JP2013236206A - 経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラム - Google Patents

経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光ネットワーク上の経路を適切に探索できるようにする。
【解決手段】始点ノードから終点ノードへ至る経路をネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、探索により得た経路において非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラムに関する。
近年、光ネットワーク分野では、光信号のまま波長単位で光信号の分岐挿入や経路切り替えを行なう光分岐挿入装置(Optical Add-Drop Multiplexer(OADM))や波長クロスコネクト(Wavelength Cross Connect(WXC))装置などが用いられている。
これらのような光装置により、リング間の相互接続、メッシュ接続などといった複雑なトポロジを有するネットワークの構築が可能となり、ネットワーク規模の拡大化が進んでいる。
ネットワーク規模の拡大化が進むことで、ノード間における経路探索方法がますます重要となっている。
なお、ネットワークにおいて、複数の配信サーバのそれぞれに仮想リンクを介してアクセスする仮ノードからクライアント側ルータへの方向の個別リンク負荷状態を用いて、配信サーバおよび配信経路の組を決定する方法が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2007−184969号公報
図1(A)〜図1(C)は、経路探索方法の一例を説明するための図である。図1(A)〜図1(C)の例では、ネットワーク上で始点ノード「A」から終点ノード「Z」へ至る最短経路を探索する場合について説明する。
まず、図1(A)に例示するように、経路探索装置(図示省略)が、始点ノード「A」から隣接ノード「B」へ至るリンクと始点ノード「A」から隣接ノード「C」へ至るリンクとについて、コストを計算する。ここでは、始点ノード「A」から隣接ノード「B」へ至るリンクのコストが「3」、始点ノード「A」から隣接ノード「C」へ至るリンクのコストが「1」となっている。
また、経路探索装置は、例えば、始点ノード「A」から任意のノード「P」までのリンクコストの総和を表すd(P)と、任意のノード「P」の直前のノードを表すPre(P)とを管理する。
図1(A)に示す例では、「d(A)=0,Pre(A)=N/A(該当なし)」、「d(B)=3,Pre(B)=A」、「d(C)=1,Pre(C)=A」、「d(Z)=∞,Pre(Z)=N/A」である。
次に、図1(B)に例示するように、経路探索装置は、ノード「B」の直前のノードPre(B)を、「A」から「C」に更新し、ノード「C」からノード「B」へ至るリンクについて、コストを計算する。図1(B)に示す例では、ノード「C」からノード「B」へ至るリンクのコストが「1」であるため、d(B)が「3」から「2」に更新される。
そして、図1(C)に例示するように、上記更新されたd(B)と、ノード「B」と終点ノード「Z」との間のリンクのコスト「1」とに基づいて、d(Z)が「3」に更新され、Pre(Z)がBに更新される。
このようにして、始点ノード「A」から終点ノード「Z」へ至る経路(図1(C)の破線矢印を参照)が探索される。
経路探索装置は、リンクコストの総和が最小となる上記の経路(即ち、「A」→「C」→「B」→「Z」と辿る経路)を、始点ノード「A」から終点ノード「Z」へ至る最短経路として決定する。
なお、経路探索問題を解くための従来のアルゴリズムの一例として、ダイクストラ法がある。ダイクストラ法のアルゴリズムについては、図2に例示する通りである。
ところで、WXC装置を導入したノード(以下、単にハブノードともいう)においては、3以上の方路からの光信号を電気信号に変換することなく光信号のまま経路切り替えすることができる。
しかしながら、ハブノード内に搭載される光デバイスの動作上の制約や、ポート間のコネクション数の制限などのネットワーク運用方針上の制約により、ハブノードに接続された方路間の接続性が制限される場合がある。
具体的には例えば、図3に例示するように、ハブノード「B」において、ノード「A」からハブノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からハブノード「B」を介してノード「A」へ至る方路が許可される一方、ノード「C」からハブノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からハブノード「B」を介してノード「C」へ至る方路が許可されないことがある。
このように、接続性に制限のあるノードを非対称ノードとも称する。
ネットワークに非対称ノード(例えば、ノード「B」)が存在する場合、図4(A)〜図4(C)に例示するように、図1(A)〜図1(C)に例示した方法や従来のダイクストラ法と同様にして最短経路探索を行なうと、光信号を伝送できない経路(図4(C)の破線矢印を参照)が最短経路として決定される可能性がある。
