JP2013236283A - ダイヤル番号処理装置、ダイヤル番号処理方法、ダイヤル番号処理プログラム - Google Patents

ダイヤル番号処理装置、ダイヤル番号処理方法、ダイヤル番号処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがダイヤル番号を誤った場合に、ネットワーク側にてダイヤル番号を補完又は修正することで、ユーザの負担を減らし、利便性を向上させる。
【解決手段】国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて記憶部11に記憶しておく。電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、記憶部11に記憶されている番号と一致した場合、番号置換部12によって、入力されたダイヤル番号を正しい番号に置き換える。このようにすれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はダイヤル番号処理装置、ダイヤル番号処理方法、ダイヤル番号処理プログラムに関し、特に電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理装置、ダイヤル番号処理方法、ダイヤル番号処理プログラムに関する。
移動電話端末を使用したいユーザは、通信事業者との間で契約を締結しておく必要がある。通信事業者との間で契約を締結したユーザは、その通信事業者が電話サービスを提供している国や地域において、移動電話端末を用いた電話サービスを利用することができる。海外出張や海外旅行などにより、ユーザが、契約を締結した通信事業者が電話サービスを提供していない国や地域に移動する場合もある。このような場合、ユーザは、契約を締結した通信事業者による電話サービスを利用することはできない。
ただし、通信事業者間での提携により、ユーザは、ローミングサービスを利用することができる場合がある。ローミングサービスは、ユーザが契約している通信事業者のサービスを、その事業者のサービス範囲外でも、提携している他の通信事業者の設備を利用して受けられるようにしたサービスである。海外出張や海外旅行などにより、契約を締結した通信事業者が電話サービスを提供していない国や地域に移動して他の通信事業者のサービスエリアに在圏しているユーザ(以下、ローミングインユーザと記す)は、ローミングサービスを利用することにより、普段使っている移動電話端末を使用して電話サービスを利用することができる。
ところで、特許文献1には、ユーザが利用する国や地域を意識することなしに、その国や地域に応じた種々の設定を行う移動無線端末装置が記載されている。特許文献1では、日本と韓国の電話帳情報をそれぞれダイヤルデータテーブルとして記憶している。そして、ユーザからの電話帳情報の読み出し要求に対しては、検出した通信システムの国に対応するダイヤルデータテーブルを参照し、また短縮ダイヤルを使用した際には、上記検出した通信システムの国の電話番号以外には国際電話として発信するようにしている。
また、特許文献2には、VPN接続用のダイヤル番号である自国のショートコードを、ローミングアウト先でも使えるようにする技術が記載されている。特許文献2では、必要なプレフィックスを補完している。
特許第3910764号公報 米国特許第7231431号明細書
一般に、ダイヤル番号は、先頭桁から順に、国際電話識別番号(International Access Code;以下、IACと記すことがある)、国コード(Country Code;以下、CCと記すことがある)、市外局番および市内局番(National Destination Code;以下、NDCと記すことがある)、および、加入者番号(Subscriber Number;以下、SNと記すことがある)によって構成されている。上述したローミングインユーザが自国内の会社や家族へ電話を掛ける場合、国際電話識別番号および国コードを付与し、IAC+CC+NDC+SNの形式でダイヤル操作する必要がある。この場合のダイヤル操作は、自国内でのダイヤル操作とは異なるため、ダイヤル形式や在圏する国での国際電話識別番号、掛ける先の国コードを意識しなければならない。
しかし、これらの番号を付与する必要があることを知らずに、ローミングインユーザが自国内と同様のダイヤル番号(NDC+SN)にてダイヤル操作してしまう場合や、IACが国によって異なることを知らずに誤ったIACを付与してダイヤル操作してしまう場合がある。この問題は、特許文献1や特許文献2に記載の技術によって解決することができない。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的はユーザがダイヤル番号を誤った場合に、ネットワーク側にてダイヤル番号を補完又は修正することで、ユーザの負担を減らし、利便性を向上させることのできるダイヤル番号処理装置、ダイヤル番号処理方法、ダイヤル番号処理プログラムを提供することである。
本発明のある態様によるダイヤル番号処理装置は、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理装置であって、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて記憶する第1の記憶部(例えば、図1中の記憶部11に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える番号置換部(例えば、図1中の番号置換部12に対応)と、を含むことを特徴とする。このような構成によれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
上記ダイヤル番号処理装置において、さらに、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を記憶する第2の記憶部(例えば、図8中の記憶部21に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する国情報取得部(例えば、図8中の国情報取得部22に対応)と、前記国情報取得部が取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する検索部(例えば、図8中の検索部23に対応)と、前記検索部による検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する番号送信部(例えば、図8中の番号送信部24に対応)と、を備え、前記番号送信部によって送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしてもよい。正しいダイヤル番号への置き換えができなかった場合でも、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
本発明の他の態様によるダイヤル番号処理装置は、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理装置であって、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を記憶する第2の記憶部(例えば、図4中の記憶部21に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する国情報取得部(例えば、図4中の国情報取得部22に対応)と、前記国情報取得部が取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する検索部(例えば、図4中の検索部23に対応)と、前記検索部による検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する番号送信部(例えば、図4中の番号送信部24に対応)と、を含み、前記番号送信部によって送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とする。こうすることにより、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
前記検索部による検索の結果、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているものが複数ある場合に、前記番号送信部は、それら複数の番号を前記電話端末宛てに送信して前記ユーザに提示し、該ユーザに1つの番号を選択させるようにしてもよい。ダイヤル番号の候補をユーザに提示し、選択させることにより、正しい番号へ置き換え、ユーザの利便性を高めることができる。
