JP2013242913A - 飲料商品見本および飲料自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイキャッチ効果あるいはユニバーサルデザインの観点で優れた新規な飲料商品見本を提供する。
【解決手段】一体成形型の飲料商品見本1は、飲料自動販売機によって販売される飲料の飲料容器を模した外観を有する胴部2と、胴部2に一体形成された突出部3とを有する。胴部2は、幅方向が長辺となり、奥行き方向が短辺となる半楕円扁平状の断面を有する。突出部3は、胴部2の湾曲した前面に沿って前方に突出するように一体形成されているとともに、この部位に付された表示に応じた立体形状を有する。胴部2の幅は、飲料容器の幅と略同一である。突出部3の前面から胴部の背面に至るまでの奥行きは、飲料自動販売機の陳列空間の奥行きよりも短く抑えられている。突出部3には、飲料が注がれた状態のカップの表示が付されており、飲料の液色がカラーで表示されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料自動販売機に陳列される一体成形型の飲料商品見本およびその自動販売
機に関する。
従来より、飲料自動販売機に陳列するための商品見本として、商品である飲料の飲料容
器の外観を模した一体成形されたものが知られている。例えば、特許文献1に開示された
一体型見本表示体では、背景となる略矩形状の平面部(見本体)と、この平面部より前方
に突出し、飲料容器と類似した半割り型の胴部(見本部)とを一体的に膨出成形した構成
になっている。また、この引用文献1には、突出した胴部ではなくその周囲の平面部に、
商品に関連する意匠を立体的に形成する点も開示されている。具体的には、販売する商品
としてお茶を例とし、茶葉や茶畑等の意匠を平面部に立体形成するといった如くである。
特開2007−79688号公報
しかしながら、立体的な意匠を引用文献1のように平面的な周囲の部位に付加するので
はなく、飲料容器を模した曲面状の胴部そのものに付加できれば、より高いアイキャッチ
効果が期待できる。また、漢字の読めない子供や外国人旅行者などは、商品見本に”茶”
や”珈琲”といった文字が表示されていても、販売されている飲料の種別を認識すること
ができない。文字ではなく、飲料の中味を直接的に想起させるような表示がなされていれ
ば、万人が飲料の種別を認識できるので、ユニバーサルデザインの観点からも好ましい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アイキャッチ効果に
優れた新規な飲料商品見本を提供することである。
また、本発明の別の目的は、ユニバーサルデザインの観点より優れた新規な飲料商品見
本を提供することである。
かかる課題を解決すべく、第1の発明は、飲料自動販売機に陳列される一体成形型の飲
料商品見本を提供する。この飲料商品見本は、飲料自動販売機によって販売される飲料の
飲料容器を模した外観を有する胴部と、胴部に一体形成された突出部とを有する。胴部は
、幅方向が長辺となり、奥行き方向が短辺となる半楕円扁平状の断面を有する。突出部は
、胴部の湾曲した前面に沿って前方に突出するように、胴部に一体的に形成されていると
ともに、この部位に付された表示に応じた立体形状を有する。ここで、胴部の幅は、飲料
容器の幅と略同一である。また、突出部の前面から胴部の背面に至るまでの奥行きは、飲
料自動販売機における飲料商品見本の陳列空間の奥行きよりも短く抑えられている。
第2の発明は、飲料自動販売機に陳列される一体成形型の飲料商品見本を提供する。こ
の飲料商品見本は、飲料自動販売機によって販売される飲料の飲料容器を模した外観を有
する胴部と、胴部に一体形成された突出部とを有する。胴部は、幅方向が長辺となり、奥
行き方向が短辺となる半楕円扁平状の断面を有する。突出部は、胴部の湾曲した前面に沿
って前方に突出するように、胴部に一体的に形成されているとともに、この部位に付され
た表示に応じた立体形状を有する。ここで、胴部の幅は、飲料容器の幅と略同一である。
また、突出部の前面から胴部の背面に至るまでの奥行きは、飲料自動販売機における飲料
商品見本の陳列空間の奥行きよりも短く抑えられている。さらに、突出部には、飲料が注
がれた状態のカップの表示が付されており、飲料の液色がカラーで表示されている。
