JP2013236812A - 光照射装置 - Google Patents

光照射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013236812A
JP2013236812A JP2012112654A JP2012112654A JP2013236812A JP 2013236812 A JP2013236812 A JP 2013236812A JP 2012112654 A JP2012112654 A JP 2012112654A JP 2012112654 A JP2012112654 A JP 2012112654A JP 2013236812 A JP2013236812 A JP 2013236812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light irradiation
subject
unit
irradiation apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012112654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6061216B2 (ja
Inventor
Yasunori Sukai
保徳 須貝
Atsushi Miura
淳 三浦
Tomonori Yuasa
友典 湯浅
Yoshinaga Aizu
佳永 相津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Densei Kk
Densei Communication Inc
Original Assignee
Densei Kk
Densei Communication Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Densei Kk, Densei Communication Inc filed Critical Densei Kk
Priority to JP2012112654A priority Critical patent/JP6061216B2/ja
Publication of JP2013236812A publication Critical patent/JP2013236812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6061216B2 publication Critical patent/JP6061216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】光健康維持法の実施中における被験者の移動の自由度を確保して被験者のストレスを軽減させること。
【解決手段】ゴーグル部2と、ゴーグル部2を被験者の顔面に保持する保持部としてのヘッドホン部3と、を有し、ゴーグル部2は、被験者がゴーグル部2を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部5を有し、ヘッドホン部3は、音、風、または香りのいずれか1つまたは複数を発生する手段を有する光照射装置1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光照射装置に関する。
人の生体リズム(体内時計)は、高照度の光の照射を受けることによってリセットされることが知られている。したがって、高照度光の照射は、不規則な睡眠習慣やシフト勤務、時差ボケなどによる生体リズムの異常の改善に有効である。以下の説明では、このような生体リズムの異常の改善のために高照度光を照射する行為を光健康維持法と称することにする。さらに、光健康維持法は、季節性感情障害、内因性うつ病、概日リズム睡眠障害などの治療にも利用されることがある。たとえば特許文献1に記載されている光照射装置では、被験者の前方に置かれた光源からの光を被験者は決められた時刻に決められた時間分の照射を受ける。
特許第3648802号
上述のような光照射装置では、被験者は、毎日2〜3時間にわたり高い照度で光の照射を受ける。この間、被験者は、自分の前方に置かれた光源から離れることができない。これでは日常生活をしながらの治療は困難である。また、長時間光源をただ見つめているだけでは、被験者は、光健康維持法に飽きてしまう。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、光健康維持法の実施中における被験者の移動の自由度を確保して被験者のストレスを軽減させることができる光照射装置を提供することを目的とする。
本発明の光照射装置は、ゴーグル部と、ゴーグル部を被験者の顔面に保持する保持部と、を有し、ゴーグル部は、被験者がゴーグル部を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部を有し、保持部は、音、風、または香りのいずれか1つまたは複数を発生する手段を有するものである。このときに、ゴーグル部、保持部、およびゴーグル部と保持部との間に光路を有する光ファイバケーブルを有し、ゴーグル部は、光ファイバケーブルの一端から出射される光を入射して被験者がゴーグル部を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部を有し、保持部は、光ファイバケーブルの他端に光を入射させる光源とスピーカとを有することができる。
