JP2013251815A - 発信呼制御システム及び発信呼制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】輻輳発生時に発呼元加入者の発呼要求に応じた通話の確率性を高める。
【解決手段】発呼元加入者の電話機と発呼先加入者の電話機とが加入者交換機を介して接続された発信呼制御システムは、前記加入者交換機が輻輳している場合に、前記加入者交換機は、前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と、前記発呼先加入者の電話機から前記発呼元加入者の電話機への発呼時刻との差分時間に応じて、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機とを接続する優先度を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発信呼制御システム及び発信呼制御方法に関し、輻輳発生時の電話接続を制御する発信呼制御システム及び発信呼制御方法に適用して好適なるものである。
従来、輻輳している交換局を経由する必要がある接続要求呼が発呼されたときに、発呼元加入者が予約接続登録をして、予約接続を可能とする時間帯を設定し、設定された予約接続にしたがって発呼先に接続する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。具体的に、特許文献1では、発呼元加入者が加入者データ蓄積装置に予約接続登録をし、予約接続を可能とする時間帯を設定する。発呼元加入者が予約時間に再度接続要求を行うと、加入者データ蓄積装置を検索して予約接続登録がある場合には、予約接続を許容する時間帯での発呼であるため、発行元加入者の加入者クラスを発信規制の受けないクラスに変更して予約接続の通りに接続する。
特開2004−120136号公報
しかし、上記した特許文献1では、発呼元加入者が予約接続登録をして、予約接続を可能とする時間帯を設定したとしても、災害による輻輳が発生している場合には、発呼元加入者により接続先を多数予約することが考えられる。その結果、予約時刻や接続先を失念する可能性が高くなり、予約が無駄になるという問題があった。
また、複数の発呼元加入者が同時刻に予約を行い、予約数が呼資源を超えた場合には、予約通りに接続することができないことも考えられる。
さらに、設定された予約接続にしたがって接続処理を実施したとしても、発呼先加入者が不在の場合、または、発呼先加入者が話し中の場合には、発呼元加入者と発呼先加入者の通話が成立しないため、発呼元加入者本来の発呼先加入者との通話という目的が達成されないため、再度予約接続登録を行う必要があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、輻輳発生時に発呼元加入者の発呼要求に応じた通話の確率性を高めることが可能な発信呼制御システム及び発信呼制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、発呼元加入者の電話機と発呼先加入者の電話機とが加入者交換機を介して接続された発信呼制御システムであって、前記加入者交換機が輻輳している場合に、前記加入者交換機は、前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と、前記発呼先加入者の電話機から前記発呼元加入者の電話機への発呼時刻との差分時間に応じて、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機とを接続する優先度を決定することを特徴とする、発信呼制御システムが提供される。
かかる構成によれば、輻輳発生時に、発呼元加入者の発呼時刻と、発呼先加入者の発呼時刻とを比較して、双方の発呼時刻の差に応じて発呼元加入者の呼の優先度を決定する。これにより、輻輳発生時に発呼先加入者への通話ができなかった発呼元加入者が、通話予約をすることなく、発呼元加入者の発呼要求に応じた通話の確率性を高めることが可能となる。
本発明によれば、輻輳発生時に発呼元加入者の発呼要求に応じた通話の確率性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る発信呼制御システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる加入者交換機の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる加入者交換機における優先接続処理を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる加入者交換機における優先接続処理の流れを示すシーケンスチャートである。 同実施形態にかかる加入者交換機における優先接続処理の流れを示すシーケンスチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)発信呼制御システムの構成
