JP2013240818A - Die-casting mold - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ダイカスト金型の鋳抜きピンの突き合わせ構造に関する。 The present invention relates to a die-casting die pin butting structure.
ダイカスト金型は、ダイカスト成形で用いられる金型である。ダイカスト成形とは、ダイカスト金型に溶融した金属を圧入する鋳造方法である。鋳抜きピンとは、金型に設けられる棒状のものであって、ダイカスト成形によって成形されるダイカスト鋳造物に孔を成形する場合に用いられる。 The die casting mold is a mold used in die casting. Die casting is a casting method in which molten metal is pressed into a die casting mold. The cast pin is a rod-shaped member provided in a mold, and is used when a hole is formed in a die cast product formed by die casting.
例えば、ダイカスト鋳造物に貫通する孔を成形する場合には、一方の金型に設けられた鋳抜きピンと、他方の金型に設けられた鋳抜きピンとを突き合わせて成形が行われる。しかし、このような鋳抜きピン同士を突き合わせるダイカスト金型では、注湯時における溶湯の流体力によって、突き合わせた鋳抜きピン同士が撓むおそれがある。突き合わせた鋳抜きピン同士が撓んだ状態で成形が行われると、ダイカスト鋳造物を貫通する孔の位置がずれて成形されることになる。 For example, when forming a hole penetrating a die-cast product, molding is performed by abutting a core pin provided in one mold and a core pin provided in the other mold. However, in such a die-casting die that abuts the core pins, the abutted core pins may be bent by the fluid force of the molten metal during pouring. If molding is performed in a state where the butted core pins are bent, the positions of the holes penetrating the die-cast casting are shifted and molded.
例えば、特許文献1には、鋳抜きピン同士を突き合わせるダイカスト金型であって、一方の鋳抜きピンを他方の鋳抜きピンに入り込ませ、突き合わせた鋳抜きピン同士が注湯時に撓まないようにしたダイカスト金型を開示している。しかし、特許文献1に開示されるダイカスト金型では、鋳抜き孔の径が小さいダイカスト鋳造品の場合には、製品形状の寸法精度が悪くなる。 For example, Patent Document 1 discloses a die-casting die that abuts cast pins, and causes one cast pin to enter the other cast pin so that the matched cast pins do not bend during pouring. Disclosed is a die casting mold. However, in the die-casting die disclosed in Patent Document 1, in the case of a die-casting product with a small diameter of the cast hole, the dimensional accuracy of the product shape is deteriorated.
本発明の解決しようとする課題は、製品形状の寸法精度を悪くすることなく、成形時における突き合わせた鋳抜きピン同士の撓みを防止できるダイカスト金型を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a die-casting die that can prevent bending between butted core pins at the time of molding without deteriorating the dimensional accuracy of the product shape.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、第一鋳抜きピンを備える第一金型と、第二鋳抜きピンを備える第二金型と、溶湯流入口と、を備え、成形時には前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとが突き合わされ、前記溶湯流入口から溶湯が注湯されるダイカスト金型であって、前記第一鋳抜きピンは、前記第二鋳抜きピンよりも長く構成され、前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時に溶湯の流体力が前記第一鋳抜きピン及び前記第二鋳抜きピンにかかる方向に対して、前記第一鋳抜きピンが前記第二鋳抜きピンを支持するように構成されるものである。 That is, in Claim 1, it is provided with the 1st metal mold | die provided with the 1st casting pin, the 2nd metal mold | die provided with the 2nd casting pin, and the molten metal inflow port. A die casting mold in which the second core pin is abutted and molten metal is poured from the molten metal inlet, wherein the first core pin is configured to be longer than the second core pin, and The abutting portion between the one core pin and the second core pin has the first core pin in a direction in which the fluid force of the molten metal is applied to the first core pin and the second core pin during pouring. The second cast pin is configured to be supported.
