JP2013248776A - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率よくセキュア印刷を実行できる画像形成装置等を提供すること。
【解決手段】MFPは、ジョブデータの入力を、複数のジョブデータについて受け付ける。複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の通常ページデータまたはセキュアページデータを含んでいる。通常ページデータは、認証が成功しない場合においても印刷部によって印刷をすることが可能なデータである。セキュアページデータは、認証が成功することを条件として印刷部によって印刷をすることが可能なデータである。MFPは、認証を行うための印刷パスワードの入力を受け付け、入力が受け付けられた複数のジョブデータの各々に含まれているセキュアページデータに対して印刷パスワードに基づいて認証を行う。MFPは、認証が成功した全てのセキュアページデータを印刷する。
【選択図】図5

Description

本明細書に開示されている技術は、複数の印刷ジョブを処理する機能を有する画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法に関する。
特許文献1には、セキュアドプリント処理が可能な印刷システムが開示されている。この印刷システムでは、ホストコンピュータで生成した1つの印刷ジョブ内で、ページ単位でセキュアドプリントの指定が行なわれる。印刷装置は、ページ単位にセキュアドプリントが指定された1つの印刷ジョブについて、ユーザの認証操作なしに、セキュアドプリントが指定されていないページの出力を行う。またユーザによる認証操作後においては、セキュアドプリントが指定されたページの出力を行う。
特開2002−187317号公報
特許文献1の技術では、セキュアドプリントが指定された印刷ジョブが複数存在する場合に、これら複数の印刷ジョブを処理する態様については開示されていない。すると例えば、複数のジョブデータごとに認証を行う場合には、認証操作を複数回実行する必要があるため、ユーザにとって不便である。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書に記載されている画像形成装置は、受付手段と、認証手段と、印刷制御手段と、を備える画像形成装置であって、受付手段は、印刷処理要求の1つの単位であるジョブデータの入力を、複数のジョブデータについて受け付け、複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の第1種ページデータまたは第2種ページデータを含んでおり、第1種ページデータは、認証が成功しない場合においても印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、第2種ページデータは、認証が成功することを条件として印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、認証手段は、認証を行うための認証情報の入力を受け付け、受付手段で入力が受け付けられた複数のジョブデータの各々に含まれている第2種ページデータに対して認証情報に基づいて認証を行い、印刷制御手段は、認証手段による認証が成功した全ての第2種ページデータを印刷することを特徴とする。
このように構成された画像形成装置では、第2種ページデータを含むジョブデータが複数入力された場合においても、複数のジョブデータの各々から第2種ページデータを抽出することができる。そして、認証情報の入力を受け付けることで、入力された認証情報によって認証が成功した全ての第2種ページデータを印刷することができる。これにより、複数のジョブデータに対して効率よく認証を行うことが可能となるため、印刷実行に必要な時間を短縮化することが可能となる。
また、請求項2に記載の画像形成装置では、第2種ページデータを含むジョブデータが複数入力された場合においても、ユーザは、認証を行う対象の第2種ページデータを選択することができる。これにより、印刷実行を意図している第2種ページデータのみを、確実に印刷することが可能となる。よって、意図しない印刷物が混合してしまう事態を防止することができる。
また、請求項3に記載の画像形成装置では、選択された属性情報に対応する第2種ページデータに関する情報を表示部に表示させることができる。属性情報の一例としては、ユーザを識別する情報(例:ユーザID)が挙げられる。これにより、属性情報ごとに認証を行うことが可能となるため、互いに異なる属性を有するジョブデータに含まれる第2種ページデータが一緒に印刷されてしまう事態を防止することができる。また、属性は異なるが認証情報が同一である複数のジョブデータが存在する場合においても、属性情報によってこれらのジョブデータを区別することが可能となるため、これらのジョブデータに含まれる第2種ページデータが一緒に印刷されてしまう事態を防止することができる。
また、請求項4に記載の画像形成装置では、第1種ページデータと第2種ページデータとの間で、印刷設定の設定内容を異ならせることができる。印刷設定の一例としては、印刷用紙のサイズや種類、カラー印刷の有無、両面印刷の有無などが挙げられる。これにより、第1種ページデータと第2種ページデータとで、印刷の態様を異ならせることが可能となる。
また、請求項5に記載の画像形成装置では、印刷を実行する第2種ページデータに関する情報を印刷することができる。当該情報の一例としては、第2種ページデータのページ数や、ジョブ名が挙げられる。また当該情報は、第2種ページデータを印刷する印刷用紙とは別途の印刷用紙に印刷してもよい。これにより、複数のジョブデータに含まれる第2種ページデータが互いに混在して印刷される場合においても、第2種ページデータの印刷結果が何れのジョブデータに含まれるデータであるかを、第2種ページデータに関する情報に基づいて識別することが可能となる。
