JP2013251161A - 情報入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】釦、ダイヤルなどの小型化を図りつつ、外来の静電気に対する電気回路の破壊を防ぐ。
【解決手段】キートップと、キートップを保持するカバーと、キートップが押下されたことを検知するドームスイッチ102と、ドームスイッチが搭載された基板100と、基板表面に形成された絶縁シート103と、ドームスイッチを基板に保持するための保持シート104と、基板上に配置された第一の信号と、基板上に配置された第二の信号と、第一の信号と第二の信号の組合せにより少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、を備え、基板上の、キートップとカバーの隙間終端部カメラ内部側から最短距離に位置する部分にはグランドパターンが形成されており、グランドパターンが形成された箇所の一部は、絶縁シート及び保持シートは切り欠かれている。
【選択図】図1(a)
【解決手段】キートップと、キートップを保持するカバーと、キートップが押下されたことを検知するドームスイッチ102と、ドームスイッチが搭載された基板100と、基板表面に形成された絶縁シート103と、ドームスイッチを基板に保持するための保持シート104と、基板上に配置された第一の信号と、基板上に配置された第二の信号と、第一の信号と第二の信号の組合せにより少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、を備え、基板上の、キートップとカバーの隙間終端部カメラ内部側から最短距離に位置する部分にはグランドパターンが形成されており、グランドパターンが形成された箇所の一部は、絶縁シート及び保持シートは切り欠かれている。
【選択図】図1(a)
Description
本発明は、カメラやビデオカメラ等の電子機器に備え付ける情報入力装置に関し、特に押し釦及び多方向入力部材を備えた操作スイッチ装置に関する。
一眼レフカメラ等の電子機器には、各種の操作を行うための操作部材が設けられている。操作部材には単独に配置された釦のほか、例えばファインダ内に表示された複数の焦点検出領域のうち任意の焦点検出領域を選択する手段やメニュー項目を選択する手段として、多方向に傾倒可能な傾倒スイッチや複数個の押下スイッチを設けたものがある。また、カメラの撮影情報をはじめとする各種情報を設定する手段として、ダイヤルの回転方向や回転量に応じて、設定量を変更する回転ダイヤル操作部材を設けたものがある。
これら複数の押下、傾倒スイッチの検知方法には、スイッチ信号1とスイッチ信号2の組合せによる所謂公知のキーマトリクスが用いられる場合がある。キーマトリクスでは、スイッチ信号の組合せであり、各釦にそれぞれの信号を割り当てる必要が無いため、信号処理回路の信号数を節約でき、カメラを小型化、軽量化することができる。
しかし、回転または押下操作部材は、回転、押下のためカメラ外装にわずかな隙間を取って組み込まれるのが一般的であるが、撮影者に帯電した静電気が操作部材とカメラ外装の隙間部分に侵入し、カメラ内部の電気回路部を破損する恐れがある。そのため従来から、操作部材に対する外来の静電気によるカメラ内部の電気回路の破壊を防止する試みがなされてきた。
特許文献1では、釦検出を行う基板のグランドパターンが金属製のダイヤル保持部材と電気接続されており、外来の静電気をグランドに逃がす構成が開示されている。
特許文献2では、釦のキートップに設けられた弾性部材が基板のグランドパターンと電気接続されており、外来の静電気をグランドに逃がす構成が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、ダイヤル保持部材の厚みだけダイヤル総厚みが増してしまう他、グランドパターンを設けるためダイヤル径方向に基板を拡大するため、ダイヤルユニットとして大型化してしまう。上述の特許文献2に開示された従来技術では、キートップに新たに導電性の部材を組み込むため、コスト面、組立性のうえで不利である。
また、キーマトリクスによる検出方法では、スイッチ信号のみの信号構成のため、このいずれかの信号に静電気が印加されると、信号処理回路に流れ込み、カメラの故障、誤動作を招いてしまう恐れがあった。
