JP2013239113A - 電子機器、電子機器におけるアイコン操作方法、および電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器におけるアイコン操作方法、および電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】階層構造を有するアイコンを簡便な操作で効率的に特定(指示、選択)できる電子機器、電子機器におけるアイコン操作方法、および電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】電子機器1は、3次元画像を表示する表示部20と、左カメラ部、右カメラ部を備える。表示部20は、表示面20fを備え、表示面20fを基準とする横方向DX、縦方向DYに対して電子機器1の使用者(不図示)と表示面20fとの間に奥行き方向DZで、アイコンICの階層構造をそのまま3次元で表示する。アイコンICの表示は、手前側(表示部20から離れる側)から表示部20側(表示部20に近づく側)の間で、アイコンICが階層構造に応じて部分的に順次重畳された状態で表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、3次元画像を表示する表示部と3次元ポインタ検出部とを備える電子機器、電子機器におけるアイコン操作方法、および電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムに関する。
表示装置の技術の展開に伴って3次元で画像を表示する技術が提案されている。3次元で画像を表示できることから、画面上に表示されるアイコン(ポインタで指示される対象としてのアイコン)を3次元で表示し、ポインタで入力される技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2011−81480号公報 特開2011−108152号公報
しかし、特許文献1、特許文献2に開示された技術では、3次元でアイコンを表示するものでありながら、アイコンを指示(選択)する過程で階層の奥に配置されたアイコンを簡単に指示することが困難であり、階層の奥に配置されたアイコンを選択するときに同様な操作を何度も繰り返すことが必要になるなどアイコンに対する操作性に課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、階層構造を有するアイコンを簡便な操作で効率的に特定(指示、選択)できる電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供することを他の目的とする。
本発明に係る電子機器は、3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器であって、前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとして特定するアイコン特定部と、前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示を認定するアイコン指示認定部と、前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示する強調表示処理部とを備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、3次元画像として表示されたアイコンを指示する3次元ポインタを検出して位置情報(縦位置情報、横位置情報、奥行き位置情報)を抽出する3次元ポインタ検出部と、3次元ポインタの位置情報に基づいて3次元ポインタに指示されたアイコンを特定するアイコン特定部と、アイコン特定部によって特定された特定アイコンに対する3次元ポインタの指示が予め定めた第1時間の間、継続されたとき特定アイコンに対する指示がされていることを認定するアイコン指示認定部と、アイコン指示認定部が特定アイコンに対する指示を認定したとき特定アイコンを強調表示する強調表示処理部とを備えることから、3次元ポインタが指示した特定アイコンを正確に抽出してハイライト処理を施すので、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができる。
また、本発明に係る電子機器では、強調表示された前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間に連続する第2時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに続く次の動作を案内するアイコンを前記特定アイコンの周囲に補助アイコンとして表示させる次動作案内部を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンに対する指示を更に継続するという安定した動作によって特定アイコンから導かれる次の動作を案内する補助アイコンを表示部に表示させる次動作案内部を備えることから、迅速に効率良く次の処理フローへ進むことが可能となる。
また、本発明に係る電子機器では、前記補助アイコンは、前記特定アイコンに隣接する複数の方向で表示されることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンに隣接する複数の方向で次の動作を案内する補助アイコンを表示することから、複数の方向のそれぞれに異なる次の動作のいずれかを割り当てることができるので次の動作の選択を簡略化させて効率化することができる。
また、本発明に係る電子機器では、前記複数の方向の内で第1方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンを起動する動作が割り当てられていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンを起動する補助アイコンを隣接する第1方向に配置することから、3次元ポインタによって指定された特定アイコンの起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。
また、本発明に係る電子機器では、前記複数の方向の内で第2方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンに対して前記表示部から離れる側のアイコンを起動する動作が割り当てられていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンに対して表示部から離れる側のアイコンを起動する補助アイコンを隣接する第2方向に配置することから、特定アイコンに対して表示部から離れる側の複数のアイコンの起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。
また、本発明に係る電子機器では、前記複数の方向の内で第3方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンに対して前記表示部に近い側のアイコンを起動する動作が割り当てられていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンに対して表示部に近い側のアイコンを起動する補助アイコンを隣接する第3方向に配置することから、特定アイコンに対して表示部に近づく側の複数のアイコンの起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。
また、本発明に係る電子機器では、前記複数の方向の内で第4方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンを含む縦列に属するアイコンを起動する動作が割り当てられていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンを含む縦列に属するアイコンを起動する補助アイコンを隣接する第4方向に配置することから、特定アイコンを含む縦列の複数のアイコンの起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。
