JP2013249746A - 二圧式ラジアルタービン - Google Patents

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悟史 杉下
Masayuki Kawami
雅幸 川見
Kunio Sumita
邦夫 住田
Hirotaka Higashimori
弘高 東森
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Abstract

【課題】異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消すること。
【解決手段】第1の入口流路44に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズル45を備えた第1のノズルブロック61、または第2の入口流路51に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズル52を備えた第2のノズルブロック63のいずれか一方が、第1のスクロール31および第1の入口流路44と、第2のスクロール32および第2の入口流路51とを仕切る仕切板62に着脱自在に取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、異なる温度を有する二つの流体、または異なる温度および異なる圧力を有する二つの流体を取り扱う二圧式ラジアルタービンに関するものである。
異なる温度および異なる圧力を有する二つの流体を取り扱う二圧式ラジアルタービンとしては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特許第4885302号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された二圧式ラジアルタービンでは、ノズル41がケーシング壁53、およびケーシング壁53と対向するケーシング11の双方に対して接合(固定)されている。そのため、上記特許文献1に開示された二圧式ラジアルタービンの主流入路29および従流入路37に、異なる温度および異なる圧力を有する二つの流体が供給されると、主流入路29→入口流路31→ノズル33→主入口27→主通路23を通過する流体と、従流入路37→入口流路39→ノズル41→従入口35→従通路25を通過する流体との温度差によって、ケーシング壁53とノズル41との間に熱伸び差が生じ、ケーシング壁53とノズル41との接合部に亀裂が入り、当該二圧式ラジアルタービンに対する信頼性が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができる二圧式ラジアルタービンを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンは、タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度とは異なる温度の流体が流れる第2の通路と、前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロック、または前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックのいずれか一方が、前記仕切板に着脱自在に取り付けられている。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンによれば、第1のノズルブロックまたは第2のノズルブロックのいずれか一方は、仕切板に取り付けられ(固定され)、仕切板に取り付けられていない(固定されていない)第1のノズルブロックまたは第2のノズルブロックは、仕切板に対してフリーな状態、すなわち、仕切板に拘束されない状態になっている。
言い換えれば、第1のスクロールおよび第2のスクロールに、異なる温度を有する二つの流体が供給された場合、例えば、第1のスクロールに80〜150℃の流体が供給され、第2のスクロールに30〜80℃の流体が供給された場合、あるいは第1のスクロールに30〜80℃の流体が供給され、第2のスクロールに80〜150℃の流体が供給された場合に、仕切板と、仕切板に取り付けられていない第1のノズルブロックまたは第2のノズルブロックとの間に熱伸び差が生じたとしても、仕切板、および仕切板に取り付けられている第1のノズルブロックまたは第2のノズルブロックは、仕切板に取り付けられていない第1のノズルブロックまたは第2のノズルブロックに拘束されることなく、自由に熱伸びし得るようになっている。
これにより、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、当該二圧式ラジアルタービンの信頼性を向上させることができる。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンは、タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度および圧力よりも高い温度および圧力の流体が流れる第2の通路と、前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロックが、前記仕切板に着脱自在に取り付けられているとともに、前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックが、前記ケーシングに着脱自在に取り付けられている。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンによれば、第1のノズルブロックは、仕切板に取り付けられ(固定され)、仕切板に取り付けられていない(固定されていない)第2のノズルブロックは、仕切板に対してフリーな状態、すなわち、仕切板に拘束されない状態になっている。