請求項2においては、請求項1記載のダイカスト金型であって、前記第一鋳抜きピンの前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部には、前記溶湯の流体力に対向する傾斜面が形成され、前記第二鋳抜きピンの前記第一鋳抜きピンとの突き合わせ部には、前記前記第一鋳抜きピンの傾斜面と対向する傾斜面が形成され、前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時において、前記第一鋳抜きピンの傾斜面と前記第二鋳抜きピンの傾斜面とが当接しているものである。 According to a second aspect of the present invention, in the die casting mold according to the first aspect, an inclined surface facing the fluid force of the molten metal is formed at a butt portion of the first cored pin with the second cored pin. An inclined surface facing the inclined surface of the first core pin is formed at a butt portion of the second core pin with the first core pin, and the first core pin and the second core pin are formed. The abutting portion with the pin is a portion where the inclined surface of the first core pin and the inclined surface of the second core pin are in contact with each other during pouring.
請求項3においては、請求項2のダイカスト金型であって、前記第一鋳抜きピンは、前記溶湯流入口側に傾斜面を有するものである。 According to a third aspect of the present invention, in the die-casting die according to the second aspect, the first cast pin has an inclined surface on the molten metal inlet side.
請求項4においては、請求項2又は請求項3記載のダイカスト金型であって、前記第一鋳抜きピンには、前記第一鋳抜きピンの傾斜面から前記第二鋳抜きピン側に向けて突設される凸部が形成され、前記第二鋳抜きピンには、前記第二鋳抜きピンの傾斜面から、前記第二鋳抜きピンの基端部側に向けて凹陥する凹部が形成され、前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時において、前記第一鋳抜きピンの凸部と前記第二鋳抜きピンの凹部とが係合しているものである。 According to a fourth aspect of the present invention, in the die-casting die according to the second or third aspect, the first core pin is directed from the inclined surface of the first core pin toward the second core pin side. And the second core pin has a concave portion that is recessed from the inclined surface of the second core pin toward the base end side of the second core pin. The butt portion between the first core pin and the second core pin is engaged with the convex portion of the first core pin and the concave portion of the second core pin during pouring. It is.
本発明のダイカスト金型によれば、製品形状の寸法精度を悪くすることなく、成形時における突き合わせた鋳抜きピン同士の撓みを防止できる。 According to the die-casting die of the present invention, it is possible to prevent bending of the butted core pins at the time of molding without deteriorating the dimensional accuracy of the product shape.
図1を用いて、ダイカスト金型100の構成について説明する。
なお、図1では、ダイカスト金型100の全体的な構成を模式的に表している。また、図1の下方には、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21との突き合わせ部50を表している。図1の突き合わせ部50では、説明を分かり易くするため、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とを離間して表している。以下では、図1に示される左右方向及び上下方向に従って説明する。