また、本発明に係る電子機器では、前記第1方向、前記第2方向、前記第3方向、および前記第4方向は、前記表示部の縦方向および横方向に沿う方向の上下左右に配置されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、表示部を基準として上下左右に補助アイコンを配置することから、補助アイコンの正確な配置と補助アイコンに対する簡便な操作で迅速な処理が可能となる。
また、本発明に係る電子機器では、前記3次元ポインタが前記特定アイコンから移動されて前記補助アイコンが選択されたことを検出する次動作検出部を備え、前記次動作検出部は、検出された前記補助アイコンに対応する動作を実行させる構成とされていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、特定アイコンに対して補助アイコンが選択されたことを検出して補助アイコンに適用された動作を実行させる次動作検出部を備えることから、簡便な操作で迅速に、かつ正確に次動作を実行することができ、利便性を向上させる。
また、本発明に係る電子機器では、部分的に重畳して配置された前記アイコンは、上位階層から下位階層までの処理動作に対応させて一群の縦列に配置され、上位階層に対応するアイコンは、表示部から離れる側に配置されて下位階層に対応するアイコンに対して部分的に重畳させて表示されていることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器は、相互に関連する上位から下位に渡る一群の階層を一群の縦列で部分的に重畳する形態のアイコンで表示することから、簡便な操作で効率よく適宜の階層の該当するアイコンを抽出することができる。
また、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法は、3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器におけるアイコン操作方法であって、前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとしてアイコン特定部に特定させるステップと、前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示をアイコン指示認定部に認定させるステップと、前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示処理部に強調表示させるステップとを備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法は、本発明に係る電子機器と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができる。
また、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとしてアイコン特定部に特定させるステップと、前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示をアイコン指示認定部に認定させるステップと、前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示処理部に強調表示させるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができる。
本発明に係る電子機器は、アイコン特定部によって特定された特定アイコンに対する3次元ポインタの指示が予め定めた第1時間の間、継続されたとき特定アイコンに対する指示がされていることを認定するアイコン指示認定部と、アイコン指示認定部が特定アイコンに対する指示を認定したとき特定アイコンを強調表示する強調表示処理部とを備える。
したがって、本発明に係る電子機器は、3次元ポインタが指示した特定アイコンを正確に抽出してハイライト処理を施すので、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法は、本発明に係る電子機器と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができる。
また、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、本発明に係る電子機器におけるアイコン操作方法と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部に表示されたアイコンを簡便な操作で効率的に特定することができる。
本発明の実施の形態1に係る電子機器における3次元画像として表示されたアイコンとアイコンを指示する3次元ポインタとの関係を概念的に示す模式図である。 図1に示した電子機器が備える概略構成ブロックを示すブロック図である。 図1に示した電子機器の表示部に表示された複数のアイコンが階層表示されているとき、2段目のアイコンが特定アイコンとして強調表示されている状態を示す模式図である。 図1に示した電子機器の表示部に表示された複数のアイコンが階層表示されているとき、2段目のアイコンと4段目のアイコンが特定アイコンとして強調表示されている状態を示す模式図である。 図1に示した表示部に表示されたアイコンが特定アイコンとされた後、更に第2時間の間、継続して指示されたときに表示される補助アイコンの状態を示す模式図である。 図4Aに示した補助アイコンの内容を示すために表示面に表示されたガイド情報の例を示す模式図である。 図4Aに示した特定アイコンに隣接する複数の方向の中で第1方向に表示された補助アイコンが3次元ポインタによって選択された状態を示す模式図である。 図4Cに示した補助アイコンが選択された後特定アイコンが起動する状態を模式的に示す模式図である。 図4Cに示した特定アイコンに隣接する複数の方向の中で第2方向に表示された補助アイコンが3次元ポインタによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。 図4Cに示した特定アイコンに隣接する複数の方向の中で第3方向に表示された補助アイコンが3次元ポインタによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。 図4Cに示した特定アイコンに隣接する複数の方向の中で第4方向に表示された補助アイコンが3次元ポインタによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る電子機器における処理フローを示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<実施の形態1>
図1ないし図4Gを参照して、本実施の形態に係る電子機器1(電子機器1におけるアイコン操作方法、電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム)について説明する。
初めに、図1および図2を参照して、本実施の形態に係る電子機器1の概略構成について説明する。なお、電子機器1の具体例としては、据え置き型の電子機器の他に、例えば、携帯性、可搬性を有する電子機器とすることが好ましい。携帯性、可搬性を有する電子機器としては、3次元表示が可能な表示部を有するPDA(Personal Digital Assist)などの携帯情報端末がある。電子機器1は、可搬性および携帯性を有することから、利便性、操作性を向上させた電子機器1となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子機器1における3次元画像として表示されたアイコンICとアイコンICを指示する3次元ポインタPTとの関係を概念的に示す模式図である。
図2は、図1に示した電子機器1が備える概略構成ブロックを示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子機器1は、3次元画像を表示する表示部20と、左カメラ部26、右カメラ部27を備える。
表示部20は、表示面20fを備え、表示面20fを基準とする横方向DX、縦方向DYに対して電子機器1の使用者(不図示)と表示面20fとの間に奥行き方向DZで3次元画像を表示する構成とされている。