そこで、本発明は、ネットワーク上の経路を適切に探索できるようにすることを目的の1つとする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)第1の案として、例えば、接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索装置であって、前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報,各リンクのコストを示すコスト情報及び前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報を記憶する記憶部と、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記トポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記コスト情報に基づいて決定する処理部とをそなえた、経路探索装置を用いることができる。
(2)また、第2の案として、例えば、接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索方法であって、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、経路探索方法を用いることができる。
(3)さらに、第3の案として、例えば、接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、処理をコンピュータに実行させる経路探索プログラムを用いることができる。
ネットワーク上の経路を適切に探索することが可能となる。
(A)〜(C)は経路探索方法の一例を示す図である。 ダイクストラ法のアルゴリズムの一例を示す図である。 非対称ノードの一例について示す図である。 (A)〜(C)は経路探索方法の一例を示す図である。 一実施形態に係る光ネットワークの構成の一例を示す図である。 図5に示す経路探索装置の構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る経路探索方法の一例を示す図である。 (A)〜(D)は一実施形態に係る経路探索方法の一例を示す図である。 (A)は双方向伝送可能な経路の一例を示す図であり、(B)は双方向伝送不可能な経路の一例を示す図である。 第1変形例に係る経路探索方法の一例を示す図である。 経路探索装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態及び変形例は、あくまでも例示に過ぎず、以下に示す実施形態及び変形例で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、以下に示す実施形態及び変形例を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施してもよい。
〔1〕一実施形態について
(1.1)ネットワークの構成の一例
図5は一実施形態に係るネットワークの構成の一例を示す図である。
この図5に示すネットワーク1は、例示的に、経路探索装置2と、伝送装置(ノード)3−1〜3−4とをそなえている。なお、以下では、ノード3−1,3−2,3−3,3−4のことを、それぞれ、ノード「A」,ノード「B」,ノード「C」,ノード「Z」ということがあり、また、各ノード3−1〜3−4を区別しない場合は単にノード3ということがある。さらに、図1に示すノード数及び接続形態(ネットワーク・トポロジ)はあくまで例示であり、図1に示す例に限定されない。
図5に示すネットワーク1において、ノード「A」は、ノード「B」及びノード「C」と接続されており、ノード「B」は、ノード「C」及びノード「Z」と接続されている。即ち、ノード「A」は、ノード「B」及びノード「C」と隣接しており、ノード「B」は、ノード「A」,ノード「C」及びノード「Z」と隣接している。
ここで、ノード「B」は、ノード「A」からノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からノード「B」を介してノード「A」へ至る方路を許可する一方、ノード「C」からノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からノード「B」を介してノード「C」へ至る方路を許可しない、接続可能な方路が制限される非対称ノードとして構成されている。なお、「接続可能な方路が制限される」とは、単にポート間(方路)を信号伝送路などで接続できないという意味を含むほか、ポート間を信号伝送路などで接続できたとしても当該ポート間において信号を伝送できない(信号が伝送されない)ことを意味する。なお、図5に例示するネットワーク1は、あるネットワークの一部を切り出したものであってもよく、この場合、ノード「C」からノード「B」を経由してその他のノードへ至る経路が存在し得る。
また、経路探索装置2は、任意の始点ノードから任意の終点ノードへ至る経路を探索する機能を具備している。当該機能を実施可能とすべく、経路探索装置2は、図6に示すように、例えば、経路探索部21と、記憶部22とをそなえる。
記憶部22は、ネットワーク1に関する各種の情報を記憶している。記憶部22が記憶している情報には、例えば、ネットワーク1におけるノード3間の接続関係を示すトポロジ情報,各リンクのコストを示すコスト情報及び非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報などが含まれる。具体的には例えば、トポロジ情報には、各ノード3がどのノード3と接続されているかについての情報が含まれ、コスト情報には、各リンクの距離や通信容量などのコストに関する情報が含まれ、非対称ノード情報には、非対称ノードにおける接続性の制限に関する情報などが含まれる。
なお、記憶部22で記憶する情報は、例えば、ネットワーク管理者やユーザなどから記憶部22に入力されてもよい。あるいは、経路探索装置2が、各ノード3から各種情報を収集し、収集した情報に基づいて記憶部22で記憶する情報を生成してもよい。
