JP2013243167A - Stationary induction apparatus - Google Patents
Stationary induction apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013243167A JP2013243167A JP2012113629A JP2012113629A JP2013243167A JP 2013243167 A JP2013243167 A JP 2013243167A JP 2012113629 A JP2012113629 A JP 2012113629A JP 2012113629 A JP2012113629 A JP 2012113629A JP 2013243167 A JP2013243167 A JP 2013243167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- winding
- windings
- duct piece
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transformer Cooling (AREA)
Abstract
Description
この発明は、積層された円板状の複数の巻線で構成された変圧器などの静止誘導器に関し、特に巻線の冷却構造に関するものである。 The present invention relates to a static inductor such as a transformer composed of a plurality of stacked disk-shaped windings, and more particularly to a cooling structure for windings.
一般に、円板状巻線で構成された変圧器などの静止誘導器は、平角線または丸線の導体を円板状に巻回した単位コイルと、巻線冷却用の冷媒流路を確保するためのダクトピースを多数貼付した絶縁板と、が交互に積み上げられて構成されている(たとえば、特許文献1参照)。 In general, a static inductor such as a transformer constituted by a disk-shaped winding secures a unit coil obtained by winding a flat wire or a round wire in a disk shape and a cooling medium flow path for cooling the winding. Insulating plates on which a large number of duct pieces are affixed are alternately stacked (see, for example, Patent Document 1).
図10は上記外鉄形変圧器の概略形状を示す斜視図である。
図10において、巻線101は、円板状の1次巻線101aおよび2次巻線101bが積層配設されて構成されており、巻線101の外側には鉄心102が設けられている。また、図示しないが、用途によっては、3次巻線も採用される場合があり、さらに、90°回転させた横置き配置も可能である。
FIG. 10 is a perspective view showing a schematic shape of the outer iron type transformer.
In FIG. 10, a winding 101 is configured by laminating a disk-shaped
図11は円板状の巻線101の単体コイルを示す断面図であり、図10内の破線枠領域A’の断面を示している。
図11において、巻線101の内部には、冷媒流路を形成するための複数のダクトピース103が配設されている。なお、複数のダクトピース103は、いずれも矩形の平面形状を有しており、間隔を違えて挟設しながら配設されている。
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a single coil of the disk-
In FIG. 11, a plurality of
この種の静止誘導器において、巻線101の温度は、変圧器の規格や、使用している絶縁材などの耐熱性の観点から、ある温度以下に抑制しなければならないので、複数のダクトピース103によって、冷媒104(冷却油など)を流入するための冷媒流路が形成されている。
In this type of static inductor, the temperature of the
ダクトピース103は、冷媒104の出入口107においては、冷媒104の流れ105に対して平行に配設されているが、出入口107以外の巻線1のストレート部108においては、冷媒104の流れ105に対して垂直に配設されている。
The
この場合、冷媒104の流れ105に淀み領域106を生じて、淀み領域106での伝熱性が悪化し、巻線101の温度が上昇することになる。
具体的には、淀み領域106は、ダクトピース103の後流側106aや、巻線101の内周側106bに発生するものと考えられる。
In this case, a
Specifically, the
従来の静止誘導器は、巻線温度を抑制するための冷媒流路が形成されているが、ダクトピースの配設状態によって、巻線の中で一部でも高温度の部分が生じると、たとえ他の部分の巻線温度が低くても、高温度部分を対象基準として巻線温度を抑制する必要があるので、巻線の断面積を全体的に大きく設定せざるを得なくなり、小型化や軽量化の妨げとなるという課題があった。 In the conventional static inductor, the refrigerant flow path for suppressing the winding temperature is formed, but if a part of the winding has a high temperature due to the arrangement state of the duct piece, for example, Even if the winding temperature of the other part is low, it is necessary to suppress the winding temperature based on the high temperature part, so the cross-sectional area of the winding has to be set large as a whole. There was a problem that hindered weight reduction.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、円板状巻線により構成された静止誘導器において、ダクトピースの形状および配設状態を変更して、従来の淀み領域(ダクトピースの後流側や巻線の内周側など)にも冷媒が流入可能に構成することにより、冷却能力を強化して小型化や軽量化を実現した静止誘導器を得ることを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and in a static inductor constituted by a disk-shaped winding, the shape and arrangement of the duct piece are changed, and the conventional stagnation is achieved. By constructing the refrigerant so that it can also flow into the area (the wake side of the duct piece, the inner circumference side of the winding, etc.) Objective.
