JP2013246830A - 有限要素解析モデルを用いた熱影響部を有する構造体の数値的シミュレーション - Google Patents

有限要素解析モデルを用いた熱影響部を有する構造体の数値的シミュレーション Download PDF

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Abstract

【課題】FEAモデルを用いてHAZを有する構造体の数値的シミュレーションを行う方法およびシステムを提供する。
【解決手段】コンピュータシステムにおいて、少なくとも一つのHAZを取り囲む被溶接部を表す少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルが定義され、入力される。グループの有限要素のそれぞれは、FEAによって少なくとも一つの積分点を有するよう構成される。グループの有限要素は、HAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表す一組のHAZ材料特性と関連づけられる。HAZ材料特性が定義された後、追加入力を必要としない自動手順により、各積分点と熱源位置(例えばスポット溶接部の重心)との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、対応する数値的材料特性が決定され、各積分点に割り当てられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータ支援エンジニアリング解析に関し、特に、熱源(例えば溶接)近傍に位置する熱影響部を有する構造体の数値的シミュレーションを行う方法およびシステムに関する。
コンピュータ支援工学(CAE)が、多くのタスクにおいてエンジニアを支援するために用いられている。例えば、構造体あるいは工業製品設計の手順において、CAE解析、特に有限要素解析法(FEA)が、種々のシミュレーション荷重条件(例えば、静的あるいは動的な荷重条件)下での構造的挙動(例えば応力、変位など)を予測するために、よく用いられている。
FEAは、三次元の非線形的構造設計および解析など複雑な製品あるいはシステム(例えば車、飛行機、家庭用製品など)に関連する工学問題を数値的にシミュレートする(つまり、コンピュータシステムにおいてモデル化して解く)ために、産業において広く用いられている演算方法である。FEAの名前は、想定されている対象の幾何学的配置(ジオメトリ)を特定する方法に由来する。幾何学的配置は、要素(エレメント)とノーダルポイント(ノード点)とによって定義される。多くのタイプの要素があり、体積あるいは連続体に対応するソリッド要素、面に対応するシェル要素あるいは板状(プレート)要素と、一次元の構造物に対応する梁状(ビーム)要素あるいはトラス要素がある。それぞれの要素の幾何学的配置はノーダルポイントによって定義され、例えばブリック要素すなわち六面体要素は八つのコーナーノードを備える。
FEAは、自動車耐衝撃性を評価するために用いられている。衝突イベント(例えば自動車衝突)のFEAを用いた数値的シミュレーションは、コンピュータ技術の進歩とともに大きく改善されている。近年、熱源(例えばスポット溶接、突き合わせ溶接シーム)近傍の熱影響部(HAZ)内の構造的挙動を数値的にシミュレートすることが注目されている。
熱影響部は、高熱(例えば溶接)によって特性が変化する材料の領域である。例えば、金属不活性ガス(ミグ(Metal Inert Gas))溶接を使用すると、HAZにおける材料強度低下が起きる。この結果、特に衝突荷重下において構造的破損となる可能性がある脆弱なラインが、熱源近傍において形成されることになる。HAZ内の材料特性(例えば応力−歪み特性)は、そのベース材料と比べて変化する。一般に、HAZ内の材料特性は、熱源位置(つまりスポット溶接部の中心)から測定される距離に応じて変化する。
図1Aは、溶接点102と周辺のHAZ104との断面を示す。熱に影響されないベース材料106はHAZの外側に位置する。二つの構造部(つまり、複数のスポット溶接部116によって一体的に接続される二つのプレート112および114)を図1Bに示す。HAZは、スポット溶接部116のそれぞれの周囲に位置する。
図1Cは、突き合わせ溶接121(黒で示す)によって二つのプレート122および124が一体的に連結されたテーラード・ブランク(tailor welded blank(TWB))板状金属(シートメタル)120の平面図である。プレート122および124は、異なる幾何学的形状を有するだけでなく、厚さが異なっていてもよい。金属スタンピングプロセスを用いて、TWB120から構造パーツを形成することもできる。HAZは突き合わせ溶接121のどちらの側にも位置する。
このような効果をモデル化するための従来技術アプローチでは、図2に示す例示的なFEAモデルにおいて、溶接点210を囲む複数層の有限要素212a〜212cを生成していた。それぞれの層には、熱源からの距離に応じて異なる材料特性が割り当てられる。一つの有限要素内では、各積分点(インテグレーション・ポイント)には同じ材料特性を割り当てられる、つまり、構造定数はスポット溶接部の中心からの距離に応じて変わらない。溶接点210を、ビーム要素、単一のソリッド要素、一群のソリッド要素、剛体要素、または加重平均拘束要素によって表すことができる。溶接点を備えるノード点は、接合された接触境界を自動的に用いて溶接点に拘束される。これらの従来のアプローチの問題のうちの一つは、冗長な入力要求である。ユーザは、熱源からの異なる距離に対応する多数の材料特性を定義しなければならず、したがって、モデル構成(例えば熱源近傍の要素の大きさ)を変更することは困難である。また、車両が何千ものスポット溶接点を含んでいるので、FEAモデルを生成するタスクは多くの労力を要する。結果的に、構成をどのように変更しようとも、さらなる材料特性を定義し、HAZにおける変更された要素に対して異なる材料特性を割り当てる必要がある。
