JP2013252858A - 走行台車 - Google Patents

走行台車 Download PDF

Info

Publication number
JP2013252858A
JP2013252858A JP2013172917A JP2013172917A JP2013252858A JP 2013252858 A JP2013252858 A JP 2013252858A JP 2013172917 A JP2013172917 A JP 2013172917A JP 2013172917 A JP2013172917 A JP 2013172917A JP 2013252858 A JP2013252858 A JP 2013252858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
center line
steering drive
wheels
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013172917A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ueno
俊幸 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2013172917A priority Critical patent/JP2013252858A/ja
Publication of JP2013252858A publication Critical patent/JP2013252858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

【課題】弊害を生じることなく、偏荷重による傾きを抑制する走行台車を提供する。
【解決手段】全方位に走行可能なAGV20において、長方形状の車体21の底面の長手方向の中心線C1からオフセットした位置に、操舵及び駆動のための操舵駆動輪22、23を各々配置し、中心線C1を挟み、操舵駆動輪22、23とは反対側の側端部の中央部分に、鉛直方向に上下動できない固定キャスタ輪24を1つ配置すると共に、中心線C1に対して、固定キャスタ輪24と線対称となる位置に、鉛直方向に上下動できず、かつ、ロック機構を備えたロック機構付き固定キャスタ輪25を1つ配置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷物を積載して走行する走行台車に関する。
荷物を積載して走行する走行台車として、予め設定された搬送ルートを無人で走行する無人搬送台車(Auto Guided Vehicle;以降、AGVと呼ぶ。)が従来技術として知られている。従来のAGVの底面図を図4〜図6に示して、その車輪の配置、構成を説明する。
図4に示すように、AGV30においては、長方形の車体31の底面の一方の対角位置に、走行用駆動モータ及びステアリング(操舵)用モータを備えた操舵駆動輪32、33を配置しており、又、車体31の長手方向の中心線C1に対して、操舵駆動輪32、33と線対称となる他方の対角位置に、緩衝機構付きキャスタ輪34、35を配置している。緩衝機構付きキャスタ輪34、35には、それらの車輪自体を鉛直方向に上下動させる緩衝機構(例えば、ショックアブソーバ等)が備えられており、操舵駆動輪32、33が浮き上がって、スリップしないようにしている。又、操舵駆動輪32、33は、走行状態に応じて、各々独立して制御されるものである。例えば、図中の右上方向に回る場合には、進行方向前側の操舵駆動輪32を右側に切り、進行方向後側の操舵駆動輪33を左側(逆位相)に切るステアリング動作が行われる。
又、長方形の車体31の各辺の中心部分には、各辺に沿うように、棒状の誘導センサ36a、36b、36c、36dが取り付けられている。具体的には、誘導センサ36a、36bは、中心線C1上で中心線C1と垂直に交わるように配置され、誘導センサ36c、36dは、中心線C1と垂直に交わる中心線C2上で中心線C2と垂直に交わるように配置されている。誘導センサ36a、36bは誘導テープT1を検知するために、誘導センサ36c、36dは横行誘導テープT2を検知するために使用される。更に、誘導センサ36a〜36dの両端部には、対となるマーカセンサ37a、37b、37c、37dが取り付けられており、マーカ(図示省略)を検知するために使用される。AGV30の走行時には、誘導センサ36a〜36d及びマーカセンサ37a〜37dは、走行方向に近いセンサが機能しており、例えば、図中の上方に走行する場合には、誘導センサ36a及びマーカセンサ37aが機能することになる。
図5に示すAGV40は、図4に示したAGV30の変形例である。AGV40においては、長方形状の車体41の底面の長手方向の中心線C1上に、走行用駆動モータ及びステアリング(操舵)用モータを備えた操舵駆動輪42、43を配置しており、操舵駆動輪42を中心とした左右対称位置に、固定キャスタ輪44、45を配置し、操舵駆動輪43を中心とした左右対称位置に、固定キャスタ輪46、47を配置している。固定キャスタ輪44〜47は、AGV30の緩衝機構付きキャスタ輪34、35とは異なり、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものである。このように、AGV40は、図4に示したAGV30より、キャスタ輪の数が多く、これにより、偏荷重による台車の傾きが、AGV30より安定することになる。