さらに、保持部は、被験者に装着された状態で、被験者の頬に対して送風する送風部を有することができる。このときに、送風部は、送風する空気を暖めるヒータと、ヒータを稼動状態または非稼動状態に切替えるスイッチと、を有することができる。
本発明の光照射装置は、照射部の照射開始から所定時間t1秒が経過するまでは照度が漸次増加し、照射開始の時刻を基準として設定される照射終了予定時刻の所定時間t2前からは照度が漸次減少するように制御する制御手段を有することができる。このときに、照射部の照射開始から所定時間t1よりも短い所定時間t3が経過するまでの照度の増加率と所定時間t3が経過した後から所定時間t1が経過するまでの照度の増加率とは前者が後者よりも小さくなるように制御する制御手段を有するようにしてもよい。さらに、照射部の照射開始から照射終了までに照射される光の色を変更する制御手段を有するようにしてもよい。
あるいは、本発明の光照射装置は、保持部は、光ファイバケーブルの他端に光源から出射する光を反射させて入射させる鏡を有し、光ファイバケーブルの他端と光源とは双方共に鏡の方向を向いてほぼ同軸上に配置されるようにすることができる。さらに、このときに、保持部は、光源を複数有するようにしてもよい。
また、本発明の光照射装置は、保持部は、被験者の耳穴内部の体温を測定する測温部を有し、測温部の測定結果に基づいて光の照射終了時刻を変更する制御手段を有することができる。
また、本発明の光照射装置は、制御手段に対して遠隔操作により指示を与える遠隔操作手段を有することが好ましい。
さらに、本発明の光照射装置は、被験者の眼の開閉状態を検出する眼の開閉状態検出手段を有し、眼の開閉状態検出手段が検出した眼の開閉状態の時間を積算して照射終了予定時刻をこの積算時間分延長し、眼の開閉状態検出手段が閉眼状態を所定時間以上検出したときには警報を発出するように制御する制御手段を有することができる。
あるいは、本発明の光照射装置は、被験者の眼球の動きを検出する眼球位置検出手段を有し、照射部の光の照射位置を眼球の動きに追従させるように制御する制御手段を有することができる。
本発明によれば、光健康維持法の実施中における被験者の移動の自由度を確保して被験者のストレスを軽減させることができる。
本発明の第一の実施の形態に係る光照射装置の外観構成を示す図である。 図1に示す光照射装置を被験者が装着した状態を示す図である。 図1の光照射装置の内部構成を示すブロック構成図である。 図3の制御部で行われる照度調整制御を説明するための図であり、照度の経時変化を示す図である。 図3の制御部で行われる光色切替制御を説明するための図であり、光色の経時変化を示す図である。 本発明の第二の実施の形態に係る光照射装置の光源の構成を説明するための図である。 本発明の第三の実施の形態に係る光照射装置の光源の構成を説明するための図である。 本発明の第四の実施の形態に係る光照射装置の内部構成を示すブロック構成図である。 本発明の第五の実施の形態に係る光照射装置の内部構成を示すブロック構成図である。
(第一の実施の形態)
本発明の第一の実施の形態に係る光照射装置1は、図1〜図3に示すように、ゴーグル部2、保持部の一例であるヘッドホン部3、およびゴーグル部2とヘッドホン部3との間に光路を有する光ファイバケーブル4,4を有する。ゴーグル部2は、光ファイバケーブル4,4の一端から出射される光を入射して被験者Mがゴーグル部2を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部5,5を有する。
光照射装置1をこのように構成することにより、光照射装置1は、軽量かつ小型であり、さらに、光健康維持法実施中であっても被験者Mの視界を妨げることが無いので、被験者Mは、光健康維持法の実施中であっても光照射装置1を装着した状態のまま移動が可能になる。また、ゴーグル部2は、図2に示すように、被験者Mの瞼の上方に照射部5を有する。これによれば、光照射装置1が被験者Mの移動を妨げることなく、また、照射部5が被験者Mの視界を妨げることなく、光健康維持法を実施できる。これにより光健康維持法の実施中における被験者Mの移動の自由度を確保して被験者Mのストレスを軽減させることができる。なお、以下に説明する全ての事項においても光健康維持法の実施中における被験者Mの移動の自由度を確保して被験者Mのストレスを軽減させることができるが、以下では、それ以外の顕著な効果について説明する。
また、ヘッドホン部3は、図3に示すように、光ファイバケーブル4,4の他端に光を入射させるLED(Light Emitting Diode)である光源6,6とスピーカ7,7とを有する。これによれば、照射部5には光源6を有さないので、照射部5を軽量化および小型化することできる。したがって、照射部5を有するゴーグル部2を軽量化することができるので、被験者Mは、快適なゴーグル部2の装着感を得ることができる。
