JP2013243807A - 充電回路及びそれを用いた閃光放電ランプ点灯装置 - Google Patents

充電回路及びそれを用いた閃光放電ランプ点灯装置 Download PDF

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勝明 大久保
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徹 永瀬
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信一 鈴木
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Abstract

【課題】直列接続された複数の蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができる低損失、小型かつ安価な構成を提供する。
【解決手段】第1及び第2の端子間N1、N2に発生させた電圧を蓄電するための蓄電回路部を備えた充電回路であって、蓄電回路部は、直接直列接続された第1及び第2の蓄電素子15−1,15−2、並びに第1の端子N1と第1の蓄電素子15−1の高電位側電極を接続する第1の電流経路L1、第2の端子N2と第1の蓄電素子15−1の低電位側電極を接続する第2の電流経路L2、第1の端子N1と第2の蓄電素子15−2の高電位側電極を接続する第3の電流経路L3及び第2の端子N2と第2の蓄電素子15−2の低電位側電極を接続する第4の電流経路L4の開閉状態を切り替え可能なスイッチ部51,52,53,54を備える。
【選択図】図1B

Description

本発明は蓄電素子に電荷を充電するための充電回路及びそれを用いた閃光放電ランプ点灯装置に関する。
太陽電池の光電変換特性などの各種太陽エネルギー利用機器の性能測定のために、自然太陽光のスペクトル分布を再現する擬似太陽光を被照射体に照射する擬似太陽光照射装置が知られている。このような装置では、例えば、発光長が1000mm以上のキセノンランプ(以下、「ランプ」という)に直流のランプ電流が通電され、そのランプ電流値は点灯装置によって制御される。一般的には、点灯時のランプ電流は数十アンペア(例えば70A)、ランプ電圧は数百ボルト(例えば500V)程度であり、このランプ電流/電圧が、1回の点灯あたり数十ミリ秒から数百ミリ秒にわたって通電/印加される。この出力状態が定電流又は定電力で制御され、点灯期間中に被照射体の性能が測定される。
上記の場合、ランプ電力が約35kWとなり、瞬時(例えば100ミリ秒)とはいえ、この電力を商用電源から直接供給すると、同じ商用電源の系統の周辺機器に障害を及ぼすことや、商用電源と照射装置の間に容量の大きい接点及び配線が必要となることが問題となる。そこで一般には、照射装置内に点灯装置を設け、点灯装置において電力をコンデンサ等の蓄積素子に蓄積し、点灯指令に応じてその蓄積された電力をランプに供給する構成が採用される。このような閃光ランプ点灯装置において、必要な蓄電素子の電圧および容量はランプ電圧やランプ電流、ランプ点灯時間等によって異なってくる。そのため、蓄電素子は複数直列、複数並列又はその組み合わせによって構成されることが多い。充電回路はその蓄電素子の構成、及び必要とされる充電完了までの時間に応じて設計される。
ここで、直列接続された複数の蓄電素子を充電する場合、蓄電素子の各々に同じ電圧を充電することが必要となる。直列接続された複数の蓄電素子に単に充電電流を流したのでは、その内部抵抗のばらつき等により、各蓄電素子に充電される電圧が不均一となる可能性がある。その場合、複数の蓄電素子のうちのある蓄電素子において、充電電圧が他の蓄電素子の充電電圧よりも高くなり、場合によっては蓄電素子の定格電圧を超えてしまう可能性がある。
そこで、例えば、特許文献1は、各蓄電素子に並列接続されたバランス抵抗によって各蓄電素子の充電電圧のバランスが確保される構成を開示する。また、図12に示すように、直列接続された蓄電素子それぞれに対応して個別の昇圧充電回路が設けられる構成も考えられる。この構成においては、各蓄電素子の充電電圧及び充電電流を個別に制御することができるので、各蓄電素子間で充電電圧を均等化し易い。また、特許文献2は、高圧放電を行うために、複数の蓄電素子を並列接続して単一の電源から各々を充電した後に蓄電素子をスイッチ素子により直列接続に組み替え、直列合計電圧を負荷に放電する構成を開示する。
特開2011−155751号公報 特開2010−175596号公報
しかし、特許文献1の構成では、充電中又は充電後にバランス抵抗によって電力が消費されるので損失が大きく、好ましくない。特に、充電電圧が高圧になるほどこの問題が無視できないものとなる。また、図12のような回路構成では各蓄電素子の充電電圧は適正なものとなるものの、充電回路が大型化し、高コストなものとなってしまう。特に、蓄電素子の接続数が増加すればするほどこの問題が顕著になる。
また、特許文献2の構成によると、接続切替え用のスイッチ素子が各蓄電素子間に挿入されているので、蓄電素子の直列接続時(放電時)には、導通状態のスイッチ素子に全放電電流が流れることになる。即ち、スイッチ素子に電流容量の大きく、かつ場合によっては高耐圧の素子を用いる必要があり、充電回路が大型化及び高コスト化してしまう。特に、閃光放電ランプ点灯装置に用いる充電回路においては、充電合計電圧が1000Vを超え、放電電流が数10〜100A程度となる。従って、その放電経路に、電流容量が大きくかつ高耐圧のスイッチ素子が蓄電素子数に応じて挿入される構成は現実的ではない。
そこで、本発明は、直列接続された複数の蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができる低損失、小型かつ低コストな構成を提供することを課題とする。また、本発明は、閃光放電ランプに高圧を印加して大電流を流すことができる小型かつ安価な閃光放電ランプ点灯装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の側面は、高電位側の第1の端子と低電位側の第2の端子の間に充電用電圧を発生させる電源回路部及び充電用電圧を蓄電するための蓄電回路部を備えた充電回路である。蓄電回路部は、直列接続された第1及び第2の蓄電素子であって第1の蓄電素子の低電位側電極と第2の蓄電素子の高電位側電極が直接接続された第1及び第2の蓄電素子、並びに第1の端子と第1の蓄電素子の高電位側電極を接続する第1の電流経路、第2の端子と第1の蓄電素子の低電位側電極を接続する第2の電流経路、第1の端子と第2の蓄電素子の高電位側電極を接続する第3の電流経路及び第2の端子と第2の蓄電素子の低電位側電極を接続する第4の電流経路の開閉状態を切り替え可能なスイッチ部を備える。充電回路はさらに、電源回路部及びスイッチ部を制御する制御回路を備え、第1及び第2の電流経路の組が同じ開閉状態となり、第3及び第4の電流経路の組が同じ開閉状態となり、かつ第1及び第2の電流経路の組と第3及び第4の電流経路の組が同時に閉状態にならないように制御回路がスイッチ部を制御する。
