JP2013252810A - 車両用定速走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】降板路においてもより適切に車両の定速制御を実現することができる車両用定速走行制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る車両用定速走行制御装置1は、降板路の定速走行時において、車両の補機の補機制御量Wの増減により車両のエンジンに対する負荷トルクの増減を行う増減手段2cと、エンジンのフューエルカットの禁止又は禁止の解除を選択する選択手段2bと、を含み、補機制御量Wが所定値に到達した場合に増減手段2cが補機制御量Wを減少させるとともに選択手段2bがフューエルカットの禁止の解除を選択することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車、トラック、バス等の車両に適用して好適な車両用定速走行制御装置に関する。
近年の車両においては、例えば特許文献1に記載されているように、車速を設定速度に制御する定速走行を行う装置が提案されている。その際、車両が走行する路面が降板路である場合を考慮して、降板路の定速走行時において、目標セット車速からの増速度に応じて、フューエルカットを行う気筒数を変化させることで、増速度に応じたエンジントルクを発生することが開示されている。
特開昭63−138129号公報
ところが、このような従来技術においては、降板路における勾配と車速の関係からエンジンのフューエルカットが実施されると車両が減速されすぎ、フューエルカットから復帰すると増速しすぎてしまう状態が発生する。このような状態は車速を維持しようとするとフューエルカットが短周期で発生してしまい乗り心地の悪化を招く、という問題が生じる。
本発明は、上記問題に鑑み、降板路においてもより適切に車両の定速制御を実現することができる車両用定速走行制御装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る車両用定速走行制御装置は、
降板路の定速走行時において、車両の補機の補機制御量の増減により前記車両のエンジンに対する負荷トルクの増減を行う増減手段と、前記エンジンのフューエルカットの禁止又は当該禁止の解除を選択する選択手段と、を含み、前記補機制御量が所定値に到達した場合に前記増減手段が前記補機制御量を減少させるとともに前記選択手段が前記フューエルカットの禁止の解除を選択することを特徴とする。
本発明によれば、降板路においてもより適切に車両の定速制御を実現することができる車両用定速走行制御装置を提供することができる。
本発明に係る実施例の車両用定速走行制御装置1の一実施形態を示すブロック図である。 実施例の車両用定速走行制御装置1の適用態様の一例を示す模式図である。 実施例の車両用定速走行制御装置1の制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施例の車両用定速走行制御装置1は、エンジンECU2(Electronic Control Unit)と、エアコンECU3と、発電制御ECU4と、コンプレッサ5と、オルタネータ6とを含んで構成される。エンジンECU2とエアコンECU3及び発電制御ECU4は相互にCAN(Controller Area Network)等の通信規格により接続される。
エンジンECU2は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスと入出力インターフェースから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行うクルーズ制御部2a、エンジン制御部2b、補機制御部2cとして機能するものである。
エアコンECU3は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスと入出力インターフェースから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行って、エンジンECU2との通信に基づいて、車両のエアコン用のコンプレッサ5の起動、停止、デューティ比の制御を行うものである。
発電制御ECU4も、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスと入出力インターフェースから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行って、エンジンECU2との通信に基づいて、車両のバッテリを充電するオルタネータ6の駆動、停止、発電量の制御を行うものである。
また、上述したCAN上に接続された図示しないブレーキECUに接続された図示しない車速センサは、各車輪に対応して設けられた車輪速センサから各車輪速を検出し、それらの各車輪速の平均から車速Vを求め、車速VをCANに対して出力しており、エンジンECU2はその車速VをCAN上において取得している。
エンジンECU2のクルーズ制御部2aは、図示しないクルーズ設定スイッチにより設定される設定速度VCと車速Vの速度差ΔVに基づいてこの速度差ΔVを最小とするようにエンジン制御部2bへの要求トルクを例えばPID制御により制御する。
この要求トルクに基づいてエンジン制御部2bはエンジンの燃料噴射量ひいてはトルクを制御するクルーズコントロールを実行する。また、エンジンECU2のクルーズ制御部2aは、図示しないストップランプスイッチにより運転者によるマニュアルのブレーキ操作が検出された場合にはクルーズコントロールをキャンセルする。
ここで本実施例はクルーズコントロールが適用される路面が降板路である場合に適合させている。降板路は例えば図2の最下段に示すように、平坦路からの遷移部分から徐々に勾配θが大きくなり、勾配θが一定値より大きくなった後、終端に向けて徐々に勾配θが小さくなる形態を有する。また、時刻t0〜t4に対応したピークを有している。
エンジンECU2のクルーズ制御部2aは、クルーズコントロールを行いながら降板路を走行中に、勾配θがきつくなるつまり大きくなってくると、車速Vが増大して設定車速VCから大きくなり速度差ΔVが大きくなることから、エンジン制御部2bへの要求トルクを小さくする。
この要求トルクがある閾値以下(図2の時刻t0)となるとエンジン制御部2bはエンジンの図示しない燃料噴射部に対して燃料噴射を停止させるフューエルカット:F/Cを実施する。エンジン制御部2bにおいてF/Cを実施したとき(図2の時刻t1)は、F/C禁止フラグを1とし、F/C禁止がなされる。