また、記憶部22で記憶する情報は、ネットワーク1のトポロジの変更などに応じて、適宜更新されてもよい。この場合、記憶部22で記憶する情報は、ネットワーク管理者やユーザなどによって更新されてもよい。あるいは、経路探索装置2が、各ノード3から収集した各種情報を用いて更新してもよい。
経路探索部21は、記憶部22で記憶する情報に基づいて、任意の始点ノードから任意の終点ノードへ至る経路を探索する。
具体的には例えば、経路探索部21は、始点ノードから終点ノードへ至る経路を上記トポロジ情報に基づいて探索し、探索により得た経路において非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを上記非対称ノード情報に基づいて判定し、信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を上記コスト情報に基づいて決定する。
即ち、経路探索部21は、始点ノードから前記終点ノードへ至る経路をトポロジ情報に基づいて探索し、探索により得た経路において非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを非対称ノード情報に基づいて判定し、信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路をコスト情報に基づいて決定する処理部の一例として機能する。
以下では、本例の経路探索方法の一例について、説明する。
(1.2)経路探索方法の一例
図7に例示するように、まず、経路探索部21は、経路探索処理が開始されると(ステップS10)、ネットワーク1上の複数のノード3から始点ノード及び終点ノードを決定(設定)する(ステップS11)。ここでは、ノード「A」が始点ノードに決定されるとともに、ノード「Z」が終点ノードに決定されるものとする。
また、経路探索部21は、ネットワーク1内の各リンクeについて、始点ノードから当該リンクへ至るリンクコストの総和を表すd(e)の値を無限大にするとともに、リンクeへ至る経路上の直前リンクを表すPre(e)をN/A(該当なし)とする(ステップS12)。
さらに、経路探索部21は、始点ノードから発する各リンクeについて、dの値を当該リンクコストとする(ステップS13)。即ち、d(e)=cost(e)とする。なお、当該リンクコストcost(e)は、経路探索部21によって記憶部22から読み出されることにより設定される。
次に、経路探索部21は、全リンクを未処理リンクとする(ステップS14)。
そして、経路探索部21は、未処理リンクのうち、dが最小のリンクをuとする(ステップS15)。
ここで、経路探索部21は、d(u)=∞であるか否かを判定する(ステップS16)。
d(u)=∞である場合(ステップS16のYesルート)、経路探索部21は、始点ノードから終点ノードへ至る経路がないと決定して(ステップS17)、処理を終了する(ステップS18)。
一方、d(u)=∞でない場合(ステップS16のNoルート)、経路探索部21は、リンクuの接続先ノードが終点ノードであるか否かを判定する(ステップS19)。
リンクuの接続先ノードが終点ノードであると判定した場合(ステップS19のYesルート)、経路探索部21は、リンクuから順にPreリンクを辿って経路を決定し(ステップS20)、処理を終了する(ステップS18)。
一方、リンクuの接続先ノードが終点ノードでないと判定した場合(ステップS19のNoルート)、経路探索部21は、リンクuを処理済みとし(ステップS21)、リンクuの接続先ノードから発し、リンクuと接続可能な各未処理リンクvに対し、d(u)+cost(v)の値がd(v)よりも小さいか否かを判定する(ステップS22)。
即ち、経路探索部21は、接続を許可できない方路を含む経路を省いて始点ノードと終点ノードとの間の経路を調査している。
ここで、d(u)+cost(v)の値がd(v)よりも小さい場合(ステップS22のYesルート)、経路探索部21は、d(v)=d(u)+cost(v)、Pre(v)=uとする(ステップS23)。
一方、d(u)+cost(v)の値がd(v)以上である場合(ステップS22のNoルート)、経路探索部21は、ステップS23の処理を省略(スキップ)する。
なお、上記ステップS22及びS23の各処理は、リンクuの接続先ノードから発し、リンクuと接続可能な各未処理リンクvについて、それぞれ実施される。
図7に例示した本例の経路探索方法の具体例について、図8(A)〜図8(D)を用いて説明する。
まず、図8(A)に例示するように、始点ノード「A」から発する各リンクlAB及びlACについて、d(lAB)=3、d(lAC)=1と決まる。
次に、図8(B)に例示するように、最初のリンクuとして、ノード「A」からノード「C」へのリンクlACが選択され、リンクlACと接続可能な未処理リンクlCBについて、d(lCB)=2、Pre(lCB)=lACと決まる。
そして、図8(C)に例示するように、リンクuとしてlCBが選択されるが、例えば、非対称ノード「B」は、ノード「A」からノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からノード「B」を介してノード「A」へ至る方路が許可される一方、ノード「C」からノード「B」を介してノード「Z」へ至る方路、並びに、ノード「Z」からノード「B」を介してノード「C」へ至る方路が許可されないという、方路制限が課されている非対称ノードであり、lCBとlBZとの間の接続が許可されていないため、d(lBZ)は更新されない。
次に、図8(D)に例示するように、リンクuとしてlBZが選択され、接続先ノードが終点ノード「Z」であるため、経路探索部21は、処理を終了する。ここで出力される経路は、Pre(lBZ)=lABと辿ることによって決定される。即ち、ノード「A」→ノード「B」→ノード「Z」と決まる。