ここで、第1のノードにおいて第1の端子から第1の電流経路と第3の電流経路への分岐が形成され、第2のノードにおいて第2の端子から第2の電流経路と第4の電流経路への分岐が形成され、スイッチ部が第1乃至第4のスイッチ素子を備え、第1のスイッチ素子が第1のノードと第1の蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、第2のスイッチ素子が第2のノードと第1の蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、第3のスイッチ素子が第1のノードと第2の蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、第4のスイッチ素子が第2のノードと第2の蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、第1及び第2のスイッチ素子の組が同じ開閉状態となり、第3及び第4のスイッチ素子の組が同じ開閉状態となり、かつ第1及び第2のスイッチ素子の組と第3及び第4のスイッチ素子の組が同時に閉状態にならないようにスイッチ部が制御される。
さらに、充電回路は、第1のノードと第1の蓄電素子の高電位側電極の間に、アノードを第1のノードに向けて第1のスイッチ素子に直列接続された第1の整流素子、及び第2のノードと第2の蓄電素子の低電位側電極の間に、カソードを第2のノードに向けて第4のスイッチ素子に直列接続された第2の整流素子を備えるようにしてもよい。
本発明の第2の側面は、高電位側の第1の端子と低電位側の第2の端子の間に充電用電圧を発生させる電源回路部及び充電用電圧を蓄電するための蓄電回路部を備えた充電回路である。蓄電回路部が、2≦n、1≦k≦nのn及びkについて、直列接続された第1乃至第nの蓄電素子であって、k=nの場合を除き第kの蓄電素子の低電位側電極と第k+1の蓄電素子の高電位側電極が直接接続された第1乃至第nの蓄電素子、並びに第1の端子と第kの蓄電素子の高電位側電極を接続する第2k−1の電流経路及び第2の端子と第kの蓄電素子の低電位側電極を接続する第2kの電流経路の開閉状態を切り替え可能なスイッチ部を備える。充電回路はさらに、電源回路部及びスイッチ部を制御する制御回路を備え、第2k−1及び第2kの電流経路の組が同じ開閉状態となりかつ他の電流経路の組が同時に閉状態にならないように制御回路が前記スイッチ部を制御する。
ここで、第1のノードにおいて第1の端子から第2k−1の電流経路と第2k+1の電流経路への分岐が形成され、第2のノードにおいて第2の端子から第2kの電流経路と第2k+2の電流経路への分岐が形成され、スイッチ部が第1乃至第nのスイッチ素子を備え、第2k−1のスイッチ素子が第1のノードと第kの蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、第2kのスイッチ素子が第2のノードと第kの蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、第2k−1及び第2kのスイッチ素子の組が同じ開閉状態となりかつ他のスイッチ素子の組が同時に閉状態にならないようにスイッチ部が制御される。
さらに、第1のノードと、少なくともn−1以下のkについて第kの蓄電素子の高電位側電極の間に、アノードを第1のノードに向けて第2k−1のスイッチ素子に直列接続された第2k−1の整流素子、及び第2のノードと、少なくとも2以上のkについて第kの蓄電素子の低電位側電極の間に、カソードを第2のノードに向けて第2kのスイッチ素子に直列接続された第2kの整流素子を備えるようにしてもよい。
上記第1又は第2の側面において、制御回路は、全電流経路が開状態の期間に電源回路部の出力を停止させるように構成されることが好ましい。
本発明の第3の側面は、上記第1又は第2の側面の充電回路、直列接続された蓄電素子の合計充電電圧を閃光放電ランプに印加するための電流制御回路、及び充電回路と電流制御回路を制御する制御手段を備えた閃光放電ランプ点灯装置である。
本発明の第1の実施例による充電回路を含む閃光放電ランプ点灯装置を示す図である。 図1Aの充電回路部を示す図である。 図1Bの充電回路の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施例による充電回路を示す図である。 本発明の第3の実施例による充電回路を示す図である。 図4の充電回路の動作を説明する図である。 本発明の第4の実施例による充電回路を示す図である。 本発明の第1の変形例による充電回路を示す図である。 本発明の第2の変形例による充電回路を示す図である。 本発明の第3の変形例による充電回路を示す図である。 本発明の第4の変形例による充電回路を示す図である。 本発明の第5の変形例による充電回路を示す図である。 従来技術による充電回路を示す図である。
実施例1.
図1Aに本発明の第1の実施例による充電回路を含む閃光放電ランプ点灯装置(以下、「点灯装置」という)を示す。点灯装置は、AC電源を整流器1及び平滑コンデンサ2で整流平滑化する整流入力回路100、整流入力回路100の出力を昇圧して充電する充電回路200、閃光放電ランプ25を絶縁破壊させて充電回路200で充電されたエネルギーを閃光放電ランプ25に投入するための電流制御回路300、並びに充電回路200及び電流制御回路300を制御するCPU400(制御手段)を備える。但し、上記及び以降の説明において、各回路素子が上記のどの回路に属するかは便宜的なものであり、本発明を拘束するものではない。
充電回路200は、高電位側の端子31及び低電位側の端子32より前段の電源回路部、端子31及び32の後段の蓄電回路部、及びPWM制御回路7を備える。電源回路部は端子31−32の間に充電用電圧を発生させ、蓄電回路部はその充電用電圧を蓄電する。
電源回路部は、トランジスタ3〜6からなるフルブリッジ回路、フルブリッジ回路の出力がその一次巻線に接続される昇圧トランス8、昇圧トランスの二次巻線に接続される整流器9、整流器9の出力側に接続される電流制限用コイル10、充電電圧検出部11、電流検出抵抗12、誤差増幅器13及び基準電源14を含む。フルブリッジ回路(3〜6)はPWM制御回路7によってスイッチング制御される。
蓄電回路部は、蓄電素子15−1及び15−2並びにスイッチ部50を備える。
蓄電素子15−1及び15−2は直列接続され、蓄電素子15−1の低電位側電極と蓄電素子15−2の高電位側電極が直接接続されている。蓄電素子15−1及び15−2は大容量のコンデンサであればよい。なお、図1においては、蓄電素子15−1及び15−2として電解コンデンサを図示しているが、例えば電気二重層コンデンサ、バッテリー等、他の蓄電素子であってもよい。また、蓄電素子は直列接続構成において複数の蓄電素子が並列接続されるようにしてもよい。
図1Bに充電回路200の詳細な図を示す。スイッチ部50は電流経路L1〜L4及びスイッチ素子51〜54を備える。電流経路L1は端子31と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に配線され、電流経路L2は端子32と蓄電素子15−1の低電位側電極の間に配線され、電流経路L3は端子31と蓄電素子15−2の高電位側電極の間に配線され、電流経路L4は端子32と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に配線される。ここで、電流経路L1と電流経路L3の分岐点をノードN1とし、電流経路L2と電流経路L4の分岐点をノードN2とする。また、スイッチ素子51〜54の各出力点を充電出力端子41〜44とする。
