JP2013252048A - スピンドルモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】流体動圧軸受をより安定的に作動し、駆動の信頼性を向上するためのスピンドルモータを提供する。
【解決手段】本発明のスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフト11と、シャフト11を収容し、シャフト11を回転可能に支持するスリーブ22と、シャフト11の軸方向に対して直交するようにシャフト11に圧入されたスラストプレート41と、スラストプレート41から上部軸方向に離隔し、スリーブ22の外側面を包むように折り曲げられて、スラストプレート41に結合されるシーリングキャップ60と、を含み、シーリングキャップ60には、ラジアル方向の内周面に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフト11と、シャフト11を収容し、シャフト11を回転可能に支持するスリーブ22と、シャフト11の軸方向に対して直交するようにシャフト11に圧入されたスラストプレート41と、スラストプレート41から上部軸方向に離隔し、スリーブ22の外側面を包むように折り曲げられて、スラストプレート41に結合されるシーリングキャップ60と、を含み、シーリングキャップ60には、ラジアル方向の内周面に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、スピンドルモータに関する。
通常、スピンドルモータ(Spindle Motor)は、BLDC(Brushless−DC Motor)に属するものであり、ハードディスクドライブ用モータの他にもレーザプリンタ用のレーザビームスキャナモータ、フロッピー(登録商標)ディスク(FDD;Floppy Disk Driver)用モータ、CD(Compack Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)のような光ディスクドライブ用モータなどに広く使用されている。
近年、ハードディスクドライブのような高容量及び高速の駆動力が要求される機器は、騒音と玉軸受の使用時に発生する振動であるNRRO(Non Repeatable Run Out)の発生を最小化するために、従来の玉軸受より駆動摩擦が少ない流体動圧軸受が適用されたスピンドルモータが一般的に使用されている。特許文献1に開示されるように、流体動圧軸受は、基本的に回転体と固定体との間に薄い油膜を形成して、回転時に発生する圧力で回転体と固定体を支持するため、回転体と固定体とが互いに接触せず、摩擦負荷が低減される。前記流体動圧軸受を使用するスピンドルモータでは、ディスクを回転させるモータのシャフトを潤滑油(以下、「作動流体」と言う)が動圧(回転軸の遠心力によって油圧を中心に戻す圧力)のみで維持させる。従って、前記流体動圧軸受を使用するスピンドルモータは、シャフトを鉄球で支持する玉軸受スピンドルモータと区別される。
このような流体動圧軸受をスピンドルモータに適用すると、流体を用いて回転体を支持するため、モータから発生する騒音量が少なく、消費電力の消費も少ないだけでなく、耐衝撃性に優れる。
特に、流体動圧軸受を適用するスピンドルモータの場合、流体動圧軸受を形成する作動流体の保管及びシーリングが何より重要な問題である。作動流体のシーリング部の設計によって流体動圧軸受の作動流体が非対称的な流動を起こし得るという問題点があった。また、作動流体のシーリングのための構造の複雑さや部品数の増加により、流体動圧軸受が適用されたスピンドルモータの作動性能が低下したり、駆動の信頼性が低下する問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために導き出されたものであり、流体動圧軸受が適用されたスピンドルモータのシーリング部を形成するシーリングキャップの形状を構造的に変形することにより、流体動圧軸受をより安定的に作動し、駆動の信頼性を向上するためのスピンドルモータを提供することを目的とする。
本発明の一実施例によるスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフトと、前記シャフトを収容し、前記シャフトを回転可能に支持するスリーブと、前記シャフトの軸方向に対して直交するように前記シャフトに圧入されたスラストプレートと、前記スラストプレートから上部軸方向に離隔し、前記スリーブの外側面を包むように折り曲げられて、前記スラストプレートに結合されるシーリングキャップと、を含み、前記シーリングキャップにはラジアル方向の内周面に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるものである。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリングキャップは、前記スラストプレートと向き合う第1プレート部と、前記第1プレート部から延長され、下部軸方向に折り曲げられて前記スリーブの外側面に結合される第2プレート部と、を含み、前記第1プレート部のラジアル方向の内周面に沿ってシーリング部が形成されることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記第1プレート部と前記スラストプレートは、互いに平行に向き合うように離隔して形成されることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記第1プレート部と前記スラストプレート部が向き合って形成される離隔空間は、前記モータの回転中心方向に向かって前記離隔空間の軸方向の間隔が次第に広くなるように形成されることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることが好ましい。
