JP2013246612A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが、筐体の変形操作を行うときに、特別な操作を行う必要なく、誤操作を防止できる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置100は、複数の筐体1、2を有し、複数の筐体1、2毎にタッチパネル10、20を有する。入力検出部11、21は、それぞれ、タッチパネル10、20に対する接触を検出する。変形検出部30は、筐体1、2の少なくとも1つが動くことで情報処理装置100全体が変形する変形動作の開始および終了を検出する。制御部40は、タッチパネル10、20に対する接触が検出され、かつ、変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止し、変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、イベント信号の生成を再開する。
【選択図】図3
【解決手段】情報処理装置100は、複数の筐体1、2を有し、複数の筐体1、2毎にタッチパネル10、20を有する。入力検出部11、21は、それぞれ、タッチパネル10、20に対する接触を検出する。変形検出部30は、筐体1、2の少なくとも1つが動くことで情報処理装置100全体が変形する変形動作の開始および終了を検出する。制御部40は、タッチパネル10、20に対する接触が検出され、かつ、変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止し、変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、イベント信号の生成を再開する。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数のタッチパネルを備えた端末に適用される、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレットと呼ばれる端末が普及してきているが、その形態の一例として、2つのタッチパネルを備えた端末(以下「2タッチパネル端末」という)がある。
2タッチパネル端末において、ユーザは、タッチパネルをそれぞれ備えた2つの筐体を動かすことで、端末を変形させる変形操作を行うことができる。ユーザは、変形操作を行うことで、用途に合わせて、2つのタッチパネルを所望の状態にすることができる。例えば、ユーザは、第1状態と第2状態とを切り替えることができる。第1状態は、2つのタッチパネルが並んで配置され、ユーザが同時に2つのタッチパネルを視認できる状態をいう。第2状態は、2つのタッチパネルが重なって配置され、ユーザが1つのタッチパネルのみを視認できる状態をいう。
このような2タッチパネル端末は、スライド式とヒンジ式がある。スライド式は、2つの筐体をスライドさせる変形操作により、第1状態と第2状態が切り替わる。ヒンジ式は、2つの筐体を回動させる変形操作により、第1状態と第2状態が切り替わる。
スライド式の2タッチパネル端末は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の2タッチパネル端末は、タッチパネルへの接触を操作として受け付けないようにするスリープキーを備える。ユーザは、スリープキーを押下することで、意図しない操作(以下「誤操作」という)が受け付けられることを防止できる。
しかしながら、ヒンジ式で、かつ、第2状態のときに2つのタッチパネルが背中合わせとなって外部に露出するタイプの2タッチパネル端末において、ユーザは、筐体の大部分を占めているタッチパネルに触れずに変形操作を行うことは難しい。その一方で、ユーザは、誤操作を防ぐために、タッチパネルに触れないように注意しながら変形操作を行わなくてはならず、煩わしい。
そこで、上記タイプの端末において、特許文献1に記載のスリープキーを適用することが考えられる。しかしながら、ユーザは、変形操作を行う度にスリープキーを押下しなければならず、使い勝手が悪いという課題がある。
本発明の目的は、ユーザが、情報処理装置を変形させる操作を行うときに、特別な操作を行う必要なく、誤操作を防止することである。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する情報処理装置であって、前記タッチパネルに対する接触を検出する入力検出部と、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記情報処理装置全体が変形する変形動作の開始および終了を検出する変形検出部と、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止し、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末が行う情報処理方法であって、前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出するステップと、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止するステップと、前記変形動作の終了を検出するステップと、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開するステップと、を有する。
