JP2013247432A - 原稿誤設置報知装置 - Google Patents

原稿誤設置報知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013247432A
JP2013247432A JP2012118388A JP2012118388A JP2013247432A JP 2013247432 A JP2013247432 A JP 2013247432A JP 2012118388 A JP2012118388 A JP 2012118388A JP 2012118388 A JP2012118388 A JP 2012118388A JP 2013247432 A JP2013247432 A JP 2013247432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
reading
user
unit
mis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012118388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshige Yano
知茂 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP2012118388A priority Critical patent/JP2013247432A/ja
Publication of JP2013247432A publication Critical patent/JP2013247432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】原稿を光電的に読み取った画像データを出力する原稿読取装置において、無駄な原稿の読取動作を行うことなく、ユーザに対して原稿の設置状態の確認を促す。
【解決手段】読取部11に設置された原稿が光電的に読み取られた結果、その原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得する誤設置情報取得部21と、誤設置情報取得部21によって誤設置情報が取得されたことを記録する誤設置情報記録部22と、誤設置情報記録部22おける誤設置情報の記録が所定数以上ある場合に、読取部による読み取り前に、原稿の設置状態の確認を促すための報知を行う報知部23とを備え、誤設置情報記録部22が、ユーザの識別情報に基づいてユーザ毎について誤設置情報が取得されたことを記録するものであり、報知部23がユーザ毎の記録に基づいて、ユーザ毎に報知を行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿を光電的に読み取って画像データを出力する読取部における原稿の誤設置を防止する原稿誤設置報知装置に関するものである。
従来、コピー機、ファクシミリまたはスキャナなどといった原稿を光電的に読み取って画像データを出力する原稿読取装置が種々提案されている。
そして、このような原稿読取装置においては、ユーザによって原稿設置台に原稿が設置され、これを光電的に読み取ることによって画像データが取得されるが、原稿設置台への原稿の設置方法に誤りがあった場合には、適切な画像データを取得することができない。
たとえばユーザが原稿の裏表を間違えて設置した場合には、白紙の画像データが取得されてしまう。また、原稿読取装置において両面読取りやNアップ読取りを行う場合においては、原稿を正しい向きに設置しなければ、両面読取りの場合には表と裏で画像データの天地が逆となってしまい、Nアップ読取りの場合には複数枚の画像データの配置が所望の配置とは異なるものとなってしまう。
そこで、たとえば特許文献1においては、原稿を読み取った結果、先頭ページの画像データが白紙の画像データである場合に、ユーザに対して警告を行うものが提案されている。
特開2007−49474号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、原稿を読み取った後でなければ原稿が誤って設置されているかどうかがわからないため、原稿の読取動作が無駄となり、作業効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザが原稿の誤設置をして作業効率が低下することを防止できる原稿誤設置報知装置を提供することを目的とするものである。
本発明の原稿誤設置報知装置は、読取部に設置された原稿が光電的に読み取られた結果、その原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得する誤設置情報取得部と、誤設置情報取得部によって誤設置情報が取得されたことを記録する誤設置情報記録部と、誤設置情報記録部における誤設置情報の記録が所定数以上ある場合に、読取部による読み取り前に、原稿の設置状態の確認を促すための報知を行う報知部と、ユーザの識別情報を取得する識別情報取得部とを備え、誤設置情報記録部が、ユーザの識別情報に基づいて、ユーザ毎について誤設置情報が取得されたことを記録するものであり、報知部が、ユーザ毎の記録に基づいて、ユーザ毎に報知を行うものである。