本発明の一実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリング部の前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることが好ましい。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフトと、前記シャフトを収容し、前記シャフトを回転可能に支持するスリーブと、前記シャフトの上部軸方向で結合され、前記スリーブの外周面とラジアル方向に向き合う突出部が形成されるハブと、を含み、前記突出部の軸方向の下端面に、円周方向に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるものである。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることが好ましい。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータにおいて、前記シーリング部の前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることが好ましい。
本発明によると、流体動圧軸受の作動流体シーリング部におけるシーリング能力をより向上させることができる効果がある。
また、本発明によると、流体動圧軸受のシーリング部に3次元的な作動流体の界面を形成することができるため、作動流体のシーリング効率を向上させ、シーリングの信頼性を確保することができる効果がある。
そして、本発明によると、流体動圧軸受のシーリング部を形成するシーリングキャップのラジアル方向の内側面を鋸歯状(Saw)構造で形成することにより、作動流体のシーリング効率がより向上することができる効果がある。
更に、本発明によると、流体動圧軸受の作動流体を保管し、シーリングの信頼性を向上させることにより、流体動圧軸受が適用されたモータの作動性能を向上させ、モータ駆動の信頼性を確保することができる効果がある。
また、本発明によると、流体動圧軸受の作動流体の保管及びシーリングのためのシーリングキャップの構造的な変更により、スピンドルモータのシーリング部を容易に製造し、モータ生産性を向上させることができる効果がある。
そして、本発明によると、流体動圧軸受を形成する作動流体のシーリングのためのシーリングキャップ内側のラジアル方向の対応面に鋸歯状のシーリング部を形成することにより、回転軸から外側方向に向かって作動流体の接触面が減少され、作動流体の非対称的な流動を防止することができる効果がある。
更に、本発明によると、流体動圧軸受を形成する作動流体の非対称的な流動を防止することにより、流体動圧軸受が適用されたモータ駆動の信頼性を確保することができる効果がある。
本発明の目的、特定の利点及び新規の特徴は、添付図面に係る以下の詳細な説明及び好ましい実施例によってさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際し、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面に示されても、できるだけ同一の番号を付けるようにしていることに留意しなければならない。また、「一面」、「他面」、「第1」、「第2」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために用いられるものであり、構成要素が前記用語によって限定されるものではない。以下、本発明を説明するにあたり、本発明の要旨を不明瞭にする可能性がある係る公知技術についての詳細な説明は省略する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例によるスピンドルモータの断面図であり、図2は、図1のA部分の部分拡大図であり、図3は、本発明の一実施例によるシーリングキャップの部分斜視図であり、図4は、本発明の一実施例によるシーリングキャップの平面図である。
本発明の一実施例によるスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフト11と、前記シャフト11を収容し、前記シャフト11を回転可能に支持するスリーブ22と、前記シャフト11の軸方向に対して直交するように前記シャフト11に圧入されたスラストプレート41と、前記スラストプレート41から上部軸方向に離隔し、前記スリーブ22の外側面を包むように折り曲げられて、前記スラストプレート41に結合されるシーリングキャップ60と、を含み、前記シーリングキャップ60には、ラジアル方向の内周面に沿って凹部60bと凸部60cが交互に形成されるシーリング部60aが形成されるものである。
本発明は、スラストプレート41に結合されるシーリングキャップ60に保管される作動流体のシーリング能力を向上させることができるシーリング構造に関するものである。特に、シーリングキャップ60の内周面上に形成された凹部60bと凸部60cの構造的な形状により、流体動圧軸受のための作動流体のより効率的なシーリング能力を確保することができるだけでなく、モータの中心から外側方向に向かって作動流体の接する面が減少することにより、作動流体の非対称的な流動を防止することができる利点がある。本発明のシーリング部60aの構造は、本発明の一実施例に係るシーリングキャップ60によるシーリング構造だけでなく、後述する他の実施例のように相違するシーリング構造でも同様に適用することができる。以下、本発明の特徴及び関連構成を参照して、より具体的な本発明の実施例について説明する。