言い換えれば、第1のスクロールおよび第2のスクロールに、異なる温度を有する二つの流体が供給された場合、例えば、第1のスクロールに80〜150℃の流体が供給され、第2のスクロールに30〜80℃の流体が供給された場合に、仕切板と、仕切板に取り付けられていない第2のノズルブロックとの間に熱伸び差が生じたとしても、仕切板、および仕切板に取り付けられている第1のノズルブロックは、仕切板に取り付けられていない第2のノズルブロックに拘束されることなく、自由に熱伸びし得るようになっている。
これにより、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、当該二圧式ラジアルタービンの信頼性を向上させることができる。
また、第1のスクロールおよび第2のスクロールに、異なる圧力を有する二つの流体が供給された場合、例えば、第1のスクロールに0.8〜3.4MPaの流体が供給され、第2のスクロールに0.2〜0.8MPaの流体が供給された場合に、仕切板と、仕切板に取り付けられている第1のノズルブロックは、仕切板に取り付けられていない第2のノズルブロックに押しつけられることになる。
これにより、仕切板と第2のノズルブロックとの間に生じる隙間を小さくすることができ、当該二圧式ラジアルタービンの効率を向上させることができる。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンは、タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度および圧力よりも高い温度および圧力の流体が流れる第2の通路と、前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックが、前記仕切板に着脱自在に取り付けられているとともに、前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロックが、前記ケーシングに着脱自在に取り付けられている。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンによれば、第2のノズルブロックは、仕切板に取り付けられ(固定され)、仕切板に取り付けられていない(固定されていない)第1のノズルブロックは、仕切板に対してフリーな状態、すなわち、仕切板に拘束されない状態になっている。
言い換えれば、第1のスクロールおよび第2のスクロールに、異なる温度を有する二つの流体が供給された場合、例えば、第1のスクロールに30〜80℃の流体が供給され、第2のスクロールに80〜150℃の流体が供給された場合に、仕切板と、仕切板に取り付けられていない第1のノズルブロックとの間に熱伸び差が生じたとしても、仕切板、および仕切板に取り付けられている第2のノズルブロックは、仕切板に取り付けられていない第1のノズルブロックに拘束されることなく、自由に熱伸びし得るようになっている。
これにより、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、当該二圧式ラジアルタービンの信頼性を向上させることができる。
また、第1のスクロールおよび第2のスクロールに、異なる圧力を有する二つの流体が供給された場合、例えば、第1のスクロールに0.8〜3.4MPaの流体が供給され、第2のスクロールに0.2〜0.8MPaの流体が供給された場合に、仕切板と、仕切板に取り付けられている第2のノズルブロックは、仕切板に取り付けられていない第1のノズルブロックに押しつけられることになる。
これにより、仕切板と第1のノズルブロックとの間に生じる隙間を小さくすることができ、当該二圧式ラジアルタービンの効率を向上させることができる。
上記二圧式ラジアルタービンにおいて、前記仕切板が、前記第1のスクロールと前記第2のスクロールとを仕切るようにしてタービン回転半径方向内側にせり出した前記ケーシングの内周縁部に着脱自在に取り付けられているとさらに好適である。
このような二圧式ラジアルタービンによれば、仕切板の径方向における寸法を小さくすることができ、仕切板の小型化および軽量化を図ることができる。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンシステムは、上記二圧式ラジアルタービンを具備し、船舶の推進用主機の排熱を回収して発電するものである。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンシステムによれば、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、かつ、信頼性の高い二圧式ラジアルタービンを具備していることになる。
これにより、当該二圧式ラジアルタービンシステムの信頼性を向上させることができる。
本発明に係る船舶は、上記二圧式ラジアルタービンシステムを具備している。
本発明に係る船舶によれば、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、かつ、信頼性の高い二圧式ラジアルタービンを具備していることになる。
これにより、当該船舶の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る発電システムは、上記二圧式ラジアルタービンを具備している。
本発明に係る発電システムによれば、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、かつ、信頼性の高い二圧式ラジアルタービンを具備していることになる。
これにより、当該発電システムの信頼性を向上させることができる。