そこで、本発明の目的は、押し釦及びダイヤルユニットにおいて、省スペース、小型化を図りつつ、外来の静電気に対する電気回路の破壊を防ぐことを可能にした情報入力装置を提供することである。
各種の機能を果たす操作部材を有する電子機器の操作釦装置(20)において、
押下することにより各種操作を検知する少なくとも2つ以上のキートップ(30)と、
前記キートップを保持するカバー(13)と、
前記キートップが押下されたことを検知するドームスイッチ(102)と、
前記ドームスイッチが搭載された基板(100)と、
前記基板表面に形成された絶縁シート(103)と、
前記ドームスイッチを前記基板に保持するための保持シート(104)と、
前記基板上に配置された第一の信号(110)と、
前記基板上に配置された第二の信号(120)と、
前記第一の信号と前記第二の信号の組合せにより前記少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、
を備え、前記基板上の、前記キートップとカバーの隙間終端部カメラ内部側(81)から最短距離に位置する部分にはグランドパターン(105)が形成されており、前記グランドパターンが形成された箇所の一部は、前記絶縁シート及び前記保持シートは切り欠かれていることを特徴とする。
押下することにより各種操作を検知する少なくとも2つ以上のキートップ(30)と、
前記キートップを保持するカバー(13)と、
前記キートップが押下されたことを検知するドームスイッチ(102)と、
前記ドームスイッチが搭載された基板(100)と、
前記基板表面に形成された絶縁シート(103)と、
前記ドームスイッチを前記基板に保持するための保持シート(104)と、
前記基板上に配置された第一の信号(110)と、
前記基板上に配置された第二の信号(120)と、
前記第一の信号と前記第二の信号の組合せにより前記少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、
を備え、前記基板上の、前記キートップとカバーの隙間終端部カメラ内部側(81)から最短距離に位置する部分にはグランドパターン(105)が形成されており、前記グランドパターンが形成された箇所の一部は、前記絶縁シート及び前記保持シートは切り欠かれていることを特徴とする。
本発明によれば、押し釦や回転ダイヤルなどの操作部材の小型化を図りつつ、外来の静電気による電気回路の破壊を防ぐことを可能にした電子機器の操作部材を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわるカメラ操作部の釦の押下を検出するフレキシブル基板100の分解斜視図である。
[実施例1]
図2、図3はそれぞれ、本発明のカメラ本体の正面図、背面図である。1はカメラ本体であり、この外装は上蓋11、前蓋12、背蓋13(請求項1に記載のキートップを保持するカバーに相当する)で構成されている。前蓋12には、通常撮影時に握るグリップ部12aが備わっている。
図2、図3はそれぞれ、本発明のカメラ本体の正面図、背面図である。1はカメラ本体であり、この外装は上蓋11、前蓋12、背蓋13(請求項1に記載のキートップを保持するカバーに相当する)で構成されている。前蓋12には、通常撮影時に握るグリップ部12aが備わっている。
14は撮影レンズを取り付けるレンズマウント、15はアクセサリシューであり、ストロボ装置等のカメラアクセサリを取り付ける部分である。16は撮影準備動作及び撮影動作を開始させるために押圧操作されるレリーズ釦である。17は被写体像を観察するためのファインダ接眼部、18は撮影に関する情報を表示する表示部である。19はメインスイッチであり、ユーザーが操作することにより、電源からカメラ各部への電力供給の開始及び終了を指示することができる。また、表示部18の横には操作釦20、ダイヤルユニット50が配置されている。ユーザーがこれらの操作部材を操作することにより、カメラ1の各種設定を変更することができ、表示部18にはその設定状況が表示される。
図4には、操作釦20を釦押下方向に分解したときの斜視図を示している。