したがって、FEAモデルを用いてHAZを含んでいる構造体を効率的に数値的にシミュレーションする方法が望まれよう。
FEAモデルを用いて少なくとも一つの熱影響部を有する構造体の数値的シミュレーションを行う方法およびシステムを提供する。本発明の一の例示的な実施形態では、FEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステムにおいて、少なくとも一つのHAZを取り囲む被溶接部を表す少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルが定義され、入力される。そのグループの有限要素のそれぞれは、FEAに基づいて少なくとも一つの積分点を有するよう構成される。そのグループの有限要素は、HAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表す一組のHAZ材料特性と関連づけられる。その後、各積分点と熱源位置(例えばスポット溶接点の重心)との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、対応する数値的材料特性が決定され、各積分点に割り当てられる。その後、各積分点において決定された対応する数値的材料特性により、FEAモデルを用いて、構造体の数値的シミュレーションが行われる。本発明の他の面では、HAZ構成モデルを参照するFEAモデルにおけるパーツが自動的に導入でき、他の入力は必要ではない。本発明では、産業界において現在用いられている複雑なメッシュ法(例えば図2におけるFEAメッシュ)を必要としない。
本発明の目的、特徴および利点は、添付した図面を参照し、以下の本発明の実施の形態の詳細な説明を考察することによって明らかとなろう。
本発明のこれらおよび他の特徴、面および利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲および添付した図面を考慮してより理解されよう。図面は次の通りである。
例示的な溶接点と、熱影響部を含むその近傍の断面を示す図である。 スポット溶接点によって一体的に接続された二つの例示的な構造パーツを示す概略図である。 例示的なテーラード・ブランク板状金属の平面図を示す。 溶接点近傍の例示的な有限要素解析モデルの一部の平面図である。 本発明の実施形態にかかる、有限要素解析(FEA)モデルを用いて、熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体の数値的シミュレーションを行う例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる、HAZの内側および外側の被溶接構造パーツを表すよう用いることができる種々の例示的な有限要素を示す。 本発明の実施形態にかかる、HAZの内側および外側の被溶接構造パーツを表すよう用いることができる種々の例示的な有限要素を示す。 本発明の実施形態にかかる、HAZの内側および外側の被溶接構造パーツを表すよう用いることができる種々の例示的な有限要素を示す。 本発明の実施形態にかかる、HAZの内側および外側の被溶接構造パーツを表すよう用いることができる種々の例示的な有限要素を示す。 本発明の実施形態にかかる、例示的なFEAモデルを示す図である。 本発明の実施形態にかかる、HAZの内側および外側のパーツの構造挙動を表している一つのグループの有限要素と関連づけることができる例示的なHAZ材料特性を示すX−Yグラフである。 本発明の実施形態にかかる、応力と熱源位置(つまり溶接点)からの距離との例示的な関係を示すX−Yグラフである。 本発明の一の実施形態にかかる、積分点を有する例示的な有限要素とスポット溶接点との空間的関係を示す概略図である。 本発明の一の実施形態にかかる、積分点を有する例示的な有限要素とスポット溶接点との空間的関係を示す概略図である。 本発明の一の実施形態にかかる、積分点を有する例示的な有限要素とスポット溶接点との空間的関係を示す概略図である。 本発明のある実施形態を実現可能であるコンピュータシステムの主要な部品を示す機能図である。
まず図3を参照して、本発明の実施形態にかかる、有限要素解析(FEA)モデルを用いて、熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体(例えば自動車、飛行機またはそれらの部品)の数値的シミュレーションを行う例示的なプロセス300を示すフローチャートを示す。プロセス300は、好ましくはソフトウェアで実行される。
プロセス300は、ステップ302において、FEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステム(例えば図8のコンピュータ800)において、有限要素解析法(FEA)モデルを定義し受け取ることによって、スタートする。FEAモデルは、構造体を表し、少なくとも一つの熱影響部(HAZ)を取り囲んでいる被溶接構造パーツを表すよう構成された少なくとも一つのグループの有限要素を有する。