本発明のある態様によるダイヤル番号処理方法は、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図1中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図3中のステップS107a、S108aに対応)と、を含むことを特徴とする。後述する第1実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
上記ダイヤル番号処理方法において、さらに、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図8中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図8中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図9中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図9中のステップS202〜S204に対応)と、を行い、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしてもよい。後述する第3実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、正しいダイヤル番号への置き換えができなかった場合でも、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
本発明の他の態様によるダイヤル番号処理方法は、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図4中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図4中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図7中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図7中のステップS202〜S204に対応)と、を含み、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とする。後述する第2実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
本発明のある態様によるダイヤル番号処理プログラムは、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図1中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図3中のステップS107aおよびS108aに対応)と、を実行させることを特徴とする。後述する第1実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
本発明の他の態様によるダイヤル番号処理プログラムは、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図4中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図4中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図7中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図7中のステップS202〜S204に対応)と、を実行させることを特徴とする。後述する第2実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
本発明のさらに他の態様によるダイヤル番号処理プログラムは、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図8中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図9中のステップS107およびS108に対応)と、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図8中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図8中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図9中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図9中のステップS202〜S204に対応)と、を実行させることを特徴とする。後述する第3実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。さらに、正しいダイヤル番号への置き換えができなかった場合でも、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
本発明によれば、ユーザがダイヤル番号を誤ったと判断した場合に、ネットワーク側にてダイヤル番号を補完又は修正して呼接続を継続することにより、ユーザの負担を減らし、利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示す図である。 図1中の記憶部の記憶内容の例を示す図である。 図1のダイヤル番号処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図4中の記憶部に記憶されている他事業者ダイヤル情報の例を示す図である。 図4中の記憶部に記憶されている他国プレフィックス情報の例を示す図である。 図4のダイヤル番号処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図8のダイヤル番号処理装置の動作を示すフローチャートである。 ダイヤル修正処理の例を示す図である。 ダイヤル番号処理装置を、電話通信網の構成要素の装置と一体的に構成した場合の例を示す図である。 ダイヤル番号処理装置を、外部システムとして構成した場合の一例を示す図である。 ダイヤル番号処理装置を、外部システムとして構成した場合の他の例を示す図である。 SMSメッセージを送信するための処理例を示す図である。 SMSメッセージの一例を示す図である。 SMSメッセージの他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示すブロック図である。図1を参照すると、本例のダイヤル番号処理装置101aは、記憶部11と、番号置換部12と、を備えている。
記憶部11は、ユーザが誤ってダイヤル操作し、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号と、その番号に対応する正しい番号とを対応付けて記憶している。例えば、その通信事業者の複数のユーザが過去に誤ってダイヤル操作した履歴を参照することにより、図2のように、誤ってダイヤル操作する可能性のある番号と、正しい番号とを対応付けたデータベースを作成しておくことができる。このデータベースを記憶部11に予め記憶させておく。本装置を動作させるには、この記憶部11にデータベースを予め記憶させておく処理が必要である。
本例の記憶部11は、IAC誤り情報データベースDB1、DB2、および、DB3によって構成されている。この記憶部11は、データを記憶でき、かつ、記憶されているデータを検索できれば、どのような形式でデータが記憶されていてもよい。
図1中の番号置換部12は、電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、記憶部11に記憶されている番号と一致した場合、その入力されたダイヤル番号を正しい番号に置き換える機能を有している。
なお、記憶部11は、データを記憶する機能を有するデバイスによって実現することができる。データを記憶する機能を有するデバイスとしては、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、光ディスク装置などを用いることができる。
