル6を調色用ダイヤル7側に押し込むことで解除される。調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とを一体化させることで、ダイヤル6、7を一体に回動操作することが可能となる。
図4(a)に示すように、電源ユニット3は、コントローラ1からの制御信号が入力される制御信号入力部31と、コントローラ1を通じて給電される交流電源ACからの交流電圧を所望の直流電圧に変換する交流/直流変換部32と、を有する。また、電源ユニット3は、赤色光源2Rを駆動する赤色駆動部33Rと、緑色光源2Gを駆動する緑色駆動部33Gと、青色光源2Bを駆動する青色駆動部33Bと、を有する。更に、電源ユニット3は、制御信号入力部31に入力された制御信号を、駆動部33R、33G、33Bの各々を駆動するための駆動信号に変換する駆動信号変換部34を有する。駆動信号変換部34は、オンデューティ比が可変である一定周期の矩形波信号から成る駆動信号を出力する。
駆動部33R、33G、33Bは、互いに同一に構成されている。図4(b)に示すように、駆動部33R、33G、33Bの各々は、光源2R、2G、2B各々のアノードと交流/直流変換部32の(+)端との間に挿入された限流抵抗Rを有する。また、駆動部33R、33G、33Bの各々は、光源2R、2G、2B各々のカソードに接続されドレインが交流/直流変換部32の(−)端(グランド)に接続されたスイッチング素子Q1を有する。スイッチング素子Q1は、電界効果トランジスタにより構成される。
更に、駆動部33R、33G、33Bの各々は、互いに並列接続された2つのトランジスタTr1、Tr2を含む波形整形回路を有する。トランジスタTr1は、そのコレクタが交流/直流変換部32の(+)端に接続され、かつそのエミッタがスイッチング素子Q1のゲートに接続されたPNP型のバイポーラトランジスタにより構成される。また、トランジスタTr2は、そのコレクタがスイッチング素子Q1のゲートに接続され、かつそのエミッタが交流/直流変換部32の(−)端(グランド)に接続されたNPN型のバイポーラトランジスタにより構成される。波形整形回路は、トランジスタTr1、Tr2のベースに入力された駆動信号変換部34からの駆動信号を基にスイッチング素子Q1をPWM(パルス幅変調)制御して、光源2R、2G、2B各々への給電量を調節する。
上記のように構成されたコントローラ1の操作法について説明する。通常時には、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とを互いに一体化させた状態でコントローラ1を使用する。このとき、ダイヤル6、7を回動させると、照明光源2からの照射光の光量及び色温度は、所定の調光調色カーブで定められた値に従って変化する。
調光調色カーブは、Kruithofの実験で人が快適感を感じるとされた領域(図9参照)内で、照射光の光量及び色温度が互いに連動して変化するように規定している。図5に示すように、調光調色カーブは、例えば、3000K未満の領域では色温度の変化幅に対する光出力(光量)の変化幅が大きくなるように規定し、3000K以上の領域では色温度の変化幅に対する光出力(光量)の変化幅が小さくなるように規定する。これにより、光量と色温度とのバランスが適切に調整され、かつユーザが快適感を感じることができる照射光を常に得ることができる。
上記操作により、照明システム10からの照射光の光量と色温度とのバランスが調整されたとしても、例えば、照明システム10の他に光源が存在するとき等、照明環境に応じて照射光の光量及び色温度をそれぞれ適宜に修正したい場合がある。このような場合には、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7との一体化を解除してダイヤル6、7を互いに独立して回動できるようにし、照射光の光量又は色温度を個々に調整することでユーザが快適と感じる照射光とする。
上述のように、本実施形態のコントローラ1によれば、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とが互いに積み重ねられているので、従来のコントローラでは設けられていたダイヤルを上下移動させるためのスペースが不要となってコントローラ1を小型化できる。また、調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7を回動させることで光量及び色温度を調整するので操作性が良い。
また、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とを互いに一体化して、照射光の光量及び色温度を調光調色カーブに規定された値に従って調整することで、常に快適感を感じることができる照射光が得られる。更に、照明システム10の周囲状況等に応じて照射光の光量及び色温度を個別に調整したい場合には、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とを互いに分離して、これらダイヤル6、7を個々に操作すればよい。
また、調光用ダイヤル6の直径と調色用ダイヤル7の直径とが互いに同じに構成されているので、これらダイヤル6、7を一体化したときにダイヤル6、7の厚みが大きくなってホールド感が増す。更に、調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7の回動範囲内において光量及び色温度の上限及び下限が設定されているので、調光用ダイヤル6の目盛り61及び調色用ダイヤル7の目盛り71の位置からおおよその光量及び色温度を知ることができ操作性が良い。
次に、上記実施形態の第1の変形例に係るコントローラについて図6(a)(b)を参照して説明する。コントローラ1aでは、調色用ダイヤル7が、調光用ダイヤル6よりも大きな直径を有し、かつ調光用ダイヤル6が調色用ダイヤル7の方に押し込まれたときに調光用ダイヤル6を収容するための穴72を有する。これにより、調光用ダイヤル6を調色用ダイヤル7の方に押し込んでダイヤル6、7を一体化したときに、上述のコントローラ1に比べて、ダイヤル6、7の突出量を小さくしてコントローラ1aを薄型化することができる。
