JP2013236704A - コーヒーメーカー - Google Patents

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Abstract


【課題】 水収容部分の洗浄の容易化を図った新規のコーヒーメーカーの提供を図る。
【解決手段】 粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填するように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドリップ用フィルターを介してコーヒーを入れるようにしたコーヒーメーカーに関する。
従来のコーヒーメーカーは、器体に対して水収容用タンク部分を一体的に組み込むように形成したものであった(例えば、特許文献1参照。)。 すなわち、フィルター部分に対してドリップ用コーヒーをセットすると共に、水収容用タンク内に所要量の水を供給し、当該タンク内の水を加熱して熱湯化させたものを、当該フィルター部分に導くように構成したものである。
特開2008−35980号公報
上記したような従来のコーヒーメーカーは、原則的に言えば、タンク内の水は加熱沸騰処理に基づき全てフィルター部分に供給されて、水の残存は存在しないように設定されている。
然し乍、実際には、当該タンク内にはその底面及び内壁等に付着水が残存し、これを拭き取ることはタンクの構造上殆ど不可能とした。 更に、タンク内に必要量以上に水を収容し、器体の作動を途中で止めた場合は、タンク内に多量の水が残存し、これを次回にコーヒー入れる際に再利用すると言うような使い方をする者もあり、この場合は多量の水が常時残存することとなる。
このように、タンク内に残った水は時間経過に伴い水質悪化を招くと共に、極端な場合は雑菌発生の温床となってしまう恐れも生じた。 更に、タンク内に水垢(水道水のカルキの固化付着)が溜まってしまうと言うような問題も伴った。
上記のような問題解消のために、残水処分の一つの対応として、器体を逆さまにして振る等の作業が考えられるが、器体自体の重量性の問題もあり、適切な作業とは称し得ないものである。 そして、このような作業を行ったとしても、タンク内壁に対する拭い取り的な処理は不可能であるため、残存水除去の完璧化を図ることが出来ず、更に、長期の使用に基づく付着水垢の除去にあっては全く不可能とされた。 従って、このような事柄は、コーヒーメーカーの衛生管理上、大きな問題とされた。
本発明は、このような従来の問題点の解消化を図った新規のコーヒーメーカーを提供するものである。
本発明は請求項1に記載のように、粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填するように構成したコーヒーメーカーに係る。
本発明は請求項2に記載のように、カセット状装填部材Mの容体部5または貯水槽部6、若しくはその全体を透明資材で形成して成る請求項1に記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項3に記載のように、器体1におけるカセット状装填部材Mが装填される部位の形成材料として、当該カセット状装填部材Mの容体部5が位置する部分、または、貯水槽部6が位置する部分、若しくはその両部分を、透明資材を用いるように構成した請求項1または請求項2の何れかに記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項4に記載のように、粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填し、上記貯水槽部6の下方位置に、当該貯水槽部6から供給された水を沸騰状態に加熱するための加熱パイプ9を配設し、上記カセット状装填部材Mを器体1に対して装填した際に、当該加熱パイプ9の始端が貯水槽部6の底面に対して、連通可能に連結されるように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項5に記載のように、前半部は粉末コーヒーを供給するための容体部5とし、後半部はコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とし、かつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填し、上記貯水槽部6の下方位置に、当該貯水槽部6から供給された水を沸騰する程度まで加熱するための加熱パイプ9を配設し、当該貯水槽部6の底面所要箇所に、閉鎖状態に保たれている逆止め弁7を具えた水供給口6aを設けると共に、器体1に対してカセット状装填部材Mを装填させた際に、当該水供給口6aと加熱パイプ9の始端部の連通的連結がなされるように成し、容体部5に対する熱水の供給を行うための熱水案内路4aを具えた天蓋4を、器体1に対して上面全体を覆うように後端部において開閉自在に蝶設し、天蓋4の閉蓋状態において、その熱水案内路4aの始端部に係脱自在に連結させられかつその下端を上記加熱パイプ9の終端に連結させた沸騰水導出管Cを、上記貯水槽部6を隔てて上方に至らせるための手段を、当該カセット状装填部材Mの所要箇所に設けるように構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項6に記載のように、熱湯導出管Cを貯水槽部6の上面側に至らせるための手段として、熱湯導出管Cを貯水槽部6の底面から上方に向かって気密性を保った状態で貫くように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項7に記載のように、熱湯導出管Cを貯水槽部6の下面側から上面側に至らせるための手段として、貯水槽部6の底面部所要箇所に鞘筒状部6cを立設し、当該鞘筒状部6cに対して沸騰水供給用管Cを摺動自在に嵌入させ、当該沸騰水供給用管Cの下端は逆止め弁8を介在させて加熱パイプ9の終端に連結すると共に、その上端は、天蓋4の閉蓋状態において、当該天蓋4に設けた熱水案内路4aの始端部に係脱自在に嵌入させるように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項8に記載のように、沸騰水供給用管Cを貯水槽部6の上面側に至らせるための手段として、当該貯水槽部6の後部壁面に、当該後壁面部を内方に窪ませることに依って形成される縦凹溝6d内に当該沸騰水供給用管Cを位置させるように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカーを実施の態様とする。
本発明は請求項1に記載のような構成、すなわち、粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填するように構成することに依り、コーヒーメーカーの洗浄作業は、取り外したカセット状装填部材Mの洗浄及び乾燥を行えば良く、従って、極めて手入れのし易いものとされる。
すなわち、従来のコーヒーメーカーであると、タンクが内蔵されているため、タンク内の残留水の処理の煩雑性、並びに内部清掃の不能性と言うような問題が生じた。 また、無理に洗浄作業を行おうとしても、器体は電気製品であるため、不用意に水洗いした場合、器体の故障原因を発生させてしまう恐れが存在した。 本発明は、このような問題を全く解消することとなる。
更に、本発明に依れば、粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とが一体化されているため、既述したような洗浄作業の容易性が図られると同時に、その形態軽量にして持ちやすい形態であるため、従来のように器体全体をもって行うものに比して、その作業性の著しい簡便化が図られる。 更に、コーヒーの抽出時における粉状コーヒーと水との配分が比べられる状態で可視化されているため、コーヒーの味(例えば味の濃淡)に対する調節も一見して確認可能とされるため、嗜好に合った味を楽しむことができる。
本発明は請求項2に記載のような構成、すなわち、カセット状装填部材Mの容体部5または貯水槽部6、若しくはその全体を透明資材で形成することに依り、当該カセット状装填部材Mに対する容体部5内の粉末コーヒーの収容状態、または、同貯水槽部6内に対する水の収容状態、若しくは、その両方の状態の確認が、極めて見やすい状態で行われることとなる。
本発明は請求項3に記載のような構成、すなわち、器体1におけるカセット状装填部材Mが装填される部位の形成材料として、当該カセット状装填部材Mの容体部5が位置する部分、または、貯水槽部6が位置する部分、若しくはその両部分を、透明資材を用いるように構成することに依り、コーヒーの抽出中、そのフィルターに依る抽出状態の確認、または、貯水量の減少推移の確認(抽出完了までの時間的概算の確認)、若しくはその両方の確認が一見して判明することが可能化される。
本発明は、請求項4記載のような構成、すなわち、粉末コーヒーを供給するための容体部5とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部6とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材Mを、器体1の上方内部に着脱自在に装填し、上記貯水槽部6の下方位置に、当該貯水槽部6から供給された水を沸騰状態に加熱するための加熱パイプ9を配設し、上記カセット状装填部材Mを器体1に対して装填した際に、当該加熱パイプ9の始端が、貯水槽部6の底面に対して、連通可能に連結されるように構成したから、使用後の清掃作業が極めて簡単に達成される。
何故ならば、従来のコーヒーメーカーは既述した通り、そのタンク内の残留水分の除去、カルキ等の付着物の除去は殆ど不可能とされたが、本発明にあっては、カセット状装填部材Mを器体1から外すことに依り、その全体的洗浄、並びに、拭き取り作業が簡単に行われるからである。 そして、カセット状装填部材は容体部5と貯水槽部6を含めてその上面全体が開口面とされているため、その洗浄及び拭き取り作業が極めて迅速かつ簡便になされることと成り、コーヒーメーカーの使用を、顕著な衛生性を保持した状態で行うことが可能化される。
本発明は、請求項5に記載のような構成を採用したから、請求項1及び請求項2で述べたものと同様な作用効果を奏することが出来る。 更に、「貯水槽部6の底面所要箇所に、閉鎖状態に保たれている逆止め弁7を具えた水供給口6aを設けると共に、器体1に対してカセット状装填部材Mを装填させた際に、当該水供給口6aと加熱パイプ9の始端部の連通的連結がなされるように成し」たから、カセット状装填部材Mと器体1との水供給作動経路の接続が、単なる装填作業に基づき自動的になされるため、コーヒーメーカーとしての使用上、何らの煩雑性を伴うことがない。
また、「天蓋4の閉蓋状態において、その熱水案内路4aの始端部に係脱自在に連結させられかつその下端を上記加熱パイプ9の終端に連結させた沸騰水導出管Cを、上記貯水槽部6を隔てて上方に至らせるための手段を、当該カセット状装填部材Mの所要箇所に設けるように構成した」から、別体部材であるカセット状装填部材Mが存在するにも拘わらず、従来の基本的機能である「沸騰水を天蓋側に供給する」という機能を、何ら阻害することがなく行わせることが出来る。
本発明は、請求項6に記載のような構成、すなわち、熱湯導出管Cを貯水槽部6の上面側に至らせるための手段として、熱湯導出管Cを貯水槽部6の底面から上方に向かって気密性を保った状態で貫くように構成することに依り、上述した「沸騰水を天蓋側に供給する」という機能性の達成が図られる。
本発明は、請求項7に記載のような構成、すなわち、熱湯導出管Cを貯水槽部6の下面側から上面側に至らせるための手段として、貯水槽部6の底面部所要箇所に鞘筒状部6cを立設し、当該鞘筒状部6cに対して沸騰水供給用管Cを摺動自在に嵌入させ、当該沸騰水供給用管Cの下端は逆止め弁8を介在させて加熱パイプ9の終端に連結すると共に、その上端は、天蓋4の閉蓋状態において、当該天蓋4に設けた熱水案内路4aの始端部に係脱自在に嵌入させるように構成することに依り、請求項5に記載した事柄の具体的達成が図られる。
本発明は、請求項8に記載のような構成、すなわち、沸騰水供給用管Cを貯水槽部6の上面側に至らせるための手段として、当該貯水槽部6の後部壁面に、当該後壁面部を内方に窪ませることに依って形成される縦凹溝6d内に当該沸騰水供給用管Cを位置させるように構成することに依り、前述した「沸騰水を天蓋側に供給する」という機能性の達成が著しく簡易な形態での実行が果たされる。 すなわち、カセット状装填部材Mの装填作業が沸騰水供給用管Cと関係なく、すなわち、請求項7に記載のような構成の場合は、カセット状装填部材Mの着脱の度に、筒状部6cに対する騰水供給用管Cの差込み及び抜取り操作を必要としたが、本構成の場合はこのような煩雑な作業が全く不要化される。


















本発明に係るコーヒーメーカーは、原則として、一人用である一杯のコーヒーを入れるための小型なコーヒーメーカーを対象とする。
図1乃至4は発明の1実施例を表したものであって、1は器体、2は器体1の前面に形成たしカップ載置用空所であって、当該部分に載置したコーヒーカップAに対して、その上方に位置する供給用パイプ3から抽出コーヒーの滴下が成されるように構成してある。
4は器体1の後端において開閉自在に取り付けた天蓋であって、その内部には、沸騰状態にある熱湯を当該天蓋4の後方から上記パイプ3の上方位置まで導くための熱水案内路4aを形成してある。
なお、以上述べたようなこのような構成は、既存のコーヒーメーカーが具えている公知技術に属する。
Mは器体1の内部に着脱自在に収装するためのカセット状装填部材であって、本発明の骨子的な構成部材とするものであり、下記のような構成を具えたものである。
当該カセット状装填部材Mであるが、前半部分は粉末コーヒーを供給するための容体部5とし、後半部分はコーヒー抽出用水を入れておくための貯水槽部6とし、かつ、その上面全体を開放面とするように構成してある。 そして、その全体は樹脂または金属材料、若しくは両者の組み合わせに基づき形成してあるが、何れにせよ、溶体部5と貯水槽部6とが一体化されて当該装填部材Mは独立した一つの部材とした形態を具えたものとすることが重要である。
なお、図示の実施例にあっては、容体部5内にドリップ用フィルターB(図2に鎖線で示してある。)を収容するように示してあるが、当該フィルターBに代えて、フィルター内に粉状コーヒーを予めセットしてある所謂カセットコーヒーを収容するようにして使用することも可能であり、更には、フィルターを用いることなく、当該構成部5内に直接粉末コーヒーを入れてドリップ的抽出を図るような使用形態を採ることも可能である。 このようなコーヒーの具体的抽出手段は、使用者の自主的判断に委ねる事柄に属し、本発明自体は何れにも対応可能とする。
ところで、前述したカセット状装填部材M及びこれを装填するための器体1であるが、これは下記のような形態で実施する場合もある。
まず、カセット状装填部材Mであるが、これは、その容体部5または貯水槽部6、若しくはその全体を透明資材で形成する様にする。 これにより、当該カセット状装填部材Mに対する容体部5内の粉末コーヒーの収容状態、または、同貯水槽部6内に対する水の収容状態、若しくは、その両方の状態の確認が、極めて見やすい状態で行われることとなる。
次に、器体1であるが、これは、器体1におけるカセット状装填部材Mが装填される部位の形成材料として、当該カセット状装填部材Mの容体部5が位置する部分、または、貯水槽部6が位置する部分、若しくはその両部分を、透明資材を用いるように構成する。 これにより、コーヒーの抽出中、そのフィルターに依る抽出状態の確認、または、貯水量の減少推移の確認(抽出完了までの時間的概算の確認)、若しくはその両方の確認が一見して判明させることが可能化される。
本発明は上記のような形態で実施する場合もある。
次に、前述した貯水槽部6であるが、その底面部所要箇所には、逆止め弁7を具えた水供給口6aを設けると共に、後述する熱湯導出管Cを挿通させるための鞘筒状部6cが、貯水槽部6の底面を貫通させた状態でその内部に立設させてある。
9は貯水槽部6の真下に位置する様に器体1内に設けた加熱用導水パイプであって、これの内部に取り込んだ水を沸騰状態に加熱するためのものである。 なお、当該加熱のための手段としては、図面においては省略してあるが、外部に設けた電熱ヒーターに依るか、或いは当該パイプ内に収装した電熱線ヒーターに依る等、任意な手段を用いるものとする。
そして、本発明にあっては、上記加熱のための手段に対する限定性はなく、既存の技術において対応可能とするものである。
上述した加熱用導水パイプ9であるが、これは図示の実施例にあってはU字状を呈し、その始端及び終端が夫々上方に向けられるように構成してある。 そして、カセット状装填部材Mをセットした際には、当該カセット状装填部材Mの押し込み力に基づき、当該加熱用導水パイプ9の始端部に対してその供給口6aが連結させられると同時に、当該押し込み力に基づき、逆止め弁7を同時的に開くように構成してある。
そして、上記した水供給用逆止め弁7は供給方向(図2に矢印で示す方向)への水流通を許容化するためのものである。 従って、カセット状装填部材Mを取り出した状態で貯水槽部6内に水を入れた場合、当該逆止め弁7が閉鎖状態に保たれているため、当該貯水槽部6は容器とし機能する。 そして、当該カセット状装填部材Mを器体1にセットした際には、前述した作用に基づき逆止め弁7が開き、加熱用導水パイプ9内に対する連結が図られ、水流入が可能化されるように構成してある。
Cは熱湯導出管であって、既述した鞘筒状部6c内に摺動自在に嵌入させてある。 そして、その上端は、天蓋4に設けられている案内路4aの始端部に対して係脱自在(天蓋4を閉めた際の密閉力が働いた際に、両者の連通的連結が図られるような係脱自在)に突入させられるように構成してある。 更にその下端は、上述した加熱用導水パイプ9の終端部に対して逆止め弁8を介して連結させてある。 そして、当該逆止め弁8は通常は閉鎖状態に保たれているが、天蓋4を閉めた際に働く熱湯導出管Cに対する押し下げ力に基づき、その解放が図られるように構成してある。 なお、図2に矢印で示す方向は許容化された流れの方向を示すものである。
ところで、当該熱湯導出管D部分に関する形態として図1乃至図4に示すものは1実施例に過ぎず、本発明における絶対条件ではない。 すなわち、本発明においては、加熱用導水パイプ9の終端部と、天蓋4に設けられている案内路4aの始端部とを連結する手段として熱湯導出管Cを用いる関係上、当該熱湯導出管Cを貯水槽部6の底面から上方に向かって気密性を保った状態で貫くように構成する(既述したような図1乃至図4に示すような構成)ことを一つの手段とする。
然し乍、これ以外の手段、例えば、図5または図6に示すような形態、すなわち、貯水槽部6の後部壁面に一部を内方に窪ませることに依って形成される縦凹溝6dの部分内に熱湯導出管Cを位置させるような構成を採ることも可能である。 すなわち、貯水槽部6の存在を避けた状態で熱湯導出管Cの既述の連結形態が可能化されるものであればよいわけである。 換言すれば、貯水槽部6の存在が熱湯導出管Cの連結上邪魔にならない形態であれば如何なるものであっても可とする。
すなわち、本発明の骨子は、容体部5と水槽部6とを一体的に形成したカセット状装填部材Mを器体に対して着脱自在に装填する様に構成したことを1義的な構成とし、前述したような熱湯導出管Cの取付け形態は2義的にして付加的な構成に属するものである。
なお、図5及び図6に示す実施例にあっては、カセット状装填部材M自体の形状の異なるものを示してある。 すなわち、本発明にあっては、カセット状装填部材として容体部6と水槽部6を合体化した形態事態を要旨構成とするものであり、その全体的形状は、当然ながら、コーヒーメーカーの器体自体の形状かつ形態に即応したものとする。
本発明の使用に際しては、図2に示す様に器体1に対してカセット状装填部材Mを装填し、容体部5には粉末コーヒーをセットすると共に、水槽部6内を所要量の水で満たす。 このような装填、及び天蓋4の閉蓋操作に基づく押圧力付与に基づき、既述したように、水槽部6、加熱用導水パイプ9、熱湯導出管C、天蓋4に設けられている案内路4aの各連結が果たされる。
これにより、水槽部6内の水は加熱用導水パイプ9に供給されて加熱され、沸騰に基づく上昇力により熱湯導出管Cを経て天蓋4の案内路4aに導かれ、そして、容体部5内に滴下させられることとなる。 これにより、コーヒーのドリップ的抽出がなされ、コーヒーカップAを満たすこととなる。
コーヒーを入れた後は、カセット状装填部材Mを取り外して洗浄を施し、再び器体1に戻しておくことに依り、続いての使用に対する準備状態におかれる。
本発明に係るコーヒーメーカーの側面図である。 同上説明用縦断側面図である。 本発明の骨子部材であるカセット状装填部材Mを表した斜視図である。 逆止め弁部分を表した説明用略図である。 カセット状装填部材Mの他の実施例を表した平面図である。 カセット状装填部材Mのもう一つの他の実施例を表した平面図である。
1 器体
2 カップ載置用空所
A コーヒーカップ
B フィルター
3 供給用パイプ
4 天蓋
4a熱水案内路
M カセット状装填部材
5 容体部
6 貯水槽部
6a 水供給口
6b 熱湯導出管挿通用口
6c 鞘筒状部
6d 縦凹溝
7 逆止め弁
8 逆止め弁
9 加熱用導水パイプ
C 沸騰水供給用管

Claims (8)

  1. 粉末コーヒーを供給するための容体部(5)とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部(6)とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材(M)を、器体(1)の上方内部に着脱自在に装填するように構成したコーヒーメーカー。
  2. カセット状装填部材(M)の容体部(5)または貯水槽部(6)、若しくはその全体を透明資材で形成して成る請求項1に記載のコーヒーメーカー。
  3. 器体(1)におけるカセット状装填部材(M)が装填される部位の形成材料として、当該カセット状装填部材(M)の容体部(5)が位置する部分、または、貯水槽部(6)が位置する部分、若しくはその両部分を、透明資材を用いるように構成した請求項1または請求項2の何れかに記載のコーヒーメーカー。
  4. 粉末コーヒーを供給するための容体部(5)とコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部(6)とから成りかつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材(M)を、器体(1)の上方内部に着脱自在に装填するようにし、上記貯水槽部(6)の下方位置に、当該貯水槽部(6)から供給された水を沸騰状態に加熱するための加熱パイプ(9)を配設し、上記カセット状装填部材(M)を器体(1)に対して装填した際に、当該加熱パイプ(9)の始端が、貯水槽部(6)の底面に対して、連通可能に連結されるように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載のコーヒーメーカー。
  5. 前半部は粉末コーヒーを供給するための容体部(5)とし、後半部はコーヒー抽出用水を貯水するための貯水槽部(6)とし、かつ上面全体を開口面とするカセット状装填部材(M)を、器体(1)の上方内部に着脱自在に装填し、
    上記貯水槽部(6)の下方位置に、当該貯水槽部(6)から供給された水を沸騰する程度まで加熱するための加熱パイプ(9)を配設し、
    当該貯水槽部(6)の底面所要箇所に、閉鎖状態に保たれている逆止め弁(7)を具えた水供給口(6a)を設けると共に、器体(1)に対してカセット状装填部材(M)を装填させた際に、当該水供給口(6a)と加熱パイプ(9)の始端部の連通的連結がなされるように成し、
    容体部(5)に対する熱水の供給を行うための熱水案内路(4a)を具えた天蓋(4)を、器体(1)に対して上面全体を覆うように後端部において開閉自在に蝶設し、
    天蓋(4)の閉蓋状態において、その熱水案内路(4a)の始端部に係脱自在に連結させられかつその下端を上記加熱パイプ(9)の終端に連結させた沸騰水導出管(C)を、上記貯水槽部(6)を隔てて上方に至らせるための手段を、当該カセット状装填部材(M)の所要箇所に設けるよう構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載のコーヒーメーカー。
  6. 熱湯導出管(C)を貯水槽部(6)の上方に至らせるための手段として、熱湯導出管(C)を貯水槽部(6)の底面から上方に向かって気密性を保った状態で貫くように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカー。
  7. 熱湯導出管(C)を貯水槽部(6)の下面側から上面側に至らせるための手段として、貯水槽部(6)の底面部所要箇所に鞘筒状部(6c)を立設し、当該鞘筒状部(6c)に対して沸騰水供給用管(C)を摺動自在に嵌入させ、当該沸騰水供給用管(C)の下端は逆止め弁8を介在させて加熱パイプ(9)の終端に連結すると共に、その上端は、天蓋(4)の閉蓋状態において、当該天蓋(4)に設けた熱水案内路(4a)の始端部に係脱自在に嵌入させるように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカー。
  8. 沸騰水供給用管(C)を貯水槽部(6)の上面側に至らせるための手段として、当該貯水槽部(6)の後部壁面に、当該後壁面部を内方に窪ませることに依って形成される縦凹溝(6d)内に当該沸騰水供給用管(C)を位置させるように構成した請求項5に記載のコーヒーメーカー。
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