また、上記本発明の原稿誤設置報知装置においては、読取部を、複数種類の読取モードによって原稿の読取りを行うものとし、報知部を、読取部による読み取りの前に、該読み取りについて設定されている読取モードと同じ読取モードで読み取った際の誤設置情報の記録が所定数以上ある場合、該読取モードの正しい原稿の設置状態も報知するものとできる。
本発明の原稿誤設置報知装置によれば、原稿を読み取った結果、その原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得して記録し、原稿の読み取りの際、誤設置情報の記録が少なくとも1回以上ある場合には、その読み取り前に、原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うようにしたので、すなわち前回までの原稿の読取動作において原稿を誤って設置した場合には、今回の読取動作においても原稿を誤って設置する可能性が高いという想定のもと、今回の読み取り前に原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うようにしたので、従来のように無駄な読取動作を行う前にユーザに対して原稿の設置状態の確認を促すことができ、作業効率の低下を防止することができる。
また、上記本発明の原稿誤設置報知装置において、ユーザの識別情報を取得し、ユーザ毎について誤設置情報が取得されたことを記録し、そのユーザ毎の記録に基づいて、ユーザ毎に報知を行うようにしたので、原稿の誤設置の頻度が高いユーザに対しては適切に原稿の設置状態の確認を促すことができ、一方、原稿の誤設置をほとんど行わないユーザに対しては、無駄に報知を行って作業効率の低下を招くことを防止することができる。
また、前回までの原稿読取モードにおける原稿の読取動作において原稿を誤って設置した場合には、原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うとともに、正しい原稿の設置状態も報知するようにした場合には、ユーザが原稿の設置状態を修正する際に、正しい設置状態を即座に確認することができる。
本発明の原稿誤設置報知装置の第1の実施形態を用いたプリンタシステムの概略構成を示すブロック図 白紙検出管理テーブルの一例を示す図 本発明の原稿誤設置報知装置の第1の実施形態を用いたプリンタシステムの作用を説明するためのフローチャート 両面読取り(左右開き)時における誤設置を説明するための図 両面読取り(上下開き)時における誤設置を説明するための図 2アップ読取り時における誤設置を説明するための図 4アップ読取り時における誤設置を説明するための図 ユーザ毎の誤設置情報の取得回数を記録した誤設置管理テーブルの一例を示す図 全てユーザの誤設置情報の取得回数を加算して記録した誤設置管理テーブルの一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の原稿誤設置報知装置の第1の実施形態を用いたプリンタシステムについて詳細に説明する。図1は、本実施形態のプリンタシステム1の全体概略構成図である。
本実施形態のプリンタシステム1は、図1に示すように、原稿読取装置10と、原稿読取装置10に接続された印刷装置30と、印刷装置30に接続されたコンピュータ40とを備えている。
原稿読取装置10は、原稿を光電的に読み取って画像データを出力する読取部11を備えている。
読取部11は、自動原稿読取台に設置された複数枚の原稿を自動的に取り込んで読取りを行なう自動読取動作と、ユーザによって原稿載置領域に1枚ずつ設置された原稿の画像を読み取る手動読取動作とを選択的に行なうことができるものである。
印刷装置30は、原稿読取装置10やコンピュータ40から出力された画像データに展開処理などを施して印刷データを生成し、その印刷データに基づいて印刷用紙に印刷処理を施すものである。印刷装置30としては、たとえば孔版印刷プリンタやインクジェットプリンタやレーザープリンタなどを用いることができる。
印刷装置30は、上述した印刷処理を制御するとともに、読取部11から出力された画像データに基づいて白紙検出などを行う制御部20を備えている。
そして、制御部20は、図1に示すように、誤設置情報取得部21と、誤設置情報記録部22と、報知部23と、ユーザ識別情報取得部24とを備えている。なお、この制御部20が、本発明の原稿誤設置報知装置に相当する。また、本実施形態の制御部20は、原稿誤設置報知プログラムをハードディスクなどの記録媒体にインストールすることによって構成されたものであり、このプログラムをCPUなどによって起動することによって機能するものである。ただし、制御部20は、必ずしも上記プログラムによって構成しなくてもよく、たとえば原稿設置報知プログラムの全部または一部の機能を電気回路などのハードウェアによって実現するようにしてもよい。
誤設置情報取得部21は、原稿読取装置10の読取部11において原稿が読み取られた結果、原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得するものである。本実施形態の誤設置情報取得部21は、原稿の表裏が誤って設置されて白紙の原稿が読み取られたことを誤設置情報として取得するものである。具体的には、読取部11において読み取られた画像データを取得し、その画像データの中に白紙の画像データが含まれていることを検出することによって誤設置情報を取得するものである。複数枚の原稿を読み取る場合、白紙の画像データの検出は、必ずしも全ての原稿の画像データに対して行う必要はなく、複数枚の原稿のうちの最初に読み取られた原稿の画像データのみを対象として白紙検出を行うようにしてもよい。また、複数枚の原稿の画像データうち、最初の原稿の画像データから所定枚数の白紙ページの画像データが連続して検出された場合に誤設置情報を取得するようにしてもよい。