キートップ30の裏面には、突起30aが設けられている。100はフレキシブル基板で、突起30aに対応したメタルドームスイッチ102が設けられている。撮影者がキートップ30を押下すると、突起30aがフレキシブル基板100上のメタルドーム102を押圧し、メタルドームスイッチ102を反転させることで、カメラ内部の電気処理により操作釦20が押下されたと判断する。フレキシブル基板100は、撮影者がキートップ30の押下によりカメラの処理回路(不図示)に接続するためのリード部106(電気配線)を備えている。63はフレキシブル基板支持板であり、背蓋13に不図示のビスで固定されている。フレキシブル基板支持板63は、キートップ30が押圧された際に圧力を受け、フレキシブル基板100がたわまないよう支持している。
上記構成部品により、操作釦20が構成される。
次に、本実施形におけるキートップ30、背蓋13、及びフレキシブル基板100の位置関係について、図5を用いて説明する。図5は操作釦20の断面図である。
キートップ30は隙間80をもって、背蓋13に嵌合されている。隙間80からカメラ内部への粉塵、及び水滴の侵入によるカメラの故障を防ぐため、キートップ30にはフランジ30bが設けられている。81は、フランジ30bと背蓋13の間のわずかな隙間を示している。
撮影者が帯電している場合、釦操作によって静電気は隙間80から印加される。隙間80からの静電気は、不図示の本体シャーシなど、静電容量のある金属部材にグランドとして電気的に接続されていれば、金属部材が静電気を吸収するためカメラの故障、誤動作は起きない。図5において、隙間80から印加された静電気はフランジ30b直下のフレキシブル基板100に流れ込む。この場合、静電気がフレキシブル基板100に配線されたグランド以外の信号線に入り込むと、信号線が接続されているカメラの処理回路の故障、誤動作を招いてしまう可能性がある。
次に、従来例における、押し釦20の押下を検知するフレキシブル基板100について、図6を用いて説明する。
図6(a)は、従来例における、押し釦20の押下を検知するフレキシブル基板100の分解斜視図である。
101はエッチングなどにより銅箔パターンが形成された配線板、103は絶縁のために配線板101の上に貼りつけるカバーレイ、102はメタルドームスイッチ、104はメタルドーム保持のためのPETシート(請求項1に記載の絶縁シートに相当する)である。
図6(b)は、従来例における、フレキシブル基板100に配線されたパターン図、図6(c)は図6(b)のパターンに対してメタルドームスイッチ102及びPETシート104を貼りつけた図である。
図6(b)において、110はスイッチ信号1(請求項1に記載の第一の信号に相当する)、120はスイッチ信号2(請求項1に記載の第二の信号に相当する)である。前述のとおり、撮影者がキートップ30を押下すると、突起30aがフレキシブル基板100上のメタルドーム102aを押圧し、メタルドームスイッチを反転させることで110のスイッチ信号1と120のスイッチ信号2がショートされ、釦の押下検出が可能となる。
釦の押下検出方法は、所謂キーマトリクスにより判別を行っており、図11に示すようにスイッチ信号の組合せにより上下左右の釦押下検出を行っている。キーマトリクスによる釦押下検出方法はカメラ1の他の操作部にも適用できるため、信号数を減らすことが可能で、カメラの小型化、省電力化に寄与する。
釦の押下検出方法は、所謂キーマトリクスにより判別を行っており、図11に示すようにスイッチ信号の組合せにより上下左右の釦押下検出を行っている。キーマトリクスによる釦押下検出方法はカメラ1の他の操作部にも適用できるため、信号数を減らすことが可能で、カメラの小型化、省電力化に寄与する。
図5において、キートップ30と背蓋13の隙間80から印加された静電気は、隙間81を通り、カメラ内部に侵入する。フレキシブル基板100条にはグランド信号が無いため、静電気はフレキシブル基板100の外周端部の配線板101とカバーレイ103の隙間、もしくはカバーレイ103とPETシート104の隙間から入り込み、スイッチ信号1に伝達される。スイッチ信号1は直接カメラの処理回路に接続されているため、静電気がカメラ処理回路に入り込み、カメラ1の故障や誤動作を招いてしまう恐れがある。
次に、本実施例における、押し釦20の押下を検知するフレキシブル基板100について、図1を用いて説明する。
図1(a)は、本実施形態のカメラに適用される、押し釦20の押下を検知するフレキシブル基板100の分解斜視図である。図1(b)はフレキシブル基板100の配線板101にカバーレイ103を貼りつけたパターン図、図1(c)は図1(b)のパターンに対してメタルドームスイッチ102及びPETシート104を貼りつけた図である。図1(b)において130はグランド信号、110はスイッチ信号1、120はスイッチ信号2である。