スイッチ素子51はノードN1と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に接続され、スイッチ素子52はノードN2と蓄電素子15−1の低電位側電極の間に接続され、スイッチ素子53はノードN1と蓄電素子15−2の高電位側電極の間に接続され、スイッチ素子54はノードN2と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に接続される。スイッチ素子51〜54は、例えばMOSFET等のトランジスタからなり、PWM制御回路7によってそれぞれON−OFF制御される。図1Bから分かるように、スイッチ素子51及び52が導通状態でかつスイッチ素子53及び54が非導通状態のときに蓄電素子15−1が充電され、スイッチ素子51及び52が非導通状態でかつスイッチ素子53及び54が導通状態のときに蓄電素子15−2が充電される。従って、PWM制御回路7は、電流経路L1及びL2(即ち、スイッチ素子51及び52)を同じ開閉状態とし、電流経路L3及びL4(即ち、スイッチ素子53及び54)を同じ開閉状態とし、かつ電流経路L1及びL2と電流経路L3及びL4が同時に閉状態とならないようにスイッチ素子51〜54を制御する。
電源回路部において、PWM制御回路7はCPU400からの充電開始指令を受けると、トランジスタ3及び6とトランジスタ4及び5を数十kHz(例えば、50kHz程度)の高周波で交互にオン/オフさせる。フルブリッジ回路の交流出力は昇圧トランス8の1次巻線に入力され、昇圧トランス8の巻数比に応じて昇圧された電圧が2次巻線に発生する。昇圧トランス8の2次巻線に発生した電圧は整流器9によって整流され、充電入力端子31(高電位側端子)及び充電入力端子32(低電位側端子)に出力される。
例えば、上述したようにスイッチ素子51及び52がON状態のとき、電源回路部の出力は蓄電素子15−1に充電される。この際に、蓄電素子15−1の充電電圧が充電電圧検出部11によって検出され、所定期間内において検出充電電圧が設定充電電圧に達していなければPWM制御回路7はフルブリッジ回路(3〜6)の動作を継続する。一方、検出充電電圧が設定充電電圧に到達した時点でPWM制御回路7がフルブリッジ回路の動作を停止し、又は充電電圧を維持するようフルブリッジ回路を制御する。また、充電動作中は、電流検出抵抗12に発生する電圧(即ち、検出充電電流)が基準電圧14(即ち、充電電流設定値)と等しくなるように誤差増幅器13の誤差増幅出力に応じてPWM制御回路7がフルブリッジ回路のパルス幅を制御する。スイッチ素子53及び54がON状態となり、電源回路部の出力が蓄電素子15−2に充電される場合も同様の動作が行われる。
図2は充電回路200の動作を示すタイミングチャートである。図2において、スイッチ素子51及び52の組の導通状態をT1(ON:導通)、スイッチ素子53及び54の組の導通状態をT2(ON:導通)、フルブリッジ回路(3〜6)の動作状態をTFBで表す。上述したように、T1とT2は同時にON状態とはならい。そして、T1とT2が同時にONしてしまう瞬間を回避するためにT1とT2には所定のデッドタイムdが確保されることが望ましい。
また、T1及びT2がともにOFFの期間は電源回路部の出力(即ち、端子31−32間)がオープン状態となり、この期間に電源回路部が昇圧出力動作を行うと端子31−32間に高電圧が発生してしまう。従って、T1及びT2の双方がOFFの期間にはTFBがONとならないようデッドタイムDが設けられるようにしてもよい。デッドタイムDの期間は、フルブリッジ回路(3〜6)のスイッチング動作が停止されて電源回路部の出力が停止される。
なお、図2ではT1、T2及びTFBのいずれも一定の周期及び一定のデューティ比でON−OFFする構成としているが、T1、T2及びTFBのON−OFFのタイミングは上記のデットタイムd及びDが確保されている限りは任意である。例えば、一方の蓄電素子を先に充電完了させた後に他方の蓄電素子を充電開始するようにしてもよい。この場合、T1とT2のデッドタイムd及びTFBのデッドタイムDは全充電期間にわたってそれぞれ1回だけとなる。
蓄電素子15−1及び15−2の合計充電電圧がランプ電圧よりも充分に高い設定電圧(例えば、1000V)に充電されたことが充電電圧検出部11及びPWM制御回路7によって検出されると、PWM制御回路7はフルブリッジ回路の動作を一旦停止(又は充電電圧を保持)し、スタンバイ状態とする。PWM制御回路7は、充電の完了に応じて充電完了信号をCPU400に返す充電完了検出手段7aを含む。
電流制御回路300は降圧チョッパ回路からなり、降圧チョッパ回路は、IGBT等の半導体スイッチ16、ダイオード17、コイル18、コンデンサ19、電流検出抵抗20、半導体スイッチ16の導通時間を制御するPWM制御回路21、誤差増幅器22、パルストランス23及び始動回路24を含む。CPU400は充電完了検出手段7aからの充電完了信号を受けて点灯指令信号を出力する。電流制御回路300はCPU400からの点灯指令信号に応じて動作を開始する。動作開始時点で、ランプ25の両端に蓄電素子15−1及び15−2の直列合計電圧とほぼ等しい直流電圧(1000V)が直ちに印加され、ランプ点灯指令によって始動回路23が起動する。始動回路23が起動すると、パルストランス24に高圧パルスが発生することよってランプ25の絶縁破壊が起こる。
ランプ25が絶縁破壊を起こすと、蓄電素子15−1及び15−2の合計充電電圧を電源として電流制御回路300からの制限された電流がランプ25に投入される。電流制御回路300において、点灯中は、ランプ電流に比例する電圧信号(検出電圧)と、ランプ電流の設定値に比例するCPU400からの可変の電圧信号が誤差増幅器22に入力され、両者が等しくなるようにPWM制御回路21によって半導体スイッチ16の導通時間がPWM制御される。これにより、直列接続された蓄電素子15−1及び15−2を電源とするランプ25の直流点灯(例えば、直流定電流点灯)が行われる。
このように、本実施例の構成によると、直列接続された蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができる。また、蓄電素子追加に伴う追加部品がスイッチ素子51〜54だけであり、充電回路の小型化に有利である。
しかも、蓄電素子から負荷(ランプ)への放電経路中にスイッチ素子51〜54が接続されていないので、スイッチ素子51〜54には充電電流に対応する程度の電流容量のスイッチ素子を採用すればよい。具体的には、蓄電素子からランプへの放電電流は約数10〜100Aであるのに対し、電源回路部から各蓄電素子への充電電流は数A程度である。従って、スイッチ素子51〜54に流れる電流も数A程度であるので、低損失、小型かつ低コストな充電回路を構成できる。
またさらに、いずれの充電経路にも昇圧出力が印加されない期間に電源回路部の動作を停止させる構成としたので、電源回路部が高い昇圧比で高電圧を出力する構成においても安全性を確保することができる。
実施例2.