この発明に係る静止誘導器は、積層配設された円板状の複数の巻線と、複数の巻線の相互間に各々配設された複数の絶縁板と、複数の絶縁板と複数の巻線と間に配設された複数のダクトピースと、を備え、複数のダクトピースにより、複数の巻線を冷却するための冷媒流路が形成された静止誘導器であって、複数のダクトピースは、平面形状が矩形のダクトピースと、平面形状が平行四辺形のダクトピースと、を含み、冷媒流路の出入口である開口部の半径方向内側の領域を出入口領域としたときに、矩形のダクトピースは、複数の巻線のストレート部と出入口領域のストレート部側領域とに配置されるとともに、冷媒流路を流れる冷媒の流れ方向に対して互いに角度が異なるように配設され、平行四辺形のダクトピースは、複数の巻線の内周側に向かう傾きを有して、出入口領域の直線領域に配設されたものである。 A stationary inductor according to the present invention includes a plurality of disk-shaped windings arranged in layers, a plurality of insulating plates respectively disposed between the plurality of windings, a plurality of insulating plates, and a plurality of insulating plates A stationary inductor including a plurality of duct pieces disposed between the windings, wherein a plurality of duct pieces form a refrigerant flow path for cooling the plurality of windings. The piece includes a duct piece having a rectangular planar shape and a duct piece having a parallelogram planar shape, and is rectangular when an area radially inward of the opening that is the inlet / outlet of the refrigerant flow path is used as the inlet / outlet area. The duct pieces are arranged in the straight portions of the plurality of windings and the straight portion side region of the entrance / exit region, and are arranged so that the angles are different from each other with respect to the flow direction of the refrigerant flowing through the refrigerant flow path. A quadrilateral duct piece is a A tilt toward the side, in which is disposed in the linear region of the entrance area.
この発明によれば、冷媒出入口の直線領域には、巻線の内周側へ冷媒が流れるように平行四辺形のダクトピースを配設し、巻線のストレート部には、交互の傾斜角度を有する矩形のダクトピースを配設することにより、冷媒の流れに対して生じていた淀み領域が解消されるので、円板状の巻線における局所的な高温領域の発生を抑えることが可能となり、静止誘導器の巻線の冷却性能を向上させることができる。 According to the present invention, the parallelogram duct piece is arranged in the linear region of the refrigerant inlet / outlet so that the refrigerant flows toward the inner peripheral side of the winding, and alternate inclination angles are formed on the straight portions of the winding. By disposing the rectangular duct piece having the stagnation region that has occurred with respect to the flow of the refrigerant is eliminated, it is possible to suppress the occurrence of a local high temperature region in the disk-shaped winding, The cooling performance of the winding of the static inductor can be improved.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る静止誘導器を示す斜視図であり、一例として、外鉄形変圧器の概略構造を示している。
図1において、外鉄形変圧器は、巻線1と、巻線1の外側に設けられた鉄心2とにより構成されている。
FIG. 1 is a perspective view showing a stationary inductor according to
In FIG. 1, the outer iron type transformer includes a winding 1 and an
巻線1は、円板状の1次巻線1aおよび2次巻線1bが積層配設されて構成されている。なお、ここでは図示しないが、図1の状態から90°回転させた横置き配置も可能であり、また、用途によっては、3次巻線も採用される場合がある。
The
図2はこの発明の実施の形態1による冷媒流路の出入口領域を拡大して示す断面図であり、図1内の破線枠領域Aによる断面を示している。