誤設置情報記録部22は、誤設置情報取得部21によって誤設置情報が取得されたことを記録するものである。具体的には、本実施形態の誤設置情報記録部22は、後で詳述するユーザ識別情報取得部24によって取得されたユーザの識別情報に基づいて、そのユーザ毎について誤設置情報が取得されたことを記録するものである。
本実施形態の誤設置情報記録部22は、図2に示すような白紙検出管理テーブルを備えている。白紙検出管理テーブルは、ユーザの識別情報A〜C毎について、前回の原稿の読取動作において白紙が検出されたか否かを記録したものである。白紙検出管理テーブルにおける白紙検出フラグは、初期設定としては「0」に設定されており、原稿の読取動作において白紙が検出された場合に「1」に設定される。
報知部23は、誤設置情報記録部22における白紙検出管理テーブルを参照し、今から原稿の読取りを行おうとしているユーザの白紙検出フラグが「1」である場合には、原稿の読み取り前に、そのユーザに対して原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うものである。具体的には、本実施形態の報知部23は、後述するタッチパネル30aに、原稿の設置が正しいかを見直すよう促すメッセージを表示するものである。ただし、報知部23による報知方法としてはこれに限らず、ランプを点灯させるなどその他公知の方法を採用することができる。また、さらに報知部23が、タッチパネル30aにおいて、上記メッセージとともに、原稿設置台における原稿の正しい設置方法を画像として表示するようにしてもよい。
ユーザ識別情報取得部24は、ユーザの識別情報を取得するものである。本実施形態のユーザ識別情報取得部24は、タッチパネル30aにおいてユーザが入力したログイン情報を取得することによってユーザの識別情報を取得するものである。ユーザのログイン情報の入力方法としては、上述したようなタッチパネル30aを用いた入力に限らず、たとえばコンピュータ40における入力部を用いて入力してもよいし、ユーザの識別情報が記憶されたICカードを読み込ませることによって入力してもよい。なお、原稿読取装置10および印刷装置30は、予め設定されたユーザのみが使用可能に構成されたものであり、予め設定されたユーザのログイン情報とパスワードの入力を受け付けた場合に使用可能に構成されたものである。
そして、ユーザ識別情報取得部24は、取得したユーザの識別情報を誤設置情報記録部22と報知部23に出力するものである。誤設置情報記録部22は、上述したように入力されたユーザの識別情報に基づいて、白紙検出管理テーブルにおけるユーザ毎の白紙検出フラグの設定を更新するものである。また、報知部23は、上述したように入力されたユーザの識別情報に基づいて、そのユーザの白紙検出管理テーブルにおける白紙検出フラグを参照し、その白紙検出フラグの状態に基づいてメッセージの表示などを行うものである。
印刷装置30は、上述したタッチパネル30aを備えている。このタッチパネル30aは、上述したように原稿の設置の確認を促すメッセージを表示したり、ユーザのログイン情報の入力を受け付けるものである。また、タッチパネル30aは、その他にも原稿の読取開始指示や、読取部11における読取モードの設定入力を受け付けるものである。なお、上述した読取モードとしては、片面読取モードや両面読取モードやNアップ読取モードなどがある。
コンピュータ40は、メモ帳やWord(登録商標)などのような原稿画像を表す画像データを編集することができるアプリケーションやプリンタドライバがインストールされたものであり、アプリケーションにおいて編集された画像データは、プリンタドライバにおいてPDL(Page Description Language)データに変換された後、印刷ジョブデータとして印刷装置30に出力される。また、コンピュータ40は、ユーザによる所定の入力を受け付ける入力部(図示省略)を備えており、上述したとおり、この入力部においてユーザのログイン情報などを受け付けるようにしてもよい。
次に、本発明の第1の実施形態のプリンタシステム1の作用について説明する。なお、本実施形態のプリンタシステム1は、ユーザに対する原稿の誤設置の報知方法に特徴を有するものであるので、以下、この点を中心に説明する。
まず、印刷装置30のタッチパネル30aにおいてユーザのログイン情報とパスワードが入力され、原稿読取装置10と印刷装置30とが使用可能な状態となる(S10)。そして、このとき入力されたユーザのログイン情報は、ユーザの識別情報としてユーザ識別情報取得部24によって取得され、ユーザ識別情報取得部24は、取得したユーザ識別情報を報知部23と誤設置情報記録部22とに出力する。
そして、ユーザのログイン後、原稿読取台に複数枚の原稿が設置され、ユーザによってタッチパネル30aを用いて原稿の読取開始指示が入力される(S12)。この読取開始指示に応じて報知部23は、誤設置情報記録部22に記録された白紙検出管理テーブルを参照し、ログインしたユーザの白紙検出フラグが「0」であるか「1」であるかを確認する(S14)。すなわち、報知部23は、現在ログインしているユーザが、前回の原稿の読取りの際に原稿の表裏を誤って設置し、これにより白紙が検出されたか否かを確認する。