番号置換部12は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)が、図示しないメモリなどに記憶されているプログラムを実行することによって実現できる機能である。
(第1実施形態の動作例)
図3は、第1実施形態によるダイヤル番号処理装置の動作例を示すフローチャートである。図3において、ダイヤル番号処理装置は、ユーザの電話端末から送信された発信呼信号を受信した場合に、以下の処理を行う。
最初に、ローミングインユーザからの発信であるかどうかを判断する(ステップS101)。発信呼信号には、どのユーザから発信されたか識別するための識別情報が含まれている。例えば、識別情報であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が発信呼信号に含まれているので、その識別情報を確認することによって、ローミングイン(Roaming In:以下、適宜、RIと記す)ユーザからの発信であるかどうかを判断することができる。RIユーザからの発信ではない場合(ステップS101:NO)、ダイヤル番号処理装置を管理している通信事業者と契約を締結しているユーザからの発信である。このため、その場合には、既存処理である、通常の発信呼処理に移行する(ステップS101→S102)。
一方、ステップS101における判断の結果、RIユーザからの発信である場合(ステップS101:YES)、次に、発信呼信号に含まれている番号がルーチング可能な番号であるかどうかを判断する(ステップS103)。発信呼信号に含まれているダイヤル番号すなわちユーザのダイヤル操作によって入力されたダイヤル番号が、ダイヤル番号処理装置を管理している通信事業者のユーザ宛ての発信呼として認識できる場合、ルーチング可能な番号であるため(ステップS103:YES)、既存処理である、通常の発信呼処理に移行する(ステップS103→S104)。
ユーザがダイヤル操作を誤った結果、ルーチング可能な番号である限り、通常の発信呼処理に移行し、着信側への接続が行われる。ユーザによる電話の掛け間違いは、そのユーザの責として接続するというポリシーに基づく処理である。
ステップS103における判断の結果、ルーチング可能な番号ではない場合(ステップS103:NO)、次に、本装置によるダイヤル修正処理の対象となる通信事業者であるかどうかを判断する(ステップS105)。通信事業者によってはCAMEL(Customized Application for Mobile Network Enhanced Logic)によって、自事業者の通信網においてダイヤル番号変換を実施することも考えられる。このため、本装置による、RIユーザに対するダイヤル修正処理を行うかどうかについて、通信事業者単位に判断する。そして、本装置によるダイヤル修正処理の対象となる通信事業者ではない場合(ステップS105:NO)、既存処理となる(ステップS106)。
ステップS105における判断の結果、本装置によるダイヤル修正処理の対象となる通信事業者である場合(ステップS105:YES)、次に、IAC誤り情報データベースDB1〜DB3に一致する番号があるか検索する。前方完全一致を満たすか判断するため、IAC誤り情報データベースDB1〜DB3を検索する場合、桁数が多い順に分析する。
まず、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB1に記憶されている番号のいずれかと一致するか判断する(ステップS107a)。IAC誤り情報データベースDB1は、自事業者の国のIACを含む他事業者のダイヤル番号を修正するために用いるデータベースである。
このIAC誤り情報データベースDB1に記憶されている番号を検索することにより、ユーザがIACに相当するものを入力したか判断する。この判断の結果、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB1に記憶されている番号のいずれかと一致する場合(ステップS107a:YES)、一致した番号帯の部分を削除し、正しいIACを補完し、着信側への再接続処理を行う(ステップS108a)。つまり、番号置換部12によって番号を置換え、IAC誤りを修正した番号を用いて、着信側への再接続処理を行う。
例えば、自事業者が日本国の通信事業者であり、日本国のIACである“010”を含む他事業者のダイヤルを修正する場合、以下のように修正する。すなわち、例えば“0046+010+CC+NDC−SN”については、“0046”を削除して“010+CC+NDC−SN”に修正する。つまり、“NDC−SN”の部分は、ユーザが希望する(電話をかけたい)接続先であると考えられるため、変更せず、ダイヤル時に誤る可能性があるIACの修正、もしくはIAC+CCの付与を行う。このように修正した番号を用いて、着信側への再接続処理を行う。
ステップS107aにおける判断の結果、IAC誤り情報データベースDB1に記憶されている番号のいずれとも一致しない場合(ステップS107a:NO)、次に、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB2に記憶されている番号のいずれかと一致するか判断する(ステップS107b)。IAC誤り情報データベースDB2は、自事業者の国のIACを含まない他事業者のダイヤル番号を修正するために用いるデータベースである。
このIAC誤り情報データベースDB2に記憶されている番号を検索することにより、ユーザがIACに相当するものを入力したか判断する。この判断の結果、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB2に記憶されている番号のいずれかと一致する場合(ステップS107b:YES)、一致した番号帯の部分を削除し、正しいIACを補完し、着信側への再接続処理を行う(ステップS108b)。つまり、番号置換部12によって番号を置換え、IAC誤りを修正した番号を用いて、着信側への再接続処理を行う。
例えば、自事業者が日本国の通信事業者であり、日本国のIACである“010”を含まない他事業者のダイヤルを修正する場合、以下のように修正する。すなわち、例えば“0046+CC+NDC−SN”については、“0046”を“010”に置換えて“010+CC+NDC−SN”に修正する。この修正した番号を用いて、着信側への再接続処理を行う。
ステップS107bにおける判断の結果、IAC誤り情報データベースDB2に記憶されている番号のいずれとも一致しない場合(ステップS107b:NO)、次に、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB3に記憶されている番号のいずれかと一致するか判断する(ステップS107c)。IAC誤り情報データベースDB3は、ユーザの自国のIACを含むダイヤル番号を修正するために用いるデータベースである。
このIAC誤り情報データベースDB3に記憶されている番号を検索することにより、ユーザが自国のIACに相当するものを入力したか判断する。この判断の結果、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB3に記憶されている番号のいずれかと一致する場合(ステップS107c:YES)、一致した番号帯の部分を削除し、正しいIACを補完し、着信側への再接続処理を行う(ステップS108c)。つまり、番号置換部12によって番号を置換え、IAC誤りを修正した番号を用いて、着信側への再接続処理を行う。
例えば、台湾の通信事業者と契約しているユーザが“002810921998296”を入力した場合、台湾のIACである“002”を削除し、日本国のIACである“010”を補完した“010810921998296”を用いて着信側への再接続処理を行う。
なお、ステップS107cにおいて、発信呼信号に含まれている番号の先頭数桁が、IAC誤り情報データベースDB3に記憶されている番号のいずれとも一致しない場合(ステップS107c:NO)、再接続処理は行わない(ステップS109)。この場合、接続できない旨の音声ガイダンスメッセージをRIユーザの電話端末宛てに送出してもよい。例えば、“接続できません。”という音声ガイダンスメッセージを送出してもよい。これにより、電話端末に設けられているスピーカから、音声ガイダンスメッセージが出力される。なお、再接続処理を行わないため、呼は切断されることになる。