ここで、第2の発明において、飲料の液色には、印刷色に濃淡を付けることによって、
透明度の違いによる色模様が形成されていてもよい。また、突出部には、胴部の背面より
入射して前面に透過する光を屈折させる凹凸が設けられていてもよい。
第1または第2の発明において、突出部は、胴部の下方に設けられており、突出部と連
続するようにリブを胴部の底部に一体的に形成してもよい。このリブは、前方に向かって
突出し、幅方向に延在している。
第3の発明は、上述した第1または第2の発明に係る飲料商品見本が陳列空間内に取り
付けられた飲料自動販売機を提供する。
第4の発明は、上述した第2の発明のうち、特に、胴部の底部に上記リブが設けられて
いる飲料商品見本を陳列する飲料自動販売機を提供する。この飲料自動販売機は、リブを
有する飲料商品見本を陳列可能な陳列空間と、陳列空間内に設けられ、飲料商品見本を係
止する係止手段とを有し、飲料商品見本は、係止手段によってリブを挟持することで、陳
列空間内に取り付けられている。
第1の発明によれば、胴部の前面に突出部を設け、この突出部に付された表示に応じた
立体形状にする。これにより、既存の商品見本にはない目新しさを演出でき、アイキャッ
チ効果の向上を図ることができる。その際、胴部の断面を半楕円扁平状にすることで、胴
部の前面に突出部を設けても、商品見本の全体的な奥行きを有効に抑制することができる
。したがって、既存の商品見本とのサイズ的な互換性を損なうことなく、汎用性に優れた
斬新な商品見本を実現することができる。また、半円状の断面を有する既存の商品見本と
比較して、胴部の左右の側端近傍に表示されたキャッチコピー等の文字が読み易くなると
いう効果もある。
第2の発明によれば、第1の発明と同様の理由で、既存の商品見本とのサイズ的な互換
性を損なうことなく、汎用性に優れた斬新な商品見本を実現することができるほか、胴部
の側端近傍に表示された文字の視認性の向上を図ることができる。また、飲料が注がれた
状態のカップの表示とともに、飲料(中味)の液色がカラーで表示されているので、文字
に依存することなく、直感的に飲料の種別を認識することができる。したがって、万人が
飲料の種別を認識でき、ユニバーサルデザインの観点からも優れている。
第3または第4の発明によれば、第1または第2の発明と同様の理由で、アイキャッチ
効果あるいはユニバーサルデザインの観点で優れた自動販売機を実現することができる。
飲料自動販売機の前面図である。 飲料商品見本の前面図である。 飲料商品見本の斜視図である。 飲料商品見本に対する光の反射を示す図である。 陳列空間内における飲料商品見本の断面の模式図である。 飲料商品見本に対する光の透過を示す図である。
図1は、飲料自動販売機の前面図である。この飲料自動販売機10(以下、適宜「自動
販売機10」という)には、飲料商品見本1(以下、適宜「商品見本1」という)を陳列
可能な陳列空間11が設けられており、この陳列空間11内に、お茶、コーヒー、ジュー
スといった各種の商品見本1が取り付けられている。これらの商品見本1は、陳列空間1
1の奥に配置された蛍光灯12(図6参照)によって照射され、この照射光が商品見本1
を透過する。商品見本1は、ペットボトルや缶といった飲料容器の外観を模した形状を有
する。商品見本1は、係止手段によって陳列空間11内に固定されるが、その手法には様
々なものがある。例えば、(1)商品見本1の底部をクリップで挟持する手法、(2)商
品見本1の側面または底部に設けられた係止片によって固定する手法といった如くである
。本実施形態では、一例として上記(1)の手法を採用しており、商品見本1の底部に設
けられたリブ(詳細については後述する)をクリップで挟持することによって、商品見本
1が起立した状態で固定する。自動販売機10の利用者は、陳列空間11内に陳列された
商品見本1を見た上で所定の操作を行うことによって、所望の商品を購入する。
図2は、本実施形態に係る一体成形型の飲料商品見本1の前面図であり、図3はその斜
視図である。この商品見本1は、例えば、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート、アクリルといった合成樹脂を用いて成形したもの
である。一体成形された商品見本1は、胴部2と、突出部3と、リブ4と、平面部5と、
補強部6とを有する。胴部2は、飲料容器の一例として、500mlタイプのペットボト
