JP2013251062A - 街路灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】電柱に取り付けられている通信線、光ファイバー線、広告物その他の付属物が既設物として電柱に取り付けられていても、街路灯の灯部が既設物により邪魔されることなく、道路に対して直交するように設置することができる技術を提供すること。
【解決手段】街路灯(1)の支柱であり電柱(2)に取り付けられる共架アーム(3)と、該共架アーム(3)に取付けられ、光を発する発光部が設けられた灯部(4)と、前記共架アーム(3)を電柱(2)に対して左右に回動可能に取り付ける設置部材(5)とを備えることを特徴とする街路灯1。
【選択図】図2

Description

本発明は街路灯、詳しくは電柱に設置される街路灯に関する。
街路灯において、光を発する発光部が設けられた灯部は、街路灯が設置されている道路に対して直交するように設置する必要がある。これは、街路灯の光が灯部の両サイドを照射するように設計されているからである。そのため、これまでの街路灯は、電柱その他の設置場所(以下電柱)の正面(道路側から電柱を正対して見た面)に設置しなければならなかった(図20(a)参照)。
すなわち、街路灯は、道路の照明という性格上、細長い楕円状の配光になるように設計されているため、電柱の正面に設置することによって街路灯の光を横方向に拡げることができ、道路を有効に照明することができる。
ところで、従来の街路灯においては、灯部は、電柱に設置するための設置部材に対する位置や角度が固定され動かすことができなかった。
また電柱には、通信線、光ファイバー線、広告物その他の、電柱への付属物が取り付けられており、それらが街路灯を電柱の正面に設置するのに障害となることがあった。そして、これらの障害物の隙間をぬって街路灯を設置すると、街路灯を電柱の正面に設置することができず横を向いてしまう場合があった。
そうすると、光が道路からはみ出し、はみ出た光が民家や庭など道路沿いの家屋や施設(図20(b)の斜線部参照)を照らすことになる。これでは、街路灯がその性能を十分に発揮できないばかりか、光が本来照らす位置とは異なった位置を照らす光の害、いわゆる光害の原因になってしまう場合があった。
特開2008−210711号公報
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、その解決しようとする課題は、通信線、光ファイバー線、広告物その他の付属物が既設物として電柱に取り付けられていても、街路灯の灯部を道路に対して直交するように設置することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では次の手段を採用した。
すなわち、本発明の街路灯は、街路灯の支柱であり電柱に取り付けられる共架アームと、該共架アームに取付けられ、光を発する発光部が設けられた灯部と、前記共架アームを電柱に対して左右に回動可能に取り付ける設置部材とを備えることを特徴とする。
前記設置部材は、共架アームの電柱に対する角度を固定する位置決め手段を有することを特徴としてもよい。
前記設置部材は、前記共架アームを電柱に取り付けるため前記共架アームの上位に位置する上位取付金具と、該上位取付金具の下方に位置する下位取付金具とを有し、前記上位
取付金具は、上下方向に開口したアーム通し孔を有し、該アーム通し孔を形成する壁面で前記共架アームの水平方向の位置を規制することで前記共架アームを回動可能に保持し、前記下位取付金具は、底部を有する管状の管部を有し、該管部において前記共架アームの下端を受容することで、前記共架アームを回動可能に保持することを特徴とする街路灯でもよい。
前記位置決め手段は、前記上位取付金具において、前記共架アームを横方向から押圧するボルトと、前記下位取付金具において、前記共架アームの下端部を締め付けるロックナットとを有することを特徴とする。
前記上位取付金具及び前記下位取付金具は、各々上下に異なる位置において電柱に固定されており、前記アーム通し孔は、円形をした第一アーム通し孔及び、第二アーム通し孔が交わってできた形状をしており、前記上位取付金具が固定される位置における電柱の太さと、前記下位取付金具が固定される位置における電柱の太さの関係に応じて、前記共架アームに、前記第一アーム通し孔を貫通させるか、前記第二アーム通し孔を貫通させるかを変更可能としたことを特徴とする。