また、請求項6に記載の画像形成装置では、第2種ページデータと同一の印刷用紙に印刷される第1種ページデータを、第2種ページデータとして抽出して記憶部に記憶させることができる。これにより、第2種ページデータの機密性を保持しながら、第2種ページデータと第1種ページデータとを同一の印刷用紙に印刷することが可能となるため、印刷に必要な印刷用紙の枚数を削減することができる。
また、請求項7に記載の画像形成装置では、第2種ページデータの認証を行うことが可能となる。
また、請求項8に記載の画像形成装置では、ジョブデータに含まれている複数のページデータのうちから指定したページデータを、認証を行う対象とすることができる。
なお、上記の画像処理を実現するための画像形成システムも、新規で有用である。
本実施形態の印刷システムの概略図である。 PCで実行する本実施形態のメイン処理のフローチャートを示す図である。 MFPで実行する本実施形態のメイン処理のフローチャートを示す図である。 MFPで実行するS218のセキュア印刷処理のうちの第1部分を説明するフローチャートを示す図である。 MFPで実行するS218のセキュア印刷処理のうちの第1部分に続く第2部分を説明するフローチャートを示す図である。 セキュア印刷ジョブリストのテーブルの一例を示す図である。 セキュア印刷ページリストのテーブルの一例を示す図である。 ジョブデータの一例を示す図である。 セキュア印刷ユーザリストの表示例を示す図である。 セキュア印刷ジョブリストの表示例を示す図である。 印刷設定画面の一例を示す図である。
図1に、本実施例の印刷システム2の概略図を示す。印刷システム2は、画像形成装置(MFP(Multifunction Peripheralの略))10と、PC70a〜70cとを備える。MFP10およびPC70a〜70cは、LAN回線4を介して互いに通信可能に接続されている。
<MFP10の構成>
MFP10は、制御部12、タッチパネル50、キーパッド52、印刷部54、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、PSTNインターフェイス62、スキャナ部64等を有する。キーパッド52は、電源ボタンなど、各種のボタンを備えている。タッチパネル50はタッチパネル式であり、表示されたボタンをタッチすることで選択することができる。ネットワークインターフェイス60は、LAN回線4に接続されている。制御部12は、CPU14、ROM16、RAM30、NVRAM(Non Volatile RAMの略)40、等を備えている。
CPU14は、ROM16に記憶されている各種のプログラムに従って様々な処理を実行する。基本機能プログラム18は、MFP10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム18は、例えば、印刷部54、タッチパネル50等を制御するための各種制御プログラムを含んでいる。RAM30は、基本機能ワーク領域32を備える。基本機能ワーク領域32は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。
NVRAM40は、セキュア印刷ジョブリスト41のテーブル、セキュア印刷ページリスト42のテーブル、を記憶している。図6に、セキュア印刷ジョブリスト41のテーブルの一例を示す。セキュア印刷ジョブリスト41は、ジョブID101、ユーザ名102、ジョブ名104、認証パスワード105、総ページ数106、を記憶している。
ジョブID101は、各ジョブデータを識別するためのシリアル番号である。ジョブデータは、印刷処理要求の1つの単位である。ジョブデータは、例えば、ユーザが印刷対象のデータを選択して印刷実行ボタンをクリックすることに応じて生成されるとしてもよい。複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の通常ページデータまたはセキュアページデータを含んでいる。通常ページデータおよびセキュアページデータは、書類の1ページ分の画像を形成することができるデータである。通常ページデータは、認証が成功しない場合においても印刷部54によって印刷をすることが可能なデータである。セキュアページデータは、認証が成功することを条件として印刷部54によって印刷をすることが可能なデータである。1のジョブデータは、通常ページデータとセキュアページデータの両方を含んでいてもよい。1のジョブデータが複数のページデータを含んでいる場合には、1のジョブデータによって複数のページを印刷することができる。
ユーザ名102は、ジョブデータを生成したユーザを識別するための情報である。ユーザ名102は、ジョブデータが何れのユーザに属すかの属性を示している。ジョブ名104は、各ジョブデータを識別するための情報である。認証パスワード105は、後述する、セキュアページデータの認証を行うための情報である。総ページ数106は、各ジョブデータに含まれているページデータの総ページ数を示す情報である。
図7に、セキュア印刷ページリスト42のテーブルの一例を示す。セキュア印刷ページリスト42は、セキュアページデータに関する情報を記憶するリストである。図7に示すセキュア印刷ページリスト42は、ジョブID110、ユーザ名111、セキュアページ番号112、セキュアページデータアドレス113、を記憶している。ジョブID110は、セキュアページデータを含んでいるジョブデータを識別するための番号である。ユーザ名111は、セキュアページデータに対応付けられているユーザを識別するための情報である。セキュアページ番号112は、ジョブデータに含まれている複数のページデータのうち、何ページ目のページデータがセキュアページデータであるかを示す情報である。セキュアページデータアドレス113は、セキュアページデータにアクセスするための情報である。
<PC70aの構成>