ルを模した外観を有するとともに、半楕円扁平状、すなわち、楕円を略半分を切り欠いた
扁平形状の断面(水平方向の横断面)を有する。ここで、胴部2の幅方向(同図の左右方
向)が楕円の長辺、その奥行き方向(同図の紙面表裏方向)が楕円の短辺にそれぞれ対応
するが、半楕円は、長辺に沿って半割りした切断形状になっている。そして、実際の飲料
容器と同様、胴部2の所定の部位には、商品名やキャッチコピー等の表示が付されている
。胴部2の背面(逆U字状の先端部分によって規定)は平坦になっているが、その下部に
関しては、陳列空間11の側面形状を考慮して斜め前方に傾斜している。
胴部2の前面下方には、突出部3が一体的に形成されている。この突出部3は、胴部2
の湾曲した前面に沿って前方に突出しており、この部位に付されている表示に応じた立体
形状を有する。突出部3を下方に設けることで、商品名やキャッチコピー等の表示が遮ら
れ難くなる。突出部3は、実際の飲料商品には存在しない商品見本1だけに設けられてい
る。飲料容器を模した胴部2に敢えてこのような立体形状を施すことによって、既存品に
はない斬新さを演出することができ、アイキャッチ効果を著しく高めることができる。ま
た、本実施形態では、飲料が注がれた氷入りの透明なカップの表示が突出部3に付されて
おり、突出部3の立体形状もこれに応じたものになっている。すなわち、カップの側面が
描かれている部位は、外側に向かって曲面状に隆起しているとともに、カップの上縁が描
かれている部位は、内側に折れ曲がっている。そして、カップ内の氷が描かれている部位
には、氷の表面の凹凸に対応して、比較的細かな凹凸、すなわち、比較的急峻な屈曲が形
成されている。カップに注がれている飲料が描かれている部分、すなわち、カップ内の飲
料の表面および透明なガラスカップの側面に関しては、飲料の液色がカラーで表示されて
いる。当然ながら、飲料の液色は、緑茶ならば淡緑色、ほうじ茶ならば明茶色、コーヒー
ならば暗茶色といったように、飲料の種類に応じた色味になっている。飲料の液色(中味
)のカラー表示は、万人が視覚により飲料の種別を直感的に認識できるので、ユニバーサ
ルデザインの観点からも優れている。さらに、本実施形態では、飲料の液色表現として、
印刷色に濃淡を付けることによって、透明度の違いによる色模様が付されている。なお、
図4に示すように、太陽が上方から照り続けると表示物の退色が生じ易いが、本実施形態
では、その対策として、液色を見せる部位を下側とし、上側には白い氷等を表示している
。自動販売機10の利用者は、商品見本1を下方の視点Mから見上げる形になるので、上
側が退色しても支障が生じ難い。
胴部2の底部には、突出部3と連続するようにリブ4が一体的に形成されている。この
リブ4は、前方に向かって突出し、幅方向に延在している。また、リブ4の下面は、自動
販売機10側の係止手段によって固定された際の起立性や安定性を考慮して、平面状に形
成されている。リブ4には、商品見本1のデザイン性を高めるために、カップを受ける受
け皿の表示が付されている(ただし、この表示は必須ではない)。リブ4は、自動販売機
10側に取り付ける際の固定部としての役割のほか、比較的に肉薄な商品見本1を補強す
る役割も担っている。特に、突出部3は成形時に肉薄になり易いので、リブ4による補強
は有効である。
平面部5は、胴部2の背面と面一に設けられており、胴部2の首部、その蓋部および上
部の補強部6と繋がっている。補強部6は、特に幅方向に対して商品見本1を補強するた
めに設けられているが、その必要がない場合には省略してもよい。また、補強部6の前面
に、商品名やキャッチコピー等の表示を付してもよい。
図5は、自動販売機10の陳列空間11内に取り付けられた状態における飲料商品見本
1の断面の模式図である。上述したように、胴部2は、楕円の長辺に沿って切断した半楕
円扁平形状を有する。胴部2をこのような形状にすることによって、3つのメリットが生
じる。第1のメリットは、胴部2の奥行きDaが短くても、飲料容器Aの幅W2と略同一
の幅W1を確保できるという点である。扁平形状にしない場合には、胴部2の奥行きとし
て、少なくとも飲料容器Aの半径以上の長さが必要となる。これに対して、扁平形状にし
た場合には、半円を奥行き方向に押し潰したような形状(それゆえに楕円状になる)にな