本発明は、街路灯の支柱であり電柱に取り付けられる共架アームの電柱への取付方法であって、前記共架アームを回動可能に装着する取付金具を電柱に取り付ける工程と、前記共架アームを前記取付金具に装着する工程と、前記取付金具に装着された前記共架アームを左右に回動させて、道路に対して所定位置となるよう調整する工程と、前記共架アームを前記取付金具に固定する工程と、を有する共架アームの電柱への取付方法でもある。
街路灯の灯部を、電柱の既設物により邪魔されることなく、道路に対して直交するように設置することができる。
本発明の実施例1に係る街路灯の取付状態を示す全体斜視図である。 図1の領域IIの拡大図である。 図2の分解斜視図である。 図2の正面図である。 図2の側面図である。 本発明に係る共架アームを電柱に取り付けるための取付金具のうち下位にある下位取付金具及びそれに関連する部品の拡大全体斜視図である。 図6の分解斜視図である。 図4のVIII−VIII線断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 図8の矢印X方向から見た図である。 本発明に係る共架アームを電柱に取り付けるための取付金具のうち上位にある上位取付金具の全体斜視図である。 図11の平面図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 本発明の実施例2に係る街路灯の取付状態を示す要部斜視図であって、段差のある電柱に共架アームを取り付けた状態を示す図である。 図14の矢印XV方向から見た図である。 図15のXVI−XVI線断面図である。 本発明の実施例2に係る街路灯の取付状態を示す要部斜視図であって、段差のない電柱に共架アームを取り付けた状態を示す図である。 図17の矢印XVIII方向から見た図である。 図18のXIX−XIX線断面図である。 従来技術を説明するための図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下、実施形態)を実施例に基づいて例示的に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状その相対配置などは、特に特定的に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではない。
本発明に係る街路灯1は、電柱2に取り付けられる共架アーム3と、この共架アーム3に取付けられ、光を発する発光部及び安定器(いずれも図示せず)が設けられた灯部4と、共架アーム3を電柱2に取り付けるための設置部材としての取付金具5と、取付金具5を電柱2に取り付けるため電柱に巻着される自在バンド6と、共架アーム3を電柱の所定位置に固定して位置決めするための位置決め手段7と、共架アーム3を所定位置に固定するにあたり、共架アームを電柱に対して左右に回動させるための回動部材521とを有する(図1〜図3参照)。
以下、これらについて詳述する。
電柱2は、段差のない例えばコンクリート製の電柱である。
共架アーム3は、これを電柱2に取り付けたときの形状が、丸管の一端部(上端部)を湾曲させてJの字を倒立させた如き形状をしている(図1〜図3、図5参照)。そして、共架アーム3の一端部に灯部取付軸3aが取り付けられている(図5参照)。灯部取付軸3aは、共架アーム3よりも小径な棒状体又は管体である。灯部取付軸3aを介して、灯部4が共架アーム3に取り付けられる。
また、共架アーム3の他端部(下端部)には、ねじ切り部32が形成されている(図2、図3、図6、図7参照)。当該ねじ切り部32は、共架アーム3の他端に溶接ニップル30を取り付けることにより確保される。
溶接ニップル30は、円筒形状をした金属管であり、共架アーム3を形成する丸管の内径よりも小径である(図6〜図9参照)。そして、溶接ニップル30の軸方向における略中央には、外向きフランジ301が溶接されている(図6、図7、図9参照)。
以下、共架アーム3を電柱2に設置した状態において、上方を上といい、下方を下という。また、電柱2に取り付けられた共架アーム3に正対して右方を右といい、左方を左という、さらに、電柱2に取り付けられた共架アーム3に正対して手前側を前といい、向こう側を後ろということにする。
溶接ニップル30の外向きフランジ301は、その外径が、共架アーム3の外径と略同じである(図7参照)。そして、溶接ニップル30は、その軸方向において、外向きフランジ301を境に一方の側(下側)にのみねじ切りがされ、これがねじ切り部32に相当する。溶接ニップル30は、外向きフランジ301を介して、共架アーム3の下端に溶接され、もって両者は一体化される(図7、図9参照)。