PC70aは、CPU72、記憶部74、表示部82、操作部84、ネットワークインターフェイス86、RAM90等を有する。記憶部74は、ハードディスク、NVRAM、ROMなどを備えていてもよい。表示部82は、様々な情報を表示することができる。操作部84は、キーボードやマウスによって構成される。ユーザは、操作部84を操作することによって、様々な指示や情報をPC70aに入力することができる。ネットワークインターフェイス86は、LAN回線4を介してMFP10との間で各種の情報を通信することができる。
記憶部74は、基本プログラム76、印刷プログラム77、印刷設定記憶領域78、を記憶している。基本プログラム76は、PC70aの基本的な動作を制御するためのプログラムである。印刷プログラム77は、PC70aを、MFP10に各種の画像データを印刷させるための印刷ツールとして機能させるためのプログラムである。
印刷設定記憶領域78は、MFP10に印刷を実行させる際の各種の印刷設定を記憶する領域である。図11に、印刷プログラム77によって表示部82に表示される印刷設定画面400の一例を示す。印刷設定画面400は、印刷設定の設定入力を受け付けるための画面である。印刷設定画面400には、チェックボックス411、413、417、418と、入力ボックス412、414と、OKボタン415と、Cancelボタン416が表示されている。チェックボックス411は、セキュア印刷の実行有無を設定するためのボックスである。入力ボックス412は、認証パスワードの入力を受け付けるためのボックスである。チェックボックス413は、セキュアページの設定有無を設定するためのボックスである。入力ボックス414は、入力を受け付けたジョブデータに含まれている1ページ以上のページデータのうち、何れのページをセキュアページデータに設定するかの指示入力を受け付けるためのボックスである。チェックボックス417は、2in1印刷の実行有無を設定するためのボックスである。チェックボックス418は、両面印刷の実行有無を設定するためのボックスである。2in1印刷や両面印刷は、ジョブデータに含まれている全てのページデータに対して設定されてもよいし、ジョブデータに含まれているセキュアページデータのみに設定されてもよい。OKボタン415は、各種の設定内容の変更を確定するためのボタンである。Cancelボタン416は、各種の設定内容の変更をキャンセルするためのボタンである。チェックボックス411がチェックされると、入力ボックス412およびチェックボックス413が有効になり、入力を受け付けることが可能とされる。チェックボックス413がチェックされると、入力ボックス414が有効になり、セキュア印刷対象となるページ番号の入力を受け付けることが可能となる。また、PC70bおよびPC70cの構成はPC70aと同様であるため、詳細な説明は省略する。
<PC70aの動作>
PC70aで行われる、ユーザのログイン処理からジョブデータをMFP10に送信するまでの処理動作を、図2のフローを用いて説明する。図2のフローは、PC70aの電源が投入されている間において実施されるフローである。S101においてCPU72は、ユーザログイン処理が行われたか否かを判断する。ユーザログイン処理は、例えば、ユーザ選択操作またはログインパスワードの入力が受け付けられることに応じて行われてもよい。ユーザログイン処理が行われていない場合(S101:NO)にはS101へ戻り、行われた場合(S101:YES)にはS102へ進む。本実施形態では、例として、ユーザAがログインした場合を以下に説明する。
S102においてCPU72は、印刷設定の設定指示が入力されたか否かを判断する。設定指示は、例えば、PC70aの操作部84によって受け付けられるとしてもよい。 設定指示が入力された場合(S102:YES)にはS103へ進む。S103においてCPU72は、印刷設定画面400を表示部82に表示し、印刷設定の入力を受け付ける。
本実施形態では、例として、図11に示すように、入力ボックス412に「xxxx」の文字列が入力されている場合を説明する。また入力ボックス414に、「3、6」が入力されている場合を説明する。この場合、認証パスワード=「xxxx」、ジョブデータに含まれるページのうち3ページ目および6ページ目をセキュア印刷する、という内容の印刷設定が入力されることになる。また本実施形態では、例として、6ページ分のページデータを備えるジョブデータを印刷する場合を説明する。
S104においてCPU72は、S103で入力された印刷設定の内容を保存するか否かを判断する。この判断は、例えば、印刷設定画面400のOKボタン415がクリックされたか否かによって行われてもよい。印刷設定を保存する場合(S104:YES)にはS105へ進み、CPU72は、印刷設定を印刷設定記憶領域78に記憶させる。そしてS102へ戻る。
一方、S104において、印刷設定の内容を保存しない場合(S104:NO)にはS106へ進み、CPU72は、印刷設定の入力処理を終了するか否かを判断する。当該判断は、例えば、Cancelボタン416がクリックされたか否かによって行われてもよい。入力処理を終了する場合(S106:YES)には、印刷設定を記憶させることなくS102へ戻る。一方、終了しない場合(S106:NO)にはS103へ戻る。
一方、S102において印刷設定の設定指示が入力されていない場合(S102:NO)には、S107へ進む。S107においてCPU72は、印刷指示が入力されたか否かを判断する。印刷指示は、印刷対象の画像データを選択した上で、不図示の印刷ボタンをクリックすることで入力されるとしてもよい。印刷指示が入力されていない場合(S107:NO)にはS102へ戻り、入力された場合(S107:YES)にはS108へ進む。
