JP2013246653A - 警報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】持ち運び中での情報機器端末の置き忘れ対策、防犯対策を実現する警報システムを提供することである。
【解決手段】実施形態の警報システムは、第1の子機が、定期信号を発信する。第2の子機が、前記第1の子機から発信された定期信号を受信し、前記定期信号の強度が予め設定された信号閾値を下回った場合に、警報音を発生させるとともに警告信号を発信する。親機が、前記第2の子機から発信された前記警告信号を受信した場合に、前記第1の子機が取り付けられた情報機器端末を特定し、前記情報機器端末の位置を特定する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態の警報システムは、第1の子機が、定期信号を発信する。第2の子機が、前記第1の子機から発信された定期信号を受信し、前記定期信号の強度が予め設定された信号閾値を下回った場合に、警報音を発生させるとともに警告信号を発信する。親機が、前記第2の子機から発信された前記警告信号を受信した場合に、前記第1の子機が取り付けられた情報機器端末を特定し、前記情報機器端末の位置を特定する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、警報システムに関する。
従来、業務等で支給されるパソコンの紛失および盗難による情報漏えい防止策としては、ワイヤーロックやPCカードによる移動先での固定・検知方式が中心である。そのため、遠距離出張等による持ち運び中での置き忘れ対応、盗難対応についてはなされておらず、持ち運び中での置き忘れ対策、防犯対策が求められる。
本発明が解決しようとする課題は、持ち運び中での情報機器端末の置き忘れ対策、防犯対策を実現する警報システムを提供することである。
実施形態の警報システムは、第1の子機が、定期信号を発信する。第2の子機が、前記第1の子機から発信された定期信号を受信し、前記定期信号の強度が予め設定された信号閾値を下回った場合に、警報音を発生させるとともに警告信号を発信する。親機が、前記第2の子機から発信された前記警告信号を受信した場合に、前記第1の子機が取り付けられた情報機器端末を特定し、前記情報機器端末の位置を特定する。
以下、実施形態を図面に基づき説明する。
図1は実施形態の警報システムの構成を示すブロック図である。
実施形態の警報システムは、図1に示すように、業務で支給されるパソコン等の情報機器端末に取り付けられる第1の子機1、ユーザーが所持する第2の子機2、企業の情報セキュリティ部門の事務所等に置かれる親機3を有する。ここで、第1の子機1と第2の子機2は無線通信が可能であり、同様に第2の子機2と親機3は無線通信が可能である。
図2は実施形態の警報システムにおける第1の子機の構成を示すブロック図である。
第1の子機1は、電源101、電源スイッチ102、定期信号発信部103を有する。
定期信号発信部103は、電源スイッチ102を介して電源101と接続され、ユーザーが電源スイッチ102をオンにすることにより発信可能状態となり、一定間隔で信号(定期信号)を発信する。
図3は実施形態の警報システムにおける第2の子機の構成を示すブロック図である。
第2の子機2は、電源201、電源スイッチ202、定期信号受信部203、入力部204、閾値設定部205、記憶部206、警告信号判断部207、警告信号発信部208、警報音発生部209を有する。
定期信号受信部203は、電源スイッチ202を介して電源201と接続され、ユーザーが電源スイッチ202をオンにすることにより受信可能状態となる。そして第1の子機1の定期信号発信部103から発信された定期信号を受信し、警告信号判断部207に出力する。
入力部204は、キーボードやボタン、ペン、タッチパネルなどの入力制御を行う入力装置、入力手段である。ユーザーによって、第1の子機1と第2の子機2が離れた場合の距離や時間の設定値が入力される。さらに、人の発する音声を認識することにより、入力信号として検出する機能を備えていてもよい。また、入力部204は第2の子機2に実装されていてもよいし、ケーブルなどで外部から接続されてもよい。
閾値設定部205は、入力部204に入力された距離に対応した定期信号の受信強度を信号閾値として設定する。また、入力部204に入力された時間を時間閾値として設定する。
記憶部206は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。また、SDカードのような外部メモリを備えていてもよい。
記憶部206には、CPU(Central Processing Unit)やマイコンなどのプロセッサが警告信号判断部207での処理に必要なプログラムが格納される。
警告信号判断部207は、定期信号受信部203で受信された定期信号と、閾値設定部205で設定された信号閾値および時間閾値を取得し、警告信号を発信するか否かを判断する。そして警告信号を発信する場合は、警告信号発信部208に警告信号を発信する命令を出力し、警報音発生部209に警報音を発生させる命令を出力する。
警告信号発信部208は、警告信号判断部207からの命令を取得し、警告信号を発信する。
警報音発生部209は、警告信号判断部207からの命令を取得し、警報音を発生させる。
図4は実施形態の警報システムにおける親機の構成を示すブロック図である。
親機3は、警告信号受信部301、記憶部302、セキュリティ信号判断部303、セキュリティ信号発信部304、表示部305を有する。