また、ねじ切り部32には、一対のロックナット33が螺着されるようになっており(図7、図9参照)、これを締めることにより、共架アーム3が、取付金具5(図3、図4参照)の後述する下位取付金具52に固定される。なお、符号333(図2〜図4、図6及び図7参照)で示すものは、市販のユーピロンブッシングである。
灯部4は、発光部(光源)として、例えばセラミックメタルハライドランプが用いられているが、水銀灯であってもよい。発光部は図示しない安定器によって、ランプの放電を開始し、また放電の安定を維持する。
取付金具5は、上位取付金具51と下位取付金具52とからなる(図2〜図5参照)。そして、共架アーム3の下端部に位置するのが、下位取付金具52であり(図2〜図10参照)、共架アーム3のうち下位取付金具52よりも上方に位置するのが上位取付金具51である(図2〜図5、図11〜図13参照)。この実施形では、下位取付金具52と上位取付金具51との間隔は550mmから750mmの範囲で離隔されている(図4参照)。
図6〜図10に示すように、下位取付金具52は、共架アーム3の下端部31が入る両端開口の管部521と、管部521の軸方向における略中央でかつ管部521の周囲の略半分に巻き付けられ、当該巻き付けられた部分が管部521に溶接された金属製のベルト部材523と、管部521の下端に溶接された底部としてのフランジ525とからなる。
管部521は、溶接ニップル30が取り付けられた共架アーム3の下端部が挿入される箇所である(図6、図9参照)。管部521の内径は共架アーム3の外径よりも大きい。よって、管部521の内表面と共架アーム3の外表面との間に隙間Sができるので(図8、図9参照)、管部521内で、共架アーム3を左右に回動することが可能である。よって、管部521を回動部材ということにする。また、管部521には、その下端に水抜き孔521aが形成されている(図9、図10参照)。水抜き孔521aは、下位取付金具52に入った雨水を下位取付金具52から除去するための孔である。
ベルト部材523は、平面形状が略V字形状をしており(図8参照)、その屈曲部524側が管部521の外周面の曲率に合わせて湾曲されている。また、ベルト部材523の自由端側は、その先端部が、外側に折り曲げられてなる一対の折曲片523bが、ベルト部材523の外側に拡開されることにより形成されている(図6〜図8参照)。当該拡開の程度は、電柱2の外周面の曲率にほほ合致する程度である。また当該折曲片523bの基端近傍には自在バンド6の通されるバンド通し孔523aが形成されている(図2〜図9参照)。また、ベルト部材523は、屈曲部524側が、管部521の外表面と溶接されている。
フランジ525は、リング形状をしており、その中央に溶接ニップル30及びそのねじ切り部32が通る通し孔525aが形成されている(図7、図9参照)。また、フランジ525は、これが管部521の下端に溶接されることで管部521と一体形成されている。当該一体形成されたときに外向きフランジ部525oと内向きフランジ部525iとが形成されるようにフランジ525の幅方向中央で、管部521の下端に溶接する(図7、図9参照)。
なお、内向きフランジ部525iは、溶接ニップル30の外向きフランジ301が載置される箇所であり(図9参照)、内向きフランジ部525iと溶接ニップル30の外向きフランジ301とは溶接されていない。このため、管部521内において、共架アーム3を左右に回動させることができる。よって、共架アーム3のことを可変アームということもできる。
上位取付金具51は、概略競技用のトラック形状の外径を有する板材をその両側で折り曲げることにより側面から見た形状がコ字形状になる主部511(図2〜図4、図11〜13参照)と、主部511の自由端部を支える支柱板512(図2〜図4、図11〜図13参照)と、主部511の背面に形成され反自由端部側後方に延びる一対の取付アーム5
13(図2〜図4、図11〜図13参照)とからなる。
主部511は、既述のようにコ字形に折り曲げられることにより、上板部514uと、下板部514dと、両者を接続する背板部514bとからなる(図2〜図4、図11、図13参照)。上板部514uと下板部514dとは同一形状をしており、本実施形態では、平面で見た外形状が釣り鐘形状をしている(図11、図12参照)。そして、それらの中央には、共架アーム3を通すアーム通し孔515(図3、図11〜図13参照)がそれぞれ形成されている。アーム通し孔515の寸法は、共架アーム3が通過可能なように設定されている。
