JP2013241047A - モニターの角度調整構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性を保ちつつ、いずれの方向にも自由に角度調整が可能なモニターの角度調整構造を提供する。
【解決手段】意匠用枠体1が表面側に配置され、固定用プレート部材4および取り付けベース3が裏面側に配置されたモニター2の角度調整構造において、モニター2の裏面中央に設けられ、端面に鍔部51を有した支柱5と、取り付けベース3に形成されたベース側貫通孔および固定用プレート部材に形成されたプレート側貫通孔に支柱5を挿通させた状態で、支柱5の鍔部51と固定用プレート部材4を付勢する付勢部材6とを備え、モニター2は、付勢部材6の付勢力で支柱5の鍔部51と固定用プレート部材4により、取り付けベース3に対してスライド自在に保持されるようにしたので、ユーザが自在にモニター2を移動させて、モニター2の角度や位置の調整を容易に行うことができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、ユーザが自分が使用するモニターの角度調整を行うことが可能なモニターの角度調整構造に関するものである。
近年、例えば航空機の座席には乗員が映像などを楽しんだり各種情報を得ることができるよう、モニターが搭載されている。また、例えば車両内においては、運転席や助手席の人が使用するインダッシュ方式の車載用モニター以外に、後部座席に座る乗員がドライブ中に映像などを楽しむことができるよう、RSE(Rear Seat Entertainment)が設置されている場合がある。このような場合、それぞれの乗員によって視線の位置が異なることや、外光の影響に対処するためなど、ユーザ自らが使用するモニターの角度調整をできることが望ましい。
通常、インダッシュ方式の車載用モニターの角度は固定されているが、例えば特許文献1には、1DINタイプのモニター/ナビにおいて、モニターがスライドして本体から出てきて起き上がり、そのヒンジ機構部に角度調整構造を備え、モニターの角度調整を実現する装置が開示されている。
また、ポータブルナビではボールコネクト方式のマウントを採用しているものが多く、全方向に角度調整が可能であるため、角度調整に関しては非常に自由度が高い。図1は、このボールコネクト方式の機構を利用してインダッシュ方式のモニター20を作成した場合のモニター20の可動範囲を示す図である。図中21はダッシュボード、22はボールコネクト部、23は回転中心を示している。
さらに、例えば図2に示すように、2軸を用いてモニターの角度調整機能を持たせることも考えられる。図中24は第1軸、25は第2軸、26は第1の保持枠、27は第2の保持枠を示している。
特開平8−175277号公報
しかしながら、例えば特許文献1のような従来技術では、調整可能な方向が一方向のみであり、自由な角度調整ができなかった。また、例えば図1に示すようなボールコネクト方式では、図1(b)の破線で示すようにモニター20の可動範囲を大きく逃げる必要があり、モニター20周りに隙間ができて意匠性が悪くなるという課題があった。また、ボールコネクト方式であるため、モニター20の中心を軸とした回転方向への規制を行うことができず、モニターを正面から見た場合に、図1(c)の破線で示すように、モニターの水平がずれやすいという課題もあった。さらに、例えば図2に示すような2軸を用いたモニター20の角度調整構造では、角度調整した場合に図2(b)に示すように意匠面から突出する箇所(図中、P部分やQ部分など)が数ヵ所あり、意匠性が悪いという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、意匠性を保ちつつ、いずれの方向にも自由に角度調整が可能なモニターの角度調整構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、意匠用枠体が表面側に配置され、固定用プレート部材および取り付けベースが裏面側に配置されたモニターの角度調整構造において、前記意匠用枠体、前記モニター、前記固定用プレート部材および前記取り付けベースの互いに対向する面は、同一中心で径違いの球面でそれぞれ形成されており、前記モニターの裏面中央に設けられ、端面に鍔部を有した支柱と、前記取り付けベースに形成された前記支柱よりも径が大きいベース側貫通孔および前記固定用プレート部材に形成されたプレート側貫通孔に前記支柱を挿通させた状態で、前記支柱の鍔部と前記固定用プレート部材を付勢する付勢部材とを備え、前記モニターは、前記付勢部材の付勢力で前記支柱の鍔部と前記固定用プレート部材により、前記取り付けベースに対してスライド自在に保持されることを特徴とする。