さらに、ヘッドホン部2は、被験者Mに装着された状態で、被験者Mの頬に対して送風する送風部8,8を有する。また、送風部8,8は、モータ9、9と、モータ9,9によって回転させられるファン10,10と、送風する空気を暖めるヒータ11,11とを有する。また、ヒータ11,11を稼動状態(ON状態)または非稼動状態(OFF状態)に切替えるスイッチ(不図示)をリモコン操作部12に有する。また、ヘッドホン部3には、ファン10,10によって発生する風が外部に出て行くように、送風孔13が設けられている。
これによれば被験者Mは、光健康維持法の実施中に、スピーカ7から自分の好みの音楽や効果音(せせらぎ音や野鳥の声など)を聞くことができる他に、送風孔13からの冷風または温風を頬に受けることによる刺激を感じることができる。たとえば気温が高い環境であればヒータ11,11を非稼動状態にすることによって、被験者Mの頬には冷風が送風される。また、気温が低い環境であればヒータ11,11を稼動状態にすることによって、被験者Mの頬には温風が送風される。これによれば、被験者Mは、光治療中に被験者Mの好む音楽や効果音により気を紛らわすことができると共に、冷風または温風の刺激を頬に感じることができるので、光健康維持法に飽きることを避けることができる。
また、ヘッドホン部3は、特定の香り成分を染み込ませた香りの発生手段を送風孔13の内側などに備えるようにしてもよい。たとえば図3に示すように、被験者Mの精神状態をリラックスさせる効果を有するハーブの香りやシナモン、香木などの香りを発生させる香りの発生手段として香料を染み込ませたフェルトFなどを送風孔13の内側(送風孔13とヒータ11との間など)に有し、送風部8が発生する気流に乗せて被験者Mの鼻に届けるようにしてもよい。これによれば、光と風に加え、香りによっても被験者Mの光健康維持法の有効性を高めることができる。なお、図3、図8、図9におけるフェルトFの図示は、説明を分かり易くするためであり、フェルトF(すなわち香りの発生手段)を必須の構成要件として限定するものではない。
また、光照射装置1のバッテリ14は、リモコン操作部12に内蔵されている。これによれば、バッテリ14の重量によって、ゴーグル部2またはヘッドホン部3の重量が増えることを避けることができる。これによれば、被験者Mは、快適なゴーグル部2およびヘッドホン部3の装着感を得ることができる。なお、バッテリ14とその電力の供給先である光源6,6、スピーカ7,7、送風部8,8のモータ9,9、ヒータ11,11との結線については図示を省略してある。
また、図3に示すように、ヘッドホン部3は、制御部15を有する。制御部15には、光源6,6、スピーカ7,7、送風部8,8のモータ9,9、ヒータ11,11、リモコン操作部12が接続されている。制御部15は、コンピュータの一例であり、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/O(Input/Output)ポートなどを有する。なお、制御部15によって実行されるプログラムは、制御部15の内部の不揮発性のメモリにあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータである制御部15にあらかじめインストールしておくことができる。
制御部15がプログラムを実行すると、制御手段の機能が実現され、制御部15に接続されている光源6,6、スピーカ7,7、送風部8,8のモータ9,9、ヒータ11,11は、制御部15によって制御される。また、制御部15は、リモコン操作部12からの指示に基づいて各種制御を実施する。たとえば制御部15は、リモコン操作部12からの指示によって自己が稼動状態または非稼動状態になり、これに伴い光源6からの光の照射を開始または終了させる。または、制御部15は、リモコン操作部12からの指示によって、予めメモリ(不図示)に記憶されている音楽や効果音をスピーカ7,7に送出する。あるいは、制御部15は、リモコン操作部12からの指示によって、送風部8やヒータ13を稼動状態または非稼動状態にする。
次に、制御部15によって調整される光源6の照度について図4を参照しながら説明する。光照射装置1は、上述したように、季節性感情障害、内因性鬱病、睡眠覚醒リズム障害、または時差ボケなどの生体リズム(体内時計)異常の改善のため、被験者に対して光を照射するものである。図4の左側の「0」点から光健康維持法のための光の照射が開始され、図4の右側の「0」点(すなわち横軸に達する点)で光の照射は終了する。
図4の例では、制御部15は、照射部5,5の照射開始から所定時間t1が経過するまでは照度が漸次増加し、照射開始の時刻を基準として設定される照射終了予定時刻の所定時間t2前からは照度が漸次減少し、所定時間t2は、所定時間t1よりも短く設定されるように制御する。さらに、制御部15は、照射部5,5の照射開始から所定時間t1よりも短い所定時間t3が経過するまでの照度の増加率α%と所定時間t3が経過した後から所定時間t1が経過するまでの照度の増加率β%とは前者(α%)が後者(β%)よりも小さくなるように制御する。
これによれば、照射開始時には被験者Mの眼が未だ明るさに慣れていないので、緩やかな照度の増加率(α%)とし、その後、やや大きな照度の増加率(β%)とすることができる。これにより照射開始時には被験者Mの眼に優しい照度変化としつつも光健康維持法の時間が長引くことを避けるために時刻t3からは照度の増加率を少し高めとすることができる。また、照射終了予定時刻に向かって時刻t2から照度を徐々に減少させることにより、被験者Mの眼を通常の明るさに徐々に慣れさせることができる。