るので、この半径よりも短い長さで幅W2を得ることができる。第2のメリットは、胴部
2の周囲に突出部3を設けた場合であっても、商品見本1全体としての奥行きD1が有効
に抑制されるので、既存の商品見本や既存の自動販売機との互換性を維持できるという点
である。図示したように、突出部3の前面から胴部2の背面に至るまでの奥行きD1、す
なわち、胴部2の奥行きDaと突出部3の奥行きDbとの和(Da+Db)は、陳列空間
11の奥行きD2よりも短く抑えられている。突出部3の突出高(すなわち奥行きDb)
が大きい場合には、その分だけ胴部2をより扁平させればよい。特に、近年、設置スペー
スとの関係から薄型の自動販売機の設置台数が増大している事実に鑑みると、この第2の
メリットは大きい。また、第3のメリットは、胴部2の左右の側端近傍に表示されたキャ
ッチコピー等が読み易くなるという点である。例えば、半円状の断面を有する商品見本の
場合、左右の側端に向かうほど正面方向に対する面の傾きが大きくなる。したがって、正
面から見た場合、そこに付された文字を斜めに見る形になるので、縦長に見えてしまい読
みづらい。これに対して、本実施形態のような扁平形状にした場合、半円状の場合と比較
して、側端近傍における面の傾きを抑えることができるので、正面から見ても本来の表示
に近い形で文字が見えて読み易くなる。
このように、本実施形態によれば、商品見本1の背景(平面部5等)ではなく、飲料容
器を模した胴部2そのものに突出部3を設け、この部位に付された表示に応じた立体形状
にする。これにより、既存の商品見本にはない目新しさを演出でき、アイキャッチ効果の
向上を図ることができる。それとともに、表示に応じた立体形状にすることで、これを正
面から見た場合のみならず斜めから見た場合であっても、アイキャッチ性が失われないと
いう効果もある。
また、本実施形態によれば、胴部2の断面を半楕円扁平状にすることで、胴部2の前面
に突出部3を設けても、商品見本1の全体的な奥行きを有効に抑制することができる。し
たがって、既存の商品見本との互換性を損なうことなく、汎用性に優れた斬新な商品見本
1を実現することができる。特に、商品見本1を一体成形型とすることで、新たな部材を
追加することなく立体的な突出部2を形成でき、商品見本1を比較的安価に実現すること
が可能になる。また、半円状の断面を有する既存の商品見本と比較して、胴部2の左右の
側端近傍に表示されたキャッチコピー等の文字が読み易くなるという効果もある(側端視
認性の向上)。さらに、突出部3は、自動販売機10で商品見本1を交換する際の「取っ
手」にもなり得るので、交換作業が容易になるほか、自動販売機10に他社の商品見本(
突起部3は存在しない)が混在している場合に、自他商品識別力の発揮も期待できる。
また、本実施形態によれば、カップに注がれている飲料の液色をカラー表示することで
、文字に依存することなく、視覚に基づき飲料の種別を直感的に認識することができる。
したがって、漢字の読めない子供や外国人旅行者等を含めて、万人が飲料の種別を認識で
き、ユニバーサルデザインの観点からも優れている。
また、本実施形態によれば、図6に示すように、胴部2の背面より入射して前面に透過
する蛍光灯12からの光を屈折させる細かな凹凸(本実施形態では氷の凹凸に対応)を突
出部3に設けることで、屈折率が高まり、その部位をキラキラと輝いてみせることができ
る。これにより、商品見本1のアイキャッチ効果を一層向上させることができる。それと
ともに、蛍光灯12の光量を減少させることができるので、エネルギーの省力化にも寄与
する。また、飲料の液色に濃淡を付けて模様を形成しておけば、蛍光灯12の照射時に色
味を鮮やかに見せることができる。
さらに、本実施形態に係る商品見本1を自動販売機10の陳列空間11内に取り付けれ
ば、アイキャッチ効果やユニバーサルデザインの観点で優れた自動販売機10を実現する
ことができる。
なお、上述した実施形態では、ペットボトル型の商品見本1を例に説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、コーヒー等の缶を含めて各種タイプの飲料商品見本に
適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、突出部3に付される表示として、飲料が注がれたカップ