以上のように、第1実施形態ではIAC誤りを修正する。ユーザがIACとして誤ってダイヤルする可能性のある番号を予め記憶しておく。そして、入力されたダイヤル番号の先頭桁が上記番号と一致した場合、適切なIACに置き換える。すなわち、“IAC−CC−NDC−SN”の“IAC”が誤っている場合に、正しいIACを付加した“IAC−CC−NDC−SN”に置き換える。なお、ユーザがIACとして誤ってダイヤルする可能性のある番号とは、例えば、ユーザの自国の国際電話識別番号や、他の通信事業者のオペレータ識別番号、である。
以上説明した第1実施形態によれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示すブロック図である。図4を参照すると、本例のダイヤル番号処理装置101bは、記憶部21と、国情報取得部22と、検索部23と、番号送信部24と、を備えている。
記憶部21は、他事業者ダイヤル情報および他国プレフィックス情報を記憶するデータベースDB4を備えている。この記憶部21は、データを記憶でき、かつ、記憶されているデータを検索できれば、どのような形式でデータが記憶されていてもよい。記憶部21内のデータベースDB4は、例えば、図5に示すような他国プレフィックス情報と、図6に示すような他事業者ダイヤル情報と、から構成される。
図5に示す他国プレフィックス情報は、MCC(Mobile Country Code)と、国コード(CC)と、各国の電話番号の最低桁数と、国際電話識別番号(IAC)と、国名と、を対応付けた情報である。
図6に示す他事業者ダイヤル情報は、各国の国コード(CC)と、各国の市外局番および市内局番(NDC)と、各国の市外局番および市内局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数(各国のNDC−SN桁数)と、を対応付けた情報である。図6では、国コード(CC)“351”(ポルトガル)に、市外局番または市内局番(NDC)“921”、NDC−SN桁数“9”が対応付けられている。また、国コード(CC)“886(台湾)”に、市外局番または市内局番(NDC)“921”、NDC−SN桁数“9”が対応付けられている。さらに、国コード(CC)“81(日本)”に市外局番または市内局番(NDC)“92”、NDC−SN桁数“9”が対応付けられている。また、国コード(CC)“63(フィリピン)”に市外局番または市内局番(NDC)“921”、NDC−SN桁数“10”が対応付けられている。さらに、国コード(CC)“852(香港)”に市外局番または市内局番(NDC)“921”、NDC−SN桁数“8”が対応付けられている。
図5に示す他国プレフィックス情報と、図6に示す他事業者ダイヤル情報とを、記憶部21に予め記憶させておく。本装置を動作させるには、この記憶部21にこれらの情報を予め記憶させておく処理が必要である。
図4に戻り、国情報取得部22は、発信呼信号を送信した電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する。上述したように、発信呼信号にはIMSIが含まれており、このIMSIにはMCCが含まれているので、国情報取得部22は国情報を取得することができる。
検索部23は、国情報取得部22が取得した国情報に基づき記憶部21を検索する。より具体的には、検索部23は、国情報に基づき記憶部21から抽出される合計桁数(各国の市外局番および市内局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた桁数)を、入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、記憶部21に記憶されている市外局番と一致しているか検索する。
番号送信部24は、検索部23による検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するか、または、その検索結果を、発信呼信号を送信した電話端末宛てに送信する。
なお、記憶部21は、データを記憶する機能を有するデバイスによって実現することができる。データを記憶する機能を有するデバイスとしては、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、光ディスク装置などを用いることができる。
国情報取得部22、検索部23、および、番号送信部24は、例えば、図示しないCPUが、図示しないメモリなどに記憶されているプログラムを実行することによって実現できる機能である。
(第2実施形態の動作例)
図7は、第2実施形態によるダイヤル番号処理装置の動作例を示すフローチャートである。図7において、ダイヤル番号処理装置は、ユーザの電話端末から送信された発信呼信号を受信した場合に、以下の処理を行う。
最初に、図3のステップS101からステップS106までと同様の処理を行う。これらのステップの内容については、図3を参照して説明したので、ここでの説明は省略する。
ステップS105における判断の結果、本装置によるダイヤル修正処理の対象となる通信事業者である場合(ステップS105:YES)、次に、発信したユーザ(発ユーザ)に対応する国のNDC−SN桁数を、発信ダイヤル番号(入力されたダイヤル番号)の下桁から抽出し、それをキーにしてデータベースDB4を検索する(ステップS201)。より具体的には、抽出した合計桁数の上位数桁が、データベースDB4に記憶されている市外局番と一致しているか検索する。
ステップS201による検索の結果、データベースDB4に記憶内容のうち、発信したユーザに対応する国の国コード(CC)と一致するもののみがヒット(一致)した場合(ステップS202:YES)、入力されたダイヤル番号を、データベースDB4に記憶されているダイヤル番号(IAC−CC−NDC−SN)に差し替えし、再接続処理を行う(ステップS203)。
一方、ステップS201による検索の結果、発信したユーザに対応する国の国コード(CC)と一致するもののみがヒット(一致)した場合、に該当しないときは(ステップS202:NO)、再接続処理は行わない(ステップS204)。つまり、データベースDB4に記憶内容と一致するものがない場合か、または、発信したユーザに対応する国の国コード(CC)と一致するものの他に国コードは異なるが再接続の候補となり得る番号が存在する場合(つまり複数の候補が存在する場合)は、再接続処理は行わない。この場合、接続できない旨の音声ガイダンスメッセージを送出してもよい。例えば、“接続できません。”という音声ガイダンスメッセージを送出してもよい。これにより、電話端末に設けられているスピーカから、音声ガイダンスメッセージが出力される。なお、再接続処理を行わないため、呼は切断されることになる。
以上のように、第2実施形態ではIAC−CCを付与する。各国のCC、NDCと、NDC+SNの桁数とをデータベースに記憶しておく。そして、入力されたダイヤル番号を、上記データベースを用いて後方一致検索し、ユニークに抽出できた場合にはIAC−CCを付与する。
例えば、入力された“NDC−SN”について検索を行い、“IAC−CC”を付与して“IAC−CC−NDC−SN”とする場合が考えられる。
また、誤った“IAC−CC”を有する“IAC−CC−NDC−SN”について検索を行い、正しい“IAC−CC”を付与して“IAC−CC−NDC−SN”とする場合が考えられる。
さらに、誤った“CC”を有する“CC−NDC−SN”について検索を行い、正しい“IAC−CC”を付与して“IAC−CC−NDC−SN”とする場合が考えられる。
また、誤った“IAC”を有する“IAC−NDC−SN”について検索を行い、正しい“IAC−CC”を付与して“IAC−CC−NDC−SN”とする場合が考えられる。
なお、後方一致検索を行うのは、以下の理由による。すなわち、ユーザのダイヤル番号は、本来、先頭から順に、IAC、CC、NDC、SNが連続していること、IACやCCは入力誤りの可能性が高く信頼できないことから、CCとNDCの区切りを判断するために、後方一致検索を行う必要があるからである。
