JP2013237495A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッド7と、記録ヘッドに対して被記録媒体搬送方向下流側に配置されたデカーラ機構11とを有する画像形成装置100において、デカーラ機構は、画像形成後の被記録媒体の被記録媒体搬送方向と直交する方向の両端部をニップするローラ対と、画像形成面側であってローラ対間の被記録媒体搬送方向と直交する方向の中央部に、ローラ対で形成されるニップ部より下方に延在する少なくとも1つのデカーラ部材16とを備えることを特徴とする画像形成装置により解決される。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明に係る画像形成装置を前方側から見た斜視説明図、図2は同装置の側面説明図である。この画像形成装置は、装置本体100と、装置本体1に装着された用紙2を装填するための給紙トレイ1と、装置本体100に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙2をストックするための排紙トレイ8とを備えている。さらに、装置本体100の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、インクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部104が備えられ、このカートリッジ装填部104の上面は操作ボタンや表示器などを設ける操作・表示部105が設けられている。
排紙手段としても機能するデカーラ機構11は、装置本体の駆動部に連結した1つの駆動軸12と、駆動軸12の上方にて装置本体のフレーム13に取り付けられた2本の軸14を有する。駆動ローラ12a,12bが駆動軸12に回転しないように設置されている。軸14の一端はそれぞれ、フレーム13から略垂直に屈曲した屈曲部13a,13bに固定され、他端は装置本体に固定されているため、軸14は、屈曲部13a,13bの間のフレーム13の下方のスペースには延在しておらず、主走査方向中央部は空きスペースになっている。また、従動ローラ14a,14bが駆動ローラ12a,12bの上方にて各従動軸14に回転するように設置されている。対向する駆動ローラ12aと従動ローラ14aで形成されるニップ部と、対向する駆動ローラ12bと従動ローラ14bで形成されるニップ部は、同じ高さに位置している。画像形成後の用紙2は、回転する駆動ローラ12a,12bと従動ローラ14a,14bのニップ部によりその主走査方向の両端部のみをつままれながら搬送され、排紙される。
デカーラ機構11のデカーラ部材16は、ニップ部より下方であって駆動軸12の近傍まで延在している。点線は、画像形成時に縦カールした用紙2を示している。この用紙2がデカーラ機構11に搬送され、用紙の両端部が駆動ローラ12a,12bと従動ローラ14a,14bによりニップ・搬送されると、デカーラ部材16により用紙中央部がニップ位置より低い位置に規制されるため、画像形成による縦カールとは逆方向に姿勢を矯正される(実線で示す用紙2)。これにより、画像形成時から用紙搬送方向を切り替えることなく縦カールをデカールすることが可能となる。
本実施形態のデカーラ機構11は、デカーラ部材16の構成のみ第1実施形態と異なるため、主に異なる点について説明する。デカーラ部材16は、フレーム13に取り付けられたフレーム部16aと、フレーム部16aに設置されたコロ16bからなる。コロ16bは回転体であり、用紙2と接触すると回転できるようになっている。コロ16bは、駆動ローラ12a,12bと従動ローラ14a,14bのニップ部より下方に延在している。また、コロ16bの位置は固定されている。従って、図4に示すように、デカーラ部材16により用紙中央部はニップ位置より低い位置に規制され、用紙は画像形成による縦カールとは逆方向に姿勢を矯正される(実線で示す用紙2)。さらに、用紙2と接触したコロ16bは用紙2の搬送に伴い回転するため、用紙に対する摩擦力が低減される。よって、画像を乱したり用紙に皺が寄ったりすることなく、画像形成後の用紙をデカールすることが可能となる。
本実施形態のデカーラ機構11は、デカーラ部材16の構成のみ第2実施形態と異なるため、主に異なる点について説明する。デカーラ部材16は、フレーム13に取り付けられたフレーム部16aと、フレーム部16aに設置されたコロ16bからなる。ここで、フレーム部16aは軸30によってフレーム13に軸支されており、フレーム13に対して軸30まわりに回動することができる。従って、コロ16bは、回動位置に従い下位置(図6)と上位置(図7)をとることができる。
図7(a)に示すように、上位置においては、コロ16bは、駆動ローラ12a,12bと従動ローラ14a,14bの中心を通る平面から逸れ、駆動ローラと従動ローラのニップ部より上方に位置している。この位置では、デカーラ部材16はニップ部を搬送されてくる用紙2に接触しない。図7(b)に示すように、縦カールが発生しない用紙横搬送時にはデカールが不要となるため、デカーラ部材16を上位置に設定することで、デカーラ部材と画像形成後の用紙2の不必要な接触を回避し、接触による画像の乱れなどを防止することができる。
