JP2013244738A - 装飾表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、新規な基本構成により画素の拡大虚像を確実に現出することができる装飾表示体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る装飾表示体1は、凸レンズ状の集光素111aを各集光素111aの並びに方向性を持たせて配列ピッチpで2次元的に配列してなる集光素パターン111が表面に形成された第1の透明素材11と、複数の画素121aを各画素121aの並びに集光素パターン111と同じ方向性を持たせて集光素111の配列ピッチpと異なる配列ピッチqで2次元的に配列してなる画像パターン121が表面に形成された第2の透明素材12と、集光素パターン111と画像パターン121が所定距離dを隔てて対向する態様で、第1の透明素材11と第2の透明素材12を隙間rを空けて平行に支持する支持部13とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、構造体、遊技機やゲーム機の外層パネル、包装箱、広告体、飾り品、ディスプレイ装置、文房具、土産品、教材等の各種商品の装飾に適用される装飾表示体に関するものである。
従来より、構造体、遊技機やゲーム機の外層パネル、包装箱、広告体、飾り品、ディスプレイ装置、文房具、土産品、教材等の各種商品の装飾として、図柄の拡大虚像を各種商品の表面から上方または下方に現出させる装飾表示体を適用することが知られており、例えば下記特許文献1〜特許文献5に開示されている。
これらの装飾表示体は、シート状または板状の透明素材の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列して集光素パターンが形成されるとともに、上記透明素材の裏面に、着色された複数の画素を各画素の並びに集光素パターンと同じ方向性を持たせて各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列して画素パターンが形成され、各集光素と各画素の配列ピッチが異なるように集光素パターンと画素パターンとが形成されることによって、画素パターンによる立体的な図柄の拡大虚像を現出するものである。
特許第4907049号 特許第3488179号 特開2008−012870号 特開2003−226100号 特開2003−226099号
しかしながら、従来の装飾表示体の基本構成は、1枚の透明素材の表面に集光素パターンを形成するとともに、該透明素材の裏面に画素パターンを形成するものばかりであり、それ以外の基本構成を持った装飾表示体が存在していなかった。
本発明は、上述の技術的背景に鑑みてなされたものであって、新規な基本構成により画素の拡大虚像を確実に現出することができる装飾表示体を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、一方側の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが形成されたシート状または板状の第1の透明素材と、一方側の表面に、着色された複数の画素を各画素の並びに集光素パターンと同じ方向性を持たせて各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが形成されたシート状または板状の第2の透明素材と、集光素パターンと画像パターンが所定距離を隔てて対向する態様で、第1の透明素材と前記第2の透明素材を互いに接触しないように隙間を空けて平行に支持する支持部材とを備えることを特徴とする。
これによれば、集光素パターンと画像パターンが所定距離を隔てて対向する態様で、第1の透明素材と第2の透明素材を互いに接触しないように隙間を空けて平行に支持するという新規な基本構成をしても、各集光素と各画素が同じ方向に異なる配列ピッチで2次元的に配列されることによって、集光素と画素が重なる部分と位置ずれする部分とが繰り返して生じるため、画素の拡大虚像を確実に現出させることができる。
また、集光素パターンおよび/または画素パターンは、第1の透明素材と第2の透明素材が向かい合う側の表面に形成されているのが好ましい。これによれば、集光素パターンおよび/または画素パターンが第1の透明素材と第2の透明素材の間に形成されているため、装飾表示体としての外側表面が平面となされ、装飾表示体の外側表面に任意の部材を貼着する等、種々加工を施すことができる。また、装飾表示体の外側表面が他の部材と擦れる等しても、集光素パターンおよび画素パターンが摩耗したり、剥離したりすることを防止することができる。
また、第1の透明素材は、一方側の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが形成されたシート状の透明素材と、該シート状の透明素材が貼り付けられる板状の透明素材とからなるとともに、第2の透明素材は、一方側の表面に、着色された複数の画素を各画素の並びに集光素パターンと同じ方向性を持たせて各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが形成されたシート状の透明素材と、該シート状の透明素材が貼り付けられる板状の透明素材とからなるものであってもよい。これによれば、複層ガラス等のような既存の構造体に装飾表示体を容易に適用することができる。
