JP2013246540A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する際、グループ内の各ユーザの所属するそれぞれの権限に応じて、ジョブの共有利用の範囲を制御する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、ユーザとグループとユーザのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶した記憶手段と、同ジョブを利用可能なユーザが所属するグループとグループに所属するユーザの同ジョブに対する権限レベル毎の権限とを含むジョブを取得するジョブ取得手段と、取得したジョブに含まれるグループに基づいてグループに所属するユーザとユーザの権限レベルとを取得するとともに、ジョブに含まれる権限レベル毎の権限に従って、権限レベル毎に取得したジョブを編集するジョブ編集手段と、権限レベル毎に編集されたジョブを、取得したジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベルと対応させてユーザ毎に保存するジョブ保存手段とを有する。
【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムの分野に関する。
従来より、蓄積印刷が知られている。蓄積印刷においては、ユーザがクライアントPCから投入した印刷ジョブ(印刷データ)を、印刷サーバに送信し、印刷サーバは、印刷ジョブを自身の記憶領域に一旦蓄積しておく。次に、ユーザは、MFP(画像形成装置)の前に移動し、操作パネル等を用いてログイン等を行った上で、印刷指示を操作すると、MFPは、印刷サーバに蓄積されている印刷ジョブを取得し印刷する。
また、クライアントPCから投入され、印刷サーバに蓄積されている印刷ジョブを、グループ内のユーザのメンバー間で共有利用する技術も知られている。例えば、特許文献1には、クライアントPCから印刷されたジョブを指定されたグループに所属する複数ユーザに対して同時に保存することで、グループ内で同一のジョブを印刷することを可能にした印刷システムが記載されている。
しかしながら、特許文献1記載の発明においては、ジョブを指定されたグループに所属する複数ユーザに対して同時に保存することにより、グループ内で同一ジョブを印刷するものである。このため、グループ内のユーザではあるものの、ある特定のユーザにはジョブの一部(例えば、印刷データ内の特定のページは印刷禁止)を共有利用させたくない場合、ユーザ毎に内容の異なるジョブをそれぞれ用意し、再度ユーザ毎にジョブを保存する手間がかかってしまう問題があった。
本発明では上記のような点に鑑みて、グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する際、グループ内の各ユーザの所属するそれぞれの権限に応じて、ジョブの共有利用の範囲を制御する情報処理装置及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する情報処理装置であって、ユーザと、該ユーザが所属するグループと、該ユーザのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶した記憶手段と、同ジョブを利用可能なユーザが所属するグループと、該グループに所属するユーザの同ジョブに対する権限レベル毎の権限とを含むジョブを取得するジョブ取得手段と、取得した前記ジョブに含まれるグループに基づいて、前記記憶手段から、該グループに所属するユーザと、該ユーザの権限レベルとを取得するとともに、前記ジョブに含まれる権限レベル毎の権限に従って、権限レベル毎に、取得した前記ジョブを編集するジョブ編集手段と、権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存するジョブ保存手段とを有する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する情報処理装置に、ユーザと、該ユーザが所属するグループと、該ユーザのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶した記憶手段と、同ジョブを利用可能なユーザが所属するグループと、該グループに所属するユーザの同ジョブに対する権限レベル毎の権限とを含むジョブを取得するジョブ取得手段と、取得した前記ジョブに含まれるグループに基づいて、前記記憶手段から、該グループに所属するユーザと、該ユーザの権限レベルとを取得するとともに、前記ジョブに含まれる権限レベル毎の権限に従って、権限レベル毎に、取得した前記ジョブを編集するジョブ編集手段と、権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存するジョブ保存手段として機能させる。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明の実施形態によれば、グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する際、グループ内の各ユーザの所属するそれぞれの権限に応じて、ジョブの共有利用の範囲を制御する情報処理装置及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係るネットワーク構成図である。 本実施形態に係るクライアントPC1及び印刷サーバ2の一実施形態を示すハードウェア構成図である。 本実施形態に係るMFP3の一実施形態を示すハードウェア構成図である。 本実施形態に係る印刷サーバ2の一実施形態を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るユーザ情報の一例を示す。 本実施形態に係る印刷ジョブ管理情報の一例を示す。 本実施形態に係る蓄積印刷処理を説明するシーケンス図である。 本実施形態に係る印刷設定の一例を示す。 本実施形態に係る印刷ジョブの一例を示す。 本実施形態に係るレベル別印刷ジョブ作成のフローチャートである。 本実施形態に係る取得済みユーザ情報の一例を示す。 本実施形態に係る印刷データ作成(編集)の一例を示す。 本実施形態に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。 本実施形態に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。 本変形例に係る利用場所情報の一例を示す。 本変形例に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。 本変形例に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。 本変形例に係るネットワーク構成図である。 本変形例に係る利用先情報の一例を示す。 本変形例に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。 本変形例に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。