以上のように、本例によれば、非対称ノードを含むネットワーク1においても、始点ノードと終点ノードとを接続する経路を適切に探索することが可能となる。
〔2〕変形例について
また、上述した経路探索方法により得た経路が、図9(A)または図9(B)に破線矢印で示す経路を含む場合がある。
ネットワーク1において、始点ノード「A」から終点ノード「Z」へ至る経路を設定する場合、光信号の双方向性を確保すべく、始点ノード「A」から終点ノード「Z」へ当該経路を介して光信号を送信可能であるとともに、終点ノード「Z」から始点ノード「A」へ当該経路を介して光信号を送受信可能であることが望ましい。
図9(A)に破線矢印で示す経路は、始点ノード「A」から、ノード3−5,ノード3−6,ノード3−7,ノード3−5を順に介して、終点ノード「Z」へ至る経路である。当該経路は、ノード3−5を2回通過するものの、各ノード3間の経路を最大でも1回通過する経路(Trail)であり、始点ノード「A」と終点ノード「Z」との間で光信号の双方向性が確保されている。
一方、図9(B)に破線矢印で示す経路は、始点ノード「A」から、ノード3−8,ノード3−9,ノード3−10,ノード3−11,ノード3−9,ノード3−8を順に介して、終点ノード「Z」へ至る経路である。当該経路は、ノード3−8とノード3−9との間の部分経路を2回通過しているため、始点ノード「A」と終点ノード「Z」との間で光信号の双方向性が確保されていない。
つまり、ノード3−8からノード3−9へ至る部分経路とノード3−9からノード3−8へ至る部分経路とは異なるリンクであると区別されるため、当該経路がTrailである点では、図9(A)に破線矢印で示す経路と共通の特徴を有している。しかしながら、始点ノード「A」から、ノード3−8,ノード3−9,ノード3−10,ノード3−11,ノード3−9,ノード3−8を順に介して、終点ノード「Z」へ至る経路において、ノード3−8からノード3−9へ至る部分経路とノード3−9からノード3−8へ至る部分経路とを使用しているため、当該経路を介して光信号を伝送するとともに、終点ノード「Z」から、ノード3−8,ノード3−9,ノード3−11,ノード3−10,ノード3−9,ノード3−8を順に介して、始点ノード「A」へ至る経路を介して光信号を伝送した場合、ノード3−8とノード3−9との間で各光信号を区別できず、図9(B)に破線矢印で示す経路では、双方向性が確保されないこととなる。
そこで、本例では、図9(B)に例示したように、ノード3−8とノード3−9との間の部分経路のように、ノード間を往復するリンク対を含むような経路を除外して経路探索する方法を提案する。
具体的には例えば、図10に示すように、まず、経路探索部21は、経路探索処理が開始されると(ステップS30)、図7に例示した方法による経路探索処理を実施する(ステップS31)。
ここで、経路探索部21は、最短経路が決定されたかどうかを判定し(ステップS32)、最短経路が決定されない場合は(ステップS32のNoルート)、始点ノードと終点ノードとを接続する最短経路がないとして処理を終了する(ステップS37)。
一方、最短経路が決定された場合は(ステップS32のYesルート)、経路探索部21は、当該経路が、図9(B)に例示したような、ノード間のリンク対を含むか否かを判定する(ステップS33)。
ここで、ステップS31で決定された経路が上記リンク対を含まない場合(ステップS33のNoルート)、経路探索部21は、ステップS31で決定された経路を、始点ノードと終点ノードとを接続する最短経路として出力して処理を終了する(ステップS36)。
一方、ステップS31で決定された経路が上記リンク対を含んでいる場合(ステップS33のYesルート)、経路探索部21は、当該経路が集合Lに含まれないリンク対を含むか否かを判定する(ステップS34)。なお、集合Lの初期値は、空集合である。
従って、1回目のステップS34の処理では、ステップS31で決定された経路が集合Lに含まれないリンク対を含むと判定される(ステップS34のYesルート)。
この場合、経路探索部21は、当該リンク対のリンクコストを変更し、コスト変更後のリンク対を上記の集合Lに追加して(ステップS35)、処理を上記ステップS31へ移行させる。
ここで、上記リンク対のリンクコストをどのように変更するかについては、例えば、2回目移行のステップS31の処理において、当該リンク対を含む経路が最短経路として探索されないような値に変更するのが望ましい。具体的には例えば、上記リンク対のリンクコストを他のリンクコストに比して十分大きい値に変更すればよい。より確実な方法としては、例えば、上記リンク対のリンクコストを、ネットワーク上に存在する全てのリンクのコストの総和に変更すればよい。これにより、当該リンク対を含む経路におけるリンクコストの総和は、他の経路におけるリンクコストの総和よりも必ず大きくなるため、リンク対を含む経路が最短経路として決定されることがなくなる。
これに対し、ステップS31で決定された経路が集合Lに含まれるリンク対を含むと判定した場合(ステップS34のNoルート)、経路探索部21は、ステップS31で探索された各経路がいずれも図9(B)に例示したようなリンク対を含んでいると判断し、始点ノードと終点ノードとを接続する最短経路がないとして処理を終了する(ステップS37)。
以上のように、本例によれば、光信号の双方向性を確保できないような経路を、最短経路探索結果から除外することができるので、ネットワーク上の最短経路をより適切に探索することが可能となる。