本発明に係る二圧式ラジアルタービンよれば、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを具備した二圧式ラジアルタービンシステムの一例として挙げる二圧式バイナリーサイクル発電システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る二圧式ラジアルタービンの縦断面図である。 図2の要部を拡大して示す図である。 本発明の一実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する(第1の)ノズルブロックを示す図であって、(a)は(b)のIV−IV矢視断面図、(b)は図2において左側から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する仕切板を示す図であって、(a)は(b)の要部を拡大して示す図、(b)は(c)のV−V矢視断面図、(c)は図2において左側から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する(第2の)ノズルブロックを示す図であって、(a)は(b)のVI−VI矢視断面図、(b)は図2において左側から見た平面図である。
以下、本発明に係る二圧式ラジアルタービンの一実施形態を図1から図6に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを具備した二圧式ラジアルタービンシステムの一例として挙げる二圧式バイナリーサイクル発電システム(以下、「二圧式バイナリー発電」という。)の構成例を示すブロック図、図2は本実施形態に係る二圧式ラジアルタービンの縦断面図、図3は図2の要部を拡大して示す図、図4は本実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する(第1の)ノズルブロックを示す図であって、(a)は(b)のIV−IV矢視断面図、(b)は図2において左側から見た平面図、図5は本実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する仕切板を示す図であって、(a)は(b)の要部を拡大して示す図、(b)は(c)のV−V矢視断面図、(c)は図2において左側から見た平面図、図6は本実施形態に係る二圧式ラジアルタービンを構成する(第2の)ノズルブロックを示す図であって、(a)は(b)のVI−VI矢視断面図、(b)は図2において左側から見た平面図である。
図1に示すように、二圧式バイナリー発電1は、例えば、各種の産業用プラント、船舶や車両用の動力源、等から排出される排ガス、温排水等あるいは地熱・OTEC等から回収した熱エネルギーを用いて発電するバイナリーサイクル発電システムであり、熱媒体が異なる二種類の圧力および温度で循環し、液体および気体の状態変化を繰り返すように構成されたランキンサイクルのサイクル回路Cを備えている。
サイクル回路Cは、液体の熱媒体(液相媒体)を昇圧する高圧ポンプ2Hおよび低圧ポンプ2Lと、高温熱源(第1の熱源)から熱を受け取って熱媒体を気体(気相媒体)にする高圧蒸発器3Hおよび低圧蒸発器3Lと、圧力および温度が異なる二種類の高圧・高温気相媒体を膨張させて熱エネルギーを回転動力に変換する二圧式ラジアルタービン21と、二圧式ラジアルタービン21で膨張してエネルギーを放出した低温の熱媒体(気相媒体または気液二相媒体)を低温熱源(第2の熱源)に放熱して再度液体に凝縮させる凝縮器4と、を備え、各機器間が配管により接続された閉回路に構成されている。
二圧式ラジアルタービン21の出力軸21aには、磁気カップリング等のカップリング10(図2参照)および減速機11(図2参照)を介して発電機5が接続されており、二圧式ラジアルタービン21の出力は、カップリング10および減速機11を介して発電機5に伝達され、発電機5を駆動する発電用の動力として使用される。
凝縮器4で凝縮した液相媒体は、高圧ポンプ2Hおよび低圧ポンプ2Lに導入されて各々異なる圧力まで昇圧される。この場合、高圧ポンプ2Hは、導入した液相媒体を高圧BHに昇圧して高圧蒸発器3Hへ送出し、低圧ポンプ2Lは、導入した液相媒体を低圧BLに昇圧して低圧蒸発器3Lへ送出する。
高圧蒸発器3Hは、高圧ポンプ2Hから圧送されてきた高圧BHの液相媒体と、高温熱源から供給されてきた熱源温度TW1の高温熱源流体との熱交換により、吸熱側の液相媒体を蒸発(気化)させて圧力PH(例えば、0.8〜3.4MPa)、温度TH(例えば、80〜150℃)の高圧気相媒体とする。
低圧蒸発器3Lは、低圧ポンプ2Lから圧送されてきた低圧BLの液相媒体と、高圧蒸発器3Hから供給されてきた熱源温度TW2の高温熱源流体との熱交換により、吸熱側の液相媒体を蒸発(気化)させて圧力PL(例えば、0.2〜0.8MPa)、温度TL(例えば、30〜80℃)の低圧気相媒体とする。すなわち、高温熱源から供給される高温熱源流体の流路は、高温蒸発器3Hと低温蒸発器3Lとが直列に接続されており、低圧蒸発器3Lでは、高温蒸発器3Hにおける熱交換で熱源温度がTW1からTW2に低下した高温熱源流体を導入して熱交換に使用する。
なお、低温蒸発器3Lにて低圧BLの液相媒体を加熱し、温度TW2から温度TW3に低下した高温熱源流体は、系外に排出される。
また、凝縮器4にてタービン出口圧力Pdの気相媒体を加熱した低温熱源流体も、系外に排出される。
高圧蒸発器3Hから供給される高圧気相媒体および低圧蒸発器3Lから供給される低圧気相媒体は、二圧式ラジアルタービン21内で膨張してエネルギーを放出する。二圧式ラジアルタービン21では、高圧気相媒体および低圧気相媒体から放出されたエネルギーがタービンを回転駆動させて回転動力に変換される。
なお、二圧式バイナリー発電1において、二圧式ラジアルタービン21の回転動力は、発電機5を駆動して発電する駆動力となる。