以下、本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。なお、以下では本発明に係る情報処理装置をMFP(画像形成装置)に適用した例を示す。
[システム構成]
(ネットワーク)
はじめに、具体的な発明の内容を説明する前に、本発明を実施するにあたっての全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るネットワーク構成図である。図に示されるように、本実施形態に係るネットワーク構成は、クライアントPC1、印刷サーバ2、MFP(画像形成装置)3が、ネットワーク4を介し接続される。
クライアントPC1は、いわゆるユーザPCであり、例えば、ユーザはクライアントPC1で作成した印刷データをMFP3で印刷出力する。但し、本実施形態において、印刷方式は、蓄積印刷を採用するため、クライアントPC1は、印刷したい印刷データをまず印刷サーバ2に送信する。
ここで、蓄積印刷とは、次のような印刷方式である。ユーザがクライアントPC1から投入した印刷ジョブ(印刷データ)を、印刷サーバ2に送信する。印刷サーバ2は、印刷ジョブを自身の記憶領域に一旦蓄積しておく。次に、ユーザは、MFP3の前に移動し、操作パネル等を用いてログイン等を行った上で、印刷指示を操作すると、MFP3は、印刷サーバ2に蓄積されている印刷ジョブを取得し、同印刷ジョブを実行、印刷する。
印刷サーバ2は、クライアントPC1から印刷ジョブを受信し、受信した印刷ジョブを自身の記憶領域に一旦蓄積する。また、MFP3からの要求に応じて、MFP1に印刷ジョブを送信する。
MFP3は、例えば、コピー、スキャナ、プリンタ、ファックスなどの複数の機能を一つの筐体内に収納した画像形成装置(Multifunction Peripheral)である。MFP1は、操作パネル等を通じ、印刷指示入力に応じて、印刷サーバ2に印刷ジョブの送信を要求する。そして、MFP3は、印刷サーバ2に蓄積されている印刷ジョブを取得し、印刷する。
ネットワーク4は、クライアントPC1、印刷サーバ2、MFP3を相互に通信可能にする通信ネットワークである。LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)を含み、また、有線又は無線を含む。
(ハードウェア)
図2は、本実施形態に係るクライアントPC1及び印刷サーバ2の一実施形態を示すハードウェア構成図である。クライアントPC1及び印刷サーバ2は、主要な構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、補助記憶装置14、記憶媒体読取装置15、入力装置16、表示装置17、及び通信装置18を含む。
CPU11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、装置全体を制御する回路である。また、ROM12は、CPU11で実行される所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を格納するメモリであり、RAM13は、CPU11がROM12に格納された所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を実行して各種の制御を行うときの作業エリア(ワーク領域)として使用するメモリである。
補助記憶装置14は、汎用のOS(Operating System)、プログラムを含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)などが用いられる。記憶媒体読取装置15には、USBメモリ、CD、DVD等の携帯型メディアをセットすることで、外部からの情報を取得できる。
入力装置16は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。入力装置16は、マウス、キーボード、表示装置17の表示画面上に重畳するように設けられたタッチパネルスイッチなどを含む。表示装置17は、各種データを表示画面に表示する装置である。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。
通信装置18は、ネットワーク4を介して他の機器との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
なお、印刷サーバ2の場合、例えば、入力装置16、表示装置17などは、サーバの設定作業時のみあればよく、通常運用中は、これら装置は、印刷サーバ2のサーバ本体から取り外しておいてもよい。
図3は、本実施形態に係るMFP3の一実施形態を示すハードウェア構成図である。MFP3は、主要な構成として、MFP3は、CPU31、RAM32、ROM33、画像メモリ34、I/F(インターフェース)部35、操作パネル制御部36、操作パネル37を含む。
CPU31は、メモリに格納されているプログラムを読み込んで、印刷制御を実行する制御手段である。
RAM32は、CPU31がプログラムを実行するときに、プログラムが一時的に各種情報を格納する作業領域として用いられる揮発性メモリである。例えば、MFP3の各種設定データなどを格納する場所である。
ROM33は、CPU21が実行する各種プログラムを格納する不揮発性メモリである。
画像メモリ34は、自装置で読み取った画像や他装置から受信した画像データを一時保存しておく格納領域である。
I/F部35は、MFP3が印刷サーバ2等の他装置と通信するための通信手段である。
操作パネル制御部36は、操作パネル37から入力された情報を処理するCPU31の機能であり、操作パネル37に入力された印刷命令や印刷設定などをMFP3に設定する設定手段でもある。
操作パネル37は、外部表示機能としてメッセージ等を表示したり、ユーザが情報等を入力したりする表示手段及び入力手段である。
(機能)
図4は、本実施形態に係る印刷サーバ2の一実施形態を示す機能ブロック図である。印刷サーバ2は、通信部201、印刷ジョブ編集部202、印刷ジョブ保存部203、印刷ジョブ取得応答部204、ユーザ情報保持部205、印刷ジョブ保持部206を含む。