画像形成装置100に画像データが入力されると(S1)、入力されたデータの用紙搬送方向と紙目が一致するかの判断を実施する(S2)。ここで、画像データは、パーソナルコンピュータや画像形成装置の操作・表示部105からの情報であって、これにより用紙の搬送方向が縦であるか横であるか判断することができる。また、「紙目」とは用紙の線維(筋)のことであり、例えばA3,A4用紙の場合紙目は縦長方向にあることが多い。そして、印字後の用紙カール方向は紙目と直行する方向であるため、縦カールが発生するのは用紙搬送方向と紙目が一致する場合、即ち用紙の搬送方向が縦長方向の場合である。
図9(a)はデカーラ機構の概略斜視図、図9(b)は同機構の概略側面図である。本実施形態のデカーラ機構では、用紙の縦カールを矯正するための第1のデカーラ機構11の用紙搬送方向下流側に、用紙の横カールを矯正するための第2のデカーラ機構21を配置している。第1のデカーラ機構11は第3実施形態のものと同様に構成されており、上位置と下位置に切り換えることができる。第2のデカーラ機構21は、2本の駆動ローラ22,23と、その両方の駆動ローラ22,23の近傍に配置されたデカールローラ24からなる。
本実施形態のデカーラ機構でも、用紙の縦カールを矯正するための第1のデカーラ機構11の用紙搬送方向下流側に、用紙の横カールを矯正するための第2のデカーラ機構21を配置している。前記第4実施形態との違いは、第2のデカーラ機構21のデカールローラ24が駆動ローラ22,23に対して接離可能に構成されている点である。従って、デカールローラ24が駆動ローラ22,23に接近すればニップ部が形成され、離間すればニップ部は形成されない。
画像形成装置100に画像データが入力されると(S1)、入力された画像データの用紙搬送方向と紙目が一致するかの判断を実施する(S2)。用紙搬送方向と紙目が一致する場合、縦カールを矯正するために、第1のデカーラ機構11ではデカーラ部材16を下位置に設定する一方(S3)、第2のデカーラ機構21ではデカールローラ24と駆動ローラ22,23はニップ部を形成しない(S4)。用紙搬送方向と紙目が一致しない場合、横カールを矯正するために、第1のデカーラ機構11ではデカーラ部材16を上位置に設定する一方(S5)、第2のデカーラ機構21ではデカールローラ24と駆動ローラ22,23がニップを形成する(S6)。そして、印字を開始する(S7)。
7 記録ヘッド
11 デカーラ機構
16 デカーラ部材
100 画像形成装置
Claims (8)
- 被記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドと、該記録ヘッドに対して被記録媒体搬送方向下流側に配置されたデカーラ機構とを有する画像形成装置において、
該デカーラ機構は、画像形成後の被記録媒体の被記録媒体搬送方向と直交する方向の両端部をニップするローラ対と、画像形成面側であって該ローラ対間の被記録媒体搬送方向と直交する方向の中央部に、該ローラ対で形成されるニップ部より下方に延在する少なくとも1つのデカーラ部材とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ローラ対は、装置本体の駆動部に連結した1つの駆動軸に設置された駆動ローラと、被記録媒体搬送方向と直交する方向の中央部が空きスペースになるように該駆動軸の上方にて装置本体のフレームに取り付けられた2つの軸に設置された従動ローラとを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記デカーラ部材は被記録媒体と接触して回転する回転体を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記デカーラ部材は、前記ニップ部より下方に位置する下位置と前記ニップ部より上方に位置する上位置に切り替え可能であり、前記デカーラ部材は、被記録媒体搬送方向が縦長方向の場合に前記下位置をとり、被記録媒体搬送方向が横長方向の場合に前記上位置をとることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記デカーラ部材は、前記下位置において、各ローラの中心を通る平面上に位置することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記デカーラ機構の被記録媒体搬送方向下流側に、被記録媒体搬送方向に円弧状になる横カールを矯正するための第2のデカーラ機構を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第2のデカーラ機構は、略水平に配置された2本のローラと、該ローラの間であってこれらよりも上方に配置された1本のデカールローラとを有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記デカールローラは前記ローラに対して接離可能に構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2012109377A JP2013237495A (ja) | 2012-05-11 | 2012-05-11 | 画像形成装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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2012
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