JP2013238788A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置(プリンター1)は,感光体21と,帯電装置22と,露光装置23と,感光体の表面の静電潜像をマイナス帯電トナーで可視像化する現像装置24とを備える。プリンター1は,画像形成時でないときに,感光体上にプラス帯電粒子Rを含む保護層領域Sを形成し,保護層領域が帯電装置に対向する位置まで感光体を回転させる。これによれば,帯電装置から出る放電生成物を保護層領域に積極的に吸着させることができるので,感光体の表面に放電生成物が付着するのを防止することができる。
【選択図】図4
Description
このように構成すれば,保護層形成バイアス制御部が像担持体の電位に対して現像装置をプラス電位にしたときに,現像剤に含まれるプラス帯電粒子が,現像装置から像担持体上へ付着する。このため,像担持体上に,プラス帯電粒子からなる保護層領域を形成することができる。
このように構成すれば,接触状態にある掻き取り部材により,固形物からプラス荷電粒子を掻き取って,像担持体の表面に塗布することができる。よって,像担持体上に,プラス帯電粒子からなる保護層領域を形成することができる。また,掻き取り部材を退避状態とすることで,画像形成時に像担持体に書き取り部材が当たるのを防止できる。
このように構成すれば,掻き取り部材によってプラス帯電粒子を像担持体の表面上になすりつけることができるからである。
このように構成すれば,像担持体の表面上に形成した保護層領域を,クリーニング部により除去されることなく,帯電装置に対向させることができるからである。
長時間画像形成が行われない場合に,像担持体に対する放電生成物の付着を防止する必要があるからである。本発明では,画像形成後であって基準時間が経過したときに,保護層領域を形成し帯電装置と対向させることで,放電生成物を原因とする画像ノイズを確実に防止できる。
オフィスに設置された画像形成装置は,昼休みの時間帯は利用されないことが多い。このような場合には,像担持体に放電生成物が付着するおそれが高いので,像担持体に保護層領域を形成して,放電生成物の付着を防止しておくことが好ましい。そこで,基準時刻として,昼休みが開始する時刻(例えば12時)を定めておくことで,昼休みの間に放電生成物が付着するのを防止できる。すなわち本発明では,ユーザーの使用状況に応じて,放電生成物の付着を効果的に防止できる。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は,本発明に係る画像形成装置の一例を示す図である。図1の画像形成装置は,タンデム型デジタルカラープリンター(以下,単に「プリンター」と記載する)である。もちろん,プリンターのほか,さらにスキャナを有する複写機,ファクシミリ又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等にも本発明を適用することができる。
ンタ(M),シアン(C)またはブラック(K)の区別が必要である場合を除いて,各色を表す添え字を省略して説明する。
れた用紙Pが通過することにより,用紙Pにトナー像が定着される。
ス52の開口側面を覆うようにグリッド電極53が取り付けられている。グリッド電極53は,厚さ0.1〜0.2mm程度の薄肉のステンレス製である。
粒子Rで保護層領域Sを形成すれば,放電生成物を保護層領域Sに積極的に吸着させることができる。
「キャリア消費」の項目
「○」:キャリアを消費しない
「×」:キャリアを消費する
「再印刷時画像ノイズ」の項目
「◎」 :画像ノイズが全く現れない
「○」 :画像ノイズが現れたが目視で気にならない程度である
「×」 :画像ノイズが多く発生する
「××」:×よりもひどく画像ノイズが発生する
第1の形態では,マイナス帯電トナーにプラス帯電粒子Rを混合した現像剤を利用して,感光体21にプラス帯電粒子Rからなる保護層領域Sを形成するよう構成した。これに対して,図5〜7に示す第2の形態では,ブラシローラー60によりプラス帯電粒子Rを感光体21に塗布する構成としている。第2の形態において,現像装置24が利用する現像剤は,第1の形態のようにプラス帯電粒子Rを混入したものではなく,マイナス帯電トナーとキャリアとからなるものである。なお,第2の形態の説明において,第1の形態と同様の構成については,同様の符号を付して,説明を省略する。
また,第1の形態では現像装置24および制御部90が保護層形成部を構成し,第2の形態ではブラシローラー60および固形物64が保護層形成部を構成する。
また,実施形態における制御部90は,保護回転制御部,保護層形成バイアス制御部,および保護層形成回転制御部を構成する。
21…感光体(像担持体)
22…帯電装置
23…露光装置
24…現像装置
25…クリーニング装置(クリーニング部)
60…ブラシローラー(掻き取り部材)
61…ブラシ毛
64…固形物
80…計時部
P…用紙
S…保護層領域
R…プラス帯電粒子
Claims (7)
- 像担持体と,前記像担持体の表面を非接触で一様に帯電させる帯電装置と,前記像担持体の帯電された表面に露光により静電潜像を書き込む露光装置と,前記像担持体の表面の静電潜像をマイナス帯電トナーで可視像化する現像装置と,を備える画像形成装置において,
画像形成時でないときに,前記像担持体の表面上に,プラスに帯電した粒子(以下「プラス帯電粒子」という)を含む保護層領域を形成する保護層形成部と,
前記保護層形成部により保護層領域が形成されると,前記像担持体を回転させてその保護層領域が前記帯電装置に対面する状態とする保護回転制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において,
前記保護層形成部による保護層領域形成時に,前記像担持体の電位に対して前記現像装置をプラス電位にする保護層形成バイアス制御部を有し,
前記現像装置は,マイナス帯電トナーとプラス帯電粒子とを含む現像剤を用いるものであり,
前記現像装置と前記保護層形成バイアス制御部とが前記保護層形成部を構成していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において,前記保護層形成部は,
プラス帯電粒子を固形化した固形物と,前記固形物からプラス帯電粒子を掻き取って前記像担持体の表面に付着させる掻き取り部材とを有するとともに,
前記掻き取り部材が,前記像担持体に接触する接触状態と,接触しない退避状態とを取るものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置において,
前記保護層形成部による保護層領域形成時に,前記像担持体と前記掻き取り部材とを互いにカウンター方向に回転させる保護層形成回転制御部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の画像形成装置において,
前記像担持体上の可視像を被転写媒体に転写する転写部と,転写後における前記像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング部とを有し,
前記保護回転制御部は,前記像担持体を,画像形成時の回転方向とは逆向きに回転させるものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の画像形成装置において,
前記保護層形成部は,最後に画像形成が行われてから,あらかじめ定められた基準時間が経過したときに,保護層領域の形成を行うものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の画像形成装置において,
現在時刻を出力する計時部を備え,
前記保護層形成部は,前記計時部が出力する現在時刻が,あらかじめ定められた基準時刻になったときに,保護層領域の形成を行うものであることを特徴とする画像形成装置。
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JP2007121665A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 正帯電性カプセル化無機微粒子、正帯電性カプセル化無機微粒子の製造方法、およびトナー |
JP2009276409A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び画像形成装置管理システム |
JP2010160400A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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