通信部201は、通信装置18により実現され、クライアントPC1やMFP3との通信を行う。具体的に例えば、通信部201は、クライアントPC1から印刷ジョブ(印刷データ)を受信する。また、MFP3から印刷ジョブの取得要求を受信し、印刷ジョブを応答する。
印刷ジョブ編集部202は、印刷ジョブの共有利用を行うグループ内のユーザの権限レベルに応じて、クライアントPC1から受信した印刷ジョブに対し、編集(加工)を行う。
印刷ジョブ保存部203は、印刷ジョブ編集部202により権限レベル毎に編集された印刷ジョブを、印刷ジョブ保持部206に、ユーザの権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存する。
印刷ジョブ取得応答部204は、MFP3から、印刷ジョブの取得要求を受信すると、取得要求したユーザに対応する印刷ジョブを印刷ジョブ保持部206から取得し、その印刷ジョブを応答する。
ユーザ情報保持部205は、補助記憶装置14により実現され、ユーザ情報を保持する。ユーザ情報の具体例は後述するが、例えば、所属するグループ名、ユーザ名、権限レベルなどを含む。
印刷ジョブ保持部206は、補助記憶装置14により実現され、ユーザ毎に印刷ジョブや、印刷ジョブを管理するための印刷ジョブ管理情報を保持する。具体的には、ユーザ毎のフォルダを有し、ユーザ毎の印刷ジョブを各フォルダに分別して印刷ジョブを保持しうる。
なお、以上説明したこれらの機能は、実際にはCPU11が実行するプログラムにより実現される。
(ユーザ情報の一例)
図5は、本実施形態に係るユーザ情報の一例を示す。ユーザ情報は、ユーザ情報保持部205に保持され、図に示されるように(a)と(b)のテーブルを含む。(a)には、全てのユーザのグループ名と、そのグループに所属するユーザのユーザ名が登録されている。また、(b)には、全てのユーザ名と、各ユーザに与えられているレベル(権限レベル)が登録されている。
例えば、「グループ名」:GroupAには、「ユーザ名」:User1、User2、User3、User4の4ユーザが所属する。また、このうち、「ユーザ名」:User1は、「レベル」:1のレベルが与えられていることが分かる。ユーザは、印刷ジョブを共有利用する際、このレベル(権限レベル)に応じて、印刷ジョブの利用範囲(例えば、ページの閲覧可能範囲)が制限される。
(印刷ジョブ管理情報の一例)
図6は、本実施形態に係る印刷ジョブ管理情報の一例を示す。印刷ジョブ管理情報は、印刷ジョブ保持部206に保持され、図に示されるようなテーブルで実現できる。具体的には、印刷ジョブのIDと、保有するユーザ名、印刷ジョブの保存場所が格納されている。
例えば、「ID」:1で特定される印刷ジョブである「1.prn」は、「ユーザ名」:User1のクライアントPCから受信し、User1の保有する印刷ジョブであって、「保存場所」:C¥data¥User1¥1.prnに保存されていることが分かる。また、「保存場所」が空欄の場合は、印刷サーバ2において、そのユーザの有する印刷ジョブは保存されていないことを示す。
[情報処理]
図7は、本実施形態に係る蓄積印刷処理を説明するシーケンス図である。概要的には、ユーザがクライアントPC1から投入した印刷ジョブ(印刷データ)を、印刷サーバ2に送信する。印刷サーバ2は、印刷ジョブを自身の記憶領域に一旦蓄積しておく。ユーザは、MFP3の前に移動し、操作パネル等を用いてログイン等を行った上で、印刷指示を操作すると、MFP3は、印刷サーバ2に蓄積されている印刷ジョブを取得し、印刷する。以下、図面を参照しながら、詳しく説明する。
S1:まず、ユーザは、クライアントPC1を操作し、予めインストールされているプリンタドライバなどを介して印刷データの印刷操作を行う。印刷操作は、例えば、印刷したい印刷データの指定、印刷条件(用紙サイズ、色指定など)の設定に加え、次のような印刷設定を行う。
図8は、本実施形態に係る印刷設定の一例を示す。ユーザは、印刷操作において、図に示される画面上から、「グループ名」、「編集内容」を入力する。
「グループ名」には、ユーザがこれらから印刷サーバ2に対し送信しようとする印刷ジョブを対象として、印刷ジョブを共有利用したいグループ名を入力する。例えば、「グループ名」:GroupAを入力した場合、この印刷ジョブは、GroupAに所属するユーザ間で共有利用(例えば、閲覧、印刷等)できる。
また、「編集内容」は、GroupAに所属するユーザの中うち、ユーザのレベル別に、印刷ジョブ(印刷データ)をどのように編集するかを入力する。例えば、「グループ名」:GroupAを入力した場合、この印刷ジョブは、GroupAに所属するユーザ間で共有利用(例えば、閲覧、印刷等)できるが、グループ内の各ユーザがこの印刷ジョブ(印刷データ内の各ページ)をどの程度利用できるかをここで指定する。
具体的には、印刷ジョブに含まれる印刷データが複数頁からなる場合、例えば、レベル2のユーザには2ページ目を削除する、レベル3のユーザには2、3、5ページ目を削除する、レベル4のユーザには1、6、7ページ目のみを残す(それ以外の頁は削除する)、というように印刷データの編集内容を入力する。
S2:クライアントPC1は、印刷データ、印刷条件、上述の印刷設定等が入力されると、プリンタドライバは、プリンタが解釈可能なプリンタ言語形式の印刷ジョブを生成し、印刷サーバ2に対し、その印刷ジョブ(印刷ジョブのデータ)を送信する。印刷ジョブには、入力された印刷データ、印刷条件、上述の印刷設定の内容が含まれる。
図9は、本実施形態に係る印刷ジョブの一例を示す。印刷ジョブは、ヘッダ情報と、印刷データとから構成される。このうち、ヘッダ情報は、「ユーザ名」(印刷ジョブ送信者)、印刷条件、上述の印刷設定の内容が記述される。また、印刷データは、各ページの印刷データ内容が記述される。
S3:印刷サーバ2は、クライアントPC1から印刷ジョブを受信すると、まず、レベル別の印刷ジョブ(印刷データ)を作成する。以下、S3について詳しく説明する。
図10は、本実施形態に係るレベル別印刷ジョブ作成のフローチャートである。
S3−1:印刷サーバ2の印刷ジョブ編集部202は、通信部201を介し受信した印刷ジョブから、印刷データ、印刷設定を取得する(取り出す)。
S3−2:印刷ジョブ編集部202は、取得した印刷設定の中から「グループ名」を取得する。ここで例えば、図8、9より、「GroupA」を取得できる。
S3−3:印刷ジョブ編集部202は、取得した「グループ名」で特定されるグループのユーザ情報を取得する。例えば、ここで例えば、図5より、次のような「GroupA」のユーザ情報を取得できる。
図11は、本実施形態に係る取得済みユーザ情報の一例を示す。「グループ名」は「GroupA」であるため、同グループに属するユーザのユーザ名とそのレベルとが、ユーザ情報として取得できる。