二圧式ラジアルタービン21内で膨張して仕事をした高圧気相媒体および低圧気相媒体は、いずれも温度および圧力が低下した気相媒体となり、二圧式ラジアルタービン21の内部で合流した後、タービン出口から凝縮器4へ導かれる。
凝縮器4に導入された気相媒体は、低温熱源との熱交換により吸熱されるので、凝縮して液相媒体となる。この液相媒体は、高圧ポンプ2Hおよび低圧ポンプ2Lに導入されて各々異なる圧力まで昇圧され、以下同様の状態変化を繰り返しながらサイクル回路Cを循環する。
このような二圧式バイナリー発電1では、サイクル回路Cを循環する熱媒体として、例えば、イソペンタン、ブタン、プロパン等の低分子炭化水素や、冷媒として用いられるR134a、R245fa等の熱媒体を使用することができる。
一方、熱源流体を加熱する側の高温熱源(第1の熱源)には、例えば、プラント等の排熱、余剰熱および地熱等から供給され、温度レベルTW1で略一定の比熱を有する熱源流体が使用される。
また、凝縮器27で熱を吸収する側の温度レベルTCの低温熱源(第2の熱源)には、たとえば大気、河川水、海水等のように、大気温度の空気や常温の水等が使用される。
なお、海洋温度差発電においては、高温熱源として海洋表層の温水を使用し、低温熱源として深海の冷水を使用する。
図2に示すように、二圧式ラジアルタービン21は、ケーシング22と、ケーシング22に軸支されて回転する回転軸21aと、回転軸21aの一端部外周に取り付けられて回転軸21aとともに回転するラジアルタービンホイール23と、を備えている。
ケーシング22には、高圧蒸発器3Hから供給される高圧気相媒体が導入される(第1)のスクロール(ボリュート)31と、低圧蒸発器3Lから供給される低圧気相媒体が導入される(第2)のスクロール(ボリュート)32と、ラジアルタービンホイール24を回転駆動させて凝縮圧力であるタービン出口圧力Pdまで膨張した気相媒体が導出される一つの流体出口33と、が設けられている。
図3に示すように、ラジアルタービンホイール23は、回転軸21aの外周に取り付けられたハブ41とハブ41の外周面に放射状に周方向に所定の間隔を空けて配置された複数の翼42と、を備えている。
ラジアルタービンホイール23の外周端には、全周にわたり回転軸21aに(略)平行な(第1の)入口43が形成されている。入口43の外周側(半径方向外側)には、環状の空間である(第1の)入口流路44が形成されている。入口流路44の外周側(半径方向外側)には、スクロール31が接続されている。
入口流路44には、周方向に所定の間隔を空けて配置された複数の翼から構成されるノズル45が設けられている。
また、ラジアルタービンホイール23には、入口43からタービンホイール出口46に向かって流れが流出するように半径方向から軸方向に湾曲した(第1の)通路(流路)47が形成されている。
通路47の背面側(タービンホイール出口46と反対の側)および内周側(半径方向内側)には、(第2の)通路(流路)48が形成されている。通路47と通路48とは、下流側(タービンホイール出口46の側)に形成された合流部49で合流する。すなわち、通路48は、合流部49から通路47の内周側を通って背面側に向かって延在するように形成されている。
通路48の外周端には、全周にわたり回転軸21aに(略)平行な(第2の)入口50が形成されている。入口50の外周側(半径方向外側)には、環状の空間である(第2の)入口流路51が形成されている。入口流路51の外周側(半径方向外側)には、スクロール32が接続されている。
入口流路51には、周方向に所定の間隔を空けて配置された複数の翼から構成されるノズル52が設けられている。
また、通路47と通路48との間には、通路47と通路48とを仕切る(区画する)背板53が設けられている。すなわち、隣り合う翼42と、背板53の外周面(半径方向外側に位置する面)と、ケーシング22とで、通路47が形成され、隣り合う翼42と、背板53の内周面(半径方向内側に位置する面)と、ハブ41とで、通路48が形成される。
さて、本実施形態に係る二圧式ラジアルタービン21のケーシング22内には、流体出口33の側から回転軸21aの軸方向に沿って、(第1の)ノズルブロック61、仕切板62、(第2の)ノズルブロック63が順々に配置されている。
図4(a)および図4(b)に示すように、ノズルブロック61は、平面視環形状を呈するベース71と、ベース71の一面(仕切板62を介してケーシング22に取り付けられた際、流体出口33と対向する面(他面)と反対の側に位置する面)上に、周方向に所定の間隔を空けて接合(固定)された複数の翼から構成されるノズル45と、を備えている。
図3に示すように、ノズルブロック61は、ノズル45の一側面(ベース71に接合された側面(他側面)と反対の側に位置する側面)と、仕切板62の一面(ケーシング22に取り付けられた際、流体出口33と対向する面)とが、接する(密着する)ようにして、回転軸21aの軸方向に沿って延びるとともに、ノズルブロック61の半径方向における中央部に設けられた複数個の貫通穴72に挿通される複数本のボルト73を介して、仕切板62の一面に取り付けられている。
また、ベース71の内周面と、ケーシング22との間には、Oリング74が配置されている。
図5(a)から図5(c)に示すように、仕切板62は、平面視環形状を呈する板状の部材であり、図3に示すように、スクロール31とスクロール32とを仕切り(区画し)、入口流路44とスクロール32とを仕切って(区画して)、かつ、背板53の背面側に形成された(わずかな)空間と入口流路51とを仕切る(区画する)ようにして配置されている。
仕切板62は、回転軸21aの軸方向に沿って延びるとともに、仕切板62の外周縁部に設けられた複数個の貫通穴81に挿通される複数本のボルト82を介して、スクロール31とスクロール32とを仕切るようにして半径方向内側にせり出すケーシング22の内周縁部に取り付けられている。