電子機器1は、画像を3次元で表示することから、アイコンICの階層構造をそのまま3次元で表示する。つまり、アイコンICの表示は、手前側(表示部20から離れる側)から表示部20側(表示部20に近づく側)の間で、アイコンICが階層構造に応じて部分的に順次重畳された状態で表示される。
具体的には、上位階層に対応するアイコンICを手前側に配置し、下位階層に属するアイコンICを表示部20側に配置することが好ましい。相互に階層関係を有するアイコンICは、奥行き方向DZで部分的に重畳して配置される。また、同一階層に相当するアイコンICは、奥行き方向DZで同一の奥行き位置に配置され、横方向DX、縦方向DYの2次元での配置を異ならせることによって区別される。
アイコンICは、3次元(立体)で画像表示されている。機能的に関連するアイコンICは、奥行き方向(縦列方向)に重畳して配置されることが好ましい。アイコンICの配置の態様は、手前側(表示部20から離れる側)が上位階層のアイコンICとされ、表示部20に近づく側が下位階層のアイコンICとされることが好ましい。
左カメラ部26および右カメラ部27は、表示部20の両側に配置され、前面側(表示部20から離れる方向)を撮像する。左カメラ部26および右カメラ部27は、それぞれカメラ視野角αを有し、両者のカメラ視野角αの重複範囲がポインタ検出角βとして構成される。つまり、左カメラ部26、右カメラ部27は、左右に配置されていることから、3次元ポインタPTを立体的に認識することが可能となる。
3次元ポインタPTは、例えば、人の指(指先)をそのまま適用することが利便性の観点から好ましい。しかし、指先に限るものではなく、例えば、指先と同程度の形状を有する指示棒などを適用することができる。
ポインタ検出角βの範囲内には、例えば複数のアイコンICが配置(3次元表示)される。つまり、アイコンICは、3次元ポインタPTによって指示される構成とされている。左カメラ部26および右カメラ部27によって撮像された3次元ポインタPTは、電子機器1が備える制御部10、撮像処理部25、3次元ポインタ検出部11によって検出され、画像分析によって位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)が把握される。
他方、アイコンICは、それぞれが位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)を保有している。したがって、アイコンICの位置情報に対して3次元ポインタPTの位置情報が対応する(一致する)場合、アイコンICは、3次元ポインタPTによって指示された状態として抽出される。
なお、3次元ポインタPTの位置を3次元で把握する手段として、左カメラ部26、右カメラ部27を適用した3次元撮像装置を例示したが、カメラのような撮像ではなく、表示面20fの側から手前(使用者側)に向けて赤外線を照射し、反射光を検出して3次元ポインタPTの位置を確定することもできる。また、無線、赤外線通信など適宜の手段を適用することができる。
電子機器1は、本実施の形態に係る各種の動作を制御する制御部10を備える。制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)で構成され、予めインストールされたコンピュータプログラムによって電子機器1が備える表示部20、左カメラ部26、右カメラ部27などと連係して設定された機能を実現する構成とされている。
電子機器1は、出力機能として3次元表示が可能な構成とされている。つまり、電子機器1は、供給された画像データに対応する画像を3次元表示する表示部20と、表示部20が3次元表示を実行するために必要な画像処理を施す表示画像処理部21と、表示画像処理部21における画像処理に必要な画像データを例えば左画像データおよび右画像データとして記憶する画像メモリ22を備える。
表示部20は、表示画像処理部21で処理された画像信号に応じて駆動回路を駆動することで、各表示ピクセルに応じた3次元画像を表示する。画像メモリ22は、表示に必要な複数のフレームに対応するデータ量を格納する記憶容量を備える。
表示画像処理部21は、制御部10からの制御信号に基づいて、画像メモリ22から入力された3次元画像信号に対して、データの補完、または間引き、切り出しなどを含むスケーリング処理を施し、解像度に合わせた画像データを表示部20へ出力する。また、背景画像に対してアイコンICの表示、3次元ポインタPTの位置表示など画像を重畳して表示する画像処理を実行する。
電子機器1は、入力機能として、キーボードとは別に3次元ポインタPTを認識できる構成とされている。つまり、電子機器1は、2眼カメラとして、左カメラ部26、右カメラ部27を備え、また、左カメラ部26および右カメラ部27からの撮像信号を処理して3次元表示に対応する撮像データを生成する撮像処理部25を備える。
左カメラ部26、右カメラ部27は、例えばCMOSセンサー、あるいはCCD撮像装置で構成される。撮像のサンプリングレートは、使用者(3次元ポインタPT)の動作変化を検出できる周期であれば良い。3次元ポインタPTを検出する入力操作検出プログラムの実行中は、撮像機能を常時オン状態として動画情報を取得し、動画情報から適宜の静止画像を抽出して入力状態(3次元ポインタPTの指示状態)を画像解析することも可能である。
撮像処理部25は、左カメラ部26、右カメラ部27からの撮像信号(イメージデータ:Bayer format)を画像処理できる形式(例えば、YCbCrなど)に変換し、明るさ補正、フレーム補正、色補正などの画像処理を行い、得られた画像データを画像メモリ22に格納する。また、左カメラ部26、右カメラ部27を制御するカメラコントローラ(不図示)を内蔵している。
制御部10は、バス10bを介して表示画像処理部21、画像メモリ22、撮像処理部25と連係され、また、3次元ポインタ検出部11、アイコン特定部12、アイコン指示認定部13、強調表示処理部14、次動作案内部15、次動作検出部16として機能する。3次元ポインタ検出部11、アイコン特定部12、アイコン指示認定部13、強調表示処理部14、次動作案内部15、次動作検出部16は、制御部10に対して予めインストールされたコンピュータプログラムによってそれぞれの機能を実現する構成(機能実現手段)とされている。
3次元ポインタ検出部11は、2つのカメラ(表示部20の両端の外側に配置された撮像装置)によって撮像される3次元映像(撮像データ)から3次元ポインタPTの検出を行い、3次元ポインタPTの位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)をピクセルレベルで評価して位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)を抽出(算出)する。
アイコン特定部12は、3次元ポインタ検出部11が抽出した位置情報に基づいて、3次元ポインタPTに指示されたアイコンICを特定アイコンICm(図3A参照)として特定する。アイコン指示認定部13は、アイコンICに対する3次元ポインタPTの指示時間(第1時間T1、第2時間T2)に基づいて、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示を認定する。
アイコン指示認定部13で適用される第1時間T1、第2時間T2は、リアルタイムクロック(不図示)によって構成された計時部による時間情報によって正確に確定(計時)される。3次元ポインタPTによるアイコンICに対する指示を認定するとき、アイコンICに対する3次元ポインタPTの指示状況の変化、変動を解析する必要があることから、リアルタイムクロックによる時間の計時が実行される。なお、第1時間T1、第2時間T2は、それぞれ1秒程度とすることができる。
強調表示処理部14は、アイコン指示認定部13が認定した特定アイコンICmを強調表示する。特定アイコンICmを強調表示することによって、3次元ポインタPTによる指示の認定(確定)を確認することができる。強調表示の例としては、特定アイコンICmの輝度を向上させるハイライト処理、あるいは、模様、色彩の変更などが適用される。