S3−4:印刷ジョブ編集部202は、取得したユーザ情報に含まれている全てのレベルを取得する。ここで例えば、図11より、ユーザ情報に含まれている全てのレベルとして、「レベル」:1、2、3を取得できる。
S3−5:印刷ジョブ編集部202は、印刷設定の「編集内容」に応じて、レベル別の印刷データを作成(編集)する。以下具体的に説明する。
まず、例えば、図8、9より、「編集内容」は、レベル2のユーザには2ページ目を削除する、レベル3のユーザには2、3、5ページ目を削除する、レベル4のユーザには1、6、7ページ目のみを残す(それ以外の頁は削除する)、というものである(レベル1のユーザに関しては指定なし)。そしてまた、ユーザ情報に含まれている全てのレベルは、「レベル」:1、2、3を取得している。
よって、ここでは、印刷ジョブ編集部202は、「編集内容」に従って、印刷データに対し、「レベル」:2、3、4用の印刷データを作成(編集)する。なお、「編集内容」では、「レベル」:4用の編集内容が設定されている場合は、「GroupA」には、「レベル」:4のユーザは不在であっても、「レベル」:4用のための印刷データを作成(編集)するとよい。この場合、後日、「GroupA」に「レベル」:4のユーザが新規登録された場合に、同ユーザは作成(編集)後の印刷データを速やかに利用できるという効果がある。
図12は、本実施形態に係る印刷データ作成(編集)の一例を示す。前提として、印刷データは、7ページからなるものとする。具体的には、図に示されるように、「レベル」:2用の印刷データとして、オリジナルの印刷データに対し、2ページ目を削除した印刷データを作成する。また、「レベル」:3用の印刷データとして、オリジナルの印刷データに対し、2、3、5ページ目を削除した印刷データを作成する。また、「レベル」:4用の印刷データとして、オリジナルの印刷データに対し、1、6、7ページ目のみを残した印刷データを作成する。なお、「レベル」:1用の印刷データに対する編集はない。
S4:再び図7に戻る。次に、印刷サーバ2の印刷ジョブ保存部203は、ユーザ毎に、作成したレベル別の印刷ジョブ(印刷データ)を印刷ジョブ保持部206に保存する。
図13は、本実施形態に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。図に示されるように、「レベル」:1用の印刷データは、「レベル」:1のUser1に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。また、「レベル」:2用の印刷データは、「レベル」:2のUser2に紐付け、ファイル名を付けて保存される。また、「レベル」:3用の印刷データは、「レベル」:3のUser3、User4に紐付け、ファイル名を付けて保存される。なお、「レベル」:3用の印刷データは、2ユーザに対し保存する必要があるので、作成した印刷データをもう1つ複製のうえ、印刷ジョブ保持部206に保存する。また、「レベル」:4用の印刷データについては、「レベル」:4のユーザが存在しないため、特段、ユーザに紐付けずに、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存しておくこととする。
図14は、本実施形態に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。図に示されるように、ユーザ毎の保存場所(例えば、ユーザフォルダ)に、それぞれ対応する印刷ジョブが保存される。このうち、例えば、「レベル」:3用の印刷ジョブには、2、3、5ページ目を削除した印刷データからなる印刷ジョブ(3.prn)が対応付けられて保存されている。従って、以後、User3、User4は、ユーザ自身の保存場所に保存されている印刷ジョブ、即ち、2、3、5ページ目を削除した印刷ジョブ(3.prn)を利用することになる。これに対し、例えば、User1は、ユーザ自身の保存場所に保存されている印刷ジョブ、即ち、オリジナルの印刷ジョブ(1.prn)を利用することができる。
このように、ユーザによって、オリジナルの印刷ジョブ(印刷データ)を利用できる範囲は異なっているのは、オリジナルの印刷データをどの程度(どの頁)迄を利用可能であるかが、印刷設定での「編集内容」と、ユーザ毎に与えられている「レベル」とによって決定されるためである。
以上、ユーザがクライアントPC1から投入した印刷ジョブを、印刷サーバ2に送信し、印刷サーバ2は、印刷ジョブを自身の記憶領域に蓄積するまでの処理である。
S5:再び図7に戻る。ユーザは、MFP3の前に移動し、MFP3の操作パネル等を用いてログイン等を行う。ログインの方法は、操作パネルから直接ユーザID、パスワード等)を入力したり、ICカードをかざすといった方法でログインすることができる。
S6:MFP3は、ユーザのログイン認証を行う。認証方法は、MFP3内の認証情報との突合せ、又は外部の認証サーバによる認証といった方法でログイン認証を実施することができる。
S7:MFP3は、ログイン情報を印刷サーバ2に送信する。具体的に、ログイン情報として、ユーザ名(例えば、ユーザID)を送信する。なお、ログイン後、ログイン情報に代えて、ユーザIDを含む印刷ジョブの取得要求を送信してもよい。
S8:印刷サーバ2の印刷ジョブ取得応答部204は、通信部201を介し、ログイン情報を受信すると、同ユーザ用の印刷ジョブ(印刷データ)を取得する。印刷ジョブは、印刷ジョブ管理情報(例えば、図14)を参照することにより取得できる。
例えば、ログイン情報のユーザ名がUser1の場合、「保存場所」:C:\data\User1\1.prn
に従って、印刷ジョブ「1.prn」を取得する。また例えば、ログイン情報のユーザ名がUser2の場合、「保存場所」:C:\data\User2\2.prnに従って、印刷ジョブ「2.prn」を取得する。また例えば、ログイン情報のユーザ名がUser3の場合、「保存場所」:C:\data\User3\3.prnに従って、印刷ジョブ「3.prn」を取得する。
S9:印刷ジョブ取得応答部204は、通信部201を介し、取得した印刷ジョブをMFP3に送信する。
S10:MFP3は、受信した印刷ジョブを印刷する。ユーザによって、受信する印刷ジョブ(印刷データ)は異なることから、印刷結果もユーザによって異なっている。例えば、ログインしたユーザがUser1の場合、オリジナルの印刷ジョブが印刷される。また、ログインしたユーザがUser2の場合、オリジナルの印刷ジョブに対し、2ページ目を削除した印刷ジョブが印刷される。また、ログインしたユーザがUser3の場合、オリジナルの印刷ジョブに対し、1、6、7ページ目のみを残した印刷ジョブが印刷される。