一方、補機制御部2cは補機制御を開始する(図2の時刻t1以降)。この補機制御においてエンジン制御部2bはクルーズ制御部2aからの要求トルクの補機制御の開始時の値を記憶しておき、要求トルクを開始時以降この値に固定する。
補機制御部2cは、補機制御量W(本実施例ではエアコン用のコンプレッサ5とオルタネータ6の合計電力消費量)を増減させることでエンジンの負荷トルク(走行抵抗に相当)を増減させて、車速Vを設定車速VCとする車速維持制御を実行する。
より具体的には、補機制御部2cは、設定速度VCと車速Vの速度差ΔVに基づいて補機制御量W、つまりエアコンのコンプレッサ5の稼働率についてエアコンECU3を介して制御し、オルタネータ6について発電制御ECU4を介して制御する。
図2で示す降板路においては、坂路が急勾配となる地点が存在し、図2の時刻t2で示すように、補機制御量Wが補機制御可能な最大値Wmaxに到達した場合には、補機制御部2cは、補機制御量Wをゼロにまで減少させ、これとともに、エンジン制御部2bはF/C禁止フラグを0とし、フューエルカット禁止を解除する。つまり、本実施例において補機制御部2cは増減手段を、エンジン制御部2bはクルーズ制御部2aとの協調に基づいて選択手段を構成する。
つまり、図2の時刻t2以降はF/C禁止フラグを解除して、F/Cを行うことによりエンジンブレーキを作用させて車速Vが増速して設定車速VCから大きく離隔して上昇することを抑える。
図2の時刻t2以降t3に至る時点において、F/Cがされた状態で車速Vが設定車速VC(クルーズセット車速VC)から解除終了車速VEより小さく、補機制御量Wがゼロとなった場合(時刻t4)は降板路の勾配θが緩くなった場合とみなせるのでフューエルカットの禁止の解除を終了する。
以下に以上述べた本実施例の車両用定速走行制御装置1のエンジンECU2の制御内容を、フローチャートを用いて説明する。図3のステップS1において、エンジンECU2のエンジン制御部2bは、F/Cがオンとなったか否かを判定し、肯定であればステップS2にすすみ、否定であればEND(RETURN)の手前にすすむ。
ステップS2において、エンジンECU2のエンジン制御部2bは、F/C禁止(要求)フラグを1に設定し、ステップS3にすすむ。
ステップS3において、エンジンECU2の補機制御部2cは補機制御を実施し、ステップS4にすすむ。
ステップS4において、エンジンECU2の補機制御部2cは補機制御量Wが上限値Wmaxとなったか否かを判定し、肯定であればステップS5にすすみ、否定であればステップS7にすすむ。
ステップS5において、エンジンECU2のエンジン制御部2bはF/C禁止(要求)フラグをゼロに設定し、補機制御部2cは補機制御値をゼロとして補機制御量Wをゼロとする。つづいて、ステップS6において、車速V<セット車速VC−解除終了車速VE?の条件が成立するか否かを、エンジンECU2のクルーズ制御部2aが判定し、肯定である場合には、ステップS2の手前に戻り、否定であればステップS6の手前に戻る。
ステップS7において、エンジンECU2のクルーズ制御部2aは、車速V<セット車速VC−解除終了車速VE かつ 補機制御量W=0?の条件が成立するか否かを、判定し、肯定であればステップS8にすすみ、否定であればステップS3の手前に戻る。ステップS8において、エンジン制御部2bはF/C禁止(要求)」フラグをゼロに設定し、補機制御部2cは補機制御値をゼロに設定する。
以上述べた制御内容により実現される本実施例の車両用定速走行制御装置1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、図2の時刻t2に示されるように、補機制御量Wが最大値Wmaxに到達した場合には、補機制御量Wを減少させ、その補機制御量Wによる負荷トルクの減少分をF/Cによるエンジンブレーキ量の増大分として充てることができ、不連続なトルク変動による振動の発生や乗り心地の悪化を防止することができる。
また、本実施例の車両用定速制御装置1においては、補機制御量Wが最大値Wmaxに到達した後、F/C禁止の解除の終了条件(リセット条件)が成立するまでは、F/Cは継続して禁止されることとなる。このため、勾配の増加に伴って車速Vが増加して速度差ΔVが減少することに伴い要求トルクが減少して、フューエルカットされるタイミングが増加する状況においても、F/Cの頻度の増大を防止して乗り心地の悪化を防止することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明の車両用定速走行制御装置は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、補機制御量Wが所定値に到達することは上述した最大値に到達することに限られず、例えば最大値の一以下の定数倍であってもよい。また、補機制御量Wが所定値に到達したときに減少させる態様は、ゼロとすること以外に、下限値まで減少することとしてもよい。
本発明によれば、車両が降板路における定速走行中であって勾配の増加に伴い車速が増加して設定車速に近くなり要求トルクが低下してフューエルカットされるタイミングが増加する場合でも、フューエルカットと解除が周期的に実行されて減速と増速が周期的に連続して行われることを防止して、乗り心地を高めることができる。
すなわち、本発明ではより適切に車両の定速制御を実現することができる。つまり、本発明の車両用定速走行制御装置は、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用して有益なものである。
1 車両用定速走行制御装置
2 エンジンECU
2a クルーズ制御部
2b エンジン制御部
2c 補機制御部
3 エアコンECU
4 発電制御ECU
5 コンプレッサ
6 オルタネータ

Claims (1)

  1. 降板路の定速走行時において、車両の補機の補機制御量の増減により前記車両のエンジンに対する負荷トルクの増減を行う増減手段と、前記エンジンのフューエルカットの禁止又は当該禁止の解除を選択する選択手段と、を含み、前記補機制御量が所定値に到達した場合に前記増減手段が前記補機制御量を減少させるとともに前記選択手段が前記フューエルカットの禁止の解除を選択することを特徴とする車両用定速走行制御装置。
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