を例に説明した。飲料が注がれたカップは、本発明の適用に適した最も好ましい例である
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キャッチコピー、キャラクター、
ブランドロゴ、飲料の原材料に関するものであってもよい。
以上のように、本発明に係る飲料商品見本は、一体成形型の様々なタイプの飲料商品見
本に対して広く適用できる。
1 飲料商品見本
2 胴部
3 突出部
4 リブ
5 平面部
6 補強部
10 飲料自動販売機
11 陳列空間
12 蛍光灯
第1の発明によれば、胴部の前面下方胴部に一体的に形成された立体形状を有する突出部を設けることにより、既存の商品見本にはない目新しさを演出でき、アイキャッチ効果の向上を図ることができる。その際、胴部の断面を半楕円扁平状にすることで、胴部の前面に突出部を設けても、商品見本の全体的な奥行きを有効に抑制することができる。したがって、既存の商品見本とのサイズ的な互換性を損なうことなく、汎用性に優れた斬新な商品見本を実現することができる。また、半円状の断面を有する既存の商品見本と比較して、胴部の左右の側端近傍に表示されたキャッチコピー等の文字が読み易くなるという効果もある。

Claims (7)

  1. 飲料自動販売機に陳列される一体成形型の飲料商品見本において、
    前記飲料自動販売機によって販売される飲料の飲料容器を模した外観を有するとともに
    、幅方向が長辺となり、奥行き方向が短辺となる半楕円偏平状の断面を有する胴部と、
    前記胴部の湾曲した前面に沿って前方に突出するように、前記胴部に一体的に形成され
    ているとともに、当該部位に付された表示に応じた立体形状を有する突出部とを有し、
    前記胴部の幅は、前記飲料容器の幅と略同一であり、
    前記突出部の前面から前記胴部の背面に至るまでの奥行きは、前記飲料自動販売機にお
    ける飲料商品見本の陳列空間の奥行きよりも短く抑えられていることを特徴とする飲料商
    品見本。
  2. 飲料自動販売機に陳列される一体成形型の飲料商品見本において、
    前記飲料自動販売機によって販売される飲料の飲料容器を模した外観を有するとともに
    、幅方向が長辺となり、奥行き方向が短辺となる半楕円扁平状の断面を有する胴部と、
    前記胴部の湾曲した前面に沿って前方に突出するように、前記胴部に一体的に形成され
    ているとともに、当該部位に付された表示に応じた立体形状を有する突出部とを有し、
    前記胴部の幅は、前記飲料容器の幅と略同一であり、
    前記突出部の前面から前記胴部の背面に至るまでの奥行きは、前記飲料自動販売機にお
    ける飲料商品見本の陳列空間の奥行きよりも短く抑えられ、
    前記突出部には、前記飲料が注がれた状態のカップの表示が付されており、前記飲料の
    液色がカラーで表示されていることを特徴とする飲料商品見本。
  3. 前記飲料の液色には、印刷色に濃淡を付けることによって、透明度の違いによる色模様
    が形成されていることを特徴とする請求項2に記載された飲料商品見本。
  4. 前記突出部には、前記胴部の背面より入射して前面に透過する光を屈折させる凹凸が設
    けられていることを特徴とする請求項2または3に記載された飲料商品見本。
  5. 前記突出部は、前記胴部の下方に設けられており、
    前記胴部の底部には、前方に向かって突出し、幅方向に延在するリブが、前記突出部と
    連続するように一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載された飲料商品見本。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載された前記飲料商品見本が陳列空間内に取り付けられ
    ていることを特徴とする飲料自動販売機。
  7. 請求項5に記載された前記飲料商品見本を陳列可能な陳列空間と、
    前記陳列空間内に設けられ、前記飲料商品見本を係止する係止手段とを有し、
    前記飲料商品見本は、前記係止手段によって前記リブで挟持することで、前記陳列空間
    内に取り付けられていることを特徴とする飲料自動販売機。
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