S108〜S110において、ジョブデータが作成される。ジョブデータは、印刷設定記憶領域78に記憶されている印刷設定と、S107で印刷対象に選択された画像データに基づいて作成される。図8に、ジョブデータの一例を示す。S108においてCPU72は、印刷設定記憶領域78に記憶されている印刷設定に基づいて、ジョブヘッダ(図8、領域R1)を作成する。ジョブヘッダに含まれている「@PrintJobInfo」の文字列は、ジョブデータの開始であることを示している。「SecurePrint="Yes"」の文字列は、当該ジョブデータがセキュアページデータを含んでいることを示している。印刷設定画面400(図11)のチェックボックス411がチェックされている場合に、ジョブヘッダに「SecurePrint="Yes"」の文字列が含まれることになる。「Password="xxxx"」の文字列は、ジョブデータに対応付けられる認証パスワードを示している。「Password="xxxx"」の文字列は、印刷設定画面400(図11)の入力ボックス412に入力された文字列である。「UserName="userA"」の文字列は、ジョブデータを生成したユーザ(ユーザA)を示している。「JobName="セキュリティ印刷1.doc"」の文字列は、ジョブデータのジョブ名を示している。「2in1Print="Yes"」の文字列は、当該ジョブデータが2in1印刷の対象であることを示している。2in1印刷は、2ページ分のデータを1枚の印刷用紙の一方の面にまとめて印刷する態様である。印刷設定画面400(図11)のチェックボックス417がチェックされている場合には「2in1Print="Yes"」の文字列がジョブヘッダに含まれ、チェックボックス417がチェックされていない場合には「2in1Print="No"」の文字列がジョブヘッダに含まれることになる。「DuplexPrinting="No"」の文字列は、当該ジョブデータが両面印刷の対象ではないことを示している。印刷設定画面400(図11)のチェックボックス418がチェックされていない場合に、「DuplexPrinting="No"」の文字列がジョブヘッダに含まれることになる。一方、チェックボックス418がチェックされている場合には、「DuplexPrinting="Yes"」の文字列がジョブヘッダに含まれ、当該ジョブデータが両面印刷の対象となる。
S109においてCPU72は、印刷設定記憶領域78に記憶されている印刷設定に基づいて、ページヘッダ(図8、領域R2)を作成する。ページヘッダに含まれている「@PageInfo」の文字列は、1ページ分のページデータの開始であることを示している。「SecurePage="Yes"」の文字列は、当該ページデータがセキュアページデータであることを示している。また「SecurePage="No"」の文字列は、当該ページデータが通常ページデータであることを示している。本実施形態の説明例では、S107において、6ページ分のデータを備えた画像データを印刷対象として選択した場合を説明している。よって、ページヘッダには6個の「@PageInfo」の文字列が含まれている。また、3ページ目および6ページ目の画像データをセキュア印刷する場合を説明しているため、3番目および6番目の文字列が「SecurePage="Yes"」となっている。
S110においてCPU72は、ページデータ(図8、領域R3)を作成する。「PrintPageData=」の文字列は、ページデータの中身を表している。ページデータの中身は、S107において印刷対象として選択された画像データに基づいて作成される。「@JobEnd」の文字列(図8、領域R4)は、ジョブデータの最後を示している。S111においてCPU72は、生成したジョブデータを、LAN回線4を介してMFP10へ送信する。
<MFP10の動作>
MFP10のジョブデータ受信時の動作を、図3〜図5のフローチャートを用いて説明する。図3〜図5のフローは、MFP10の電源が投入されている間において実施されるフローである。S202においてCPU14は、ジョブデータを受信したか否かを判断する。受信していない場合(S202:NO)にはS202へ戻り、受信した場合(S202:YES)にはS203へ進む。
S203においてCPU14は、受信したジョブデータが、セキュア印刷用のジョブデータであるか否かを判断する。当該判断は、ジョブヘッダに「SecurePrint="Yes"」の文字列が含まれているか否かによって行われる。セキュア印刷用のジョブデータではない場合(S203:NO)にはS204へ進み、CPU14は、ジョブデータを用いて印刷部54に印刷を実行させる。そしてS202へ戻る。一方、セキュア印刷用のジョブデータである場合(S203:YES)には、S205へ進む。
S205においてCPU14は、セキュア印刷ジョブリスト41に各種の情報を登録する。本実施形態の説明例では、セキュア印刷ジョブリスト41のジョブID101=「1」の列(図6、領域R21)に示すように、ユーザ名102=「userA」、ジョブ名104=「セキュリティ印刷1.doc」、認証パスワード105=「xxxx」、総ページ数106=「6」、の情報が登録される。
S206においてCPU14は、セキュア印刷用のジョブデータにセキュアページデータが含まれているか否かを判断する。含まれていない場合(S206:NO)にはS220へ進み、セキュア印刷用のジョブデータに基づいて印刷部54に印刷を実行させる。そしてフローを終了する。一方、セキュアページデータが含まれている場合(S206:YES)には、S207へ進む。S207においてCPU14は、セキュア印刷用のジョブデータからセキュアページデータを抽出し、抽出したセキュアページデータをセキュア印刷ページリスト42に登録する。
本実施形態の説明例では、図7の領域R11に示すように、ジョブID110=「1」、セキュアページ番号112=「3」および「6」、3ページ目および6ページ目のページデータにアクセスするためのセキュアページデータアドレス113が、セキュア印刷ページリスト42に登録される。