まず、本実施の形態にかかる発信呼制御システム1の構成について説明する。図1は、発信呼制御システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、発信呼制御システム1は、通信網101と、発呼元加入者102と、加入者交換機103と、中継交換機104と、加入者交換機105と、発呼先加入者106と、加入者データ蓄積装置107と、トラヒック制御装置108とから構成される。
通信網101は、電話回線網である。発呼元加入者102は、発信呼制御システム1が提供する電話接続システムに加入しており、発呼元の通話者の電話である。発呼先加入者106は、電話接続システムに加入しており、発呼元加入者102の通信先である通話者の電話である。
加入者交換機103、105は、発呼元加入者102と発呼先加入者106とを接続する端末である。中継交換機104は、加入者交換機103と加入者交換機105とを接続する端末である。
加入者データ蓄積装置107は、加入者交換機103及び105に接続される加入者の発信履歴を管理する装置である。トラヒック制御装置108は、通信網の規制状態の情報を加入者交換機103及び105に通知する装置である。
発呼元加入者102と発呼先加入者106とは、加入者交換機103及び105、中継交換機104を経由し、通信網101を介して接続される。なお、以下の説明では、災害発生により発呼が集中し、発信規制が行われる有線電話の場合を例示して説明するが、かかる例に限定されず、無線電話であってもよく、また、災害発生以外の理由により発信規制が行われる場合であってもよい。また、本実施の形態では、加入者交換機103及び105は、別個の電話として説明しているが、同じ加入者交換機を用いる場合に適用してもよい。
(2)加入者交換機の機能構成
次に、図2を参照して、加入者交換機103の機能構成について説明する。図2は、加入者交換機103の機能構成を示すブロック図である。なお、加入者交換機105も、図2の加入者交換機103と同様の構成を有している。
図2に示すように、加入者交換機103は、呼制御部202、規制状態監視部203、呼資源監視部204、発信履歴管理部205及び通話時間監視部206から構成されている。
呼制御部202は、加入者の操作に応じて発呼情報を受け取り、発呼情報に含まれる接続情報を処理して、発呼元と発呼先の接続を制御する。
規制状態監視部203は、トラヒック制御装置108に問い合わせて発信規制状態を監視する。呼資源監視部204は、加入者交換機103の通話可能な呼資源数を管理する。発信履歴管理部205は、加入者交換機103が接続している加入者の発信情報を加入者データ蓄積装置107に記録し、発呼先加入者の発信情報を加入者データ蓄積装置107に問い合わせる。通話時間監視部206は、規制状態における通話中ステータスの加入者の通話時間を管理する。
(3)発信呼制御システムの動作
次に、図3を参照して、発信呼制御システム1において輻輳が発生した場合の加入者交換機103における優先接続処理の詳細について説明する。なお、以下では、加入者交換機103の優先接続処理について説明するが、発呼先加入者106を収容している加入者交換機105へ発呼する加入者の優先接続処理についても同様に説明することができる。
加入者交換機103における優先接続処理が実施される前提として、通信網101に含まれる加入者交換機105の地域で災害が発生し、災害地域への安否確認などにより通信量が急激に増加し輻輳が発生した場合を想定する。このような輻輳の発生により、トラヒック制御装置108は、輻輳の発生している加入者交換機103及び105に対して発信規制を行う。
図3に示すように、加入者交換機103は、発呼元加入者102から発信要求を受け付ける(S11)。そして、加入者交換機103の呼制御部202は、加入者交換機103が発信規制中かを確認する(S12)。ステップS12において、呼制御部202は、トラヒック制御装置108に問い合わせることにより、加入者交換機103が発信規制中か否かを判断する。
ステップS12において、加入者交換機103が発信規制中ではない場合には、通常の発信処理を実施する(S13)。
一方、ステップS12において、加入者交換機103が発信規制中である場合には、呼制御部202は、呼資源の空き状態を確認する(S14)。ここで、呼資源とは、通話可能な回線を意味する。発信規制中の場合には呼処理が集中しているため、呼資源が不足している場合が多い。
ステップS14において、呼資源が不足していると判定された場合には、呼制御部202は、通信規制中のため一定時間待って再発呼するようトーキー等を通じて発呼元加入者102に通知する(S22)。