以上のように、本実施形態において、ユーザは、ある印刷ジョブを共有利用する際、このレベル(権限レベル)に応じて、印刷ジョブの利用範囲(例えば、ページの閲覧可能範囲)が制限される。このため、グループ内のユーザではあるものの、ある特定のユーザにはジョブの一部(例えば、印刷データ内の特定のページは印刷禁止)を共有利用させたくない場合、クライアントPC1の印刷設定時、ユーザのレベル毎に、「編集内容」を設定することにより、グループ内の各ユーザの所属するそれぞれの権限に応じて、ジョブの共有利用の範囲を制御することが可能となる。
[変形例1]
次に、変形例1について説明する。上述の実施形態においては、例えば、レベル1の権限があるAさんの場合、MFP3から印刷サーバ2に蓄積されている印刷ジョブ(印刷データ)を印刷するときには、レベル1の権限レベル相当の印刷ジョブ(印刷データ)を印刷することができた。
一方、本変形例において、例えば、通常、レベル1の権限があるAさんの場合、普段の勤務地である本社でデータを印刷するときには、レベル1の権限レベルの印刷データを印刷できる。しかしながら、例えば、出張先の支社Aで、同一の印刷データを印刷するときには、利用場所に基づく権限レベルの制約を受け、例えば、レベル2の権限レベルになってしまう。つまり、レベル2の権限レベルの印刷データを印刷できるに留まる。
このように、同一ユーザであり、同一印刷ジョブ(印刷データ)であっても、MFP3からその同一印刷ジョブを印刷する場所に応じて、印刷ジョブの共有利用に係る権限レベルを制御する。例えば、本社では、通常に取り扱われる印刷データであっても、支店では、取り扱いに慎重を期すべき印刷データがあるところ、本変形例において、支店では、機密とすべきページは、印刷されないため、機密文書の漏洩を防止することができる。
以下、詳しく説明する。本変形例においては、ユーザ情報保持部205において、利用場所情報を有する。
(利用場所情報の一例)
図15は、本変形例に係る利用場所情報の一例を示す。利用場所情報は、ユーザ情報とともに、ユーザ情報保持部205に保持され、図に示されるように、利用場所と、利用場所を特定するための判定条件と、利用場所に与えられているレベルが登録されている。
例えば、「利用場所」:本社には、「判定条件」:192.168.1.0/24、「レベル」:1が登録される。「判定条件」:192.168.1.0/24は、印刷データの利用場所(即ち、MFP3の設置場所)を特定するもので、MFP3がこのネットワークのサブネット内にあるときに、「利用場所」:本社と判定される。
(情報処理)
再び、図7を参照する。本変形例では、上述のS4、S8について、S4'、S8'として説明する。その他のステップ(S)は、上述と同様であるため、説明は省略する。
まず、S4'について説明する。
S4':印刷サーバ2の印刷ジョブ保存部203は、ユーザ毎に、作成したレベル別の印刷ジョブ(印刷データ)を印刷ジョブ保持部206に保存する。
ここで、印刷ジョブ保存部203は、印刷ジョブを保存する際、ユーザ情報保持部205に保持される利用場所情報を参照する。例えば、図14の利用場所情報の場合、本社のほか、支店A、支店Bが登録され、それぞれレベルは2、3である。一方、「GroupA」には、User1、User2、User3、User4が所属する。
このうち、User1の本来のレベルは、1である(例えば、図5)。従って、User1に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:1用、「レベル」:2用、「レベル」:3用という3つの印刷データである。というのは、User1が本社に所在するときは、「レベル」:1用の印刷データを利用可能であるが、User1が支店Aに所在するときは、「レベル」:2用の印刷データを、User1が支店Bに所在するときは、「レベル」:3用の印刷データを、利用しなくてはならないからである。従って、この場合、「レベル」:1用、「レベル」:2用、「レベル」:3用という3つの印刷データを、User1に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
次に、User2の本来のレベルは、2である(例えば、図5)。従って、User2に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:2用、「レベル」:3用という2つの印刷データである。というのは、User2が本社に所在するときは、「レベル」:2用の印刷データを利用可能であるが、User2が支店Aに所在するときは、本社と同じ「レベル」:2用の印刷データを、User2が支店Bに所在するときは、「レベル」:3用の印刷データを、利用しなくてはならないからである。従って、この場合、「レベル」:2用、「レベル」:3用という2つの印刷データを、User2に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
また、User3(及びUser4)の本来のレベルは、3である(例えば、図5)。従って、User3に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:3用という1つの印刷データでよい。というのは、User3(及びUser4)が本社に所在するときは、「レベル」:3用の印刷データを利用可能であるが、User3(及びUser4)が支店A、支店Bに所在するときも、User3(及びUser4)の本来のレベルは、3であるため、本社と同じ「レベル」:3用の印刷データを、利用できるに留まるからである。従って、この場合、「レベル」:3用という1つの印刷データを、User3(及びUser4)に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
図16は、本変形例に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。図に示されるように、「レベル」:1用の印刷データは、User1に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。また、「レベル」:2用の印刷データは、User1、User2に紐付け、ファイル名を付けて保存される。また、「レベル」:3用の印刷データは、User1、User2、User3、User4に紐付け、ファイル名を付けて保存される。なお、「レベル」:2、「レベル」:3用の印刷データは、複数ユーザに対し保存する必要があるので、作成した印刷データを必要数分、複製のうえ、印刷ジョブ保持部206に保存する。