次動作案内部15は、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1に連続する第2時間T2の間、継続しているとき、特定アイコンICmに続く次の動作を案内する補助アイコンICs(図4A参照)を特定アイコンICmの周囲に表示させる。
次動作検出部16は3次元ポインタPTが特定アイコンICmから移動されて補助アイコンICsが選択されたことを検出し、検出された補助アイコンICsに対応する動作を実行させる。
なお、3次元ポインタ検出部11、アイコン特定部12、アイコン指示認定部13、強調表示処理部14、次動作案内部15、次動作検出部16の動作、機能については、図3A以降で更に具体的に説明する。
図3Aおよび図3Bを参照して、本実施の形態に係る電子機器1での特定アイコンICmの強調表示の例について説明する。
図3Aは、図1に示した電子機器1の表示部20に表示された複数のアイコンIC(アイコンIC1ないしアイコンIC4)が階層表示されているとき、2段目のアイコンIC2が特定アイコンICmとして強調表示されている状態を示す模式図である。
アイコンIC1、アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4が相互に関連するアイコンICとして階層関係を有することから、例えばアイコンIC1が上位階層として手前側に表示(配置)され、アイコンIC4が下位階層として表示部20側に表示(配置)されている。つまり、アイコンIC1〜アイコンIC4は、階層構造を有する項目に属することから階層の関連性を示す縦列(奥行き方向DZで示される一群のアイコンICの列)として示されている。
図3Aに示された4つのアイコンIC(アイコンIC1〜アイコンIC4)は、3次元ポインタ検出部11が3次元ポインタPTを検出して抽出した位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)と、アイコンIC2の位置情報(横位置情報xx、縦位置情報yy、奥行き情報zz)とが一致した場合に表示される態様である。
3次元ポインタ検出部11が3次元ポインタPTを検出し、アイコン特定部12が3次元ポインタPTによって指示されたアイコンIC2を特定アイコンICmとして特定し、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が予め設定された一定の時間である第1時間T1の間、継続されたとき、アイコン指示認定部13は、特定アイコンICmに対する指示を認定し、強調表示処理部14は、特定アイコンICmに対する強調表示を実行する。
したがって、階層関係を有するアイコンIC1〜アイコンIC4から抽出(特定、指示)された特定アイコンICmは、図3Aに示すように他のアイコンICに対して協調表示された状態となる。
つまり、アイコン指示認定部13は、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1の間、継続されたとき、特定アイコンICmに対する指示を認定する。アイコン指示認定部13が特定アイコンICmに対する指示を認定したとき、強調表示処理部14は、特定アイコンICmを強調表示する。
なお、図3Aでは、特定アイコンICmが強調表示された後、3次元ポインタPTが、例えば他の場所へ移動し、アイコンIC1〜アイコンIC4の位置では、存在しない状態を示している。なお、図示しないが、3次元ポインタPTは、図3Bで示されるようにアイコンIC4を特定するためにアイコンIC4の位置へ移動することも可能である。
図3Bは、図1に示した電子機器1の表示部20に表示された複数のアイコンIC(アイコンIC1ないしアイコンIC4)が階層表示されているとき、2段目のアイコンIC2と4段目のアイコンIC4が特定アイコンICmとして強調表示されている状態を示す模式図である。
アイコンIC4が、アイコンIC2と同様にして強調表示された状態を示す。なお、アイコンIC4の指示、選択は、アイコンIC2の場合と同様のステップによって実行される。
本実施の形態では、アイコンIC(例えばアイコンIC1〜アイコンIC4)は、上位階層(例えばアイコンIC1)から下位階層(例えばアイコンIC4)までの処理動作に対応させて一群の縦列に配置され、上位階層に対応するアイコンIC(例えばアイコンIC4に対するアイコンIC3、アイコンIC3に対するアイコンIC2、アイコンIC2に対するアイコンIC1)は、表示部20から離れる側に配置され下位階層に対応するアイコンIC(例えばアイコンIC1に対するアイコンIC2、アイコンIC2に対するアイコンIC3、アイコンIC3に対するアイコンIC4)に対して部分的に重畳させて表示されている。
したがって、本実施の形態に係る電子機器1は、相互に関連する上位から下位に渡る一群の階層を一群の縦列に部分的に重畳する形態のアイコンIC(例えばアイコンIC1〜アイコンIC4)で表示することから、効率よく適宜の階層の該当するアイコンIC(例えば、アイコンIC2、アイコンIC4)を抽出することができる。
なお、強調表示された特定アイコンICm(アイコンIC2、アイコンIC4)は、一定時間を経過した後に起動する形態とすることができる。
図4Aないし図4Gを参照して、本実施の形態に係る電子機器1での特定アイコンICmの周囲に表示される補助アイコンICsの適用について説明する。
図4Aは、図1に示した表示部20に表示されたアイコンIC2が特定アイコンICmとされた後、更に第2時間T2の間、継続して指示されたときに表示される補助アイコンICsの状態を示す模式図である。
図4Bは、図4Aに示した補助アイコンICsの内容を示すために表示面20fに表示されたガイド情報の例を示す模式図である。
電子機器1は、強調表示された特定アイコンICm(アイコンIC2:表示面20fにおける表示符号として階層の2番目を示すSL2が表示された状態を示す。)に対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1に連続する第2時間T2の間、継続されたとき、特定アイコンICmに続く次の動作を案内するアイコンを特定アイコンICmの周囲に補助アイコンICsとして表示させる次動作案内部15を備える。
したがって、本発明に係る電子機器1は、特定アイコンICmに対する指示を更に継続するという安定した動作によって特定アイコンICmから導かれる次の動作を案内する補助アイコンICsを表示部20に表示させる次動作案内部15を備えることから、迅速に効率良く次の処理フローへ進むことが可能となる。
なお、特定アイコンICmに対する継続した指示の認定は、アイコン指示認定部13によって実行される。また、ガイド情報は、アイコンICとは別に表示面20fの適宜の場所に表示され、補助アイコンICsの動作を事前に使用者に認識させ、適宜の補助アイコンICs(SL21〜SL24のいずれか一つ)を指示させることができる。
本実施の形態では、補助アイコンICsとして、4つが第1方向〜第4方向(特定アイコンICmに対する上下左右の4つの方向)で表示された状態を示す。
第1方向に対応して表示された補助アイコンICs(SL21)は、3次元ポインタPTによって指定されたとき、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm:SL2)が起動する動作が割り当てられたアイコンである。
第2方向に対応して表示された補助アイコンICs(SL22)は、3次元ポインタPTによって指定されたとき、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm:SL2)より手前側のアイコン(アイコンIC1、アイコンIC2)が全て起動する動作が割り当てられたアイコンである。
第3方向に対応して表示された補助アイコンICs(SL23)は、3次元ポインタPTによって指定されたとき、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm:SL2)より画面側のアイコン(アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)が全て起動する動作が割り当てられたアイコンである。
