JP2013251763A - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器において、映像の向きが変更表示された場合に覚えやすい、音声出力に関するユーザの違和感を低減する。
【解決手段】電子機器は、自機器の向きを検出する検出部を備える。また、前記検出された向きに合わせ、映像を表示する映像表示部を備える。また、前記映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを備える。また、前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するフラグ検出部を備える。また、前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する音声出力部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器は、自機器の向きを検出する検出部を備える。また、前記検出された向きに合わせ、映像を表示する映像表示部を備える。また、前記映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを備える。また、前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するフラグ検出部を備える。また、前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する音声出力部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムに関する。
近年、タブレットPCやスマートフォン等の携帯可能な電子機器が普及している。
これらの電子機器は、ユーザにより携帯されることがあり、使用環境において、上下左右等の向きが変更されることがある。
そして、これらの電子機器の中には、例えば、電子機器の向きが変更すると、この向きの変更に応じて、表示される映像の向きを、例えば、縦や横に変更して表示することが可能なものがある。
しかし、映像の向きが変更表示されても、スピーカの位置は変更されず、音声出力は変更されないため、音声にユーザが違和感を覚える場合があった。
このため、電子機器において、映像の向きが変更表示された場合に覚えやすい、音声出力に関するユーザの違和感を低減することが課題になっていた。
電子機器において、映像の向きが変更表示された場合に覚えやすい、音声出力に関するユーザの違和感を低減することが課題になっていた。
実施形態の電子機器は、自機器の向きを検出する検出部を備える。
また、前記検出された向きに合わせ、映像を表示する映像表示部を備える。
また、前記映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを備える。
また、前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するフラグ検出部を備える。
また、前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する音声出力部を備える。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係わる電子機器の動作を示す外観図である。
この実施形態に係る電子機器(タブレットPC)10は、例えば、加速度センサ30等の検出部を備え、電子機器(タブレットPC)10の向きを検出する。
なお、ここでは、電子機器10としてタブレットPCを用いて説明を行うが、この実施形態は、電子機器10は、タブレットPCの他にスマートフォンや携帯電話、PC等の電子機器に適用することも可能である。
そして、例えば、加速度センサ30で検出された電子機器(タブレットPC)10の、例えば、上下方向や左右方向の向きに合わせ、映像表示部17に映像を表示する。
ここでは、例えば、加速度センサ30で検出された上下方向の向きに合わせ、図1に示す映像(例えば、山の映像)が表示される。
また、この実施形態に係る電子機器(タブレットPC)10は、図1に示すように、映像表示部17の4つの角部(第1角部17a、第2角部17b、第3角部17c、第4角部17d)の近傍に、それぞれ、4つのスピーカ(第1スピーカ18A、第2スピーカ18B、第3スピーカ18C、第4スピーカ18D)が設けられる。
また、この実施形態に係る電子機器(タブレットPC)10は、上記映像(例えば、山の映像)のマルチチャンネルフラグが検出処理される。
このマルチチャンネルフラグ検出処理は、例えば、CPU101に指示され、電子機器10内部で行なわれる。
そして、上記映像(例えば、山の映像)の音声信号からマルチチャンネルフラグが検出された場合に、図1に示すように、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(HR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する。
また、マルチチャンネルフラグが検出されない場合は、ユーザから見て、上記表示された映像(例えば、山の映像)の左側に位置する2つのスピーカはステレオL音声を出力し、右側に位置する2つのスピーカはステレオR音声を出力する。
ここで、加速度センサの説明をする。
加速度センサは、加速度を計測するセンサである。
加速度センサには、例えば、機械式、光学式、半導体式等の方式がある。加速度センサは、上記どの方式においても加速による錘(マス、質量)の位置変化を捉えることが基本原理である。
また、加速度センサには、例えば、検出軸数によって1軸、2軸、3軸のセンサがある。例えば、携帯電話等に使用される3軸加速度センサは、地球の重力加速度を計測することで携帯電話の傾きを検出し、画面が正しい向きで表示されるようにする。
この実施形態においても、同様に、地球の重力加速度を計測、すなわち、地球の重力加速度を利用し、電子機器10の傾きを検出し、映像表示部17に表示される映像(例えば、山の映像)が正しい向きで表示されるようにする。
また、ここで、マルチチャンネルフラグの説明をする。
ここでは、マルチチャンネルとは、記録再生・放送方法のひとつである。1つの記録・放送で複数のチャンネルを再生・受信できるシステムである。例えば、音声の場合は、サラウンドがそのひとつである。
マルチチャンネルフラグは、このマルチチャンネルを示すフラグである。
マルチチャンネルフラグは、例えば、映画コンテンツや音楽番組、バラエティー番組等の音声信号として送信され、このフラグを検出することで、マルチチャンネルを検出することができる。
また、サラウンド(Surround)は、音声の記録再生方法のひとつである。モノラル(1.0ch)、ステレオ(2.0ch)音声よりも多くのチャンネル(2.1ch以上)を有する。
一般的に、サラウンド、或いはサラウンド音声と呼ばれる。