本実施例では、上記第1の実施例の構成に加えて、さらにスイッチ素子故障時の蓄電素子の短絡を防止する構成を示す。蓄電素子の充電過程(特に、充電が進んだ状態)において、蓄電素子が短絡されると、その短絡経路に非常に大きな放電電流が流れることになり、好ましくない。従って、本実施例では、スイッチ素子故障時の過大な放電電流を防止することを目的とする。
図3に本実施例の充電回路部の構成を示す。図1に示す第1の実施例との相違は、スイッチ部50が整流素子61及び62を備える点である。整流素子61はノードN1と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に、アノードをノードN1に向けてスイッチ素子51に直列接続される。整流素子62はノードN2と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に、カソードをノードN2に向けてスイッチ素子54に直列接続される。整流素子61及び62はダイオードであればよい。
例えば、充電過程においてスイッチ素子51が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(短絡、OFF、ON、ON)の状態(期間T2)となったときに、仮に整流素子61がなかったとすると、蓄電素子15−1の高電位側電極と低電位側電極とが端子41、スイッチ素子51(短絡)、ノードN1、スイッチ素子53及び端子43を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子51の短絡故障発生前に蓄電素子15−1に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T2においてスイッチ素子51及び53が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子61が接続されていれば、スイッチ素子51の短絡故障発生後の期間T2において、整流素子61が非導通状態となり、蓄電素子15−1の短絡が防止される。
また、充電過程においてスイッチ素子52が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(OFF、短絡、ON、ON)の状態(期間T2)となったとき、仮に整流素子62がなかったとすると、蓄電素子15−2の高電位側電極と低電位側電極とが端子42、スイッチ素子52(短絡)、ノードN2、スイッチ素子54、端子44を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子52の短絡故障発生前に蓄電素子15−2に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T2においてスイッチ素子52及び54が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子62が接続されていれば、スイッチ素子52の短絡故障発生後の期間T2において整流素子62が非導通状態とり、蓄電素子15−2の短絡が防止される。
この場合の期間T2において、スイッチ素子52及び53が同時に導通することにより高電位側端子31と低電位側端子32とが実質的に短絡状態となり得るが、このような状態に対しては、電源回路部における異常検出手段によって保護動作を行うようにすればよい。例えば、PWM制御回路7が最小出力状態(例えば、最小デューティ状態)となっても電流検出抵抗12に流れる電流が所定値以上となるような状態をPWM制御回路7が異常発生と判定し、フルブリッジ回路(3〜6)を停止させるようにすればよい。
また、充電過程においてスイッチ素子53が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(ON、ON、短絡、OFF)の状態(期間T1)となったとき、仮に整流素子61がなかったとすると、蓄電素子15−1の高電位側電極と低電位側電極とが端子41、スイッチ素子51(回生ダイオード)、ノードN1、スイッチ素子53及び端子43を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子53の短絡故障発生前に蓄電素子15−1に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T1においてスイッチ素子51及び53が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子61が接続されていれば、スイッチ素子53の短絡故障発生後の期間T1において整流素子61が非導通状態となり、蓄電素子15−1の短絡が防止される。この場合の期間T1においても、スイッチ素子52及び53が同時に導通することにより高電位側端子31と低電位側端子32とが実質的に短絡状態となり得るが、上述したように、このような状態に対しては、電源回路部における異常検出手段によって保護動作を行うようにすればよい。
また、充電過程においてスイッチ素子54が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(ON、ON、OFF、短絡)の状態(期間T1)において、仮に整流素子62がなかったとすると、蓄電素子15−2の高電位側電極と低電位側電極とが端子42、スイッチ素子52(回生ダイオード)、ノードN2、スイッチ素子54(短絡)及び端子44を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子54の短絡故障発生前に蓄電素子15−2に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T1においてスイッチ素子52及び54が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子62が接続されていれば、スイッチ素子54の短絡故障発生後の期間T1において整流素子62が非導通状態となり、蓄電素子15−2の短絡が防止される。
以上のように、スイッチ素子故障時の蓄電素子短絡防止用(逆流防止用)の整流素子を接続することにより、充電回路の安全性がより向上する。
実施例3.
第1の実施例では、蓄電回路部において2個の蓄電素子を直列接続する構成を示したが、本実施例では、n(2≦n)個の蓄電素子を直列接続する構成を示す。図4に本実施例の充電回路における蓄電回路部の構成を示す。なお、n=2の場合は上記第1の実施例と同様の構成となる。
本実施例の蓄電回路部は、蓄電素子15−1〜15−n及びスイッチ部50を備える。なお、以降の説明において、2≦n、1≦k≦nとする。蓄電素子15−1〜15−nは直列接続され、蓄電素子15−kの低電位側電極と蓄電素子15−(k+1)の高電位側電極が直接接続されている(但し、k=nの場合を除く)。スイッチ部50は電流経路L〜L2n及びスイッチ素子50〜502nを備える。なお、図4においては、図の明瞭化のため、各スイッチ素子の制御線(ゲート配線)は省略してある。
電流経路L2k−1は端子31と蓄電素子15−kの高電位側電極の間に配線され、電流経路L2kは端子32と蓄電素子15−kの低電位側電極の間に配線される。
スイッチ素子502k−1は端子31と蓄電素子15−kの高電位側電極の間に接続され、スイッチ素子502kは端子32と蓄電素子15−kの低電位側電極の間に接続される。スイッチ素子50〜502nは、例えばMOSFET等のトランジスタからなり、PWM制御回路7によってそれぞれON−OFF制御される。本実施例でも、電流経路L2k−1及びL2kが同じ開閉状態となり、かつ他の電流経路が同時に閉状態にならないようにPWM制御回路7がスイッチ部50の各スイッチ素子のON−OFFを制御する。
図5にPWM制御回路7によるスイッチ部50の制御のタイミングチャートを示す。スイッチ素子502k−1及び502kの組の導通状態をTk、フルブリッジ回路(3〜6)の動作状態をTFBとする。第1の実施例と同様に、1組のスイッチ素子と他の組のスイッチ素子が同時にONしてしまう瞬間を回避するために各期間の間には所定のデッドタイムdが確保されることが望ましい。
また、TkがOFFの期間は電源回路部の出力(即ち、端子31−32間)がオープン状態となり、この期間に電源回路部が昇圧出力動作を行うと端子31−32間に高電圧が発生してしまう。従って、Tkの期間にはTFBがONとならないようデッドタイムDが設けられるようにしてもよい。デッドタイムDの期間は、フルブリッジ回路のスイッチング動作が停止され、電源回路部の出力が停止される。
なお、図5ではTk及びTFBのいずれも一定の周期及び一定のデューティ比でON−OFFする構成としているが、Tk及びTFBのON−OFFのタイミングは上記のデットタイムd及びDが確保されている限りは任意である。例えば、1つの蓄電素子を充電完了させた後に他の蓄電素子を充電開始するようにしてもよい。
以上のように、本実施例の充電回路の構成は、多数の蓄電素子を直列接続する場合にも容易に拡張することができる。特に、蓄電素子の追加に伴う追加部品が、蓄電素子数の倍の数の定格電流数A程度のスイッチ素子だけで済むので、充電回路が大幅に大型化・高コスト化することはない。従って、本発明は種々の充電回路乃至は閃光放電ランプ点灯装置に適用することができ、汎用性が高く、有利である。
実施例4.