警告信号受信部301は、第2の子機2の警告信号発信部208から発信された警告信号を受信し、セキュリティ信号判断部303に出力する。
記憶部302は、RAMやROM(などのメモリ及び、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記憶装置、記憶手段である。HDDなどの磁気ディスク以外にも光磁気ディスクやCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc)などの光ディスクを利用してもよい。
記憶部302には、情報機器端末DB(Data Base:データベース)306、地図情報DB307および、CPUやマイコンなどのプロセッサがセキュリティ信号判断部303での処理に必要なプログラムが格納される。ここで、情報機器端末DB306には、業務で支給されるパソコンなど、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末を特定するための情報が予め格納されている。地図情報DB307には、一般的なナビゲーションシステムなどで利用されている2次元や3次元の地図情報が格納されている。
セキュリティ信号判断部303は、情報機器端末DB306を参照し、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末を特定する。また、地図情報DB307を参照し、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末の位置を特定する。そしてセキュリティ信号発信部304に命令を出力し、表示部305に情報機器端末の位置情報を出力する。
セキュリティ信号発信部304は、セキュリティ信号判断部303からの命令を取得し、セキュリティ信号を発信する。
そして、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末は、セキュリティ信号を受信することでセキュリティロックが掛けられる。
表示部305は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの出力装置、出力手段であり、セキュリティ信号判断部303で特定された情報機器端末の位置情報が表示される。さらに、音を発する機能を備えていてもよい。
次に動作について図5、図6を用いて説明する。図5は実施形態の警報システムにおける第2の子機の動作を示すフローチャートであり、以下のステップを有する。
(ステップS401)まず、入力部204がユーザーによって操作され、第1の子機1と第2の子機2が離れた場合の距離や時間の設定値が入力される。この入力操作は、ユーザーがキーボードやボタン、ペン、タッチパネル、音声などで直接入力してもよいし、予め設定された一覧表から選択してもよい。
(ステップS402)閾値設定部205が、入力部204に入力された距離および時間の設定値を取得し、入力部204に入力された距離に対応した定期信号の受信強度を信号閾値として設定する。また、入力部204に入力された時間を時間閾値として設定する。
(ステップS403)定期信号受信部203が、第1の子機1の定期信号発信部103から発信された定期信号を受信し、警告信号判断部207に出力する。
(ステップS404)(ステップS405)警告信号判断部207が、定期信号受信部203で受信された定期信号と、閾値設定部205で設定された信号閾値および時間閾値を取得する。次に、記憶部206を参照し、受信された定期信号の強度が信号閾値を下回っているか否かの判断を行う。定期信号の強度が信号閾値を下回っており、かつ定期信号の強度が信号閾値を下回ってからの時間が時間閾値を超えた場合に、警報音を発生させる命令を警報音発生部209に出力する。また、警告信号を発信する命令を警告信号発信部208に出力する。
(ステップS406)警報音発生部209が、警告信号判断部207からの命令を取得し、警報音を発生させる。また、警告信号発信部208が、警告信号判断部207からの命令を取得し、警告信号を発信する。
図6は実施形態の警報システムにおける親機の動作を示すフローチャートであり、以下のステップを有する。
(ステップS501)警告信号受信部301が、第2の子機2の警告信号発信部208から発信された警告信号を受信し、セキュリティ信号判断部303に出力する。
(ステップS502)セキュリティ信号判断部303が、記憶部302に格納されている情報機器端末DB306を参照し、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末を特定する。また、地図情報DB307を参照し、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末の位置を特定する。そして、セキュリティ信号を発信する命令をセキュリティ信号発信部304に出力し、情報機器端末の位置情報を表示部305に出力する。
(ステップS503)セキュリティ信号発信部304が、セキュリティ信号判断部303からの命令を取得し、セキュリティ信号を発信する。また、表示部305が、セキュリティ信号判断部303からの位置情報を取得し、第1の子機1が取り付けられた情報機器端末の位置情報を表示する。
以上説明した実施形態によれば、業務用パソコンなどの情報機器端末に取り付けられた第1の子機1とユーザーが所持する第2の子機2とが、一定距離、一定時間離れた場合に警報音を発生させ、親機3に対して警告信号を発信する。そして、警告信号を受信した親機3によって情報機器端末の位置情報を知ることができる。