The configuration of the
In FIG. 1, the overall configuration of the
ダイカスト金型100は、本発明に係るダイカスト金型の実施形態である。ダイカスト金型100は、ダイカスト成形で用いられる金型である。ダイカスト成形とは、ダイカスト金型100に溶融した金属(本実施形態ではアルミニウム)を圧入する鋳造方法である。本実施形態のダイカスト金型100による鋳造品は、自動車のエンジンのシリンダブロック(以下、ワークW(図示略))としている。
The die
ダイカスト金型100は、第一金型10と、第二金型20と、金型30・40と、他の2つの金型(図示略)と、を具備している。第一金型10及び第二金型20を含む6つの金型は、ワークWの周囲の6方向に配置され、それぞれの方向においてワークWに近接又は離間するようにスライド可能に構成されている。
The
第一金型10及び第二金型20を含む6つの金型は、互いに最も近接した状態(6つの金型が閉じた状態)でキャビティ(ワークWの形状空間)を形成している。第一金型10と第二金型20とは、ワークWの左右方向において互いに対向するように配置されている。金型30・40は、ワークWの上下方向において互いに対向するように配置されている。
The six molds including the
第一金型10は、左右方向の一側に配置される金型である。第一金型10は、第一鋳抜きピン11と、スライド入子12と、バネ13と、入子フォルダ15と、を具備している。
The 1st metal mold | die 10 is a metal mold | die arrange | positioned at the one side of the left-right direction. The
第一鋳抜きピン11は、棒形状に構成され、左右方向において入子フォルダ15から第二金型20側(内側)に向かって突出して構成されている。第一鋳抜きピン11は、バネ13を介して、入子フォルダ15に支持されている。第一鋳抜きピン11は、成形時には後述する第二鋳抜きピン21と突き合わされ、ワークW(シリンダブロック)の左右方向に貫通する孔(メインギャラリ)が形成される。
The
スライド入子12は、入子フォルダ15に支持されている。スライド入子12の第二金型20と対向する面(内側の面)には、ワークWの成形形状が形成されている。
The
入子フォルダ15は、スライド入子12及びバネ13を介して第一鋳抜きピン11を支持している。入子フォルダ15は、油圧シリンダ(図示略)によって、左右方向に自在にスライドするように支持されている。
The
第二金型20は、左右方向の他側に配置される金型である。第二金型20は、第二鋳抜きピン21と、スライド入子22と、バネ23と、入子フォルダ25と、を具備している。
The 2nd metal mold | die 20 is a metal mold | die arrange | positioned at the other side of the left-right direction. The
第二鋳抜きピン21は、棒形状に構成され、左右方向において入子フォルダ25から第一金型10側(内側)に向かって突出して構成されている。第二鋳抜きピン21は、バネ23を介して、入子フォルダ25に支持されている。ここで、特記すべき事項として、第一鋳抜きピン11の左右方向の長さは、第二鋳抜きピン21の左右方向の長さと比較して十分に短いものとされている。
The
第二金型20におけるスライド入子22、バネ23及び入子フォルダ25は、第一金型10におけるスライド入子12、バネ13及び入子フォルダ15と同様であるため、説明を省略する。
Since the slide insert 22, the
突き合わせ部50は、注湯時において、第一鋳抜きピン11の先端側と第二鋳抜きピン21の先端側とが突き合わされる部分である。第一鋳抜きピン11の突き合わせ部50は、傾斜面16と、凸部17と、から構成されている。第二鋳抜きピン21の突き合わせ部50は、傾斜面26と、凹部27と、から構成されている。
The
傾斜面16及び傾斜面26は、注湯時において、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21が撓む方向に対して、第一鋳抜きピン11が第二鋳抜きピン21を支持するように構成される。
The
本実施形態のダイカスト金型100では、下方に溶湯流入口35(アルミニウムが注湯される箇所)が形成され、注湯時において、上下方向において下方から上方に向かって溶湯が流れる。そのため、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21には、溶湯の流体力が上下方向において上向きに作用することになる。
In the
第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21には溶湯の流体力が上下方向において上向きに作用することから、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21は、上下方向において上向きに撓むことになる。
Since the fluid force of the molten metal acts upward on the
上述したように、傾斜面16及び傾斜面26は、注湯時において、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21が撓む方向に対して、第一鋳抜きピン11が第二鋳抜きピン21を支持するように構成される。すなわち、傾斜面16は、斜め下方を向くように傾斜して形成されており、溶湯による上向きの流体力に対向する傾斜面となっている。また、傾斜面26は、斜め上方を向くように傾斜して形成されており、傾斜面16と対向する傾斜面となっている。