S211においてCPU14は、2in1印刷または両面印刷を実行するように印刷の設定が行われているか否かを判断する。当該判断は、ジョブヘッダに基づいて行われる。設定されていない場合(S211:NO)にはS214へ進み、設定されている場合(S211:YES)にはS212へ進む。S212においてCPU14は、セキュアページデータと同一の印刷用紙に印刷される通常ページデータを、セキュア印刷ページリスト42に登録する。これにより、セキュアページデータと同一の印刷用紙に印刷される通常ページデータを、セキュアページデータとして扱うことが可能となる。そしてS214へ進む。
本実施形態の説明例では、ジョブヘッダに「2in1Print="Yes"」の文字列が含まれており、2in1印刷を実行する場合を説明している。よって、図7の領域R12に示すように、セキュアページ番号112=「3」のセキュアページデータと同一の印刷用紙に印刷される4ページ目の通常ページデータが、セキュアページ番号112=「4」のセキュアページデータとして、セキュア印刷ページリスト42に登録される。また同様に、セキュアページ番号112=「6」のセキュアページデータと同一の印刷用紙に印刷される5ページ目の通常ページデータが、セキュアページ番号112=「5」のセキュアページデータとして、セキュア印刷ページリスト42に登録される。
S214においてCPU14は、通常ページデータがジョブデータに含まれているか否かを判断する。当該判断は、ページヘッダに「SecurePage="No"」の文字列が含まれているか否かによって行われる。通常ページデータが含まれていない場合(S214:NO)には、ジョブデータの全ページがセキュア印刷の対象であると判断され、S218へ進む。一方、通常ページデータが含まれている場合(S214:YES)にはS216へ進み、CPU14は、通常ページデータを印刷部54に印刷させる。そしてS218へ進む。
S218で行われるセキュア印刷処理の内容を、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。S301においてCPU14は、セキュア印刷ユーザリスト200をタッチパネル50に表示させる。セキュア印刷ユーザリスト200は、ユーザ名に対応付けてセキュアページデータを表示するリストである。セキュア印刷ユーザリスト200は、セキュア印刷ページリスト42に基づいて表示される。
図9に、セキュア印刷ユーザリスト200の表示例を示す。図9は、図7に示すセキュア印刷ページリスト42に基づいた表示例である。セキュア印刷ユーザリスト200には、ユーザ名201、セキュアジョブ数202、セキュアページ数203、ログインパスワードの入力ボックス204、OKボタン205、Cancelボタン206、が表示されている。ユーザ名201は、セキュア印刷の実行命令を入力したユーザの名称である。セキュアジョブ数202は、ユーザごとに、セキュア印刷用のジョブデータをいくつ記憶させているかを示す情報である。セキュアページ数203は、記憶されているセキュアページデータの総ページ数を示す情報である。ログインパスワードの入力ボックス204は、ログインパスワードの入力を受け付けるための入力ボックスである。ログインパスワードは、MFP10を使用することが許可されているユーザであるか否かを確認するための情報である。
S302においてCPU14は、ユーザ選択操作およびログインパスワードの入力を受け付ける。具体的には、セキュア印刷ユーザリスト200のユーザ名201に表示されている複数のユーザから1のユーザを選択する操作と、選択したユーザに関するログインパスワードを入力ボックス204に入力する操作を受け付ける。
S303においてCPU14は、OKボタン205がタッチされたか否かを判断する。タッチされていない場合(S303:NO)にはS304へ進み、Cancelボタン206がタッチされたか否かを判断する。Cancelボタン206がタッチされた場合(S304:YES)にはフローを終了し、タッチされない場合(S304:NO)にはS301へ戻る。
一方、S303において、OKボタン205がタッチされた場合(S303:YES)には、S306へ進む。S306においてCPU14は、入力されたログインパスワードが、予め記憶されているユーザパスワードと一致するか否かを判断する。一致しない場合(S306:NO)にはログインに失敗したと判断されてS301へ戻り、一致する場合(S306:YES)にはログインが成功したと判断されてS307へ進む。
S307においてCPU14は、セキュアページと通常ページとの間で印刷設定を異ならせる指示が入力されたか否かを判断する。当該指示は、例えば、MFP10のキーパッド52によって受け付けられるとしてもよい。当該指示の例としては、セキュアページデータを印刷する場合には秘密であることを示すヘッダ文字列を印刷し、通常ページデータを印刷する場合には秘密であることを示すヘッダ文字列を印刷しない指示が挙げられる。また当該指示の例としては、セキュアページデータを第1トレイの印刷用紙に印刷し、通常ページデータを第2トレイの印刷用紙に印刷する指示が挙げられる。当該指示が入力されない場合(S307:NO)にはS317へ進み、入力された場合(S307:YES)にはS309へ進む。S309においてCPU14は、異ならせた印刷設定をNVRAM40に記憶させる。