本実施例では、上記第3の実施例の構成に加えて、さらにスイッチ素子故障時の蓄電素子の短絡を防止する構成を示す。蓄電素子の充電過程において、蓄電素子が短絡されると(特に複数の蓄電素子がまとめて短絡されると)、その短絡経路に非常に大きな放電電流が流れることになり、好ましくない。従って、本実施例では、スイッチ素子故障時の過大な放電電流を防止することを目的とする。
図6に本実施例の充電回路部の構成を示す。図4に示す第3の実施例との相違は、スイッチ部50が整流素子60〜602n(但し、60及び602n−1は無い)を備える点である。整流素子602k−1(1≦k≦n)はノードN1と蓄電素子15−k(但し、蓄電素子15−nを除く)の高電位側電極の間に、アノードをノードN1に向けてスイッチ素子502k−1に直列接続される。整流素子602kはノードN2と蓄電素子15−k(但し、蓄電素子15−1を除く)の低電位側電極の間に、カソードをノードN2に向けてスイッチ素子502kに直列接続される。各整流素子はダイオードであればよい。
第2の実施例を参照して各整流素子の役割を一般化すると、以下のようになる。
整流素子602k−1は、スイッチ素子502k−1が短絡故障した場合に、スイッチ素子502k−1とスイッチ素子502j+1(k≦j≦n−1)が同時に導通状態となることにより蓄電素子15−kから15−jまでの蓄電素子が短絡することを防止するために接続される。なお、j=kの場合は蓄電素子15−kのみが短絡される。ここで、スイッチ素子502n+1は存在しないので、スイッチ素子502n−1及び502n+1が同時に導通することはなく、整流素子602n−1は不要となる。
また、整流素子602kは、スイッチ素子502kが短絡故障した場合に、スイッチ素子502i−2(2≦i≦k)とスイッチ素子502kが同時に導通状態となることにより蓄電素子15−i〜15−kまでの蓄電素子が短絡することを防止するために接続される。なお、i=kの場合は蓄電素子15−kのみが短絡される。ここで、スイッチ素子50は存在しないので、スイッチ素子50及び50が同時に導通することはなく、整流素子60は不要となる。なお、上述したように、整流素子602n−1及び60は不要であるが、接続されていても本実施例の作用効果を損なうものではない。逆に、蓄電素子15−1よりも高電位側又は蓄電素子15−nよりも低電位側に蓄電素子を後から追加接続する場合に備えて、整流素子60又は602n−1を接続しておいてもよい。
以上のように、スイッチ素子故障時の蓄電素子短絡防止用(逆流防止用)の整流素子を接続することにより、多数の蓄電素子を直列接続した場合でもより高い安全性を確保することができる。
変形例1.
上記第1の実施例においては、スイッチ部50の構成として、スイッチ素子51〜54がそれぞれ並列に接続される構成を示したが、本変形例では他の接続構成を示す。図7に本変形例の蓄電回路部の構成を示す。なお、蓄電回路部の、特にスイッチ部の結線構成以外は第1の実施例と同様であるのでその説明を簡略化又は省略する。
蓄電回路部は、蓄電素子15−1及び15−2並びにスイッチ部50を備える。蓄電素子15−1及び15−2は直列接続され、蓄電素子15−1の低電位側電極と蓄電素子15−2の高電位側電極が直接接続されている。スイッチ部50は電流経路L1〜L4及びスイッチ素子51〜54を備える。なお、図7においては、図の明瞭化のため、各スイッチ素子の制御線(ゲート配線)は省略してある。
電流経路L1は端子31と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に配線され、電流経路L2は端子32と蓄電素子15−1の低電位側電極の間に配線され、電流経路L3は端子31と蓄電素子15−2の高電位側電極の間に配線され、電流経路L4は端子32と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に配線される。ここで、電流経路L1と電流経路L3の分岐点をノードN1、電流経路L2と電流経路L4の分岐点をノードN2、電流経路L2と電流経路L3の分岐点をノードN3とする。なお、充電出力端子について、蓄電素子15−1の高電位電極側の端子を41、蓄電素子15−1の低電位側電極及び蓄電素子15−2の高電位側電極側の端子を45、蓄電素子15−2の低電位側電極側の端子を44とする。電流経路L2及びL3はノードN3と端子45の間で共通配線となる。
スイッチ素子51はノードN1と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に接続され、スイッチ素子52はノードN2とノードN3の間に接続され、スイッチ素子53はノードN1とノードN3の間に接続され、スイッチ素子54はノード2と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に接続される。スイッチ素子51〜54は、例えばMOSFET等のトランジスタからなり、PWM制御回路7によって制御される。実施例1と同様に、スイッチ素子51及び52が導通状態でかつスイッチ素子53及び54が非導通状態のときに蓄電素子15−1が充電され、スイッチ素子51及び52が非導通状態でかつスイッチ素子53及び54が導通状態のときに蓄電素子15−2が充電される。従って、スイッチ素子51〜54のON−OFF制御は実施例1と同様である。また、本変形例で得られる有利な効果も第1の実施例と同様である。
変形例2.