第4方向に対応して表示された補助アイコンICs(SL24)は、3次元ポインタPTによって指定されたとき、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm:SL2)と同じ縦列のアイコン(アイコンIC1〜アイコンIC4)が全て起動する動作が割り当てられたアイコンである。
なお、補助アイコンICsが表示されるとき、該当する特定アイコンICmを前面に表示し、他のアイコンICを特定アイコンICmの裏側に配置した表示とすることも可能である。例えば、図4Aの場合では、アイコンIC1をアイコンIC3、アイコンIC4と同様に特定アイコンICm(アイコンIC2)の下側に配置して表示することができる。この構成によって、補助アイコンICsに対する視認性を向上させることができる。
図4Cは、図4Aに示した特定アイコンICmに隣接する複数の方向の中で第1方向に表示された補助アイコンICs(SL21)が3次元ポインタPTによって選択された状態を示す模式図である。
図4Dは、図4Cに示した補助アイコンICs(SL21)が選択された後特定アイコンICmが起動する状態を模式的に示す模式図である。
第1時間T1および第2時間T2の間、3次元ポインタPTによって指示された後、次の動作を案内するアイコンとして表示された補助アイコンICs(SL21)が3次元ポインタPTの移動方向DMへの移動によって選択されたとき、補助アイコンICs(SL21)が選択されたことが次動作検出部16によって検出される。
次動作検出部16は、補助アイコンICs(SL21)が選択されたことを検出すると、補助アイコンICs(SL21)の内容に対応する動作を実行させる構成とされている。つまり、図4Cで示すような3次元ポインタPTによる補助アイコンICs(SL21)の選択が実行されると、次動作検出部16は、図4Dで示すとおり特定アイコンICm(SL2)を拡大方向DSで示すとおり起動させて立ち上げる。
なお、特定アイコンICmを起動させるとき、残りのアイコンIC1、アイコンIC3、アイコンIC4は、そのままの状態とすることも可能であるが、表示面20fの見易さを考慮して、縮小方向DLで縮小させることも可能である。利便性に応じて適宜設定することができる。
なお、3次元ポインタPTによる補助アイコンICsの選択は、例えば3次元ポインタPTの移動(同一の縦方向DY(同一の縦位置情報yy)、同一の奥行き方向DZ(奥行き情報zz)を維持した状態で、3次元ポインタPTを横方向DXで移動)によって実行される。また、補助アイコンICs(SL21)に対するフリック動作によって、補助アイコンICs(SL21)を選択することも可能である。
図4Eは、図4Cに示した特定アイコンICmに隣接する複数の方向の中で第2方向に表示された補助アイコンICs(SL22)が3次元ポインタPTによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。
補助アイコンICs(SL22)が3次元ポインタPTの移動方向DMへの移動によって選択されたとき、補助アイコンICs(SL22)が選択されたことが次動作検出部16によって検出される。
次動作検出部16は、補助アイコンICs(SL22)が選択されたことを検出すると、補助アイコンICs(SL22)の内容に対応する動作を実行させる構成とされている。つまり、3次元ポインタPTによる補助アイコンICs(SL22)の選択が実行されると、次動作検出部16は、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm)より手前側のアイコン(アイコンIC1、アイコンIC2)を全て起動する。
なお、図では、アイコンIC1、アイコンIC2を強調表示して起動直前とされた状態を模式的に示す。この後、アイコンIC1、アイコンIC2は、起動が実行される。起動状態は、図4Dに示したとおりであるので説明は省略する。
図4Fは、図4Cに示した特定アイコンICmに隣接する複数の方向の中で第3方向に表示された補助アイコンICs(SL23)が3次元ポインタPTによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。
補助アイコンICs(SL23)が3次元ポインタPTの移動方向DMへの移動によって選択されたとき、補助アイコンICs(SL23)が選択されたことが次動作検出部16によって検出される。
次動作検出部16は、補助アイコンICs(SL23)が選択されたことを検出すると、補助アイコンICs(SL23)の内容に対応する動作を実行させる構成とされている。つまり、3次元ポインタPTによる補助アイコンICs(SL23)の選択が実行されると、次動作検出部16は、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm)より表示部20側のアイコン(アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)を全て起動する。
なお、図では、アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4を強調表示して起動直前とされた状態を模式的に示す。この後、アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4は、起動が実行される。起動状態は、図4Dに示したとおりであるので説明は省略する。
図4Gは、図4Cに示した特定アイコンICmに隣接する複数の方向の中で第4方向に表示された補助アイコンICs(SL24)が3次元ポインタPTによって選択されて起動する前の状態を模式的に示す模式図である。
補助アイコンICs(SL24)が3次元ポインタPTの移動方向DMへの移動によって選択されたとき、補助アイコンICs(SL24)が選択されたことが次動作検出部16によって検出される。
次動作検出部16は、補助アイコンICs(SL24)が選択されたことを検出すると、補助アイコンICs(SL24)の内容に対応する動作を実行させる構成とされている。つまり、3次元ポインタPTによる補助アイコンICs(SL24)の選択が実行されると、次動作検出部16は、ハイライトされているアイコン(アイコンIC2:特定アイコンICm)を含む縦列に属するアイコンIC(アイコンIC1、アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)を全て起動する。
なお、図では、アイコンIC1〜アイコンIC4を強調表示して起動直前とされた状態を模式的に示す。この後、アイコンIC1〜アイコンIC4は、起動が実行される。起動状態は、図4Dに示したとおりであるので説明は省略する。
電子機器1において、補助アイコンICsは、特定アイコンICmに隣接する複数の方向で表示されることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmに隣接する複数の方向で次の動作を案内する補助アイコンICsを表示することから、複数の方向のそれぞれに相互に異なる次の動作のいずれかを割り当てることができるので次の動作の選択を簡略化させて効率化することができる。なお、特定アイコンICmに隣接する複数の方向は、表示部20の縦方向DY、横方向DXを基準として、例えば上下左右の4方向とすることができる。
複数の方向の内で第1方向の補助アイコンICs(SL21)は、特定アイコンICmを起動する動作が割り当てられていることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmを起動する補助アイコンICsを隣接する第1方向に配置することから、3次元ポインタPTによって指定された特定アイコンICmの起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。