また、上記経路探索方法を用いない場合、網羅的に経路を探索することとなり、本例に比して計算量が増大する。本例ではコストの小さい順に限られた組み合わせを調査するためである。
〔3〕ハードウェア構成の一例について
ここで、図11に経路探索装置2のハードウェア構成の一例を示す。
この図11に示すように、経路探索装置2は、例示的に、プロセッサ23と、記憶部24と、入出力インタフェース(IF)部25とをそなえる。
プロセッサ23は、データを処理する装置であり、例えば、Central Processing Unit(CPU)やDigital Signal Processor(DSP)等を含む。
また、記憶部24は、データを記憶する装置であり、例えば、Read Only Memory(ROM)やRandom Access Memory(RAM)、ハードディスクドライブやSolid State Drive(SSD)等を含む。
さらに、入出力IF部25は、入出力を行なう装置であり、例えば、操作ボタンやマイクや記録媒体を読み取り可能なドライブ、ディスプレイやスピーカ等を含む。
なお、図6に例示する経路探索装置2の各構成と図11に例示する経路探索装置2の各構成との対応関係は、例えば次の通りである。
経路探索部21は、例えば、プロセッサ23,記憶部24及び入出力IF部25に対応し、記憶部22は、例えば、記憶部24に対応する。
なお、上述した経路探索装置2としての機能は、プロセッサ23が所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、経路探索装置2に搭載されたコンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のプログラムを実行することによって実現されてもよい。
即ち、上記プログラムは、接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、処理をコンピュータに実行させる経路探索プログラムの一例である。
上記プログラムは、例えば、フレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RWなどを含むCD,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなどを含むDVD等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供されうる。この場合、プロセッサ23、入出力IF部25を介して、その記録媒体から上記プログラムを読み取って記憶部24に転送し格納して用いることができる。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。なお、記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータ読み取り可能な種々の媒体を利用することもできる。
〔4〕その他
なお、上述した実施形態及び変形例における経路探索装置2の各構成及び各機能は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせて用いてもよい。即ち、本発明の機能を発揮できるように、上記の各構成及び各機能を取捨選択したり、適宜組み合わせて用いたりしてもよい。
例えば、上述した実施形態及び変形例では、ネットワーク1が光ネットワークである例を用いて本例に係る経路探索方法を説明したが、ネットワーク管理者の運用方針上の制約により他の通信方式のネットワークにおいても非対称ノードは存在し得る。このため、上述した実施形態及び変形例により説明した経路探索方法を、無線通信システムなどの他の通信方式のネットワークに適用してもよく、無線通信システムなどの他の通信方式のネットワーク上の任意のノード間の最短経路を適切に探索することが可能となる。
以上の実施形態及び変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔5〕付記
(付記1)
接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索装置であって、
前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報,各リンクのコストを示すコスト情報及び前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報を記憶する記憶部と、
前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記トポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記コスト情報に基づいて決定する処理部と、をそなえた、
ことを特徴とする、経路探索装置。
(付記2)
前記処理部は、
前記探索により得た前記経路に含まれる前記非対称ノードの前後の各リンクに関する情報と前記非対称ノード情報とに基づいて、前記探索により得た前記経路において前記信号を伝送できるか否かを判定する、
ことを特徴とする、付記1記載の経路探索装置。
(付記3)
前記処理部は、
前記決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、
前記決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を変更し、
前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記変更後のコスト情報に基づいて決定する、
ことを特徴とする、付記1または2に記載の経路探索装置。
(付記4)
前記処理部は、