そして、報知部23が、白紙検出フラグを確認した結果、白紙検出フラグが「1」に設定されていた場合には(S16,YES)、印刷装置30におけるタッチパネル30aに、原稿の設置が正しいかを見直すよう促すメッセージを表示する(S18)。タッチパネル30aに表示されたメッセージを確認したユーザは、原稿設置台に原稿が正しく設置されているか否かを確認する。なお、本実施形態においては、上記メッセージが表示された後、白紙検出フラグは「1」から「0」にリセットされるものとする。
そして、ユーザによって原稿の設置状態が確認された後、ユーザによってタッチパネル30aにおける「実行」ボタンなどが押され、読取部11における原稿の読取りが開始される(S20)。
一方、報知部23が、白紙検出フラグを確認した結果、白紙検出フラグが「0」に設定されていた場合には(S16,NO)、上述したようなメッセージの表示は行われずに、読取部11における原稿の読取りが開始される(S20)。
そして、上述したようにして原稿の読取りが開始された後、その読み取り中において、誤設置情報取得部21によって白紙が検出されて誤設置情報が取得された場合には(S22,YES)、すなわち、上述したようにタッチパネル30aにメッセージを表示したにも関わらず、ユーザが再び原稿の設置方法を誤った場合や、上述したメッセージの表示を行うことなく、原稿の読取りを行った結果、その原稿の設置方法が誤っていた場合には、報知部23が、印刷装置30におけるタッチパネル30aに、原稿の設置が正しいかを見直すよう促すメッセージを表示する(S24)。
また、このとき誤設置情報取得部21によって誤設置情報が取得されたことが誤設置情報記録部22によって記録される(S26)。すなわち、誤設置情報記録部22は、ユーザの識別情報に基づいて、そのユーザの白紙検出管理テーブルの白紙検出フラグを「0」から「1」に更新する。
そして、ユーザによって原稿設置台に原稿が正しく設置された後、ユーザによってタッチパネル30aにおける「実行」ボタンなどが押され、読取部11における原稿の読取りが再度行われる。
一方、上述したようにして原稿の読取りが行われた結果、誤設置情報取得部21によって白紙が検出されなかった場合には(S22,NO)、上述したようなメッセージの表示や誤設置情報記録部22による白紙検出管理テーブルの更新は行われない。
そして、原稿読取装置10は、原稿を読み取って取得した画像データを印刷装置30に出力し、印刷装置30は、入力した画像データに基づいて印刷用紙に印刷処理を施す。
上記第1の実施形態のプリンタシステム1によれば、原稿を読み取った結果、その原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得して記録し、原稿の読み取りの際、誤設置情報の記録が所定数以上ある場合には、その読み取り前に、原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うようにしたので、すなわち前回までの原稿の読取動作において原稿を誤って設置した場合には、今回の読取動作においても原稿を誤って設置する可能性が高いという想定のもと、今回の読み取り前に原稿の設置状態の確認を促すための報知を行うようにしたので、従来のように無駄な読取動作を行う前にユーザに対して原稿の設置状態の確認を促すことができ、作業効率の低下を防止することができる。
また、ユーザ毎について誤設置情報が取得されたことを記録し、そのユーザ毎の記録に基づいて、ユーザ毎に報知を行うようにしたので、原稿の誤設置の頻度が高いユーザに対しては適切に原稿の設置状態の確認を促すことができ、一方、原稿の誤設置をほとんど行わないユーザに対しては、無駄に報知を行って作業効率の低下を招くことを防止することができる。
なお、上記第1の実施形態のプリンタシステム1においては、白紙検出管理テーブルにおける白紙検出フラグが「1」のときにメッセージを表示するようにしたが、すなわち、ユーザの原稿の誤設置の回数が1回でもメッセージを表示するようにしたが、たとえば、誤設置情報記録部22において白紙検出の回数をカウントするようにし、その回数が2回以上の所定の閾値以上の回数となった場合に、メッセージを表示するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態のプリンタシステム1においては、ユーザに対してメッセージを1回表示した後に、白紙検出フラグをリセットするようにしたが、これに限らず、たとえば白紙検出フラグが「1」となった場合には、ユーザに対してメッセージを2回以上の表示した後に、白紙検出フラグや白紙検出のカウント数をリセットするようにしてもよい。すなわち、ユーザが原稿の誤設置を一度行ってしまった場合には、その後の複数回の原稿の読取り動作に亘ってメッセージを表示するようにしてもよい。
また、白紙検出フラグや白紙検出のカウント数のリセットは、たとえば管理者など特別な権限を有する者の設定入力によって行うようにしてもよい。
また、報知部23が、誤設置情報記録部22における白紙検出の記録に基づいて、直近の予め設定された複数回数の原稿の読取り動作において白紙検出が何回行われたかを確認し、その白紙検出の回数が所定の閾値以上である場合にメッセージを表示するようにしてもよい。具体的には、たとえば、報知部23が、直近の5回数の原稿の読取り動作において白紙検出が何回行われたかを確認し、その白紙検出の回数がたとえば2回以上である場合にメッセージを表示するようにしてもよい。