複数の方向の内で第2方向の補助アイコンICs(SL22)は、特定アイコンICmを含めて表示部20から離れる側のアイコンIC(例えば、アイコンIC1、アイコンIC2)を起動する動作が割り当てられていることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmを含めて表示部20から離れる側のアイコンIC(アイコンIC1、アイコンIC2)を起動する補助アイコンICsを隣接する第2方向に配置することから、特定アイコンICmに対して表示部20から離れる側の複数のアイコンIC(アイコンIC1、アイコンIC2)の起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。表示部20から離れる側のアイコンIC1は、例えば、特定アイコンICmに対して上位階層の動作を割り当てることができる。
複数の方向の内で第3方向の補助アイコンICs(SL23)は、特定アイコンICmを含めて表示部20に近い側のアイコンIC(アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)を起動する動作が割り当てられていることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmを含めて表示部20に近い側のアイコンIC(アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)を起動する補助アイコンICsを隣接する第3方向に配置することから、特定アイコンICmに対して表示部20に近づく側の複数のアイコンIC(アイコンIC2、アイコンIC3、アイコンIC4)の起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。表示部20に近づく側のアイコンIC3、アイコンIC4は、例えば、特定アイコンICmに対して下位階層の動作を割り当てることができる。
複数の方向の内で第4方向の補助アイコンICs(SL24)は、特定アイコンICmを含めて縦列に属するアイコンIC(アイコンIC1〜アイコンIC4)を起動する動作が割り当てられていることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmを含む縦列に属するアイコンIC(アイコンIC1〜アイコンIC4)を起動する補助アイコンICsを隣接する第4方向に配置することから、特定アイコンICmを含む縦列の複数のアイコンIC(アイコンIC1〜アイコンIC4)の起動を簡便な操作で迅速に、かつ正確に実行することができる。特定アイコンICmを含む縦列のアイコンIC(アイコンIC1〜アイコンIC4)は、例えば、特定アイコンICmに対して上位階層および下位階層の全ての階層の動作を割り当てることができる。なお、相互に重畳して配置された単一の縦列は、特定アイコンICmに対して上位階層、下位階層の全てを含む階層が対象とされる。
第1方向、第2方向、第3方向、および第4方向は、表示部20の縦方向DYおよび横方向DXに沿う方向の上下左右に配置されていることが好ましい。電子機器1は、表示部20(特定アイコンICm)を基準として上下左右に補助アイコンICsを配置することから、補助アイコンICsの正確な配置と補助アイコンICsに対する簡便な操作で迅速な処理が可能となる。
電子機器1は、3次元ポインタPTが特定アイコンICmから移動されて補助アイコンICsが選択されたことを検出する次動作検出部16を備え、次動作検出部16は、検出された補助アイコンICsに対応する動作を実行させる構成とされていることが好ましい。電子機器1は、特定アイコンICmに対して補助アイコンICsが選択されたことを検出して補助アイコンICsに適用された動作を実行させる次動作検出部16を備えることから、簡便な操作で迅速に、かつ正確に次動作を実行することができ、利便性を向上させる。
部分的に重畳して配置されたアイコンIC(例えば、アイコンIC1〜アイコンIC4)は、上位階層から下位階層までの処理動作に対応させて一群の縦列に配置され、上位階層に対応するアイコンIC(例えば、アイコンIC2に対するアイコンIC1)は、表示部20から離れる側に配置されて下位階層に対応するアイコンIC(例えば、アイコンIC1に対するアイコンIC2)に対して部分的に重畳させて表示されていることが好ましい。電子機器1は、相互に関連する上位から下位に渡る一群の階層を一群の縦列で部分的に重畳する形態のアイコンIC(例えば、アイコンIC1〜アイコンIC4)で表示することから、簡便な操作で効率よく適宜の階層の該当するアイコンICを抽出することができる。
上記したとおり、本実施の形態に係る電子機器1は、3次元画像を表示する表示部20と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンIC(例えば、アイコンIC1〜アイコンIC4)のいずれかを指示する3次元ポインタPTを検出する3次元ポインタ検出部11とを備える。
また、電子機器1は、3次元ポインタ検出部11が3次元ポインタPTの位置情報を抽出したとき、位置情報に基づいて3次元ポインタPTに指示されたアイコンICを特定アイコンICmとして特定するアイコン特定部12と、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1の間、継続されたとき、特定アイコンICmに対する指示を認定するアイコン指示認定部13と、アイコン指示認定部13が特定アイコンICmに対する指示を認定したとき特定アイコンICmを強調表示する強調表示処理部14とを備える。
したがって、本実施の形態に係る電子機器1は、3次元画像として表示されたアイコンICを指示する3次元ポインタPTを検出して位置情報(縦位置情報yy、横位置情報xx、奥行き位置情報zz)を抽出する3次元ポインタ検出部11と、3次元ポインタPTの位置情報に基づいて3次元ポインタPTに指示されたアイコンIC(例えば、アイコンIC2)を特定するアイコン特定部12と、アイコン特定部12によって特定された特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が予め定めた第1時間T1の間、継続されたとき特定アイコンICmに対する指示がされていることを認定するアイコン指示認定部13と、アイコン指示認定部13が特定アイコンICmに対する指示を認定したとき特定アイコンICmを強調表示する強調表示処理部14とを備えることから、3次元ポインタPTが指示した特定アイコンICmを正確に抽出してハイライト処理を施すので、3次元画像として階層構造を持たせて表示部20に表示されたアイコンICを簡便な操作で効率的に特定することができる。
<実施の形態2>
図5を参照して本実施の形態に係る電子機器1、電子機器1におけるアイコンICを操作するアイコン操作方法、電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムについて説明する。実施の形態1では、電子機器1の構成について個別的に説明したが、本実施の形態では、一連の処理フローに基づいて、全体的な動作について説明する。なお、本実施の形態に係る電子機器1は、実施の形態1に係る電子機器1と同一であるので、適宜符号を援用し主に追加事項について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2に係る電子機器1における処理フローを示すフロー図である。
電子機器1におけるアイコンICを操作するアイコン操作方法、電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、ステップS2ないしステップS22によって実行される。以下、ステップS2からステップS22までの処理フローについて説明する。
ステップS2:
3次元ポインタ検出部11を起動する。3次元ポインタ検出部11は、実施の形態1に記載したとおり、表示部20の両端に配置されたカメラ部(左カメラ部26、右カメラ部27)であり、表示部20の左右から3次元ポインタPT(立体ポインタ)を撮像し、3次元画像として表示部20に表示されたアイコンICを指示する3次元ポインタPTを撮像する。
ステップS4:
3次元ポインタ検出部11は、3次元ポインタPTを検出して3次元ポインタPTの位置情報(縦情報(縦位置情報yy)、横情報(横位置情報xx)、奥行き情報zz)を検出(抽出)する。
ステップS6:
アイコン特定部12は、3次元ポインタ検出部11が検出した3次元ポインタPTの奥行き情報zz(横位置情報xx、縦位置情報yy)に基づいて対応するアイコンICの有無を判定する。対応するアイコンICが有る場合(本ステップ:YES)は、アイコン特定部12は、対応するアイコンICを特定アイコンICmとして特定し、ステップS8へ移行する。該当するアイコンICが無い場合(本ステップ:NO)は、ステップS20へ移行する。
ステップS8:
アイコン指示認定部13は、該当するアイコンIC(特定された特定アイコンICm)が第1時間T1の間、継続して指示されたか否かを判定する。特定アイコンICmが第1時間T1に渡って指示された場合(本ステップ:YES)、アイコン指示認定部13は、特定アイコンICmに対する指示を認定しステップS10へ移行する。第1時間T1以上の指示がされなかった場合(本ステップ:NO)は、ステップS4へ戻る。
ステップS10:
強調表示処理部14は、該当する特定アイコンICmに対して表示を強調する強調表示処理(ハイライト処理)を施す。なお、ハイライト処理は、単に輝度を挙げるだけでなく、他のアイコンICとの相違が明確になる識別処理であれば良い。例えば、アイコンICに対する網掛け表示などでも良い。
ステップS12:
次動作案内部15は、強調表示処理された特定アイコンICmが第1時間T1の後、継続して更に第2時間T2の間、指示されたか否かを判定する。第2時間T2の間、特定アイコンICmが指示された場合(本ステップ:YES)は、ステップS14へ移行する。特定アイコンICmが継続して第2時間に渡って指示されなかった場合(本ステップ:NO)は、ステップS4へ戻る。
ステップS14:
次動作案内部15は、次の動作を案内する補助アイコンICsを特定アイコンICmの周囲に表示する。補助アイコンICsが表示する内容は、例えば図4Bで示したとおりである。
ステップS16:
次動作検出部16は、補助アイコンICsに応じて3次元ポインタPTに対するポインタ操作(補助アイコンICsの選択)がされたか否かを判定する。補助アイコンICsが選択されたことが検出された場合(本ステップ:YES)は、ステップS18へ移行する。補助アイコンICsが選択されなかった場合(本ステップ:NO)は、ステップS4へ戻る。
ステップS18:
次動作検出部16は、操作に応じて動作する。つまり、検出された補助アイコンICsに対応する動作を実行させる。具体的には、例えば、図4C、図4Dで示した補助アイコンICs(SL21)が選択された場合、特定アイコンICmが起動される。
ステップS20:
強調表示されているアイコンICがあるか否かが判定される。本ステップでの判定は、例えば、次動作検出部16によって実行させることが可能であるが、他の処理部に適宜割り当てることも可能である。強調表示されたアイコンICがある場合(本ステップ:YES)は、ステップS22へ移行する。強調表示されたアイコンICが無い場合(本ステップ:NO)は、ステップS4へ戻る。
ステップS22:
強調表示されているアイコンIC(例えば、特定アイコンICm)を起動する。なお、ステップS20での判定から本ステップでアイコンICを起動するまでの時間は、第1時間T1、第2時間T2より多少長いこと(例えば、1秒ないし2秒)が好ましい。
例えば、4つのアプリケーションにそれぞれ対応する4つのアイコンICが、それぞれ個別に強調表示された場合、4つのアプリケーションを同時に起動して表示する場合がある。このとき、表示面20fには、4つのアプリケーションが予め設定された分割状態で表示される。
上記のとおり、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作方法は、3次元画像を表示する表示部20と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンICのいずれかを指示する3次元ポインタPTを検出する3次元ポインタ検出部11とを備える電子機器1におけるアイコン操作方法であって、3次元ポインタ検出部11が3次元ポインタPTの位置情報を抽出したとき、位置情報に基づいて3次元ポインタPTに指示されたアイコンICを特定アイコンICmとしてアイコン特定部12に特定させるステップと、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1の間、継続されたとき、特定アイコンICmに対する指示をアイコン指示認定部13に認定させるステップと、アイコン指示認定部13が特定アイコンICmに対する指示を認定したとき特定アイコンICmを強調表示処理部14に強調表示させるステップとを備える。
したがって、電子機器1におけるアイコン操作方法は、電子機器1と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部20に表示されたアイコンICを簡便な操作で効率的に特定することができる。
また、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作方法では、強調表示された特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1に連続する第2時間T2の間、継続されたとき、特定アイコンICmに続く次の動作を案内するアイコンICを特定アイコンICmの周囲に補助アイコンICsとして次動作案内部15に表示させるステップを備えることが好ましい。
したがって、電子機器1におけるアイコン操作方法は、次の動作を案内するアイコンICを特定アイコンICmの周囲に補助アイコンICsとして次動作案内部15に表示させることから、利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作方法では、3次元ポインタPTが特定アイコンICmから移動されて補助アイコンICsが選択されたことを次動作検出部16に検出させるステップと、検出された補助アイコンICsに対応する動作を次動作検出部16に実行させるステップとを備えることが好ましい。
したがって、電子機器1におけるアイコン操作方法は、補助アイコンICsが選択されたことを次動作検出部16に検出させ、補助アイコンICsに対応する動作を次動作検出部16に実行させることから効率的な操作を実行することができる。
上記のとおり、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、3次元画像を表示する表示部20と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンICのいずれかを指示する3次元ポインタPTを検出する3次元ポインタ検出部11とを備える電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、3次元ポインタ検出部11が3次元ポインタPTの位置情報を抽出したとき、位置情報に基づいて3次元ポインタPTに指示されたアイコンICを特定アイコンICmとしてアイコン特定部12に特定させるステップと、特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1の間、継続されたとき、特定アイコンICmに対する指示をアイコン指示認定部13に認定させるステップと、アイコン指示認定部13が特定アイコンICmに対する指示を認定したとき特定アイコンICmを強調表示処理部14に強調表示させるステップとをコンピュータに実行させる。
したがって、本発明に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、本発明に係る電子機器1におけるアイコン操作方法と同様に、3次元画像として階層構造を持たせて表示部20に表示されたアイコンICを簡便な操作で効率的に特定することができる。
また、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムでは、強調表示された特定アイコンICmに対する3次元ポインタPTの指示が第1時間T1に連続する第2時間T2の間、継続されたとき、特定アイコンICmに続く次の動作を案内するアイコンICを特定アイコンICmの周囲に補助アイコンICsとして次動作案内部15に表示させるステップをコンピュータに実行させることが好ましい。