As described above, the
このように、第一鋳抜きピン11の第二鋳抜きピン21との突き合わせ部50には、溶湯の流体力に対向する傾斜面16が形成され、第二鋳抜きピン21の第一鋳抜きピン11との突き合わせ部50には、第一鋳抜きピン11の傾斜面16と対向する傾斜面26が形成されている。
Thus, the
凸部17は、第一鋳抜きピン11の傾斜面16の略中央部に形成されている。凸部17は、第一鋳抜きピン11の傾斜面16から左右方向における第二鋳抜きピン21側に向けて突設して形成されている。凸部17の上下方向における断面形状は、矩形に形成されている。
The
凹部27は、第二鋳抜きピン21の傾斜面26の略中央部に形成されている。凹部27は、第二鋳抜きピン21の傾斜面26から、左右方向における第二鋳抜きピン21の基端部側(スライド入子22側)に向けて凹陥して形成されている。凹部27の上下方向における断面形状は、矩形に形成されている。
The
第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされた状態では、第一鋳抜きピン11の凸部17が、第二鋳抜きピン21の凹部27に嵌合し、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とは、左右方向以外が固定された状態で嵌合される。
In a state where the
図2を用いて、ダイカスト金型100の作用について説明する。
なお、図2では、注湯時において、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされている状態のダイカスト金型100を模式的に表している。また、説明を分かり易くするため、金型30・40の記載を省略している。
The operation of the
FIG. 2 schematically shows the
ダイカスト金型100では、注湯時において、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされる。このとき、上述したように、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21には、溶湯の流体力が上下方向において上向きに作用する(図2における黒抜き矢印)。
In the
第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21には溶湯の流体力が上下方向において上向きに作用することから、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21は、上下方向において上向きに撓むことになる。
Since the fluid force of the molten metal acts upward on the
ここで、第一鋳抜きピン11の左右方向の長さは、第二鋳抜きピン21の左右方向の長さと比較して十分に短いことから、第一鋳抜きピン11の剛性は、第二鋳抜きピン21の剛性と比較して十分大きいものとなる。そのため、第一鋳抜きピン11は、第二鋳抜きピン21と比較して撓みにくいものとなる。
Here, since the length in the left-right direction of the
本実施形態では、第一鋳抜きピン11の傾斜面16が斜め下方を向くように傾斜して形成され、第二鋳抜きピン21の傾斜面26が斜め上方を向くように傾斜して形成されている。そのため、注湯時に溶湯の流体力が第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21にかかる方向に対して、撓みにくい第一鋳抜きピン11が第二鋳抜きピン21を支持するように第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされることになる。
In the present embodiment, the
言い換えれば、上向きの流体力により第二鋳抜きピン21にかかる力を、傾斜面26を介して第一鋳抜きピン11の傾斜面16により受ける構成となっている。
In other words, the force applied to the
ダイカスト金型100の効果について説明する。
ダイカスト金型100によれば、成形時における突き合わせた第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21の撓みを防止できる。
The effect of the
According to the die-
従来、鋳抜きピン同士を突き合わせるダイカスト金型では、注湯時における溶湯の流体力によって、突き合わせた鋳抜きピン同士が撓むおそれがあった。突き合わせた鋳抜きピン同士が撓んだ状態で成形されると、ワークを貫通する孔の位置がずれて成形されるおそれがあった。 Conventionally, in a die-casting die that abuts core pins, the abutted core pins may be bent by the fluid force of the molten metal during pouring. If molding is performed in a state where the butted core pins are bent, there is a possibility that the position of the hole penetrating the workpiece is shifted and molding is performed.