S317においてCPU14は、セキュア印刷ジョブリスト300をタッチパネル50に表示させる。セキュア印刷ジョブリスト300は、S302で選択されたユーザに対応するセキュアページデータに関する情報が表示されるリストである。セキュア印刷ジョブリスト300では、セキュアページデータに関する情報が、ジョブデータごとに表示される。図10に、セキュア印刷ジョブリスト300の表示例を示す。図10の表示例は、図9のユーザ名201のうちからユーザAが選択された場合に表示される画面の例である。セキュア印刷ジョブリスト300には、ジョブ名301、セキュアページ数302、印刷パスワードの入力ボックス303、プリントリストの印刷有無を設定するためのチェックボックス304、Printボタン305、Cancelボタン306、が表示されている。ジョブ名301は、ユーザAによって生成された全てのジョブデータについての名称である。セキュアページ数302は、各ジョブデータに含まれているセキュアページデータのページ数である。入力ボックス303は、印刷パスワードの入力を受け付けるための入力ボックスである。チェックボックス304は、プリントリストを印刷するか否かの設定を受け付けるためのボックスである。プリントリストは、印刷したセキュアページデータのページ数や、印刷したセキュアページデータが含まれているジョブ名などが記載されているリストである。プリントリストは、セキュアページデータを印刷する印刷用紙とは別途の印刷用紙に印刷してもよい。プリントリストにより、印刷したセキュアページデータに関する情報を認識しやすくすることができる。
S318においてCPU14は、ジョブ選択操作、印刷パスワードの入力、プリントリストの印刷有無の入力、を受け付ける。具体的には、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)において、ジョブ名301に表示されている複数のジョブから少なくとも1つのジョブを選択する操作と、選択したジョブに関する印刷パスワードを入力ボックス303に入力する操作と、チェックボックス304にチェックを入れる操作と、を受け付ける。S319においてCPU14は、印刷の実行指示の入力が受け付けられたか否かを判断する。具体的には、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)において、Printボタン305がタッチされたか否かを判断する。タッチされていない場合(S319:NO)にはS330へ進み、Cancelボタン306がタッチされたか否かを判断する。Cancelボタン306がタッチされた場合(S330:YES)にはフローを終了し、タッチされない場合(S330:NO)にはS317へ戻る。
一方、Printボタン305がタッチされた場合(S319:YES)には、S332(図5)に進む。S332においてCPU14は、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)のジョブ名301の何れかが選択されたかを判断する。選択されていない場合(S332:NO)には、セキュア印刷ジョブリスト300に表示されている全てのジョブが選択されたと判断され、S333へ進む。S333においてCPU14は、入力ボックス303に入力された印刷パスワードに一致する認証パスワードが割り当てられているジョブデータが、存在するか否かを判断する。当該ジョブデータが存在しない場合(S333:NO)には、認証に失敗したと判断され、S338へ進み、「印刷パスワードエラー」の文字列をタッチパネル50に表示し、図4のS317に戻る。一方、当該ジョブデータが存在する場合(S333:YES)には、認証に成功したと判断され、S334へ進む。
S334においてCPU14は、プリントリストを印刷する設定とされているか否かを判断する。具体的には、S318において、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)のチェックボックス304にチェックが入れられたか否かを判断する。プリントリストを印刷しない場合(S334:NO)にはS336へ進み、プリントリストを印刷する場合(S334:YES)にはS335へ進む。S335においてCPU14は、プリントリストを印刷部54に印刷させる。そしてS336へ進む。
S336においてCPU14は、印刷パスワードと認証パスワードとが一致したセキュアページデータを、すべて印刷部54に印刷させる。このとき、ジョブデータのジョブヘッダに含まれている各種の印刷設定(例:2in1印刷、両面印刷など)に基づいて印刷を実行させる。そしてS301(図4)へ戻る。
本実施形態の説明例では、S318において印刷パスワード=「xxxx」が入力された場合に、S332において何れのジョブ名301も選択されない場合には(S332:NO)、「セキュリティ印刷1.doc」のジョブデータに含まれた4ページ分のセキュアページデータと、「セキュリティ印刷2.doc」のジョブデータに含まれた1ページ分のセキュアページデータが印刷される(S336)。
一方、S332において、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)のジョブ名301の何れかが選択された場合(S332:YES)には、S337へ進む。S337においてCPU14は、選択されたジョブ名に関連するジョブデータに割り当てられている認証パスワードが、入力ボックス303に入力された印刷パスワードに一致するか否かを判断する。一致しない場合(S337:NO)には選択されたジョブデータの認証に失敗したと判断されてS338へ進み、その後、図4のS317に戻る。一方、一致する場合(S337:YES)には選択されたジョブデータの認証に成功したと判断されてS339へ進む。S339〜S351で実行される処理の内容は、前述したS334〜S336で実行される処理の内容と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<効果>
本明細書に記載されているMFP10では、セキュアページデータを含むジョブデータが複数入力された場合においても、複数のジョブデータの各々からセキュアページデータを抽出することができる(S207)。そして、印刷パスワードの入力を受け付けることで(S318)、入力された印刷パスワードによって認証が成功した全てのセキュアページデータを印刷することができる(S336)。これにより、複数のジョブデータに対して効率よく認証を行うことが可能となるため、印刷実行に必要な時間を短縮化することが可能となる。