一方、ステップS14において、呼資源に空きがあると判定された場合には、呼制御部202は、発呼先加入者106において、発呼元加入者102への発信履歴があるかを確認する(S15)。具体的に、呼制御部202は、加入者データ蓄積装置107に問い合わせることにより、発呼先加入者106から発呼元加入者102への発信履歴があるかを確認する。ステップS15において、発呼先加入者106から発呼元加入者102への発信履歴があるかを問い合わせることにより、発呼元加入者102から発呼先加入者106への通話を他の通話より優先的に接続するか否かを判定することが可能となる。
これは、発呼元加入者102から発呼先加入者106への発呼処理を行う際に、発呼先加入者106が発呼元加入者102へある一定時間内に発呼処理を行っている事実が判明した場合には、双方が連絡を取り合いたいということを意味している。したがって、発呼元加入者102の発呼処理を実施することにより、発呼元加入者102と発呼先加入者106とが会話できる可能性が高くなるため、発呼元加入者102から発呼先加入者106への通話を優先的に接続するべきであると考えることができる。
ステップS15において、発呼先加入者106からの発信履歴がないと判定された場合には、呼制御部202は、トーキー等を介して、通信規制中であるため一定時間を待って再発呼するようトーキー等を通じて発呼元加入者102に通知する(S22)。ステップS22において、発呼先からの発信履歴がない発呼元の通話を接続しないようにすることにより、発信履歴があった加入者への接続を優先させている。
一方、ステップS15において、発呼先加入者106からの発信履歴があると判定された場合には、呼制御部202は、発呼元加入者102の発呼時刻と発呼先加入者106の発呼時刻との間隔に応じて優先クラスを決定する(S16)。ステップS16において、呼資源数に対して発信要求数が多い場合に、接続する通話の優先クラスを決定することができる。
次に、呼制御部202は、接続した通話に対して通話可能時間を決定する(S17)。災害発生時には、できるだけ多くの発信要求を処理する必要があるため、通話可能時間を短時間(例えば1分)に固定する必要がある。しかし、災害発生時ではない場合の通信規制時であって、呼資源に余裕がある場合には、呼資源の使用状況に応じて通話可能時間を調整するようにしてもよい。ここで、以下に呼資源に応じた通話可能時間の一例を示す。表1では、通信規制時の最大通話可能時間を10分と設定し、呼資源の使用状況に応じて通話可能時間を決定する場合を示している。
Figure 2013251815
次に、呼制御部202は、優先接続処理が可能かを確認する(S18)。呼資源数に対して発信要求数のほうが多い場合には、すぐに優先接続処理をすることができないため、ステップS18において、すぐに優先接続処理が可能かを判断する。
ステップS18において、優先接続処理ができないと判断された場合には、呼制御部202は、呼資源に空きが出るまで待機する旨を、トーキー等を通して発呼元加入者102に通知する(S19)。ステップS19において、呼資源に空きが出るまで待機させた発呼元加入者102に対しては、待機している間に優先順位の高い発呼元加入者が増えてくると、優先順位が低い発呼元加入者が後回しとなってしまうことが考えられる。そこで、待機時間に応じて優先順位を高くするようにしてもよい。
ステップS18において、優先接続処理ができると判断された場合には、呼制御部202は、発呼元加入者102と発呼先加入者106の接続処理を実施する(S20)。そして、発呼元加入者102と発呼先加入者106との間で通話が開始されると、呼制御部202は、通話時間がステップS17において決定した通話可能時間内であるかを監視する(S21)。発呼元加入者102と発呼先加入者106との間で通話が開始される際には、発呼元加入者102と発呼先加入者106にトーキー等を通じて通話可能時間を両者に通知するようにしてもよい。
ステップS21において、通過許可時間が経過したと判定された場合には、呼制御部202は、終話処理を行う(S23)。
以上、加入者交換機103における優先接続処理の詳細について説明した。次に、通信規制状態の優先接続処理において、加入者交換機103の呼制御部202と他の機能部との間で実行される処理の流れについて説明する。図4A及び図4Bは、加入者交換機103における優先接続処理の流れを示すシーケンスチャートである。
図4Aに示すように、まず、呼制御部202は、発呼元加入者102からの発信要求を受け付ける(S101)。
ステップS101において、発呼元加入者102からの発信要求を受け付けた呼制御部202は、規制状態監視部203に通信規制中か否かを確認する(S102)。ここでは、災害が発生し通信規制中であることを前提としているため、規制状態監視部203は規制中であることを呼制御部202に回答する(S103)。
そして、呼制御部202は、呼資源監視部204に通話可能な呼資源の空き状態を問い合わせる(S104)。呼資源管理部204は呼制御202へ呼資源の使用状況を通知する(S105)。ステップS105において、呼資源の空き状態(使用状況)は、未使用回線数であってもよいし、未使用回線率であってもよい。