又、操舵駆動輪42の前後に棒状の誘導センサ48a、48bが取り付けられており、同様に、操舵駆動輪43の前後に棒状の誘導センサ48c、48dが取り付けられている。又、長方形の車体41の長手方向の各辺の中心部分には、各辺に沿うように(中心線C2上で中心線C2と垂直に交わるように)、棒状の誘導センサ49e、48fが取り付けられている。誘導センサ48a〜48dは誘導テープT1を検知するために使用され、誘導テープT1を独立して追従できるように、操舵駆動輪42、43の旋回部分に設けられている。誘導センサ48e、48fは横行誘導テープT2を検知するために使用される。更に、誘導センサ48a〜48fの両端部には、対となるマーカセンサ49a、49b、49c、49d、49e、49fが取り付けられており、マーカ(図示省略)を検知するために使用される。
図6に示すAGV50の車輪の構成は、最も簡単なものである。AGV50においては、長方形状の車体51の底面の長手方向の中心線C1からオフセット(ここでは、図中の右側にオフセット)した位置に、走行用駆動モータ及びステアリング(操舵)用モータを備えた操舵駆動輪52、53を配置しており、中心線C1を挟み、操舵駆動輪52、53とは反対側の側端部の中央部分に、固定キャスタ輪54を配置して、これら3つの車輪により、二等辺三角形をなすようにしている。固定キャスタ輪54は、図5に示したAGV40の固定キャスタ輪44〜47と同様に、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものである。
又、図4に示したAGV30と同様に、長方形の車体51の各辺の中心部分には、各辺に沿うように、棒状の誘導センサ55a、55b、55c、55dが取り付けられており、誘導センサ55a、55bは誘導テープT1をするために使用され、誘導センサ55c、55dは横行誘導テープT2を検知するために使用される。更に、誘導センサ55a〜55dの両端部には、対となるマーカセンサ56a、56b、56c、56dが取り付けられており、マーカ(図示省略)を検知するために使用される。
特開2008−030650号公報 特開平10−338127号公報 特開平11−078867号公報
AGVに荷物が移載されるとき、多数の荷物が偏って移載されたり、重い荷物がAGVの重心から離れた位置に移載されたりした場合等、荷物の移載状態によっては、偏荷重となることがある。偏荷重となった場合には、上述したAGVにおいては、以下のような問題が発生する。
図4に示したAGV30においては、適度な荷重がかかると、操舵駆動輪32、33がスリップしないように、緩衝機構付きキャスタ輪34、35が沈み込んで、操舵駆動輪32、33の接地が確保されることになる。ところが、荷物移載時の荷重バランスが悪く、偏荷重となった場合には、緩衝機構付きキャスタ輪34、35が沈み込みすぎて、AGV30自体が傾いてしまう。
図5に示したAGV40においては、AGV30と比較して、固定キャスタ輪44〜47の数が増えており、又、それらの鉛直方向位置が固定されているため、荷物の移載時に、AGV40自体が傾くことはない。しかしながら、鉛直方向位置が固定された車輪数が多いため、操舵駆動輪42、43の接地の確保が難しくなっている。そのため、操舵駆動輪42、43を固定キャスタ輪44〜47の高さより高くすると共に、操舵駆動輪42、43自体に押付機構を設けて、接地を確保する構造とする必要がある。この押付機構は大掛かりなものであり、AGV40の高さが高くなる。
図6に示したAGV50は、最も簡単な構成であるが、荷物移載時の重心が、3つの車輪52〜54が形成する三角形の内側に無くてはならず、偏荷重を許容する場合の重心のオフセット範囲が最も狭い。又、固定キャスタ輪54に荷重が多くかかり、旋回時の抵抗が大きく、方向転換時にスムーズな走行ができない。
このように、従来のAGVにおいては、偏荷重により傾いてしまったり、又、偏荷重による傾きを抑制できても、操舵駆動輪の接地の確保が難しかったり、方向転換時にスムーズな走行ができなかったり、何らかの弊害が生じていた。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、弊害を生じることなく、偏荷重による傾きを抑制する走行台車を提供することを目的とする。
本発明は、以下のことを特徴とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る走行台車は、
全方位に走行可能な走行台車において、
長方形状の車体の底面の長手方向の中心線からオフセットした位置に、操舵及び駆動のための操舵駆動輪を各々配置し、
前記中心線を挟み、前記操舵駆動輪とは反対側の側端部の中央部分に、鉛直方向に上下動できない固定キャスタ輪を1つ配置すると共に、前記中心線に対して、前記固定キャスタ輪と線対称となる位置に、鉛直方向に上下動できず、かつ、ロック機構を備えたロック機構付き固定キャスタ輪を1つ配置したことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る走行台車は、