また、現在では、サラウンドのチャンネル数は通常「5.1ch」、「7.1ch」等と記述される。
通常のスピーカは1chで1とカウントし、超低音域再生専用のスピーカー(サブウーファー)は、通常のスピーカの再生帯域と比較して狭帯域であるという意味で、1chで0.1とカウントする。
図1(a)は、電子機器10が、例えば、ユーザにより、予め想定されたデフォルトの向きに向けられ、このデフォルトの向きの傾きを加速度センサ30で検出し、映像表示部17に表示される映像(例えば、山の映像)が正しい向きで表示される例を示している。
ここでは、例えば、素直に「ABC社」と読める向き(横向き)が、電子機器10のデフォルトの向きである。図1(a)では、この電子機器10のデフォルトの向きに合わせて、映像表示部17に映像(例えば、山の映像)が表示されている。
そして、図1(a)においては、図に示すように、上記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、映像表示部17に表示された映像(例えば、山の映像)の左上側に位置するスピーカ(第1スピーカ18A)はサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカ(第2スピーカ18B)は通常L(L)音声を出力する。
また、右上側に位置するスピーカ(第3スピーカ18C)はサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカ(第4スピーカ18D)は通常R(R)音声を出力する。
ここで、通常とは、サラウンドではないことを示す。
また、ステレオL音声は、ステレオ音声のL(左)音声である。また、ステレオR音声は、ステレオ音声のR(右)音声である。
図1(b)は、電子機器10が、例えば、ユーザにより、上記デフォルトの向きから右方向に回転した向きに向けられ、この向きの傾きを加速度センサ30で検出し、映像表示部17に表示される映像(例えば、山の映像)が表示される例を示している。
ここでは、上記右方向に回転した向き(縦向き)が、電子機器10の向きである。図1(b)では、この電子機器10の向きに合わせて、映像表示部17に映像(例えば、山の映像)が表示されている。
そして、図1(b)においては、図に示すように、上記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、映像表示部17に表示された映像(例えば、山の映像)の左上側に位置するスピーカ(第2スピーカ18B)はサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカ(第4スピーカ18D)は通常L(L)音声を出力する。
また、右上側に位置するスピーカ(第1スピーカ18A)はサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカ(第3スピーカ18C)は通常R(R)音声を出力する。
図2(a)は、電子機器10が、例えば、ユーザにより、上記図1(b)の向きからさらに右方向に回転した向きに向けられ、この向きの傾きを加速度センサ30で検出し、映像表示部17に表示される映像(例えば、山の映像)が表示される例を示している。
ここでは、上記図1(b)の向きからさらに右方向に回転した向き(横向き)が、電子機器10の向きである。図2(a)では、この電子機器10の向きに合わせて、映像表示部17に映像(例えば、山の映像)が表示されている。
そして、図2(a)においては、図に示すように、上記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、映像表示部17に表示された映像(例えば、山の映像)の左上側に位置するスピーカ(第4スピーカ18D)はサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカ(第3スピーカ18C)は通常L(L)音声を出力する。
また、右上側に位置するスピーカ(第2スピーカ18B)はサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカ(第1スピーカ18A)は通常R(R)音声を出力する。
図2(b)は、電子機器10が、例えば、ユーザにより、上記図2(a)の向きからさらに右方向に回転した向きに向けられ、この向きの傾きを加速度センサ30で検出し、映像表示部17に表示される映像(例えば、山の映像)が表示される例を示している。
ここでは、上記図2(a)の向きからさらに右方向に回転した向き(縦向き)が、電子機器10の向きである。図2(b)では、この電子機器10の向きに合わせて、映像表示部17に映像(例えば、山の映像)が表示されている。
そして、図2(b)においては、図に示すように、上記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、映像表示部17に表示された映像(例えば、山の映像)の左上側に位置するスピーカ(第3スピーカ18C)はサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカ(第1スピーカ18A)は通常L(L)音声を出力する。
また、右上側に位置するスピーカ(第4スピーカ18D)はサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカ(第2スピーカ18B)は通常R(R)音声を出力する。
すなわち、この実施形態においては、再生を行う映像コンテンツからマルチチャンネルフラグが検出された場合に、4つのスピーカをマルチチャンネル化(例えば、2チャンネルから4チャンネルに)する。
また、一例として、5ch信号を想定した場合に、4つのスピーカで再生する効果的な手法として、映像表示部17上部の2つのスピーカ(左右)それぞれにサラウンド信号(LS/Rs)を主体とした信号を、また映像表示部17下部の2つのスピーカ(左右)それぞれにはセンターch信号を加算した信号を再生できるようにしても良い。
これにより、映像表示部17下部の2つのスピーカでセンター定位を実現しつつ、映像表示部17上部の2つのスピーカで、サラウンドをより効果的に提供することが可能になる。
図3は、実施形態に係わる電子機器の構成を示すブロック図である。
これらの構成の少なくとも一部は、例えば、電子機器(スレート)10内に電子部品として収容される。