本発明によれば、集光素パターンと画像パターンが所定距離を隔てて対向する態様で、第1の透明素材と第2の透明素材を互いに接触しないように隙間を空けて平行に支持するという新規な基本構成をして、各集光素と各画素が同じ方向に異なる配列ピッチで2次元的に配列されることによって、集光素と画素が重なる部分と位置ずれする部分とが繰り返して生じるため、画素の拡大虚像を確実に現出させることができる。
また、第1の透明素材および第2の透明素材間に隙間が空いているため、該隙間に集光素パターンおよび/または画素パターンを形成したり、該隙間に所望の部材を設けたりする等、両透明素材間の隙間を利用した技術的な工夫を種々施すことが可能になる。
また、集光素パターンと画素パターンが形成される透明素材が各々別の透明部材であることより、集光素パターンと画素パターンが別の製造工程となるため、互いに影響を与えることがなく円滑に各々を製造することが可能になる。
また、第1の透明素材、第2の透明素材および支持部材を別個に販売して、消費者に装飾表示体を構成する面白さを提供する等、装飾表示体としての商品価値を高めることも可能になる。
第1の実施形態に係る装飾表示体を示す正面図である。 図1のII−II線断面矢視図である。 図1の装飾表示体の集光素と画素の関係を示す(a)側面からの拡大模式図、および(b)正面からの拡大模式図である。 図1の装飾表示体の他の例における集光素パターンと画素パターンの関係を示す側面からの拡大模式図である。 第2の実施形態に係る装飾表示体の断面図である。 図5の装飾表示体の集光素と画素の関係を示す(a)側面からの拡大模式図、および(b)正面からの拡大模式図である。 第3の実施形態に係る装飾表示体の集光素と画素の関係を示す側面からの拡大模式図である。
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る装飾表示体の第1の実施形態を図1〜図4を参照しつつ説明する。
本実施形態の装飾表示体1は、図1および図2に示すように、アクリル板等の板状の第1の透明素材と、該第1の透明素材の裏側に配置されたアクリル板等の板状の第2の透明素材12と、第1の透明素材11と第2の透明素材12を支持する支持部材13とを備えている。
前記第1の透明素材11は、図1および図2に示すように、外側の表面(図2中では左側の表面)の全体に亘って、無着色または着色の透明インキを用いて複数の凸レンズ状の集光素111aを印刷して集光素パターン111が形成されている。この集光素パターン111は、図3に示すように、集光素111aを各集光素111aの並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。本実施形態では、集光素パターン111は、図3に示すように、x方向とこれに直交するy方向へ同じ配列ピッチpで各集光素111aがマトリクス状に等配列して形成されている。
なお、各集光素111aの配列は、必ずしも直交するパターンである必要はなく、一方の配列方向に対する他方の配列方向が90度より小さい角度または90度より大きい角度をなすようにしてもよい。
前記第2の透明素材12は、図2に示すように、外側の表面(図2中では右側の表面)の全体に亘って、着色された透明または不透明インキを用いて複数の画素121aを印刷して画素パターン121が形成されている。この画素パターン121は、図3に示すように、画素121aを各画素121aの並びに上記集光素パターン111と同じ方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。つまり、画素パターン121は、x方向とこれに直交するy方向へ各画素121aをマトリクス状に等配列して形成されている。
また、この画素パターン121は、図3に示すように、集光素111aの配列ピッチpより小さい配列ピッチqで各画素121aが配列している。これにより、x−y平面の各方向について、複数個おきに集光素111aと画素121aが完全に重なる部分と、その周囲の画素121aが集光素111aから順次内側に位置ずれする部分とが繰り返し生じている。このように、画素121aの配列ピッチqが集光素111aの配列ピッチpより小さく設定されている場合、後述のように拡大虚像Z1は画素パターン121が形成された第2の透明素材12の表側(図2中では右側)に現出することとなる。
なお、集光素パターン111の集光素111aと画素パターン121の画素121aについては、説明の便宜上、図1および図2において拡大して図示しているが、実際には非常に小さいものである。
前記支持部材13は、図1に示すように、第1の透明素材11と第2の透明素材12の外周縁に沿って設けられている。この支持部13は、図2に示すように、内周面において各透明素材11,12の外縁部が嵌合可能な第1の溝部131および第2の溝部132が全周に亘って形成されている。この第1の溝部131に第1の透明素材11の外縁部を嵌合させることによって第1の透明素材11を支持するとともに、第2の溝部132に第2の透明素材12の外縁部を嵌合させることによって第2の透明素材11を支持する。
また、支持部材13は、第1の溝部131および第2の溝部132が所定距離dを隔てて平行に形成されている。このため、図2および図3に示すように、第1の透明素材11の表面に形成された集光素パターン111と第2の透明素材12の表面に形成された画素パターン121とが所定距離dを隔てて対向する態様で、第1の透明素材11と第2の透明素材12が互いに接触しないように、隙間r(r>0)を空けて平行に支持される。
なお、上記所定距離dは、集光素パターン111における集光素111aによって画像パターン121における画素121aの拡大虚像Z1を現出させるのに必要な距離である。
