JP2013238946A - 監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】対象ウィンドウをアクティブにしなくても、警報確認や警報停止を行なわせることがでる監視制御システムを提供する。
【解決手段】監視を行う事務所に設置された監視端末1と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局2と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置とからなる監視制御システムにおいて、監視端末を制御する操作手段のジェスチャーとそれに対応する処理を予め登録しておき、上記操作手段の操作軌跡を解析することにより、登録されたイベント処理を行わせるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】監視を行う事務所に設置された監視端末1と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局2と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置とからなる監視制御システムにおいて、監視端末を制御する操作手段のジェスチャーとそれに対応する処理を予め登録しておき、上記操作手段の操作軌跡を解析することにより、登録されたイベント処理を行わせるようにする。
【選択図】図1
Description
この発明は、河川や道路を監視する事務所に配置する端末において、警報が発生した時に警報確認や警報停止をジェスチャー機能により行う監視制御システムに関するものである。
従来、河川や道路の状況を事務所に配置した端末に送信して表示し、監視する監視制御システムが実用化されている。この監視制御システムに用いられる表示端末として、複数の情報を重ね合わせるとともに必要な情報を最前面に表示するマルチウィンドウ表示装置を使用することが考えられる。
このような従来のマルチウィンドウ表示装置においては、画面に表示されているウィンドウの優先順位を指定した上で、マウスのジェスチャー機能により、ジェスチャーに対応するウィンドウを最前面に表示するように構成し、応答性の良い表示装置としている(例えば、特許文献1)。
このような従来のマルチウィンドウ表示装置においては、画面に表示されているウィンドウの優先順位を指定した上で、マウスのジェスチャー機能により、ジェスチャーに対応するウィンドウを最前面に表示するように構成し、応答性の良い表示装置としている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来のマルチウィンドウ表示装置は、マウスジェスチャーにより対応するウィンドウを最前面に表示するという機能のみであり、ウィンドウ内部の各種操作は、その後のマウス操作などにより実行する必要がある。
例えば、道路や河川の監視を行う事務所においては、管理管内にある複数の観測局から気温や降水量、交通量や水位などの観測情報が収集されており、これらの観測情報のデータが閾値を超えた場合に警報音を鳴動させる必要がある。このような場合に、複数のウィンドウを立ち上げた状態でマウスジェスチャー機能を利用しても、対象のウィンドウが最前面に表示されるだけであり、その後に、警報確認ボタンを押下げるなどイベント処理を行なう必要がある。
また、従来の監視端末装置では、専用の画面(ウィンドウ)を常時表示しており、マルチウィンドウを利用することがなく、マウスジェスチャー機能を有効に利用することができないものであった。したがって、ボタン押下のようなイベント処理がマウスジェスチャーで対応できないという問題点があった。
この発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、マウスジェスチャー機能をウィンドウ操作だけでなく、ボタン押下等のイベント処理をマウスジェスチャーで操作できるように構成したもので、これによって、対象ウィンドウをアクティブにしなくても、警報確認や警報停止が実施できることになり、利用者の操作性を向上させることを目的とする。また、異常が発生していない場合においては、対象のウィンドウを縮小し、必要に応じてウィンドウの拡大をマウスジェスチャーで操作することによって、利用者のユーザビリティを向上させることを目的とする。
この発明に係る監視制御システムは、監視を行う事務所に設置された監視端末と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置とからなり、監視端末を制御する操作手段のジェスチャーとそれに対応する処理を予め登録しておき、上記操作手段の操作軌跡を解析することにより、登録されたイベント処理を行わせるように構成したものである。
この発明によれば、監視端末を制御する操作手段を移動させるのみの簡便な操作で登録されたイベント処理を行わせることが可能となる。
実施の形態1.
以下、本発明を実施の形態1である図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態1である監視制御システムを示す構成図で、図において、監視制御システムは、監視を行う事務所に設置された監視端末1と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局2と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置3とから構成されており、これらはネットワークで接続されている。
なお、監視端末1は、複数台設置することが可能である。また、監視端末1には、表示画面1aが設けられ、その一部に警報表示部1bが形成されている。
さらに、監視端末1にはマウス1cが接続されており、マウス1cを移動することによりそれに対応した操作が可能なマウスジェスチャーの操作を行うように構成されている。
以下、本発明を実施の形態1である図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態1である監視制御システムを示す構成図で、図において、監視制御システムは、監視を行う事務所に設置された監視端末1と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局2と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置3とから構成されており、これらはネットワークで接続されている。
なお、監視端末1は、複数台設置することが可能である。また、監視端末1には、表示画面1aが設けられ、その一部に警報表示部1bが形成されている。
さらに、監視端末1にはマウス1cが接続されており、マウス1cを移動することによりそれに対応した操作が可能なマウスジェスチャーの操作を行うように構成されている。
次に、このような監視制御システムの動作について説明する。
まず、監視端末1において、図2に示すようにマウス1cの動きに対応した振る舞い(操作)を予めマウスジェスチャーの定義として登録しておく。
例えば、警報停止にマウスジェスチャー「/」を割当て、画面拡大縮小に「V」、
トップ画面遷移に「−」、特定画面遷移に「Z」を割当てておく。
まず、監視端末1において、図2に示すようにマウス1cの動きに対応した振る舞い(操作)を予めマウスジェスチャーの定義として登録しておく。
例えば、警報停止にマウスジェスチャー「/」を割当て、画面拡大縮小に「V」、