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むか否かを判定し、
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路がないと決定する、
ことを特徴とする、付記3記載の経路探索装置。
(付記5)
前記処理部は、
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を再変更し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記再変更後のコスト情報に基づいて決定する処理を繰り返し行なう、
ことを特徴とする、付記3または4に記載の経路探索装置。
(付記6)
前記変更は、変更前のコストを、前記ネットワーク上に存在する全てのリンクのコストの総和に変更することにより行なわれる、
ことを特徴とする、付記3〜5のいずれか1項に記載の経路探索装置。
(付記7)
接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索方法であって、
前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、
前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、
前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、
ことを特徴とする、経路探索方法。
(付記8)
前記探索により得た前記経路に含まれる前記非対称ノードの前後の各リンクに関する情報と前記非対称ノード情報とに基づいて、前記探索により得た前記経路において前記信号を伝送できるか否かを判定する、
ことを特徴とする、付記7記載の経路探索方法。
(付記9)
前記決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、
前記決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を変更し、
前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記変更後のコスト情報に基づいて決定する、
ことを特徴とする、付記7または8に記載の経路探索方法。
(付記10)
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むか否かを判定し、
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路がないと決定する、
ことを特徴とする、付記9記載の経路探索方法。
(付記11)
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を再変更し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記再変更後のコスト情報に基づいて決定する処理を繰り返し行なう、
ことを特徴とする、付記9または10に記載の経路探索方法。
(付記12)
前記変更は、変更前のコストを、前記ネットワーク上に存在する全てのリンクのコストの総和に変更することにより行なわれる、
ことを特徴とする、付記9〜11のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記13)
接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、
前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、
前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、
処理をコンピュータに実行させる経路探索プログラム。
(付記14)
前記探索により得た前記経路に含まれる前記非対称ノードの前後の各リンクに関する情報と前記非対称ノード情報とに基づいて、前記探索により得た前記経路において前記信号を伝送できるか否かを判定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記13記載の経路探索プログラム。
(付記15)
前記決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、
前記決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記コスト情報を変更し、
前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記変更後のコスト情報に基づいて決定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記13または14に記載の経路探索プログラム。
(付記16)
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むか否かを判定し、
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路がないと決定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記15記載の経路探索プログラム。
(付記17)
前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記コスト情報を再変更し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記再変更後のコスト情報に基づいて決定する処理を繰り返し行なう、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記15または16に記載の経路探索プログラム。