この発明のモニターの角度調整構造によれば、ユーザが自在にモニターを移動させて、モニターの角度や位置の調整を容易に行うことができ、意匠性を保ちつつ、かつ、いずれの方向にも自由に角度調整を行うことができる。
ボールコネクト方式の機構を利用してインダッシュ方式のモニターを作成した場合のモニターの可動範囲を示す図である。 2軸を用いたモニターの角度調整構造を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるモニター装置の全体構成を示す斜視図である。 図3に示すモニター装置の構成を示す図である。 図4に示すモニターを中央にある状態から上方向に移動させている状態を示す断面図である。 モニターを中央にある状態から移動させた場合の意匠ベゼルとモニターとの位置関係を示す動作概念図である。 モニターの四隅にも支柱がある場合のモニター装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるモニター装置の構成を示す断面図である。 ローレット形状(係合凹部)とリブ(係合凸部)の組合せの一例を示す図である。 図8に示すモニターを中央にある状態から上方向に移動させている状態を示す断面図である。 図10に示す移動を行った後のモニターの状態を示す断面図である。 半球(係合凸部)を先端に設けた板バネの一例を示す図である。 ディンプル形状(係合凹部)と半球(係合凸部)を先端に設けた板バネの組合せの一例を示す図である。 モニターをヘッドレストに取り付けた場合の適用例を示す図である。 モニター裏にモータードライブユニットを取り付けた場合のモニター装置の概略構成を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図3は、この発明の実施の形態1におけるモニター装置の全体構成を示す斜視図であり、図3(a)は外観斜視図、図3(b)は分解斜視図である。このモニター装置は、意匠ベゼル(意匠用枠体)1が表面側に配置され、その裏にモニター2、さらにモニター2の裏面側に固定用プレート部材4(図4参照)および取り付けベース3が配置されている。また、これら意匠ベゼル(意匠用枠体)1、モニター2、固定用プレート材4および取り付けベース3の互いに対向する面は、同一中心で径違いの球面でそれぞれ形成されている。なお、モニター2としては、通常のモニターを使用すればよいが、画面が湾曲した湾曲ディスプレイを使用することにより、さらにユーザの好みに合わせた見え方を実現することができる。
図4は、この図3に示すモニター装置の構成を示す図であり、図4(a)はモニター2が中央にある場合の正面図、図4(b)は図4(a)におけるA−A断面図である。この図4(b)に示すとおり、モニター2の裏面中央には、端面に鍔部51を有した支柱5が設けられ、取り付けベース3に形成された支柱5よりも径が大きいベース側貫通孔および固定用プレート部材4に形成されたプレート側貫通孔に支柱5を挿通された状態で、支柱5の鍔部51と固定用プレート部材4を付勢するバネ(付勢部材)6が取り付けられている。
このバネ(付勢部材)6により、支柱5の鍔部51に対して固定用プレート部材4を取り付けベース3の裏面側へ付勢し、モニター2とバネ(付勢部材)6により付勢された固定用プレート部材4との間で取り付けベース3を挟み込むことで、モニター2を保持している。
また、意匠ベゼル(意匠用枠体)1、モニター2、固定用プレート材4および取り付けベース3の互いに対向する接触面はそれぞれ、同一中心で径違いの球面で形成されており、これにより、球面の中心を基準としてモニター2が縦・横・斜めと自在にスライドすることができ、角度および位置の調整が可能となる。
また、モニター2の外形サイズは、意匠ベゼル(意匠用枠体)1の開口サイズよりも大きく、モニター2の可動範囲以上に設定されているため、モニター2を自在にスライドさせても、モニター2の周囲と意匠ベゼル(意匠用枠体)1の間には隙間が発生しない構造となっている(図6参照)。
ここで、意匠ベゼル(意匠用枠体)1とモニター2の間、モニター2と取り付けベース3の間、取り付けベース3と固定用プレート部材4との間の、互いが当接する面には、それぞれ例えばフェルト等の弾性材7(7−1,7−2,7−3)が介在されている。この弾性材7は、どちらの部材に貼り付けてもよいが、意匠性を考えるとモニター2を移動させても見えない位置、すなわち、意匠ベゼル(意匠用枠体)1とモニター2の間の弾性材7−1については意匠ベゼル(意匠用枠体)1の裏側に貼り付けるのが好ましい。この実施の形態1では、弾性材7−1は意匠ベゼル(意匠用枠体)1の裏側に、弾性材7−2は取り付けベース3の前面(表側)に、弾性材7−3は取り付けベース3の裏側に貼り付けることとする。