また、上述したように白紙検出フラグや白紙検出のカウント数のリセットを行う前に、ユーザに対してリセットを行うか否かを選択させるメッセージなどを表示し、リセットを行うか否かのユーザによる選択を受け付けるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態のプリンタシステム1においては、誤設置情報取得部21が、白紙の画像データを検出することによって白紙検出を行うようにしたが、これに限らず、たとえば、原稿を読み取った後、その印刷結果もしくは保存した画像データからユーザが誤設置であったことを確認した場合に、ユーザがタッチパネル30aなどを用いて誤設置を行ったことを示す情報を設定入力し、その入力された情報を誤設置情報として誤設置情報取得部21が取得するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態のプリンタシステム1においては、誤設置情報取得部21が、誤設置情報として白紙検出の情報を取得するようにしたが、すなわち、原稿の表裏を間違えて誤設置したことを示す情報を取得するようにしたが、原稿の誤設置情報としてはこれに限られるものではなく、その他の誤設置情報を取得するようにしてもよい。
具体的には、読取部11において両面読取りを行う場合にも誤設置は起こり得る。たとえば、読取部11において左右開きの両面読取りを行う場合、図4(a)に示すように、原稿の短辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を設置したときに表面と裏面とで正常な読取りができる場合に、ユーザが誤って、図4(b)に示すように、原稿の長辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を誤設置した場合には、表面と裏面とで上下方向が逆になってしまう。
読取部11において上下開きの両面読取りを行う場合にも、図5(a)に示すように、原稿の長辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を設置したときに表面と裏面とで正常な読取りができる場合に、ユーザが誤って、図5(b)に示すように、原稿の短辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を誤設置した場合には、やはり表面と裏面とで上下方向が逆になってしまう。
また、読取部11においてNアップ読取りを行う場合にも誤設置は起こり得る。たとえば、読取部11において2アップ読取りを行う場合、図6(a)に示すように、原稿の短辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を設置したときに2枚の画像データが正常に配置された読取りを行うことができる場合に、ユーザが誤って、図6(b)に示すように、原稿の長辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を誤設置した場合には、2枚の画像データの配置が左右逆になってしまう。
読取部11において4アップ読取りを行う場合、図7(a)に示すように、原稿の短辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を設置したときに4枚の画像データが正常に配置された読取りを行うことができる場合に、ユーザが誤って、図7(b)に示すように、原稿の長辺方向が原稿搬送方向に平行となるように原稿を誤設置した場合には、4枚の画像データの配置が全く異なるものとなってしまう。
したがって、誤設置情報取得部21が、誤設置情報として両面読取時の誤設置を示す情報や、Nアップ読取時の誤設置を示す情報を取得し、誤設置情報記録部22が、両面読取時の誤設置を示す情報や、Nアップ読取時の誤設置を示す情報を記録するようにしてもよい。
両面読取時の誤設置情報やNアップ読取時の誤設置情報の取得方法については、両面読取り時の誤設置とNアップ読取り時の誤設置とは、上述したように原稿搬送方向に対して原稿の向きを誤って設置した場合であるので、たとえば原稿を読み取った画像データから予め設定された文字のデータなどを抽出し、その文字の向きを検出することによって原稿の向きを検出し、その原稿の向きが予め設定された向きと異なることを検出することによって誤設置情報を取得するようにすればよい。文字の向きを検出することによって原稿の向きを検出する方法としては、公知の手法を用いることができるが、たとえば特開2009−100099号公報に記載されているような方法を採用するようにすればよい。
また、たとえば原稿内に予め設定された向きでページ番号が付される場合には、そのページ番号の数字の向きを検出することによって原稿の向きを検出するようにしてもよい。もしくは、原稿内のフッターやヘッダーなど予め設定された位置にページ番号が付される場合には、そのページ番号の位置を検出することによって原稿の向きを検出するようにしてもよい。
また、原稿の向きの検出については、上述したように文字やページ番号の検出だけでなく、その他の公知の手法を用いることができる。