次に、上記実施形態の第2の変形例に係るコントローラについて図7を参照して説明する。コントローラ1bは、上述のコントローラ1を基に、照射光の光量及び色温度の自動設定に用いられるオススメボタン8を更に設けたものである。図例では、オススメボタン8が、調光用ダイヤル6の上面中央に設けられている。オススメボタン8は、調光用ダイヤル6と調色用ダイヤル7とが個別に操作されるときに使用され、例えば、調光用ダイヤル6により光量を任意に設定した後にオススメボタン8を押せば、その光量に最適な色温度が調光調色カーブに従って自動で設定される。また、逆に、調色用ダイヤル7により色温度を任意に設定した後にオススメボタン8を押せば、その色温度に最適な光量が調光調色カーブに従って自動で設定される。これにより、照射光の光量及び色温度を簡単に最適化することができる。
次に、上記実施形態の第3の変形例に係るコントローラについて図8を参照して説明する。上述したコントローラ1、1a、1bでは、ダイヤル6、7の回動は、一定範囲内(マーク51からマーク52の間)に限定されていた。これに対し、本変形例のコントローラ1cでは、ダイヤル6、7の回動範囲が制限されておらず、かつダイヤル6、7各々の回動加速度を検知する加速度センサ91、92が設けられている。コントローラ1cは、加速度センサ91、92により検知された調光用ダイヤル6及び調色用ダイヤル7各々の回動加速度の大きさと、照射光の光量及び色温度の変化量の大きさと、が互いに比例するように構成されている。これにより、ダイヤル6、7を速く回動させることで照射光の光量及び色温度を大きく変化させることができるので、所望の光量及び色温度を素早く得ることができる。
なお、本発明に係る照明光源用のコントローラは、上記実施形態及びその変形例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、複数の調光調色カーブがコントローラの記憶部に記憶され、照明システムを用いるシーンに応じて調光調色カーブを適宜選択し、種々のパターンで照射光の光量及び色温度を調整することができる構成としてもよい。調光調色カーブとしては、本実施形態のものに加えて、例えば、起床時において時間の経過と共に光量及び色温度がそれぞれ単調増加するように規定する起床時調光調色カーブや、色温度が高色温度にならないように規定する就寝前調光調色カーブがある。また、調光調色カーブを調整する調整ボタンを更に設け、調光調色カーブを調整することで照射光の光量及び色温度を調整する構成としてもよい。
1、1a、1b、1c コントローラ
10 照明システム
2 照明光源
2R 赤色光源
2G 緑色光源
2B 青色光源
6 調光用ダイヤル
7 調色用ダイヤル
72 (調光用ダイヤルを収容するための)穴
8 オススメボタン
91、92 加速度センサ
10 照明システム
2 照明光源
2R 赤色光源
2G 緑色光源
2B 青色光源
6 調光用ダイヤル
7 調色用ダイヤル
72 (調光用ダイヤルを収容するための)穴
8 オススメボタン
91、92 加速度センサ
Claims (8)
- 互いに異なる色の光を発する複数種の光源を有する照明光源の発光制御に用いられ、この照明光源からの照射光の光量を調整するために用いられる調光用ダイヤル及び同照射光の色温度を調整するために用いられる調色用ダイヤルを備えた照明光源用のコントローラであって、
前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、それぞれ回動可能な円板状ノブにより構成され、かつ互いに積み重ねられて配置され、
照射光の光量は、前記調光用ダイヤルが回動されることで調整され、照射光の色温度は、前記調色用ダイヤルが回動されることで調整されることを特徴とする照明光源用のコントローラ。 - 前記調光用ダイヤルは、前記調色用ダイヤルの上に積み重ねられて配置され、該調色用ダイヤル側に押し込まれることで該調色用ダイヤルと一体化して該調色用ダイヤルと一体操作可能となり、該調色用ダイヤル側に再度押し込まれることで該調色用ダイヤルから分離して該調色用ダイヤルとは独立して操作可能となることを特徴とする請求項1に記載の照明光源用のコントローラ。
- 前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルが一体操作されるときに、該ダイヤルが回動されると、前記照明光源からの照射光の光量及び色温度は、光量と色温度とが相関して変化するように規定した調光調色カーブで定められた値に従って変化することを特徴とする請求項2に記載の照明光源用のコントローラ。
- 前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、互いに同じ直径を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明光源用のコントローラ。
- 前記調色用ダイヤルは、前記調光用ダイヤルよりも大きな直径を有し、かつ該調光用ダイヤルが自身の方に押し込まれたときに該調光用ダイヤルを収容するための穴を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の照明光源用のコントローラ。
- 前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルは、それぞれ一定範囲内で回動し、この回動範囲内において照射光の光量及び色温度の調整範囲の上限及び下限が設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の照明光源用のコントローラ。
- 前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤル各々の回動加速度を検知する加速度センサを更に備え、
前記加速度センサにより検知された前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤル各々の回動加速度の大きさと、前記照明光源からの照射光の光量及び色温度の変化量の大きさと、が互いに比例するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の照明光源用のコントローラ。 - 前記調光用ダイヤル及び調色用ダイヤルが互いに独立して操作されるときに、
前記調光用ダイヤル又は調色用ダイヤルにより設定された任意の光量又は色温度に応じて、最適な色温度又は光量を自動で設定するためのオススメボタンを更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の照明光源用のコントローラ。
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- 2012-06-07 JP JP2012130169A patent/JP2013254665A/ja active Pending
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