本発明の一態様に係る情報処理プログラムは、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末のコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、前記タッチパネルに対する接触を検出する処理と、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出する処理と、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止する処理と、前記変形動作の終了を検出する処理と、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する処理と、を実行させる。
本発明は、ユーザが、情報処理装置を変形させる操作を行うときに、特別な操作を行う必要なく、誤操作を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<情報処理装置100の外観>
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。情報処理装置100の適用先は、スマートフォンやタブレットなどが挙げられる。
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。情報処理装置100の適用先は、スマートフォンやタブレットなどが挙げられる。
図1において、情報処理装置100は、筐体1および筐体2を有する。筐体1と筐体2は、それぞれ、平板状である。そして、筐体1と筐体2は、ヒンジ3を介して接続されている。また、筐体1はタッチパネル10を有し、筐体2はタッチパネル20を有する。すなわち、情報処理装置100は、2タッチパネル端末である。なお、本実施の形態では、2タッチパネルを例に説明するが、3タッチパネルでもよく、これに限定されない。
このような情報処理装置100は、ユーザによって変形操作が行われることで、第1状態と第2状態とが切り替わる。この例については、図2を参照して、以下に説明する。
<情報処理装置100の変形>
図2は、ユーザの変形操作により情報処理装置100が変形する様子をそれぞれ示す図である。
図2は、ユーザの変形操作により情報処理装置100が変形する様子をそれぞれ示す図である。
図2(a)は、情報処理装置100の第1状態を示している。上述した通り、第1状態は、2つのタッチパネル10、20が並んで配置され、ユーザが同時に2つのタッチパネル10および20を視認できる状態をいう。なお、第1状態は、「二画面状態」ともいう。
図2(a)に示す第1状態のときに、ユーザが、2つの筐体1、2を回動させる変形操作を行うと、情報処理装置100は、図2(b)に示す状態になる。図2(b)において、筐体1と筐体2は、ヒンジ3を頂点とした山状に折り曲がっている。図2(b)に示す状態は、「過渡状態」の一例である。過渡状態とは、第1状態と第2状態との間の状態であり、第1状態から第2の状態へ変化する途中、または、第2状態から第1状態へと変化する途中の状態である。
図2(b)に示す状態のときに、ユーザが、さらに変形操作を行うと、情報処理装置100は、図2(c)に示す第2状態になる。上述した通り、第2状態は、2つのタッチパネル10、20が重なって配置され、ユーザが1つのタッチパネル10または20のみを視認できる状態をいう。また、図2(c)において、筐体1と筐体2とが重ね合わさることで、タッチパネル10とタッチパネル20とは、背中合わせになり、外部に露出した状態となっている。なお、第2状態は、「一画面状態」ともいう。
なお、第1状態または過渡状態から第2状態へ移行させる変形操作は、「第2状態移行操作」という。また、第2状態または過渡状態から第1状態へ移行させる変形操作は、「第1状態移行操作」という。また、情報処理装置100は、上述した順番とは逆の順番での変形も可能である。すなわち、図2(c)に示す第2状態のときに、ユーザが第1状態移行操作を行うと、情報処理装置100は、図2(b)に示す状態を経て、図2(a)に示す第1状態になる。
図2(b)に示すように、ユーザは、タッチパネル10、20に触れながら変形操作を行う方が使い勝手がよい。その理由は、誤操作を防止するために、タッチパネル以外の部分だけに触れて変形操作を行うことが、ユーザにとってストレスになるからである。よって、本発明は、ユーザがタッチパネル10、20に触れながら変形操作を行っても、誤操作を防止することができる。また、本発明は、例えば、スリープキーを押下するといった特別な操作を行う必要なく、ユーザが変形操作を行えるようにする。
<情報処理装置100の構成>
図3は、情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図3において、情報処理装置100は、タッチパネル10、タッチパネル20、変形検出部30、制御部40、および実行部50を有する。なお、タッチパネル10、20は、それぞれ、図1および図2に示すものと同じである。