そして、この状態からモニター2を移動させる動作について、図5を用いて説明する。図5は、図4に示すモニター2を中央にある状態(図4(a)に示す状態)から上方向(図6(a)に示す矢印D方向)に移動させている状態を示す断面図である。
まず、モニター2を図5に示す矢印Bの方向へ押し込む。これにより、図5に示すようにモニター2と取り付けベース3の間にある弾性材7−2が図4(b)の状態よりも少し押しつぶされ、その状態でモニター2を矢印Cの方向(上方向)へ押し上げる。その後、手を放すことにより、バネ(付勢部材)6の付勢力により弾性材7−2のつぶれ具合が戻り、モニター2が固定される。
図6は、モニター2を中央にある状態(図4(a)に示す状態)から移動させた場合の意匠ベゼル(意匠用枠体)1とモニター2との位置関係を示す動作概念図である。図6(a)は図5において説明したように上方向(図中の矢印D方向)に、図6(b)は横(右)方向(図中の矢印E方向)に、図6(c)は斜め上(斜め右上)方向(図中の矢印F方向)に、モニター2を移動させた場合を示している。この図6に示すように、モニター2を移動させても、モニター2の周囲と意匠ベゼル(意匠用枠体)1の間には隙間が発生しない。
この際、各部材の間の接触部分(互いに当接する面)に弾性材7が貼り付けられており、さらに裏からバネ(付勢部材)6の力で付勢してモニター2を固定していることにより、モニター2を移動させる場合の操作感が非常によく、また、樹脂と樹脂をスライドさせるときに発生するスティックスリップ現象や異音の発生を未然に防止することもできる。なお、これらを防止するために、従来は各部材の接触部分にグリスを塗布する等により対応していたが、グリスの場合には意匠面に汚れやにじみが出てきたり、手についたり、という問題があったが、弾性材7を介在させることによりそのような問題も生じない。
そして、弾性材7の硬さや材質を変えることにより、任意に摩擦力を調整することができるので、よりスムーズで快適な操作感が得られるように調整する等、操作感の変更を容易に行うことができる。さらに、固定用のバネ(付勢部材)6の付勢力を変えることにより操作感の変更を行うことも可能である。
また、図4に示すこの実施の形態1におけるモニター装置の詳細構成に加えてさらに、図7に示すように、モニター2の裏面の四隅の少なくとも対角の位置にそれぞれ揺れ防止用支柱10を立てるようにすれば、さらにモニター2の揺れを防止することが可能である。この場合、取り付けベース3は、モニター2を支える中央の支柱5が通るための中央の貫通孔以外に、四隅の揺れ防止用支柱10が通るための当該支柱10より径が大きい貫通孔も有するものとする。そして、モニター2は、裏面に設けられた四隅の揺れ防止用支柱10を取り付けベース3の四隅の貫通孔に挿通して保持される。図7(a)はモニター2が中央にある場合の正面図(図4(a)と同じ)、図7(b)は図7(a)におけるG−G断面図である。なお、中央部分の断面図については、図4(b)と同様であるので、図示および説明を省略する。
以上のように、この実施の形態1におけるモニターの角度調整構造によれば、ユーザが自在にモニターを移動させて、モニターの角度や位置の調整を容易に行うことができ、意匠性を保ちつつ、かつ、いずれの方向にも自由に角度調整を行うことができる。
また、湾曲ディスプレイのモニターを搭載することにより、さらにユーザの好みの見え方を実現することができる。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2におけるモニター装置の構成を示す断面図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2では、図4に示した実施の形態1の構成と比べると、取り付けベース3の裏面に図9(a)に示すようなローレット形状(係合凹部)8が設けられており、それと対向する面である支柱5の鍔部51上に図9(b)に示すようなリブ(係合凸部)9が設けられている。
この実施の形態2では、バネ(付勢部材)6は、モニター2の裏面に対して固定用プレート部材4を取り付けベース3の表面側へ付勢し、そのバネ(付勢部材)6により付勢された固定用プレート部材4と支柱5の鍔部51とが取り付けベース3を挟み込むことで、モニター2を保持している。