本明細書に記載されているMFP10では、セキュア印刷ジョブリスト300(図10)によってセキュアページに関する情報をジョブデータごとにタッチパネル50に表示させ、セキュアページデータの選択を受け付けることができる(S317)。セキュアページデータを含むジョブデータが複数入力された場合においても、ユーザは、認証を行う対象のセキュアページデータを選択することができる。これにより、印刷実行を意図しているセキュアページデータのみを、確実に印刷することが可能となる。
本明細書に記載されているMFP10では、ジョブデータを生成したユーザの選択を受け付け(S302)、選択されたユーザに対応するセキュア印刷ジョブリスト300を表示させることができる(S317)。これにより、ユーザごとに認証を行うことが可能となるため、異なるユーザによって生成されたジョブデータの各々に含まれているセキュアページデータが、一緒に印刷されてしまう事態を防止することができる。また、ユーザは異なるが認証パスワードが同一である複数のジョブデータが存在する場合においても、ユーザ名によってこれらのジョブデータを区別することが可能となる。よって、異なるユーザによって生成されたジョブデータの各々に含まれているセキュアページデータが、一緒に印刷されてしまう事態を防止することができる。
本明細書に記載されているMFP10では、通常ページデータとセキュアページデータとの間で、印刷設定の設定内容を異ならせることができる(S307)。これにより、通常ページデータの印刷結果とセキュアページデータの印刷結果とを区別し易くすることが可能となる。
本明細書に記載されているMFP10では、プリントリストを印刷することができる(S335)。これにより、複数のジョブデータに含まれるセキュアページデータが互いに混在して印刷される場合においても、セキュアページデータの印刷結果が何れのジョブデータに含まれるデータであるかを、プリントリストに基づいて識別することが可能となる。
本明細書に記載されているMFP10では、セキュアページデータと同一の印刷用紙に印刷される通常ページデータを、セキュアページデータとして抽出してセキュア印刷ページリスト42に登録することができる(S212)。これにより、セキュアページデータの機密性を保持しながら、セキュアページデータと通常ページデータとを同一の印刷用紙に印刷することが可能となるため、印刷に必要な印刷用紙の枚数を削減することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
<変形例>
S301において表示されるセキュア印刷ユーザリスト200には、セキュアページ数203が表示される。よって、セキュア印刷ユーザリスト200が表示されてから、S319で印刷の実行指示の入力が受け付けられるまでの間に、印刷に用いる用紙を変更することが可能である。例えば、透かし入り用紙を印刷部54に追加的にセットすることにより、セキュアページデータを透かし入り用紙に印刷し、通常ページデータを普通紙に印刷することが可能である。
印刷設定を行う処理(S102〜S106)を、MFP10で受け付ける形態としてもよい。この場合、図11に示す印刷設定画面400を、MFP10のタッチパネル50に表示すればよい。また、認証パスワードや、ジョブデータに含まれるページのうちの何れのページをセキュア印刷するか等の指示を、キーパッド52等によって受け付けてもよい(S103を参照)。また、受け付けた印刷設定を、NVRAM40に記憶させてもよい(S105を参照)。そして、PC70a〜70cの何れかからジョブデータを受信すると、受信したジョブデータにセキュアページデータを設定するか否か(S206を参照)、2in1印刷または両面印刷を実行するか否か(S211を参照)、認証に成功したか否か(S333、S337を参照)、などの各処理を、NVRAM40に記憶されている印刷設定に基づいて行うとしてもよい。
PC70aで用いられるOS(Operating System)は限定されず、各種のOS(Windows(登録商標)、Macintosh(登録商標)、Linux(登録商標))であってもよい。また、MFP10との通信に用いられる機器は、PCに限られず、携帯端末や携帯電話であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、PC70aは情報処理装置の一例である。MFP10は画像形成装置の一例である。S202を実行するCPUは受付手段の一例である。S207を実行するCPUは記憶制御手段の一例である。S337を実行するCPUは認証手段の一例である。S336を実行するCPUは印刷制御手段の一例である。通常ページデータは第1種ページデータの一例である。セキュアページデータは第2種ページデータの一例である。印刷パスワードは認証情報の一例である。S317、S332を実行するCPUは第1表示制御手段の一例である。ユーザ名は属性情報の一例である。S301、S302を実行するCPUは第2表示制御手段の一例である。認証パスワードは認証実行情報の一例である。
10:MFP、14および72:CPU、41:セキュア印刷ジョブリスト、42:セキュア印刷ページリスト、200:セキュア印刷ユーザリスト、300:セキュア印刷ジョブリスト、400:印刷設定画面、50:タッチパネル、70a〜70c:PC

Claims (10)

  1. 受付手段と、認証手段と、印刷制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記受付手段は、印刷処理要求の1つの単位であるジョブデータの入力を、複数のジョブデータについて受け付け、
    前記複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の第1種ページデータまたは第2種ページデータを含んでおり、