また、図5に示すように、制御部15は、照射部5の照射開始から照射終了までに照射される光量のうちで所定の光量に達するまで(たとえば時刻t4まで)は黄色光を照射し、それ以降は白色光を照射し、照射終了予定時刻の所定時間前(たとえば時刻t5)から再び黄色光を照射するように制御する。これによれば、被験者Mは、朝焼けに多く含まれる黄色光から日中に多く含まれる白色光を経て再び夕焼けに多く含まれる黄色光と照射光の色が変化することにより、擬似的に一日の太陽光の変化を体感することができる。これにより被験者Mは、自然の光色の変化に則した光色の変化により不自然な感覚を覚えずに光健康維持法を実施することができる。なお、照射部5から照射される光の色を変えるには、たとえば光源6を2色発光のLEDとし、制御部15は、2色発光のうちのいずれかの発光色を選択するように制御すればよい。もしくは、光源6をRGB(赤緑青)の3色発光のLEDとし、制御部15は、3色の発光を調整して所望する発光色を得られるように制御すればよい。
(第二の実施の形態)
本発明の第二の実施の形態に係る光照射装置1Aについて、図6を参照しながら説明する。光照射装置1Aは、光照射装置1とは一部が異なる。以下では、光照射装置1Aの光照射装置1とは異なる部材について主に説明し、共通する部材についての説明は省略または簡略化する。
光照射装置1Aのヘッドホン部3Aは、光ファイバケーブル4,4の他端に光源6A,6Aから出射する光を反射させて入射させる鏡16A,16Aを有する。このとき、光ファイバケーブル4,4の他端と光源6A,6Aとは双方共に鏡16A,16Aの方向を向いてほぼ同軸上に配置されるようにする。これによれば、光照射装置1では、互いに対向して配置されている光ファイバケーブル4の他端と光源6とを、光照射装置1Aでは、光ファイバケーブル4の他端と光源6Aとを縦一列または横一列に並べ、鏡16Aに向けて配置することができる。ここで鏡16Aの厚さは、ごく薄くすることが可能であるため、光ファイバケーブル4の他端と光源6Aとを縦一列または横一列に並べることで、光ファイバケーブル4の他端と光源6とが互いに対向して配置されている光照射装置1と比べると、光源6Aの配置に必要なスペースを小さくすることができる。これにより光照射装置1Aのヘッドホン部3Aは、光照射装置1のヘッドホン部3と比べて小型化することができる。
(第三の実施の形態)
本発明の第三の実施の形態に係る光照射装置1Bについて、図7を参照しながら説明する。光照射装置1Bは、光照射装置1Aとは一部が異なる。以下では、光照射装置1Bの光照射装置1Aとは異なる部材について主に説明し、共通する部材についての説明は省略または簡略化する。
光照射装置1Bは、1つの光ファイバケーブル4の他端に対して2つの光源6B,6Cおよび2枚の鏡16B,16Cを配置したものである。図7において、光源6C,6Cと鏡16C,16Cは、光照射装置1Aと同じ働きをする。一方、図7において、光源6B,6Bから出射した光が鏡16B,16Bに反射してできる光路は、光源6C,6Cとほぼ同じ光路を通るように配置されている。これにより光ファイバケーブル4の他端には、2つの光源6B,6Cから出射される光が重畳されて入射する。これによれば光ファイバケーブル4の一端から出射されて照射部5に入射される光量を光照射装置1Aに比べて増加させることができる。
(第四の実施の形態)
本発明の第四の実施の形態に係る光照射装置1Cについて、図8を参照しながら説明する。光照射装置1Cは、光照射装置1とは一部が異なる。以下では、光照射装置1Cの光照射装置1とは異なる部材について主に説明し、共通する部材についての説明は省略または簡略化する。
光照射装置1Cは、図8に示すように、ヘッドホン部3Cに測温部17を設ける。測温部17は、被験者の体温を測定するセンサである。測温部17は、たとえばヘッドホン部3Cの被験者の皮膚に当接する部分に取付けられて被験者の体温を測定することがよい。たとえば被験者の体温を安定的に測定するためには、被験者の耳穴に測温部17を差込んで測定することがよい。この際、測温部17が耳穴に差し込まれたことで被験者がスピーカ7の音を聞き取り難くならないように、測温部17の径を耳穴の径よりも小さくするなどして耳穴を完全に塞がないようにすることが好ましい。
一般的に被験者は、覚醒度が高いほど体温が上昇する傾向にあることが知られている。そこで、光照射装置1Cの制御部15Cは、測温部17の測定結果に基づいて予定している光の照射終了時刻を変更するように制御することができる。たとえば、光照射装置1Cの制御部15Cは、測温部17の測定結果に基づいて予定している光の照射終了時刻よりも前であっても被験者の体温の上昇が確認された時点で光の照射を終了するように制御することができる。これによれば、被験者に必要以上の長時間にわたる光健康維持法を施すことを無くすことができる。反対に、光照射装置1Cの制御部15Cは、測温部17の測定結果に基づいて予定している光の照射終了時刻を過ぎても被験者の体温の上昇が確認されないときには、光の照射を延長するように制御することができる。これによれば、被験者に有効な光健康維持法を施すことができる。