以上説明した第2実施形態によれば、電話端末のユーザに対応する国を示す国情報に基づき、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数を抽出し、この合計桁数を入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、データベースに記憶されている市外局番と一致しているか検索した結果に基づき、ダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信する。こうすることにより、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態によるダイヤル番号処理装置の構成例を示すブロック図である。第3実施形態によるダイヤル番号処理装置は、図1〜図3を参照して説明した装置の構成と、図4〜図7を参照して説明した装置の構成とを足し合わせた構成である。図8を参照すると、本例のダイヤル番号処理装置101cは、記憶部11と、番号置換部12と、記憶部21と、国情報取得部22と、検索部23と、番号送信部24と、を備えている。
記憶部11、および、番号置換部12は、図1〜図3を参照して説明した構成および機能と同様である。記憶部21、国情報取得部22、検索部23、および、番号送信部24は、図4〜図7を参照して説明した構成および機能と同様である。上述したように、記憶部11および番号置換部12による処理を行うことによって正しい番号に置き換えできた場合は、その置き換え後のダイヤル番号で再接続処理を行う。正しい番号に置き換えできなかった場合は、記憶部21、国情報取得部22、検索部23、および、番号送信部24による処理へ移行する。
(第3実施形態の動作例)
図9は、第3実施形態によるダイヤル番号処理装置の動作例を示すフローチャートである。図9において、ダイヤル番号処理装置は、ユーザの電話端末から送信された発信呼信号を受信した場合に、以下の処理を行う。
最初に、図3のステップS101からステップS106までと同様の処理を行う。これらのステップの内容については、図3を参照して説明したので、ここでの説明は省略する。
ステップS105における判断の結果、本装置によるダイヤル修正処理の対象となる通信事業者である場合(ステップS105:YES)、次に、図3のS107a、S107bおよびS107c、ならびに、ステップS108a、S108bおよびS108cによる処理を行う。図9では、作図の都合から、図3のステップS107a、S107bおよびS107cをステップS107として示し、図3のステップS108a、S108bおよびS108cをステップS108として示す。これらのステップS107およびS108の処理内容については、図3を参照して説明したので、ここでの説明は省略する。
ステップS107の処理を行っても正しい番号に置き換えできなかった場合(ステップS107:NO)は、ステップS201からS204までと同様の処理を行う。このように、上述した第1実施形態による処理を行った後、上述した第2実施形態による処理を行う。
以上説明した第3実施形態によれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。置き換えができなかった場合でも、本実施形態では、さらに、電話端末のユーザに対応する国を示す国情報に基づき、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数を抽出し、この合計桁数を入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、データベースに記憶されている市外局番と一致しているか検索した結果に基づき、ダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信する。こうすることにより、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示し、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
(番号修正例)
図10を参照して、ダイヤル修正処理の例について説明する。本例では、日本国において、ローミングインユーザが発信を行う場合について説明する。
図10において、ローミングインユーザが移動電話端末10を用いて発信を行う(ステップS301)。その移動電話端末10からの発信呼信号には、発信者のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)、および、ダイヤル番号が含まれている。本例では、IMSIが“466974802898147”、ダイヤル番号が“002810921998296”である。
接続先を決定できない場合、ダイヤル修正呼とみなす(ステップS302)。ダイヤル修正呼については、図4中の国情報取得部22や検索部23により、以下の処理を行う。
まず、図4中の国情報取得部22は、IMSIである“466974802898147”の分析を行い、事業者を特定する(ステップS303)。国情報取得部22は、IMSIに含まれているMCCに基づき、国情報を取得することができる。本例では、分析の結果、“台湾の事業者”であることが特定できたものとする。
次に、図4中の検索部23は以下の処理を行う。まず、検索部23は、台湾の合計桁数である“9”と、ダイヤル番号の形式である“9桁”とを特定することができる。
次に、ダイヤル番号である“002810921998296”の下9桁である“921998296”を抽出する。この下9桁をキーとして他事業者ダイヤル情報DB4について検索を行い、他事業者のダイヤル情報を抽出する(ステップS304)。本例では、国コード(CC)、市外局番または市内局番(NDC)、NDCとSNとを合わせた桁数(以下、NDC−SN桁数、と記す)、について、以下の(1)から(5)までが抽出結果304として抽出されたものとする。
(1)国コード(CC)“351”(ポルトガル)に市外局番または市内局番(NDC)“921”が存在し、NDC−SN桁数が“9”である。
(2)国コード(CC)“886(台湾)”に市外局番または市内局番(NDC)“921”が存在し、NDC−SN桁数が“9”である。
(3)国コード(CC)“81(日本)”に市外局番または市内局番(NDC)“92”が存在し、NDC−SN桁数が“9”である。
(4)国コード(CC)“63(フィリピン)”に市外局番または市内局番(NDC)“921”が存在し、NDC−SN桁数が“10”である。
(5)国コード(CC)“852(香港)”に市外局番または市内局番(NDC)“921”が存在し、NDC−SN桁数が“8”である。
上記(1)から(5)までの抽出結果において、上記(4)はNDC−SN桁数が“10”、上記(5)はNDC−SN桁数が“8”であるため、条件に適合せず、いずれも接続先ダイヤル番号の候補ではない。これに対し、上記(1)、(2)および(3)はNDC−SN桁数が“9”であるため、いずれも接続先ダイヤル番号の候補となる。したがって、上記(1)から(5)までの抽出結果のうち、NDC−SN桁数が“9”である、上記(1)、(2)および(3)が、接続先ダイヤル番号の候補となる。
以上のように、本例では、複数の接続先ダイヤルが抽出されたため、ダイヤル番号の修正は行わない(ステップS305)。ダイヤル番号を修正して処理を進めると誤接続となる可能性があるからである。
このため、本例のように複数の接続先ダイヤルが候補として抽出された場合は、入力されたダイヤル番号が正しくない旨のメッセージを流すようにしてもよい。または、後述するように、上記の抽出結果を含むメッセージをローミングユーザの移動電話端末へ送信するようにしてもよい。
なお、複数の接続先ダイヤルが候補として抽出された場合において、候補の中に、ユーザの自国宛ての接続先ダイヤルが含まれていれば、その接続先ダイヤルを接続先とみなして再接続処理を行うようにしてもよい。ユーザが希望した接続先である可能性が高いからである。
(ダイヤル番号処理装置の配置)
次に、上述した第1実施形態〜第3実施形態によるダイヤル番号処理装置を電話通信網のどこに配置するかについて説明する。ダイヤル番号処理装置は、電話通信網の構成要素の装置の1つと一体的に構成してもよいし、外部システムとして構成してもよい。
前者の場合、例えば、無線電話通信網の構成要素の装置の1つに、AS(Application Server)があり、ASにて既にサービスを提供しており、必ずASをルーチングする形態になっている場合、ASとダイヤル番号処理装置とを一体的に構成してもよい。例えば、図11に示すように、AS103にデータベースDBを設けておき、このデータベースDBに他の通信事業者のダイヤル情報を記憶しておく。そして、ローミングインユーザが移動電話端末10を操作してダイヤル番号を入力すると(ステップS11)、発信呼信号はP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)101、S−CSCF(ServingCall Session Control Function)102を経由してAS103に入力される。AS103では、上述したように、ダイヤル番号が分析され(ステップS12)、接続可能な番号でない場合、NDCや桁数に基づいてDBの検索が行われる(ステップS13)。検索の結果、候補となるダイヤル番号が抽出され(ステップS14)、接続先となるダイヤル番号が決定されれば(ステップS15)、そのダイヤル番号を含む発信呼信号をルーチングし(ステップS16)、接続処理が行われる。ただし、上述したように、接続処理が行われるのは接続可能な場合に限られる。