図17は、本変形例に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。図に示されるように、ユーザ毎の保存場所(例えば、ユーザフォルダ)に、それぞれ対応する印刷ジョブが保存される。例えば、User1のユーザフォルダ(C:\data\User1)には、「レベル」:1用、「レベル」:2用、「レベル」:3用という3つの印刷ジョブが保存される。また、User2のユーザフォルダ(C:\data\User2)には、「レベル」:2用、「レベル」:3用という2つの印刷ジョブが保存される。また、User3のユーザフォルダ(C:\data\User3)には、「レベル」:3用という1つの印刷ジョブが保存される。
以上、ユーザがクライアントPC1から投入した印刷ジョブを、印刷サーバ2に送信し、印刷サーバ2は、印刷ジョブを自身の記憶領域に蓄積するまでの処理である。
次に、S8'について説明する。
S8':印刷サーバ2の印刷ジョブ取得応答部204は、通信部201を介し、ログイン情報を受信すると、同ユーザ用の印刷ジョブ(印刷データ)を取得する。印刷ジョブは、印刷ジョブ管理情報(例えば、図17)を参照することにより取得できる。
ここで、印刷ジョブ取得応答部204は、まず、ログイン情報を受信したとき、受信パケットの送信元アドレスを取得する。送信元アドレスは、MFP3のIPアドレスである。続いて、印刷ジョブ取得応答部204は、ユーザ情報保持部205に保持される利用場所情報を参照し、MFP3のIPアドレスから、MFP3の所在ネットワーク、即ち、MFP3の利用場所を「判定条件」と照らし合わせて判定する。
例えば、MFP3のIPアドレスが192.168.1.1であれば、「利用場所」は、「本社」、「レベル」:1であると判定できる。また、MFP3のIPアドレスが192.168.2.1であれば、「利用場所」は、「支社A」「レベル」:2であると判定できる。また、MFP3のIPアドレスが192.168.3.1であれば、「利用場所」は、「支社B」、「レベル」:3であると判定できる。
そして、「利用場所」に対応付けられている「レベル」と、ログイン情報のユーザ名に対応付けられている「レベル」(例えば、図5)とを比較し、小さい方のレベルを採用する。例えば、「利用場所」が「支社A」の場合、対応付けられている「レベル」は、2である。一方、ログイン情報のユーザ名がUser1の場合、対応付けられている「レベル」は、1である。よって、この場合、ログイン情報のユーザ名がUser1の場合、「保存場所」:C:\data\User1\2.prnに従って、印刷ジョブ「2.prn」を取得する。
具体的に、この状況は、User1が支店AのMFP3を使用し、印刷ジョブ(印刷データ)を印刷しようとしていることを意味する。しかしながら、支店Aでは、印刷データを印刷するに際し、その印刷範囲を定める権限レベルは、レベル2に制限される。即ちMFP3は、受信した印刷ジョブ「2.prn」を印刷するので、ユーザUser1は、支店Aでは、オリジナルの印刷ジョブを印刷できず、オリジナルの印刷ジョブに対し、2ページ目を削除した印刷ジョブが印刷される。
以上のように、同一ユーザであり、同一印刷ジョブ(印刷データ)であっても、MFP3からその同一印刷ジョブを印刷する場所に応じて、印刷ジョブの共有利用に係る権限レベルを制御することができる。これにより、例えば、本社では、通常に取り扱われる印刷データであっても、支店では、取り扱いに慎重を期すべき印刷データがある場合、印刷データ中の機密とすべきページは、印刷されないため、機密文書の漏洩を防止することができる。
なお、本変形例の他、利用場所に応じて、ユーザ情報に基づくレベルによらずレベルを一律(例えば、3)に統一するよう制御したり、ユーザ情報に基づくレベルに対し、1減算するなど、各種制御しうる。
[変形例2]
次に、変形例2について説明する。上述の実施形態においては、印刷サーバ2に蓄積された印刷ジョブ(印刷データ)は、MFP3からの印刷ジョブの取得要求に応答して、印刷ジョブがMFP3に送信され、MFP3により同印刷ジョブが印刷された。
(ネットワーク)
図18は、本変形例に係るネットワーク構成図である。図に示されるように、本変形例に係るネットワーク構成は、クライアントPC1、印刷サーバ2、MFP(画像形成装置)3に加え、携帯型端末5がネットワーク4を介し接続される。
本変形例においては、ノートPCやタブレット端末など、携帯型端末5を用いて、印刷ジョブに含まれる印刷データを表示、閲覧できるようにする。つまり、印刷サーバ2は、携帯型端末5から印刷ジョブの取得要求に応答して、印刷ジョブを携帯型端末5に送信し、携帯型端末5により同印刷ジョブに含まれる印刷データを表示、閲覧する。
このようにすると、グループ内のユーザをメンバーとする会議などの場で、会議資料として、印刷ジョブ(印刷データ)をMFP3で印刷する形態の他、紙媒体に印刷することなく、ユーザ持参の携帯型端末5を用いて、印刷ジョブに含まれる印刷データを表示、閲覧できるため、ユーザ便宜性が向上するとともに、紙の節約にも寄与しうる。
このとき、上述したように、携帯型端末5は、印刷サーバ2は、ログイン情報に相当するユーザIDとともに印刷ジョブの取得要求を送信すればよい。すると、印刷サーバ2は、携帯型端末5から印刷ジョブの取得要求に応答して、ユーザのレベルに対応する印刷ジョブを携帯型端末5に送信する。このため、前ユーザが同一の印刷データを表示、閲覧できるわけではなく、上述と同様、ユーザの権限レベルに応じた印刷データを表示、閲覧させることができる。
さらに、本変形例では、上述の携帯型端末5を用いる構成において、印刷サーバ2は、印刷ジョブ(印刷データ)の取得要求元、即ち取得要求元のデバイスに応じて、応答すべき印刷ジョブを制御し、携帯型端末5に送信する。これにより、同一ユーザであり、同一印刷ジョブであっても、印刷ジョブの取得要求元のデバイス(MFP3又は携帯型端末5)に応じて、印刷ジョブの共有利用に係る権限レベルを制御することができる。
より具体的に、例えば、通常、レベル3の権限があるBさんの場合、MFP3から印刷ジョブ(印刷データ)を印刷するときには、レベル3の権限レベルの印刷ジョブを実行、印刷できる。しかし、携帯型端末5から印刷ジョブ(印刷データ)をを実行し、表示、閲覧するときには、利用先に基づく権限レベルの制御を受け、例えば、レベル2の権限レベルで印刷データを実行し、表示、閲覧できようになる。
これにより、例えば、携帯型端末5上であれば、一時的に上位権限レベル印刷データを表示、閲覧できる。このため、ユーザによっては、自由に印刷利用することは制限される機密文書であっても、会議などその場限りで、閲覧のみできるといった制御を行うことが可能となる。
以下、本変形例においては、ユーザ情報保持部205において、利用先情報を有する。
(利用先情報の一例)