また、仕切板62の内周縁部には、その内周端が背板53の外周面と対向する(接する)ようにして配置されたラビリンスシール83が、回転軸21aの軸方向に沿って延びるとともに、仕切板62の内周縁部に設けられた複数個のボルト84に螺合する複数本のボルト85を介して取り付けられている。
図6(a)および図6(b)に示すように、ノズルブロック63は、平面視環形状を呈するベース91と、ベース91の一面(ケーシング22に取り付けられた際、流体出口33と対向する面)上に、周方向に所定の間隔を空けて接合(固定)された複数の翼から構成されるノズル52と、を備えている。
図3に示すように、ノズルブロック63は、ノズル52の一側面(ベース91に接合された側面(他側面)と反対の側に位置する側面)と、仕切板62の他面(一面と反対の側に位置する面)とが、接する(密着する)ようにして、回転軸21aの軸方向に沿って延びるとともに、ノズルブロック63の外周縁部に設けられた複数個のボルト穴92に螺合される複数本のボルト93を介して、スクロール32を形成するケーシング22の内周縁部に取り付けられている。
また、ベース91の内周面と、軸受台94(図2参照)内に収容されて、図示しない軸受を介して回転軸21aを軸受け支持する軸受部95の外周面との間には、Oリング96が配置されている。
さらに、軸受部95の軸方向における一端部(流体出口33の側に位置する端部)で、かつ、軸受部95の内周縁部には、その内周端がハブ41の背面側に位置する回転軸21aの拡径部21bの外周面と対向する(接する)ようにして配置されたラビリンスシール97が、回転軸21aの軸方向に沿って延びるとともに、軸受部95の軸方向における一端部で、かつ、軸受部95の内周縁部に設けられた複数個のボルト穴98に螺合する複数本のボルト99を介して取り付けられている。
本実施形態に係る二圧式ラジアルタービン21によれば、ノズルブロック61は、仕切板62に取り付けられ(固定され)、仕切板62に取り付けられていない(固定されていない)ノズルブロック63は、仕切板62に対してフリーな状態、すなわち、仕切板62に拘束されない状態になっている。
言い換えれば、スクロール31およびスクロール32に、異なる温度を有する二つの流体が供給された場合、例えば、スクロール31に80〜150℃の流体が供給され、スクロールに30〜80℃の流体が供給された場合に、仕切板62と、仕切板62に取り付けられていないノズルブロック63との間に熱伸び差が生じたとしても、仕切板62、および仕切板62に取り付けられているノズルブロック61は、仕切板62に取り付けられていないノズルブロック63に拘束されることなく、自由に熱伸びし得るようになっている。
これにより、異なる温度を有する二つの流体が供給されることによる構成要素間の熱伸び差を解消することができ、当該二圧式ラジアルタービン21の信頼性を向上させることができる。
また、スクロール31およびスクロール32に、異なる圧力を有する二つの流体が供給された場合、例えば、スクロール31に0.8〜3.4MPaの流体が供給され、スクロール32に0.2〜0.8MPaの流体が供給された場合に、仕切板62と、仕切板62に取り付けられているノズルブロック61は、仕切板62に取り付けられていないノズルブロック63に押しつけられることになる。
これにより、仕切板62とノズルブロック63との間に生じる隙間を小さくすることができ、当該二圧式ラジアルタービン21の効率を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜必要に応じて変形・変更して実施することもできる。
例えば、上述した実施形態では、スクロール31に、圧力PH(例えば、0.8〜3.4MPa)、温度TH(例えば、80〜150℃)の高圧気相媒体が導入され、スクロール32に、圧力PL(例えば、0.2〜0.8MPa)、温度TL(例えば、30〜80℃)の低圧気相媒体が導入されるものを一具体例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクロール31に、圧力PL(例えば、0.2〜0.8MPa)、温度TL(例えば、30〜80℃)の低圧気相媒体が導入され、スクロール32に、圧力PH(例えば、0.8〜3.4MPa)、温度TH(例えば、80〜150℃)の高圧気相媒体が導入されるようにしてもよい。
この場合、ノズルブロック61をケーシング22に取り付け(固定し)、ノズルブロック63を仕切板62に取り付ける(固定する)と、仕切板62およびノズルブロック63が流体の圧力差でノズルブロック61に押しつけられることになるのでより好適である。
また、上述した実施形態では、スクロール31に導入された流体と、スクロール32に導入された流体とが、合流部49で合流するものを一具体例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクロール31に導入された流体と、スクロール32に導入された流体とが、合流部49で合流せずに、それぞれ独立して排出される二圧式ラジアルタービンにも適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、高温蒸発器3Hと低温蒸発器3Lとが直列に接続されたものを一具体例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、高温蒸発器3Hと低温蒸発器3Lとが並列に接続されたもの等にも適用することができる。
1 二圧式バイナリー発電(二圧式ラジアルタービンシステム)
21 二圧式ラジアルタービン
22 ケーシング
23 ラジアルタービンホイール
31 (第1の)スクロール
32 (第2の)スクロール
43 (第1の)入口
44 (第1の)入口流路
45 ノズル
47 (第1の)通路
48 (第2の)通路
50 (第2の)入口