アーム通し孔515は、その平面形状が半円形をした半円形部位515aと、同じく平面形状で等脚台形をした等脚台形部位515bとを接続した如き形状をした孔である(図12参照)。上位取付金具51を自在バンド6で電柱2に取り付けたときに電柱2から離れる側に半円形部位515aが位置し、電柱2に近い側に等脚台形部位515bが位置するように形成されている(図2、図12参照)。
そして、位置決め手段7で共架アーム3を電柱2に固定したときに台形の脚に相当する部位である脚部515lに共架アーム3が当接するようになっている(図12参照)。そして、当該当接箇所において、脚部515lが、恰も共架アーム3の接線のようになることが可能に形成されている。なお、脚部515lに共架アーム3が当接している状態にあるとき、半円形部位515aと、共架アーム3とは離隔されるようにアーム通し孔515の大きさと、共架アーム3の直径が決められている(図11〜図13参照)。
支柱板512は、上板部514uと下板部514dとをそれらの自由端部で連結する板であり(図2、図3、図11、図13参照)、支柱板512の下部には後述するボルト73の通るボルト通し孔70が穿孔されている(図2、図3、図11〜図13参照)。そして、当該ボルト通し孔70と同軸でかつ支柱板512の内側面にはナット71が溶接されている(図3、図11〜図13参照)。このナットを固定ナットという。
また、固定ナット71と螺合するボルト73が設けられ(図2、図3、図11〜図13参照)、ボルト73を締め付けると、ボルト73の軸部先端によって共架アーム3がアーム通し孔515の等脚台形部位515bの側に押しやられ共架アーム3がロックされる。ボルト73の押圧力により、共架アーム3をその中心軸周りに回転しないように固定することができる。またボルト73のボルト頭73aと支柱板512との間には、ボルト73の軸部73bと螺合するロックナット75が設けられている(図2、図3、図11〜図13参照)。ロックナット75を設けることで、ロックナット75と固定ナット71との間でロックがされるとともにボルト73と固定ナット71との間でもロックされるのでWロックされる形になり、共架アーム3の強固なロックを期待できる。
支柱板512に穿孔されたボルト通し孔70と、固定ナット71と、ボルト73と、ロックナット75とにより位置決め手段7が形成される(図2、図3、図11〜図13参照)。
上位取付金具51の背板部514bに形成されている取付アーム513は、背板部514bから電柱側へ向けて延在してなる一対の平行な板部材である(図2、図3、図11〜図13参照)。そして、自由端側の先端部を外側に折り曲げることで一対の折曲片513bが形成される(図2、図3、図11〜図13参照)。また、当該折曲片513bの近傍には、自在バンド6の通されるバンド通し孔513aが形成されている(図2、図3、図11〜図13参照)。一対の折曲片513bの拡開の程度は、電柱の曲率にほほ合致する程度である。
自在バンド6は、電柱2に巻着される一対のバンド体であって、既述の如く、下位取付金具52のバンド通し孔523aに通される自在バンド6dと(図2及び図3参照)、上位取付金具51のバンド通し孔513aに通される自在バンド6uと(図1〜図3参照)がある。
次にこのような街路灯1の組付手順について述べる。なお、共架アーム3には、予め溶接ニップル30が溶接されているものとする。
手順(1)共架アーム3を回動可能に装着する、上位取付金具51及び下位取付金具52をそれぞれ自在バンド6u及び6dを用いて電柱2に取り付ける。当該取付にあたり、上位取付金具51のバンド通し孔513aと下位取付金具52のバンド通し孔523aに電柱2へ巻着した自在バンド6u及び6dを通す(図1〜図3参照)。
なお、上位取付金具51及び下位取付金具52を電柱に取り付けたときに上位取付金具51のアーム通し孔515と、下位取付金具52の管部521とはいずれも同一軸線上にあるものとする。
手順(2)共架アーム3を図示しないクレーン車で吊って、その下端を上位取付金具51の上板部514uのアーム通し孔515−同じく下板部514dのアーム通し孔515−下位取付金具52の管部521の順で通す。このとき、上位取付金具51に設けられている位置決め手段7のボルト73を緩めておき、ボルト73の軸部73bによって、共架アーム3の進行が妨げられないようにしておく。