タッチパネル10は、入力検出部11および画像表示部12を有する。
入力検出部11は、タッチパネル10に対する接触を検出し、接触を検出した時間(以下「接触時間」という)および接触を検出した位置(以下「接触位置」という)を、制御部40へ通知する。なお、ユーザは、タッチパネル10への接触を、指または所定のデバイス(以下「指など」という)を用いて行う。
画像表示部12は、実行部50が行うアプリケーションソフトウェア(以下「アプリケーション」という)の実行結果などを表示する。画像表示部12は、例えば、LCD(Liquid Cristal Display)、あるいは、有機EL(Electro Luminescence)などが挙げられる。
タッチパネル20は、入力検出部21および画像表示部22を有する。これら各部は、順に、タッチパネル10の、入力検出部11、画像表示部12と同一の機能を有する。よって、タッチパネル10の構成は、タッチパネル20の構成と同一であり、タッチパネル20の構成についての説明は省略する。
変形検出部30は、筐体1、2の変形動作の開始および終了を検出する。ここでいう変形動作は、変形操作によって行われる。変形動作としての第1状態移行動作は、第1状態移行操作によって、第1状態へ移行する過程で筐体1または2の少なくとも一方が回動する動作をいう。また、変形動作としての第2状態移行動作は、第2状態移行操作によって、第2状態へ移行する過程で筐体1または2の少なくとも一方が回動する動作をいう。
変形検出部30は、第1状態移行動作または第2状態移行動作の開始を検出すると、その旨を制御部40へ通知する。また、変形検出部30は、第1状態移行動作または第2状態移行動作の終了を検出すると、その旨を制御部40へ通知する。
例えば、筐体1、2が、図2(a)に示す第1状態から図2(b)に示す過渡状態へ遷移した場合、変形検出部30は、第2状態移行動作の開始を検出する。その後、筐体1、2が、図2(b)に示す過渡状態から図2(c)に示す第2状態へ遷移した場合、変形検出部30は、第2状態移行動作の終了を検出する。
また、例えば、筐体1、2が、図2(c)に示す第2状態から図2(b)に示す過渡状態へ遷移したときに、変形検出部30は、第1状態移行動作の開始を検出する。その後、筐体1、2が、図2(b)に示す過渡状態から図2(a)に示す第1状態へ遷移した場合、変形検出部30は、第1状態移行動作の終了を検出する。
このように、変形検出部30は、第1状態移行動作の開始を検出した場合、その第1状態移行動作の終了を検出する一方、第2状態移行動作の開始を検出した場合、その第2状態移行動作の終了を検出する。ただし、以下では、説明の便宜上、変形検出部30が開始および終了を検出する動作を、第1状態移行動作と第2状態移行動作の区別無く、「変形動作」と表記する。
ここでは、変形検出部30が変形動作の開始および終了を検知するための方法の一例を説明する。この例において、ヒンジ3は、物理的なスイッチを備える。このスイッチは、第1状態のときは筐体1または筐体2と接触し、変形操作によって第1状態以外の状態になったときは非接触になる。これにより、変形検出部30は、第1状態のときの第2状態移行動作の開始、および、第2状態のときに開始された第1状態移行動作の終了、を検知できる。なお、上記スイッチは、ヒンジ3の代わりに、筐体1または筐体2の側面(ヒンジ3側の側面)に備えてもよい。また、上記とは別の物理的なスイッチは、筐体1または筐体2の背面に備える。このスイッチは、第2状態のときは筐体1または筐体2の背面と接触し、変形操作によって第2状態以外の状態になったときは非接触になる。これにより、変形検出部30は、第2状態のときの第1状態移行動作の開始、および、第1状態のときに開始された第2状態移行動作の終了、を検知できる。なお、このスイッチについては、後述する。
制御部40は、変形検出部30からの通知に基づいて、入力検出部11、21からの通知に対応するイベント信号を生成するか否かを判断する。
より具体的には、制御部40は、変形検出部30から変形動作の開始の通知を受けると、変形検出部30から変形動作の終了の通知を受けるまでの間、入力検出部11、21からの通知に対応するイベント信号の生成を停止する。その後、制御部40は、変形検出部30から変形動作の終了の通知を受けると、入力検出部11、21からの通知に対応するイベント信号を生成し、実行部50へ出力する。
なお、上記イベント信号の生成の際、制御部40は、入力検出部11、21からの通知に含まれる接触時間に基づいて、どのようなイベントが発生したかを判断する。そして、制御部40は、判断の結果、発生したイベントを示すイベント信号を生成する。イベントは、例えば、(1)タッチ(ダウン)、(2)ロングクリック、(3)タッチ(アップ)、(4)クリック、の順序で発生する。(1)は、ユーザがタッチパネルに対し、所定時間未満の接触を行ったときに発生する。(2)は、ユーザがタッチパネルに対し、所定時間以上の接触を行ったときに発生する。(3)は、ユーザがタッチパネルに対して行っていた接触を止めたときに発生する。(4)は、(3)の後、自動的に発生する。なお、(2)は、省略される場合がある。
実行部50は、制御部40からのイベント信号に基づいて、情報処理装置100に搭載されたアプリケーションを実行する。アプリケーションは、例えば、メーラ、スケジューラ、ビューワ、インターネットブラウザなどが挙げられる。