配線板101において、メタルドームスイッチ102の周辺部、かつ隙間80の終端部81の鉛直下面にあたる部分には、グランドパターン130が形成されてある。図1(c)において、カバーレイ103及びメタルドーム保持のPETシート104には、グランドパターン130に応じた切欠き103a及び104aが設けられており、配線板101に貼りつけられた際、フレキシブル基板100にはグランドパターンの露出部105が形成される。99は、キートップフランジ部30bの外形を投影した線である。
図5において、隙間80から印加された静電気は、隙間周終端部81からの距離が近く、電位が低く、なおかつパターンが露出しているグランド信号露出部105に優先的に入り込む。グランド信号は、不図示の本体シャーシなどの金属部材に電気的に接続されているため、静電気は金属部材に吸収され、カメラの電気回路を破損、もしくは誤動作させることはない。
[実施例2]
図8には、ダイヤルユニット50をダイヤル回転軸方向に分解したときの斜視図(俯角斜視図(a),仰角斜視図(b))を示している。
図8には、ダイヤルユニット50をダイヤル回転軸方向に分解したときの斜視図(俯角斜視図(a),仰角斜視図(b))を示している。
方向指示キー52の裏面には、突起52a、52b、52c、52dの直下に対応した突起52a-1、52b-1、52c-1、52d-1が設けられている。
200はフレキシブル基板で、突起52a-1、52b-1、52c-1、52d-1のそれぞれに対応したメタルドームスイッチ202a、202b、202c、202dが設けられている。例えば、撮影者が方向指示キー52の突起52a部を傾倒すると、突起52a−1がフレキシブル基板200上のメタルドーム202aを押圧し、メタルドームスイッチを反転させることで、カメラ内部の電気処理により方向指示キー52の52a方向が傾倒選択されたと判断する。また、撮影者が方向指示キー52の突起52e部を押圧すると、突起52a−1および52b−1がフレキシブル基板200上のメタルドームスイッチ202aおよび202bを同時に押圧し、メタルドームスイッチを反転させることで、カメラでの電気処理により方向指示キー52の52e方向が傾倒選択されたと判断する。
また、フレキシブル基板200は、撮影者が方向操作キー52の傾倒操作によりカメラの処理回路(不図示)に接続するためのリード部206(電気配線)を備えている。
63はフレキシブル基板支持板であり、方向指示キー52および方向指示ボタン53が傾倒、押圧された際に圧力を受け、フレキシブル基板200がたわまないよう支持している。
64は選択キー受け台(支持部材)で、フレキシブル基板支持板63を支持・固定している。また、方向選択キー52は4ヶ所の係止爪部52iが選択キー受け台64の4ヶ所の溝部64aに方向選択キー52が傾倒方向である真下方向に摺動可能に嵌合固定されている。
300は回転ダイヤル54の回転を検出するための位相フレキシブル基板(回転検出板)であり、裏面に導通パターン300aが設けられ、背蓋13の裏面に設けられた平面部13bに貼付け固定されている。
67は接片であり、位相フレキシブル基板300に当接し、導通パターン部300aによって回転を電気信号に変換して、カメラの処理回路に送る。
上記構成部品により、ダイヤルユニット50が構成される。
次に、本実施形における方向指示キー52、方向選択釦40、回転ダイヤル54、及びフレキシブル基板200の位置関係について、図9を用いて説明する。
図9はダイヤルユニット50の断面図である。
撮影者が帯電している場合、静電気は方向指示キー52と回転ダイヤル54の隙間90、及び方向指示キー52と方向選択釦40の隙間91から印加される。隙間90、91からの静電気は、不図示の本体シャーシなど、静電容量のある金属部材にグランドとして電気的に接続されていれば、金属部材が静電気を吸収するためカメラの故障、誤動作は起きない。図5において、隙間90、91から印加された静電気は直下のフレキシブル基板200に流れ込む。この場合、静電気がフレキシブル基板200に配線されたグランド以外の信号線に入り込むと、信号線が接続されているカメラの処理回路の故障、誤動作を招いてしまう可能性がある。
次に、従来例における、方向指示キー52の押下を検知するフレキシブル基板200について、図10を用いて説明する。