(第五の実施の形態)
本発明の第五の実施の形態に係る光照射装置1Dについて、図9を参照しながら説明する。光照射装置1Dは、光照射装置1とは一部が異なる。以下では、光照射装置1Dの光照射装置1とは異なる部材について主に説明し、共通する部材についての説明は省略または簡略化する。
光照射装置1Dは、図9に示すように、ゴーグル部2Dに眼の開閉状態を検出する瞬きセンサ18,18を設ける。すなわち瞬きセンサ18,18は、被験者の瞼が閉じられているか否かを検出するセンサである。瞬きセンサ18,18の検出結果は、制御部15Dに取り込まれる。
制御部15Dでは、瞬きセンサ18,18の検出結果を受け取ると、光の照射開始からの被験者の瞼が閉じられている時間を積算する。制御部15Dは、被験者の瞼が閉じられている積算時間分光の照射終了予定時刻を延長する。これによれば、被験者が実際に光の照射を眼に受けている実時間で光健康維持法の実施時間を設定することができるので、有効に光健康維持法を実施することができる。
また、被験者が光健康維持法の実施中に眠ってしまった場合には、瞬きセンサ18,18が所定時間以上の長い時間(たとえば数分間)にわたり閉眼状態を検出した状態になる。このような場合には、制御部15Dは、警報を発出することで被験者を覚醒させる。これによれば、被験者に正しく光健康維持法を受けさせることができる。なお、ここで「警報を発出する」とは、たとえばヘッドホン部3により被験者Mに対し、大きめの音または強めの風などにより刺激を与えるようにしてもよい。また、送風孔13の内側に香りの発生手段であるフェルトFを有する場合には、香りによって被験者Mに刺激を与えてもよい。
(第六の実施の形態)
本発明の第六の実施の形態に係る光照射装置1E(不図示)について、図9を参照しながら説明する。光照射装置1Eは、光照射装置1Dとは一部が異なる。以下では、光照射装置1Eの光照射装置1Dとは異なる部材について主に説明し、共通する部材についての説明は省略または簡略化する。
光照射装置1Eは、図9に示す瞬きセンサ18,18を、眼球位置検出センサ18E,18E(不図示)に置き換えた構成である。さらに図9に示す照射部5,5を照射角度が可変の照射部5E,5E(不図示)に置き換えた構成である。また、制御部15Dも制御内容が異なる制御部15E(不図示)に置き換えられる。なお、照射部5E,5Eが照射角度を変えるには、たとえば光ファイバケーブル4,4をそれぞれ複数本ずつ配置し、ヘッドホン部3E(不図示)には、複数本ずつの光ファイバケーブル4,4に対応する複数ずつの光源6,6を配置し、照射部5E,5Eには、複数本ずつの光ファイバケーブル4,4の一端に接合され、互いに照射角度が異なる複数ずつの照射端を設ければよい。制御部15E(不図示)は、複数ずつの光源6,6のいずれを点灯させるかを制御することにより照射部5E,5Eの照射角度を変えることができる。
これにより制御部15Eは、眼球位置検出センサ18E,18Eの検出結果に基づいて照射部5E,5Eの照射角度を被験者の眼球に光が照射され易い角度に変更する。これによれば、被験者の眼球の位置が動いても被験者の眼球に効率良く光を照射させることができるので、被験者に正しく、かつ効率良く光健康維持法を受けさせることができる。
(その他の実施の形態)
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変更が可能である。たとえば、ゴーグル部2は、右目部と左目部とが連結されたものを例示したが、右目部と左目部とはそれぞれ独立していてもよい。これによれば、光照射装置1を持ち歩く(携帯する)際に、ゴーグル部2の右目部と左目部とを重ねて携行するなど、持ち運びの際の形態を小型化できる。また、携行に便利なように、ゴーグル部2とヘッドホン部3とは簡単に脱着できるように構成してもよいし、脱着後のゴーグル部2に、ヘッドホン部3に代えて、保持部の他の例として、耳または頭にかけてゴーグル部2を被験者の顔面に保持するための帯状または弦状の器具を設け、ゴーグル部2のみで光照射する構成としてもよい。あるいは、この器具の中に、光源6、スピーカ7、送風部8、ヒータ11、または香りの発生手段であるフェルトFのいずれか1つまたは複数を設けてもよい。また、リモコン操作部12は有線式を例示したが無線式でもよい。
また、ヘッドホン部3に外部スピーカを接続可能としたり、照射部5をゴーグル部2から取り外して別置きの台上に設置可能とするなどとし、被験者が光照射装置1を装着せずに、卓上などに置いても使用可能な構成としてもよい。
また、ゴーグル部2のレンズについては透明でもよいし、サングラスでもよいし、度が入っていてもいなくてもよい。また、ゴーグル部2は、アイマスクのように視界が得られない形式のものであってもよい。ゴーグル部2をアイマスクのようなものとすることにより、ゴーグル部2の外部に一切光が漏れないようにすることができる。
また、ヘッドホン部3の形状については、例示した形状でなくてもよい。たとえば左右のスピーカ7を連結するバンド部を有さずに、2つのイヤホンから構成されてもよい。あるいは、ヘッドホン部3は、片耳だけにスピーカ7を有するものでもよい。なお、ヘッドホン部3は、外部に音が漏れないことが好ましい。また、送風部8、ヒータ11、および送風孔13については省略してもよい。