(付記18)
前記変更は、変更前のコストを、前記ネットワーク上に存在する全てのリンクのコストの総和に変更することにより行なわれる、
ことを特徴とする、付記15〜17のいずれか1項に記載の経路探索プログラム。
(付記19)
付記15〜付記18のいずれか1項に記載の経路探索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
1 ネットワーク
2 経路探索装置
3−1〜3−11 ノード
21 経路探索部
22 記憶部
23 プロセッサ
24 記憶部
25 入出力IF部

Claims (8)

  1. 接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索装置であって、
    前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報,各リンクのコストを示すコスト情報及び前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報を記憶する記憶部と、
    前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記トポロジ情報に基づいて探索し、前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノード情報に基づいて判定し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記コスト情報に基づいて決定する処理部と、をそなえた、
    ことを特徴とする、経路探索装置。
  2. 前記処理部は、
    前記探索により得た前記経路に含まれる前記非対称ノードの前後の各リンクに関する情報と前記非対称ノード情報とに基づいて、前記探索により得た前記経路において前記信号を伝送できるか否かを判定する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の経路探索装置。
  3. 前記処理部は、
    前記決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、
    前記決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を変更し、
    前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記変更後のコスト情報に基づいて決定する、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の経路探索装置。
  4. 前記処理部は、
    前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むか否かを判定し、
    前記変更後のコスト情報に基づいて決定した前記経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路がないと決定する、
    ことを特徴とする、請求項3記載の経路探索装置。
  5. 前記処理部は、
    前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路がノード間を往復するリンク対を含むか否かを判定し、前記変更後のコスト情報に基づいて決定した経路が前記リンク対を含むと判定した場合は、前記リンク対のコストを増加させることにより前記記憶部が記憶している前記コスト情報を再変更し、前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を前記再変更後のコスト情報に基づいて決定する処理を繰り返し行なう、
    ことを特徴とする、請求項3または4に記載の経路探索装置。
  6. 前記変更は、変更前のコストを、前記ネットワーク上に存在する全てのリンクのコストの総和に変更することにより行なわれる、
    ことを特徴とする、請求項3〜5のいずれか1項に記載の経路探索装置。
  7. 接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を探索する経路探索方法であって、
    前記始点ノードから前記終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、
    前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、
    前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、
    ことを特徴とする、経路探索方法。
  8. 接続可能な方路が制限される非対称ノードを含む複数のノードがリンクで接続されたネットワーク上で始点ノードから終点ノードへ至る経路を前記ネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報に基づいて探索し、
    前記探索により得た前記経路において前記非対称ノードの方路制限によっても信号を伝送できるか否かを前記非対称ノードの方路制限に関する非対称ノード情報に基づいて判定し、
    前記信号を伝送できると判定した経路のうちリンクのコストの総和が最小となる経路を各リンクのコストを示すコスト情報に基づいて決定する、
    処理をコンピュータに実行させる経路探索プログラム。
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