シャフト11は、スピンドルモータが回転駆動する中心軸を成し、通常、円筒形状からなる。ここで、シャフト11の上端部にスラストプレート41が軸方向に対して垂直に挿入されたことを図示したが、シャフト11の上端部だけでなく下端部にも軸方向に対して直交するようにスラストプレート41を挿入して設けることができることは言うまでもない。スラストプレート41をシャフト11に固定するために別途のレーザ溶接などを行うことができるが、スラストプレート41に所定の圧力を印加して圧入結合することができることは当業者にとって自明な事項である。流体動圧軸受によるスラスト動圧軸受部40を形成するためには、別途のスラストプレート41なしに、スリーブ22とスリーブ22に向き合うハブ12の一面との間で動圧を発生させることができることは言うまでもない。
スリーブ22は、シャフト11を回転可能に支持するためのものであり、図1に図示されたように、シャフト11の上端が上部軸方向に突出されるようにシャフトを支持することができ、中空円筒形状を有し、シャフト11を中空に挿入結合して収容することができる。スリーブ22は、銅(Cu)またはアルミニウム(Al)を鍛造したり、Cu−Fe系合金粉末またはSUS系粉末を焼結して形成することができる。スリーブ内周面22aと、前記スリーブ内周面22aに向き合うシャフトの外周面11aとの間に、流体動圧によるラジアル動圧軸受部50を形成することができる。ラジアル動圧軸受部50を形成するために、シャフトの外周面11aと向き合うスリーブ内周面22aには、ラジアル動圧発生溝(不図示)が形成され、スリーブ内周面22aとシャフトの外周面11aとの間に作動流体(例えば、オイルなどが使用されることができる)が保管される。ラジアル動圧発生溝は、シャフト11の回転時にスリーブ22とシャフト11との間に保管される作動流体を用いて流体動圧を発生させることにより、シャフト11とスリーブ22との間を非接触状態に維持することができる。ラジアル動圧発生溝は、流体動圧によるラジアル動圧軸受部50を形成するシャフトの外周面11aにも形成することができることは言うまでもない。
スラストプレート41は、前記シャフト11の軸方向に対して直交するように前記シャフト11に圧入される。スラストプレート41は、シャフト11と一体に形成されるか、または別途に形成された後、シャフトに結合することができる。スラストプレート41は、スラスト動圧軸受部40を形成するためのものであり、スラストプレート41の軸方向の上面に動圧発生溝(不図示)を形成することができることは既に説明した。その他、詳細な説明は前記の説明と重複するため、ここでは省略する。
シーリングキャップ60は、前記スラストプレート41から上部軸方向に離隔し、前記スリーブ22の外側面を包むように折り曲げて結合することができる(図2参照)。シーリングキャップ60は、図2に図示されたように、上部軸方向でスラストプレート41に結合され、スラストプレート41によって支持される第1プレート部61と、第1プレート部61の外側端が下部軸方向に折り曲げて形成された第2プレート部62とを含む。第1プレート部61は、スラストプレート41の上端部に離隔して位置し、第2プレート部62は、第1プレート部61から延長され、下部軸方向に折り曲げてスリーブ22外側面に結合される。特に、本発明では、シーリングキャップ60のラジアル方向の内側面に、凹部60bと凸部60cのシーリング部60aをさらに形成することができる。凹部60bと凸部60cは、シーリングキャップ60の内側面のラジアル方向に形成され、シーリングキャップ60周面に沿って形成することができる。図2に図示されたように、シーリングキャップ60内周面に沿って凹部60bと凸部60cを形成することにより、作動流体による界面も凹部60b上に形成することができる。作動流体の界面は、凹部60bの軸方向の上部から下部に向かって作動流体のラジアル方向の充填量を増加するように形成する(図2参照)。
本発明のシーリング部60aの具体的な構造について説明すると、図3及び図4に図示されたように、凹部60bは、内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、凸部60cは、外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成することができる。例えば、鋸歯状のシーリング構造を有することができる。シーリングキャップ60の第1プレート部61のシャフト11側へのラジアル方向の内側面にシーリング部60aを形成することにより、作動流体の3次元的な界面を形成することができ、作動流体のシーリング効率及びシーリング能力をより向上させることができる。また、シーリングキャップ60の第1プレート61とスラストプレート41との間の離隔空間を必ずテーパ状に形成する必要がなく、シーリングキャップ60の設計自由度を向上させることができる。
また、本発明の一実施例によるスピンドルモータは、前記スリーブ22を支持するように前記スリーブ22の外周面に結合され、内周面にコイル23aが巻線されたコア23が装着されるベース21及び中央にシャフト11が結合され、一側端が下部軸方向に折り曲げられ、前記折り曲げられた部分の内側面に前記コア23とラジアル方向に対応するようにロータマグネット13が装着されるロータハブ12を含むことができる。
