JP2013236041A - 熱放射特性の良いグラファイトシート - Google Patents
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Abstract
【課題】グラファイトシートの熱放射率を高くして、熱放射特性を向上させたグラファイトシートを提供する。
【解決手段】グラファイトシート１の熱放射率を高めるために、熱放射率の高いシート３を貼ることにより、その目的は達せられる。熱放射特性の高いシートとは熱放射特性の良い窒化アルミニウムや炭化ケイ素、酸化アルミニウム（アルミナ）などの素材が混入されたシートであり、そのシートによりグラファイトシートの熱放射率の低さをカバーすることが出来る。グラファイトシートと熱放射性の高いシートとは接着剤２で一体化されているが、その接着剤２に熱放射特性の良い素材を混入することにより、更に熱放射率を高めることが出来る。
【選択図】図１
【解決手段】グラファイトシート１の熱放射率を高めるために、熱放射率の高いシート３を貼ることにより、その目的は達せられる。熱放射特性の高いシートとは熱放射特性の良い窒化アルミニウムや炭化ケイ素、酸化アルミニウム（アルミナ）などの素材が混入されたシートであり、そのシートによりグラファイトシートの熱放射率の低さをカバーすることが出来る。グラファイトシートと熱放射性の高いシートとは接着剤２で一体化されているが、その接着剤２に熱放射特性の良い素材を混入することにより、更に熱放射率を高めることが出来る。
【選択図】図１
Description
この発明は、グラファイトシートの熱放射率を高くし、熱放射特性を向上させたグラファイトシートに関するものである。
従来から、グラファイトシートは、面方向の熱伝導率が高いことから電子機器や熱機器に広く用いられている。然しながら、伝えられた熱を放出するための能力である熱放射率は比較的低く、そのため熱源の熱を放出する能力は充分なものとは言えなかった。
本発明は、グラファイトシートの熱放射率を高めることを目的とするものである。
このような目的を達成する本発明のシートは、グラファイトシートに熱放射特性の良いシートを貼り合わせて、両シートを一体化して熱放射率を高めようとしたものである。
請求項１のようにグラファイトシートと熱放射特性の良いシートを接着剤で一体化した構造にしたことにより、面方向の熱伝導率が良く、かつ熱放射特性の良いグラファイトシートの複合体が得られ、熱を放出する能力が向上した。
ちなみに、本発明の効果を試験するために、市販されているグラファイトシートに熱放射特性の良いシートを貼り合わせた試験結果では、熱放射率は０．７４から０．８１に上昇した。
ちなみに、本発明の効果を試験するために、市販されているグラファイトシートに熱放射特性の良いシートを貼り合わせた試験結果では、熱放射率は０．７４から０．８１に上昇した。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
グラファイトシート（１）に、貼り合わせる為の、熱放射率の高い窒化アルミニウムや炭化ケイ素、酸化アルミニウム（アルミナ）などの素材を、各種プラスチックに樹脂成型機によりに混入させた後、シート成型機によりシート（３）を造り、そのシートにアクリルなどの接着剤（２）を塗布する。その二つのシートを貼り合わせて固定する。本発明は、以上の様な構造である。
熱放射特性の良いシート（３）と、グラファイトシートを貼り合わせる為のアクリルなどの接着剤（２）は、グラファイトシートに塗布しても良い。
熱放射特性の良いシート（３）と、グラファイトシートを貼り合わせる為のアクリルなどの接着剤の中に、熱放射特性の高い窒化アルミニウムや炭化ケイ素、酸化アルミニウム（アルミナ）などの素材を混入することにより、接着剤の熱放射率も高まることにより、シート全体の熱放射特性をより一層高くすることが出来る。
１ グラファイトシート
２ 接着剤
３ 熱放射シート
２ 接着剤
３ 熱放射シート
Claims (2)
- グラファイトシートと熱放射特性の良いシートとを接着剤で一体化したことを特徴とするシート。
- グラファイトシートと熱放射特性の良いシートとを熱放射材を混入させた接着剤で一体化したことを特徴とするシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012115987A JP2013236041A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 熱放射特性の良いグラファイトシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012115987A JP2013236041A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 熱放射特性の良いグラファイトシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013236041A true JP2013236041A (ja) | 2013-11-21 |
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ID=49761900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2012115987A Pending JP2013236041A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 熱放射特性の良いグラファイトシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2013236041A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016130306A1 (en) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | Laird Technologies, Inc. | Mid-plates and electromagnetic interference (emi) board level shields with embedded and/or internal heat spreaders |
| WO2019176203A1 (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | リアクトル装置 |
-
2012
- 2012-05-02 JP JP2012115987A patent/JP2013236041A/ja active Pending
Cited By (4)
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| WO2019176203A1 (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | リアクトル装置 |
| JPWO2019176203A1 (ja) * | 2018-03-14 | 2021-03-11 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | リアクトル装置 |
| JP7117516B2 (ja) | 2018-03-14 | 2022-08-15 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | リアクトル装置 |
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