51 (第2の)入口流路
52 ノズル
61 (第1の)ノズルブロック
62 仕切板
63 (第2の)ノズルブロック

Claims (7)

  1. タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、
    前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度とは異なる温度の流体が流れる第2の通路と、
    前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、
    前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、
    前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、
    前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、
    前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、
    前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロック、または前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックのいずれか一方が、前記仕切板に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする二圧式ラジアルタービン。
  2. タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、
    前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度および圧力よりも高い温度および圧力の流体が流れる第2の通路と、
    前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、
    前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、
    前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、
    前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、
    前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、
    前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロックが、前記仕切板に着脱自在に取り付けられているとともに、前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックが、前記ケーシングに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする二圧式ラジアルタービン。
  3. タービン回転半径方向からタービン回転軸方向に湾曲しつつ順次翼高さが高くなる第1の通路と、
    前記第1の通路の背面側に設けられ、前記第1の通路を流れる流体の温度および圧力よりも高い温度および圧力の流体が流れる第2の通路と、
    前記第1の通路、および前記第2の通路に流入する流体のエネルギーを回転動力に変換するラジアルタービンホイールと、
    前記ラジアルタービンホイールを収容するケーシングと、を備えた二圧式ラジアルタービンであって、
    前記第1の通路と連通する第1のスクロールおよび第1の入口流路と、
    前記第2の通路と連通する第2のスクロールおよび第2の入口流路と、
    前記第1のスクロールおよび前記第1の入口流路と、前記第2のスクロールおよび前記第2の入口流路とを仕切る仕切板と、を備え、
    前記第2の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第2のノズルブロックが、前記仕切板に着脱自在に取り付けられているとともに、前記第1の入口流路に、タービン回転周方向に所定の間隔を空けて配置される複数の翼から構成されるノズルを備えた第1のノズルブロックが、前記ケーシングに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする二圧式ラジアルタービン。
  4. 前記仕切板は、前記第1のスクロールと前記第2のスクロールとを仕切るようにしてタービン回転半径方向内側にせり出した前記ケーシングの内周縁部に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の二圧式ラジアルタービン。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の二圧式ラジアルタービンを具備していることを特徴とする、船舶の推進用主機の排熱を回収して発電する二圧式ラジアルタービンシステム。
  6. 請求項5に記載の二圧式ラジアルタービンシステムを具備していることを特徴とする船舶。
  7. 請求項1から4のいずれかに記載の二圧式ラジアルタービンを具備していることを特徴とする発電システム。
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JPS58114844U (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 いすゞ自動車株式会社 過給装置
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