なお、情報処理装置100は、図示しないが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)などの記憶媒体、およびRAM(Random Access Memory)などの作業用メモリを有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
このように、情報処理装置100は、変形検出部30から変形動作の開始の通知を受けると、その変形動作の終了の通知を受けるまでの間、入力検出部11、21からの通知に対応するイベント信号を生成しないように制御する。したがって、情報処理装置100において、ユーザは、変形操作を行うときに、特別な操作を行う必要なく、誤操作を防止することができる。
<情報処理装置の動作>
図4は、情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
図4は、情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、入力検出部11は、ユーザの指などがタッチパネル10に接触しているか否かを検出する。入力検出部21も、ユーザの指などがタッチパネル20に接触しているか否かを検出する。
検出の結果、入力検出部11および入力検出部21の少なくとも一方が、接触を検出した場合(S101:YES)、接触を検出した入力検出部は、接触時間および接触位置を制御部40へ通知する。その後、フローは、ステップS102へ進む。
一方、検出の結果、入力検出部11および入力検出部21のいずれもが、接触を検出しなかった場合(S101:NO)、フローは、ステップS108へ進む。
ステップS102において、制御部40は、通知された接触時間のいずれもが、予め定められた所定時間T0以下であるか否かを判定する。
判定の結果、接触時間のいずれもが所定時間T0以下の場合(S102:YES)、フローは、ステップS103へ進む。
一方、判定の結果、接触時間の少なくとも一方が所定時間T0を越えている場合(S102:NO)、制御部40は、ロングクリックのイベントが発生したと判断する。その後、フローは、ステップS104へ進む。
ステップS103において、変形検出部30は、筐体1、2が変形動作を開始したか否かを検出する。この変形検出部30が行う、変形動作の開始の検出は、後述する。
検出の結果、変形動作の開始を検出した場合(S103:YES)、変形検出部30は、変形動作の開始を制御部40へ通知する。その後、フローは、ステップS109へ進む。
一方、検出の結果、変形動作の開始を検出しない場合(S103:NO)、フローは、ステップS102へ戻る。
ステップS104において、制御部40は、ロングクリックを示すイベント信号(以下「長押しイベント信号」という)が、実行部50に対して発行済みであるか否かを判断する。
判断の結果、長押しイベント信号が発行済みの場合(S104:YES)、フローは、ステップS106へ進む。
判断の結果、長押しイベント信号が発行済みでない場合(S104:NO)、フローは、ステップS105へ進む。
ステップS105において、制御部40は、長押しイベント信号を生成し、実行部50へ出力する。その後、フローは、ステップS106へ進む。ここで、長押しイベント信号は、接触位置を示す接触位置情報を含む。
ステップS106において、実行部50は、制御部40からの長押しイベント信号に含まれる接触位置情報が、イベントの発生位置であるか否かを判定する。ここでいう「イベントの発生位置」は、アプリケーション上で、長押しに対応するイベントの発生箇所として予め定められている座標である。また、ここでいう「イベント」は、長押しイベント信号を受けて、アプリケーションが実行するイベントである。
判定の結果、接触位置情報が、イベントの発生位置である場合(S106:YES)、フローは、ステップS107へ進む。
判定の結果、接触位置情報が、イベントの発生位置ではない場合(S106:NO)、実行部50は、長押しイベント信号を無効とし、廃棄する。その後、フローは、ステップS103へ進む。
ステップS107において、実行部50は、アプリケーション上で予め設定されている、長押しに対応するイベントを実行する。これにより、情報処理装置100は、一連の処理を終了する。
ステップS108において、変形検出部30は、筐体1、2が変形動作を開始したか否かを検出する。この変形検出部30が行う、変形動作の開始の検出の詳細は、後述する。なお、ステップS101において、入力検出部11、21がともに接触を検出しなかった場合でも、変形操作の途中でタッチパネルへの接触がある可能性がある。そのため、このステップS108において、変形検出部30は、筐体1、2が変形動作を開始したか否かを検出することにしている。
検出の結果、変形動作の開始を検出した場合(S108:YES)、変形検出部30は、変形動作の開始を制御部40へ通知する。その後、フローは、ステップS109へ進む。
一方、検出の結果、変形動作の開始を検出しない場合(S108:NO)、変形検出部30は、何もしない。これにより、情報処理装置100は、一連の処理を終了する。