そして、バネ(付勢部材)6の付勢力により、ローレット形状(係合凹部)8とリブ(係合凸部)9とが嵌合し、モニター2は、その嵌合によりスライドさせた位置に固定される。
図10は、図8に示すモニター2を中央にある状態(図4(a)に示す状態)から上方向(図6(a)に示す矢印D方向)に移動させている状態を示す断面図である。
まず、モニター2を図10に示す矢印Bの方向へ押し込む。これにより、図10に示すようにバネ(付勢部材)6が縮まってモニター2が押し込まれ、取り付けベース3の裏面に設けられたローレット形状(係合凹部)8に嵌め合わされていたリブ(係合凸部)9がはずれ、意匠ベゼル(意匠用枠体)1に貼り付けられた弾性材7−1とモニター2との間に空間ができる。その状態のまま、モニター2を矢印Cの方向(上方向)へ押し上げる。図10はこの時の状態を示している。
その後、手を放すことにより、図11に示すようにバネ(付勢部材)6の付勢力によりモニター2が前面側に戻り、取り付けベース3の裏側のローレット形状(係合凹部)8とリブ(係合凸部)9とが、図8に示す状態からは移動した位置(図11に示す位置)で嵌合して固定される。
なお、取り付けベース3の裏面にリブ(係合凸部)9を設け、それと対向する面である支柱5の鍔部51上にローレット形状(係合凹部)8を設けるようにしてもよい。
また、この実施の形態2では、ローレット形状(係合凹部)8とリブ(係合凸部)9として説明したが、ローレット形状(係合凹部)8はそのままとし、リブ(係合凸部)9に代えて、例えば図12に示すような半球(係合凸部)11を先端に設けた板バネ12を用いた組合せや、図13に示すようなディンプル形状(係合凹部)13と半球(係合凸部)11を先端に設けた板バネ12という組合せなど、係合凹部および係合凸部からなるディテント構造を有するものであってもよい。
図12は、半球(係合凸部)11を先端に設けた板バネ12の一例を示す図であり、図12(a)は、その板バネ12を正面から見た図であり、図中の斜線部は空間(溝)を示している。
この図12に示すような半球(係合凸部)11を先端に設けた板バネ12を、リブ(係合凸部)9の代わりに使用したディテント構造の場合には、モニター2を図10に示すほど押し込まなくても、少しだけ矢印B方向に押しながら矢印C方向に移動させることにより、板バネ12がしなる分だけ、ローレット形状(係合凹部)8と半球(係合凸部)11とが接したまま、カチカチとした操作感を伴ってモニター2を移動させることができる。
また、図13に示すようなディンプル形状(係合凹部)13と半球(係合凸部)11を先端に設けた板バネ12との組合せによるディテント構造を用いることにした場合にも、ローレット形状(係合凹部)8とリブ(係合凸部)9によるものに比べて、モニター2を図10に示すほど押し込んで完全にディンプル形状(係合凹部)13と半球(係合凸部)11とが離れた状態にしなくとも、少しだけ矢印B方向に押しながら矢印C方向に移動させることにより、板バネ12がしなる分だけ、ディンプル形状(係合凹部)13と半球(係合凸部)11とが接したまま、カチカチとした操作感を伴ってモニター2を移動させることができる。
このように、取り付けベース3の裏面とそれに対向する固定面に、ローレット形状やディンプル形状などの係合凹部と、リブや半球状の突起などの係合凸部とをそれぞれ設けることにより、バネ(付勢部材)6の付勢によりそれらが嵌合して固定されるので、縦横の位置が決まりやすくなり、モニター2が画面中心を軸とした回転方向のずれを生じてしまうという不具合を規制することができる。すなわち、任意の位置にモニター2をスライドさせても、モニター2を正面から見た角度は常に水平に保つことができる。
以上のように、この実施の形態2におけるモニターの角度調整構造によれば、実施の形態1と同様の効果に加え、ローレット形状やディンプル形状(係合凹部)とリブや半球(係合凸部)との組合せにより、モニター移動後の角度や位置を安定した状態で固定することができる。
なお、実施の形態1,2におけるモニターの角度調整構造は、一般的な情報表示装置の他、従来技術で説明したようなインダッシュ方式の車載用モニターや、例えば図14に示すようなヘッドレストへの取付けタイプの車載用モニターにも適用することができる。