トップ画面遷移に「−」、特定画面遷移に「Z」を割当てておく。
次に、子局2から気温や降水量、交通量や水位などの観測情報のデータがデータ処理装置3に送信され、そのデータがデータ処理装置3で定義している閾値を超えている場合は、データ処理装置3から監視端末1に対してメッセージが送信されることになり、監視端末1における画面1a上の警報ボタン1bがフリッカ表示あるいは警報音が鳴動される。
この警報をマウス1Cを用いて停止する場合について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、マウス1Cをダウンしてからアップするまでのイベント(操作)を取得し(ステップS101)、このとき、監視端末1のジェスチャー認識機能が有効となっているか否かを判断する(S102)。ここで、ジェスチャー認識機能が無効(NO)となっている場合は、処理を終了し、ジェスチャー認識機能が有効(YES)となっている場合は、マウス1cの軌跡を座標軸に当て嵌めて解析する(S103)。このマウス1cの軌跡を解析した結果と、図2で定義されているジェスチャーの定義「/」が相似している場合(S104)、振る舞い定義の処理、すなわち、警報停止の処理を実行し(S105)、その後、フローを終了する。
まず、マウス1Cをダウンしてからアップするまでのイベント(操作)を取得し(ステップS101)、このとき、監視端末1のジェスチャー認識機能が有効となっているか否かを判断する(S102)。ここで、ジェスチャー認識機能が無効(NO)となっている場合は、処理を終了し、ジェスチャー認識機能が有効(YES)となっている場合は、マウス1cの軌跡を座標軸に当て嵌めて解析する(S103)。このマウス1cの軌跡を解析した結果と、図2で定義されているジェスチャーの定義「/」が相似している場合(S104)、振る舞い定義の処理、すなわち、警報停止の処理を実行し(S105)、その後、フローを終了する。
なお、ステップS104において、解析結果が定義されたマウスジェスチャーと相似しない(NO)場合は、直ちにフローを終了する。
このように構成することによって、マウス1cの操作のみで監視制御が可能となり、システムの利便性を向上させることができる。
このように構成することによって、マウス1cの操作のみで監視制御が可能となり、システムの利便性を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態1では、マウスジェスチャーにより警報を停止する場合について説明したが、図2に示すようにオプション機能にウィンドウサイズを指定する機能を持たせることにより、図4に示すようなウィンドウの拡大または縮小をマウスジェスチャーで実行させることが可能となる。
また、このような場合においても、監視端末1で別作業を実施していた作業員は、他のアプリケーションを最小化しなくても、定義されたジェスチャーを実行することにより簡便に警報停止を実行することが可能となる。
また、このような場合においても、監視端末1で別作業を実施していた作業員は、他のアプリケーションを最小化しなくても、定義されたジェスチャーを実行することにより簡便に警報停止を実行することが可能となる。
さらに、図2の振る舞い定義にトップ画面の遷移先のイベント(操作)を指定することによって、マウスジェスチャーにより予め定義したトップ画面または特定画面に遷移させることが可能となる。
したがって、監視端末1で監視をしている作業員は、マウス1cの操作のみの簡便な操作でトップ画面または警報を発生しているような特定画面を表示させることが可能となる。
したがって、監視端末1で監視をしている作業員は、マウス1cの操作のみの簡便な操作でトップ画面または警報を発生しているような特定画面を表示させることが可能となる。
実施の形態2.
また、上記実施の形態1では、マウス1cのジェスチャー機能により警報を停止する場合について述べたが、マウス1cの代わりに監視端末を制御する操作手段としてタッチペンまたはタッチパネルを使うことによって、マウスジェスチャー操作と同様の操作が可能となる。しかも、マウス1cに比し、より操作性が向上し、直感的に操作することが可能となる利点がある。
また、上記実施の形態1では、マウス1cのジェスチャー機能により警報を停止する場合について述べたが、マウス1cの代わりに監視端末を制御する操作手段としてタッチペンまたはタッチパネルを使うことによって、マウスジェスチャー操作と同様の操作が可能となる。しかも、マウス1cに比し、より操作性が向上し、直感的に操作することが可能となる利点がある。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:監視端末 1a:表示画面 1b:警報表示部
1c:マウス 2:子局 3:データ処理装置
1c:マウス 2:子局 3:データ処理装置
Claims (3)
- 監視を行う事務所に設置された監視端末と、管理域内にある複数の観測点における気温や降水量、交通量や水位などの観測情報を収集する複数の子局と、これらのデータを蓄積し、処理するデータ処理装置とからなる監視制御システムにおいて、監視端末を制御する操作手段のジェスチャーとそれに対応する処理を予め登録しておき、上記操作手段の操作軌跡を解析することにより、登録されたイベント処理を行わせるようにした監視制御システム。
- 上記イベント処理は、警報の停止、ウィンドウの拡大または縮小、トップ画面の表示、特定画面の表示のいずれかを行なわせるようにしたことを特徴とする請求項1記載の監視制御システム。
- 上記操作手段として、マウス、タッチペン、タッチパネルのいずれかを用いたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012110256A JP2013238946A (ja) | 2012-05-14 | 2012-05-14 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012110256A JP2013238946A (ja) | 2012-05-14 | 2012-05-14 | 監視制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013238946A true JP2013238946A (ja) | 2013-11-28 |
Family
ID=49763929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012110256A Pending JP2013238946A (ja) | 2012-05-14 | 2012-05-14 | 監視制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013238946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016066345A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-28 | カシオ計算機株式会社 | 表示装置、制御方法及びプログラム |
-
2012
- 2012-05-14 JP JP2012110256A patent/JP2013238946A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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