また、外部システムとして構成する場合、例えば、既存AS103とは別に新規ASにおいて上述したダイヤル番号の分析などを行う。つまり、ASにデータベースDBを設けておき、このデータベースDBに他の通信事業者のダイヤル情報を記憶しておく。
ASにおいて上述したダイヤル番号の分析などを行う場合、ASに向けて、発信呼信号をルーチングする必要がある。例えば、発信呼信号を、S−CSCFからASに向けてルーチングするには、RIユーザからの発信呼信号をルーチングするためのIFC(Initial Filter Criteria)(以下、RIユーザ用IFCと記す)を、S−CSCFに設けておけばよい。通常、IFCはユーザが収容されるHLR(Home Location Register)/HSS(Home Subscriber Server)からS−CSCFにダウンロードされるユーザプロファイルに含まれているが、ローミングインユーザが契約している通信事業者のHLR/HSSによってはユーザプロファイルにIFCを含まない場合がある。そこで、S−CSCFはシステム内にローミングインユーザ用のIFCをシステムデータとして保持することで、ユーザプロファイルにIFCがない場合のIFCの適用を可能し、ローミングインユーザのAS向けルーチングを行う。
その場合、例えば、図12に示すように、ローミングインユーザが移動電話端末10を操作してダイヤル番号を入力すると(ステップS11)、発信呼信号はP−CSCF101を介して、S−CSCF102に入力される。S−CSCF102では、RIユーザ用IFCによって、発信呼信号をルーチングし、ルーチングされた発信呼信号はSCIM(Service Capability Interaction Manager)104を経由してAS105に入力される。AS105においては、上述した処理と同様にダイヤル番号が分析される(ステップS22)。そして、接続可能な番号でない場合にNDCや桁数に基づいてDBの検索が行われ、候補となるダイヤル番号が抽出され、接続先となるダイヤル番号が決定されれば(ステップS23)、そのダイヤル番号を含む発信呼信号をルーチングし、接続処理が行われる。
また、発信呼信号がASに入力され、ダイヤル番号を分析した結果、ASにおいて接続不可と判断された場合に、他のASに向けてルーチングするようにしてもよい。その場合、例えば、図13に示すように、ローミングインユーザが移動電話端末10を操作してダイヤル番号を入力すると(ステップS31)、発信呼信号はP−CSCF101、S−CSCF102を経由してAS103に入力される。AS103では、上述したように、ダイヤル番号が分析され、接続不可と判断された場合は発信呼信号をS−CSCF102まで戻し、上記と同様にRIユーザ用IFCによって発信呼信号をルーチングする。ルーチングされた発信呼信号はSCIM104を経由してAS105に入力される。AS105においては、上述した処理と同様にダイヤル番号が分析される(ステップS33)。そして、NDCや桁数に基づいてDBの検索が行われ、候補となるダイヤル番号が抽出され、接続先となるダイヤル番号が決定されれば(ステップS34)、そのダイヤル番号を含む発信呼信号をルーチングし、再接続処理が行われる。
なお、図11〜図13において、無線電話通信網を構成する他の装置については、図示が省略されている。図11のように、既存の装置(図11の場合はAS)内に上述したダイヤル番号処理装置を設けることにより、図12や図13の場合に必要であるルーチング処理が不要であるという利点がある。また、図12や図13のように、ダイヤル番号処理装置を外部システムとして構成する場合、既存の装置に対する改変は最小限度で済むので、ダイヤル番号処理装置を導入しやすいという利点がある。
以上のように、上述したダイヤル番号処理装置を電話通信網のどこかに配置すれば、誤ったダイヤル番号が入力された場合に、それを正しい番号に置き換えて再接続処理を行うことができる。
(接続先ダイヤル番号の候補の提示)
上述した第2実施形態および第3実施形態において、データベースを検索した結果、接続先ダイヤル番号の候補(正しいダイヤル番号の候補)が抽出された場合に、その候補に関する情報を発信元の移動電話端末宛てに送信し、その端末のユーザに提示するようにしてもよい。その提示の方法として、例えば、周知のSMSによるメッセージ(以下、SMSメッセージと記す)を利用する方法が考えられる。すなわち、移動電話端末がSMSメッセージを受信する機能を有していれば、SMSメッセージを作成し、その移動電話端末宛てに送信すればよい。
発信元の移動電話端末の電話番号は発信呼信号に含まれているため、SMSメッセージを、その移動電話端末宛てに送信することができる。
このSMSメッセージを送信する場合の処理例について、図14を参照して説明する。ここでは、一例として、ダイヤル番号処理装置が第2実施形態のダイヤル番号処理装置101bである場合の処理について説明する。
図14において、ローミングインユーザが移動電話端末10を用いて発信を行うと(ステップS1)、発信呼信号がダイヤル番号処理装置101bに入力される。ダイヤル番号処理装置101bは、ダイヤル番号分析など、上述した接続判定処理を行う(ステップS2)。その結果、例えば、接続先ダイヤル番号の候補が複数抽出されると、その旨を示す音声ガイダンスメッセージがダイヤル番号処理装置101bから移動電話端末10に向けて送信される(ステップS3)。音声ガイダンスメッセージは、例えば、“接続できませんでした。候補番号をSMSにて通知します。”等、SMSメッセージを送信する旨の内容とすればよい。
その後、ダイヤル番号処理装置101bにおいてSMSメッセージを作成し(ステップS4)、ダイヤル番号処理装置101bはSMSサーバ20へメッセージ送信指示を行う(ステップS5)。メッセージ送信指示を受信したSMSサーバ20は、移動電話端末10宛てにSMSメッセージを送信する(ステップS6)。
以上の処理によって、送信されたSMSメッセージによって、接続先ダイヤル番号の候補をユーザに提示することができる。このため、提示された接続先ダイヤル番号の候補をユーザが確認し、ユーザ自身の意思によって適切な接続先ダイヤル番号を選択することができる。
(SMSメッセージの例)
図14を参照して説明した、SMSメッセージの例について、図15を参照して説明する。図15は、SMSメッセージを移動電話端末の画面に表示させた状態を示している。
図15を参照すると、本例のSMSメッセージには、ユーザが入力したダイヤル番号“Your dial Number”として“002810921998296”が記載されている。そして、本例では、接続先ダイヤル番号として3つの候補が記載されている。すなわち、図15中の破線で囲まれているように、“Japan”(日本)、“Taiwan”(台湾)、“Portugal”(ポルトガル)の3つの国名と共にダイヤル番号が提示される。なお、国名については、国コード(CC)に対応する国名を、図5を参照して説明した他国プレフィックス情報から抽出することができる。
さらに、周知のPhonetoの機能を利用してダイヤル番号を表示させておけば、ユーザが移動電話端末を操作してダイヤル番号部分を指定する操作を行うことにより、ユーザが指定したダイヤル番号の発信を容易に行うことができる。
なお、図15においては、“How to Call”として“http://…”のように、移動電話端末の操作方法を説明したWebべージのURLを提示している。このため、移動電話端末のユーザは、必要に応じてURLを指定すれば、そのWebページを参照し、操作方法を理解することができる。
接続先ダイヤル番号の候補がない場合についても、移動電話端末がSMSメッセージを受信する機能を有していれば、SMSメッセージを作成し、その移動電話端末宛てに送信してもよい。図16は、SMSメッセージを移動電話端末の画面に表示させた状態を示している。