この電子機器(スレート)10は、CPU(central processing unit)101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、GPU(Graphics Processing Unit)105、VRAM(ビデオRAM:random access memory)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM(basic input/output system-read only memory)107、LAN(local area network)コントローラ108、ハードディスクドライブ(HDD(記憶装置))109、光ディスクドライブ(ODD)110、USBコントローラ111A、カードコントローラ111B、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)113、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)114等を備えている。
また、CPU101は、電子機器(スレート)10内の各部の動作を制御するプロセッサである。
CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSを実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、例えば、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、電子機器(スレート)10のディスプレイモニタとして使用される映像表示部(LCD)17を制御する表示コントローラである。
このGPU105によって生成される表示信号は映像表示部(LCD)17に送られる。また、GPU105は、HDMI制御回路3およびHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を、HDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD109及びODD110を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A、18B、18C、18DまたはHDMI制御回路3に出力する。
ここでは、スピーカは少なくとも4つ構成される(18A、18B、18C、18D)。
LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、一方、無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。USBコントローラ111Aは、(USBコネクタ19を介して接続される)例えばUSB 2.0規格に対応した外部機器との通信を実行する。
例えば、USBコントローラ111Aは、例えば、デジタルカメラに格納されている画像データファイルを受信するために使用される。カードコントローラ111Bは、コンピュータ(ノートPC)本体11に設けられたカードスロットに挿入される、SDカードのようなメモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを実行する。
EC/KBC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード13及びタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC113は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて電子機器(スレート)10を電源オン/電源オフする機能を有している。
この実施の形態における表示制御は、例えばCPU101が主メモリ103やHDD109等に記録されたプログラムを実行させることにより行われる。
また、この実施の形態においては、電子機器10は、筐体内に上記説明した加速度センサ30を備えている。
図4は、実施形態に係わる電子機器の動作を説明するフローチャートである。
ステップS100は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS101に進む。
ステップS101は、電子機器10の電源をONにするステップである。続いて、ステップS102に進む。
ステップS102は、例えば、上記デフォルトの表示方向で、映像表示装置17に映像(例えば、山の映像)を表示出力するステップである。続いて、ステップS103に進む。
ステップS103は、例えば、加速度センサ30で電子機器10または映像表示部17の向きを検出するステップである。加速度センサ30は、例えば、重力に対する上下方向の向きを検出する。続いて、ステップS104に進む。
ステップS104は、加速度センサ30で電子機器10または映像表示部17の向きは検出されたかを判別するステップである。電子機器10または映像表示部17の向きは検出されたと判別される場合は、ステップS105に進む(Yes)。電子機器10または映像表示部17の向きは検出されないと判別される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS105は、加速度センサ30で電子機器10または映像表示部17の向きは変更されたかを判別するステップである。電子機器10または映像表示部17の向きは変更されたと判別される場合は、ステップS106に進む(Yes)。電子機器10または映像表示部17の向きは変更されないと判別される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS106は、上記電子機器10または映像表示部17の向きが変更された状態が継続されたまま、所定時間、例えば、0.5秒程度経過したかを判別するステップである。電子機器10または映像表示部17の向きが変更された状態が継続されたまま、所定時間、例えば、0.5秒程度経過したと判別される場合は、ステップS107に進む(Yes)。電子機器10または映像表示部17の向きが変更された状態が、所定時間、例えば、0.5秒程度、継続されないと判別される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS107は、例えば、上下方向等の検出された向きに合わせ、映像表示部17に映像(例えば、山の映像)を表示出力するステップである。続いて、ステップS108に進む。
ステップS108は、例えば、上記映像(例えば、山の映像)の音声信号からマルチチャンネルフラグの検出処理を実行し、マルチチャンネルフラグが検出されたかを判別するステップである。マルチチャンネルフラグが検出されたと判別される場合は、ステップS109に進む(Yes)。マルチチャンネルフラグが検出されないと判別される場合は、ステップS110に進む(No)。
ステップS109は、例えば、上記図1(a)、図1(b)および図2(a)、図2(b)に示すように、映像表示部17に表示出力される映像の、ユーザから見て、左上側に位置するスピーカはサラウンドL音声出力(SL)、左下側に位置するスピーカは通常L音声出力(L)、右上側に位置するスピーカはサラウンドR音声出力(SR)、右下側に位置するスピーカは通常R音声出力(R)するステップである。続いて、ステップS103に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS110は、特に図示しないが、上記マルチチャンネルフラグが検出されない場合は、音声出力部は、ユーザから見て、前記表示された映像の左側に位置する2つのスピーカはステレオL音声を出力し、右側に位置する2つのスピーカはステレオR音声を出力するステップである。続いて、ステップS103に戻り、上記処理を繰り返す。