図19は、本変形例に係る利用先情報の一例を示す。利用先情報は、ユーザ情報とともに、ユーザ情報保持部205に保持され、図に示されるように、利用先(デバイス名)と、利用先に与えられているレベルが登録されている。例えば、「利用先」:MFPには、「レベル」:3が登録される。
(情報処理)
再び、図7を参照する。本変形例では、上述のS4、S8について、S4'、S8'として説明する。その他のステップ(S)は、上述と同様であるため、説明は省略する。
まず、S4'について説明する。
S4':印刷サーバ2の印刷ジョブ保存部203は、ユーザ毎に、作成したレベル別の印刷ジョブ(印刷データ)を印刷ジョブ保持部206に保存する。
ここで、印刷ジョブ保存部203は、印刷ジョブを保存する際、ユーザ情報保持部205に保持される利用先情報を参照する。例えば、図19の利用先情報の場合、MFP、携帯型端末が登録され、それぞれレベルは3、2である。一方、「GroupA」には、User1、User2、User3、User4が所属する。
このうち、User1の本来のレベルは、1である(例えば、図5)。従って、User1に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:1用という1つの印刷データである。というのは、User1がMFP3及び携帯型端末5のいずれから印刷するときも、User1の本来のレベルに基づき、「レベル」:1用の印刷データを利用できるからである。従って、この場合、「レベル」:1用という1つの印刷データを、User1に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
次に、User2の本来のレベルは、2である(例えば、図5)。従って、User2に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:2用という1つの印刷データである。というのは、User2がMFP3及び携帯型端末5のいずれから印刷するときも、User2の本来のレベルに基づき、「レベル」:2用の印刷データを利用できるからである。従って、この場合、「レベル」:2用という1つの印刷データを、User2に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
また、User3(及びUser4)の本来のレベルは、3である(例えば、図5)。従って、User3に対して保存する必要がある印刷ジョブ(印刷データ)は、「レベル」:2用、「レベル」:3用という2つの印刷データである。というのは、User3(及びUser4)がMFP3から印刷するときは、「レベル」:3用の印刷データを利用するが、User3(及びUser4)が携帯型端末5から閲覧するときは、「レベル」:2用の印刷データを、利用できるからである。従って、この場合、「レベル」:2用、「レベル」:3用という2つの印刷データを、User3(及びUser4)に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。
図20は、本変形例に係るレベル別印刷データの保存の一例を示す。図に示されるように、「レベル」:1用の印刷データは、User1に紐付け、ファイル名を付けて印刷ジョブ保持部206に保存される。また、「レベル」:2用の印刷データは、User1、User3、User4に紐付け、ファイル名を付けて保存される。また、「レベル」:3用の印刷データは、User3、User4に紐付け、ファイル名を付けて保存される。なお、「レベル」:2、「レベル」:3用の印刷データは、複数ユーザに対し保存する必要があるので、作成した印刷データを必要数分、複製のうえ、印刷ジョブ保持部206に保存する。
図21は、本変形例に係る印刷ジョブ管理情報の一例(保存後)を示す。図に示されるように、ユーザ毎の保存場所(例えば、ユーザフォルダ)に、それぞれ対応する印刷ジョブが保存される。例えば、User1のユーザフォルダ(C:\data\User1)には、「レベル」:1用という1つの印刷ジョブが保存される。また、User2のユーザフォルダ(C:\data\User2)には、「レベル」:2用という1つの印刷ジョブが保存される。また、User3のユーザフォルダ(C:\data\User3)には、「レベル」:2、「レベル」:3用という2つの印刷ジョブが保存される。
次に、S8'について説明する。
S8':印刷サーバ2の印刷ジョブ取得応答部204は、通信部201を介し、印刷ジョブ(印刷データ)の取得要求を受信すると、同ユーザ用の印刷ジョブ(印刷データ)を取得する。印刷ジョブは、印刷ジョブ管理情報(例えば、図21)を参照することにより取得できる。
ここで、印刷ジョブ取得応答部204は、まず、印刷ジョブ(印刷データ)の取得要求を受信したとき、取得要求に含まれるユーザ名と、デバイス名とを取得する。続いて、印刷ジョブ取得応答部204は、ユーザ情報保持部205に保持される利用先情報を参照し、デバイス名から、印刷ジョブの利用先のデバイスのレベルを判定する。
例えば、利用先のデバイスがMFP3であれば、「レベル」:3であると判定できる。また、利用先のデバイスが携帯型端末5であれば、「レベル」:2であると判定できる。
そして、「利用先」に対応付けられている「レベル」と、ログイン情報のユーザ名に対応付けられている「レベル」(例えば、図5)とを比較し、大きい方のレベルを採用する。例えば、「利用先」が「MFP」の場合、対応付けられている「レベル」は、3である。一方、ログイン情報のユーザ名がUser3の場合、対応付けられている「レベル」は、3である。よって、この場合、ログイン情報のユーザ名がUser3の場合、「保存先」:C:\data\User3\2.prnに従って、印刷ジョブ「2.prn」を取得する。
以上のように、例えば、紙媒体で印刷される迄ははばかれる印刷ジョブ(印刷データ)であっても、携帯型端末5上であれば、一時的に上位権限レベル印刷データを表示、閲覧できる。このため、ユーザによっては、自由に印刷利用することは制限される機密文書であっても、会議などその場限りで、閲覧できるといった制御を行うことが可能となる。
なお、本変形例の他、利用先に応じて、ユーザ情報に基づくレベルによらずレベルを一律(例えば、3)に統一するよう制御したり、ユーザ情報に基づくレベルに対し、1加算するなど、各種制御しうる。
[総括]
以上、本実施形態によれば、グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する際、グループ内の各ユーザの所属するそれぞれの権限に応じて、ジョブの共有利用の範囲を制御する情報処理装置等を提供することが可能となる。なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、印刷サーバ2とMFP3を別装置として説明してきたが、印刷サーバ2とMFP3を同一の装置、即ち印刷サーバ2の機能を含むMFP3を用いることも可能である。この場合、クライアントPC1は、MFP3に印刷ジョブを送信すると、MFP3で一旦印刷ジョブが蓄積されることになる。
