JP2013250041A - 屋外機ファン不要のヒートポンプエアコン - Google Patents

Abstract

【課題】従来のヒートポンプエアコンは屋外機内臓の熱交換器にモーターファンで風を起こして、冷房時の放熱と暖房時の集熱を行っていたが、発生する風の騒音やモーターが起こす騒音と振動を少なくする事を課題とする。
【解決手段】ヒートポンプエアコン屋外機の熱交換器部を分離して、縦長の風洞３の内部に上部熱交換器４と下部熱交換器５の２個を直列に配管接続して、冷房運転時は下部熱交換器５で放熱時、空気の膨張によって発生する上昇気流６で連続的に空気の循環を行いう。
暖房運転時は上部４熱交換器で集熱後に重くなった空気で発生する下降気流７を応用して、空気の循環を行い、ファン及びファンモーターを必要としないシステムを構成する。
【選択図】図１

Description

本発明はヒートポンプエアコンの屋外機から、ファン及びモーターを無くして騒音や振動と消費電力を少なくする事に関する。

本発明は、ヒートポンプ冷・暖エアコンの屋外機から熱交換器を分離して縦長の筒状風洞に、上部４と下部５の熱交換器を直列に配管を接続配置して冷房運転時は圧縮機２で加圧された冷媒ガスは、初めに下部５の熱交換器を通過して、次に上部４の熱交換器の順に循環する。

室内機１で集熱された熱を下部５熱交換器から放熱した熱で上昇気流６を発生する事で連続的に空気の循環をして冷却を行う。

暖房運転時は冷媒ガスの流れる方向は冷房運転に対して逆になり、減圧された冷媒ガスは熱交換器４で集熱を行い熱交換器５の順に循環して圧縮機に戻る。

熱回収後の空気は収縮して重くなり、下降気流７を発生する事でファンとファンモーターは必要としないで、連続的に空気の循環を実現する。

本発明はファン及びファンモーターを使用しない為、騒音や振動が少なく、更に消費電力も低減、環境負荷も少ない利点がある。

６は冷房運転、７は暖房時の空気の流れを示す。Ａ実線矢印は冷房運転、Ｂ点線矢印は暖房運転時の冷媒ガスの方向を示す。

１・・・室内機、 ２・・・圧縮機、 ３・・・風洞、
４・・・集熱用熱交換器、 ５・・・放熱用熱交換器、

Claims (1)

1. ヒートポンプ冷・暖エアコン屋外機のファン及びファンモーターを必要とせず、高低差のある縦長風洞空間の内部に上下２個の熱交換器を直列に配置して冷房運転時、下部熱交換器の放熱による空気の膨張で上昇気流を起こし、空気の自然循環を応用する、暖房運転時には上部熱交換器で集熱後、収縮して重くなった空気の下降気流を応用して自然循環を行う事で、ファン及びファンモーターを必要としないシステムを構成する。

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