本実施形態のダイカスト金型100では、撓みにくい第一鋳抜きピン11が第二鋳抜きピン21を支持するように第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされる。そのため、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされた状態で撓みにくいものとなる。そして、注湯時における上下方向において上向きに作用する溶湯の流体力に対して、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21の撓みを防止できる。
In the die-casting die 100 of the present embodiment, the
注湯時における上下方向において上向きに作用する溶湯の流体力に対して、第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21の撓みを防止できることから、成形時における突き合わせた第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21の撓みを防止できる。
Since the bending of the
また、本実施形態のダイカスト金型100では、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされた状態では、第一鋳抜きピン11の凸部17が第二鋳抜きピン21の凹部27に嵌合する。そのため、第一鋳抜きピン11と第二鋳抜きピン21とが突き合わされた状態でのずれを抑制できる。
Moreover, in the die-casting die 100 of this embodiment, in the state where the
さらに、本実施形態のダイカスト金型100では、第一鋳抜きピン11がバネ13を介して入子フォルダ15に支持され、第二鋳抜きピン21がバネ23を介して入子フォルダ25に支持されている。そのため、成形時における第一鋳抜きピン11及び第二鋳抜きピン21の熱膨張による左右方向の座屈曲りを吸収できる。
Further, in the
本実施形態の突き合わせ部50では、第一鋳抜きピン11の傾斜面16が斜め下方を向くように傾斜して形成され、第二鋳抜きピン21の傾斜面26が斜め上方を向くように傾斜して形成されているが、本発明はこれに限定されない。
In the
例えば、上方に溶湯流入口35が形成され、注湯時における溶湯の流体力が上下方向において下向きに作用するダイカスト金型では、第一鋳抜きピン11の傾斜面16が斜め上方を向くように傾斜して形成され、同時に、第二鋳抜きピン21の傾斜面26が斜め下方を向くように傾斜して形成される構成となる。
For example, in a die casting mold in which a
10 金型
11 第一鋳抜きピン
16 傾斜面
17 凸部
20 金型
21 第二鋳抜きピン
26 傾斜面
27 凸部
100 ダイカスト金型
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記第一鋳抜きピンは、前記第二鋳抜きピンよりも長く構成され、
前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時に溶湯の流体力が前記第一鋳抜きピン及び前記第二鋳抜きピンにかかる方向に対して、前記第一鋳抜きピンが前記第二鋳抜きピンを支持するように構成される、
ダイカスト金型。 A first mold having a first core pin, a second mold having a second core pin, and a molten metal inlet, and the first core pin and the second core pin protrude during molding. A die casting mold in which molten metal is poured from the molten metal inlet,
The first core pin is configured to be longer than the second core pin,
The abutting portion between the first core pin and the second core pin is the first core core with respect to the direction in which the fluid force of the molten metal is applied to the first core pin and the second core pin during pouring. A pin is configured to support the second core pin;
Die casting mold.
前記第一鋳抜きピンの前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部には、前記溶湯の流体力に対向する傾斜面が形成され、
前記第二鋳抜きピンの前記第一鋳抜きピンとの突き合わせ部には、前記前記第一鋳抜きピンの傾斜面と対向する傾斜面が形成され、
前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時において、前記第一鋳抜きピンの傾斜面と前記第二鋳抜きピンの傾斜面とが当接している、
ダイカスト金型。 A die casting mold according to claim 1, wherein
In the butt portion of the first core pin with the second core pin, an inclined surface facing the fluid force of the molten metal is formed,
In the abutting portion of the second core pin with the first core pin, an inclined surface facing the inclined surface of the first core pin is formed,
The abutting portion between the first core pin and the second core pin is in contact with the inclined surface of the first core pin and the inclined surface of the second core pin during pouring,
Die casting mold.
ダイカスト金型。 The die-casting die according to claim 2, wherein the first core pin has an inclined surface on the molten metal inlet side.
Die casting mold.
前記第一鋳抜きピンには、前記第一鋳抜きピンの傾斜面から前記第二鋳抜きピン側に向けて突設される凸部が形成され、
前記第二鋳抜きピンには、前記第二鋳抜きピンの傾斜面から、前記第二鋳抜きピンの基端部側に向けて凹陥する凹部が形成され、
前記第一鋳抜きピンと前記第二鋳抜きピンとの突き合わせ部は、注湯時において、前記第一鋳抜きピンの凸部と前記第二鋳抜きピンの凹部とが係合している、
ダイカスト金型。 A die-casting die according to claim 2 or claim 3,
The first cast pin is provided with a convex portion projecting from the inclined surface of the first cast pin toward the second cast pin side,
The second core pin is provided with a recess that is recessed from the inclined surface of the second core pin toward the base end side of the second core pin,
The butt portion of the first core pin and the second core pin is engaged with the convex portion of the first core pin and the concave portion of the second core pin during pouring,
Die casting mold.
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