また、両面読取り時の誤設置情報とNアップ読取り時の誤設置情報については、上述したように自動検出によって取得するのではなく、白紙検出の場合と同様に、原稿を読み取った後、その印刷結果もしくは保存した画像データからユーザが誤設置であったことを確認した場合に、ユーザがタッチパネル30aなどを用いて誤設置を行ったことを示す情報を入力し、その入力された情報を誤設置情報として誤設置情報取得部21が取得するようにしてもよい。
そして、上述したように、誤設置情報として両面読取時の誤設置情報や、Nアップ読取時の誤設置情報を取得する場合には、誤設置情報記録部22に、図8に示すような誤設置管理テーブルを設けるようにすればよい。図8に示す誤設置管理テーブルは、ユーザ毎について、白紙検出の誤設置情報を取得した回数と、両面読取時の誤設置情報を取得した回数と、Nアップ読取時の誤設置情報を取得した回数とを記録したものである。
そして、報知部23が、原稿の読取り開始前に、誤設置情報記録部22に記録されている誤設置管理テーブルを参照し、ログインしているユーザについて、カウント数が所定の閾値以上の誤設置情報がないかを確認する。そして、このカウント数が所定の閾値以上である誤設置情報がある場合には、原稿の読取り前に、ユーザに対して原稿が正しく設置されているか確認を促すメッセージをタッチパネルに表示させる。
なお、このとき所定のユーザについて全ての種類の誤設置情報のカウント数が所定の閾値以上であるか否かを確認するのではなく、今回の原稿の読取りについて設定されている読取モードの誤設置情報のみのカウント数が所定の閾値以上であるかを確認することが望ましい。すなわち、たとえば今回の原稿の読取モードとして両面読取りが設定されている場合には、両面読取り時の誤設置情報のみのカウント数を確認し、Nアップ読取りが設定されている場合には、Nアップ読取り時の誤設置情報のみのカウント数を確認し、片面読取りが設定されている場合には、白紙検出の誤設置情報のみのカウント数を確認することが望ましい。
また、今回の原稿の読取モードが両面読取りであって、両面読取時の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、原稿の設置状態の確認を促すメッセージとともに、誤設置情報のカウント数が閾値以上である読取モードが、両面読取りであることを示す情報を表示したり、また、両面読取時における原稿の正しい設置方法を表示するようにしてもよい。
また、今回の原稿の読取モードがNアップ読取りであって、Nアップ読取時の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、上記メッセージとともに、誤設置情報のカウント数が閾値以上である読取モードが、Nアップ読取りであることを示す情報を表示したり、また、Nアップ時における原稿の正しい設置方法も表示するようにしてもよい。
また、白紙検出の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、上記メッセージとともに、カウント数が閾値以上である誤設置情報の種類が、白紙検出であること、すなわち原稿の表裏の誤設置であることを示す情報を表示するようにしてもよい。
次に、本発明の原稿読取装置の第2の実施形態を用いたプリンタシステム2について詳細に説明する。第2の実施形態のプリンタシステム2の概略構成については、図1に示した第1の実施形態のプリンタシステム1と同様である。
上述した第1の実施形態のプリンタシステム1は、ユーザ毎について誤設置情報を記録し、誤設置が多いユーザに対しては再び誤設置を行わないように次の原稿の読取り前にメッセージを表示し、誤設置をしないユーザに対しては作業効率を優先させてメッセージを表示しないようにしたものであるが、第2の実施形態のプリンタシステム2は、このようにユーザ毎の誤設置の頻度を考慮するものではなく、全てのユーザの誤設置情報を加算して記録し、この誤設置情報を記録した回数が所定の閾値以上となった場合には、特定のユーザに限らず統計的に見て誤設置が多いものとしてメッセージを表示するようにしたものである。
具体的には、本実施形態における誤設置情報記録部22は、図9に示すような誤設置管理テーブルを備えている。誤設置管理テーブルは、誤設置の種類毎について、その誤設置情報を取得した回数をカウントして記録するものである。本実施形態の誤設置情報記録部22は、白紙検出した際の誤設置情報と、両面読取時の誤設置情報と、Nアップ読取時の誤設置情報とが取得された回数をカウントして記録するが、このときログインしているユーザに関わらず、それぞれの誤設置情報について、全てのユーザの取得回数が加算されてカウントされる。
そして、本実施形態の報知部23は、上記第1の実施形態と同様に、原稿の読取り開始前に、誤設置情報記録部22に記録されている誤設置管理テーブルを参照し、カウント数が所定の閾値以上の誤設置情報がないかを確認する。そして、このカウント数が所定の閾値以上である誤設置情報がある場合には、上記第1の実施形態と同様に、原稿の読取り前に、ユーザに対して原稿が正しく設置されているか確認を促すメッセージをタッチパネルに表示させる。
なお、このときも全ての種類の誤設置情報のカウント数が所定の閾値以上であるか否かを確認するのではなく、第1の実施形態と同様に、今回の原稿の読取りについて設定されている読取モードの誤設置情報のみのカウント数が所定の閾値以上であるかを確認することが望ましい。