ベース21は、シャフト11を含むスリーブ22が内側に結合されるように、ベース21の一面がスリーブ22の外周面を包むように結合される。ベース21一面の反対側である他面には、コイル23aが巻線されたコア23がハブ12の側面部の内側面に装着されたロータマグネット13とラジアル方向に対応するように結合される。ベース21は、スピンドルモータの下部で全体的な構造を支持する機能を有し、プレス加工またはダイキャスティング(die−casting)方法によって製造することができる。プレス加工は、アルミニウム、鋼鉄など多様な材質の金属を用いて行うことができ、特に、剛性を有する金属材質路で形成することが好ましい。ベース21とスリーブ22が接合される部分の下端面に、ベース21とスリーブ22とを導通するための導電性接着剤(不図示)を連結して形成することができる。このような導電性接着剤は、モータの作動時に発生する過電荷がベース21と導通して外部に流出されるようにすることで、モータ作動の信頼性を向上することができる。
コア23は、多数の薄型金属板を積層して形成されることが一般的であり、フレキシブルプリント回路基板70を備えるベース21の上部に固定配置される。コア23に巻線されたコイル23aが引き出されて通過する複数個の貫通孔21aがベース21の下端面にそれぞれ形成され、前記貫通孔21aを介して露出したコイル23aは、フレキシブルプリント回路基板70に、はんだ付けを施して外部電源を供給することができる。ベース21の貫通孔21aを通過するコイル23aとベース21とを絶縁するために、貫通孔21a入口部分に絶縁シート21bを形成することができる。
ハブ12は、不図示の光ディスクまたは磁気ディスクを搭載して回転させるためのものであり、シャフト11を中心に一体に結合され、スリーブ22の軸方向の上端面に対応するように、シャフト11の上部に結合される。ハブ12の側面部の内側面には、後述するベース21のコア23とラジアル方向に向き合うように、ロータマグネット13を装着する。コア23は、電流が流れると磁場が形成されると共に磁束が発生する。これと向き合うロータマグネット13は、円周方向にN極とS極が繰り返して磁化し、コア23から発生する可変電極に対応して電極を形成する。コア23とロータマグネット13は、磁束の鎖交による電子力によって相互間の反発力が生成され、これによってハブ12及びこれに結合されたシャフト11が回転する。
図1に図示されたように、カバー部材30は、シャフト11を含むスリーブ22の軸方向の下端面をカバーするように結合される。カバー部材30は、シャフトの下端面と向き合う内側面に動圧発生溝(不図示)を形成してスラスト動圧軸受部を形成することができる。カバー部材30は、スリーブ22の端部に結合され、内部に作動流体であるオイルが保管されることができる構造を有して形成することができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータは、モータの回転中心を成すシャフト11と、前記シャフト11を収容し、前記シャフト11を回転可能に支持するスリーブ22と、前記シャフト11上部軸方向で結合され、前記スリーブ22の外周面とラジアル方向に向き合う突出部12aが形成されるハブ12と、を含み、前記突出部12aの軸方向の下端面に、円周方向に沿って凹部12bと凸部12cが交互に形成されるシーリング部60aを形成するものである。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータは、前記本発明の一実施例によるスピンドルモータと異なり、シーリング部60aの構造的な形状が相違する。図5に図示されたように、ハブ12の下部軸方向に突出され、スリーブ22の外側面に、突出部12aが離隔して形成される。突出部12aとスリーブ22の離隔した空間に作動流体の界面が形成されることが好ましい。
ここで、作動流体の界面が形成されるシーリング部60aは、図6に図示されたように、突出部12aの軸方向の下端面に凹部12bと凸部12cを交互に形成することが好ましい。凹部12bと凸部12cの形状は、前記本発明の一実施例に係るシーリング部60aの凹部60b及び凸部60cの形状と同一であるため、これに関する詳細な説明は省略する。但し、本実施例におけるシーリング部60aは、突出部12aの軸方向の下端面に形成される構造を有するため、シーリングキャップ60の内側のラジアル方向に形成された一実施例とは構造的な差がある。
本実施例でも、凹部12bと凸部12cが交互に形成されるシーリング部60aを形成することにより、3次元的な作動流体の界面を形成することができ、作動流体のシーリング効率を向上させることができるだけでなく、より簡単な構造で作動流体を保管し、シーリング能力を確保することができる利点がある。特に、ハブ12から突出形成された突出部12aの内側面と前記突出部12aに向き合うスリーブ22の外側面との間の離隔空間が作動流体シーリングのためにテーパ状に形成する構造を選択的に適用することができ、シーリング部60aの設計自由度が増加することができる。即ち、突出部12aの内側面と前記突出部12aに向き合うスリーブ22の外側面との離隔空間が軸方向に平行に形成されたり、または軸方向にテーパ状に形成される構造の全てが本発明のシーリング部60aを適用することにより、作動流体の保管及びシーリングが可能となる。
その他、本発明の他の実施例の構成及び作用効果は、本発明の一実施例と重複するため、詳細な説明は省略する。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの構成と作動関係を、図1を参照して簡単に説明すると次のとおりである。