ステップS109において、制御部40は、変形検出部30から受けた変形動作の開始の通知をトリガとして、入力検出部11および21からの通知に対応するイベント信号の生成を停止する。
ステップS110において、変形検出部30が、変形動作が終了したか否かを検出する。この変形検出部30が行う、変形動作の終了の検出の詳細は、後述する。
検出の結果、変形動作の終了を検出しない場合(S110:NO)、フローは、ステップS110へ戻る。これにより、イベント信号の生成停止は、継続する。
検出の結果、変形動作の終了を検出した場合(S110:YES)、変形検出部30は、変形動作の終了を制御部40へ通知する。その後、フローは、ステップS111へ進む。
ステップS111において、制御部40は、変形検出部30から受けた変形動作の終了の通知をトリガとして、ステップS109にて停止していたイベント信号の生成を再開する。
以上のように、本実施の形態に係る情報処理装置100は、筐体1、2の変形動作の開始を検出すると、その変形動作の終了を検出するまで、タッチパネル10、20への接触に対応するイベント信号の生成を実行しないように制御する。これにより、情報処理装置100は、従来技術であるスリープキーの押下といった特別な操作を行うことを要さずに、変形操作を行うときの誤操作を防止することができる。
<変形検出部30の各例>
ここで、変形検出部30が行う変形動作の開始および終了の検出の各例について、説明する。
ここで、変形検出部30が行う変形動作の開始および終了の検出の各例について、説明する。
例えば、筐体1は磁性体を、筐体2は磁気センサを備えるようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、磁気センサからの磁気の検出状態に基づいて、筐体1、2が第1状態であるか第2状態であるかを検出する。この場合の具体例を、以下に説明する。ここでは、磁性体と磁気センサのペアを二組使用する。一組のペアは、図1において、例えば、筐体1の背面に磁性体、筐体2の背面に磁気センサを設ける。背面とは、タッチパネルが設けられている面の裏面である。これにより、変形検出部30は、第2状態のときの第1状態移行動作の開始、および、第1状態のときに開始された第2状態移行動作の終了、を検知できる。もう一組のペアは、図1において、例えば、筐体1の右側面に磁性体、筐体2の左側面に磁気センサを設ける。側面とは、ヒンジ3が設けられている側の側面である。これにより、変形検出部30は、第2状態のときに開始された第1状態移行動作の終了、および、第1状態のときの第2状態移行動作の開始、を検知できる。
また、例えば、ヒンジ3は、ロータリスイッチを備えるようにしてもよい。ロータリスイッチは、回転すると、所定の角度で固定端子と接触する。この接触により電流がオン/オフする。よって、この場合、変形検出部30は、電流のオン/オフに基づいて角度を検出する。検出した角度を用いた動作例は、以下の2つがある。1つ目の動作例は、変形検出部30が、所定の角度から所定の角度への変化に基づいて、変形動作の開始および終了を検出する例である。例えば、変形検出部30は、第1状態のときの角度が180度であること、および、第2状態のときの角度が360度であること、が予め設定されている。このとき、変形検出部30は、検出した角度が180度の状態から変化した時点で、第2状態移行動作の開始と判定し、検出した角度が360度に到達した時点で、第2状態移行動作の終了と判定する。2つ目の動作例は、変形検出部30が、監視する角度の変化量が所定値より大きいかまたは所定値と同じであるかに基づいて、変形動作の開始および終了を検出する例である。例えば、変形検出部30は、角度の変化量が0より大きくなった場合、変形動作の開始を検出する。そして、角度の変化量が0になった場合、変形検出部30は、変形動作の終了を検出する。
また、例えば、タッチパネル10、20は、それぞれ、圧力センサを備えるようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、少なくとも1つの圧力センサで検出された圧力が所定の閾値を超えた場合、変形動作の開始を検出する。そして、少なくとも1つの圧力センサで検出された圧力が所定の閾値を下回った場合、変形検出部30は、変形動作の終了を検出する。
また、例えば、変形検出部30は、タッチパネル10、20に対してユーザの指などが接触した面積(以下「接触面積」という)を利用するようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、少なくとも1つのタッチパネルで検出した接触面積が所定の閾値を超えた場合、変形動作の開始を検出する。そして、少なくとも1つのタッチパネルで検出した接触面積が所定の閾値を下回った場合、変形検出部30は、変形動作の終了を検出する。このような接触面積の検出を利用する方法は、上記圧力センサを備える方法に比べて、コストが少なくて済む。
また、例えば、筐体1、2は、それぞれ、ジャイロセンサを備えるようにしてもよい。各ジャイロセンサは、ヒンジ3に並行な軸を中心とする回転の角速度を検出する。この場合、変形検出部30は、各ジャイロセンサから、互いに逆向きでかつ所定の閾値以上の大きさの角速度が検出された場合、変形動作の開始を検出する。そして、各ジャイロセンサで検出される角速度の大きさが両方共に所定の閾値を下回った場合、変形検出部30は、変形動作の終了を検出する。