本変形例では、上記第1の変形例の構成に加えて、さらにスイッチ素子故障時の蓄電素子の短絡を防止する構成を示す。蓄電素子の充電過程(特に、充電が進んだ状態)において、蓄電素子が短絡されると、その短絡経路に非常に大きな放電電流が流れることになり、好ましくない。従って、上記第2の実施例と同様に、本変形例でも、スイッチ素子故障時の過大な放電電流を防止することを目的とする。
図8に本変形例の充電回路部の構成を示す。図7に示す第1の変形例との相違は、スイッチ部50が整流素子61及び62を備える点である。整流素子61はノードN1と蓄電素子15−1の高電位側電極の間に、アノードをノードN1に向けてスイッチ素子51に直列接続される。整流素子62はノードN2と蓄電素子15−2の低電位側電極の間に、カソードをノードN2に向けてスイッチ素子54に直列接続される。整流素子61及び62はダイオードであればよい。なお、図8においても、図の明瞭化のため、各スイッチ素子の制御線(ゲート配線)は省略してある。
例えば、充電過程においてスイッチ素子51が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(短絡、OFF、ON、ON)の状態(期間T2)となったときに、仮に整流素子61がなかったとすると、蓄電素子15−1の高電位側電極と低電位側電極とが端子41、スイッチ素子51(短絡)、ノードN1、スイッチ素子53、ノードN3及び端子45を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子51の短絡故障発生前に蓄電素子15−1に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T2においてスイッチ素子51及び53が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子61が接続されていれば、スイッチ素子51の短絡故障発生後の期間T2において、整流素子61が非導通状態となり、蓄電素子15−1の短絡が防止される。
また、充電過程においてスイッチ素子52が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(OFF、短絡、ON、ON)の状態(期間T2)となったとき、仮に整流素子62がなかったとすると、蓄電素子15−2の高電位側電極と低電位側電極とが端子45、ノードN3、スイッチ素子52(短絡)、ノードN2、スイッチ素子54(回生ダイオード)、端子44を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子52の短絡故障発生前に蓄電素子15−2に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T2においてスイッチ素子52及び54が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子62が接続されていれば、スイッチ素子52の短絡故障発生後の期間T2において整流素子62が非導通状態となり、蓄電素子15−2の短絡が防止される。
また、充電過程においてスイッチ素子53が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(ON、ON、短絡、OFF)の状態(期間T1)となったとき、仮に整流素子61がなかったとすると、蓄電素子15−1の高電位側電極と低電位側電極とが端子41、スイッチ素子51(回生ダイオード)、ノードN1、スイッチ素子53(短絡)、ノードN3及び端子45を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子53の短絡故障発生前に蓄電素子15−1に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T1においてスイッチ素子51及び53が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子61が接続されていれば、スイッチ素子53の短絡故障発生後の期間T1において整流素子61が非導通状態となることにより、蓄電素子15−1の短絡が防止される。
なお、スイッチ素子52が短絡故障した場合の期間T2及びスイッチ素子53が短絡故障した場合の期間T1において、スイッチ素子52及び53が同時に導通することにより高電位側端子31と低電位側端子32とが実質的に短絡状態となり得る。しかし、実施例2において上述したように、このような状態に対しては、電源回路部における異常検出手段によって保護動作を行うようにすればよい。
また、充電過程においてスイッチ素子54が短絡故障した場合を想定する。スイッチ素子(51、52、53、54)がそれぞれ(ON、ON、OFF、短絡)の状態(期間T1)において、仮に整流素子62がなかったとすると、蓄電素子15−2の高電位側電極と低電位側電極とが端子45、ノードN3、スイッチ素子52、ノードN2、スイッチ素子54(回生ダイオード)及び端子44を介して短絡されてしまう。即ち、スイッチ素子54の短絡故障発生前に蓄電素子15−2に充電されてきた充電電圧が、短絡故障発生後の期間T1においてスイッチ素子52及び54が同時に導通することにより放電されてしまうことになる。これに対して、整流素子62が接続されていれば、スイッチ素子54の短絡故障発生後の期間T1において整流素子62が非導通状態となり、蓄電素子15−2の短絡が防止される。
以上のように、スイッチ素子故障時の蓄電素子短絡防止用(逆流防止用)の整流素子を接続することにより、充電回路の安全性がより向上する。
変形例3.
第1の変形例では、蓄電回路部において2個の蓄電素子を直列接続する構成を示したが、本実施例では、n(2≦n)個の蓄電素子を直列接続する構成を示す。図9に本実施例の充電回路における蓄電回路部の構成を示す。なお、n=2の場合は上記第1の実施例と同様の構成となる。
本変形例の蓄電回路部は、蓄電素子15−1〜15−n及びスイッチ部50を備える。なお、以降の説明において、2≦n、1≦k≦nとする。蓄電素子15−1〜15−nは直列接続され、蓄電素子15−kの低電位側電極と蓄電素子15−(k+1)の高電位側電極が直接接続されている(但し、k=nの場合を除く)。スイッチ部50は電流経路L〜L2n及びスイッチ素子50〜502nを備える。なお、図9においても、図の明瞭化のため、各スイッチ素子の制御線(ゲート配線)は省略してある。
電流経路L2k−1は端子31と蓄電素子15−kの高電位側電極の間に配線され、電流経路L2kは端子32と蓄電素子15−kの低電位側電極の間に配線され、双方の電流経路L2k−1及びL2kは出力側で共通配線となる。スイッチ素子502k−1は端子31と蓄電素子15−kの高電位側電極の間に接続され、スイッチ素子502kは端子32と蓄電素子15−kの低電位側電極の間に接続される。スイッチ素子50〜502nは、例えばMOSFET等のトランジスタからなり、PWM制御回路7によってそれぞれON−OFF制御される。
本変形例でも、電流経路L2k−1及びL2kが同じ開閉状態となり、かつ他の電流経路が同時に閉状態にならないようにPWM制御回路7がスイッチ部50の各スイッチ素子のON−OFFを制御する。そして、実施例3と同様に、スイッチ素子502k−1及び502kが導通状態でかつ他のスイッチ素子が非導通状態のときに蓄電素子15−kが充電される。従って、スイッチ素子50〜502nのON−OFF制御は実施例3と同様である。また、本変形例で得られる有利な効果も第3の実施例と同様である。
変形例4.