上記第1の発明に記載の走行台車において、
前記走行台車を、無人搬送台車とすることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る走行台車は、
上記第1の発明に記載の走行台車において、
前記走行台車を、誘導線に誘導される無人搬送台車とすると共に、
前記誘導線を検知する誘導センサを、当該走行台車の走行方向に対応して、可動に設けたことを特徴とする。
本発明は、以下の効果を奏する。
第1〜第3の発明によれば、長方形状の車体の4辺に車輪を配置する際、車体の長手方向の中心線からオフセットした位置に操舵駆動輪を各々配置し、中心線を挟み、操舵駆動輪とは反対側の側端部の中央部分に固定キャスタ輪を1つ配置すると共に、中心線に対して、固定キャスタ輪と線対称となる位置にロック機構付き固定キャスタ輪を1つ配置したので、偏荷重による傾きを抑制することができる。そして、偏荷重による傾きを抑制しても、操舵駆動輪の接地を確実に確保することができ、又、キャスタ輪の旋回抵抗を小さくして、方向転換時にスムーズに走行することができる。
本発明に係る走行台車の参考例として、その車輪の配置、構成を説明する底面図である。 図1に示した走行台車の緩衝機構付きキャスタ輪を説明する図である。 本発明に係る走行台車の実施形態の一例として、その車輪の配置、構成を説明する底面図である。 従来の走行台車の車輪の配置、構成を説明する底面図である。 従来の他の走行台車の車輪の配置、構成を説明する底面図である。 従来の他の走行台車の車輪の配置、構成を説明する底面図である。
本発明に係る走行台車は、その車輪の配置、構成を工夫することにより、偏荷重による傾きを抑制している。以下、本発明に係る走行台車について、図1〜図3を参照して、その実施形態を説明する。なお、以下の実施例においては、走行台車の一例として、無人搬送車(AGV)を例示するが、本発明は、荷物を積載する走行台車であれば、AGVに限らず、適用可能である。
(参考例1)
本発明に係る走行台車の参考例を、図1〜図2に示して説明する。なお、図1は、本参考例の走行台車において、その車輪の配置、構成を説明する底面図であり、図2は、図1に示した走行台車の緩衝機構付きキャスタ輪を説明する図である。
図1に示すように、AGV10には、上面に積載面を有する長方形状の車体11の底面において、その一方の対角位置に、走行用駆動モータ及びステアリング(操舵)用モータを備えた操舵駆動輪12、13を配置しており、又、車体11の長手方向の中心線C1に対して、操舵駆動輪12、13と線対称となる他方の対角位置に、緩衝機構付きキャスタ輪14、固定キャスタ輪15を配置している。操舵駆動輪12、13は、水平方向の全方位に操舵可能であり、緩衝機構付きキャスタ輪14、固定キャスタ輪15も、操舵駆動輪12、13の操舵方向に従動して、水平方向の全方位に旋回可能である。従って、AGV10は、全方向、例えば、前後進、左右横行等も可能なものである。
詳細は後述の図2において説明するが、緩衝機構付きキャスタ輪14には、その車輪自体を鉛直方向に上下動させる緩衝機構が備えられており、操舵駆動輪12、13が浮き上がって、スリップしないようにしている。一方、固定キャスタ輪15は、緩衝機構付きキャスタ輪14とは異なり、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものである。又、操舵駆動輪12、13も、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものである。
又、操舵駆動輪12、13は、走行状態に応じて、各々独立して制御されるものである。例えば、図中の右上方向に回る場合には、進行方向前側の操舵駆動輪12を右側に切り、進行方向後側の操舵駆動輪13を左側(逆位相)に切るステアリング動作が行われる。
又、AGV10においては、固定キャスタ輪15と2つの操舵駆動輪12、13がなす三角形Pの内側に、AGV10の構成部材の中で最も重量の大きいバッテリ18(車両重量の10%〜30%の重量を占めている。)を配置するようにしている。その結果、三角形Pの内側にAGV10の重心Gが位置することになる。
又、長方形の車体11の各辺の中心部分には、各辺に沿うように、棒状の誘導センサ16a、16b、16c、16dが取り付けられている。具体的には、誘導センサ16a、16bは、中心線C1上で中心線C1と垂直に交わるように配置され、誘導センサ16c、16dは、中心線C1と垂直に交わる中心線C2上で中心線C2と垂直に交わるように配置されている。誘導センサ16a、16bは誘導テープT1(誘導線)を検知するために使用され、誘導センサ16c、16dは横行誘導テープT2(誘導線)を検知するために使用される。更に、誘導センサ16a〜16dの両端部には、対となるマーカセンサ17a、17b、17c、17dが取り付けられており、マーカ(図示省略)を検知するために使用される。AGV10の走行時には、誘導センサ16a〜16d及びマーカセンサ17a〜17dは、走行方向に近いセンサが機能しており、例えば、図中の上方に走行する場合には、誘導センサ16a及びマーカセンサ17aが機能することになる。