また、電柱2に予め取り付けられてある、通信線、光ファイバー線、広告物その他の、電柱2への付属物が、街路灯1を電柱2に設置するのに障害とならない位置に共架アーム3があるように取り付ける。つまり、これらの障害物の隙間をぬって共架アーム3を設置する(図1、図2参照)。
手順(3)次に当該設置にあたり、共架アーム3を電柱2に対して左右に回動し、灯部4を道路に対して直交させて設置位置を決める(図1、図4参照)。
手順(4)共架アーム3の設置位置(水平方向の位置)が規制されたら、ロックナット75を固定ナット71に対して締め付けるとともに、ボルト73をも固定ナット71に対して締め付けてWロックを行い、共架アーム3の位置決めを確定する。
手順(5)共架アーム3の下端にある一対のロックナット33を締め付ける。当該締め付けにより、共架アーム3が、下位取付金具52に固定される。
手順(6)灯部4をクレーンで吊り上げて、当該灯部4を共架アーム3の先端にある灯部取付軸3aに対し、ビスその他の周知の取付手段で取り付ける。灯部4の取付けにあたり灯部4の発光部に電流を供給する図示しない電線を共架アーム3内に通す。
手順(7)通し終わったらユーピロンブッシング333に電線を通し、ユーピロンブッシング333を共架アーム3のねじ切り部32に螺合する。
次に実施例1の作用効果について述べる。
街路灯1は、その支柱である共架アーム3と、この共架アーム3に取付けられ、光を発する発光部が設けられた灯部4と、共架アーム3を電柱2に設置するための取付金具5と、この取付金具5で電柱2に取り付けられた共架アーム3を道路に対して左右に回動させるための下位取付金具52の管部521とを有する。
したがって、既設物として電柱に取り付けられている通信線、光ファイバー線、広告物その他の付属物を回避して、かつ街路灯1の灯部4を道路に対して直交するように設置することができる。したがって、付属物の有無に拘わらず、光害の発生を抑制することができる(図1のグラデーション参照)。
また、街路灯の組み付けにあたり、共架アーム3を上位取付金具51や下位取付金具52に取付けた後、共架アーム3を電柱2に対して左右に回動することで、灯部4を道路に対して直交させて設置位置を最終的に決めるようになっている。よって、上位取付金具51や下位取付金具52の位置決めを厳格に行う必要がない。よって共架アームの取付が容易になる。
実施例2は、段付鋼板製の電柱のように段差のある電柱にも、または実施例1で示した如く段差のないコンクリート製の電柱にも、街路灯1を取り付けられるようにしたものを開示する。
そのために使用されるものが、実施例2に係る上位取付金具51Aである(図14〜図19参照)。
ここで、段差のある電柱とは外径の太い部分と外径の細い部分とからなり、両者の境目に段差を生じる電柱である。また、段差のない電柱とは、このような段差がなくその径の大きさが、段差のある電柱の太い部分の径と略同一径の電柱をいう。なお、段差のある電柱において、外径の太い部分と外径の細い部分との径差を二分したものをこの明細書では段差寸法といい符号2rで示す(図15参照)。
そして、実施例2に係る上位取付金具51Aが、実施例1に係る上位取付金具51と相違する点は、上板部514uと、下板部514dとにそれぞれ形成されているアーム通し孔515Aの形状、及び位置決め手段の取付箇所が、段差のある電柱2Aに適用する場合と段差のない電柱2とに適用する場合とでそれぞれ別々に設けられる点である。よって、実施例1と同一の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
アーム通し孔515Aは、円形をした第一アーム通し孔515B及び第二アーム通し孔515C同士が交わってできた如き形状をしている。そして、アーム通し孔515Aは、上位取付金具51Aの上板部514u及び下板部514dの長手方向にそれぞれ延びている(図14、図16、図17、図19参照)。換言すると、上板部514u及び下板部514dの長手方向に沿って第一及び第二アーム通し孔515B、515Cが並ぶようにアーム通し孔515Aが形成されている。そして、これら2つのアーム通し孔515B、515Cのうち、第一アーム通し孔515Bは、上板部514u及び下板部514dの自由端側に形成され、第二アーム通し孔515Cは、アーム通し孔515Bから所定距離基端側に離れて形成されている。所定距離とは段差寸法と同じ2rである。アーム通し孔515Bは、段差のある電柱2Aに共架アーム3が使用される場合に適用され(図14〜図16参照)、第二アーム通し孔515Cは、段差のない電柱2に共架アーム3が使用される場合に適用される(図17〜図19参照)。