図4A〜図4Dは、FEAモデルにおいて被溶接構造パーツを表すよう用いることができる種々の例示的な有限要素を示している。二次元四辺形メンブレン(膜)要素402および三次元ソリッド要素404を、図4Aおよび図4Bにそれぞれ示す。これらの要素402〜404のそれぞれは、要素の重心に位置する一つの積分点を有する。また、図4Cは、中心にありその厚み413にわたってオフセットした二つの積分点(三角で示す)を有する四辺形シェル要素412を示す。四つの平面内積分点(三角で示す)を有するメンブレン要素414を、図4Dに示す。FEAに基づいて、構造体の数値的にシミュレートされた構造的挙動が、各積分点において計算される。材料特性がHAZ内では大きく変化するので、各積分点における数値的材料特性は現実的な構造的挙動を予測するよう適切に決定される必要がある。
なお、一体的な8ノードの六面体要素が八つの積分点を有することもできる(図示せず)。図5は、被溶接構造パーツ502(つまり上部の第一プレート)と下部の第二プレート504とを表す一つのグループのシェル有限要素を有する例示的なFEAモデルを示す図である。第一プレートおよび第二プレートは、HAZによって囲まれているスポット溶接点503によって連結される。HAZにおけるこれらの要素に特有の材料特性を明示的に割り当てる代わりに、本発明では、ユーザは、所定の構成モデル内で、HAZ内の変化を含んでいるベース材料に対する一組のHAZ材料特性を指定することができる。本発明の一の実施形態では、HAZ材料特性が定義された後、追加入力を必要としない自動手順により、スポット溶接点の中心からの最短伝熱距離を用いて補間され、積分点の材料特性が積分点(三角で示す)に割り当てられる。一つのシェル有限要素に対して単一の材特性ではなく、積分点近傍の最も近いスポット溶接点からのこの距離の関数として要素内において各積分点に応じて、材料特性が変化する。自動手順は周知の技術(例えば三次元テーブルルックアップ)により実行できる。
ステップ304を再び参照して、一組のHAZ材料特性が、一つのグループの被溶接構造パーツを表す有限要素に関連づけられる。例えば、パーツの構造的挙動を、図6Aに示す「降伏応力」対「有効塑性歪」特性によって表すことができる。二組の曲線を示している。第一組の曲線611aおよび611bは、「歪速度1」でのHAZの外側および内側におけるHAZ材料特性をそれぞれ表す。同じく、第二組の曲線612aおよび612bは、「歪速度2」でのHAZの外側および内側における数値的特性を表す。例示を簡単かつ明瞭にするために、それぞれの歪速度で2本の曲線のみを示している。実際には、構造的挙動はHAZ内において大きく変化するので、さらに多くの曲線が必要となることが多い。「降伏応力」対「溶接点からの距離」特性の一組の曲線を、図6Bに示す。水平軸は、熱源位置からの距離を昇順で示す。つまり、「d1」は溶接点により近く、したがって、「d2」より小さい。また、特性は非線形である。最も脆弱な位置は、溶接点に最も近いところではなく、HAZの中央部に位置している。
ステップ306において、一組のHAZ材料特性が一つのグループの有限要素と関連づけられた後、各積分点と最も近い熱源位置との間の伝熱距離を用いて、関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することにより、対応する材料特性が各積分点において決定され割り当てられる。図7Aおよび図7Bは、例示的な有限要素の積分点710a〜710bと種々のスポット溶接点702a〜702cとの関係を示す図である。図7Aに示すように、第一積分点710aにおける伝熱距離は、第一積分点710aとスポット溶接点702aとの間となる。第二積分点710bについては、距離720bが、別のスポット溶接点702bと第二積分点710bとの間となる。補間は、多くの既知の方法(例えば直線補間、指数関数補間など)によって行うことができる。このことは、異なる構造的挙動を表すために二つ以上の材料特性を一つの有限要素に割り当てることができることを意味する。図7Cは、伝熱距離740が、スポット溶接点の中心732から積分点734へと、スポット溶接点と接続されており湾曲している面に沿って測定されることを示している。
各積分点と熱源位置の一つとの間の伝熱距離は、有限要素の曲がりに応じても規定され、例えば、ある二次元四辺形シェル要素の4つのノードが同一平面上になくてもよい。
その後、ステップ308において、構造挙動を表すよう、それぞれの積分点において決定された対応する材料特性により、FEAモデルを用いて、構造体の数値的シミュレーションが行われる。
一の面において、本発明は、ここに説明した機能を実行可能な一つ以上のコンピュータシステムに対してなされたものである。コンピュータシステム800の一例を、図8に示す。コンピュータシステム800は、プロセッサ804など一つ以上のプロセッサを有する。プロセッサ804は、コンピュータシステム内部通信バス802に接続されている。種々のソフトウェアの実施形態を、この例示的なコンピュータシステムの点から説明する。この説明を読むと、いかにして、他のコンピュータシステムおよび/またはコンピュータアーキテクチャーを用いて、本発明を実行するかが、関連する技術分野に習熟している者には明らかになるであろう。
コンピュータシステム800は、また、メインメモリ808好ましくはランダムアクセスメモリ(RAM)を有しており、そして二次メモリ810を有することもできる。二次メモリ810は、例えば、一つ以上のハードディスクドライブ812、および/またはフレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブなどを表わす一つ以上のリムーバブルストレージドライブ814を有することができる。リムーバブルストレージドライブ814は、よく知られている方法で、リムーバブルストレージユニット718を読み取りおよび/またはリムーバブルストレージユニット818に書き込む。リムーバブルストレージユニット818は、リムーバブルストレージドライブ814によって読み取り・書き込みされるフレキシブルディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表わす。以下にわかるように、リムーバブルストレージユニット818は、コンピュータソフトウェアおよび/またはデータを内部に記憶しているコンピュータ可読媒体を有している。