図16を参照すると、本例のSMSメッセージには、ユーザが入力したダイヤル番号“Your dial Number”として“15880010”が記載されている。接続先ダイヤル番号の候補がないため、図15の場合とは異なり、接続先ダイヤル番号の候補は記載されていない。
さらに、図16においては、“How to Call”として“http://…”のように、移動電話端末の操作方法を説明したWebべージのURLを提示している。このため、移動電話端末のユーザは、必要に応じてURLを指定すれば、そのWebページを参照し、操作方法を理解することができる。
(サービスの提供要否の選択)
ローミングインユーザによっては、上述したダイヤル番号処理装置によるサービスの提供を望まない場合も考えられる。このため、上述したダイヤル番号処理装置によるサービスの提供要否を、ローミングインユーザが自らの意思で選択できるようにしてもよい。例えば、入国時にローミングインユーザ宛てに最初に送信する、“Welcome SMS”に、上述したダイヤル番号処理装置によるサービスに関する案内を記載しておき、サービスの提供要否を選択できるようにしてもよい。
(音声ガイダンスメッセージ)
接続できない旨の音声ガイダンスメッセージについては、各国や各地域の言語に応じたバージョンを用意しておき、適切な言語による音声ガイダンスメッセージを送信するようにしてもよい。上述したように、IMSIに含まれているMCCによって国情報を取得することができるので、取得した国情報に応じて適切な言語による音声ガイダンスメッセージを選択し、それをRIユーザの電話端末宛てに送出してもよい。例えば、英語ダイガンスメッセージの場合、“The international prefix number is incorrect. Please add “+(plus)” at the front and dial again.”という音声ガイダンスメッセージを選択し、それをRIユーザの電話端末宛てに送出してもよい。
(電話帳に関する応用例)
上述したダイヤル番号の誤りは、移動電話端末の電話帳に登録されている情報を利用して発信することに起因する場合が多いと考えられる。すなわち、ローミングインユーザは、他国に滞在しているにもかかわらず、自国に居る場合と同じ感覚で移動電話端末を操作すると考えられる。そのため、移動電話端末の電話帳に登録されている情報を指定して発信し、その結果として誤ったダイヤル番号が発信される場合が多いと考えられる。
このような場合に鑑みて、電話帳に登録されている情報を指定して発信された場合には、そのことを示すフラグや識別子を発信呼信号に付加しておく、という応用例が考えられる。このフラグや識別子を発信呼信号に付加しておくことにより、電話帳に登録されている情報を指定して発信されたことをダイヤル番号処理装置において検出することができる。このようにすれば、IACやCCが付加されていない可能性が高いことをダイヤル番号処理装置において認識できるため、正しいダイヤル番号への置き換えを容易に行うことができる。
(ダイヤル番号処理方法)
上述したダイヤル番号処理装置においては、以下のようなダイヤル番号処理方法が実現されている。すなわち、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図1中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図3中のステップS107a、S108aに対応)と、を含むダイヤル番号処理方法が実現されている。上述した第1実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
上記ダイヤル番号処理方法において、さらに、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図8中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図8中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図9中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図9中のステップS202〜S204に対応)と、を行い、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしてもよい。上述した第3実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、正しいダイヤル番号への置き換えができなかった場合でも、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
また、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図4中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図4中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図7中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図7中のステップS202〜S204に対応)と、を含み、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたダイヤル番号処理方法が実現されている。上述した第2実施形態において実現されている方法であり、この方法によれば、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
(ダイヤル番号処理プログラム)
上述したダイヤル番号処理装置においては、以下のようなダイヤル番号処理プログラムが用いられている。すなわち、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図1中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図3中のステップS107aおよびS108aに対応)と、を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラムが用いられている。上述した第1実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。
また、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図4中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図4中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図7中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図7中のステップS202〜S204に対応)と、を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラムが用いられている。上述した第2実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
さらに、電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、コンピュータに、国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップ(例えば、図8中の記憶部11に記憶する処理に対応)と、前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップ(例えば、図9中のステップS107およびS108に対応)と、各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップ(例えば、図8中の記憶部21に記憶する処理に対応)と、前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップ(例えば、図8中の国情報取得部22が行う処理に対応)と、前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップ(例えば、図9中のステップS201に対応)と、前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップ(例えば、図9中のステップS202〜S204に対応)と、を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラムが用いられている。上述した第3実施形態に対応するプログラムであり、このプログラムによれば、ローミングインユーザの発信において、誤ダイヤルと判断した場合に、正しいダイヤル番号に置き換え、呼接続を継続することができる。さらに、正しいダイヤル番号への置き換えができなかった場合でも、正しいダイヤル番号を発呼するかまたは検索結果を電話端末宛てに送信することができ、送信した検索結果を電話端末のユーザに提示する場合には、正しい番号への置き換えの可能性を高めることができる。