図2においては、冷媒4の出入口7の近傍部分での冷媒流路(ダクトピース3)の配設構造を示している。
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view showing the inlet / outlet region of the refrigerant flow path according to
In FIG. 2, the arrangement structure of the refrigerant flow path (duct piece 3) in the vicinity of the inlet /
図2において、巻線1には、冷媒流路を形成するための複数のダクトピース3が配設されており、巻線1の外周側面および内周部には、絶縁部材9、10が設けられている。
複数のダクトピース3は、平面形状が矩形のダクトピース3aと、平面形状が平行四辺形のダクトピース3bとを含み、それぞれ平面形状が異なるのみならず、傾斜角度(後述する)などの配設状態も異なっている。
In FIG. 2, a plurality of
The plurality of
矩形のダクトピース3aは、巻線1のストレート部8と、冷媒4の出入口7の領域のストレート部側領域7Bとに配設されている。
一方、平行四辺形のダクトピース3bは、冷媒4の出入口7の領域において、冷媒4の流れ5に沿った直線領域7Aに配設されている。
なお、各ダクトピース3a、3bの配設間隔は、冷却特性のみならず、電磁機械力および絶縁特性をも考慮して決定されている。
The
On the other hand, the parallelogram-
In addition, the arrangement | positioning space | interval of each
図3は絶縁部材9、10の配設状態を示す斜視図である。
図3において、外側の絶縁部材9は、冷媒4の流れ5に対して平行に配設されており、内側の絶縁部材10は、巻線1の内周に沿って配設されている。
FIG. 3 is a perspective view showing an arrangement state of the
In FIG. 3, the outer
図4は図3内の1点鎖線B−Bによる断面図であり、絶縁部材9、10の断面形状を示している。図4において、絶縁部材9、10は、断面コ字型の形状を有している。
図2〜図4に示すように、円板状の巻線1の外側側面および内側端部には、断面コ字型の絶縁部材9、10が設けられており、冷媒4が巻線1以外の不必要な部分に流出しないように構成されている。
4 is a cross-sectional view taken along one-dot chain line BB in FIG. 3 and shows the cross-sectional shape of the
As shown in FIG. 2 to FIG. 4, insulating
図5はこの発明の実施の形態1による単位コイル12を示す断面図であり、図1内の1点鎖線枠領域Cの断面を拡大して示している。
図5において、単位コイル12は、ダクトピース3および絶縁部材9、10に加えて、巻線1に対向配置された絶縁板11を備えている。絶縁板11は、巻線1との間に、ダクトピース3および絶縁部材9、10を挟むように配設されている。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the
In FIG. 5, the
図6は巻線1のストレート部8における矩形のダクトピース3aの配設状態を示す説明図であり、ストレート部8(冷媒4の出入口7の領域の上流側)での配設状態を示している。
図6において、巻線1の外周側の絶縁部材9で覆われていない開口部(図示せず)が冷媒4の出入口7となる。
FIG. 6 is an explanatory view showing the arrangement state of the
In FIG. 6, an opening (not shown) that is not covered with the
図6においては、この発明の実施の形態1によるダクトピース3aの配設状態(実線)と比較するために、従来の配設状態(破線)も示している。
図6に示すように、矩形のダクトピース3aは、冷媒4の流れ5の方向に対して、ピッチごとに左右反転させて配設されている。
FIG. 6 also shows a conventional arrangement state (broken line) for comparison with the arrangement state (solid line) of the
As shown in FIG. 6, the
図7は図6内の上流側(矩形)のダクトピース3aの1つを拡大して示す説明図である。
図7において、矩形のダクトピース3aは、従来(破線)の配設状態から、×印を中心として時計方向に傾斜角度θだけ回転されている。
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an enlarged view of one of the upstream (rectangular)
In FIG. 7, the
図8は矩形のダクトピース3aの流体抵抗特性を示す説明図であり、横軸は流速、縦軸は流体抵抗を示している。
図8においては、この発明の実施の形態1の配設状態による流体抵抗特性(実線)と比較するために、従来の配設状態による流体抵抗特性(破線)も示している。
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the fluid resistance characteristics of the
In FIG. 8, the fluid resistance characteristic (broken line) according to the conventional arrangement state is also shown for comparison with the fluid resistance characteristic (solid line) according to the arrangement state of the first embodiment of the present invention.