また、例えば、筐体1、2は、それぞれ、加速度センサを備えるようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、各加速度センサから、互いに異なる向きの加速度が検出された場合、変形動作の開始を検出する。そして、各加速度センサで検出される加速度の向きが両方で等しくなった場合、変形検出部30は、変形動作の終了を検出する。
また、例えば、筐体1、2のいずれかは、近接センサを備えるようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、観測距離および観測距離の変化に基づいて、変形動作の開始および終了を検出する。なお、近接センサは、例えば、赤外線型、超音波型、マイクロ波型、ミリ波型などが挙げられる。
また、例えば、筐体1はカメラを、筐体2はマーカなどの認識対象を備えるようにしてもよい。この場合、変形検出部30は、カメラで撮影されたマーカの写り具合に基づいて、変形動作の開始および終了を検出する。
上述した各例は、単独で適用してもよいし、または、適宜組み合わせて適用してもよい。
<実施の形態の変形例>
以上、本実施の形態について説明したが、上記説明は一例であり、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
以上、本実施の形態について説明したが、上記説明は一例であり、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
例えば、上述した情報処理装置100の動作は、ハードウェアとの連係において、ソフトウェアでも実現することも可能である。
また、例えば、情報処理装置100は、上述した折り畳みタイプに限定されない。例えば、情報処理装置100は、筐体1と筐体2とがスライドするタイプであってもよいし、筐体1と筐体2とが相対的にねじりの位置となるタイプであってもよい。また、情報処理装置100は、各タッチパネルを相対的に2以上の異なる配置で固定することが可能な端末であれば、3つ以上のタッチパネルを有しているものであってもよい。
また、例えば、第2状態移行操作により情報処理装置100が第1状態から第2状態へ遷移した場合、情報処理装置100を保持するため、ユーザは、背中合わせとなったタッチパネル10および20の両方に指を接触させている可能性が高い。その場合、制御部40がタッチパネル10、20の接触に対応するイベント信号の生成を再開することで、背面側(ユーザが視認していない側)のタッチパネルへの接触に対応するイベント信号が発生する。背面側となったタッチパネルへの接触は、ユーザが意図しないイベントである可能性が高い。よって、第1状態から第2状態への遷移後は、背面側のタッチパネルへの接触により、誤操作が発生してしまうといった問題がある。そこで、第1状態から第2状態への遷移後、制御部40は、正面側(ユーザが視認している側)のタッチパネルのみ、その接触に対応するイベント信号の生成を再開するようにしてもよい。以下、制御部40が正面側のタッチパネルを認識する方法例1〜3について、説明する。
方法例1について説明する。第1状態から第2状態への遷移後、制御部40は、タッチパネル10、20の両方に、ロック画面を表示させるようにしてもよい。そして、制御部40は、ロックが解除されたタッチパネルを正面側と認識する。なお、ロック画面とは、スマートフォンで採用されている、セキュリティ用の待ち受け画面である。タッチパネルにロック画面が表示されている場合、ユーザは、タッチパネルから通常の操作を行うことはできない。ユーザは、ロック画面に対して予め定められたタッチ操作を行うことでロックを解除することができる。これにより、ユーザは、通常の操作を開始できる。
方法例2について説明する。第1状態から第2状態への遷移後、制御部40は、タッチパネル毎に、タッチ数をカウントする。タッチ数とは、タッチパネルに対して指などが接触している部分の数である。そして、制御部40は、カウントの結果、シングルタッチを検出した側を正面側と認識する。シングルタッチとは、タッチ数が1つであることをいう。なお、制御部40が、シングルタッチを検出した側を正面側と認識する理由は、背面側は、ユーザが情報処理装置100を保持するために複数の指でタッチパネルを触っていることで、マルチタッチが検出される可能性が高いからである。マルチタッチとは、タッチ数が複数であることをいう。
方法例3について説明する。筐体1、2の少なくとも一方は、インカメラを備えるようにする。第1状態から第2状態への遷移後、制御部40は、インカメラがユーザの顔を認識した場合、インカメラを搭載した筐体のタッチパネルを正面側と認識する。また、インカメラが筐体1、2のいずれか一方にのみ備えられており、インカメラがユーザの顔を認識しなかった場合、制御部40は、インカメラを搭載していない筐体のタッチパネルを正面側と認識する。
以上の方法例を採ることで、第1状態から第2状態への遷移後に、背面側のタッチパネルへの接触により、誤操作が発生してしまうことを防止できる。