また、例えば図15に示すように、モニター2の裏にモータードライブユニット15を縦方向、横方向へ取り付ける等、モニター2をスライドさせる駆動部を備えることにより、モニター2の動作を電動にて制御することも可能である。また、この場合には、別部品のジョイスティック等による制御や、車両からの信号による制御も可能である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 意匠ベゼル(意匠用枠体)、2,20 モニター、3 取り付けベース、4 固定用プレート、5 中央の支柱、6 バネ(付勢部材)、7,7−1,7−2,7−3 弾性材、8 ローレット形状(係合凹部)、9 リブ(係合凸部)、10 四隅の揺れ防止用支柱、11 半球(係合凸部)、12 板バネ、13 ディンプル形状(係合凹部)、14 ギア面、15 モータードライブユニット、21 ダッシュボード、22 ボールコネクト部、23 回転中心、24 第1軸、25 第2軸、26 第1の保持枠、27 第2の保持枠、51 支柱5の鍔部。

Claims (10)

  1. 意匠用枠体が表面側に配置され、固定用プレート部材および取り付けベースが裏面側に配置されたモニターの角度調整構造において、
    前記意匠用枠体、前記モニター、前記固定用プレート部材および前記取り付けベースの互いに対向する面は、同一中心で径違いの球面でそれぞれ形成されており、
    前記モニターの裏面中央に設けられ、端面に鍔部を有した支柱と、
    前記取り付けベースに形成された前記支柱よりも径が大きいベース側貫通孔および前記固定用プレート部材に形成されたプレート側貫通孔に前記支柱を挿通させた状態で、前記支柱の鍔部と前記固定用プレート部材を付勢する付勢部材とを備え、
    前記モニターは、前記付勢部材の付勢力で前記支柱の鍔部と前記固定用プレート部材により、前記取り付けベースに対してスライド自在に保持される
    ことを特徴とするモニターの角度調整構造。
  2. 前記モニターは、前記意匠用枠体の開口サイズより外形が大きいことを特徴とする請求項1記載のモニターの角度調整構造。
  3. 前記意匠用枠体、前記モニター、前記固定用プレート部材および前記取り付けベースの互いが当接する面に介在させた弾性材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のモニターの角度調整構造。
  4. 前記付勢部材は、前記支柱の鍔部に対して前記固定用プレート部材を前記取り付けベースの裏面側へ付勢し、
    前記モニターは、前記付勢部材により付勢された前記固定用プレート部材との間で前記取り付けベースを挟み込むことで保持される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
  5. 前記付勢部材は、前記モニターの裏面に対して前記固定用プレート部材を前記取り付けベースの表面側へ付勢し、
    前記モニターは、前記付勢部材により付勢された前記固定用プレート部材と前記支柱の鍔部とが前記取り付けベースを挟み込むことで保持される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
  6. 前記取り付けベースの裏面および前記支柱の鍔部の一方に形成された係合凹部と、
    前記取り付けベースの裏面および前記支柱の鍔部の他方に形成されて、前記付勢部材の付勢力により前記係合凹部に嵌合する係合凸部とを備え、
    前記モニターは、前記係合凸部が前記係合凹部に嵌合することでスライド位置に固定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
  7. 前記係合凹部および前記係合凸部からなるディテント構造を有することを特徴とする請求項6記載のモニターの角度調整構造。
  8. 前記モニターの裏面の四隅の少なくとも対角の位置にそれぞれ設けた揺れ防止用支柱を備え、
    前記取り付けベースは、前記揺れ防止用支柱に対応する位置に当該支柱より径が大きい貫通孔を有し、
    前記モニターは、前記揺れ防止用支柱を前記貫通孔に挿通して保持される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
  9. 前記モニターは、画面が湾曲した湾曲ディスプレイであることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
  10. 前記モニターをスライドさせる駆動部を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載のモニターの角度調整構造。
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CN113246727A (zh) * 2021-04-22 2021-08-13 孙华伟 一种可调节汽车仪表盘

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