図6、図7に示すように、冷媒4の出入口7および巻線1のストレート部8において、まず、ストレート部8と、出入口7のストレート部側領域7B(上流側)と、に位置する矩形のダクトピース3a(実線)は、冷媒4の流れ5に対して垂直に配設された状態(破線)から、中心部(×印参照)を基点として、冷媒4の流れ5の方向に傾斜角度θだけ回転されて配設される。
As shown in FIGS. 6 and 7, in the inlet /
これに加えて、冷媒4の流れ5の方向(下流側)において、傾斜角度−θの(上記ダクトピース3aに対して回転方向を左右反転させた)矩形のダクトピース3aを、図示したように互いに対向するように配設する。
このようにして、互いに角度が異なる複数の矩形のダクトピース3aが、冷媒4の流れ5の方向に配設される。
In addition, in the direction of the
In this way, a plurality of
すなわち、図6に示した開口部において、巻線1の半径方向の内側の領域を出入口側領域としたときに、ストレート部8と、出入口側領域のストレート部側領域7Bとには、矩形のダクトピース3aが配設される。
一方、出入口7側領域の直線領域7Aには、傾きが単位コイル12の内周側に向かう複数の平行四辺形のダクトピース3b(図2参照)が配設される。
That is, in the opening shown in FIG. 6, when the radially inner region of the winding 1 is an entrance / exit region, the
On the other hand, a plurality of parallelogram-shaped
図2、図6の配設状態によれば、ストレート部8と、出入口7側領域のストレート部側領域7Bとにおいて、冷媒4の流れ5は、矩形のダクトピース3aに沿うようになり、ダクトピース3aの後流の淀み領域が解消される。
2 and 6, the
また、出入口7側領域の直線領域7Aでの冷媒4の流れ5は、傾きが単位コイル12の内周側に向かう平行四辺形のダクトピース3bの斜辺に沿うようになり、巻線1の内周側の淀み領域が解消される。
In addition, the
さらに、冷媒流路の流体抵抗は、流路の断面積および長さで決定する摩擦抵抗に、流路の曲がり角度や拡大(縮小)などの変化による抵抗が加算された値となり、流路の曲がり角度が大きかったり、拡大(縮小)の数が多くなったりすると、流体抵抗が大きくなるので、流体抵抗を小さくするために、曲がり角度を緩やかにする必要がある。 Furthermore, the fluid resistance of the refrigerant flow path is a value obtained by adding resistance due to changes in the bend angle and expansion (reduction) of the flow path to the friction resistance determined by the cross-sectional area and length of the flow path. If the bending angle is large or the number of enlargements (reductions) increases, the fluid resistance increases. Therefore, in order to reduce the fluid resistance, it is necessary to make the bending angle gentle.
たとえば、従来の冷媒流路(図11)のように、冷媒の流れに対して垂直にダクトピースを配設すると、ダクトピースを大きく迂回するように冷媒が流れるので、流路の曲がり角度が大きくなり、図8内の破線特性で示すように流体抵抗も大きくなってしまう。 For example, when a duct piece is disposed perpendicular to the refrigerant flow as in the conventional refrigerant flow path (FIG. 11), the refrigerant flows so as to largely bypass the duct piece, so the bend angle of the flow path is large. Therefore, the fluid resistance increases as shown by the broken line characteristics in FIG.
これに対し、この発明の実施の形態1(図2、図6、図7)による冷媒流路によれば、冷媒4の曲がり角度が緩やかになるので、図8内の実線で示すように、流体抵抗は小さくなる。 この結果、冷媒4の流れ5がスムーズになって、流量が多くなり、巻線1の冷却効果が向上する。
On the other hand, according to the refrigerant flow path according to the first embodiment (FIGS. 2, 6, and 7) of the present invention, the bending angle of the
したがって、巻線1の温度上昇を抑えるために巻線1の断面積を全体に大きく設定する必要もなくなり、巻線1を小形化することができ、それに応じて、鉄心2も小型化することができる。
Accordingly, it is not necessary to set the entire cross-sectional area of the winding 1 to be large in order to suppress the temperature rise of the winding 1, and the winding 1 can be miniaturized, and the
以上のように、この発明の実施の形態1(図1〜図7)に係る静止誘導器は、積層配設された円板状の複数の巻線1と、複数の巻線1の相互間に各々配設された複数の絶縁板11と、複数の絶縁板11と複数の巻線1と間に配設された複数のダクトピース3と、を備えており、複数のダクトピース3は、平面形状が矩形のダクトピース3aと、平面形状が平行四辺形のダクトピース3bとを含み、複数の巻線1を冷却するための冷媒流路を形成している。
As described above, the stationary inductor according to the first embodiment (FIGS. 1 to 7) of the present invention includes a plurality of disk-shaped
矩形のダクトピース3aは、冷媒流路の出入口である開口部の半径方向内側の領域を出入口領域としたときに、複数の巻線1のストレート部8と出入口7領域のストレート部側領域7Bとに、角度θを有して配置されるとともに、冷媒流路を流れる冷媒4の流れ5の方向に対して互いに角度が異なるように配設されている。
具体的には、矩形のダクトピース3aは、冷媒4の流れ5の方向に対して、ピッチごとに左右反転させて配設されて、交互の傾斜角度θを有している。
The
Specifically, the
また、平行四辺形のダクトピース3bは、冷媒4の出入口7となる開口部において、複数の巻線1の内周側に向かう傾きを有して、出入口領域の直線領域7Aに配設されている。
すなわち、複数のダクトピース3は、冷媒4の出入口7の直線領域7Aと、ストレート部8およびストレート部側領域7Bとで異なる平面形状を有し、冷媒4の流れ5の方向に対して傾斜角度を有している。
The parallelogram-shaped
That is, the plurality of
これにより、淀み領域が解消されて、円板状の巻線1での伝熱性悪化により高温になりやすい領域(ダクトピース3の後流や巻線1の内周側など)にも冷媒4を確実に流すことができるので、局所的な高温領域の発生を抑制することが可能となり、巻線1の冷却能力を強化することができる。
また、流体抵抗(図8参照)を抑制したことにより、静止誘導器の小型化を実現することができる。
As a result, the stagnation region is eliminated, and the
Further, by suppressing the fluid resistance (see FIG. 8), it is possible to reduce the size of the stationary inductor.