以上、本願発明の情報処理装置は、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する情報処理装置であって、前記タッチパネルに対する接触を検出する入力検出部と、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記情報処理装置全体が変形する変形動作の開始および終了を検出する変形検出部と、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止し、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する制御部と、を備える、ものである。
また、本願発明の情報処理装置は、前記制御部が、前記タッチパネルに対する接触の時間が予め定められた所定時間以下である場合、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、ものである。
また、本願発明の情報処理装置は、前記制御部が、前記タッチパネルに対する接触の時間が予め定められた所定時間を超えた場合、かつ、前記入力検出部によって検出された前記タッチパネルに対する接触位置が所定のイベントの実行に対応しない場合、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、ものである。
また、本願発明の情報処理装置は、前記制御部が、前記タッチパネルに対する接触が検出されず、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、ものである。
また、本願発明の情報処理装置は、前記複数の筐体が、第1の筐体および第2の筐体から成り、前記第1の筐体は第1のタッチパネルを備え、前記第2の筐体は第2のタッチパネルを備えており、第1状態が、前記第1の筐体と前記第2の筐体が水平に配置し、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが並んだ状態であり、第2状態が、前記第1の筐体と前記第2の筐体が重ね合って配置し、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが背中合わせになった状態であり、前記変形動作が、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが閉じるように動くことで前記第1状態から前記第2状態へ遷移する動作、または、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが開くように動くことで前記第2状態から前記第1状態へ遷移する動作である、ものである。
また、本願発明の情報処理方法は、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末が行う情報処理方法であって、前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出するステップと、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止するステップと、前記変形動作の終了を検出するステップと、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開するステップと、を有する、ものである。
また、本願発明の情報処理プログラムは、複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末のコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、前記タッチパネルに対する接触を検出する処理と、前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出する処理と、前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止する処理と、前記変形動作の終了を検出する処理と、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する処理と、を実行させる、ものである。
本発明は、複数のタッチパネルを備えた端末に適用される、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムとして有用である。
1、2 筐体
3 ヒンジ
10、20 タッチパネル
11、21 入力検出部
12、22 画像表示部
30 変形検出部
40 制御部
50 実行部
100 情報処理装置
3 ヒンジ
10、20 タッチパネル
11、21 入力検出部
12、22 画像表示部
30 変形検出部
40 制御部
50 実行部
100 情報処理装置
Claims (7)
- 複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する情報処理装置であって、
前記タッチパネルに対する接触を検出する入力検出部と、
前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記情報処理装置全体が変形する変形動作の開始および終了を検出する変形検出部と、