回転子は、回転軸となり回転可能に形成されたシャフト11、及びロータマグネット13が付着したハブ12で構成され、固定子は、ベース21、スリーブ22、コア23及びプリングプレート(pulling plate)24を含んで形成することができる。ベース21の外側及びハブ12の内側に互いに向き合う位置に、それぞれコア23及びロータマグネット13を付着するが、ここで、コア23は、電流が流れると磁場が形成されると共に磁束が発生する。コア23と向き合うロータマグネット13は、N極とS極が繰り返して磁化され、コア23から発生する可変電極に対応して電極を形成する。コア23とロータマグネット13は、磁束の鎖交による電子力によって相互間の反発力が生成され、これによってハブ12及びこれと結合されたシャフト11が回転することにより、本発明のスピンドルモータが駆動する。また、モータの駆動時に浮き上がりを防止するために、ロータマグネット13と軸方向に対応するように、ベース21にプリングプレート24が形成される。プリングプレート24は、ロータマグネット13と引力を作用させるようにすることにより、安定した回転駆動を可能にする。
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明はこれに限定されず、該当分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想内にての変形や改良が可能であることは明白であろう。
本発明の単純な変形乃至変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は添付の特許請求の範囲により明確になるであろう。
本発明は、流体動圧軸受をより安定的に作動し、駆動の信頼性を向上するためのスピンドルモータに適用可能である。
11 シャフト
11a シャフトの外周面
12 ハブ
12a 突出部
12b 凹部
12c 凸部
13 ロータマグネット
21 ベース
21a 貫通孔
21b 絶縁シート
22 スリーブ
22a スリーブ内周面
23 コア
23a コイル
24 プリングプレート
30 カバー部材
40 スラスト動圧軸受部
41 スラストプレート
50 ラジアル動圧軸受部
60 シーリングキャップ
60a シーリング部
60b 凹部
60c 凸部
61 第1プレート部
62 第2プレート部
70 フレキシブルプリント回路基板
11a シャフトの外周面
12 ハブ
12a 突出部
12b 凹部
12c 凸部
13 ロータマグネット
21 ベース
21a 貫通孔
21b 絶縁シート
22 スリーブ
22a スリーブ内周面
23 コア
23a コイル
24 プリングプレート
30 カバー部材
40 スラスト動圧軸受部
41 スラストプレート
50 ラジアル動圧軸受部
60 シーリングキャップ
60a シーリング部
60b 凹部
60c 凸部
61 第1プレート部
62 第2プレート部
70 フレキシブルプリント回路基板
Claims (11)
- モータの回転中心を成すシャフトと、
前記シャフトを収容し、前記シャフトを回転可能に支持するスリーブと、
前記シャフトの軸方向に対して直交するように前記シャフトに圧入されたスラストプレートと、
前記スラストプレートから上部軸方向に離隔し、前記スリーブの外側面を包むように折り曲げられて、前記スラストプレートに結合されるシーリングキャップと、を含み、
前記シーリングキャップには、ラジアル方向の内周面に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるスピンドルモータ。 - 前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。
- 前記シーリングキャップは、
前記スラストプレートと向き合う第1プレート部と、
前記第1プレート部から延長され、下部軸方向に折り曲げられて前記スリーブの外側面に結合される第2プレート部と、を含み、
前記第1プレート部のラジアル方向の内周面に沿ってシーリング部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。 - 前記第1プレート部と前記スラストプレートは、互いに平行に向き合うように離隔して形成されることを特徴とする請求項4に記載のスピンドルモータ。
- 前記第1プレート部と前記スラストプレート部が向き合って形成される離隔空間は、前記モータの回転中心方向に向かって前記離隔空間の軸方向の間隔が次第に広くなるように形成されることを特徴とする請求項4に記載のスピンドルモータ。
- 前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることを特徴とする請求項4に記載のスピンドルモータ。
- 前記シーリング部の前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることを特徴とする請求項4に記載のスピンドルモータ。
- モータの回転中心を成すシャフトと、
前記シャフトを収容し、前記シャフトを回転可能に支持するスリーブと、
前記シャフトの上部軸方向で結合され、前記スリーブの外周面とラジアル方向に向き合う突出部が形成されるハブと、を含み、
前記突出部の軸方向の下端面に、円周方向に沿って凹部と凸部が交互に形成されるシーリング部が形成されるスピンドルモータ。 - 前記シーリング部の前記凹部は内側面に向かって幅が狭くなる溝形状であり、前記凸部は外側面に向かって幅が狭くなるように突出形成されることを特徴とする請求項9に記載のスピンドルモータ。
- 前記シーリング部の前記凹部と前記凸部は、鋸歯状からなることを特徴とする請求項9に記載のスピンドルモータ。
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