呼資源の使用状況がすべて使用中であった場合、すなわち、呼資源の空き状態がない場合には、発呼元加入者102からの発信要求を受け付けられない。このため、呼制御部202は、トーキー等を介して、通信規制中であるため時間を待って再発呼するよう発呼元加入者102に通知する。
一方、呼資源に空き状態がある場合には、呼制御部202は、発信履歴管理部205へ発信履歴の登録を依頼する(S106)。ステップS106において、発信履歴とは、発呼時刻や発呼先の電話番号の情報を含む。そして、発信履歴管理部205は、加入者データ蓄積装置107に発呼元加入者102の発信履歴(発呼時刻、発呼先電話番号)の登録依頼を行うとともに、発呼先加入者106から発呼元加入者102への発信履歴の有無を問い合わせる(S107)。
発呼先加入者106から発呼元加入者102への発呼は、発呼元加入者102からみると着呼であるため、加入者交換機103においては、発呼先加入者106から発呼元加入者102への発信履歴を着信履歴とされる。
加入者データ蓄積装置107は、発呼元加入者102の発信履歴と、発呼先加入者からの着信履歴を調べる。
加入者データ蓄積装置107のデータ蓄積例を以下の表に示す。例えば、発呼元加入者102の電話番号をwwww-w102とし、発呼先加入者106の電話番号をvvvv-v106とする。この例では、加入者データ蓄積装置107は加入者交換機毎に発呼元電話番号、発呼元発呼時刻、発呼先電話番号の情報を格納している。また、以下では、発呼元加入者102が発呼先加入者106に時刻xx:yy(時刻t1とする)に発呼し、発呼先加入者106は発呼元加入者102へ時刻xx:zz(時刻t2とする)に発呼していることを示している。通常、発呼元加入者102の発呼時刻t1は、発呼先加入者106の発呼時刻t2よりも遅い時刻である。
また、加入者データ蓄積装置107は、以下に示すように発呼先加入者106から発呼元加入者102への発呼が確認された場合に着信履歴有りと判断し、発呼先加入者106から発呼元加入者102への発呼が確認されない場合に着信履歴無しと判断する。ここでは、通信規制中の処理であるため、発呼元加入者102の発呼時刻t1と発呼先加入者106の発呼時刻t2の発呼間隔(t1−t2)は有限であることが望ましい。例えば、発呼間隔(t1−t2)が10分以上であれば、着信履歴無しと判断する。
Figure 2013251815
そして、加入者データ蓄積装置107は、ステップS107の着信があるかなしかの判断結果と発呼時刻間隔(t1−t2)を着信履歴回答として発信履歴管理部205に通知する(S108)。
発信履歴管理部205は、ステップS108において受け取った着信履歴回答に含まれる発呼時刻間隔(t1−t2)を用いて優先順位を決定する(図3のステップS16)。ステップS16における優先順位の決定方法は、例えば、発呼時刻間隔(t1−t2)の短い発呼元加入者の優先クラスを高く設定する。
ここで、発呼時刻間隔(t1−t2)が短いということは、発呼元加入者102が発呼した際に、発呼先加入者106も近い時刻に電話を発呼しているため、発呼先加入者106が電話を受け取ることが可能な状況にある可能性が高いことを意味している。本実施の形態では、以下の表に優先クラスの設定テーブルの内容を例示する。ここでは上記したステップS107において、発呼時刻間隔(t1−t2)が10分以内の場合に着信履歴有りと判断しているため、発呼時刻(t1−t2)の優先クラスの設定を最大10分としている。
Figure 2013251815
そして、発信履歴管理部205は、発呼先加入者106から発呼元加入者102への着信履歴の有無及びステップS16において決定した優先クラスを呼制御部202に通知する(S109)。
また、発呼先加入者106から発呼元加入者102への着信履歴が無い場合には、呼制御部202は、トーキー等を介して、通信規制中であるため時間を待って再発呼するよう発呼元加入者102に通知する(図3のステップS22)。
また、発呼先加入者106から発呼元加入者102への着信履歴がある場合には、呼制御部202は、呼資源監視部204に通話可能時間を確認する(S110)。呼資源監視部204は、通話可能時間を決定し(S111)、通話可能時間を通話時間監視部206に通知する(S112)。通常、災害発生時にはできるだけ多くの発信要求を完了させるため、短時間(例えば1分)に固定すべきである。しかし、災害発生時ではない場合の通信規制時であって、呼資源に余裕がある場合には、呼資源の使用状況に応じて通話可能時間を調整するようにしてもよい。
そして、通話時間監視部206は、通話可能時間が設定された旨を呼制御部202に通知する(S113)。