前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止し、前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する制御部と、
を備える、情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記タッチパネルに対する接触の時間が予め定められた所定時間以下である場合、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記タッチパネルに対する接触の時間が予め定められた所定時間を超えた場合、かつ、前記入力検出部によって検出された前記タッチパネルに対する接触位置が所定のイベントの実行に対応しない場合、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記タッチパネルに対する接触が検出されず、かつ、前記変形動作の開始が検出された場合、前記タッチパネルに対する接触に対応する前記イベント信号の生成を停止する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記複数の筐体は、第1の筐体および第2の筐体から成り、
前記第1の筐体は第1のタッチパネルを備え、前記第2の筐体は第2のタッチパネルを備えており、
第1状態は、前記第1の筐体と前記第2の筐体が水平に配置し、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが並んだ状態であり、
第2状態は、前記第1の筐体と前記第2の筐体が重ね合って配置し、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが背中合わせになった状態であり、
前記変形動作は、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが閉じるように動くことで前記第1状態から前記第2状態へ遷移する動作、または、前記第1のタッチパネルと前記第2のタッチパネルとが開くように動くことで前記第2状態から前記第1状態へ遷移する動作である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末が行う情報処理方法であって、
前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、
前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出するステップと、
前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止するステップと、
前記変形動作の終了を検出するステップと、
前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開するステップと、
を有する、情報処理方法。 - 複数の筐体を有し、前記複数の筐体毎にタッチパネルを有する端末のコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
前記タッチパネルに対する接触を検出する処理と、
前記複数の筐体の少なくとも1つが動くことで前記端末全体が変形する変形動作の開始を検出する処理と、
前記タッチパネルに対する接触が検出され、かつ、前記変形動作の開始が検出されたことをトリガとして、前記タッチパネルに対する接触に対応した、所定のイベントを実行させるためのイベント信号の生成を停止する処理と、
前記変形動作の終了を検出する処理と、
前記変形動作の終了が検出されたことをトリガとして、前記イベント信号の生成を再開する処理と、
を実行させる、情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012119482A JP2013246612A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012119482A JP2013246612A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013246612A true JP2013246612A (ja) | 2013-12-09 |
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ID=49846331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012119482A Pending JP2013246612A (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
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JP (1) | JP2013246612A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-05-25 JP JP2012119482A patent/JP2013246612A/ja active Pending
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