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、平面形状が矩形のダクトピース3aをそのまま用いたが、図9のように、ダクトピース3aの中央部に凹型の溝13を形成してもよい。
図9はこの発明の実施の形態2による矩形のダクトピース3aの配設状態を示す斜視図であり、冷媒4の流れ5および絶縁部材9、10に対する配置関係を示している。
In the first embodiment, the
FIG. 9 is a perspective view showing an arrangement state of the
図9において、複数のダクトピース3は、前述(図2)と同様に配設されているものとする。
この場合、矩形のダクトピース3aには、巻線1との接触面側に、冷媒の流れ5方向に沿った凹型の溝13が形成されている。
In FIG. 9, the plurality of
In this case, a
図9のように、ダクトピース3の巻線1側に凹型の溝13を形成することにより、冷媒4が凹型の溝13を流れるようになり、巻線1と冷媒4とが良好に接触するので、実質的な伝熱面積が増加する。
なお、ここでは図示していないが、矩形のダクトピース3aに限らず、平行四辺形のダクトピース3bに対しても、同様に凹型の溝13を形成することで、同様の効果を得ることができる。
As shown in FIG. 9, by forming the
Although not shown here, the same effect can be obtained by forming the
以上のように、この発明の実施の形態2(図9)による複数のダクトピース3は、複数の巻線1との接触面側に形成された凹型の溝13を有し、凹型の溝13は、冷媒4の流れ5の方向に沿った形状を有するので、複数のダクトピース3の配設状態を前述(図2)の状態から変えることなく、さらに伝熱面積を増加させることができる利点がある。
As described above, the plurality of
1 巻線、1a 1次巻線、1b 2次巻線、2 鉄心、3 ダクトピース、3a 矩形のダクトピース、3b 平行四辺形のダクトピース、4 冷媒、5 冷媒の流れ、7 出入口、7A 直線領域、7B ストレート部側領域、8 ストレート部、9、10 絶縁部材、11 絶縁板、12 単位コイル、13 凹型の溝 θ 傾斜角度。 1 winding, 1a primary winding, 1b secondary winding, 2 iron core, 3 duct piece, 3a rectangular duct piece, 3b parallelogram duct piece, 4 refrigerant, 5 refrigerant flow, 7 inlet / outlet, 7A straight line Region, 7B Straight portion side region, 8 Straight portion, 9, 10 Insulating member, 11 Insulating plate, 12 Unit coil, 13 Recessed groove θ Inclination angle.