図10(a)は、従来例における、方向指示キー52の押下を検知するフレキシブル基板200の分解斜視図である。
201はエッチングなどにより銅箔パターンが形成された配線板、203は絶縁のために配線板201の上に貼りつけるカバーレイ、202a、202b、202c、202dはメタルドームスイッチ、204はメタルドーム保持のためのPETシート(請求項2に記載の絶縁シートに相当する)である。
図10(b)は、従来例における、フレキシブル基板200の配線板201にカバーレイ203を貼りつけたパターン図、図10(c)は10(b)のパターンに対してメタルドームスイッチ202及びPETシート204を貼りつけた図である。
図7(b)において、210はスイッチ信号1―1、211はスイッチ信号2―2(請求項2に記載の第一の信号に相当)、220はスイッチ信号2―1、221はスイッチ信号2―2(請求項2に記載の第二の信号に相当)である。前述のとおり、撮影者が方向指示キー52の突起52a部を傾倒すると、突起52a−1がフレキシブル基板200上のメタルドーム202aを押圧し、メタルドームスイッチを反転させることで210のスイッチ信号1―1と220のスイッチ信号2−1がショートされ、釦の押下検出が可能となる。
釦の押下検出方法は、所謂キーマトリクスにより判別を行っており、図6に示すようにスイッチ信号1とスイッチ信号2の組合せにより上下左右の釦押下検出を行っている。キーマトリクスによる釦押下検出方法はカメラ1の他の操作釦20にも適用できるため、信号数を減らすことが可能で、カメラの小型化、省電力化に寄与する。
図9において、方向指示キー52と回転ダイヤル54の隙間90、及び方向指示キー52と方向選択釦40の隙間91から印加された静電気は、フレキシブル基板200の外周端部の配線板201とカバーレイ203の隙間、もしくはカバーレイ203とPETシート204の隙間から入り込み、スイッチ信号1に伝達される。スイッチ信号1は直接カメラの処理回路に接続されているため、静電気がカメラ処理回路に入り込み、カメラ1の故障や誤動作を招いてしまう恐れがある。
次に、本実施例における、方向指示キー52の押下を検知するフレキシブル基板200について、図7を用いて説明する。
図7(a)は、本実施形態のカメラに適用される、方向指示キー52の押下を検知するフレキシブル基板200の分解斜視図である。図7(b)はフレキシブル基板200の配線板201にカバーレイ203を貼りつけたパターン図、図7(c)は図7(b)のパターンに対してメタルドームスイッチ202及びPETシート204を貼りつけた図である。図7(b)において230はグランド信号、210はスイッチ信号1−1、211は推知信号1−2、220はスイッチ信号2−1、221はスイッチ信号2−2である。
配線板201において、各メタルドームスイッチ202a、202b、202c、202d、が配置される箇所の間、かつフレキシブル基板200内外周部には、グランドパターン230が形成されてある。図7(c)において、カバーレイ203及びメタルドーム保持のPETシート204には、切欠き203a及び204aが設けられており、配線板201に貼りつけられた際、グランドパターン230の外周部にはグランドパターンの露出部205が形成される。
図9において、方向指示キー52と回転ダイヤル54の隙間90、及び方向指示キー52と方向選択釦40の隙間91から印加された静電気は、電位が低く、なおかつパターンが露出しているグランド信号露出部205に優先的に入り込む。グランド信号は、不図示の本体シャーシなどの金属部材に電気的に接続されているため、静電気は金属部材に吸収され、カメラの電気回路を破損、もしくは誤動作させることはない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
20 操作釦
30 キートップ
40 方向指示釦
50 ダイヤルユニット
52 方向指示キー
54 回転ダイヤル
80 キートップと背蓋の隙間
81 キートップと背蓋の隙間終端部
90 方向指示キーと回転ダイヤルの隙間
91 方向指示キーと方向選択釦の隙間
100、200 フレキシブル基板
101、201 配線板
102、202 メタルドームスイッチ
103、203 カバーレイ
103a、203a カバーレイ切欠き
104、204 PETシート
104a、204a PETシート切欠き