ここで、図2を参照して、緩衝機構付きキャスタ輪14の構成を説明する。緩衝機構付きキャスタ輪14は、水平方向の全方位に旋回可能とする旋回機構14fだけでなく、鉛直方向に上下動する緩衝機構も有するものである。具体的には、床面Fに接して回転する車輪14aと車輪14aを上下動可能に支持する可動支持部材14bと可動支持部材14bを回動可能に支持する固定支持部材14cと、固定支持部材14cに取り付けられたショックアブソーバ14dと、可動支持部材14bとショックアブソーバ14dとを接続する接続部材14eとを有している。上記構成により、緩衝機構付きキャスタ輪14においては、車輪14aが床面Fに押し付けられている。例えば、積載による荷重が0kgのとき、図中実線で示す位置に車輪14aはあるが、積載による荷重が働くと、図中点線で示す位置に車輪14aは移動することになる。
上述したように、本参考例のAGV10においては、固定キャスタ輪15と2つの操舵駆動輪12、13がなす三角形Pの内側に重心Gが位置するように、例えば、バッテリ18等を配置したので、荷重は、主に、3つの固定キャスタ輪15、操舵駆動輪12、13で受け持つことになる。又、固定キャスタ輪15は鉛直方向位置が固定であるため、荷物移載時の偏荷重が、極端に緩衝機構付きキャスタ輪14側でない限り、車両の傾きは起きない、又、2つのキャスタ輪14、15のうち、一方のキャスタ輪14のみを緩衝機構付きとしているので、偏荷重による急激な沈み込みを避けると共に、操舵駆動輪12、13の床面との接地を確保することができる。
(実施例1)
本発明に係る走行台車の実施形態の一例を図3に示して説明する。なお、図3は、本発明に係る走行台車において、その車輪の配置、構成を説明する底面図である。
図3に示すように、AGV20には、上面に積載面を有する長方形状の車体21の底面において、その長手方向の中心線C1から少しオフセット(ここでは、図中の右側にオフセット)した位置に、走行用駆動モータ及びステアリング(操舵)用モータを備えた操舵駆動輪22、23を配置している。このオフセットした位置は、旋回時又はステアリング時に操舵駆動輪22、23を回転させたときに、誘導テープT1(誘導線)を踏むことがないように(痛めないように)、操舵駆動輪22、23の大きさ、車体21の大きさ(縦横の寸法)等に基づいて求めている。又、中心線C1を挟み、操舵駆動輪22、23とは反対側の側端部の中央部分に(中心線C2上に)、固定キャスタ輪24を配置し、更に、中心線C1に対して、固定キャスタ輪24と線対称となる位置に(中心線C2上に)、固定キャスタ輪25を配置している。操舵駆動輪22、23は、水平方向の全方位に操舵可能であり、固定キャスタ輪24、25も、操舵駆動輪22、23の操舵方向に従動して、水平方向の全方位に旋回可能である。従って、AGV20は、全方向、例えば、前後進、左右横行等も可能なものである。
固定キャスタ輪24、25は、共に、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものであるが、固定キャスタ輪25には、荷物移載時に、その動きをロックするロック機構を更に設けている。又、操舵駆動輪22、23も、緩衝機構付きのものではなく、その鉛直方向位置が固定されたものである。従って、荷物移載時には、操舵駆動輪22、23及び固定キャスタ輪24、25の4つの車輪で、AGV20を支持することになる。
又、操舵駆動輪22を前後で挟み込むように、棒状の誘導センサ26a、26bが車体21に取り付けられており、同様に、操舵駆動輪23を前後で挟み込むように、棒状の誘導センサ26c、26dが車体21に取り付けられている。又、長方形の車体21の長手方向の各辺の中心部分には、各辺に沿うように(中心線C2上で中心線C2と垂直に交わるように)、棒状の誘導センサ27e、26fが取り付けられている。誘導センサ26a〜26dは、誘導テープT1(誘導線)を検知するために使用される。なお、操舵駆動輪22、23が中心線C1に近いため、操舵駆動輪22、23の旋回に追従して旋回するように、誘導センサ26a〜26dを操舵駆動輪22、23の旋回部分に設けてもよい。誘導センサ26e、26fは横行誘導テープT2(誘導線)を検知するために使用される。更に、誘導センサ26a〜26fの両端部には、対となるマーカセンサ27a、27b、27c、27d、27e、27fが取り付けられており、マーカ(図示省略)を検知するために使用される。
上述したように、本実施例のAGV20においては、荷物移載時には、固定キャスタ輪25のロック機構を機能させるので、4つの車輪でAGV20を支持することになり、偏荷重による傾きは無くなる。又、操舵駆動輪22、23を、従来のAGV40(図5参照)の操舵駆動輪42、43より中心線C1寄りに配置しているので、荷重が車両中央にある普通の状態では、AGV40と比較して、操舵駆動輪22、23への荷重が大きくなり、固定キャスタ輪24、25にかかる荷重は小さくなるため、固定キャスタ輪24、25の旋回時における抵抗も小さくなる。
本発明は、無人搬送台車に好適なものである。
10、20 AGV
11、21 車体
12、13、22、23 操舵駆動輪
14 緩衝機構付きキャスタ輪
15、24、25 固定キャスタ輪
16a〜16d、26a〜26f 誘導センサ
17a〜17d、27a〜27f マーカセンサ
18 バッテリ