代替的な実施形態において、二次メモリ810は、コンピュータプログラムあるいは他の命令をコンピュータシステム800にロードすることを可能にする他の同様な手段を有することもできる。そのような手段は、例えば、リムーバブルストレージユニット822とインタフェース820とを有することができる。そのようなものの例には、プログラムカートリッジおよびカートリッジのインタフェース(ビデオゲーム機に見られるようなものなど)と、リムーバブルメモリチップ(消去可能なプログラマブルROM(EPROM)、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュメモリ、あるいはPROMなど)および関連するソケットと、ソフトウェアおよびデータをリムーバブルストレージユニット822からコンピュータシステム800に転送することを可能にする他のリムーバブルストレージユニット822およびインタフェース820と、が含まれうる。一般に、コンピュータシステム800は、プロセススケジューリング、メモリ管理、ネットワーキングおよびI/Oサービスなどのタスクを行なうオペレーティングシステム(OS)ソフトウェアによって、制御され連係される。
通信用インタフェース824も、また、バス802に接続することができる。通信用インタフェース824は、ソフトウェアおよびデータをコンピュータシステム800と外部装置との間で転送することを可能にする。通信用インタフェース824の例には、モデム、ネットワークインターフェイス(イーサネット(登録商標)・カードなど)、コミュニケーションポート、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロットおよびカードなど、が含まれうる。
コンピュータ800は、専用のセットの規則(つまりプロトコル)に基づいて、データネットワーク上の他の演算装置と通信する。一般的なプロトコルのうちの一つは、インターネットにおいて一般に用いられているTCP/IP(伝送コントロール・プロトコル/インターネット・プロトコル)である。一般に、通信インタフェース824は、データファイルをデータネットワーク上で伝達される小さいパケットへのアセンブリングを管理し、あるいは受信したパケット元のデータファイルへと再アセンブルする。さらに、通信インタフェース824は、正しい宛先に届くようそれぞれのパケットのアドレス部分に対処し、あるいはコンピュータ800が宛先となっているパケットを他に向かわせることなく受信する。
この書類において、「コンピュータが記録可能な記憶媒体」、「コンピュータが記録可能な媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、リムーバブルストレージドライブ814および/またはハードディスクドライブ812に組み込まれたハードディスクなどの媒体を概ね意味して用いられている。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステム800にソフトウェアを提供する手段である。本発明は、このようなコンピュータプログラム製品に対してなされたものである。
コンピュータシステム800は、また、コンピュータシステム800をアクセスモニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、プロッタなどに提供する入出力(I/O)インタフェース830を有することができる。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックともいう)は、メインメモリ808および/または二次メモリ810にアプリケーションモジュール806として記憶される。コンピュータプログラムを、通信用インタフェース824を介して受け取ることもできる。このようなコンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、コンピュータシステム800がここに説明した本発明の特徴を実行することが可能になる。詳細には、コンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、プロセッサ804が本発明の特徴を実行することが可能になる。したがって、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステム800のコントローラを表わしている。
ソフトウェアを用いて発明が実行される実施形態において、ソフトウェアをコンピュータプログラム製品に記憶でき、リムーバブルストレージドライブ814、ハードドライブ812あるいは通信用インタフェース824を用いてコンピュータシステム800へとロードすることができる。アプリケーションモジュール806は、プロセッサ804によって実行された時、アプリケーションモジュールによって、プロセッサ804がここに説明した本発明の機能を実行する。