次に、呼制御部202は、呼資源監視部204に優先接続可否を確認する(S114)。呼資源監視部204は、呼制御部202に呼資源の使用状態を通知し(S115)、接続判定を行って(S116)、順番を待って接続処理を行う。呼資源監視部204のデータベースの一例を表4に示す。
Figure 2013251815
表4における通話環境は、呼資源の状態に空きがなく、待機している発呼元加入者が存在している状態である。表4に示す通話ステータスは、発呼元加入者が通話している場合には「通話中」が設定され、発呼元加入者が接続を待機している場合には「待機中」が設定される。また、表4に示す呼資源監視部204のデータベースには、その他、発呼元電話番号、発呼元発呼時刻、発呼先電話番号、通話時間(秒)及び優先クラスが含まれる。例えば、発呼元加入者102の発呼元電話番号が「wwww-w102」である場合には、表4に示すように、通話ステータスは「待機中」、発呼元発呼時刻は「xx:yy」、発呼先電話番号「vvvv-v106」、通話時間「0」秒、優先クラス「B」であることがわかる。
表4において、通話ステータスが「待機中」である発呼元加入者は、通話ステータスが「通話中」の他の発呼元加入者の通話が終了後、優先クラスの高い順に通話ステータスを「通話中」に変更して、通話接続処理(図3のステップS20)を行う。また、優先クラスが同じクラスの発呼元加入者が複数存在した場合には、発呼元発呼時刻の早い順番で接続処理を行う。
さらに、優先クラスの低い発呼元加入者は、接続を待機中に優先クラスの高い発呼元加入者が増えるといつまでも通話中ステータスに移行できないという状況が発生する可能性がある。そこで、優先クラスの低い発呼元加入者については、一定時間経過した後、優先クラスを1つあげるようにしてもよい。
図4Bに戻り、発呼先加入者と接続された呼に対して、通話時間決定処理(図3のステップS17)において割り当てられた時間の通話が許可される。通話時間監視部206は、発呼元加入者と発呼先加入者との通話が開始されると、通話時間を監視する(S117)。通話時間監視部206は、発呼元加入者と発呼先加入者との通話時間が割り当てられた通話時間を経過した場合に、呼制御部202に通話時間完了通知を送信する(S118)。ステップS118において、通話時間監視部206から通話時間完了通知を送信された呼制御部202は、発呼元加入者と発呼先加入者との通話を切断する(S119)。
なお、ステップS20において接続を開始する際には、発呼元加入者102と発呼先加入者106に、通話可能時間を通知してもよい。さらに、通話を切断する一定時間前(例えば、1分前)に、通話が切断される直前である旨を通知してもよい。
(4)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態によれば、輻輳発生時に、発呼元加入者の発呼時刻と、発呼先加入者の発呼時刻とを比較して、双方の発呼時刻の差が短い発呼元加入者の呼を優先的に接続する。これにより、輻輳発生時に発呼先加入者への通話ができなかった発呼元加入者が、通話予約をすることなく、発呼元加入者の発呼要求に応じた通話の確率性を高めることが可能となる。
(5)他の実施の形態
例えば、本明細書の加入者交換機103などの処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。すなわち、加入者交換機103などの処理における各ステップは、異なる処理であっても並列的に実行されてもよい。なお、加入者交換機103などは、本発明の検証装置としての機能を有する。
また、加入者交換機103などに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した加入者交換機103などの各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
また、上述の実施形態においては、加入者交換機103などに格納されている各種プログラムに基づいて、加入者交換機103などのCPUが本発明の各種機能を実現しているが、かかる例に限定されない。例えば、CPUを加入者交換機103などとは別体の他の装置に設けて、当該CPUと協同して各種機能を実現するようにしてもよい。また、加入者交換機103などに格納されている各種プログラムを加入者交換機103とは別体の他の装置に設けて、当該プログラムがCPUに呼び出されることにより各種機能を実現するようにしてもよい。
1 発信呼制御システム
101 通信網
102 発呼元加入者
103 加入者交換機
104 中継交換機
105 加入者交換機
106 発呼先加入者
107 加入者データ蓄積装置
108 トラヒック制御装置
202 呼制御部
203 規制状態監視部
204 呼資源監視部
205 発信履歴管理部
206 通話時間監視部

Claims (6)

  1. 発呼元加入者の電話機と発呼先加入者の電話機とが加入者交換機を介して接続された発信呼制御システムであって、