本変形例では、上記第3の変形例の構成に加えて、さらにスイッチ素子故障時の蓄電素子の短絡を防止する構成を示す。蓄電素子の充電過程において、蓄電素子が短絡されると(特に複数の蓄電素子がまとめて短絡されると)、その短絡経路に非常に大きな放電電流が流れることになり、好ましくない。従って、本変形例では、スイッチ素子故障時の過大な放電電流を防止することを目的とする。
図10に本変形例の充電回路部の構成を示す。図9に示す第3の変形例との相違は、スイッチ部50が整流素子60〜602n(但し、60及び602n−1は無い)を備える点である。整流素子602k−1(1≦k≦n)はノードN1と蓄電素子15−k(但し、蓄電素子15−nを除く)の高電位側電極の間に、アノードをノードN1に向けてスイッチ素子502k−1に直列接続される。整流素子602kはノードN2と蓄電素子15−k(但し、蓄電素子15−1を除く)の低電位側電極の間に、カソードをノードN2に向けてスイッチ素子502kに直列接続される。但し、スイッチ素子502n−1に整流素子は接続されていない。各整流素子はダイオードであればよい。
第4の実施例及び第2の変形例を参照して各整流素子の役割を一般化すると、第4の実施例の場合と同様の内容となる。即ち、整流素子602k−1は、スイッチ素子502k−1が短絡故障した場合に、スイッチ素子502k−1とスイッチ素子502j+1(k≦j≦n−1)が同時に導通状態となることにより蓄電素子15−kから15−jまでの蓄電素子が短絡することを防止するために接続される。なお、j=kの場合は蓄電素子15−kのみが短絡される。ここで、スイッチ素子502n+1は存在しないので、スイッチ素子502n−1及び502n+1が同時に導通することはなく、整流素子602n−1は不要となる。また、整流素子602kは、スイッチ素子502kが短絡故障した場合に、スイッチ素子502i−2(2≦i≦k)とスイッチ素子502kが同時に導通状態となることにより蓄電素子15−i〜15−kまでの蓄電素子が短絡することを防止するために接続される。なお、i=kの場合は蓄電素子15−kのみが短絡される。ここで、スイッチ素子50は存在しないので、スイッチ素子50及び50が同時に導通することはなく、整流素子60は不要となる。なお、整流素子602n−1及び60は不要であるが、接続されていても本変形例の作用効果を損なうものではない。
以上のように、スイッチ素子故障時の蓄電素子短絡防止用(逆流防止用)の整流素子を接続することにより、多数の蓄電素子を直列接続した場合でもより高い安全性を確保することができる。
変形例5.
上記第3の実施例では、スイッチ部がスイッチ素子(トランジスタ)からなる構成を示したが、本変形例ではスイッチ部が双極多投スイッチからなる構成を示す。図11に本変形例による蓄電回路部を示す。
蓄電回路部は、蓄電素子15−1〜15−n及びスイッチ部50を備える。なお、以降の説明においても、2≦n、1≦k≦nとし、図11はn=3の場合を示している。蓄電素子15−1〜15−nは直列接続され、蓄電素子15−kの低電位側電極と蓄電素子15−(k+1)の高電位側電極が直接接続されている(但し、k=nの場合を除く)。スイッチ部50は電流経路L〜L2nを有し、電流経路L2k−1は端子31と蓄電素子15−kの高電位側電極の間に配線され、電流経路2kは端子32と蓄電素子15−kの低電位側電極の間に配線される。
本変形例では、スイッチ部50が双極多投スイッチ55を備える。双極多投スイッチ55の一方の極は端子31側に固定され、他方の極は端子32側に固定される。双極多投スイッチ55の投入先はPWM制御回路7からの制御信号Sによって切り替えられ、電流経路の組は(L1、L2)、(L3、L4)、・・・(L2k−1、L2k)、・・・(L2n−1、L2n)のように順次切り替えられる。これにより、それぞれ蓄電素子15−1、15−2、・・・15−k、・・・15−nが順次充電されていく。図11においては、接点55及び55が投入されたときは蓄電素子15−1が充電され、接点55及び55が投入されたときは蓄電素子15−2が充電され、接点55及び55が投入されたときは蓄電素子15−3が充電される。
本変形例によると、双極多投スイッチの構成上、2以上の蓄電素子の高電位側電極及び低電位側電極が端子31及び32に同時に接続されてしまうことはない。また、投入先が瞬時的な切替え時間を以っていずれかの電流経路に接続され、端子31−32間が長期間にわたってオープン状態となることはない。従って、フルブリッジ回路(3〜6)の出力にデッドタイムは厳密に設定されていなくてもよい。
このように、スイッチ部50に双極多投スイッチ55を用いることにより、PWM制御回路7におけるスイッチ部50の切替え制御を簡素にすることができる。但し、各実施例のように、スイッチ部50にトランジスタ等の半導体部品からなるスイッチ素子を用いた方が安価な回路とすることができる。
以上に説明した各実施例及び変形例の充電回路によると、直列接続された複数の蓄電素子を充電する充電回路において、各蓄電素子を均等に充電することができるとともに、充電回路を低損失、小型かつ安価な構成とすることができる。また、充電回路を用いることにより、閃光放電ランプに高圧を印加して大電流を流すことができる小型かつ安価な閃光放電ランプ点灯装置を提供することができる。
なお、上記実施例及び変形例は本発明の最も好適な例として示したものであるが、以下を注記しておく。
(1)実施例においては、整流入力回路100をいわゆるコンデンサインプット型のものとして説明したが、昇圧チョッパ回路等で構成してもよい。なお、入力電源として直流電源が接続される場合には整流部はなくてもよい。また、整流入力回路が昇圧チョッパ回路などで構成される場合は、電源回路部の昇圧機能を昇圧チョッパ回路側に持たせてもよい。
(2)実施例においては、充電回路200の昇圧回路としてフルブリッジインバータ3〜6と昇圧トランス8の組合せを用いたが、昇圧回路は、ハーフブリッジインバータと昇圧トランスの組合せ、フライバックコンバータ、フォワードコンバータなどであってもよい。
(3)実施例においては、充電回路200に昇圧回路を用いたが、蓄電回路部の各蓄電素子を充電することができれば非昇圧型の回路を用いてもよい。但し、電源回路部の出力電圧の昇圧比を小さくし(又は昇圧せず)、あるいは電源回路部を降圧回路とする場合には、蓄電素子の直列段数を増加させる必要がある。
(4)実施例においては、スイッチ部50におけるスイッチ切替えがPWM制御回路7によって制御される構成としたが、CPU400等の制御手段によって制御される構成としてもよい。
(5)実施例においては、PWM制御回路7による充電制御としてPWM定電流制御を示したが、制御方式はこれに限られない。例えば、ブリッジ回路等をPWM制御ではなく周波数制御(接続されるインダクタ素子のインピーダンスを変化させる制御)により制御するようにしてもよい。また、定電流制御ではなく、充電電圧検出部11で検出される電圧と電流検出抵抗12で検出される電流の積が一定となるように定電力制御を行ってもよいし、充電電圧が所定値に達するまでは定電流制御を行った後に充電電流を絞る制御を行ってもよい。