Claims (3)
前記複数の巻線の相互間に各々配設された複数の絶縁板と、
前記複数の絶縁板と前記複数の巻線と間に配設された複数のダクトピースと、を備え、
前記複数のダクトピースにより、前記複数の巻線を冷却するための冷媒流路が形成された静止誘導器であって、
前記複数のダクトピースは、平面形状が矩形のダクトピースと、平面形状が平行四辺形のダクトピースと、を含み、
前記冷媒流路の出入口である開口部の半径方向内側の領域を出入口領域としたときに、
前記矩形のダクトピースは、前記複数の巻線のストレート部と前記出入口領域のストレート部側領域とに配置されるとともに、前記冷媒流路を流れる冷媒の流れ方向に対して互いに角度が異なるように配設され、
前記平行四辺形のダクトピースは、前記複数の巻線の内周側に向かう傾きを有して、前記出入口領域の直線領域に配設されたことを特徴とする静止誘導器。 A plurality of disk-shaped windings arranged in layers;
A plurality of insulating plates respectively disposed between the plurality of windings;
A plurality of duct pieces disposed between the plurality of insulating plates and the plurality of windings,
A stationary inductor in which a refrigerant flow path for cooling the plurality of windings is formed by the plurality of duct pieces,
The plurality of duct pieces include a duct piece having a rectangular planar shape and a duct piece having a parallelogram planar shape,
When the area inside the opening in the radial direction of the opening that is the entrance / exit of the refrigerant flow path is the entrance / exit area,
The rectangular duct pieces are arranged in the straight portions of the plurality of windings and the straight portion side region of the entrance / exit region, and have different angles with respect to the flow direction of the refrigerant flowing through the refrigerant flow path. Arranged,
The parallelogram duct piece has an inclination toward the inner peripheral side of the plurality of windings and is disposed in a straight line region of the entrance / exit region.
前記凹型の溝は、前記冷媒の流れ方向に沿った形状を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静止誘導器。 The plurality of duct pieces have concave grooves formed on a contact surface side with the plurality of windings,
The stationary inductor according to claim 1, wherein the concave groove has a shape along a flow direction of the refrigerant.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113629A JP2013243167A (en) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | Stationary induction apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113629A JP2013243167A (en) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | Stationary induction apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013243167A true JP2013243167A (en) | 2013-12-05 |
Family
ID=49843802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012113629A Pending JP2013243167A (en) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | Stationary induction apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013243167A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108922737A (en) * | 2018-08-29 | 2018-11-30 | 常德国力变压器有限公司 | A kind of radiator being provided with oblique oil duct |
KR20220026599A (en) * | 2019-10-07 | 2022-03-04 | 히타치 에너지 스위처랜드 아게 | Insulation member |
-
2012
- 2012-05-17 JP JP2012113629A patent/JP2013243167A/en active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108922737A (en) * | 2018-08-29 | 2018-11-30 | 常德国力变压器有限公司 | A kind of radiator being provided with oblique oil duct |
CN108922737B (en) * | 2018-08-29 | 2024-05-17 | 常德国力变压器有限公司 | Heat abstractor provided with slant oil duct |
KR20220026599A (en) * | 2019-10-07 | 2022-03-04 | 히타치 에너지 스위처랜드 아게 | Insulation member |
JP2022546694A (en) * | 2019-10-07 | 2022-11-07 | ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト | insulating material |
JP7300555B2 (en) | 2019-10-07 | 2023-06-29 | ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト | insulating material |
KR102703866B1 (en) | 2019-10-07 | 2024-09-05 | 히타치 에너지 리미티드 | Absence of insulation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016013108A1 (en) | Rotating electric machine | |
JP2008196319A (en) | Tube support structure of heat exchanger for egr cooler | |
JP2002075749A (en) | Winding device for induction electrical equipment | |
US20160247621A1 (en) | Stationary Induction Electric Apparatus | |
JP2014155314A (en) | Rotary electric machine | |
JP2013243167A (en) | Stationary induction apparatus | |
US10102966B2 (en) | Stationary induction apparatus | |
JP6450100B2 (en) | Wound core | |
JP5930780B2 (en) | Reactor | |
JP2016054591A (en) | Totally-enclosed rotary electric machine | |
JP6592027B2 (en) | Rotating electric machine and its rotor | |
JP6586436B2 (en) | Rotating electric machine and its rotor | |
JP6871731B2 (en) | Transformer | |
US20150192145A1 (en) | Cooling fan apparatus | |
JP2013172568A (en) | Rotary electric machine | |
KR20140005166U (en) | Power transformaer | |
JP2014078638A (en) | Mold transformer and method of assembling iron core used for the same | |
JP2014078639A (en) | Mold transformer | |
JP7255394B2 (en) | Induction winding device | |
JP2013162608A (en) | Motor | |
JP2016163377A (en) | Rotary machine | |
JP5388975B2 (en) | Cooling structure in stationary inductor and stationary inductor having the cooling structure | |
JP6113101B2 (en) | Reactor | |
JP2016082073A (en) | Induction electric device winding apparatus | |
JP7298211B2 (en) | Static induction electric machine and method for manufacturing static induction machine |