    前記加入者交換機が輻輳している場合に、前記加入者交換機は、前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と、前記発呼先加入者の電話機から前記発呼元加入者の電話機への発呼時刻との差分時間に応じて、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機とを接続する優先度を決定する
    ことを特徴とする、発信呼制御システム。
  2. 前記発信呼制御システムは、
    前記加入者交換機に接続される発呼元加入者または発呼先加入者の発信履歴を管理する加入者データ蓄積装置を備え、
    前記加入者データ蓄積装置は、
    前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と該発呼先加入者の電話機から該発呼元加入者への電話機への発呼時刻とを発信履歴として記憶し、
    前記加入者交換機は、
    前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と、前記発呼先加入者の電話機から前記発呼元加入者の電話機への発呼時刻との差分時間がより短い前記発呼元加入者の電話機を前記発呼先加入者の電話機に優先的に接続させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の発信呼制御システム。
  3. 前記発信呼制御システムは、
    輻輳状態を前記加入者交換機に通知するトラヒック制御装置を備え、
    前記加入者交換機は、
    前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への通話要求があった場合に、前記トラヒック制御装置に前記加入者交換機が輻輳状態であるか否かを問い合わせる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の発信呼制御システム。
  4. 前記加入者交換機は、
    呼の空き状態を監視して、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機との通話許可時間を決定する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の発信呼制御システム。
  5. 前記加入者交換機は、
    前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機との通話時間が、前記決定した通話許可時間を超えた場合に、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機との通話を終了させる
    ことを特徴とする、請求項4に記載の発信呼制御システム。
  6. 発呼元加入者の電話機と、発呼先加入者の電話機と、発呼元加入者の電話機と発呼先加入者の電話機とを接続する加入者交換機をと、前記発呼元加入者の電話機及び前記発呼先加入者の電話機の発信履歴を記憶する加入者データ蓄積装置と、を備えた発信呼制御システムにおける発信呼制御方法であって、
    前記加入者交換機が輻輳状態であるかを判定する第1のステップと、
    前記加入者データ蓄積装置が、前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と該発呼先加入者の電話機から該発呼元加入者への電話機への発呼時刻とを発信履歴として記憶する第2のステップと、
    前記加入者交換機が輻輳状態である場合に、前記加入者交換機が、前記発呼元加入者の電話機から前記発呼先加入者の電話機への発呼時刻と、前記発呼先加入者の電話機から前記発呼元加入者の電話機への発呼時刻との差分時間に応じて、前記発呼元加入者の電話機と前記発呼先加入者の電話機とを接続する優先度を決定する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする、発信呼制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015154356A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 日本電信電話株式会社 Pbx装置の通話制限方法、pbx装置、およびpbx制御プログラム
JP2016042648A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 日本電信電話株式会社 通信システム、リソース管理装置、及び通信方法
JP2016046616A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 日本電信電話株式会社 通話システム、通話制御方法、加入者情報収容サーバおよび加入者情報収容プログラム

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