したがって、本発明に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、次の動作を案内するアイコンICを特定アイコンICmの周囲に補助アイコンICsとして次動作案内部15に表示させることから、利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムでは、3次元ポインタPTが特定アイコンICmから移動されて補助アイコンICsが選択されたことを次動作検出部16に検出させるステップと、検出された補助アイコンICsに対応する動作を次動作検出部16に実行させるステップとをコンピュータに実行させることが好ましい。
したがって、本発明に係る電子機器1におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、補助アイコンICsが選択されたことを次動作検出部16に検出させ、補助アイコンICsに対応する動作を次動作検出部16に実行させることから効率的な操作を実行することができる。
1 電子機器
10 制御部
10b バス
11 3次元ポインタ検出部
12 アイコン特定部
13 アイコン指示認定部
14 強調表示処理部
15 次動作案内部
16 次動作検出部
20 表示部
20f 表示面
21 表示画像処理部
22 画像メモリ
25 撮像処理部
26 左カメラ部
27 右カメラ部
IC、IC1、IC2、IC3、IC4 アイコン
ICm 特定アイコン
ICs 補助アイコン
PT 3次元ポインタ
α カメラ視野角
β ポインタ検出角
DY 縦方向
DX 横方向
DZ 奥行き方向
DM 移動方向
DL 縮小方向
DS 拡大方向

Claims (12)

  1. 3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器であって、
    前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとして特定するアイコン特定部と、
    前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示を認定するアイコン指示認定部と、
    前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示する強調表示処理部とを備えること
    を特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    強調表示された前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間に連続する第2時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに続く次の動作を案内するアイコンを前記特定アイコンの周囲に補助アイコンとして表示させる次動作案内部を備えること
    を特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記補助アイコンは、前記特定アイコンに隣接する複数の方向で表示されること
    を特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記複数の方向の内で第1方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンを起動する動作が割り当てられていること
    を特徴とする電子機器。
  5. 請求項3または請求項4に記載の電子機器であって、
    前記複数の方向の内で第2方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンに対して前記表示部から離れる側のアイコンを起動する動作が割り当てられていること
    を特徴とする電子機器。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記複数の方向の内で第3方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンに対して前記表示部に近い側のアイコンを起動する動作が割り当てられていること
    を特徴とする電子機器。
  7. 請求項3から請求項6までのいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記複数の方向の内で第4方向の前記補助アイコンは、前記特定アイコンを含む縦列に属するアイコンを起動する動作が割り当てられていること
    を特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器であって、
    前記第1方向、前記第2方向、前記第3方向、および前記第4方向は、前記表示部の縦方向および横方向に沿う方向の上下左右に配置されていること
    を特徴とする電子機器。
  9. 請求項2から請求項8までのいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記3次元ポインタが前記特定アイコンから移動されて前記補助アイコンが選択されたことを検出する次動作検出部を備え、
    前記次動作検出部は、検出された前記補助アイコンに対応する動作を実行させる構成とされていること
    を特徴とする電子機器。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一つに記載の電子機器であって、
    部分的に重畳して配置された前記アイコンは、上位階層から下位階層までの処理動作に対応させて一群の縦列に配置され、上位階層に対応するアイコンは、表示部から離れる側に配置されて下位階層に対応するアイコンに対して部分的に重畳させて表示されていること
    を特徴とする電子機器。
  11. 3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器におけるアイコン操作方法であって、
    前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとしてアイコン特定部に特定させるステップと、
    前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示をアイコン指示認定部に認定させるステップと、
    前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示処理部に強調表示させるステップとを備えること
    を特徴とする電子機器におけるアイコン操作方法。
  12. 3次元画像を表示する表示部と、部分的に順次重畳された態様で階層が3次元画像として表示された複数のアイコンのいずれかを指示する3次元ポインタを検出する3次元ポインタ検出部とを備える電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記3次元ポインタ検出部が前記3次元ポインタの位置情報を抽出したとき、前記位置情報に基づいて前記3次元ポインタに指示されたアイコンを特定アイコンとしてアイコン特定部に特定させるステップと、
    前記特定アイコンに対する前記3次元ポインタの指示が第1時間の間、継続されたとき、前記特定アイコンに対する指示をアイコン指示認定部に認定させるステップと、
    前記アイコン指示認定部が前記特定アイコンに対する指示を認定したとき前記特定アイコンを強調表示処理部に強調表示させるステップとをコンピュータに実行させること
    を特徴とする電子機器におけるアイコン操作をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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JP2003308167A (ja) * 2002-04-17 2003-10-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報入出力装置と方法
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