また、上記隙間rは、集光素パターン111と画素パターン121における所定距離d、第1の透明素材11と第2の透明素材12の厚みによって、適宜設定される。
而して、本装飾表示体1では、上述のように、集光素パターン111と画像パターン121が所定距離dを隔てて対向する態様で、支持部材13により第1の透明素材11と第2の透明素材12を隙間rを空けて平行に支持している。このことより、図3に示すように、x−y平面の各方向について、各集光素111aと各画素121aが同じ方向に異なる配列ピッチp、配列ピッチqで2次元的に配列されることによって、複数個おきに集光素111aと画素121aが完全に重なる部分と、その周囲の画素121aが集光素111aから順次内側に位置ずれする部分とが繰り返し生じる。このため、画素121aの拡大虚像Z1を、見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で第2の透明素材12の表側(図2中では右側)に現出させることができる。
なお、本実施形態では、集光素パターン111が第1の透明素材11の外側の表面に形成され、画素パターン121が第2の透明素材12の外側の表面に形成される場合について説明したが、集光素パターン111および/または画素パターン121は、第1の透明素材11と第2の透明素材12が向かい合う側の表面に形成されてもよい。
具体的には、図4(a)に示すように、画素パターン121が第2の透明素材12の内側の表面(図中では左側の表面)に形成されてもよい。また、図4(b)に示すように、集光素パターン111が第1の透明素材11の内側の表面(図中では右側の表面)に形成されてもよい。図4(c)に示すように、集光素パターン111が第1の透明素材11の内側の表面(図中では右側の表面)に形成され、画素パターン121が第2の透明素材12の内側の表面(図中では左側の表面)に形成されてもよい。なお、いずれの場合も、集光素パターン111および画素パターン121は所定距離dを隔てて対向しており、これに基づいて隙間rが設定されている。
また、第1の透明素材11と第2の透明素材12がいずれも板状である場合について説明したが、いずれか一方あるいはいずれもシート状であってもよい。
また、集光素パターン111が第1の透明素材11の表面の全体に亘って形成される場合について説明したが、一部のみに形成されていてもよい。
また、画素パターン121が第2の透明素材12の表面の全体に亘って形成される場合について説明したが、一部のみに形成されていてもよい。
また、第1の透明素材11と第2の透明素材12の間に、写真や絵、あるいは着色された透明素材を入れる等してもよい。
また、本実施形態では、集光素パターン111が形成される第1の透明素材11の表面(集光素111aの接触面)と、画素パターン121が形成される第2の透明素材12の表面(画素121aの接触面)との間の距離を所定距離dと定義した。この所定距離dは、最も集光素111aや画素121aの大きさにより適宜設定されるものであるが、例えば集光素111aおよび画素121aの画素径が0.1〜2mm、配列ピッチが0.15mm〜2.2mmの場合、所定距離dは0.1〜20mm、さらに好ましくは0.4〜10mmに設定されると好適に拡大虚像Z1が得られる。
なお、この所定距離dについては、その他にも例えば集光素111aの最外側部(頂点)と画素121aの最外側部(上面)の間の距離であったり、集光素111aの中心部と画素121aの中心部の間の距離であってもよい。要は、画素121aの拡大虚像Z1が集光素111aを介して現出するために集光素パターン111と画素パターン121が所定距離を保っていればよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る装飾表示体の第2の実施形態を図5および図6を参照しつつ説明する。なお、以下では、上記実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。
第1の透明素材11の集光素パターン111は、実施形態1と同様に、集光素111aを各集光素111aの並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。本実施形態でも、集光素パターン111は、x方向とこれに直交するy方向へ同じ配列ピッチpで各集光素111aがマトリクス状に等配列して形成されている。
また、 第2の透明素材22の画素パターン221は、画素121aを各画素121aの並びに上記集光素パターン111と同じ方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。つまり、画素パターン121は、x方向とこれに直交するy方向へ各画素121aをマトリクス状に等配列して形成されている。そして、この画素パターン121は、図3に示すように、集光素111aの配列ピッチpより大きい配列ピッチq’で各画素121aが配列している。
これにより、x−y平面の各方向について、複数個おきに集光素111aと画素221aが完全に重なる部分と、その周囲の画素221aが集光素111aから順次外側に位置ずれする部分とが繰り返し生じている。このように画素121aの配列ピッチq’が集光素111aの配列ピッチpより大きく設定されている場合、拡大虚像Z2は集光素パターン111が形成された第1の透明素材11の表側(図2中では左側)に現出する。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る装飾表示体の第3の実施形態を図7を参照しつつ説明する。なお、以下では、上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。