また、光ファイバケーブル4を有さずに、ゴーグル部2が直接的に光源6を有してもよい。この場合、光源6の電源については、ヘッドホン部3から電線を介して供給してもよいし、ゴーグル部2が光源6用の電池を別途内蔵してもよい。
また、制御部15をリモコン操作部12が有するように例示したが、制御部15はヘッドホン部3またはゴーグル部2などに配置してもよい。
また、図8に示す測温部17は、被験者の耳穴に差し込む方式としたが、被験者の顔の皮膚の温度など、被験者の耳穴以外の他の部位で体温を計測してもよい。また、被験者の体温の他にも被験者の脈拍数や皮膚電位など、その他の生体情報を取得するようにしてこれに基づき光健康維持法の実施工程を制御してもよい。なお、脈拍数は被験者の指などに測定器を装着すればよい。また、皮膚電位は、被験者のこめかみや胸部などに測定器を装着すればよい。
また、ゴーグル部2は、被験者Mの瞼の上方に照射部5を有すると説明したが、被験者Mの瞼の下方に照射部5を有してもよい。たとえば被験者Mが下を向いて作業をするような場合、被験者Mの瞼の下方に照射部5を有するようにする。このように、照射部5は着脱自在とし、ゴーグル部2の上方または下方のいずれの位置にも移動可能としてもよい。
1〜1E…光照射装置、2〜2E…ゴーグル部、3〜3E…ヘッドホン部(保持部)、4…光ファイバケーブル、5…照射部、6…光源、7…スピーカ(音を発生する手段)、8…送風部(風を発生する手段)、11…ヒータ、12…リモコン操作部(スイッチ)、15〜15E…制御部(制御手段)、16A,16B,16C…鏡、17…測温部、18…瞬きセンサ(眼の開閉状態検出手段、眼球位置検出手段)、F…フェルト(香りを発生する手段)

Claims (13)

  1. ゴーグル部と、
    前記ゴーグル部を被験者の顔面に保持する保持部と、
    を有し、
    前記ゴーグル部は、被験者が前記ゴーグル部を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部を有し、
    前記保持部は、音、風、または香りのいずれか1つまたは複数を発生する手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  2. 請求項1記載の光照射装置であって、
    前記ゴーグル部、前記保持部、および前記ゴーグル部と前記保持部との間に光路を有する光ファイバケーブルを有し、
    前記ゴーグル部は、前記光ファイバケーブルの一端から出射される光を入射して被験者が前記ゴーグル部を装着した状態で被験者の眼に光を照射する照射部を有し、
    前記保持部は、前記光ファイバケーブルの他端に光を入射させる光源とスピーカとを有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  3. 請求項1または2記載の光照射装置であって、
    前記保持部は、前記被験者に装着された状態で、前記被験者の頬に対して送風する送風部を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  4. 請求項3記載の光照射装置であって、
    前記送風部は、
    送風する空気を暖めるヒータと、
    前記ヒータを稼動状態または非稼動状態に切替えるスイッチと、
    を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  5. 請求項1または2記載の光照射装置であって、
    前記照射部の照射開始から所定時間t1秒が経過するまでは照度が漸次増加し、前記照射開始の時刻を基準として設定される照射終了予定時刻の所定時間t2前からは照度が漸次減少するように制御する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  6. 請求項5記載の光照射装置であって、
    前記照射部の照射開始から前記所定時間t1よりも短い所定時間t3が経過するまでの照度の増加率と前記所定時間t3が経過した後から前記所定時間t1が経過するまでの照度の増加率とは前者が後者よりも小さくなるように制御する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  7. 請求項5記載の光照射装置であって、
    前記照射部の照射開始から照射終了までに照射される光の色を変更する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  8. 請求項2記載の光照射装置であって、
    前記保持部は、前記光ファイバケーブルの他端に前記光源から出射する光を反射させて入射させる鏡を有し、
    前記光ファイバケーブルの他端と前記光源とは双方共に前記鏡の方向を向いてほぼ同軸上に配置される、
    ことを特徴とする光照射装置。
  9. 請求項8記載の光照射装置であって、
    前記保持部は、前記光源を複数有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の光照射装置であって、
    前記保持部は、被験者の耳穴内部の体温を測定する測温部と、
    を有し、