    前記第1種ページデータは、認証が成功しない場合においても前記印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記第2種ページデータは、認証が成功することを条件として前記印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記認証手段は、前記認証を行うための認証情報の入力を受け付け、前記受付手段で入力が受け付けられた複数のジョブデータの各々に含まれている前記第2種ページデータに対して前記認証情報に基づいて認証を行い、
    前記印刷制御手段は、前記認証手段による認証が成功した全ての第2種ページデータを印刷することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2種ページデータに関する情報を前記ジョブデータごとに表示部に表示させ、前記第2種ページデータの選択を受け付ける第1表示制御手段をさらに備え、
    前記認証手段は、前記第1表示制御手段で選択が受け付けられた第2種ページデータに対して認証を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のジョブデータの各々には、各ジョブデータの属性を示す属性情報が含まれており、
    前記画像形成装置は、前記属性情報に対応付けて前記第2種ページデータに関する情報を前記表示部に表示させ、前記属性情報の選択を受け付ける第2表示制御手段をさらに備え、
    前記第1表示制御手段は、選択された属性情報に対応する前記第2種ページデータに関する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷制御手段は、印刷設定に基づいて印刷を実行し、
    前記印刷設定は、前記第1種ページデータと前記第2種ページデータとの間で設定内容を異ならせることが可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷制御手段は、第2種ページデータを印刷する際に、印刷を実行する第2種ページデータに関する情報を印刷することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記認証手段は、複数のページデータを同一の印刷用紙に印刷する印刷設定が設定されている場合には、前記第2種ページデータと同一の印刷用紙に印刷される前記第1種ページデータに対して前記認証情報に基づいて認証を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2種ページデータには、認証を行うための認証実行情報が予め割り当てられており、
    前記認証手段は、入力が受け付けられた認証情報と一致する認証実行情報が割り当てられている第2種ページデータに対して、認証が成功したと判断することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記受付手段は、
    前記認証実行情報の入力と、入力を受け付けたジョブデータに含まれている1ページ以上のページデータのうちの何れのページを前記第2種ページデータに設定するかの設定指示の入力とをさらに受け付け、
    前記設定指示が行われたページデータと前記認証実行情報とを対応付けて記憶部に記憶させることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 情報処理装置と画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
    前記情報処理装置は、印刷処理要求の1つの単位であるジョブデータを生成して前記画像形成装置へ送信する送信手段を備え、
    前記画像形成装置は、受付手段と、認証手段と、印刷制御手段と、を備え、
    前記受付手段は、前記送信手段によるジョブデータの送信を、複数のジョブデータについて受け付け、
    前記複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の第1種ページデータまたは第2種ページデータを含んでおり、
    前記第1種ページデータは、認証が成功しない場合においても前記印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記第2種ページデータは、認証が成功することを条件として前記印刷制御手段によって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記認証手段は、前記認証を行うための認証情報の入力を受け付け、前記受付手段で入力が受け付けられた複数のジョブデータの各々に含まれている前記第2種ページデータに対して前記認証情報に基づいて認証を行い、
    前記印刷制御手段は、前記認証手段による認証が成功した全ての第2種ページデータを印刷することを特徴とする画像形成システム。
  10. 受付ステップと、認証ステップと、印刷制御ステップと、を備える画像形成方法であって、
    前記受付ステップは、印刷処理要求の1つの単位であるジョブデータの入力を、複数のジョブデータについて受け付け、
    前記複数のジョブデータの各々は、1ページ以上の第1種ページデータまたは第2種ページデータを含んでおり、
    前記第1種ページデータは、認証が成功しない場合においても前記印刷制御ステップによって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記第2種ページデータは、認証が成功することを条件として前記印刷制御ステップによって印刷をすることが可能なデータであり、
    前記認証ステップは、前記認証を行うための認証情報の入力を受け付け、前記受付手段で入力が受け付けられた複数のジョブデータの各々に含まれている前記第2種ページデータに対して前記認証情報に基づいて認証を行い、
    前記印刷制御ステップは、前記認証手段による認証が成功した全ての第2種ページデータを印刷することを特徴とする画像形成方法。
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