所望のタスク(例えば各積分点の対応する材料特性の決定)を達成するために、I/Oインタフェース830を介したユーザ入力によってあるいはよることなしに、一つ以上のプロセッサ804によって実行することができる一つ以上のアプリケーションモジュール806(例えば有限要素解析法アプリケーションモジュール)を、メインメモリ808に、ロードすることもできる。動作においては、少なくとも一つのプロセッサ804がアプリケーションモジュール806のうちの一つが実行されると、結果が演算されて二次メモリ810(つまりハードディスクドライブ812)に記憶される。時間進行工学シミュレーションの状況(例えば有限要素の応力および破損など)が、テキストあるいはグラフィックの態様で、I/Oインタフェース830を介してユーザに報告される。
本発明を具体的な実施形態を参照しながら説明したが、これらの実施形態は単なる例示であって、本発明を限定するものではない。開示した例示的な実施形態に対する種々の変更あるいは変形を、当業者は思いつくであろう。例えば、数値的材料特性を、XYグラフにおける2つの組の「降伏応力」対「有効塑性歪」曲線として例示し説明したが、数値的材料特性を表す他の同等な手段を用いて、例えばXYグラフにおける曲線を反映している対応する数を記憶する三次元ルックアップテーブルを用いて、同じことを達成することもできる。さらに、四辺形有限要素を本発明の実施形態を表すために例示し説明したが、他のタイプの有限要素を例えば三角形要素を用いて同じことを達成することもできる。また、一つのメンブレン要素当たり四つの積分点を例示し説明したが、他の数の積分点を、例えばシェル要素の厚みにわたる二つの積分点を用いることもできる。さらにまた、溶接を熱源として例示し説明したが、他のタイプの製造工程が、例えば板状金属をトリムするすなわち切断する工程が、同様の材料損傷または劣化を与える場合も本発明に含まれる。つまり、発明の範囲は、ここで開示した具体的で例示的な実施形態に限定されず、当業者が容易に想到するあらゆる変更が、本願の精神および認識範囲そして添付の特許請求の範囲の権利範囲に含まれる。
102 溶接点
104 HAZ
106 熱に影響されないベース材料
112 プレート
114 プレート
116 スポット溶接部
120 テーラード・ブランク・シートメタル
121 突き合わせ溶接
122 プレート
124 プレート
210 溶接点
212a〜212c 有限要素
402 メンブレン要素
404 ソリッド要素
412 シェル要素
413 厚み
414 メンブレン要素
502 第一プレート
504 第二プレート
503 スポット溶接点
710a〜710b 積分点
702a〜702c スポット溶接点
732 スポット溶接点の中心
734 積分点
740 伝熱距離
818 リムーバブルストレージユニット
822 リムーバブルストレージユニット
810 2次メモリ
812 ハードディスクドライブ
814 リムーバブルストレージドライブ
820 インタフェース
808 メインメモリ(RAM)
806 モジュール
804 プロセッサ
802 バス
824 通信インタフェース
830 I/Oインタフェース

Claims (15)

  1. 有限要素解析(FEA)モデルを用いて熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体の数値的シミュレーションを行う方法であって、
    FEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステムにおいて、HAZを取り囲む被溶接部を表すよう構成された少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルを受け取るステップであって、前記グループの有限要素のそれぞれはFEAにおける数値積分のための少なくとも一つの積分点を有するよう構成されており、HAZは少なくとも一つの熱源位置近傍に位置しているステップと、
    一組のHAZ材料特性を前記グループの有限要素と関連づけるステップであって、前記一組のHAZ材料特性はHAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表すステップと、
    HAZ材料特性が定義された後、追加入力を要求しない自動手順により、前記各積分点と少なくとも一つの熱源位置との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、各積分点において対応する数値的材料特性を決定するステップと、
    コンピュータシステムにおいてFEAモデルを用いて、前記各積分点において決定された前記対応する数値的材料特性により構造体の数値的シミュレーションを行うステップと、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記グループの有限要素はHAZの内側および外側に有限要素を備える方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記グループの有限要素は二次元有限要素を備える方法。