3〜6.トランジスタ
7.PWM制御回路
7a.充電完了検出手段
8.トランス
9.整流器
10.コイル
11.充電電圧検出部
12.電流検出抵抗
13.誤差増幅器
14.基準電圧
15−1〜15−n.蓄電素子
31、32.端子
41〜45.端子
50.スイッチ部
50〜502n.スイッチ素子
51〜54.スイッチ素子
55.双極多投スイッチ
60〜602n.整流素子
61、62.整流素子
100.整流入力回路
200.充電回路
300.電流制御回路
400.CPU(制御手段)

Claims (9)

  1. 高電位側の第1の端子と低電位側の第2の端子の間に充電用電圧を発生させる電源回路部及び該充電用電圧を蓄電するための蓄電回路部を備えた充電回路であって、
    前記蓄電回路部が、
    直列接続された第1及び第2の蓄電素子であって該第1の蓄電素子の低電位側電極と該第2の蓄電素子の高電位側電極が直接接続された第1及び第2の蓄電素子、及び
    前記第1の端子と前記第1の蓄電素子の高電位側電極を接続する第1の電流経路、前記第2の端子と該第1の蓄電素子の低電位側電極を接続する第2の電流経路、該第1の端子と前記第2の蓄電素子の高電位側電極を接続する第3の電流経路及び該第2の端子と該第2の蓄電素子の低電位側電極を接続する第4の電流経路の開閉状態を切り替え可能なスイッチ部
    を備え、
    前記充電回路がさらに、前記電源回路部及び前記スイッチ部を制御する制御回路を備え、
    前記第1及び第2の電流経路の組が同じ開閉状態となり、前記第3及び第4の電流経路の組が同じ開閉状態となり、かつ該第1及び第2の電流経路の組と該第3及び第4の電流経路の組が同時に閉状態にならないように前記制御回路が前記スイッチ部を制御するように構成された充電回路。
  2. 請求項1に記載の充電回路であって、
    第1のノードにおいて、前記第1の端子から前記第1の電流経路と前記第3の電流経路への分岐が形成され、
    第2のノードにおいて、前記第2の端子から前記第2の電流経路と前記第4の電流経路への分岐が形成され、
    前記スイッチ部が第1乃至第4のスイッチ素子を備え、
    前記第1のスイッチ素子が前記第1のノードと前記第1の蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、
    前記第2のスイッチ素子が前記第2のノードと前記第1の蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、
    前記第3のスイッチ素子が前記第1のノードと前記第2の蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、
    前記第4のスイッチ素子が前記第2のノードと前記第2の蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、
    前記第1及び第2のスイッチ素子の組が同じ開閉状態となり、前記第3及び第4のスイッチ素子の組が同じ開閉状態となり、かつ該第1及び第2のスイッチ素子の組と該第3及び第4のスイッチ素子の組が同時に閉状態にならないように前記スイッチ部が制御される充電回路。
  3. 請求項2に記載の充電回路であって、さらに、
    前記第1のノードと前記第1の蓄電素子の高電位側電極の間に、アノードを該第1のノードに向けて前記第1のスイッチ素子に直列接続された第1の整流素子、及び
    前記第2のノードと前記第2の蓄電素子の低電位側電極の間に、カソードを該第2のノードに向けて前記第4のスイッチ素子に直列接続された第2の整流素子
    を備えた充電回路。
  4. 請求項1に記載の充電回路において、前記制御回路が、前記第1乃至第4の全電流経路が開状態の期間に前記電源回路部の出力を停止させるように構成された充電回路。
  5. 高電位側の第1の端子と低電位側の第2の端子の間に充電用電圧を発生させる電源回路部及び該充電用電圧を蓄電するための蓄電回路部を備えた充電回路であって、
    前記蓄電回路部が、2≦n、1≦k≦nのn及びkについて、
    直列接続された第1乃至第nの蓄電素子であって、k=nの場合を除き第kの蓄電素子の低電位側電極と第k+1の蓄電素子の高電位側電極が直接接続された第1乃至第nの蓄電素子、及び
    前記第1の端子と第kの蓄電素子の高電位側電極を接続する第2k−1の電流経路及び前記第2の端子と第kの蓄電素子の低電位側電極を接続する第2kの電流経路の開閉状態を切り替え可能なスイッチ部
    を備え、
    前記充電回路がさらに、前記電源回路部及び前記スイッチ部を制御する制御回路を備え、
    第2k−1及び第2kの電流経路の組が同じ開閉状態となりかつ他の電流経路の組が同時に閉状態にならないように前記制御回路が前記スイッチ部を制御するように構成された充電回路。
  6. 請求項5に記載の充電回路であって、
    第1のノードにおいて、前記第1の端子から第2k−1の電流経路と第2k+1の電流経路への分岐が形成され、
    第2のノードにおいて、前記第2の端子から第2kの電流経路と第2k+2の電流経路への分岐が形成され、
    前記スイッチ部が第1乃至第nのスイッチ素子を備え、
    第2k−1のスイッチ素子が前記第1のノードと第kの蓄電素子の高電位側電極の間に接続され、
    第2kのスイッチ素子が前記第2のノードと第kの蓄電素子の低電位側電極の間に接続され、
    第2k−1及び第2kのスイッチ素子の組が同じ開閉状態となりかつ他のスイッチ素子の組が同時に閉状態にならないように前記スイッチ部が制御される充電回路。
  7. 請求項6に記載の充電回路であって、さらに、
    前記第1のノードと、少なくともn−1以下のkについて前記第kの蓄電素子の高電位側電極の間に、アノードを該第1のノードに向けて前記第2k−1のスイッチ素子に直列接続された第2k−1の整流素子、及び
    前記第2のノードと、少なくとも2以上のkについて前記第kの蓄電素子の低電位側電極の間に、カソードを該第2のノードに向けて前記第2kのスイッチ素子に直列接続された第2kの整流素子
    を備えた充電回路。
  8. 請求項5に記載の充電回路において、前記制御回路が、前記第1乃至第nの電流経路が開状態の期間に前記電源回路部の出力を停止させるように構成された充電回路。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の充電回路、前記直列接続された蓄電素子の合計充電電圧を閃光放電ランプに印加するための電流制御回路、及び該充電回路と該電流制御回路を制御する制御手段を備えた閃光放電ランプ点灯装置。
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