本実施形態の装飾表示体3において、第1の透明素材31は、図7に示すように、シート状の透明素材311と、該透明素材311が外側の表面(図7中では左側の表面)に貼り付けられる板状の透明素材312とからなる。
前記シート状の透明素材311は、外側の表面(図7中では左側の表面)に集光素パターン111が形成されている。この集光素パターン111は、実施形態1と同様に、集光素111aを各集光素111aの並びに方向性を持たせて配列ピッチpで2次元的に配列して形成されている。また、前記板状の透明素材312は、表裏面が平坦状のガラス板やアクリル板等の透明板部材である。
また、前記第2の透明素材32は、図7に示すように、シート状の透明素材321と、該透明素材321が外側の表面(図7中では右側の表面)に貼り付けられる板状の透明素材322とからなる。
前記シート状の透明素材321は、外側の表面(図7中では右側の表面)に画素パターン121が形成されている。この画素パターン121は、実施形態1と同様に、画素121aを各画素121aの並びに上記集光素パターン111と同じ方向性を持たせて配列ピッチqで2次元的に配列して形成されている。ここでの画素121aの配列ピッチqは集光素111aの配列ピッチpより小さく設定されている。また、前記板状の透明素材322は、上記第1の透明素材31の板状の透明素材311と同様、表裏面が平坦状のガラス板やアクリル板等の透明板部材である。
このように、集光素パターン111と画像パターン121が所定距離dを隔てて対向する態様で、第1の透明素材11と第2の透明素材12が接触しないように隙間rを空けて平行に配置されることにより、画素121aの拡大虚像を現出させることができる。
また、上述のように構成される本装飾表示体3は、第1の透明素材31の板状の透明素材312と第2の透明素材32の板状の透明素材322として、隙間を空けて平行に配置される複層ガラスに適用することが可能である。具体的には、複層ガラスの一方側のガラス板を第1の透明素材31の板状の透明素材312として、表面にシート状の透明素材311を貼り付けるとともに、複層ガラスの他方側のガラス板を第2の透明素材32の板状の透明素材322として、表面にシート状の透明素材321を貼り付ければ、集光素パターン111と画像パターン121が所定距離dを隔てて対向するため、複層ガラス等のような既存の構造体を装飾表示体3にすることができる。
なお、上述の第1の透明素材31におけるシート状の透明素材311および板状の透明素材312や、第2の透明素材32におけるシート状の透明素材321および板状の透明素材322の各部材の厚みについては特に限定されるものではない。要は、画素121aの拡大虚像Z1が集光素111aを介して現出するために集光素パターン111と画素パターン121が所定距離dを隔てるものであれば、各部材の厚さは任意なものである。
また、上記各実施形態では、集光素111aの配列ピッチpおよび画素121aの配列ピッチqが一定である場合について説明したが、いずれか一方の配列ピッチあるいは両方の配列ピッチが、次第に変化していくもの、一部の領域部分で異なっているもの等のように、各配列ピッチに変化があるものであってもよい。
また、画素121aが円形状であるように図示したが、四角形、星形、十字形等その他の形状であってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…装飾表示体
11,31…第1の透明素材
111…集光素パターン
111a…集光素
12,22,32…第2の透明素材
121,221…画素パターン
121a…画素
13…支持部
131…第1の溝部
132…第2の溝部

Claims (3)

  1. 一方側の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが形成されたシート状または板状の第1の透明素材と、
    一方側の表面に、着色された複数の画素を各画素の並びに前記集光素パターンと同じ方向性を持たせて前記各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが形成されたシート状または板状の第2の透明素材と、
    前記集光素パターンと前記画像パターンが所定距離を隔てて対向する態様で、前記第1の透明素材と前記第2の透明素材を互いに接触しないように隙間を空けて平行に支持する支持部材とを備えることを特徴とする装飾表示体。
  2. 前記集光素パターンおよび/または画素パターンは、前記第1の透明素材と前記第2の透明素材が向かい合う側の表面に形成されている請求項1に記載の装飾表示体。
  3. 前記第1の透明素材は、一方側の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが形成されたシート状の透明素材と、該シート状の透明素材が貼り付けられる板状の透明素材とからなるとともに、
    前記第2の透明素材は、一方側の表面に、着色された複数の画素を各画素の並びに前記集光素パターンと同じ方向性を持たせて前記各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが形成されたシート状の透明素材と、該シート状の透明素材が貼り付けられる板状の透明素材とからなる請求項1または請求項2に記載の装飾表示体。
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