  4. 請求項2に記載の方法であって、前記グループの有限要素は三次元有限要素を備える方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、前記被溶接部は少なくとも一つのスポット溶接部と一体的に連結され、前記少なくとも一つの熱源位置は前記少なくとも一つのスポット溶接部の重心に対応する方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記被溶接部はテーラード・ブランク板状金属から形成され、前記少なくとも一つの熱源位置は前記テーラード・ブランク板状金属の突き合わせ溶接シームの中心線である方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記被溶接部はブランク板状金属から形成され、前記少なくとも一つの熱源位置は前記ブランク板状金属のトリムラインである方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、一組のHAZ材料特性は、被溶接部の異なる歪速度における降伏応力と有効塑性歪との関係を含んでいる方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、HAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動は、前記少なくとも一つの熱源位置から測定される伝熱距離の関数である方法。
  10. 請求項1に記載の方法であって、前記最短伝熱距離は、前記各積分点と前記少なくとも一つの熱源位置との間の有限要素の曲がりに応じて規定される方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、前記グループの有限要素は二つ以上の積分点を有しており、前記二つ以上の積分点のうちの二つには異なる数値的材料特性が割り当てられる方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、前記最短伝熱距離は、前記少なくとも一つの熱源と接続されており湾曲している面に沿って測定される方法。
  13. 請求項1に記載の方法であって、前記自動手順は三次元テーブルルックアップ法を用いるステップを備えており、三次元テーブルは熱源位置からの異なる距離における前記一組のHAZ材料特性を含んでいる方法。
  14. 有限要素解析(FEA)モデルを用いて熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体の数値的シミュレーションを行うシステムであって、
    有限要素解析法アプリケーションモジュールに関するコンピュータ可読コードを記憶しているメインメモリと、
    前記メインメモリに接続される少なくとも一つのプロセッサであって、該少なくとも一つのプロセッサが前記メインメモリ内の前記コンピュータ可読コードを実行して、前記FEAアプリケーションモジュールに、方法に基づいてオペレーションを実行させるシステムであって、該方法が、
    HAZを取り囲む被溶接部を表すよう構成された少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルを受け取るステップであって、前記グループの有限要素のそれぞれはFEAにおける数値積分のための少なくとも一つの積分点を有するよう構成されており、HAZは少なくとも一つの熱源位置近傍に位置しているステップと、
    一組のHAZ材料特性を前記グループの有限要素と関連づけるステップであって、前記一組のHAZ材料特性はHAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表すステップと、
    HAZ材料特性が定義された後、追加入力を要求しない自動手順により、前記各積分点と少なくとも一つの熱源位置との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、各積分点において対応する数値的材料特性を決定するステップと、
    コンピュータシステムにおいてFEAモデルを用いて、前記各積分点において決定された前記対応する数値的材料特性により構造体の数値的シミュレーションを行うステップと、
    を備えているシステム。
  15. 方法に基づいて、有限要素解析(FEA)モデルを用いて熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体の数値的シミュレーションを行うコンピュータシステムを制御する命令を有する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記方法が、
    FEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステムにおいて、HAZを取り囲む被溶接部を表すよう構成された少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルを受け取るステップであって、前記グループの有限要素のそれぞれはFEAにおける数値積分のための少なくとも一つの積分点を有するよう構成されており、HAZは少なくとも一つの熱源位置近傍に位置しているステップと、
    一組のHAZ材料特性を前記グループの有限要素と関連づけるステップであって、前記一組のHAZ材料特性はHAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表すステップと、
    HAZ材料特性が定義された後、追加入力を要求しない自動手順により、前記各積分点と少なくとも一つの熱源位置との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、各積分点において対応する数値的材料特性を決定するステップと、
    コンピュータシステムにおいてFEAモデルを用いて、前記各積分点において決定された前記対応する数値的材料特性により構造体の数値的シミュレーションを行うステップと、
    を備えている非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
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