そのため、持ち運び中での情報機器端末の置き忘れ対策、防犯対策を実現することができ、盗難等に遭った場合でも早期に回収することが可能となる。
上記の実施例では、親機3のセキュリティ信号判断部303は、特定した情報機器端末の位置情報を表示部305に出力するが、記憶部302の情報機器端末DB306にユーザーの携帯電話やPDA(Parsonal Digital Asistant)などの携帯通信端末の情報を予め格納しておき、これらの携帯通信端末にも特定した位置情報を送信するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、第1の子機1と第2の子機2とが、一定距離、一定時間離れた場合に警報音を発生させ、親機3に対して警告信号を発信する構成となっているが、第1の子機1と第2の子機2とが、一定距離近づいた場合に音を発生させ、親機3に対して信号を発信する構成を備えていてもよい。このように構成することによって、盗難時等の早期回収により役立つことが可能である。
本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…第1の子機
2…第2の子機
3…親機
101,201…電源
102,202…電源スイッチ
103…定期信号発信部
203…定期信号受信部
204…入力部
205…閾値設定部
206,302…記憶部
207…警告信号判断部
208…警告信号発信部
209…警報音発生部
301…警告信号受信部
303…セキュリティ信号判断部
304…セキュリティ信号発信部
305…表示部
306…情報機器端末DB(Data Base:データベース)
307…地図情報DB
2…第2の子機
3…親機
101,201…電源
102,202…電源スイッチ
103…定期信号発信部
203…定期信号受信部
204…入力部
205…閾値設定部
206,302…記憶部
207…警告信号判断部
208…警告信号発信部
209…警報音発生部
301…警告信号受信部
303…セキュリティ信号判断部
304…セキュリティ信号発信部
305…表示部
306…情報機器端末DB(Data Base:データベース)
307…地図情報DB
Claims (3)
- 定期信号を発信する第1の子機と、
前記第1の子機から発信された定期信号を受信し、前記定期信号の強度が予め設定された信号閾値を下回った場合に、警報音を発生させるとともに警告信号を発信する第2の子機と、
前記第2の子機から発信された前記警告信号を受信した場合に、前記第1の子機が取り付けられた情報機器端末を特定し、前記情報機器端末の位置を特定する親機と
を有する警報システム。 - 定期信号を発信する第1の子機と、
前記第1の子機から発信された定期信号を受信し、前記定期信号の強度が予め設定された信号閾値を下回り、かつ前記定期信号の強度が前記信号閾値を下回ってからの時間が、予め設定された時間閾値を超えた場合に、警報音を発生させるとともに警告信号を発信する第2の子機と、
前記第2の子機から発信された前記警告信号を受信した場合に、前記第1の子機が取り付けられた情報機器端末を特定し、前記情報機器端末の位置を特定する親機と
を有する警報システム。 - 前記親機が、前記情報機器端末にセキュリティ信号を発信する請求項1又は請求項2に記載の警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012120113A JP2013246653A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012120113A JP2013246653A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 警報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013246653A true JP2013246653A (ja) | 2013-12-09 |
Family
ID=49846362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012120113A Pending JP2013246653A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 警報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013246653A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019016260A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | ソフトバンク株式会社 | 見守り支援システム、見守り支援プログラム及び見守り支援方法 |
-
2012
- 2012-05-25 JP JP2012120113A patent/JP2013246653A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019016260A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | ソフトバンク株式会社 | 見守り支援システム、見守り支援プログラム及び見守り支援方法 |
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