105、205 グランドパターン露出部
110、210 スイッチ信号1
211 スイッチ信号2
130、230 グランド信号
30 キートップ
40 方向指示釦
50 ダイヤルユニット
52 方向指示キー
54 回転ダイヤル
80 キートップと背蓋の隙間
81 キートップと背蓋の隙間終端部
90 方向指示キーと回転ダイヤルの隙間
91 方向指示キーと方向選択釦の隙間
100、200 フレキシブル基板
101、201 配線板
102、202 メタルドームスイッチ
103、203 カバーレイ
103a、203a カバーレイ切欠き
104、204 PETシート
104a、204a PETシート切欠き
105、205 グランドパターン露出部
110、210 スイッチ信号1
211 スイッチ信号2
130、230 グランド信号
Claims (2)
- 各種の機能を果たす操作部材を有する電子機器の操作釦装置(20)において、
押下することにより各種操作を検知する少なくとも2つ以上のキートップ(30)と、
前記キートップを保持するカバー(13)と、
前記キートップが押下されたことを検知するドームスイッチ(102)と、
前記ドームスイッチが搭載された基板(100)と、
前記基板表面に形成された絶縁シート(103)と、
前記ドームスイッチを前記基板に保持するための保持シート(104)と、
前記基板上に配置された第一の信号(110)と、
前記基板上に配置された第二の信号(120)と、
前記第一の信号と前記第二の信号の組合せにより前記少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、
を備え、前記基板上の、前記キートップとカバーの隙間終端部カメラ内部側(81)から最短距離に位置する部分にはグランドパターン(105)が形成されており、前記グランドパターンが形成された箇所の一部は、前記絶縁シート及び前記保持シートは切り欠かれていることを特徴とする電子機器の操作装置。 - 各種の機能を果たす操作部材を有する電子機器のダイヤルユニット(50)において、
回転することにより各種操作を検知する円形のダイヤル操作部(54)と、
前記ダイヤル操作部の内側に配置された情報入力のために傾倒操作可能な傾倒操作部材(52)と、
前記方向指示釦が押下されたことを検知する少なくとも2つ以上のドームスイッチ(202)と、
前記ドームスイッチが搭載された基板(200)と、
前記基板表面に形成された絶縁シート(203)と、
前記ドームスイッチを前記基板に保持するための保持シート(204)と、
前記基板上に配置された第一の信号(210、211)と、
前記基板上に配置された第二の信号(220、221)と、
前記第一の信号と前記第二の信号の組合せにより前記少なくとも2つ以上のキートップのいずれかが押下されたことを検出する検出手段と、
を備え、
前記基板上の前記少なくとも2つ以上のドームスイッチの間かつ前記基板の外縁部には、グランドパターン(205)が形成されており、前記グランドパターンが形成された箇所の一部は、前記絶縁シート及び前記保持シートは切り欠かれていることを特徴とする電子機器の操作装置。
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Cited By (1)
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JP2020030272A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | キヤノン株式会社 | 回転操作ユニット及び撮像装置 |
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Cited By (2)
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JP2020030272A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | キヤノン株式会社 | 回転操作ユニット及び撮像装置 |
JP7140596B2 (ja) | 2018-08-21 | 2022-09-21 | キヤノン株式会社 | 回転操作ユニット及び撮像装置 |
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