Claims (3)

  1. 全方位に走行可能な走行台車において、
    長方形状の車体の底面の長手方向の中心線からオフセットした位置に、操舵及び駆動のための操舵駆動輪を各々配置し、
    前記中心線を挟み、前記操舵駆動輪とは反対側の側端部の中央部分に、鉛直方向に上下動できない固定キャスタ輪を1つ配置すると共に、前記中心線に対して、前記固定キャスタ輪と線対称となる位置に、鉛直方向に上下動できず、かつ、ロック機構を備えたロック機構付き固定キャスタ輪を1つ配置したことを特徴とする走行台車。
  2. 請求項1に記載の走行台車において、
    前記走行台車を、無人搬送台車とすることを特徴とする走行台車。
  3. 請求項1に記載の走行台車において、
    前記走行台車を、誘導線に誘導される無人搬送台車とすると共に、
    前記誘導線を検知する誘導センサを、当該走行台車の走行方向に対応して、可動に設けたことを特徴とする走行台車。
JP2013172917A 2013-08-23 2013-08-23 走行台車 Pending JP2013252858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013172917A JP2013252858A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 走行台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013172917A JP2013252858A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 走行台車

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009172760A Division JP5481994B2 (ja) 2009-07-24 2009-07-24 走行台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013252858A true JP2013252858A (ja) 2013-12-19