また、背板部514bには、段差のある電柱2Aに適用される位置決め手段7Bが設けられている(図14〜図16参照)。位置決め手段7Bは、ボルト通し孔70Bと、固定ナット71Bと、ボルト73Bと、ロックナット75Bとからなる。
位置決め手段7Bは、支柱板512に設けられている位置決め手段7のボルト通し孔7
0と同軸に設けられている(図14参照)。なお、段差のある電柱2Aへの適用に伴いアーム通し孔515Bが使用される場合は、位置決め手段7は使用しない。よって、背板部514bに位置決め手段7を設けない。つまり、ボルト73と、固定ナット71と、ロックナット75とは、上位取付金具51Aから外される。
次に段差のない電柱2に使用される第二アーム通し孔515Cが使用される場合は、反対に位置決め手段7Bを使用せず実施例1で述べたと同様、位置決め手段7を使用して、第二アーム通し孔515Cに通した共架アーム3を固定する(図17〜図19参照)。よって、位置決め手段7Bを構成する部材のうちボルト73Bと、固定ナット71Bと、ロックナット75Bとは、上位取付金具51Aから外される。
次に、このような上位取付金具51Aを用いた場合の街路灯1の組付手順について述べる。
最初に段差のある電柱2Aに街路灯1を組み付ける場合について述べる。なお、手順3以降は、実施例1の場合と同じであるので説明を省略する。
手順(1)上位取付金具51A及び下位取付金具52をそれぞれ自在バンド6u及び6dを用いて電柱2Aに取り付ける。当該取付にあたり、上位取付金具51Aのバンド通し孔513a及び下位取付金具52のバンド通し孔523aにそれぞれ電柱2Aに巻着した自在バンド6u及び6dを通す(図14〜図16参照)。
手順(2)共架アーム3を図示しないクレーン車で吊って、その下端を段差のある電柱2Aに適用される、上位取付金具51Aの上板部514uにおける第一アーム通し孔515B−上位取付金具51Aの下板部514dの第一アーム通し孔515B−下位取付金具52の管部521の順で通す。このとき、上位取付金具51Aに設けられている位置決め手段7Bのボルト73Bを緩めておき、ボルト73Bの軸部73bによって、共架アーム3の進行が妨げられないようにしておく。また、電柱に取り付けてある、通信線、光ファイバー線、広告物その他の、電柱2Aへの付属物が、街路灯1を電柱2Aに設置するのに障害とならない位置に共架アーム3があるように取り付ける。つまり、これらの障害物の隙間をぬって共架アーム3を設置する。当該設置にあたり、共架アーム3を電柱に対して左右に回動し、灯部4が道路に対して直交するように設置する。
次に段差のない電柱2Aに街路灯1を組み付ける場合について述べる。なお、この場合も手順3以降は、実施例1の場合と同じであるので説明を省略する。
手順(1)上位取付金具51A及び下位取付金具52をそれぞれ自在バンド6u及び6dを用いて電柱2Aに取り付ける。当該取付にあたり、上位取付金具51Aのバンド通し孔513a及び下位取付金具52のバンド通し孔523aにそれぞれ電柱2Aに巻着した自在バンド6u及び6dを通す(図17〜図19参照)。
手順(2)共架アーム3を図示しないクレーン車で吊って、その下端を段差のない電柱2Aに適用される、上位取付金具51Aの上板部514uにおける第二アーム通し孔515C−上位取付金具51Aの下板部514dの第二アーム通し孔515C−下位取付金具52の管部521の順で通す。このとき、上位取付金具51Aに設けられている位置決め手段7のボルト73を緩めておき、ボルト73の軸部73bによって、共架アーム3の進行が妨げられないようにしておく。
また、電柱2に取り付けてある、通信線、光ファイバー線、広告物その他の、電柱2への付属物が、街路灯1を電柱2に設置するのに障害とならない位置に共架アーム3があるように取り付ける。つまり、これらの障害物の隙間をぬって共架アーム3を設置する。当該設置にあたり、共架アーム3を電柱2に対して左右に回動し、灯部4が道路に対して直
交するように設置する。
次に実施例2の作用効果を説明する。
第一アーム通し孔515Bと第二アーム通し孔515Cとの位相差は段差寸法2r分である。つまり当該位相差は、既述した段差寸法2rと同じ寸法である。このように位相差と段差寸法とが同じであるので、段差のある電柱にも段差の無い電柱にも共架アームの取付が可能である。
実施例2では、段付鋼板製の電柱のように段差のある電柱にも、実施例1で示した如く段差のない電柱にも同一の上位取付金具51Aを兼用して街路灯1を電柱に取り付けられるので、部品の節約になる。