(まとめ)
ユーザがダイヤル番号を誤った場合、宛先不明の不完了呼として扱うことも考えられる。本発明においては、ネットワーク側にてダイヤル番号を補完又は修正するため、ユーザの負担を減らし、利便性を向上させることが可能である。
なお、以上は海外から日本に入国したユーザがローミングサービスを利用する場合について説明したが、その場合に限らず、ある国や地域から、他の国や地域に移動したユーザがローミングサービスを利用する場合についても同様に、本発明を適用できることは明らかである。
10 移動電話端末
11、21 記憶部
12 番号置換部
20 SMSサーバ
22 国情報取得部
23 検索部
24 番号送信部
101a、101b、101c ダイヤル番号処理装置

Claims (10)

  1. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理装置であって、
    国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて記憶する第1の記憶部と、
    前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える番号置換部と、
    を含むことを特徴とするダイヤル番号処理装置。
  2. 請求項1において、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を記憶する第2の記憶部と、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する国情報取得部と、
    前記国情報取得部が取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する番号送信部と、
    をさらに含み、前記番号送信部によって送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とするダイヤル番号処理装置。
  3. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理装置であって、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を記憶する第2の記憶部と、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する国情報取得部と、
    前記国情報取得部が取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する番号送信部と、
    を含み、前記番号送信部によって送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とするダイヤル番号処理装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    前記検索部による検索の結果、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているものが複数ある場合に、前記番号送信部は、それら複数の番号を前記電話端末宛てに送信して前記ユーザに提示し、該ユーザに1つの番号を選択させるようにしたことを特徴とするダイヤル番号処理装置。
  5. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、
    国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップと、
    前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップと、
    を含むことを特徴とするダイヤル番号処理方法。
  6. 請求項5に記載のダイヤル番号処理方法において、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップと、
    前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップと、
    前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップと、
    をさらに含み、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とするダイヤル番号処理方法。
  7. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理方法であって、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップと、
    前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップと、
    前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップと、
    を含み、前記第6のステップにおいて送信した前記検索結果を前記電話端末のユーザに提示するようにしたことを特徴とするダイヤル番号処理方法。
  8. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップと、
    前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップと、
    を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラム。
  9. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップと、
    前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップと、
    前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップと、
    を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラム。
  10. 電話端末から入力されたダイヤル番号について処理を行うダイヤル番号処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    国際電話識別番号として誤って入力される可能性のある番号とその番号に対する正しい番号とを対応付けて第1の記憶部に記憶する第1のステップと、
    前記電話端末から入力されたダイヤル番号の先頭複数桁が、前記第1の記憶部に記憶されている番号と一致した場合、該入力されたダイヤル番号を前記正しい番号に置き換える第2のステップと、
    各国の国コード、および、市外局番と、各国の市外局番の桁数と加入者番号の桁数とを足し合わせた合計桁数と、を第2の記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記電話端末のユーザに対応する国を示す国情報を取得する第4のステップと、
    前記第4のステップにおいて取得した国情報に基づき前記第2の記憶部から抽出される前記合計桁数を、前記入力されたダイヤル番号の下桁から抽出し、抽出した合計桁数の上位数桁が、前記第2の記憶部に記憶されている市外局番と一致しているか検索する第5のステップと、
    前記第5のステップによる検索結果に基づいて、ダイヤル番号を発呼するかまたは該検索結果を前記電話端末宛てに送信する第6のステップと、
    を実行させることを特徴とするダイヤル番号処理プログラム。
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