また、第1の実施形態と同様に、今回の原稿の読取モードが両面読取りであって、両面読取時の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、原稿の設置状態の確認を促すメッセージとともに、両面読取り時における誤設置であることを示す情報や、両面読取時における原稿の正しい設置方法を表示するようにしてもよい。
また、今回の原稿の読取モードがNアップ読取りであって、Nアップ読取時の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、上記メッセージとともに、Nアップ読取り時における誤設置であることを示す情報や、Nアップ読取時における原稿の正しい設置方法を表示するようにしてもよい。
また、白紙検出の誤設置情報のカウント数が閾値以上である場合には、上記メッセージとともに、カウント数が閾値以上である誤設置情報の種類が、白紙検出であること、すなわち原稿の表裏の誤設置であることを示す情報を表示するようにしてもよい。
上記第2の実施形態のプリンタシステム2によれば、全てのユーザの誤設置情報の取得回数を加算して記録し、この記録したカウント数が閾値以上である場合に、原稿の設置状態の確認を促すメッセージを表示するようにしたので、統計的に見て原稿の誤設置が多い場合に、原稿の読取り前にユーザに対して原稿の設置状態の確認を促すことができる。
なお、上記第1および第2のプリンタシステム1,2は、本発明の原稿誤設置報知装置に相当する制御部20を印刷装置30に設けるようにしたものであるが、これに限らず、この制御部20を原稿読取装置10に設けるようにしてもよい。
1 プリンタシステム
10 原稿読取装置
11 読取部
20 制御部
21 誤設置情報取得部
22 誤設置情報記録部
23 報知部
24 ユーザ識別情報取得部
30 印刷装置
30a タッチパネル
40 コンピュータ

Claims (2)

  1. 読取部に設置された原稿が光電的に読み取られた結果、該原稿の設置状態に誤りがあったことを示す誤設置情報を取得する誤設置情報取得部と、
    該誤設置情報取得部によって前記誤設置情報が取得されたことを記録する誤設置情報記録部と、
    該誤設置情報記録部における前記誤設置情報の記録が所定数以上ある場合に、前記読取部による読み取り前に、前記原稿の設置状態の確認を促すための報知を行う報知部と、
    ユーザの識別情報を取得する識別情報取得部とを備え、
    前記誤設置情報記録部が、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記ユーザ毎について前記誤設置情報が取得されたことを記録するものであり、
    前記報知部が、前記ユーザ毎の記録に基づいて、前記ユーザ毎に前記報知を行うものであることを特徴とする原稿誤設置報知装置。
  2. 前記読取部が、複数種類の読取モードによって前記原稿の読取りを行うものであり、
    前記報知部が、前記読取部による読み取りの前に、該読み取りについて設定されている前記読取モードと同じ読取モードで読み取った際の前記誤設置情報の記録が所定数以上ある場合、該読取モードの正しい前記原稿の設置状態も報知するものであることを特徴とする請求項1記載の原稿誤設置報知装置。
JP2012118388A 2012-05-24 2012-05-24 原稿誤設置報知装置 Pending JP2013247432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118388A JP2013247432A (ja) 2012-05-24 2012-05-24 原稿誤設置報知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118388A JP2013247432A (ja) 2012-05-24 2012-05-24 原稿誤設置報知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013247432A true JP2013247432A (ja) 2013-12-09

Family

ID=49846917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012118388A Pending JP2013247432A (ja) 2012-05-24 2012-05-24 原稿誤設置報知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013247432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019161352A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019161352A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
US11301180B2 (en) 2018-03-09 2022-04-12 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus registering redo or erroneous process request