    前記測温部の測定結果に基づいて光の照射終了時刻を変更する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の光照射装置であって、
    前記制御手段に対して遠隔操作により指示を与える遠隔操作手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の光照射装置であって、
    被験者の眼の開閉状態を検出する眼の開閉状態検出手段を有し、
    前記眼の開閉状態検出手段が検出した眼の開閉状態の時間を積算して前記照射終了予定時刻をこの積算時間分延長し、前記眼の開閉状態検出手段が閉眼状態を所定時間以上検出したときには警報を発出するように制御する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の光照射装置であって、
    被験者の眼球の動きを検出する眼球位置検出手段を有し、
    前記照射部の光の照射位置を前記眼球の動きに追従させるように制御する制御手段を有する、
    ことを特徴とする光照射装置。
JP2012112654A 2012-05-16 2012-05-16 光照射装置 Active JP6061216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012112654A JP6061216B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 光照射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012112654A JP6061216B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 光照射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013236812A true JP2013236812A (ja) 2013-11-28
JP6061216B2 JP6061216B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=49762407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012112654A Active JP6061216B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 光照射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6061216B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5737774B1 (ja) * 2015-01-16 2015-06-17 中村 正一 コントロールユニット収納ケース
JP2015228943A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社ニコン ウエアラブルデバイス
JP2020010775A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社坪田ラボ 生体リズム調整装置、生体リズム調整システム及び生体リズム調整器具
JP2022514141A (ja) * 2018-09-25 2022-02-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 概日フェーズ管理のための露光量制御

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289263A (ja) * 1989-02-15 1990-11-29 Matsushita Electric Works Ltd ストレス解消リフレッシュ装置
JPH03221071A (ja) * 1990-01-26 1991-09-30 Matsushita Electric Works Ltd リフレッシュ装置
JP2003117001A (ja) * 2001-10-17 2003-04-22 Kenji Kokama リラクセーション誘導装置
JP3648802B2 (ja) * 1994-09-27 2005-05-18 松下電工株式会社 光治療用高照度光照射装置
JP2007236780A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Eresu Kk 装着型光照射装置
WO2010076709A1 (en) * 2008-12-30 2010-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. System and method for administering light therapy
JP2011112654A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289263A (ja) * 1989-02-15 1990-11-29 Matsushita Electric Works Ltd ストレス解消リフレッシュ装置
JPH03221071A (ja) * 1990-01-26 1991-09-30 Matsushita Electric Works Ltd リフレッシュ装置
JP3648802B2 (ja) * 1994-09-27 2005-05-18 松下電工株式会社 光治療用高照度光照射装置
JP2003117001A (ja) * 2001-10-17 2003-04-22 Kenji Kokama リラクセーション誘導装置
JP2007236780A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Eresu Kk 装着型光照射装置
WO2010076709A1 (en) * 2008-12-30 2010-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. System and method for administering light therapy
JP2011112654A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228943A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社ニコン ウエアラブルデバイス
JP5737774B1 (ja) * 2015-01-16 2015-06-17 中村 正一 コントロールユニット収納ケース
JP2016134256A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 中村 正一 コントロールユニット収納ケース
JP2020010775A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社坪田ラボ 生体リズム調整装置、生体リズム調整システム及び生体リズム調整器具
JP7260133B2 (ja) 2018-07-13 2023-04-18 株式会社坪田ラボ 生体リズム調整装置、生体リズム調整システム及び生体リズム調整器具
JP2022514141A (ja) * 2018-09-25 2022-02-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 概日フェーズ管理のための露光量制御

Also Published As

Publication number Publication date
JP6061216B2 (ja) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6559666B2 (ja) 光線療法を提供し、概日リズムを修正するためのシステム及び方法
JP5993844B2 (ja) 睡眠マスクを用いる効率的な概日系及び間連する系の調節
JP5654482B2 (ja) 光線療法を施すためのシステム及び方法
US20160158487A1 (en) System and method for providing light therapy and modifying circadian rhythm
JP5941979B2 (ja) 個人用アラームシステム
US20050278003A1 (en) Electroluminescent light therapy devices
JP6441337B2 (ja) 非眼光生物学的刺激
US9545524B2 (en) Light therapy device
US20190224491A1 (en) Peripherally focused light from wearable audio interfaces
JP6061216B2 (ja) 光照射装置
US20150375008A1 (en) Portable illuminating device for manipulating the circadian clock of a subject
TW201446302A (zh) 醫療設備、系統及方法
JP2017038911A (ja) 耳装着型装置
JP2007236780A (ja) 装着型光照射装置
WO2022230744A1 (ja) 光照射システム
JP7198460B1 (ja) 光照射装置
KR20120116588A (ko) 최면용 기기
KR20240024418A (ko) 매트리스 타입 다방향 노이즈 캔슬링 장치
US11617897B2 (en) Head worn electronic device
KR20230142214A (ko) 침대 거치 타입 다방향 노이즈 캔슬링 장치
KR20220014432A (ko) 수면 유도 led 제어 방법 및 시스템
TWM634971U (zh) 照光面罩裝置
JP2022043956A (ja) リラクゼーション装置
KR20200009895A (ko) 두피 모니터링 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150324

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6061216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250