1 クライアントPC
2 印刷サーバ
3 MFP
4 ネットワーク
5 携帯型端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 補助記憶装置
15 記憶媒体読取装置
16 入力装置
17 表示装置
18 通信装置
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 画像メモリ
35 I/F部
36 操作パネル制御部
37 操作パネル
201 通信部
202 印刷ジョブ編集部
203 印刷ジョブ保存部
204 印刷ジョブ取得応答部
205 ユーザ情報保持部
206 印刷ジョブ保持部
特開2011−243094号

Claims (7)

  1. グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する情報処理装置であって、
    ユーザと、該ユーザが所属するグループと、該ユーザのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶した記憶手段と、
    同ジョブを利用可能なユーザが所属するグループと、該グループに所属するユーザの同ジョブに対する権限レベル毎の権限とを含むジョブを取得するジョブ取得手段と、
    取得した前記ジョブに含まれるグループに基づいて、前記記憶手段から、該グループに所属するユーザと、該ユーザの権限レベルとを取得するとともに、前記ジョブに含まれる権限レベル毎の権限に従って、権限レベル毎に、取得した前記ジョブを編集するジョブ編集手段と、
    権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存するジョブ保存手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ジョブの取得要求を受信すると、前記ジョブ保存手段によりユーザ毎に保存されたジョブの中から、該取得要求に対応するユーザのジョブを取得し応答するジョブ取得応答手段を有すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段は、ジョブの利用場所と、該利用場所でのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶し、
    前記ジョブ保存手段は、権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベル及び前記記憶手段に記憶された利用場所でのジョブに対する権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存し、
    前記ジョブ取得応答手段は、前記ジョブの取得要求を受信すると、該取得要求の送信元から特定される利用場所に応じて、前記ジョブ保存手段によりユーザ毎に保存されたジョブの中から、該取得要求に対応するユーザのジョブ又は該取得要求に対応するユーザのジョブであって該取得要求の送信元から特定される利用場所の権限レベルに対応するジョブのいずれかを取得し応答すること、
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記ジョブ取得応答手段は、前記ジョブの取得要求を受信すると、該取得要求に対応するユーザの権限レベルが、該取得要求の送信元から特定される利用場所に対応付けられた権限レベルよりも権限レベルが高いとき、前記ジョブ保存手段によりユーザ毎に保存されたジョブの中から、該取得要求に対応するユーザのジョブであって、該取得要求の送信元から特定される利用場所の権限レベルに対応するジョブを取得し応答すること、
    を特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段は、ジョブの利用先と、該利用先でのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶し、
    前記ジョブ保存手段は、権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベル及び前記記憶手段に記憶された利用先でのジョブに対する権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存し、
    前記ジョブ取得応答手段は、前記ジョブの取得要求を受信すると、該取得要求の送信元から特定される利用先に応じて、前記ジョブ保存手段によりユーザ毎に保存されたジョブの中から、該取得要求に対応するユーザのジョブ又は該取得要求に対応するユーザのジョブであって該取得要求の送信元から特定される利用先の権限レベルに対応するジョブを取得し応答すること、
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記ジョブ取得応答手段は、前記ジョブの取得要求を受信すると、該取得要求に対応するユーザの権限レベルが、該取得要求の送信元から特定される利用先に対応付けられた権限レベルよりも権限レベルが低いとき、前記ジョブ保存手段によりユーザ毎に保存されたジョブの中から、該取得要求に対応するユーザのジョブであって、該取得要求の送信元から特定される利用先の権限レベルに対応するジョブを取得し応答すること、
    を特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. グループ内のユーザ間でジョブを共有利用する情報処理装置に、
    ユーザと、該ユーザが所属するグループと、該ユーザのジョブに対する権限レベルとを対応付けて記憶した記憶手段と、
    同ジョブを利用可能なユーザが所属するグループと、該グループに所属するユーザの同ジョブに対する権限レベル毎の権限とを含むジョブを取得するジョブ取得手段と、
    取得した前記ジョブに含まれるグループに基づいて、前記記憶手段から、該グループに所属するユーザと、該ユーザの権限レベルとを取得するとともに、前記ジョブに含まれる権限レベル毎の権限に従って、権限レベル毎に、取得した前記ジョブを編集するジョブ編集手段と、
    権限レベル毎に編集された前記ジョブを、取得した前記ジョブに含まれるグループに所属するユーザの権限レベルと対応させて、ユーザ毎に保存するジョブ保存手段として機能させるプログラム。
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