JP7114948B2 (ja) 2018-03-09 2022-08-09 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10949151B2 (en) Job processing apparatus, method for controlling job processing apparatus, and storage medium for displaying a record of an executed job
US8875988B2 (en) Image forming apparatus, print control method, recording medium
US20130016388A1 (en) Printing apparatus, method for controlling printing apparatus, and storage medium
US10594889B2 (en) Communication apparatus and method for controlling the same for determining the identification information of a telephone number and transmission of data thereof
US10863040B2 (en) Image reader, method for setting destination information, and storage medium
CN110278343B (zh) 图像处理装置和图像处理方法
US10359979B2 (en) Printing apparatus, control method for printing apparatus, and storage medium
US10853707B2 (en) Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and storage medium
US11778110B2 (en) Image processing apparatus displaying a home screen in a fixed button mode in a state where acquisition of a recommended button information is unavailable
US8451482B2 (en) Printing system and printing method
US10887484B2 (en) Image forming apparatus, and method for controlling display screens thereof
JP6743548B2 (ja) 画像処理装置、及び画像処理プログラム
US20150077785A1 (en) Image forming apparatus having secure printing function, control method therefor, and storage medium
US10873675B2 (en) Information processing apparatus for determining whether to display an event message
JP2013247432A (ja) 原稿誤設置報知装置
JP2010016634A (ja) 認証システム及び端末装置
JP2009010585A (ja) 通信装置
US9001359B2 (en) Information processing apparatus capable of setting configuration information for use by an image processing apparatus, and control method and storage medium therefor
US20200301635A1 (en) Information processing system, image processing apparatus, and non-transitory computer readable medium
US20180143790A1 (en) Image forming apparatus, control method of image forming apparatus, and storage medium
US9176693B2 (en) Electronic device that automatically registers alternative user operation
JP2007038440A (ja) プリンタ装置、その制御プログラム、およびその制御プログラムが組み込まれた情報処理装置、ならびにプリントシステム
US20170244859A1 (en) Communication apparatus, method of controlling communication apparatus, and storage medium
JP6054440B2 (ja) メンテナンス管理装置及びメンテナンス管理方法
US11496637B2 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium