JP2013236487A - 変圧装置 - Google Patents

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裕 角野
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Abstract

【課題】負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に平滑回路のみの変更によって対応することができ、効率的に放熱することができる変圧装置の提供。
【解決手段】変圧装置1は、バッテリ2によってコネクタ14の接続端子14a,14b間に印加された直流電圧を昇圧する昇圧回路(変圧回路)11と、昇圧回路11が昇圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷3に与える平滑回路12とを備える。昇圧回路11は収容体13に収容されており、平滑回路12は、負荷3に接続するコネクタ15に収容されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、印加された直流電圧を変圧する変圧装置に関する。
現在、外部電源、例えばバッテリによって印加された直流電圧を変圧し、変圧した直流電圧を、モータを駆動する駆動装置、ライト又はブロワモータ等の負荷に与える変圧装置、例えばDCDCコンバータが車両に搭載されている。
車両に搭載されている変圧装置の中には、直流電圧を変圧する変圧回路の他に、外部電源によって印加された直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を変圧回路に与える前段の平滑回路、及び/又は、変圧回路が変圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷に与える後段の平滑回路を備える変圧装置がある。変圧装置は、前段及び/又は後段の平滑回路を備えることによって、雑音が少なく安定した直流電圧を負荷に与えることができる。
特許文献1には、変圧回路と、前段及び後段の平滑回路とを備える変圧装置が開示されている。
特開2004−359005号公報
変圧回路と前段及び/又は後段の平滑回路とを備える従来の変圧装置において、負荷が変更されて変圧装置が負荷に与えるべき直流電圧を変更する場合、又は、負荷の変更によって変圧装置から負荷に流れる直流電流が変化する場合、変圧回路の構成を変更する必要はない。しかしながら、従来の変圧装置が備える前段及び/又は後段の平滑回路については、平滑回路を構成するコイル及び/又はコンデンサを、インダクタンスが異なるコイル、及び/又は、容量の異なるコンデンサに変更する必要がある。
従来の変圧装置では、変圧回路と、前段及び/又は後段の平滑回路とは、同一基板に設けられ、1つの収容体に収容されている。このため、従来の変圧装置には、例えば、車両の新たな開発によって、負荷に与えるべき直流電圧を変更する場合、又は、負荷に流れる直流電流が変化する場合、変圧回路と前段及び/又は後段の平滑回路とを含む回路全体を製作し直さなければならないという問題点がある。
更に、従来の変圧装置では、変圧回路と前段及び/又は後段の平滑回路とは、同一基板に設けられ、1つの収容体に収容されているため、変圧回路及び平滑回路が発生する熱を効率的に放出することができないという問題点がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に平滑回路のみの変更によって対応することができ、効率的に放熱することができる変圧装置を提供することにある。
本発明に係る変圧装置は、印加された直流電圧を変圧する変圧回路と、該変圧回路が変圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷に与える平滑回路とを備える変圧装置において、前記変圧回路を収容する収容体と、前記平滑回路を収容し、前記負荷に接続するコネクタとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、印加された直流電圧を変圧する変圧回路が収容体に収容されており、変圧回路が変圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷に与える平滑回路が、負荷に接続するコネクタに収容されている。
このため、負荷に与えるべき直流電圧を変更する場合、又は、負荷の変更によって負荷に流れる直流電流が変化する場合に、収容体に収容されている変圧回路をそのままにした状態で、コネクタに収容されている平滑回路を変更すればよい。従って、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に平滑回路の変更のみによって対応することが可能となり、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に対応した装置が短い時間で安価に製作される。更には、変圧回路と平滑回路とが各別に収容されているため、変圧回路及び平滑回路夫々で発生する熱が効率的に放出される。
本発明に係る変圧装置は、外部電源によって印加された直流電圧を平滑化する平滑回路と、該平滑回路が平滑化した直流電圧を変圧する変圧回路とを備える変圧装置において、前記変圧回路を収容する収容体と、前記平滑回路を収容し、前記外部電源に接続するコネクタとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、外部電源によって印加された直流電圧を平滑化する平滑回路が、外部電源に接続するコネクタに収容され、平滑回路が平滑化した直流電圧を変圧する変圧回路が収容体に収容されている。
このため、負荷に与えるべき直流電圧を変更する場合、又は、負荷の変更によって負荷に流れる直流電流が変化する場合に、収容体に収容されている変圧回路をそのままにした状態で、コネクタに収容されている平滑回路を変更すればよい。従って、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に平滑回路の変更のみによって対応することが可能となり、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に対応した装置が短い時間で安価に作成される。更には、変圧回路と平滑回路とが各別に収容されているため、変圧回路及び平滑回路夫々で発生する熱が効率的に放出される。
本発明によれば、変圧回路が収容体に、平滑回路がコネクタに収容されるため、負荷に与えるべき直流電圧の変更、及び、負荷に流れる直流電流の変化夫々に、平滑回路の変更のみによって対応することができ、効率的に放熱することができる。
本発明の実施の形態1における変圧装置の外観を略示する斜視図である。 実施の形態1における変圧装置の内部構成を示す回路図である。 実施の形態2における変圧装置の内部構成を示す回路図である。 実施の形態3における変圧装置の内部構成を示す回路図である。 実施の形態4における変圧装置の内部構成を示す回路図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における変圧装置の外観を略示する斜視図であり、図2は実施の形態1における変圧装置の内部構成を示す回路図である。この変圧装置1は、バッテリ2によって印加された直流電圧を昇圧する昇圧回路11と、昇圧回路11の動作を制御する制御回路4と、昇圧回路11が昇圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷3に与える平滑回路12とを備える。負荷3は、車載機器、例えばモータを駆動する駆動装置である。
なお、昇圧回路11は特許請求の範囲における変圧回路に該当する。
変圧装置1は、更に、昇圧回路11及び制御回路4を収容する箱体状の収容体13と、収容体13の一面に設けられ、バッテリ2に接続する箱体状のコネクタ14と、コネクタ14が設けられた一面に対向する収容体13の一面に設けられ、平滑回路12を収容し、負荷3に接続する箱体状のコネクタ15とを備える。
コネクタ14は、バッテリ2の正極端子及び負極端子夫々に接続される接続端子14a,14bを有し、変圧装置1内で、接続端子14a,14bは昇圧回路11に各別に接続されている。
コネクタ15は、平滑回路12の他に、負荷3に各別に接続される接続端子15a,15bを有し、変圧装置1内で、接続端子15a,15bは平滑回路12に各別に接続されている。
昇圧回路11及び接続端子15a,15bには制御回路4が各別に接続され、制御回路4は、接続端子15a,15b間の電圧を検出し、検出した電圧に応じて昇圧回路11の動作を制御する。
昇圧回路11は、コンデンサC1,C2、ダイオードD1、コイルL1及びFET16を有する。FET16は、Nチャネル型のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)である。
コイルL1の一方の端子は、接続端子14aと、コンデンサC1の一方の端子とに接続されており、コイルL1の他方の端子は、ダイオードD1のアノードと、FET16のドレインとに接続されている。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC2の一方の端子と、平滑回路12が有するコイルL2の一方の端子とに接続されている。
コンデンサC1の他方の端子は、接続端子14b,15b夫々と、FET16のソースと、コンデンサC2の他方の端子と、平滑回路12が有するコンデンサC3の一方の端子とに接続されている。FET16のゲートは制御回路4に接続されている。
FET16は、半導体スイッチとして機能し、制御回路4によってオン/オフされる。
FET16において、制御回路4によってゲートに所定電圧以上の電圧が印加された場合、電流がドレインからソースへ流れることが可能となり、FET16はオンとなる。
FET16において、制御回路4によってゲートに印加される電圧が所定電圧未満の電圧に調整された場合、電流がドレインからソースへ流れず、FET16はオフとなる。
昇圧回路11は、制御回路4がFET16のオン/オフを繰り返すことによって、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧を昇圧する。
コンデンサC1は、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧がコンデンサC1の両端子間の電圧よりも高い場合に、接続端子14a,14b間に印加された電圧によって蓄電する。また、コンデンサC1は、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧がコンデンサC1の両端子間の電圧よりも低い場合に放電する。
制御回路4がFET16をオンにしている第1期間では、バッテリ2による接続端子14a,14b間への電圧の印加、及び、コンデンサC1の放電によって、電流がコイルL1及びFET16の順に流れ、コイルL1にエネルギーが蓄えられる。コイルL1に蓄えられるエネルギーは第1期間が長い程大きい。
第1期間中、コンデンサC2は放電し、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に直流電圧が印加される。コイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加されている直流電圧は、コンデンサC2に蓄えられている電力が時間の経過と共に減少するため、徐々に低下する。
ダイオードD1は、第1期間中に、コンデンサC2の放電によって、電流がコンデンサC2の一方の端子からFET16のドレインに向かって流れることを防止している。
制御回路4がFET16をオンからオフに切替えた場合、コイルL1及びFET16の順に流れていた電流が停止される。このとき、コイルL1は、自身に流れる電流の変化をなくすように、蓄えたエネルギーを放出し、同量の電流を流し続けようとする。
これにより、コイルL1のダイオードD1側の電位が上昇し、接続端子14bと、コイルL1におけるダイオードD1側の端子との間の直流電圧が、接続端子14a,14b間に印加される直流電圧を超える直流電圧に昇圧する。昇圧した直流電圧は、ダイオードD1を介して、コンデンサC2の両端子間と、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間とに印加される。FET16がオンからオフに切替わった場合にコイルL1によって昇圧される直流電圧は、第1期間中に蓄積したコイルL1のエネルギーが大きければ大きい程、即ち、第1期間が長ければ長い程大きい。
制御回路4がFET16をオフにしている第2期間では、コイルL1によって昇圧された直流電圧がダイオードD1を介してコンデンサC2の両端子間と、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間とに印加される。昇圧された直流電圧は、コイルL1に蓄えられているエネルギーが時間の経過と共に減少するため、徐々に低下する。第2期間中、昇圧された直流電圧の印加によって、コンデンサC2は蓄電する。
制御回路4は、FET16において繰り返すオン/オフのデューティ比を調整することによって、昇圧回路11が平滑回路12に印加する直流電圧を調整する。具体的には、制御回路4は、平滑回路12が接続端子15a,15bから負荷3に印加する直流電圧を検出し、検出した直流電圧が所定電圧となるように、FET16において繰り返すオン/オフのデューティ比を調整する。
平滑回路12はコイルL2及びコンデンサC3を備える。前述したように、コイルL2の一方の端子は、ダイオードD1のカソード、及び、コンデンサC2の一方の端子に接続されており、コンデンサC3の一方の端子は、接続端子14b,15b夫々と、コンデンサC1,C2夫々の他方の端子と、FET16のソースとに接続されている。コイルL2の他方の端子は、接続端子15a、及び、コンデンサC3の他方の端子に接続されている。
コイルL2のインピーダンスは、コイルの性質として、低周波の電圧に対して小さく、高周波の電圧に対して大きい。このため、コイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加された直流電圧の低周波成分に係る電流のみがコイルL2を流れる。これにより、低周波成分のみからなる直流電圧、即ち、平滑化された略一定の直流電圧が接続端子15a,15b間に印加される。
また、コンデンサC3のインピーダンスは、コンデンサの性質として、低周波の電圧に対して大きく、高周波の電圧に対して小さい。このため、コイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加された直流電圧の高周波成分に係る電流はコンデンサC3を流れ、該直流電圧の低周波成分に係る電流は接続端子15aに流れる。これにより、低周波成分のみからなる直流電圧、即ち、平滑化された略一定の直流電圧が接続端子15a,15b間に印加される。
平滑回路12は、コイルL2及びコンデンサC3の作用により、コイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に昇圧回路11が印加した直流電圧を略一定の直流電圧に平滑化する。平滑回路12は、平滑化した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に印加し、負荷3に給電する。
変圧装置1が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、制御回路4がFET16において繰り返すオン/オフの周期、即ち、オフからオン(又はオフからオン)となる時点の間隔を変更しなければならない。
この場合、昇圧回路11については、FET16で繰り返されるオン/オフの周期を変更すればよいため、回路構成を変更する必要はない。しかしながら、平滑回路12については、昇圧回路11によって平滑回路12に印加される直流電圧の波形が変更されるので、コイルL2及びコンデンサC3を、昇圧回路11によって印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
また、変圧装置1が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて変圧装置1から他の負荷に流れる電流が変化した場合、昇圧回路11によって平滑回路12に印加される直流電圧の波形が変更される。この波形の変更は、例え、変圧装置1が接続端子15a,15bから他の負荷に出力すべき直流電圧が、変圧装置1が接続端子15a,15bから負荷3に出力していた直流電圧と同じであっても行われる。このため、コイルL2及びコンデンサC3を、昇圧回路11によって他の負荷に印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
変圧装置1では、昇圧回路11及び制御回路4は収容体13に、平滑回路12はコネクタ15に収容されている。より詳細には、平滑回路12は、昇圧回路11及び制御回路4が設けられている基板とは異なる基板に設けられている。
このため、変圧装置1が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、又は、負荷3の変更によって変圧装置1の接続端子15a,15bから他の負荷に流れる電流が変化する場合に、収容体13に収容されている昇圧回路11及び制御回路4をそのままにした状態で、コネクタ15に収容されている平滑回路12を変更すればよい。
従って、変圧装置1では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路12の変更のみによって対応することが可能となり、他の負荷に適切な直流電圧を与える変圧装置1を短い時間で安価に製作することができる。
また、昇圧回路11と平滑回路12とが各別に収容されているため、昇圧回路11及び平滑回路12夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2における変圧装置の内部構成を示す回路図である。この変圧装置5は、実施の形態1における変圧装置1において、昇圧回路11を、バッテリ2によって接続端子14a,14bから印加された直流電圧を降圧する降圧回路51に、制御回路4を降圧回路51の動作を制御する制御回路6に置き換えた変圧装置である。実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
降圧回路51は、収容体13に収容され、接続端子14a,14bに各別に接続されており、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧を降圧する。平滑回路12は、降圧回路51が降圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に印加する。
実施の形態2における負荷3は、ライト又はブロワモータ等の車載機器である。降圧回路51は特許請求の範囲における変圧回路に該当する。
制御回路6は、降圧回路51と同様に収容体13に収容され、降圧回路51及び接続端子15a,15bに各別に接続されている。制御回路6は、接続端子15a,15b間の直流電圧を検出し、検出した直流電圧に応じて降圧回路51の動作を制御する。
降圧回路51は、コンデンサC4,C5、ダイオードD2、コイルL3及びFET52を有する。FET52はNチャネル型のMOSFETである。
FET52のドレインは、接続端子14aと、コンデンサC4の一方の端子とに接続されており、FET52のソースは、コイルL3の一方の端子と、ダイオードD2のカソードとに接続されている。コイルL3の他方の端子は、コンデンサC5の一方の端子と、平滑回路12が有するコイルL2の一方の端子とに接続されている。
コンデンサC4の他方の端子は、接続端子14b,15b夫々と、ダイオードD2のアノードと、コンデンサC5の他方の端子と、平滑回路12が有するコンデンサC3の一方の端子とに接続されている。FET52のゲートは制御回路6に接続されている。
FET52は、半導体スイッチとして機能し、制御回路6によってオン/オフされる。
FET52において、制御回路6によってゲートに所定電圧以上の電圧が印加された場合、電流がドレインからソースへ流れることが可能となり、FET52はオンとなる。
FET52において、制御回路6によってゲートに印加される電圧が所定電圧未満の電圧に調整された場合、電流がドレインからソースへ流れず、FET52はオフとなる。
降圧回路51は、制御回路6がFET52のオン/オフを繰り返すことによって、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧を降圧する。
コンデンサC4は、バッテリ2によって接続端子14a,14b間に印加された直流電圧がコンデンサC4の両端子間の電圧よりも高い場合に、接続端子14a,14b間に印加した直流電圧によって蓄電する。また、コンデンサC4は、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧がコンデンサC4の両端子間の電圧よりも低い場合に放電する。
制御回路6がFET52をオンにしている第3期間では、バッテリ2による接続端子14a,14b間への電圧の印加、及び、コンデンサC4の放電によって、直流電圧が、コイルL3を介して平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加される。第3期間中、コイルL3において、電流がFET52側の端子からコンデンサC5側の端子に向かって流れ、コイルL3にエネルギーが蓄えられる。コイルL3に蓄えられるエネルギーは第3期間が長い程大きい。
また、第3期間中、バッテリ2による接続端子14a,14b間への電圧の印加、及び、コンデンサC4の放電によって、コンデンサC5の両端に直流電圧が印加され、コンデンサC5が蓄電する。
制御回路6がFET52をオンからオフに切替えた場合、コイルL3に流れていた電流が停止する。ここで、コイルL3は、自身に流れる電流の変化をなくすように、蓄えたエネルギーを放出し、同量の電流を流し続けようとする。
コイルL3によるエネルギーの放出によって、電流がコイルL3から平滑回路12のコイルL2、負荷3、及び、ダイオードD2の順に電流が還流し、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に直流電圧が印加される。ダイオードD2はコイルL3によるエネルギーの放出によってコイルL3から流れる電流を還流させるために設けられている。
コイルL3によるエネルギーの放出によって、接続端子14bと、コイルL3のコンデンサC5側の端子との間に印加された直流電圧が、コンデンサC5の両端に印加される電圧よりも高い場合、コンデンサC5は、コイルL3が放出したエネルギーを蓄える。
コイルL3によるエネルギーの放出によって、接続端子14bと、コイルL3のコンデンサC5側の端子との間に印加された直流電圧が、コンデンサC5の両端に印加される電圧よりも低い場合、コンデンサC5は放電し、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に直流電圧を印加する。
制御回路6がFET52をオフにしている第4期間では、コイルL3によるエネルギーの放出と、コンデンサC5の放電とによって平滑回路におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に直流電圧が印加されている。該直流電圧は、コイルL3に蓄えられているエネルギーとコンデンサC5に蓄えられている電力とが時間の経過と共に減少するので徐々に低下する。
制御回路6は、FET52において繰り返すオン/オフのデューティ比を調整することによって、降圧回路51が平滑回路12に印加する直流電圧を調整する。具体的には、制御回路6は、平滑回路12が接続端子15a,15bから負荷3に印加する直流電圧を検出し、検出した直流電圧が所定電圧となるように、FET16において繰り返すオン/オフのデューティ比を調整する。
変圧装置5が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、制御回路6がFET52において繰り返すオン/オフの周期、即ち、オフからオン(又はオンからオフ)となる時点の間隔を変更する必要がある。
この場合、降圧回路51については、FET52で繰り返されるオン/オフの周期を変更すればよいため、回路構成を変更する必要はない。しかしながら、平滑回路12については、降圧回路51によって印加される直流電圧の波形が変更されるので、コイルL2及びコンデンサC3を、降圧回路51によって印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
また、変圧装置5が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて変圧装置1から他の負荷に流れる電流が変化した場合、降圧回路51によって平滑回路12に印加される直流電圧の波形が変更される。この波形の変更は、例え、変圧装置5が接続端子15a,15bから他の負荷に出力すべき直流電圧が、変圧装置5が接続端子15a,15bから負荷3に出力していた直流電圧と同じであっても行われる。このため、コイルL2及びコンデンサC3を、降圧回路51によって他の負荷に印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
変圧装置5では、降圧回路51及び制御回路6は収容体13に、平滑回路12はコネクタ15に収容されている。より詳細には、平滑回路12は、降圧回路51及び制御回路6が設けられている基板とは異なる基板に設けられている。
このため、変圧装置5が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、又は、負荷3の変更によって変圧装置5の接続端子15a,15bから他の負荷に流れる電流が変化する場合に、収容体13に収容されている降圧回路51及び制御回路6をそのままにした状態で、コネクタ15に収容されている平滑回路12を変更すればよい。
従って、変圧装置1では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路12の変更のみによって対応することが可能となり、他の負荷に適切な直流電圧を与える変圧装置1を短い時間で安価に製作することができる。
また、降圧回路51と平滑回路12とが各別に収容されているため、降圧回路51及び平滑回路12夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
(実施の形態3)
図4は実施の形態3における変圧装置の内部構成を示す回路図である。この変圧装置7は、実施の形態1における変圧装置1の構成に加えて、コネクタ14に収容され、接続端子14a,14b間に印加される直流電圧を平滑化する平滑回路71を備える変圧装置である。実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、負荷3は、実施の形態1と同様の車載機器であり、例えばモータを駆動する駆動装置である。昇圧回路11は特許請求の範囲における変圧回路に該当する。
平滑回路71はコイルL4及びコンデンサC6を備える。コイルL4の一方の端子は接続端子14a、及び、コンデンサC6の一方の端子に接続され、コイルL4の他方の端子はコンデンサC1及びコイルL1夫々の一方の端子に接続されている。
また、コンデンサC6の他方の端子は、接続端子14b,15b夫々と、コンデンサC1,C2,C3夫々の他方の端子と、FET16のソースとに接続されている。
コイルL4のインピーダンスは、コイルの性質として、低周波の電圧に対して小さく、高周波の電圧に対して大きい。このため、接続端子14a,14b間に印加された直流電圧の低周波成分に係る電流のみがコイルL4に流れる。これにより、低周波成分のみからなる直流電圧、即ち、平滑化された略一定の直流電圧が、昇圧回路11のコンデンサC1の両端子間に印加される。
また、コンデンサC6のインピーダンスは、コンデンサの性質として、低周波の電圧に対して大きく、高周波の電圧に対して小さい。このため、接続端子14a,14b間に印加された直流電圧の高周波成分に係る電流はコンデンサC6を流れ、該直流電圧の低周波成分に係る電流はコイルL4に流れる。これにより、低周波成分のみからなる直流電圧、即ち、平滑化された略一定の直流電圧が昇圧回路11のコンデンサC1の両端子間に印加される。
平滑回路71は、コイルL4及びコンデンサC6の作用により、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧を略一定の直流電圧に平滑化する。
平滑回路71は、平滑化した直流電圧を昇圧回路11のコンデンサC1の両端子間に印加する。昇圧回路11は、平滑回路71がコンデンサC1の両端子間に印加した直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電圧を、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加する。平滑回路12は、平滑化した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に印加する。
バッテリ2は、特許請求の範囲における外部電源に該当する。
変圧装置7が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、制御回路4がFET16において繰り返すオン/オフの周期、即ち、オフからオン(又はオンからオフ)となる時点の間隔を変更しなければならない。
この場合、昇圧回路11については、FET16で繰り返されるオン/オフの周期を変更すればよいため、回路構成を変更する必要はない。しかしながら、平滑回路12,71夫々については、変圧装置7が出力する直流電圧、及び、制御回路4がFET16で繰り返すオン/オフの周期が変更される。このため、コイルL2,L4夫々をインダクタンスが異なるコイルに、コンデンサC3,C6夫々を容量が異なるコンデンサに変更する必要がある。
また、変圧装置7が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて変圧装置1から他の負荷に流れる電流が変化した場合、バッテリ2によって平滑回路71に印加される直流電圧の波形と、昇圧回路11によって平滑回路12に印加される直流電圧の波形とが変更される。これらの波形の変更は、例え、変圧装置7が接続端子15a,15bから他の負荷に出力すべき直流電圧が、変圧装置7が接続端子15a,15bから負荷3に出力していた直流電圧と同じであっても行われる。このため、コイルL2,L4及びコンデンサC3,C6を、昇圧回路11によって他の負荷に印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
変圧装置7では、昇圧回路11及び制御回路4は収容体13に収容され、平滑回路12,71夫々はコネクタ15,14に各別に収容されている。より詳細には、平滑回路12,71夫々は、昇圧回路11及び制御回路4が設けられている基板とは異なる基板に設けられている。
このため、変圧装置7が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、又は、負荷3の変更によって変圧装置7の接続端子15a,15bから他の負荷に流れる電流が変化する場合に、収容体13に収容されている昇圧回路11及び制御回路4をそのままにした状態で、コネクタ14,15夫々に収容されている平滑回路71,12を変更すればよい。
従って、変圧装置7では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路12,71の変更のみによって対応することが可能となり、他の負荷に適切な直流電圧を与える変圧装置7を短い時間で安価に製作することができる。
また、昇圧回路11、及び、平滑回路12,71が各別に収容されているため、昇圧回路11及び平滑回路12,71夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
なお、実施の形態3において、変圧装置7は、平滑回路12を備えなくてもよい。この場合、平滑回路71はバッテリ2によって接続端子14a,14bから印加された直流電圧を平滑化し、昇圧回路11は平滑回路71が平滑化した直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に与える。
平滑回路12を備えない変圧装置7についても、平滑回路71は、昇圧回路11及び制御回路4が収容されている収容体13ではなく、コネクタ14に収容されている。このため、変圧装置7が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、又は、接続端子15a,15bから流れる電流が変化する場合、収容体13に収容されている昇圧回路11をそのままにした状態で、コネクタ14に収容されている平滑回路71を変更すればよい。
従って、変圧装置7では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路71の変更のみによって対応することが可能となり、適切な直流電圧を出力する変圧装置7を短い時間で安価に製作することができる。
また、昇圧回路11及び平滑回路71夫々が収容体13及びコネクタ14に各別に収容されているため、昇圧回路11及び平滑回路71夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4における変圧装置の内部構成を示す回路図である。この変圧装置8は、実施の形態2における変圧装置5の構成に加えて、実施の形態3における変圧装置7の平滑回路71を備える変圧装置である。実施の形態1、2又は3と共通する構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、負荷3は、実施の形態2と同様に、ライト又はブロワモータ等の車載機器である。バッテリ2は、特許請求の範囲における外部電源に該当する。降圧回路51は特許請求の範囲における変圧回路に該当する。
平滑回路71において、コイルL4の一方の端子は接続端子14a、及び、コンデンサC6の一方の端子に接続されており、コイルL4の他方の端子は、コンデンサC4の一方の端子と、FET52のドレインとに接続されている。
また、コンデンサC6の他方の端子は、接続端子14b,15b夫々と、コンデンサC3,C4,C5夫々の他方の端子と、ダイオードD2のアノードとに接続されている。
平滑回路71は、コネクタ14に収容されており、バッテリ2によって接続端子14a,14b間に印加された直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を降圧回路51のコンデンサC4の両端子間に印加する。
降圧回路51は、収容体13に収容されており、制御回路6がFET52でオン/オフを繰り返すことによって、平滑回路71がコンデンサC4の両端子間に印加した直流電圧を降圧する。降圧回路51は、降圧した直流電圧を、平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加する。
平滑回路12は、コネクタ15に収容されており、降圧回路51が平滑回路12におけるコイルL2及びコンデンサC3夫々の一方の端子間に印加した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に印加する。これにより、負荷3は給電される。
変圧装置8が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、制御回路6がFET52において繰り返すオン/オフの周期、即ち、オフからオン(又はオンからオフ)となる時点の間隔を変更しなければならない。
この場合、降圧回路51については、FET52で繰り返されるオン/オフの周期を変更すればよいため、回路構成を変更する必要はない。しかしながら、平滑回路12,71夫々については、変圧装置8が出力する直流電圧、及び、制御回路6がFET52で繰り返すオン/オフの周期が変更される。このため、コイルL2,L4夫々をインダクタンスが異なるコイルに、コンデンサC3,C6夫々を容量が異なるコンデンサに変更する必要がある。
また、変圧装置8が直流電圧を印加する負荷が負荷3から他の負荷に変更されて変圧装置1から他の負荷に流れる電流が変化した場合、バッテリ2によって平滑回路71に印加される直流電圧の波形と、降圧回路51によって平滑回路12に印加される直流電圧の波形とが変更される。これらの波形の変更は、例え、変圧装置8が接続端子15a,15bから他の負荷に出力すべき直流電圧が、変圧装置8が接続端子15a,15bから負荷3に出力していた直流電圧と同じであっても行われる。このため、コイルL2,L4及びコンデンサC3,C6を、降圧回路51によって他の負荷に印加される直流電圧の波形に適したインダクタンス及び容量夫々を有するコイル及びコンデンサに変更する必要がある。
変圧装置8では、降圧回路51及び制御回路6は収容体13に収容され、平滑回路12,71夫々はコネクタ15,14に各別に収容されている。より詳細には、平滑回路12,71夫々は、降圧回路51及び制御回路6が設けられている基板とは異なる基板に設けられている。
このため、変圧装置8が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合に、又は、負荷3の変更によって変圧装置7の接続端子15a,15bから他の負荷に流れる電流が変化する場合に、収容体13に収容されている昇圧回路11をそのままにした状態で、コネクタ14,15夫々に収容されている平滑回路71,12を変更すればよい。
従って、変圧装置8では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路12,71の変更のみによって対応することが可能となり、他の負荷に適切な直流電圧を与える変圧装置8を短い時間で安価に製作することができる。
また、降圧回路51、及び、平滑回路12,71が各別に収容されているため、降圧回路51及び平滑回路12,71夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
なお、実施の形態4において、変圧装置8は、平滑回路12を備えなくてもよい。この場合、平滑回路71はバッテリ2によって接続端子14a,14bから印加された直流電圧を平滑化し、降圧回路51は平滑回路71が平滑化した直流電圧を降圧し、降圧した直流電圧を接続端子15a,15bから負荷3に与える。
平滑回路12を備えない変圧装置8についても、平滑回路71は、降圧回路51及び制御回路4が収容されている収容体13ではなく、コネクタ14に収容されている。このため、変圧装置8が接続端子15a,15bから出力する直流電圧を変更する場合、又は、接続端子15a,15bから流れる電流が変化する場合、収容体13に収容されている降圧回路51をそのままにした状態で、コネクタ14に収容されている平滑回路71を変更すればよい。
従って、変圧装置8では、出力する直流電圧の変更、及び、接続端子15a,15bから流れる電流の変化夫々に平滑回路71の変更のみによって対応することが可能となり、適切な直流電圧を出力する変圧装置8を短い時間で安価に製作することができる。
また、降圧回路51及び平滑回路71夫々が収容体13及びコネクタ14に各別に収容されているため、降圧回路51及び平滑回路71夫々で発生する熱を効率的に放出することができる。
なお、実施の形態1及び3において、FET16は、Nチャネル型のMOSFETに限定されず、Pチャネル型のMOSFETでもよい。また、FET16はMOSFET以外のFETでもよい。更に、FET16は、半導体スイッチとして機能すればよいため、FETに限定されず、バイポーラトランジスタでもよい。
また、実施の形態1及び3において、昇圧回路11は、コンデンサC1,C2、ダイオードD1、コイルL1及びFET16によって構成されなくてもよい。昇圧回路11は、接続端子14a,14b間に印加された直流電圧、又は、平滑回路71によって平滑化された直流電圧を昇圧する回路であればよい。
また、実施の形態2及び4において、FET52は、Nチャネル型のMOSFETに限定されず、Pチャネル型のMOSFETでもよい。また、FET52はMOSFET以外のFETでもよい。更に、FET52は、半導体スイッチとして機能すればよいため、FETに限定されず、バイポーラトランジスタでもよい。
また、実施の形態2及び4において、降圧回路51は、コンデンサC4,C5、ダイオードD2、コイルL3及びFET52によって構成されなくてもよい。降圧回路51は、接続端子14a,14b間に印加された直流電圧、又は、平滑回路71によって平滑化された直流電圧を降圧する回路であればよい。
また、実施の形態1から4において、平滑回路12はコイルL2及びコンデンサC3によって構成されなくてもよい。平滑回路12は、昇圧回路11が昇圧した直流電圧、又は、降圧回路51が降圧した直流電圧を平滑化することができる回路であればよい。
このため、平滑回路12は、コイルL2及びコンデンサC3のいずれか1つを備える平滑回路、コイルL2と複数のコンデンサとを備える平滑回路、複数のコイルとコンデンサC3とを備える平滑回路、又は、複数のコイルと複数のコンデンサとを備える平滑回路であってもよい。
同様に、実施の形態3及び4において、平滑回路71はコイルL4及びコンデンサC6によって構成されなくてもよい。平滑回路71は、バッテリ2が接続端子14a,14b間に印加した直流電圧を平滑化することができる回路であればよい。
このため、平滑回路71は、コイルL4及びコンデンサC6のいずれか1つを備える平滑回路、コイルL4と複数のコンデンサとを備える平滑回路、複数のコイルとコンデンサC6とを備える平滑回路、又は、複数のコイルと複数のコンデンサとを備える平滑回路であってもよい。
接続端子14a,14bに接続される外部電源は、バッテリに限定されず、接続端子14a,14bに直流電圧を印加する外部電源であればよい。
また、実施の形態1(又は実施の形態3)において、変圧装置1(又は変圧装置7)が備える昇圧回路11は、接続端子14a,14b間に印加された直流電圧(又は平滑回路71によって平滑化された直流電圧)の昇圧及び降圧を両方とも行うことが可能な昇降圧回路であってもよい。
1,5,7,8 変圧装置
11 昇圧回路
13 収容体
14,15 コネクタ
2 バッテリ
3 負荷
51 降圧回路

Claims (2)

  1. 印加された直流電圧を変圧する変圧回路と、該変圧回路が変圧した直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧を負荷に与える平滑回路とを備える変圧装置において、
    前記変圧回路を収容する収容体と、
    前記平滑回路を収容し、前記負荷に接続するコネクタと
    を備えることを特徴とする変圧装置。
  2. 外部電源によって印加された直流電圧を平滑化する平滑回路と、該平滑回路が平滑化した直流電圧を変圧する変圧回路とを備える変圧装置において、
    前記変圧回路を収容する収容体と、
    前記平滑回路を収容し、前記外部電源に接続するコネクタと
    を備えることを特徴とする変圧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018040758A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ、その中継基板、及び、その中継基板ユニット

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