また、実施例2では、アーム通し孔515Aは、円形をした、第一アーム通し孔515B及び第二アーム通し孔515C同士が交わってできた如き形状をしたものを開示した。しかし、第一アーム通し孔と第二アーム通し孔とは円形である必要はない。例えば、これらの孔に共架アーム3の下端部を通したときに、共架アーム3の下端部の接線を形成するような箇所がアーム通し孔515Aの外形状に形成されているものであってもよい。要は、共架アーム3の下端部が位置決めできる形状であればアーム通し孔515Aの形状は如何なる形状でもよい。
1 街路灯
2 段差のない電柱
2A 段差のある電柱
2r 段差寸法
3 共架アーム(可変アーム)
3a 灯部取付軸
4 灯部
5 取付金具(設置部材)
6 自在バンド
6d 自在バンド
6u 自在バンド
7 位置決め手段
7B 位置決め手段
30 溶接ニップル
31 共架アームの下端部
32 ねじ切り部
33 ロックナット
51 上位取付金具
51A 上位取付金具
52 下位取付金具
70 ボルト通し孔
70B ボルト通し孔
71 固定ナット
71B 固定ナット
73 ボルト
73B ボルト
73a ボルト頭
73b 軸部
75 ロックナット
75B ロックナット
301 フランジ
333 ユーピロンブッシング
511 主部
512 支柱板
513 取付アーム
513a バンド通し孔
513b 折曲片
514b 背板部
514d 下板部
514u 上板部
515 アーム通し孔
515A アーム通し孔
515B 第一アーム通し孔
515C 第二アーム通し孔
515a 半円形部位
515b 等脚台形部位
515l 脚部
521 管部(回動部材)
521a 水抜き孔
523 ベルト部材
523a バンド通し孔
523b 折曲片
524 屈曲部
525 フランジ
525a 通し孔
525i 内向きフランジ部
525o 外向きフランジ部
S 隙間

Claims (6)

  1. 街路灯の支柱であり電柱に取り付けられる共架アームと、
    該共架アームに取付けられ、光を発する発光部が設けられた灯部と、
    前記共架アームを電柱に対して左右に回動可能に取り付ける設置部材とを備えることを特徴とする街路灯。
  2. 前記設置部材は、前記共架アームの電柱に対する角度を固定する位置決め手段を有することを特徴とする請求項1に記載の街路灯。
  3. 前記設置部材は、前記共架アームを電柱に取り付けるため前記共架アームの上位に位置する上位取付金具と、該上位取付金具の下方に位置する下位取付金具とを有し、
    前記上位取付金具は、上下方向に開口したアーム通し孔を有し、該アーム通し孔を形成する壁面で前記共架アームの水平方向の位置を規制することで前記共架アームを回動可能に保持し、
    前記下位取付金具は、底部を有する管状の管部を有し、該管部において前記共架アームの下端を受容することで、前記共架アームを回動可能に保持することを特徴とする請求項2に記載の街路灯。
  4. 前記位置決め手段は、
    前記上位取付金具において、前記共架アームを横方向から押圧するボルトと、
    前記下位取付金具において、前記共架アームの下端部を締め付けるロックナットとを有することを特徴とする請求項3に記載の街路灯。
  5. 前記上位取付金具及び前記下位取付金具は、各々上下に異なる位置において電柱に固定されており、
    前記アーム通し孔は、第一アーム通し孔及び、第二アーム通し孔が交わってできた形状をしており、
    前記上位取付金具が固定される位置における電柱の太さと、前記下位取付金具が固定される位置における電柱の太さの関係に応じて、前記共架アームに、前記第一アーム通し孔を貫通させるか、前記第二アーム通し孔を貫通させるかを変更可能としたことを特徴とする請求項3または4に記載の街路灯。
  6. 街路灯の支柱であり電柱に取り付けられる共架アームの電柱への取付方法であって、
    前記共架アームを回動可能に装着する取付金具を電柱に取り付ける工程と、
    前記共架アームを前記取付金具に装着する工程と、
    前記取付金具に装着された前記共架アームを左右に回動させて、道路に対して所定位置となるよう調整する工程と、
    前記共架アームを前記取付金具に固定する工程とを有する共架アームの電柱への取付方法。
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