すなわち、この実施形態においては、映画コンテンツや音楽番組、バラエティー番組等からマルチチャンネルが検出された場合に、電子機器(タブレットPC)10は、図1および図2に示すように、ユーザから見て、映像表示部17に表示された映像(例えば、山の映像)の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力する。
また、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する。
すなわち、この実施に係る電子機器(タブレットPC)10は、例えば、手に持って使用できるタブレットPC等の携帯型機器であり、上記のように、左右上下方向に回転させても、ユーザは、サラウンド音声を楽しむことが可能になる。
また、マルチチャンネルでの再生を可能とすることにより、コンテンツによってサラウンド感を楽しむことが可能になる。
すなわち、この実施に係る電子機器(タブレットPC)10は、自機器の向きを検出する検出部(加速度センサ30)を備える。
また、上記検出された向きに合わせ、映像を表示する映像表示部を備える。
また、上記映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを備える。
また、上記映像のマルチチャンネルフラグを検出するフラグ検出部を備える。
また、上記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、上記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する音声出力部を備える。
また、上記マルチチャンネルフラグが検出されない場合は、上記音声出力部は、ユーザから見て、上記表示された映像の左側に位置する2つのスピーカはステレオL音声を出力し、右側に位置する2つのスピーカはステレオR音声を出力する。
また、上記向きの検出に重力を利用しても良い。
また、上記向きを検出する加速度センサ30を備える。
また、上記検出部で自機器の向きが検出された場合に、その向きが検出された状態が所定時間経過した場合は、上記映像表示部に上記検出された向きに合わせた映像を表示する。
また、上記検出部は、上記自機器または映像表示部のいずれかの位置を検出する。
上記のように構成することによって、この実施の形態においては、電子機器において、映像の向きが変更表示された場合に覚えやすい、音声出力に関するユーザの違和感を低減することが可能になる。
なお、上記実施形態の制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することが可能である。このため、制御処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、上記実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…電子機器、17…映像表示部(LCD)、17a…第1角部、17b…第2角部、17c…第3角部、17d…第4角部、18A…第1スピーカ、18B…第2スピーカ、18C…第3スピーカ、18D…第4スピーカ、30…加速度センサ。
Claims (8)
- 自機器の向きを検出する検出部と、
前記検出された向きに合わせ、映像を表示する映像表示部と、
前記映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカと、
前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するフラグ検出部と、
前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力する音声出力部を備える電子機器。 - 前記マルチチャンネルフラグが検出されない場合は、音声出力部は、ユーザから見て、前記表示された映像の左側に位置する2つのスピーカはステレオL音声を出力し、右側に位置する2つのスピーカはステレオR音声を出力する請求項1に記載の電子機器。
- 前記向きの検出に重力を利用するセンサを用いる請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記向きを検出する加速度センサを備える請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の電子機器。
- 前記検出部で自機器の向きが検出された場合に、その向きが検出された状態が所定時間経過した場合は、前記映像表示部に前記検出された向きに合わせた映像を表示する請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の電子機器。
- 前記検出部は、前記自機器または映像表示部のいずれかの位置を検出する請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の電子機器。
- 自機器の向きを検出するステップと、
前記検出された向きに合わせ、映像を表示するステップと、
前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するステップと、
前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを用い、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力するステップを備える電子機器の制御方法。 - 自機器の向きを検出するステップと、
前記検出された向きに合わせ、映像を表示するステップと、
前記映像のマルチチャンネルフラグを検出するステップと、
前記マルチチャンネルフラグが検出された場合に、映像表示部の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる4つのスピーカを用い、ユーザから見て、前記表示された映像の左上側に位置するスピーカはサラウンドL(SL)音声を出力し、左下側に位置するスピーカは通常L(L)音声を出力し、右上側に位置するスピーカはサラウンドR(SR)音声を出力し、右下側に位置するスピーカは通常R(R)音声を出力するステップを備え、電子機器を制御する電子機器の制御プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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