Family

ID=49950754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013172917A Pending JP2013252858A (ja) 2013-08-23 2013-08-23 走行台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013252858A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106006466A (zh) * 2016-06-07 2016-10-12 广州普华灵动机器人技术有限公司 一种超薄重载举升潜入全向移动式agv
US9868591B2 (en) 2015-11-23 2018-01-16 Kia Motors Corporation Automated guided vehicle
CN108505798A (zh) * 2018-05-30 2018-09-07 北京石油化工学院 一种六轮系重载可自动充电的智能泊车机器人
CN109278882A (zh) * 2018-08-20 2019-01-29 浙江精功机器人智能装备有限公司 一种用于大负载agv潜伏式牵引窄型底盘
CN109878597A (zh) * 2019-04-18 2019-06-14 浙江大学昆山创新中心 一种带有精密减震舵轮的agv小车

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606673U (ja) * 1983-06-23 1985-01-18 神鋼電機株式会社 無人車の遊輪機構
JPS6289006U (ja) * 1985-11-25 1987-06-06
JPH01114567A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Murata Mach Ltd 無人走行車

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606673U (ja) * 1983-06-23 1985-01-18 神鋼電機株式会社 無人車の遊輪機構
JPS6289006U (ja) * 1985-11-25 1987-06-06
JPH01114567A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Murata Mach Ltd 無人走行車

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9868591B2 (en) 2015-11-23 2018-01-16 Kia Motors Corporation Automated guided vehicle
CN106006466A (zh) * 2016-06-07 2016-10-12 广州普华灵动机器人技术有限公司 一种超薄重载举升潜入全向移动式agv
CN106006466B (zh) * 2016-06-07 2018-10-19 广州普华灵动机器人技术有限公司 一种超薄重载举升潜入全向移动式agv
CN108505798A (zh) * 2018-05-30 2018-09-07 北京石油化工学院 一种六轮系重载可自动充电的智能泊车机器人
CN109278882A (zh) * 2018-08-20 2019-01-29 浙江精功机器人智能装备有限公司 一种用于大负载agv潜伏式牵引窄型底盘
CN109878597A (zh) * 2019-04-18 2019-06-14 浙江大学昆山创新中心 一种带有精密减震舵轮的agv小车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5481994B2 (ja) 走行台車
JP2013252858A (ja) 走行台車
JP6262401B2 (ja) ロッカーボギー
JP2014500922A5 (ja)
JP2016074507A (ja) コンテナ用無人搬送車
JP2009227042A (ja) 運搬台車
TW201813911A (zh) 物品搬運車
KR20200053956A (ko) 복합 중첩 적재 승강 대차
TW201815653A (zh) 懸垂式塔式起重機
EP3441282A1 (en) Roll container
JP5757330B2 (ja) フォークリフトと、このフォークリフトを用いた自動倉庫、及びフォークリフトによる荷役方法
JP5895655B2 (ja) 牽引台車の連結装置
JP6730018B2 (ja) 運搬用台車
JP2008030650A (ja) 無人搬送台車
KR20210026927A (ko) 지게차용 무인운반차
KR101483049B1 (ko) 주행 능력 향상 이동로봇
JP2017081473A (ja) 整列カバーを用いた運搬用台車
TWI527723B (zh) 搬送系統
KR20120056065A (ko) 핀연결 무인자동운반대차
JP2017202786A (ja) 運搬用車両
KR20220044280A (ko) 화물을 수송하기 위한 차량
RU2609502C1 (ru) Тележка для паллет
KR102294901B1 (ko) Agv 휠 완충장치
JP2014180938A (ja) 二輪車用トレーラー
JP2019108092A (ja) 無人搬送車

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141021